此の時期お勧め【笙ヶ岳】
夏山シーズンに入ると毎年のように登るお気に入りの一座。
幾多の色とりどりの高山植物、そして涼感を呼ぶ雪渓、更に展望。
今年もその時期が到来。気の置けない山友とい一緒に!!
ところが・・
事前の予報通り?お天気はイマイチスッキリせず テンション⤵
7月21日(木)☁/☔/☁/☀
行先 【笙ヶ岳(1,635m)】
同行 長岡T中夫妻 Y田さん 相方 ジィ~ジ 計5名
行程 吹浦口登山口~見晴台~清水大神~とよ~河原宿~象潟分岐~岩峰
~三峰~二峰~一峰(笙ヶ岳) (往復)
記事 途中まで時折小雨混じりの曇天で少々滅入るも多彩な高山植物に癒され、
想定外のバッタリ出会いが有ったり、ゆっくり休んでいるとガスが晴れ
鳥海山新山・七高山の雄大な展望も、涼しさを呼ぶ雪渓歩き・・etc
一日で様々な様子を体験できた好日となった。
Am 08:10 吹浦口登山口(1,080m)
20段程の石段から歩き初め、砂利混じりの簡易コンクリート<伝石坂>を
zigzagに進みます。周りは枝木に覆われ少々嫌気がさす息も切れる急な登山道。
高度差凡そ200m登り上げます。
Am 08:46-08:50 見晴台 (1,280m)
生憎ガスが充満、眼下に見える筈の庄内平野も日本海も観ること能わず。
ここまで登り上げると周囲には笹原が広がり高原状の様子に変わります。
登山道脇の道端には真っ赤に燃えるクルマユリが目を惹きます。
そして可憐なハクサンチドリも足元に!! ハクサンシャクナゲもまだ見頃。
さらに暫く進めば残雪が解け溜水が見られる<清水大神>と呼ばれるpoint。
登山道は石畳状に変わります。
ここから<とよ>と呼ばれる一帯は草原が広がり展望も楽しめるpointなれど
生憎この日はガスが充満し次第に時折小雨も混じりだし、同行のメンバーは
ジィ~ジを除いて雨具を着けます。
露に濡れたニッコウキスゲが印象的です。
そして雪解けと同時に一斉に咲き出すチングルマの群落が幾つも幾つも。
正にチングルマの花園団地です。
同時に穂先に白い花を点ける時期の花コバイケイソウも群れを成しています。
薄っすらと白くガスで煙っている雪渓を<河原宿>に向かって進んでいると
前方から「ジィ~ジさ~ん」と声がかけられます。
声の主は毎週のように【飯豊連峰】を歩いて居る強者K瀬さん夫妻です。
あんまり珍しいので些か\(◎o◎)/!。
聞けばこの日は6時頃から登り始められたとのこと。
(天気が芳しくなくお気の毒 予定では鳥海山だったが天候で変更)
※ 後日談 帰りは海岸線の十六羅漢や牛渡川の梅花藻、丸池様そして
村上で岩牡蠣を愉しまんれた由)
小雨は既に止んでいるものガスの切れることは有りません。

雪解待ってチングルマ ※拡大
残念がら一向にガスの晴れる様子は見られません。
色とりどりの足元に乱れ咲く高山植物に気を紛らわせて貰い前進。

まだ見頃ハクサンイチゲ ※拡大

陸奥の象徴?ヒナザクラ ※拡大
岩峰群の一角を利用して少し早めのお昼を囲むことに・・・
Am 11:20-Pm 00:15 ランチタイム
何時もの様に敷物の上は手料理の数々が並べられ、ゆっくりと味わいます。
のんびりとお昼を採り終え、何度も来ているけれど山頂へ向います。
一寸した登りを二峰そして一峰目指します。
Pm 00:35-00:40 笙ヶ岳山頂
相変わらず花々に一帯は埋め尽くされています。
山頂を踏み終えたので池塘の周囲に群生するコバイケイソウやどこまでも
黄色く広がるニッコウキスゲに目を奪われながらたらたらと下ってくると
突然ガスの切れ間が広がり青空が少しずつ広がってきます。
急ぐ旅でも無し、青空の夏山を愉しむ我等です。
回りには沢山見られるハクサンシャジンの株が無数。
漸く夏山気分も満たされテンション⤴
Pm 02:15 河原宿
ここは『河原宿』と記された標柱が立っています。
ガスで霞んで見られた花々もくっきりハッキリと自己主張しているように見られます。
下りでは膝が思うように動かなくなり登りとあまり変わらい時間を要するようになった
ヘタレなジィ~ジ、同行の仲間に迷惑を掛けたくないので、我が家の車のキーをT中氏に
預け先に下って貰い、ジィ~ジは相方と一緒に一歩一歩一歩一歩。
Pm 04:00 吹浦口登山口
汗を拭い着替えをして車に乗り込むジィ~ジです。
膝が駄目でも何とか運転は!!帰路の運転前半は相方、後半はジィ~ジです。
追記)
以下この日に観察された花々のごく一部です。順不同
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コメント
玉ヰひろた さま
コメントありがとうございます。
お天気が良ければもっと夏山の雰囲気が映し出せたと
思います。(残念)
この山は自分にとってはお気に入りの一座です。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年8月 9日 (火) 11:04
ガスのかかり具合が、夏を感じさせます
投稿: 玉ヰひろた | 2022年8月 8日 (月) 17:49
もうぞうさま
この日はお天気の具合がイマイチは分かっていたのですが
メンバーの都合で実施したのです。
笙ヶ岳は昨年に引き続き今年も何とか歩けました。
花と雪渓、毎年行っても飽きません。
運転はほぼ半分ずつ.(笑)
投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年8月 7日 (日) 21:06
降りる頃になると天気が良くなってきます。よくあるパターンですが。
毎年のように笙ヶ岳に登られますね。
奥さまも運転されるとしても、大したものです。恐れ入ります。お疲れさまでした。
投稿: もうぞう | 2022年8月 6日 (土) 19:31