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2022年5月 1日 (日)

周回【国上山】、ひっそり【大谷山】

この日の目的は<山歩き>が従で主は〈木の芽〉採集です。
新潟下越(新潟市近郊)では〈木の芽〉=アケビの蔓≠(サンショウの芽)
目的達成。タップリと採れたので<山歩き>スタートです。

4月17日(日) ☀
行先【国上山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 酒呑童子神社登山口~こもれび広場~ちご道~
   山の神参道~蛇崩~国上山~稚児道~こもれび広場~
   酒呑童子神社
記事 登る前に山の食材探し一仕事。(しっかり収穫)
Pm 01:37 酒呑童子神社登山口
足慣らしに丁度良い傾斜の山道からスタート。

Pm 01:47 こもれび広場

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こもれび広場 ※拡大
正に名の通り、柔らかな(木漏れ日)が新緑に映えます。

小さなアップダウンを繰返し、少しずつ高度を上げます。
最後のピークからまたまた下り舗装された林道付近で「ジィ~ジ」と
声が掛かります。旧知の才溢れる好漢 I藤氏です。
聞けば【角田山~弥彦山~国上山】の三山縦走を終えた帰り道との事。

此の先からは<ちご道>と合流して暫くは山裾をズンズン下りの連続。
ほぼ下り終えたところからは<山の神参道>に変わり、傾斜のキツイ
登り一辺倒の稜線歩きに変わります。

Pm 03:00 蛇崩
低山里山なれど結構ハードな登りが続き、途中2カ所に休憩ベンチも。
登り切れば流紋岩が露出した伝説の地[蛇崩]。
新潟市の最高峰【多宝山】が形よく望まれます。

直ぐ傍に〔大山祇神〕〔天狗〕を祀る二つの小さな石祠が現れます。

Pm 03:10  三山縦走路分岐 
この分岐から右へ向えば【剣ヶ峰】へと続き【角田山】に繋がっています。

足もとには“ナガハシスミレ”が沢山見られますが“マキノスミレ?”も。

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マキノスミレ? ※拡大
最後の階段を登り上げれば【国上山(313.2m)】に到着です。

Pm 03:18-03:37 国上山山頂
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光る海 ※拡大
山頂広場台地のベンチに腰を下ろし、ゆっくりとtea-timeと洒落ます。
目前に広がる日本海は陽を浴びて白く反射しています。

休憩を終えて登山口の越後最古の古刹(国上寺)へ向かいます。

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オオカメノキ ※拡大
Spring ephemeralの代表格カタクリはその姿は見られず目が向く先は樹木。

Pm 04:00 國上寺(登山口)
visitorcenter前の🅿は観光客の車が2,30台 車体に桜の花びらが・・・

Pm 04:06 ちご道
周回路<ちご道>を辿って帰ります。
途中の分岐POINTから林道を横断して・・

Pm 04:30 こもれび広場

Pm 04:39 酒呑童子神社登山口
この日の予定は終了です。


目的の春山の食材もそれなりに摘んで、休憩含んで約3時間の山歩き、昼からの
春の穏やかな陽光を受けながら適度に緩急混ざった山道を気持ちよく歩き、
体力・脚力維持に少しは効果が有ったかな?と満足感を覚えるジィ~ジです。

         ジィ~ジ  【国上山】 02-2022

                      033-2022

  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~  ~~~ ~~~  ~~~

我が家二人の趣味≪山歩き≫
中でもお気に入りのコースで何十年も続いているコースが幾つか。
その一つに此の時期定例の【花見山・大谷山・鳴沢峰・菅名岳】周回も。
昨年は登り始め暫くして急に相方が具合が悪くなり(急性〇〇炎発症)
ニ時間足らずで急遽、下山。
今年は加齢による弱気が増幅?更に歩き始めの時間がかなり遅く
[行けるところまで行こう]と言う体たらく・・・(天気は良いけど)

4月18日(月)☀
行先 【大谷山】
同行 相方 ジィ~ジ 計2人
行程 小山田🅿~小山田彼岸桜~第一鉄塔~第二鉄塔~大谷山(往復)
記事 過去10年ほど毎年歩いて居るのに「こんなにきつかったけ?」
Am 10:25 小山田彼岸桜 登山口
太く大きく枝を張り伸ばしたエドヒガンザクラは既に散り、花びらが
舞い散った桜の絨毯を踏んで歩き始めます。

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エドヒガンザクラ並木road ※拡大
道端には丁度盛りのシラネアオイの群生地が2カ所。
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シラネアオイ ※拡大
10数年前?植栽されたものと思われます。

Am 10:43 通称【花見山】
大きな岩と桜樹林に囲まれた吾妻屋。

舞い散る桜の樹林帯から右方向へ道を進みます。

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菅名岳とヤマザクラ ※拡大
第一鉄塔への取りき道の脇にはハナワサビが其処彼処で見られます。
酒の肴として重宝されるハナワサビ、毎回この辺りで採取、今年も又。
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ハナワサビ ※拡大
二つ目のピーク第二鉄塔の取りつきは其れなりに傾斜がキツイ!!

足もとにはイワウチワの花が数多く見られるようになります。
白系統が多いけれどピンクがかった花弁の花も観られます。
Am 11:45 石祠
露出した岩塊の窪みに小さな石祠が祀られ合掌して前進します。

青々とした新緑の葉を広げるブナ林が広がります。
ブナの林の中に切られた登山道の傾斜は増します。
この日は最初から例年のように周回縦走する気構えは無い所為か?
きつい傾斜を目前に心が折れそう。引き返しても良いのだけど・・・
空腹も覚え取り敢えずブナの根元に腰を下ろしお昼を採ります。

Pm 00:15-00:35 (ランチタイム)
2人だけの簡単なお昼を済ませます。
ここまで来て途中で引き返すのも些か癪。
せめて目前のピークは最低踏まないと気が済みません。
ところが目指す山頂までは騙しの連続で息が切れます。
2,3年前までとは大違い。体力・脚力の低下を如実に感じます。
自分なりに力を振り絞って・・・漸く。

Pm 00:46ー00:52 大谷山

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大谷山山頂の鐘と鳴沢峰
少し藪が密になってきている【大谷山(648,9m)】の山頂はひっそり。
登山道には藪が張り出し少々ウザい感じ。
眼前には谷あいに残雪を残す鋭鋒【鳴沢峰】、更に【飯豊連峰】も展望。
眼下には悠々と流れる阿賀野川と新潟平野が広がります。

此処から先へ10数分も下れば馬下温泉からのルートとの合流点〔鹿返〕
この日は最終点【大谷山】として往路を戻ります。

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ユキツバキ ※拡大
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イワウチワ ※拡大
壮年期?のブナ林の中に切られた登山道。
曲がらぬ膝には負担が増幅し、急な下りは途轍もなく辛く感じます。
(数年前まではきつい乍らも左程の想いまではしなかったけれど)

pm 02:12 第二鉄塔

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新潟平野と蛇行する阿賀野川 ※拡大

此処からの下りも膝と腰がガタガタのジィ~ジ、一歩一歩 牛歩です。

途中で再びゆっくりとシラネアオイの花を心行くまで観賞。

通称【花見山】からエドヒガンザクラの並木道を下り戻ります。

Pm 03:08 登山口🅿
zigzagの階段道を下り、登山口の🅿に戻った二人です。
帰りを急ぐ訳でも無し、🅿向かいの山裾に入ってイラクサを摘みます。
イラクサは癖も無くみそ汁始め食材に利用できます。
🅿へ戻ると同時に林道を下ってきた男女10人程のグループとバッタリ。
「アラっ ジィ~ジさん」と声が掛かります。
声の主は顔見知りの黒埼在の皆さんです。
【花見山~大谷山~鳴沢峰~菅名岳】からの縦走周回との事。
ジィ~ジと異なり、皆さん余裕綽々で下山です。

皆さんに挨拶して靴を履き替え🚗に乗り込み我が家に向かいます。


今回は始めから周回は無理かも・・と、スタート時間も遅かったものの
ヘロヘロでやっとこさ【大谷山】でUターン。
加齢とふらつく腰、曲がらぬ膝、すっかり落ちた足の筋肉。
力の衰えを否応なしに実感したジィ~ジ。一抹の寂しさも覚えます。
それでも気持ちだけは 負けたくない 負けない。「頑張ろう 頑張ろう」

         ジィ~ジ 034-2022

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コメント

もうぞうさま
有難うございます。
気持だけは老けこまないようにといつも思っていますが
身体は特に脚力低下の歯止め掛からず(笑)
家の周りを散歩しても面白くないので花を見ながら
山歩きが習い性となっています。
もう少し現状維持したい願っています。

ココログの容量 残は殆ど無いので何年も前の記事の
写真を削除しながらしのいでいるのが現状です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年5月 2日 (月) 18:39

まだまだ心も身体もお若い。
普段からの鍛え方が違うようですからね。

ところでココログの容量は、まだしばらくは大丈夫ですか?

投稿: もうぞう | 2022年5月 2日 (月) 17:51

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