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2018年7月

2018年7月28日 (土)

ヤマユリ【角田山】+南蛮煙管

久し振りの県外遠征予定も予報を観れば目的地の天気はイマイチ。
折角なればやっぱり好天が望ましい。
何しろ我等高齢者なれば時間調整は何とでも・・・

急遽予定変更 毎度毎度近くの【角田山】へGo  

7月23日(月) 

行程 宮前登山口~宮の平~角田山山頂 (往復)

同行 Tさん Sさん(時間差参加) 相方 ジィ~ジ 計 4名

Am 05:48 宮前登山口

Kimg6548              大輪 ヤマユリ

Kimg6550           ヤマユリロード

朝の内なら少しは涼しかろうと・・・ところが無風で暑い暑い。

歩き始めるや今が盛りのヤマユリの大輪がドバーッと・・・・
濃厚な甘い香りが周辺に漂っています。
黄色い筋と赤い斑点を持った白い大きな花弁。中には20センチ近い大型も。
10個ほどの花弁を点けて重そうに頭を垂れている株が可哀想にも思えます。

六合目宮ノ平で小休止、水分補給をする我ら3人です。

六合目を過ぎれば山頂まで急登の痩せ尾根が続きます。
既にジィ~ジのシャツは汗びっしょりで重くなっていて不快感感じます。

滴り落ちる汗  拭いながら漸く山頂に到着の我らです。

暑さとヤマユリ鑑賞でたっぷり時間を要した我らです。

Am 07:15-08:07 角田山山頂

Kimg6552              山頂 観世音菩薩銅像

汗でカメラレンズも曇りボケボケ写真。

山頂のベンチに腰を下ろし、ジィ~ジは汗だくのシャツが気持ち悪く早速着替え。
汗を拭いながら水分補給。
コンビニ調達の調理パンや甘味で小腹を満たします。
山頂に着いてから20分程経過したころ、時間に間に合わず不参加と思われた
Sさんが到着。山談義に花が咲きます。

都合小一時間程山頂で時間を費やす我らです。
数人の登山者が我々の前を山頂標識に向かって通り過ぎて行きます。

下山は4人で花を観ながら、又 ツリフネソウが咲いていないか?
  宮前コースでツリフネソウ結局見つからず。

Kimg6554                                クルマユリ

終盤?を迎えたクルマユリを確認。

漸く時折、そよ風が心地よく当ります。爽快感が堪りません。

登山口近くまで来ればまたまた無風状態になります。
再び濃厚な甘い香りが周りを包みます。

Kimg6555                ヤマユリ

Am 09:17 宮前登山口

ヤマユリと朝から暑さを思い知らされた【角田山】
それでも汗を拭えば気持ちよくそれなりの満足感を覚えます。

ヤマユリが終わればお次はタカサゴユリが一面に!!

この日の目的はもう一つ。
Sさんも乗せて弥彦スカイラインを目指します。 

目的は少々変わった花オオナンバンギセル(大南蛮煙管)の確認です。

Skyline路側の駐車スペースに車を停めて早速チェック。

ジィ~ジが発見。

それでも昨年は何株も見られたのに、今回確認されたこのポイントのみ。

過ってのポルトガル・スペイン・ヨーロッパ南蛮人が加えたパイプ(煙管)に
似た花弁からナンバンギセル。

ハマウツボ科ナンバンギセル属の寄生植物。
自らは葉緑素を持たずイネ ススキ サトウキビなど単子葉植物の根に寄生。
その根から栄養分を吸収。横向きの白い筒の先端は紅紫。

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 オオナンバンギセル(南蛮煙管) ※ 拡大

1年草の寄生植物なので今年は数が少なかった?

たまたま見つけられてラッキー?

上空には湿った灰色の雲が湧きだし今にも一雨降りそう。
冷気を伴った風が吹き付けヒンヤリヒンヤリ いっそ一雨降って欲しい・・・と。
結果的には思いとは裏腹に黒いガスも霧散。暑さぶり返し!!

          ジィ~ジ 【角田山】 25-30

                     060-30

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2018年7月24日 (火)

久々の【谷川岳】

暫くご無沙汰していた【谷川岳】 「久しぶりに行ってみたいね」と相方。
勿論、特に反対する理由も持ち合わせていないジィ~ジです。
日常の主導権は殆ど相方が握っています。

【谷川岳】 数年前までは日本三大急登“西黒尾根”縦走が当たり前の感が
有ったものの、近年 寄る年波に抗う術も無く、安直に文明の利器のお世話に。

7月17日(火) 

同行 Tさん 相方 ジィ~ジ 計3名

行程 天神平~天神尾根~トマの耳・オキの耳 (往復)

平日の谷川岳ロープウエイは始発が8時。(15分程、到着早すぎた) 

Am 08:20-08:25 天神平

P1050474_2        天神平

何度も歩いた【白毛門】【笠ヶ岳】【朝日岳】 そして清水峠の小屋も対峙。

Kimg6485            白毛門 笠ヶ岳 朝日岳望みながら天神尾根をスタート

朝から熱い日差しが降り注いできます。

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( 写真 左 ヨツバヒヨドリ  写真 右 クガイソウ ) ※ 拡大

天神平周辺はヨツバヒヨドリの大群落とクガイソウの群生が主流を占めています。

傾いた木道と階段の道が続き来ます。
天神峠から、そしてその先には田尻尾根登山道との合流点が現れます。

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( 写真 左 チダケサシ  写真 右 モウセンゴケ花 ) ※ 拡大

白い花は何?と良く観れば食虫植物モウセンゴケの花。6.7ミリの小さな花弁。

Am 09:06-09:12 熊穴沢避難小屋

小屋脇の木陰に腰を下ろし、休憩一本。水分補給と甘味を取ります。
スタートが同じような時間のハイカーの皆さん休憩を取っています。
既にジィ~ジは全身から吹き出て止まらぬ汗。
(直射日光ここまでの間は当たらなかったのに・・・)

避難小屋から先は、直ぐに岩稜帯の急登の道に変わります。

頭上からモロに陽射しがガンガンと!! 瞬く間に汗が噴き出してきます。
途端に足が上らくなるジィ~ジです。
過去、何十回も歩いているのにこんな辛い思いはしたことが有りません。

Kimg6493                足場が悪い

天狗の留場 天狗ざんげ岩 時にはお助けロープを利用しながらフラフラと・・・
POINT POINTで息を整えるため休憩しながら歩を進めます。

天狗ざんげ岩を過ぎて暫くすればガレ場のダラダラした緩い道に変わるものの
足下ふらつき、ペースは上がることありません。

前後して登るハイカーの皆さんもそれなりに辛そうな感じを受けます。

Am 10:35-10:45 肩の小屋

Kimg6498              肩の小屋 万太郎山と俎嵓

山間から雲が湧き出して夏山特有の様相を呈しています。

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( 写真 左 ミヤマキンポウゲ  写真 右 ジョウシュウキオン ) ※ 拡大

この付近では特にジョウシュウキオンが目を惹き付けるように思えます。
足下に咲く花々を愛でながら山頂へのんびりと歩をすすs目ます。

Am 10:58-11:55 山頂 トマの耳(1963m)
 Kimg6509               山頂 トマの耳

P1050460_2            山頂トマの耳から肩の小屋俯瞰。

【俎嵓】 屹立して格好良い~ッ

土・日祝日は座る場所も無いくらい大混雑の山頂 トマの耳も閑散としてます。
傍らに腰を下ろし、ノンビリと少し早いものの腹拵え。
山頂到着のグループの皆さんの集合写真のシャッターを切ってあげたり
山座同定を楽しんだり
【燧ケ岳】【至仏岳】【笠ヶ岳】【日光白根山】【男体山】【皇海山】 etc etc

のんびり休憩終えて、双耳峰先の山頂 オキの耳へ花を観ながら向かいます。

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( 写真 左 ヒメシャジン  写真 右 イワアカバナ ) ※ 拡大

イワアカバナ ピント合わずボケボケ

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( 写真 左 シフツアサヅキ  写真 右 ミヤマダイコンソウ ) ※ 拡大

P1050466            山々眺めながら

Kimg6523                                山頂 オキの耳

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( 写真 左 オオカラマツ  写真 右 ジョウシュウオニアザミ ) ※ 拡大

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( 写真 左 ゴゼンタチバナ  写真 右 ハクサンフウロ ) ※ 拡大

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( 写真 左 エゾシオガマ  写真 右 ニッコウキスゲ ) ※ 拡大

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( 写真 左 ミネウスユキソウ  写真 右 クロヅル ) ※ 拡大

他にも花は色々  ホソバノキソチドリ アオヤギソウ シシウド・・・
枚挙に暇有りません。

Pm 00:25-00:35 オキの耳(1997m)

Kimg6525                 偶には記念に一枚

P1050468                               浅間神社鳥居と後方に一ノ倉岳

時折の風が心地よさを与えて呉れるので暫し涼を楽しみますが何時までも
長居は出来ません。往路を忠実に下山です。

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( 写真 左 オミナエシ  写真 右 タカネコンギク ) ※ 拡大

Kimg6529                 トマの耳に向かって下山 ※ 拡大

Pm 01:06-01:10 肩の小屋

Kimg6543                         標識

Pm 01:18 天神ざんげ岩

Kimg6544                天神ざんげ岩

Kimg6546                岩稜帯を下る

急峻な岩場では少し渋滞が見られ時折足が止まります。

熊穴沢避難小屋で最後の休憩を取って天神尾根へ下ります。

Pm 03:15 天神平

Kimg6547                  天神ロープウェイ山頂駅

過去に何度となく訪れた【谷川岳】なれど今回ほど山頂を遠く感じた事は無し。
年の所為?暑さの所為?多分両方とは思われるものの些かショック。

念のため、少し涼しくなった初秋紅葉時期に再び訪ねてみたく思うジィ~ジです。

それでもこの度も幾多の山々と色とりどりの高嶺の花々を愛でることが出来て
満足感に浸るジィ~ジです。

帰路 立寄り♨は現在I園グループのホテル湯の陣。
※ 谷川岳ロープウェィ半券で割引適用。

広々とした大浴槽に思う存分手足を伸ばし心行くまで温泉入浴を楽しみます。
無論 露天風呂も体験入浴。

吹き出る汗を拭えばサッパリ感が身を包みます。

心地良さと満足感を味わいながら関越トンネル・関越道経由北陸道新潟西ICに
戻る我らです。

        059-30

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2018年7月19日 (木)

FlowerWatching【八方】

梅雨も明け夏本番、たまには北アの雰囲気を楽しみたいね・・・と。
とは言うものの、ハードな山歩きも段々辛く思えるようになったメンバー
最小限の共通項目は〈高山植物〉鑑賞です。

ハイシーズンで3連休、八方ゴンドラは激混みで順番待ちが必定と想定。
始めから黒菱林道終点を目指します。
八方の麓から高度差760m 距離≒9キロの急カーブ急峻な道を一気に!!

目標は特に定めていない我らです。
この日の目的は<高山植物観賞>そして<北ア展望>

7月15日(日) 

同行 M子さん K藤さん T石さん 相方 ジィ~ジ 計 5名

行程 黒菱第3リフト~八方池山荘~八方池~ 上の樺 扇雪渓手前 (往復)

Kimg6397                 黒菱平 鎌池

ニッコウキスゲ、コバイケイソウ オニシモツケ・・タカネバラも 乱舞。

この日の目的はあくまで高山植物の観賞。

グラートクワッドリフトに乗り継いで八方池山荘へ向かいます。
麓からの八方アルペンラインと合流するので観光客含め大賑わい。

観光客の皆さんよりのんびりとキョロキョロしながら進みます。 

Am 09:20 八方池山荘  (標高1830m)

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( 写真 左 ヤナギラン  写真 右 テガタチドリ  ) ※ 拡大

見られる場所を問わずヤナギランの淡紫に魅かれるジィ~ジです。

高山植物観賞には自然研究路を辿ります。

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( 写真 左 エゾシオガマ  写真 右 オオコメツツジ  ) ※ 拡大

Kimg6420                              ミヤマトウキ

ミヤマトウキ、正に‘花火’に似たり。

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( 写真 左 オオカラマツ  写真 右 イワシモツケ  ) ※ 拡大

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( 写真 左 キバナノカワラマツバ  写真 右 ミヤマクワガタ  ) ※ 拡大

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( 写真 左 クルマユリ  写真 右 トキソウ  ) ※ 拡大

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( 写真 左 キンコウカ タカネナデシコ  写真 右 ハッポウタカネセンブリ  ) ※ 

ハッポウタカネセンブリは北ア・八方尾根の固有種でタカネセンブリの蛇紋岩変異。
濃い色の斑点が見られます。

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( 写真 左 イブキジャコウソウ  写真 右 コゴメグサ  ) ※ 拡大

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( 写真 左 ミヤマママコナ  写真 右 コバイケイソウ  ) ※ 拡大

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( 写真 左 ハッポウタイゲキ  写真 右 ユキワリソウ  ) ※ 拡大

※ ユキワリソウは新潟角田山 弥彦山などで知られていますが正式には
オオミスミソウで、このサクラソウ科の花が学名ではユキワリソウ

P10504371             白馬三山  (白馬鑓 杓子 白馬 )

P1050442             オヤマソバと白馬鑓ヶ岳

雲間から頭を出す白馬三山、空が殊更青い様に思われます。

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( 写真 左 ムシトリスミレン  写真 右 ハクサンチドリ  ) ※ 拡大

P1050439             息ケルン (標高2005m)

丸山ケルンまで大小6個のケルンが設置されています。

Kimg6440         八方池へ続く人の波 ※ 拡大

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( 写真 左 タテヤマリンドウ  写真 右 ミヤマミミナグサ  ) ※ 拡大

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( 写真 左 ハッポウウスユキソウ  写真 右 シモツケソウ  ) ※ 拡大

P1050449            八方池 天狗の大下りから不帰Ⅰ峰Ⅱ峰

白馬経由で2度晴天の下、不帰キレット走破したこと頭を過るジィ~ジです。

【唐松岳】は日帰り、山頂小屋宿泊、そして縦走時を含め今まで10数回は登頂。

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( 写真 左 ホソバツメクサ  写真 右 ミヤマムラサキ  ) ※ 拡大

Kimg6459              扇雪渓に向かって 下の樺

この辺りは様々な形状のダケカンバ(岳樺)の樹林帯。
今回は扇雪渓の少し手前 上の樺をこの日の山頂としてUターン。

Kimg6466                 五竜・鹿島槍方向 ミヤマダイモンジソウ

生憎、五竜岳・鹿島槍ヶ岳方面は朝のうちから雲で覆われスッキリしない。

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( 写真 左 ミヤマアヅマギク  写真 右 ウサギギク  ) ※ 拡大

Kimg6469           大勢のハイカーで賑わう八方池(標高2060m)

夏山はお昼を過ぎるころから雲が湧き出す可能性大なり。

のんびりとベンチに腰を下ろし湖面に映る逆さ白馬の雄姿を楽しむ我らです。

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( 写真 左 チングルマ  写真 右 チダケサシ  ) ※ 拡大

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( 写真 左 オニアザミ  写真 右 ワレモコウ  ) ※ 拡大

Kimg6478                八方ケルン(標高2035m)

八方ケルンは人面に似たり!!

下山も色とりどりの花々を愛でながら自然研究路を立ち止まりながら下ります。

Kimg6479                自然研究路 眼下に白馬村

Pm 02;45 八方池山荘(標高1830m)

此処からリフトを2本乗り継いで黒菱へ戻ります。

Kimg6483                黒菱第3リフト

黒菱がズンズンと近くに迫ります。

北ア2000m超えと言っても盛夏の砌 暑くて汗びっしょり。
を履き替え、に乗り込むや否や、エアコンをMax。
帰路、郷の湯立ち寄り矢鱈と熱い温泉に浸かります。
( 2本のリフトと八方の4つの温泉共通利用券セット¥1,520)
温泉入浴後、汗を拭きとり暫く涼めば心底スッキリ シャキーン 最高~!!

帰りの車中は四十をとっくに過ぎた四十雀があの花この花と、花 花 花・・・
話が途切れることが有りません。 高山植物の競艶充分堪能した我らです。
曲がりなりにも健康で歩けることに感謝です。願わくばもう暫く、現状維持。

途中 北陸道米山SA 休憩立寄り、Pm 07:23 新潟黒埼IC。
又の機会を約してお別れです。

※ 他に見られた花
オオバギボウシ カライトソウ クガイソウ ヤマブキショウマ クロトウヒレン
ホソバノキソチドリ ミヤマウイキョウ ゴゼンタチバナ コイワカガミ オミナエシ
タカネイブキボウフウ シロバナニガナ イワイチョウ ハクサンシャジン
ワタスゲ マイヅルソウ タテヤマウツボクサ etc etc この日70種程確認。

                     058-30 

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2018年7月16日 (月)

耐暑訓練?【角田山】

想像を絶する今回の大豪雨 200名を超える尊い人命犠牲者の方々、
2階に達する浸水で家屋倒壊や流出・・止めどない自然災害。恐怖心を覚えます。
幸い新潟県は7年前(H23)の新潟・福島集中豪雨以来暫く大きな自然災害に
遇わず助かっていますが、自助・共助 今回の大災害を教訓にしなければ・・・

そんな中、時節がら愚図ついた日々、序に相方にも少々用事が有ったりして・・
久し振りに運動不足解消目的で暑いの覚悟の上、ジィ~ジ一人で出かけます。
行き先は手近な【角田山】 バカ丸出し一番暑くなる時間に!!

7月10日(火) 

同行 無し ジィ~ジ単独

途中コンビニで調理パンとおにぎり買って  

行程 宮前登山口~山頂~向陽観音~山頂~宮前登山口

Am 11:45 宮前登山口Ⓟ

には数台の 

歩き始めれば直ぐに汗が噴き出すジィ~ジです。瞬く間に  

Kimg6383              宮ノ平

顔見知りのの単独行女性を含め、下山してくるハイカー四人スライドします。
涼しいうちの上り、皆さん既に下山の時間です。

六合目宮ノ平では水分補給で休憩です。

こんな時間から登る物好きはジィ~ジくらいかも(笑)

宮ノ平から少し下って、七・八・九痩せた急登を息切らしながら頑張るジィ~ジ

Kimg6384               山頂 観世音菩薩

小屋脇のベンチに腰を下ろし、まずは汗でびっしょり濡れたシャツを着替えます。
汗を含んだシャツは数倍の重さに!! 重いので汗水絞ります。
着替えを済ませ、1人で簡単なお昼を済ませます。

山頂から向陽観音堂前の広場へ・・・

Kimg6386              向陽観音前

川内山塊始め越後の山並みが薄らと、飯豊連峰もぼやーッと眺められます。
新潟蒲原平野の水田は苗が育ち青々とその色が濃くなってきています。

日頃賑わうこの場所にも木陰で一人のおじさん。
山頂でもおじさんが一人。
この日、この時間に居るのは余程の物好き?

Kimg6385               オカトラノオ

花も端境期?見られる花の種類は少なく、オカトラノオとエゾアジサイの天下?

Kimg6389               エゾアジサイ

山頂へ戻り、往路を下ります。
年を取った現在、下りには注意を要します。

Kimg6391                痩せ尾根

上から見ると、真下へ降りる感じを受けます。

比較的樹林帯の中に切られた登山道で直射は受けないもののほぼ無風。
矢張り暑いものは暑い。ポタポタ ビショビショ汗は吹き出します。

六合目で水分補給して、難行苦行(一寸オーバー?)登山口へ向かいます。

Pm 02:40 宮前登山口Ⓟ

既にには残されたは一台のみ。
車内で再びシャツを脱ぎ着替え、我が家へ向かうジィ~ジです。

耐暑対処訓練?水分補給を含め、我が身の体調チェック。
無理はしないもののどの程度の負荷まで耐えられるか自分なりの確認。
たまにはこんな山歩きも無駄ではないかも・・・と変に満足のジィ~ジです。

  ジィ~ジ 【角田山】 24-30 西蒲三山縦走含む

                   057-30

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2018年7月12日 (木)

降りそうなので【天神山城址~松ヶ岳山】

梅雨の最中なれば、今にも降りそうなどんより重そうな雲が・・・
降ってもずぶ濡れにならずに戻ることができるだろうと・・・

珍しく午後に一寸用事がある暇人ジィ~ジ 朝早いうちに出かけます。

向かった先は 天・地・人 縁の旧岩室村(現在 新潟市西蒲区)
【天神山城址】~【松ヶ岳山】

7月4日(水) 

同行 Tさん 相方 ジィ~ジ 計3名

Am 06:25 岩室丸小山公園

Kimg6363               岩室 丸小山公園

子供に返って備え付け遊具に乗ってみたい~ パンダが良いかな!!

何時もの通り、道端の花々何かないかなぁ?とゆっくり歩きます。

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 ( 写真 左 ノギラン  写真 右 トンボソウ ) ※ 拡大

撮影センスが乏しいジィ~ジ、トンボソウ旨く撮れません。

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 ( 写真 左 クルマユリ  写真 右 アオヤギソウ ) ※ 拡大

山城の遺構 土塁・石塁・堀切・・ 往時を想像しながら前進。

Am 07:12-07:17 天神山城址(235m)

Kimg6373              天神山城址 本丸跡

天・地・人 縁の地。 直江兼続の弟 大国実頼過っての居城

3,4分休憩して新潟市最高峰【多宝山】に向かい、石瀬峠手前から道を分け
【松岳山】
へ向かう我らです。

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 ( 写真 左 キツリフネ  写真 右 オカトラノオ ) ※ 拡大

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 ( 写真 左 クガイソウ  写真 右 ヒメヤブラン ) ※ 拡大

他に観られた花は終盤を迎えたホタルブクロ程度?
花も時節柄、端境期かも?

地元の常連さんは別にしてマイナーな山、時節柄 空模様 誰にも遭いません。

ロープが張られている深い堀切3か所登り反して・・・

Am 08:20-09:00 松岳山(174m)

Kimg6382              松ヶ岳城址

松ヶ岳城はその昔、天神山城の支城としての役割を担ったようです。

腰を下ろして即席コーヒー飲んだり、煎餅食べたり 廻りを走り回る大きな
ヤマアリを眺めたりしながら長閑なひと時過ごします。
幸い雨の心配も解消されたような感じ。

山頂から少し急な道をZIGZAGに下れば眼下に社が・・・

Am 09:16 岩室神社

地元岩室温泉の岩室神社、作法通りに参拝する我らです。

神社から直ぐ傍の祓川は今の時期は‘ホタル’。
冬妻(ひよつま)蛍と謳われ観光客を集めます。

Am 09:23 岩室丸小山公園Ⓟ

一般的な登山とは言えない様な山歩き。
それでも特別なトレーニングもしていない年寄りの我らにとっては
折々の花々を探しながらのユックリ歩きでも、それなりに体調管理と
精神的充足感には効果有り? 自己満足のジィ~ジです。

              056-30

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2018年7月 6日 (金)

近郊の山2題【角田山】【五頭山】

今にも泣きだしそうな空模様、ムシムシするので濡れたら濡れたで良し・・と
日も長い現在、暗くなるまでにはまだかなり間が有るし・・・
二人だけで出かけるので、特別の支度も不要。
行先は何時もの 【角田山】

6月29日(金) 

同行 相方 ジィ~ジ 計2人

行程 (Pm 02:40 ) 登山口~山頂~(Pm 04:30) 登山口

お昼もとうに過ぎ3時近い!!

Kimg6326                急登

Kimg6328                静かな山頂

時間的にも空模様から見ても、誰も居ない静かな山頂。
長椅子に座り甘味と持参の珈琲で暫し休憩。
今頃誰も来ないだろうと思っていたけど、‘稲島コース’から男性一人。

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( 写真 左 ホタルブクロ  写真 右 ナツメ ) ※ 拡大

下山は‘山の神コース’経由と思っていたものの天空の状態は少し怪しい。
急な階段状登山道が続く‘五倫石コース’を往復です。

Kimg6334                転倒注意

今が盛りのエゾアジサイの花を観ながら下ります。

それでも今の時期、一番幅を利かせて?自己主張しているのは
             ↓  ↓

Kimg6335                   ドクダミ

勢力範囲を拡大中のドクダミの群生。

Ⓟに到着、を履き替えに乗り込み、スタートした1分後くらいに

雨に当たらず下山セーフ  フロントに当たる雨滴を観ながら  

  ジィ~ジ 【角田山】 23-30

              054-30

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜

梅雨時にしては晴れ予報!!儲けもの!?
出かけれらえる時は出かけねば・・・と。

出かける先は【五頭山】に決定。

6月30日(土) 

同行 Tさん 相方 ジィ~ジ 計3名

行程 (Am 07:00) どんぐりの森登山口~七合目~(Am 08:35) 三ノ峰~
    二ノ峰~一ノ峰~(Am 09:00-09:05) 前一ノ峰~一ノ峰~二ノ峰~
    三ノ峰避難小屋~四ノ峰~(Am 09:27-Am 09:35) 五ノ峰~(Am 10:00)
    出湯・村杉/少年自然の家分岐~扇山(休憩・昼食)~旧スキー場~
    (Am 11:55) 登山口Ⓟ

    所要時間 5時間 昼食・休憩70分含む

スタートは‘どんぐりの森’登山口。

何時もながら肺機能の弱いジィ~ジは四合目までの急登が苦しい。

六合目手前から両脇キョロキョロ   

 ジンバイソウそしてミヤマウズラの痕跡、現在の状況を確認です。

Kimg6337              七合目

七合目では毎回水分・エネルギー補給POINT。当たり前のように休憩。

七合目から再び傾斜が少々きつく、ブナの精気に励まされ頑張るジィ~ジです。

Kimg6338                三ノ峰 石仏は不動明王

少し先の避難小屋脇に敷かれた丸太に腰を下ろし再び休憩。水分補給。

Kimg6341          ミヤマクルマバナ?

「トウバナ?」 「ママコナ?」  共に間違い ミヤマクルマバナかな

Kimg6342         五頭山小倉峰と飯豊連峰の全貌

三ノ峰さきから五頭山小倉峰の彼方に<飯豊連峰> 大日岳から鉾ヶ岳

UpDown繰り返して石仏、石碑が立ち大きな石がゴロゴロ露出した一ノ峰
すぐ先のVIEWPOINT 前一ノ峰まで足を伸ばします。

※ 三角点設置の[五頭山本峰(小倉峰)]は残雪期と異なり、樹林帯で展望が
得られないので敢えてパス。

Kimg63451              前一ノ峰  ※ 拡大

少し異様な雲の形状と澄んだ空気。
目視では【尾瀬燧ケ岳】【会津磐梯山】がしっかり確認できます。

Kimg6349                菱ヶ岳の左肩方向には尾瀬の燧ケ岳も  ※ 拡大

三ノ峰避難小屋から下って四ノ峰へそして五ノ峰へ向かう我らです。

Kimg6353              弥彦山・角田山は勿論 佐渡の山並みもクッキリはっきり ※ 拡大

五ノ峰には単独行の若い男性。

遥か先には佐渡の山並みも望まれます。

Kimg6356          五頭山五ノ峰から飯豊連峰の全貌

心行くまで<飯豊連峰>の眺めを楽しみ目に焼き付け‘出湯コース’を下ります。

Kimg6358                五ノ峰山頂直下 親子地蔵の磨崖仏

このコースは深く抉られた足場の悪い急な道が続きます。

※ 20年ほど昔は【五頭山】出湯コース 当たり前の様だったけど・・

Kimg6359                   少年の家 赤安山方面との分岐

Kimg6360                砂泥地帯の深く抉られた登山道

足場の悪い、もっと急崖なポイントも多々あります。

トレランの青年が迫ってくるので道を譲ります。

【扇山】近くの山裾、木陰に腰を下ろし3人で簡単なお昼を採ります。

Kimg6362                広がるブナ林

少し苦しそうに登ってくるご夫婦?
サッサと我らの前を通りすぎる元気な強者

ユックリとお昼を済ませ、爽やかなブナ林が拡がる山腹を下ります。
時折、微かな風が吹き抜けるのか?ヤマナラシがカシャカシャと音立てて

左側下の方向から沢音が聞こえだせば登山口は間近となります。
やがて眼の下には      登山口に到着です。

花は端境期か?一際目を惹いたのは鮮やかなミヤマクルマバナ?。
それでも展望は満足満足大満足。
たっぷりと山歩きの醍醐味味わえた我らです。 梅雨時の晴れ間に乾杯!!

        ジィ~ジ【五頭山】 06-30

                     055-30

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2018年7月 3日 (火)

花そして出会い【二王子岳】

梅雨時真っ最中なれど、時たま快晴に恵まれる越後新潟です。
久し振りに少しは歩き甲斐のある山へ行きたいね!と相方。
もしかしたら見たい花が見られるかも・・・と。
選んだ行先は 【二王子岳(1420m)】

6月25日(土) 

同行 相方 ジィ~ジ 計2人

行程 (Am 07:30) 二王子神社登山口~二合目水場~(Am 08:25-08:30)
    三合目一王子神社~(Am 09:05-09:12) 五合目独標~立ち休憩~
    (Am 10:12) 七合目油コボシ~(Am 10:53-Am 11:40) 二王子岳山頂
    ~(花観賞タイム)~(Pm 00:58-01:06) 五合目独標~(Pm 02:00)
    三合目一王子神社~(Pm 02::30) 一王子神社登山口

    所要時間 7時間 休憩・花観賞時間 ≒90分含む

小さな沢沿いの道から離れ、大杉樹林帯の1合目手前から道は急登となります。

Kimg6268               神子岩通過の相方。

何時もの通り二合目水場でたっぷり口に含みます。

歩き始めて1時間弱、丁度3合目で腰を下ろして休憩、甘味を取ります。

休憩終えて爽やかなブナの林の中をZIGZAGに前進。

五合目 独標(定高山)パンザマスト 積雪表示は勿論の事 ゼロ!!
此処でも腰を下ろして一休み。

五合目から六合目までは思いのほか長い道程。
それでも足下には可憐な多種類の花々が現れます。

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( 写真 左 ガマズミ  写真 右 ズダヤクシュ ) ※ 拡大

過っては喘息(ズダ)の薬としたズダヤクシュが一面に群生。

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( 写真 左 マイズルソウ  写真 右 サンカヨウ ) ※ 拡大

Kimg6280              サンカヨウ 最後の力振り絞り健気に咲き誇って!!

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( 写真 左 シラネアオイ  写真 右 オオバ?キスミレ ) ※ 拡大

Kimg6283              登山道整備中

六合目中間点付近では急登の場所にステップの足場を造ったり整備に余念ない
須藤さん達が汗を流しながら作業中。(連日ご苦労なことで頭が下がります)

Kimg6286                残り少ない残雪も

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( 写真 左 ウスバサイシン  写真 右 コバイケイソウ ) ※ 拡大

次から次と目を楽しませてくれる花々後絶ちません。
コバイケイソウは今年は初めてのジィ~ジです。

Kimg6289              油コボシ

難所 油コボシは然程の距離は無く、足場もしっかりついています。

Kimg6292                八合目水場付近にはまだ残雪

水場の水は未だ雪に埋もれているようです。
帽子を忘れた相方は姉さん被り・・・

八合目を過ぎれば、終盤を迎えたヒメサユリと盛りを迎えたヒメサユリが競演。

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( 写真 左 ニッコウキスゲ  写真 右 ヒメサユリ ) ※ 拡大

Kimg6295              キスゲロード

Kimg6300                新石祠 二王子神社奥の院

Kimg6303                ヒメサユリに迎えられ

Kimg6305            山頂 青春の鐘

目視では『飯豊連峰』の山並みがハッキリと見えます。 

山頂には20数年来の知人・山友K岡氏とM原さんと遭遇。知らない方も数人。
「やぁ ヤァ お久しぶり」と挨拶交わします。

ジィ~ジと相方も敷物尻に持参のおはぎを食べたり小腹を満たします。
水と塩分補給も欠かしません。

其処へまた単独行の山友K池女史も到着。

暫くすると軽装の男女二人の若人が到着。
「アッ ジィ~ジさんだ!! Yちゃんも今、来ますよ!!」
SNS通しての山仲間、30代40代50代の男女6人グループの到着です。

36222547_1424199247680779_843805058            記念に一枚   ( K池女史に撮影依頼 )

先着でゆっくり休んだK岡氏、M原さんは我らより先に下山の開始です。

年寄りジィ~ジに気配りする若人グループ、自分たちのためのスイーツなど
ジィ~ジと相方に分けて呉れます。
皆、年寄り労わる優しい若人ばかり・・・

Kimg6306            楽しそうな若人たち

膝腰ガタガタのジィ~ジは若人グループより先に下山の開始です。
(直ぐに追い越されるのは必定)

帰路も花々を眺め楽しみながらゆっくりと下ります。

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( 写真 左 ゴゼンタチバナ  写真 右? SOS ミネカエデ) ※ 拡大

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( 写真 左 シロバナニガナ  写真 右 イワイチョウ ) ※ 拡大

更に下って行くと、見たような二人の姿が!!K岡氏とM原さんです。
わざわざ我らの下山を待っていてくれたのです。
我らが往路で見つけられなかったオオサクラソウを見つけたのです。
(ジィ~ジと相方は開花はもう少し先だねと諦めていた)

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今回一番見たかった花 オオサクラソウ。
一度は諦めたのに山友のお蔭でラッキーにもゆっくりと鑑賞できた我Rです。

この間、件の若人グループはウサギよりも早く下山通過。

心行くまでオオサクラソウに見惚れるジィ~ジと相方です。
(※ 果たして来年も元気で見ることが出来るだろうか?)

六合目中間点付近で作業中の須藤さん達に登山道整備のお礼を伝え下山。

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( 写真 左 コシジオウレン  写真 右 サワフタギ ) ※ 拡大

Kimg6318                五合目 休憩する登山者

先回4月末残雪1.5m。今回、勿論ゼロ!!

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Kimg6321               登山口は目前

二王子神社広場 登山口

Kimg6323                 登山口到着

清冽な迸る冷たい水でタオルを絞り汗で汚れびっしょりになったシャツを脱ぎ、
身体を拭うジィ~ジです。
ヒンヤリ感が何とも心地良く感ずるジィ~ジです。

 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

時期的にキスゲとヒメサユリのコラボは見れるかな?と期待はしていたものの
シラネアオイの群生、サンカヨウも最後の競演 他にも想定外に多種類の花々。
それに増して二人では見つけられなかったオオサクラソウを長年の知人岳友が
見つけ、親切にもわざわざ我らの下山を待って教えて一緒に鑑賞できた事。

そして山頂では心優しき30~50代の若き山仲間とバッタリ遭遇。
心なしか?若い人たちからエネルギーも貰えた感じで。楽しいひと時を共有。
天気にも恵まれ、大満足の心に残る山歩きでき感謝感謝のジィ~ジです。

山は有難き哉。健康に勝るもの無し!!

ジィ~ジ 【二王子岳】 02-30

             053-30

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