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2025年1月

2025年1月17日 (金)

コースを変えて【菩提寺山】

雪国新潟はその名の通り湯沢や魚沼、そして十日町、津南、妙高等の地方は
大雪に見舞われているものの県都新潟市は海岸に面しているので例年比較的
降雪量は少ないのです。
それでも10日には凡そ20センチ弱の積雪で除雪で大💦。道路は除雪済。
そんな時の山歩き好き者にとって一番問題は登山口の駐車場の確保。
山歩き、登山を趣味にする皆さん、考え思うことは似たり!!
晴れ間を狙って向かう先は新潟市秋葉区と五泉市に跨る【菩提寺山】です。
数あるコースの中でも除雪が行き届き、登山口駐車場の心配のない場所。
里山ビジター、そして併設の古代館の駐車スペース。参考⇒コチラ
見渡したところ100数十台の車両がみられます。

1月12日(日)☀
行先 【菩提寺山(248m.)】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 石油の里コース登山口~見晴台~菩提寺山山頂(往復)
記事 下山時、体調不良者発生救急隊出動、改めて体調管理の必要性再認識
㏂ 09:36 石油の里コース登山口
既に下山して車に乗りこむ登山者や駐車スペースに問題無し。

登山口からは踏み固められた細いでこぼこした雪道。
足場が安定しないので腰がふらつき安定しないジィ~ジです。

明治・大正時代には日本一の産油量を誇った新津・金津層。
平成8年まで採油が行われ、道の傍らにはその遺構、数知れず。

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搾油井戸遺構  ※拡大

積雪は4~50cm? 長靴歩行に特に問題なし。

㏂ 09:58 分岐
チェンソーカービングの熊さんも随分年を取り鼻も捥げたり。

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鼻もげ熊さん  ※拡大

この辺りからコナラはじめ広葉樹林の二次林が広がるアップダウンの連続。

やがてこのコース最大の急登の登山道が現れます。
ジグザグに切られてはいるけれどそれでも傾斜がきつい。息が切れます。
我慢して登り切ればベンチが置かれた展望休憩場所。

㏂ 10:19-10:20 展望台
雪を被った田んぼの先には【弥彦山】 【角田山】 更に市街地。

再び、少し急な登山道を下れば、またまたアップダウンの道の連続。
山頂まで10分の標柱も観られます。息も絶え絶え状態。我慢我満。

㏂ 10:54-11:17 山頂 休憩小屋
力を振り絞って登り切れば山頂。ベンチや吾妻屋には何人もの登山者。

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山頂からの展望  ※拡大

眼前に拡がる【五頭山】 その後ろ側には【飯豊連峰】更に左は冠雪の【二王子岳】
左手に白く連なる【朝日連峰】 雄大な眺望満喫です。
暫し懐かしの山々の大展望を楽しんだあと休憩小屋に寄らせてもらいます。
7,8人の常連さん、そして山野草の絵画を出展している30年来の山仲間六さんも。
薪ストーブの上には自分で搗いたという餅とアルミホイルに包まれたさつま芋。
ふっくらと膨らんだ餅が気前よく振舞われ我が家もご相伴にあずかります。
話に寄れば商売でもないのに毎年一俵(60㎏)搗いていると言う。吃驚!!

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餅と焼芋  ※拡大

杵つき餅はヤッパリ一味違います。(ジィ~ジは無類の餅好き)
ストーブの火と頂戴したアツアツの餅で身体も温まったので御礼を言って
小屋を後にします。
まだお昼前、続々と登ってくる登山者後絶たず。

山では一般的には登り優先。ましてや細い雪道。立ち止まり脇で待機。
「Hさん~ S條です。」と声が掛かります。
更に暫くして「Hさん~」過って所属していた中高年の山の会の女性会員7.8名の
グループの方からも声が掛けられます。

傾斜のきつい下り坂は思うに任せぬ膝には堪えます。

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見た目より急です  ※拡大

展望ポイントからの激下りから暫くしたところで渋滞発生。

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渋滞発生  ※拡大
良く見れば前方に救急隊員の姿が10名ほど見られます。

どうやら下山時に具合が悪くなった方が救助要請されたようです。
良く見れば両側に3名ずつ救助タンカを運搬。
更にポイントポイントでザイルを張ったり、ザイルを回収したり大きな声で
指示・応答が飛び交いきびきびとした行動が垣間見られます。
若い救助隊員さんの行動や素早い行動には格好良い~
救急隊の邪魔をしないよう下山の皆さん隊の後ろを歩きます。

㏘ 00:32 石油の里コース登山口

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ストレッチャーに移し替え  ※拡大

㏘ 00:34-00:50 里山ビジターセンター
🅿には4台の消防車、そして救急車、パトカーも数台。
具合の悪くなった女性はストレッチャーで救急車に。

ビジターセンタは至れり尽くせりの場。ジャーやレンジも使い放題。
休憩スペースで少し遅めのお昼を採る我が家です。
隣のテーブルグループが立ち去った後、また旧知の3人グループが
到着し挨拶交わします。

此の日は陰鬱な空模様から打って変わった好天。想像通り大勢の登山者で
賑わい。顔見知りの方々のスライドも多々。山頂からの雄大に広がる大展望も
満喫、休憩小屋では暖かいもてなしに感謝。
反省すべきは頼りにしているストックのバスケット取替が未了で雪に深く刺さり
何か所かでバランスを崩したことも。(帰ったらすぐに取り換えねば)
狭いでこぼこした不安定な雪道歩きで動かぬ膝にそれなりの負担も覚えるも
大事にして使わなければそれはそれで退化につながるかも・・・と。
そして一番大事なことは日々の健康管理。
この日の救助隊出動を見てその重要性を改めて考えさせられたジィ~ジです。
三座目の此の日、二座目より登りで15分程長く歩いた。
少しずつ負荷アップして脚力維持アップに努めたい。


       ジィ~ジ  【菩提寺山】 02-2025

                      003-2025

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2025年1月10日 (金)

新年2座目は【高立山】

年が改まっての体力特に脚力維持目的の山歩きの二座目はほんの少しだけ
新年最初の【菩提寺山】 «門前コース»よりハードな、お隣の【高立山】
登山口の大沢森林公園P迄は殆ど車道に雪も見られず駐車も問題なし。

1月6日(月)☁/☀
行先 【高立山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 大沢公園~堰堤コース登山口~ろう火峰~下西ベンチ~山頂(往復)
記事 前を行く相方が少し歩行速度を速めたのでついていくのが一杯。
㏂ 10:28 堰堤コース登山口
歩き始めは殆ど無雪で少し湿った登山道。
歩き始めからロープが張られた急登の登山道。すぐに息切れ。
ハーハーと息を弾ませながら相方の背を追います。
20分程我慢をしながら進めば少し楽なアップダウンの道に変わります。
暫くすると雪道に変るものの全く歩くに支障なし。数cm。

㏂ 10:13-10:14 ろう火峰
秋葉丘陵帯の最高点 281m. «中央コース» 分岐点。

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ろう火峰  ※拡大
«中央コース» との分岐点

㏂ 11:18 下西ベンチ
ベンチから左折して少し下れば平坦な路に変ります。
やがて目的の山頂は目の前に立ち塞がら感じでロープがは張られた急登。

㏂ 11:32-11:51 高立山山頂 休憩小屋
山頂一帯はなだらかな台地状。
小腹を満たすため山頂休憩小屋にお邪魔します。
薪ストーブが炊かれた小屋には常連さんが4人。
此の小屋にも長年の山友通称六さんの絵が飾られています。

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高立山休憩小屋内部  ※拡大

空腹も満たされたので早々に挨拶して小屋を出る我らです。

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五頭山山系と飯豊連峰  ※拡大

新潟の名峰【五頭山】の後方には白い【飯豊連峰】の雄姿が眼に入ります。
暫し展望を愉しみ往路を下山します。

㏘ 00:06 下西ベンチ

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下西ベンチ  ※拡大

ベンチから左へ進めば【大平山】への道。我等は右手方向進みます。

㏘ 00:10 ろう火峰
下りはやがてロープが渡された激下りの路に変ります。
曲らぬ膝、躓かぬように慎重にユックリ一歩一歩下ります。
途中から二人連れの女性に追い越されます。
とんとんとスムーズに足が運ばない老骨がもどかしい。

㏘ 00:50 堰堤コース登山口
何とか無事にスタート地点に到着。


殆ど休憩も無しで先行く相方に何とか息切らしながら追随。
結果的には何時もより2~3分短縮?
足元は長靴なれど特に支障なし。
とんとんとスムーズに下ることは出来ず、往路との所要時間は
あんまり差がでず少々残念なれど歩けるだけありい難い。
このまままた前向きに頑張りたく願うジィ~ジです。

      ジィ~ジ  【高立山】  01-2025

                     002-2025

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2025年1月 8日 (水)

年明け最初【菩提寺山】

瞬く間に一年。

2024年令和6年元旦。
近くの神社へ毎年恒例の初詣。
帰宅してからサッカー日本代表の親善試合VSタイ TV観戦。
試合終了して暫く突然スマホから緊急地震速報。
暫くするとグラッすぐにグラグラグラグラ 30歳前に建て築50年の古民家は
揺れに揺れ倒壊するかと思われたものの何とか倒壊には至らず。
わが家一帯は震度5強を記録。震源地は能登半島。※能登半島地震。
倒壊は免れ建具の開閉等も問題無かったものの液状化現象で各居室に不陸発生。
近くの旧国道の両側は液状化現象で目も覆いたくなるような甚大な被害が発生
行政(新潟市)に被災調査依頼申請 結果は納得できないものの 準半壊
隣や近隣のお宅は 半壊認定。罹災補助金が 準と半壊 では大違い。
何はともあれ嵩上げや曳家の専門業者に2月の中旬に復元工事依頼。
水準器測定では最大60mmの傾斜測定。レベル調整や一部鋼管杭圧入工事。
居住しながら工事は5月初旬から6月中旬に終了。
震災の爪痕は隠せないものの住むには不自由ない状態に復元。
各種復旧助成金手続きや全国からの義援金の配分を受けるも当然足りる訳もなく
かなりの金額は自己資金持ち出し。
役所へ何度も足を運ぶ一年。(結果的には頭の体操になったかも)

そして新年令和7年(水)乙巳 元旦を迎えます。西暦2025年 
帰省していた娘一家と一緒に初詣。
孫娘と酌み交わす酒や相方手作りのおせち料理は、いと旨し。
2日の夜も娘一家と良き酒を愉しみます。

1月3日(金)☁
娘一家は10時頃、娘の旦那の運転で三鷹へ戻ります。
ここ暫く連日飲んで食っての日々。身体も鈍っています。
運動不足解消目的で新潟市 寺尾中央公園 まで散歩。
久々にそこそこ歩くと老体にはかなり堪えるものの我慢我満。

そして翌日、今年最初の山歩きです。
向った先は五泉市と新潟市秋葉区に境する【菩提寺山】です。

1月4日(土)☁/☀
行先 【菩提寺山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 門前登山口~高立山分岐~仏路峠~菩提寺山山頂 (往復)
記事 年寄りの身体維持には慣らし運転が肝要。楽なコース選定。
㏂ 11:27 門前登山口
駐車場は特に支障なし。
過っての街道、緩い優しい道が続きます。

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ホトケチ桜  ※拡大

樹齢1000年超え?存在感あります。

㏂ 11:49 高立山分岐
傍らの(見守り地蔵)から我等は右折し、仏路峠を目指します。
緩いなだらかな昔の街道道を進みます。

㏘ 00:02 仏路峠
峠の手前には“明治21年消失 峠の茶跡”の石碑がみられます。

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雪を被った石仏  ※拡大

峠から少し登れは山頂。手前には避難休憩小屋(花立小屋)

㏘ 00:07-00:14 菩提寺山山頂小屋

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煙突から煙 避難小屋  ※拡大

小屋には若い男女のグループや常連さん、そして顔見知りのW部さんも到着。
新年の挨拶交わします。ストーブを囲み10人強。
常連さんはお神酒やお菓子、おつまみ クーラーボックスに満載。
ジィ~ジもほんのひと口お神酒頂戴。
ストーブが炊かれ心地よい暖かさ。
長年の山友、通称六さんの山の花絵画も年末とは別の作品に変っています。
この日はこ今年最初の山歩き、足慣らし目的なので早々に退室。
もと来た道を引き返します。

㏘ 00:28 分岐
珍しく時折、青空が覗き新鮮な感じに囚われます。

㏘ 00:48 門前登山口
登山口の脇の小高い藪には(坂下地藏)。


今年最初の山歩きは危険個所も無く距離も短い、よく手入れされた登山道
積雪も山頂付近で20cm弱で圧雪も凍結個所も皆無で全く問題なし。
年老いた我が身には丁度良かった?
自分に甘いかもしれないけれどこれから少しずつ負荷をかけて脚力維持に
務めたい、少しでも長く今のままで居たい。と気持ちを新たにするジィ~ジです。

帰路、近くの楽しいお洒落なスーパーに立ち寄り、食材多々購入。散財!!

        ジィ~ジ  【菩提寺山】 01-2024

                        001-2024

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