10月は紅葉を含めて行楽シーズン。
久しぶりに少しは遠出してどこかの山へ登りたい。
年老いた現在の体力でも何とか登れそうで楽しめる山・・・
相方が思いついたのはアクセス的にも手ごろな【磐梯山】。
候補に挙がった【磐梯山】は時期を変え、コースを変え、年寄なれば
今までに10回以上は歩いている勘定になるものの、このところ10年近く?
ご無沙汰で超久しぶりです。
10月12日(木)☀
行先 【磐梯山】
同行 A田さん 相方 ジィ~ジ 計3名
行程 八方台登山口~中の湯跡~弘法清水~山頂(往復)
記事 久しぶりだったのでところどころ「こんなにきつかった?」
それでも何とか登れ展望もしっかり楽しめ大満足。
㏂ 07:50 八方台登山口
平日なのに50台ほどの車が停められる🅿はほぼ満車ギリギリでセーフ。
㏂ 07:52 登山者調査カウンター
スタートして直ぐ、登山者数を計測するカウンターがあります。
暫くはブナ林の中のなだらかな道が続きます。

ブナ林の登山道 ※拡大
㏂ 08:20-08:23 中の湯跡
30年ほど昔に廃業した温泉。その廃墟が今も残っています。

中の湯跡 ※拡大
現在も温泉が湧出して温かい。
ここから暫く木段を進めばやがて登山道も岩の露出している路は急登に。
路の脇には濃紫のオヤマリンドウが存在感を誇示しています。
登山道は九十九折になっているものの急登が続きます。
やがて森林限界。
㏂ 09:43 弘法清水・お花畑分岐
«弘法清水»まで300m «お花畑»まで200mと記されています。
㏂ 09:53ー10:16 弘法清水
あちこちのコースから登ってくる登山者、そして既に下山してくる登山者。
2時間ほど歩いたので(弘法清水小屋)前の岩塊に腰を下ろし休憩です。
眼前には<檜原湖>や<秋元湖><小野川湖>など裏磐梯の湖沼群。
※1888年(明治23年)の水蒸気爆発で【小磐梯山】山体が崩壊。
長瀬川が堰き止められ500人近い犠牲者が発生。その後にできた湖沼群。
更に右手後方には【吾妻連峰】の山々
ゆっくり休んで愈々、山頂を目指す我等です。
絶え間なく流れ落ちる弘法清水の清水を口に含みます。
ここ(弘法清水)は4合目 山頂は5合目です。

四合目弘法清水 ※拡大
※1200年以上昔の806年(大同元年)の大噴火で3,000m近い山頂が崩壊
その当時を想定して現在の山頂を五合目としています。
㏂ 10:45ー11:55 磐梯山山頂
道のりはさほど長くはないものの露出したゴロゴロ岩の急登。
下山してくる登山者とスライドも頻繁。お互い道の譲り合い。
息を切らしながら最後の頑張りです。
山頂は荒々しく尖った岩屑が累々。
小さな石祠には磐梯明神が祀られています。

磐梯明神と猪苗代湖 ※拡大
展望は360度遮るものなし。
国内第4位の面積を誇る<猪苗代湖>も目の下に広がっています。
帰りを急ぐ用もない我らのんびりと展望を楽しみながら小腹も満たします。
平日とは言え大勢の登山者で賑わっています。アジア系の外国籍の人も・・・
心行くまで大展望を楽しみ往路を下山するべく腰を上げます。

山頂は大賑わい ※拡大
狭い登山路は行き交う登山者ですれ違いに手間取ります。

紅葉と檜原湖 ※拡大
途中で所沢からの30数人の団体さんが登ってきて暫く脇で待機します。
㏘ 00:27-00:32 弘法清水
一寸休憩して往路をくだります。
膝が思うように働かないジィ~ジ、急な岩場の場所など手間取ります。
㏘ 01:56-01:58 中の湯跡
ここから先、比較的なだらかな道になるものの膝が曲がらず速度上がりません。
何処までも広がる爽快なブナの樹林帯が続きます。
㏘ 02:25 八方台登山口

携帯トイレ回収箱 ※拡大
多くの登山者が既に下山したのか、駐車の車は朝の半分以下に減っています。
7,8年ぶり?10年ぶり? 超久しぶりの名峰
【会津磐梯山】お天気にも恵まれ
360度遮るものない大展望も満喫、紅葉もまずまず。
年老いて体力・脚力が極端に落ちた現在、それでも何とか歩き通せたことに
それなりの充足感を覚え大満足。
帰路、
磐梯ゴールドラインの展望spotに立ち寄り
滑滝(920m.)から
改めて
【磐梯山】の山頂を眺め、そして右手には
<猪苗代湖>をを俯瞰。
更に遥かには郡山市布引高原の風力発電用風車群も遠望。

滑滝展望台からの磐梯山 ※拡大
ジィ~ジ
070-2023
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