結局【角田山】そして《善光寺》
本格的な夏山シーズンを迎え大きな山に挑戦したい意欲は残っているものの
如何せん加齢に加え、訓練不足による脚力低下が加速中。
更に新型コロナ感染禍の現在、アルプスはじめ有名どころの山小屋は殆どが
完全予約制で以前のように空模様を眺めて出掛けることも出来なくなって。
そんなこんなでとどのつまり手近で間に合わせできないかな?
日本海側に面するコースであれば少しは風も感じられるかも・・と。
向った先は【角田山】の数あるコースから(五ケ峠コース)を選択。
6月26日(日)☀
行先 【角田山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 五ヶ峠登山口~山頂~向陽観音 (往復)
記事 想定通り?樹林帯の中を吹き抜ける心地よさを運んでくれる微風。山頂で
20数年来の岳友夫妻とバッタリし、向陽観音で語り合いのひと時。
Am 08:22 五ヶ峠登山口
五ケ峠の手前林道路側帯には高級車が2台そして見るからにハイスペックカメラを
構えた男性お二人の姿。多分アカショウビン(赤翡翠)狙い?
🅿には既に10台以上の🚗🚙 何とか端っこに駐車できた我が家です。
早々に靴を履き替えゆっくりと歩き始めます。
歩き始めて直ぐに足元にはオカトラノオの群生が確認できます。
既に朝活終えて下山してくるハイカーさんと交錯。
其の先ではナンテンハギ、白い大きなホタルブクロ、そして多数の5弁の黄色の花を
付けるキリンソウなどを確認。
Am 09:06-09:10 吾妻屋
我が家の決まり、小休止と水分補給time。
Am09:46-09:52 角田山山頂
山頂台地ではノハナショウブやオオバギボウシそしてまだ熟していない
黄色赤色の実をつけたタワラグミなどが夏の花や実が見られます。
( 写真左 ノハナショウブ 写真右 タワラグミ ) ※拡大
もっと真っ赤に熟すれば甘酸っぱく美味なタワラグミの実。
山頂で暫くふら付いていると昔なじみ20数年来の山友T橋夫妻とバッタリ。
聞けば彼らは(稲島コース)から登ってきた由。それなら一緒に向陽観音へ向おう。
Am 10:02-110:43 向陽観音
木陰のベンチに陣取り近況を語り合う我らです。
足もとには時期の花ウツボグサが群生。
生憎【飯豊連峰】や【川内山塊】の山並みの展望はボヤーッ。
「そのうちに又、どこか一緒に行こうよ!!」と言葉を交わしお別れです。
我らは道端の花々を眺めながら往路を辿ります。
小さな両性花の回りに紫の花弁4枚の装飾花を持っエゾアジサイ(蝦夷紫陽花)や
枝分かれした黄白色の小さな花を沢山つけたヤマブキショウマ(山吹升麻)などが
目に入ります。
今は朽ち果てた<三望小屋>から、(灯台コース)分岐の少し先で
「ジィ~ジさ~ん」と元気な声。娘世代の若いS井さん夫妻です。
この日は(浦浜コース)からと言う。
期待した通り、汗は掻くものの時折枝越しに気持の良い風を受け爽快感も覚えます。
なだらかな登山道あわてて帰る用も無いのでのんびり周りを見ながら下山です。
静かな波間にゆったりと横たわる<佐渡ヶ島>もクッキリと存在感を主張してます。
Pm 00:33 五ヶ峠登山口
登山口🅿は入れ替った車でほぼ満車状態。
ヒルクライムに興ずるサイクリスト3人も。
アルプスとは大きく存在感を異にするものの樹幹を抜ける気持の良い風、
そして足もとに乱れ咲く色とりどりの多種類の夏の花々たち。そして登山道は
危険個所も無く、歩きようによっては様々なコース取りも出来る便利で有難い«山»
何十回何百回歩いても飽きない大事な一座です。
ジィ~ジ 【角田山】 15-2022
050-2022
~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~ ~~~
翌日
6月27日(月) ☁/☀
夜半から明け方にかけ耳を突く雷鳴が響き、音立てて降る土砂降り。
おちおち寝ても居られぬような状態で頭もボケーツ。
5時前頃には少し小止みになって来たので、「よし出掛けよう!!」
相方はお握りを握り終え早々に家を出ます。既に雨は上がり問題無し。
向かう先は、北陸道から上信越道須坂・長岡東IC。
長野東ICから一般国道へ下りると丁度通勤時間帯で想定外の渋滞。
8時頃のッ到着予定が結果的に8時20分過ぎに🅿へ。
平日の少し早い時間なら混雑は少ないとのSNS情報。
団体さんもまだ到着していないので情報とおり。
この日の目的は『善光寺御開帳』です。
信州はお隣の県、過去数え切れないほど訪ねているものの善光寺参りは
恐らく四半世紀ぶり?位のご無沙汰の我等です。
歩き出しはポツポツと小雨が降りだすも直ぐに止み陽射しも出てきます。
御開帳の特別御朱印(¥1,500)は2時間待ち \(◎o◎)/!
(我が家は通常の御朱印)

山門 ※拡大
普段は御宝庫に安置されている御本尊の御身代り。
鎌倉時代に作られた『前立本尊』を本堂にお迎えして7年に一致度の盛儀。
前立本尊中央の阿弥陀如来の右手中指に巻かれた金糸は五色の糸に変わり更に
回向柱に触れることで阿弥陀如来 御仏の功徳が得られると言われています。
『前立本尊』を拝み、本堂下のお戒壇巡りへ進みます。
ご本尊が安置されている瑠璃壇と三卿の間の床下に部屋が有り、その部屋を
ロの字型に巡る暗黒回廊。
7段の階段を下り45mの真っ暗な回廊を右壁を腰くらいの高さで伝いながら
進めばやがて『極楽の錠前』に触れることが出来ます。
ここで«ご本尊»と縁が生まれ極楽浄土が約束されると言われています。
重々しい『極楽の錠前』に無事触れることが出来たジィ~ジです。
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コメント
玉ヰひろたさま
有難うございます。
色づいたタワラグミ口にしましたがまだ渋みがかなり
残っていました。今頃であればさらに熟して甘みが
増してきていることでしょう。
私も見付ければ少々美味しくいただいて居ますよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年7月 8日 (金) 08:30
もうぞうさま
何時もありがとうございます。
幸いカミさんが運転結構好きなのでまだあちこち出かける
ことが出来有難く思っています。
アカショウビン時期により角田山五ケ峠手前の樹林帯でも
見られる様でカメラマンの方しばしば見られますよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年7月 8日 (金) 08:27
タワラグミ、我が家に植えられてあります。わたしだけが、おいしく食べています
投稿: 玉ヰひろた | 2022年7月 8日 (金) 07:57
いや~すごい行動力です。
しかし角田付近にもアカショウビンが?
投稿: もうぞう | 2022年7月 8日 (金) 07:10