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2023年5月 5日 (金)

ヤマシャク鑑賞【角田山】

時期が来ればどうしても会いに行きたくなる魅力的な花 ヤマシャク
求め好天にも恵まれ期待を胸に目的の地へ出かける我が家です。
行先は毎度毎度の花の名峰【角田山】です。
SNSを通しての情報では数日前には蕾が膨らみ始めたらしい。

4月20日(木)☀
行先 【角田山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 此の入沢コース登山口~桜尾根コース合流点~山頂~向陽観音
   ~山頂~桜尾根コース~此の入沢コース分岐点~此の入沢登山口
記事 目的のヤマシャクは蕾を含めて9輪確認、ラショウモンカズラも開花
㏂ 09:48 此の入沢コース登山口
林道を歩き始め10数分。
登山道整備や植生保護をライフワークに20数年のI田氏と遭遇。
日頃の労を労い10分近く一緒に歩きながら情報収集するジィ~ジです。
道端にはイチリンソウニリンソウアマドコロなど山野草が途切れなく。

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道端の山野草  ※拡大

コース名称由来の 此の入沢 を飛び石に沿って渉って登りの開始。

少し急登を登れば目的の可憐なヤマシャクが目に飛び込んできます。

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ヤマシャク  ※拡大
薄くて白い気高さを覚える6,7枚の花弁の中には雌蕊をとり囲む
黄みが勝った多数の雄蕊。花は僅か3,4日で落下。
花に見とれ暫し先へ進めません。

とは言え、何時までも観ている訳にもいきません。
来年も無事健康で見ることが出来るように願いながらさきへ向かいます。

ほかにも次から次と山の花々が・・・
白い花弁より長く伸びた無数の白い雄蕊 アイヅシモツケ(会津下野)。
足元にはこの時期主役?のラショウモンカズラ(羅生門蔓)が席巻。
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アイズシモツケ  ※拡大
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ラショウモンカズラ  ※拡大
平安時代の昔、源頼光の四天王の一人 渡邉綱が羅生門(羅城門)で
切落した鬼の腕から流れ落ちた血の色と言われています。こんな色?

そしてほかにも・・
雨滴当たればスケルトン状態で見られるサンカヨウ(山荷葉)も未だ健在。

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サンカヨウ  ※拡大
足元には他にも黄色く目をひくキジムシロも散見。

根っ子が張り出しいた樹林帯の山道を山頂目指して頑張ります。
隣の灯台コースの稜線とほぼ同じくらいの高さになってきます。

木道が敷かれた灯台(浦浜・五ヶ峠)コースと合流です。
ここまでくれば山頂は目前。

㏂ 11:36 山頂ー㏘ 00:00 角田山山頂

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山頂広場の満開のカスミ桜  ※拡大

山頂台地のベンチに腰を下ろし簡単なお昼を採りのんびり。
ベンチや敷物広げたグループのハイカー みんな楽しそう。
未だ時間も早いのでもう少し先の向陽観音堂前の広場へ向かいます。
途中で前方からしばしばばったりのH間氏とスライド挨拶交わします。

㏘ 00:10-01:38 向陽観音前広場
まずは登山道の脇でシラネアオイを鑑賞。

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シラネアオイ  ※拡大

生憎春霞で【飯豊連峰】 【五頭山塊】の展望は叶いません。
それでも陽気に誘われ大勢の登山者の姿が見られます。
作業中のT川氏や昔からの顔見知りK松埼さん、S山さん、F見さん、
そしてT桑さんも到着。更に2,3年ぶりにK岡氏も到着。
取り留めない山談義が続き、気づけば一時間以上!!

昨年、観音堂の少し脇の藪の中で数株見られたヤマシャク
今年はどうかな?と確認しに行くと蕾状態の一株を除いて皆無
落ち葉が撒かれていたけど明らかに盗掘の形跡、腹立ち覚えます。

下山コースがそれぞれ異なるので我が家は往路を戻ります。

㏘ 01:50 角田山山頂
山頂広場はまだかなりの登山者で賑わっています。

㏘ 01:54 灯台・浦浜・五ヶ峠コース分岐
我が家はここから右折して桜尾根コースを辿ります。

㏘ 02:27 桜尾根コース・此の入沢コース分岐

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桜尾根コース象徴の桜  ※拡大

ここから右折し我が家は此の入沢コースを下山。
下山時も再びしっかりと花々を目に焼き付けて下ります。
やっぱり再度 ヤマシャク です。しっかりと脳裏に焼き付け。

㏘ 02:52 此の入沢
道端のニリンソウ、イチリンソウ、ハルユキノシタ・・・

㏘ 03:12 此の入沢コース登山口
日が長くなったなぁ~


此の日の目的 ヤマシャク はほぼジャストミートでまさに見頃?。
それにしても10年ほど前までは例年開花は早くて4月末日だったのに
10日も早く開花、温暖化が為せる?毎年歩いていると如実にその変化に
気づきます。それでも可憐にふっくらと咲き誇る姿は毎年変わりません。
とはいえ、一部で盗掘の実態も確認し不快な念も。
それにしても他にはラショウモンカズラが最盛期、更にニリンソウ
イチリンソウハルユキノシタ アイヅシモツケ etc etc 色んな花々
咲き乱れ、改めて今更ながら【角田山】は“花の名山”と再認識。
そして曲がりなりにも何とかマイペースで歩けることに感謝です。
この先も現状維持が少しでも長く・・と思いつつ。

   ジィ~ジ  【角田山】  11-2023

                  029-2023

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コメント

玉ヰひろたさま
comment多謝です。
叔父上さま面白いですね。(笑)
トチバニンジンは新潟近郊の山でも見られる機会・場所が
かなり限られ貴重?な存在です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2023年5月12日 (金) 22:06

もうぞうさま
ヤマシャクは角田山此の入沢コースで毎年見られます。
来年お休みの日に是非見に行ってください。
きっと素敵な写真が取れますよ。
近年開花は4月20日~4月25日頃です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2023年5月12日 (金) 22:02

山シャクヤクには思い出があります。

今から、15~6年前に叔父が「ヤマシャクヤクだ」といって持ってきてくれたのです。

ところが、何年たっても花の形が違うのでいよいよもって調べたら、それは「トチバニンジン」だったのです。

叔父には、今でもそのことを言っていません(笑)

投稿: 玉ヰひろた | 2023年5月12日 (金) 20:39

まさに花盛りですね。
ヤマシャクがこんなに近くで見られるとは。
でも観た記憶がありませんけどね。

投稿: もうぞう | 2023年5月 8日 (月) 18:12

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