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2025年5月

2025年5月 9日 (金)

好きな一座【大蔵山(岳)】

伸び伸びと天を目指す山毛欅の広大な樹林帯、そして残雪期には圧雪で
灌木が雪に覆われ山頂から【三五郎山】 【菅名岳】への稜線漫歩は
白く輝く雄大な【飯豊連峰】の展望が楽しめるので過去に何度も何度も
歩いたお気に入りのルートです。
残雪期も終わり時期的には少々遅すぎた感あるもその取りつき【大蔵山】
相方が懇意にしている山友さんをお誘いして・・・

5月1日(木)☀
行先 【大蔵山(岳)】
同行 A田さん 相方 ジィ~ジ 計3名
行程 登山用🅿~旧登山口P~大蔵山(岳)登山口~五合目~大蔵山(岳)山頂
    ~休憩ポイント~大蔵山(岳)山頂~三合目~大蔵山(岳)登山口~
    三五郎林道~登山者用🅿
記事 快晴で爽やかさを覚えながらブナの樹林帯。歩き始めの杉林の中に切られた
    稲妻型登山道は少々ウザいけど。残雪は【三五郎山】手前付近から少々
    あるものの歩くには登山靴でも支障ナシと思われる。
Am 08:34 大蔵山・菅名岳登山者用🅿
10台穂の車が止まっています。

Am 08:46 旧登山口P
三十年ほど昔?は🚙がここまで入れた。
狭い丸太橋を渡り登り道に取りつきます。
九十九折れの急登、登り切ったところに山の神。
合掌拝礼して少し急登の路を登り切ると一旦林道に出ます。

Am 08:57 大蔵山(岳)登山口

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登山口

高度差数mなれど激急の登山口。お助けロープが設置されてます。
標識は2枚 一枚には【大蔵山】へ、もう一枚には【大蔵岳】登口と。
ここからはジグザグに少し地味な植林された杉林に覆われた登山道。
一合目までは地味に長く感じます。

Am 09:16 一合目
疲労感を覚えながら何とか一合目に辿り着きます。
二合目半ばころからは杉林がブナ林に変わり巨木のブナが林立。

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ブナの巨木

Am 09:56 四合目

Am 10:06 五合目

Am 10:18 六合目
此の先からは少し息が切れる急登の路が続きます。


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木漏れ日のブナ林

七合目 八合目 九合目・・地味に急登の路が続きます。
目前に山頂が迫っているのに思いのほか疲労感も覚えます。

Am 11:07-Am 11:09 大蔵山(岳)山頂

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大蔵山(864.2m.)

【大蔵岳】【大蔵山】 どちらでもいいけど・・・
山頂台地には時期的に既に残雪も見られません。
踏み固められた残雪は山頂手前と山頂から少し先へ下ったところに少々。

Am 11:20-Pm 00:11 休憩ポイント
山頂から少し下ってまた少し上り上げ最初のpeakでランチタイムとします。
更に20分足らずで【三五郎山】なれどこの日はここで終わりとします。
足元には時期の花イワウチワが其処彼処。

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イワウチワ

この先【三五郎山】 【菅名岳】ヘ向かう稜線は歩くに支障ない残雪道。
風も殆どなく柔らかな陽ざしが心地よい。

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白銀残る飯豊連峰

ゆっくり休んだので往路を戻る我らです。

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五泉市山の会の一坪小屋

圧雪状態の残雪。歩くには支障全くなし

Pm 00:19-Pm 00:23 大蔵山(岳)山頂
山頂標識に下げられた鐘を記念に鳴らして往路を下山です。

Pm 01:00 六合目
ブナ林には下草があんまり見られません。

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ミヤマシキミ

Pm 01:41 三合目
ブナの天搗くブナの大木が数多く見られます

Pm 02:21 大蔵山(岳)登山口

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登山口到着

下山は“三五郎林道”を利用して帰りの駄賃として木の芽(アケビの芽)採取。
一般的に木の芽=山椒の芽を意味しますが越後では木の芽=アケビの新芽。

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コンロンソウ

あまり目を惹く山の花は見られません。
囂々と流れる沢音を耳にしながら登山口へ戻ります。

Pm 02:57 大蔵山・菅名岳登山者用🅿

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登山口🅿

何とか無事に歩き通すことが出来たジィ~ジです。


名実共に爺になり体力・脚力がガタ落ちで特に膝が思うように曲げ伸ばしが
出来ず精々【弥彦山】 【多宝山】程度が今年に入っての長丁場だったけれど
漸くこの日は時間的にそれらを越えた一日になり、何とか歩き通せたことで
また改めて更に時間的にも体力的にもより負荷のかかる山座に挑戦しいと意欲も
湧き出た意味ある?一日になり満足感を味わえた好日に!!
もう暫く精一杯よりハードな山にも挑戦したい。

            ジィ~ジ  031-2025

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2025年5月 4日 (日)

年にもめげず【多宝山】連荘で【角田山】

1年に一度や二度は住まいする新潟市の最高峰【多宝山(633.8m.】
目指さねばなるまいと登山口目指して🚙を走らせます。

4月26日(土)☀
行先【多宝山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 石瀬神社登山口~石瀬峠~多宝山山頂 (往復)
記事 少し寒さも覚える風で掻かず。季節は移り花もミツバツツジはじめ初夏。
Am 10:07 石瀬神社登山口
少し藪っぽい登山道、ジグザグに進み傾斜のきつい階段を登ります。

Am 10:23-Am 10:24 石瀬峠

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石瀬峠案内標識
道標には【多宝山】2073m.【弥彦山】4233m.[弥彦神社]登口5259m.
更に【角田山】8612m.[五ヶ峠]5125m.[稲島登山口]10712m.
矢印では(弥彦山スカイライン)(岩室温泉口)等々詳細な数字が記されています。

ピンクの花弁が目を惹くミツバツツジや地にはには可愛いチゴユリ
そして大きな花弁を持ち芳香を放つタムシバなど・・

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途中で見られたッ花々の一部
山頂に近づくとまだカタクリや赤みを増したショウジョウバカマも頑張ってます。

途中でバッタリ顔見知りのY原先生とスライド。
聞けば【国上山】から【弥彦山】を越え、【角田山】への三山縦走とか。
凄い お元気。年老いて脚力落ちたジィ~ジには到底真似が出来ません。

やがて山頂にが近づくにつれ生き生きとした若葉が目を惹くブナ林が広がります。
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もう直ぐ山頂

青空にブナの若葉が爽やかさを醸しだしてくれています。

Am 11:40ーPm 00:20 多宝山山頂

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多宝山山頂到着

改築なった弥彦山気象レーダー観測所が、どっかーん。

一等三角点 標通には多宝山山 六百三十三、八m
 ⇒ 弥彦山距離 二千百六十m ⇐ 岩室温泉登口 三千八百m

三角点の対面には天測点もあります。

敷物を敷いて簡単なお昼を採る我らです。
トレランの若人、【弥彦山】ヘ向かう登山者【弥彦山】からくる登山者 
我ら同様、懇談中のグループ・・・様々です。

ユックリ休憩し終え、往路を下山です。

Pm 01:29ーPm 01:30 石瀬峠

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階段上れば天神山城跡へ

下山途中で少々夕餉の食材採取タイムとします。

Pm 02:30 石瀬神社登山口
此の日の目的 食材採取含めほぼ達成。


今年最初の新潟市の最高峰633.8m.【多宝山】何とか走破。
【国上山 弥彦山 角田山】まで大凡25Kの『三山縦走』も7.8回ほど経験があるも
5年ほど前が最後、年老いて脚力体力落ちた現在はとても無理。
新潟市の最高峰【多宝山】をクリアー出来ただけでも達成感は得られ満足。

         ジィ~ジ  【多宝山】 01-2025

                        029-2025

  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~

珍しく晴天続き、時期の花ヤマシャクの開花が気になり【角田山】へ。
目的の花は[此の入沢course]の途中です。

4月27日(日)☀
行先 【角田山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 此の入り沢コース登山口~此の入沢~桜尾根コース合流~
    灯台・五箇峠コース合流~角田山山頂~向陽観音 (往復)
記事 10年近く前迄は5月1日2日頃が見頃だったけれど近年開花早まった。
Am 09:43 此の入沢course登山口
登山口から10数分ほど林道の先でいつものように登山道整備をライフワークに
している作業中のI田氏と遭遇。
目的の花ヤマシャクの様子や🐗よけの作業話などあれやこれや数分立ち話。

林道脇の道端には初夏の花々が見られはじめています。

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茎先に一輪だけの白い花イチリンソウ(一輪草)
長い釣り糸伸ばしたウラシマソウ(浦島草)
医者いらずとも謂れ地獄の窯の蓋の異名もつキランソウ金瘡小草
羅生門の鬼の血はこんな色?ラショウモンカツラ(羅生門葛)

キランソウ
以外はそこにもここにも足元一帯で見られます。

Am 10:10 此の入沢
1mほどの沢幅を渡ると登山道は徐々に傾斜を増します。
10分ほど急登を登れば目的の花、可憐な花ヤマシャクが見られます。
I田氏の情報とおり、終わりかけ、盛り、開花待ち蕾 など7輪ほど確認。
10年ほど前と比較すると随分開花が早まって天候状態の変化を感じます。
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目的の花 ヤマシャク
歩き始めは状況確認予定だったので実際に見られてラッキー。
気高さ醸し出す白くて大きな数枚の花弁、3本のバナナのような雌蕊の周りには
先端が黄色の多数の雄蕊。   ヤマシャク ヤマシャクヤク 山芍薬

立ち止り、立ち止まり見惚れるジィ~ジと相方です。
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個々の花弁に深く切れ込み入った サワハコベ (沢繁縷)
濡れると透明になる人気の花 サンカヨウ (山荷葉)
まだまだ元気な春山代表 トリカブトの葉に似たり ニリンソウ (二輪草)
岩上に生える日本固有種花弁が面白い ハルユキノシタ (春雪の下

他にもまだまだ観察されます。

Am 10:40 桜尾根course合流点
大きな大きな太い山桜が待ち構えています。
ここから先は緩急混ざった登り道。
隣の灯台尾根courseの稜線を横目で見ながら山頂目指します。

Am 11:21 灯台・五箇峠course合流点
木段が山頂に向かって敷かれています。

Am 11:25-Am 11:27 角田山山頂
毎度のことながら大勢の登山者の姿がみられます。
折角なので向陽観音堂まで足を伸ばします。
途中で元気なSちゃんと遭遇。相方は抱き合って御互いの無事健康を確認。
暫し立ち話。
エドヒガンカスミザクラ?青空に映えてます。
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ヤマザクラ
                        
Am 11:38-Pm 00:10 向陽観音
黄砂や靄で山々の展望はままなりません。
米どころ越後新潟平野の田んぼには水が張られ田植え間近。
観音堂前広場には知人も含め100人近い?登山者が思い思いに懇親懇談。

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観音堂前台地
カップ麺に御湯を注ぎ簡単な二人だけのお昼を採ります。
陽ざしが柔らかく無風状態で温かく心地よさを覚えます。
下山は忠実に往路を下ります。
その前にほんの少々路を離れ脇道へ、目的はシラネアオイ (白根葵)の様子。
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シラネアオイ(白根葵)
丁度盛り?数か所確認できます。

Pm 00:24ーPm 00:25 角田山山頂
避難休憩小屋は何人かの常連さんたちがお昼を採っています。
顔見知りのH川さんと挨拶立ち話。

Pm 00:27 桜尾根course
下山路でも道端や眼前の花々愉しみ乍らのんびりゆっくり・・・・
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薬用として、また古歌にもしばしば登場 ヤマブキ色 ヤマブキ (山吹
花序二本のフタリシズカに対比して名付けられた。ヒトリシズカ (一人静)
径10mmほどの白色五弁花多数つけ雄蕊が長い アイヅシモツケ (アイヅシモツケ)
花びら5枚 小葉3枚 ミツバツチグリ (三葉土栗)

色とりどりの花々が精一杯自己主張に努めて居る様子。

下山時も刹那的で貴重なヤマシャクの花、しっかりと目に焼き付けます。

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落下間近な花と開花迎える花(蕾)

Pm 01:32 此の入沢
道端に咲き乱れる花々愉しみ乍ら登山口へ向かいます。

Pm 02:00 此の入沢course登山口 
登山口到着、来し方を振り返ります。
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対峙する山はジョウ山
🅿はR402 横断した先の角田浜海水浴場🅿

此の日の目的はヤマシャクの開花状況様子見だったけれど開花、開花準備中と
共にばっちりと確認出来て拾い物した感じ。
心地よい陽ざしを浴びながら足元や目の前に咲き乱れる花々を目に焼き付け
山頂から向陽観音堂前台地まで前日に引き続き連荘で歩き通せたことは
有り難い。現在の体力一日でも長く維持したきもの。

      ジィ~ジ  【角田山】  06-2025

                      030-2025

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