29北海道の山旅 その3(札幌岳)(尻別岳)〈小樽天狗岳?)
瀟洒な新十津川ホテル S・Sを早朝出立。コンビニでお昼を調達。
そして道央道 滝川ICから一路 札幌を目指し走る我らです。
前日、SNSを通しての札幌在住の若い山友Cちゃん(女性)に一応
この日の予定の連絡は入れてあるジィ~ジです。
7月2日(日)
北の大地 北海道の山歩き 4座目は【札幌岳(1293m)】
定山渓温泉の南方向 豊平温泉~豊平峡ダムへ向かいます。
登山口にjは“車上盗注意”の但し書き 有り!!(※ 困ります)
Am 09:52 登山口
歩き始めて直ぐに、小さな石仏が見られ、手を合せ礼拝。
緩やかな植林された?林の中を進みます。
天までとどけ~ッ トドマツ
サイハイラン?
しばしば新潟の山でも見られるサイハイラン(采配蘭)よりは
色も鮮やか、且つ花弁の向きがランダム。
レイジンソウ
目的の【札幌岳(1,293m)】は、支笏洞爺国立公園内に属し、
山名は、豊平川の水源であることに由来。札幌市内を流れる豊平川は
サッ・ポロ・ペツ(アイヌ語で「渇いた大きな川」)と呼ばれていた。
札幌市の地名語源でもある。
歩行距離 11キロ 累積標高差 870m
Am 11:25-11:35 冷水小屋
(北海道大学の山小屋)
デコイが飾られている冷水小屋 こんにちは~
名の通り小屋の前には冷たい水が迸っています。
飲みたい衝動に襲われますが、近年 大腸菌が検出されたとか、
或いは万が一のエキノコックスを考量して我慢。
冷たい水で汗を拭うジィ~ジです。 シャキッとして気持ち良い~
小屋の先からは急登。高度差約200mを一気に登ります。
登山道は急登に
急登を息切らしながらクリアーするとなだらかな水平道。
ところがその水平道がこれでもかと言うほど、とんでもなく長い!!
おまけに泥濘の道。
我慢に我慢を重ね少し右に巻いて登り上げると山頂。
Pm 00:56-01:40 札幌岳山頂
初めての山 記念の一枚
残念ながらガスが罹り展望は殆ど望めません。
晴れれば 無意根山、定山渓天狗岳、羊蹄山 等が見えると言う。
山頂標識は一等三角点の脇に立てられています。
暫くすると若い男性ばかり数人のパーティが到着。
急ぐ旅でも無し、展望は期待できないものの雨の心配は皆無。
コンビニ調達のパンなどでユックリとお昼を取ります。
お昼を終えて、往路を下山開始。
下山開始から10分足らずで下から若い女性がニコニコ顔で
札幌在住のCちゃんです。(わざわざ我らを訪ねて)
挨拶もそこそこ、折角なのでCちゃんには山頂まで行って貰います。
お昼もそこそこに?暫くするとCちゃんが我々に追いつきます。
急峻な道をトコトコ一緒に下って・・・
Pm 02:53ー03:00 冷水小屋
冷水小屋で休憩
山頂で一緒だった若い男性グループが出発準備。
Cちゃんと記念に
彼女とは一昨年、昨年と2回も新潟で会う機会があったジィ~ジです。
豊平川の本流となる冷水沢川に沿って4人+Cちゃんと下山です。
( 写真 左 ウコンウツギ 写真 右 ミヤマオダマキ ) ※ 拡大
冷水沢川
何回か冷水沢川に架かる橋を繰り返し渡り下山。
トドマツの林
台風高原のトドマツ林 真っすぐ天に向かって伸びています。
Pm 04:14 登山口
登山口は目前
ガスで視界が遮られ展望は叶わなかったものの、札幌を冠した
山に登れ、山ガールCちゃんと一緒に下山できたことは間違いなく
記憶に残るであろうと思うジィ~ジです。
Cちゃん、お土産まで気遣いありがとう。(感謝)
10月にはまた新潟の山を一緒に登りましょう。その時を楽しみに
065-29
この日は、札幌定山渓 泊まる宿は、定山渓温泉M世閣ホテルM
定山渓温泉
ゆったりと温泉に身体を横たえれば、疲れも吹っ飛びます。
このホテル、温泉も料理もgood!! 極めてreasonableprice。
札幌の夜は更け行きます。
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今回の北海道の山歩き、【天塩岳】 そして【黒岳~】 以外は全く
適当?良く言えば臨機応変、悪く言えばいい加減な気心知れた4人旅。
そしてとうとう五座目の“山歩き”の日を迎えた我らです。
宿舎の定山渓温泉から近く、帰りの小樽に向かうにも便利な手頃な“山”
前日の札幌在住のCちゃんのアドバイスも有り、向かう先は【尻別山】
7月3日(月)
定山渓から中山峠には今まで数回向かったことが有るものの都度
天気がイマイチばかり。
今回初めて秀峰 日本百名山【羊蹄山】を望むことができた我らです。
望羊中山から羊蹄山を望む
【尻別山】は真狩村・喜茂別町・留寿都村に跨る“山”
道道257号線にある馬鈴薯原種農場から林道に入り登山口を
目指します。土埃舞い上がるダートなるも通行に支障は無し。
Am 09:50 登山口 留寿都村
尻別岳登山口標識
眼下に留寿都(ルスツ)リゾート
最初はなだらかな歩き易い道が続きます。
登り始めは緩登
ご丁寧に300mごとに標識が EX 900/3250 1200/3250
723mのコルから肩までは350mの急登 足場も無く滑り易い!!
所々にザイルも渡されるています。平均斜度30度以上?
一方、登山道には多彩な花々が我々を迎えて呉れます。
( 写真 左 エゾカンゾウ 写真 右 エゾシオガマ ) ※ 拡大
( 写真 左 タカネバラ 写真 右 コケイラン ) ※ 拡大
( 写真 左 ウツボクサ 写真 右 コウリンタンポポ ) ※ 拡大
山頂手前の肩に着くころから左手の前方に【羊蹄山】の雄姿が。
ロープも頼りに息絶え絶えに登っていくとやがて行く手には・・・
眼前に羊蹄山
眼下にルスツリゾート
肩からは少し傾斜も緩くなる遊歩道。
Am 11:23ー11:57 尻別山山頂
アイヌの言葉 ピンネシリ(雄岳) 流石に言い得て妙!!
マチネシリ(雌岳)=羊蹄山 とはセット。
山頂は羊蹄山の展望台
※ 三角点は2等(後別岳)
山頂には山口県からの単独行氏と我らの後に到着した
埼玉(地元出身)のご夫婦のみ。
一寸 挨拶会話を交わす我らです。
地元出身のご夫婦からニセコ周辺のお薦めの山情報など
下山は勿論、往路を辿ります。
激下り 雌岳マチネシリ【羊蹄山】がぽっかりと!
エゾカンゾウに見惚れ
足場の悪い急傾斜の危険個所を滑らないよう慎重に下れば
後はのんびり歩けます。
途中で、登りはじめた時に見かけた数人の若い女性グループと
スライドします。
( 写真 左 マタタビ 写真 右 ツルアジサイ ) ※ 拡大
ルスツリゾートから音楽が流れる音が聞こえます。
Pm 01:28 登山口
登山口
【尻別岳(1107.4m)】
距離も3250と短いし、見た目にもそれほどハードには想えず、
少々気が緩んだのか?後半の激登りでは息が切れ
連日の疲れも重なり急激にペースダウン。(ショック)
それでも山頂手前で大きく聳え手招きするようなマチネシリ(雌岳)
=【羊蹄山】の山容には感激。
正に【羊蹄山】展望の特等席の“山”。
そして思いのほか花の種類も多く気を紛らわしてくれた。
一度は訪れたい“山”として推したい。
066-29
今宵の宿は小樽のホテルO
時間はたっぷり余裕が有るので余市のNIKA WHISKY試飲会場
試飲3種
此処でドライバーはジィ~ジから相方に交代です。
相方の申し込み券も利用してジィ~ジは都合2杯ずつ計6杯
勿論、土産に限定品など購入。
相方の運転では海沿いに小樽を目指して走ります。
小樽Oホテル(3回目)にチェックイン。
ホテルの大浴場でユックリと汗を流し、6時半から今回の旅 最後の夜。
先ずは毛蟹から
蟹尽くし、蟹を口にすると話は途切れます。
今回 新日本海フェリーとセットです。
食事を終えて小樽の街を散策しようかと外へ出てみるも
小雨がぱらつき、何度も歩いているので中止して各々の部屋へ
小樽の夜は更けて・・
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今回の北海道の旅も最終日。
小樽のシティホテルOのcheckoutを済ませ、出かけます。
7月4日(火) /
先ずは小樽の鱗友市場。
鱗友市場
此の兄さん、三年ぶりなのにジィ~ジの顔を覚えていて
「こんにちは~ おひさしぶりで~す」 と声をかけて呉れます。
都度毎回、土産の海産物はこの店で購入しているのです。
次は再び小樽の街へ戻ります。
有名な揚げ物屋さんお店で試食したり、雨宿りしながら
少々買い物したりして時を過ごします。
雨も少し小止みになってきたので小樽の街を散策です。
小樽の街を散策
聞き慣れない言葉が飛び交い、相変わらず賑やかな小樽です。
チョコレートや菓子 すし店 海産物 ガラス工芸・・・etc
小樽の街を散策し、更に折角の機会、小樽天狗山(532.4m)へでロープウェイ山頂駅の先まで行くことができます。
小樽の街と日本海が一望に見渡せる絶景ポイントもこの日は生憎
真っ白 真っ白 真っ白ケ!!
ガス ガス 小樽天狗山
雨は上がったものの、雨上がりのガスは半端なく濃い!!
扨て、そこそこ時間も費やしお昼時、お昼をどこで食べるか
O夫人はタブレットで検索。
ウイングベイのテラスブラッセリーでランチブッフェに決定。
(安くて品数も多い)
食べるだけ叱りと食べ、珈琲、ジュース、飲み物で時間潰し。
長時間に亘るお昼を終えれば、後は今宵の食糧飲み物の買い出し。
店内を歩いて進めばイオン
お互いに夕餉の買い出しを始めます。
なんだかんだでそれなりに時間は経過。
3時半から乗船手続。
Pm 04:30 小樽港出港
小樽 新日本海フェリー
僚船
サンセット
夕日を背に
燃える海面
沈んだ
船内の湯船に浸り、食べて 飲んで 喋って・・・(反省会)
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7月5日(水)
疲れがあったのか?思いのほかゆっくりと寝た感じ!!
Am 09:00 新潟港入港
山の下埠頭入港
O夫妻をお宅まで送り、その後は10時から用があるジィ~ジは
その会場へそのまま直行、を相方に託します。
この度の 北の大地 北海道の山歩き 全体通して天気はイマイチ
されど、思い出も沢山出来て、ヤッパリ楽しかった。
そして願えれば、来年も達者で船の旅が出来ればと思うジィ~ジです。
何はともあれ、贅沢旅行とまでは行かないものの、好きな事が出来る
現在の境遇に感謝です。(相方のお蔭?)
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コメント
まことさま
いつもありがとうございます。
気儘な4人組での北海道の山旅、無事終える事が出来ました。
願わくば限りなく現状維持で来年も過ごしたく思っています。
仰る通り、与えられた残りの人生有意義に過ごしたく思っています。
梅雨明けを迎え、暑さ厳しくなりますがお互い何とか
健康で乗り切りたいものですね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年7月20日 (木) 17:57
人生の生き甲斐を感じた北海道の楽しい山旅は何よりも目出度い事です。
みなさんの喜びが私の肌にも伝わって来ました。
来年も健康&元気は間違い無し!お互い与えられた人生を有意義に過ごしましょう!
とは言うものの体に気を付け新潟の梅雨明けも近いと思いますが、ご自愛され暑い夏、互いに乗り切りましょう!
投稿: まこと | 2017年7月20日 (木) 17:36
もうぞうさま
いつもお世話さまです。
歳とると、若い世代の人たちから偶に刺激を貰わないと
老化に拍車がかかるので・・・
もうぞうさんは現役で日々色んな世代の方と接しておられますが
私はそんな機会が無いので、自分から求めるようにしています。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年7月20日 (木) 07:36
RWさま
いつもありがとうございます。
日高のペテガリやカムイエクチカウシなどの超難関な山を
走破された由。凄いことだと感服いたしました。
私にはそんな力量は有りません。
只、10年程前、幌尻岳は平取からの渡渉コースを
日帰りしたことは有ります。
それまで2年間小屋宿泊手続きをしたのですが荒天で
2回予約金を無駄にしたので、3年目に日帰りで決行。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年7月20日 (木) 07:31
FUJIKAZEさま
こんにちは~
山へ出かけ(立山)返信遅れ済みませんでした。
幸い膝・腰など痛いところは色々ありますが、だまし
だまし使っても歩けることは自分でも有り難く思っています。
年々体力は衰えていきますが、出来る限り現状維持したく
歩き回っています。
FUJIKAZE さんも奥様のご回復と、潜りや山歩きが早く
復活できますよう祈念いたします。
NIKKA余市は3度目でしたが、立ち寄る価値はあると思っています。
いつか 是非 お出かけください。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年7月20日 (木) 07:20
さすがにお顔が広いですね~
記憶力も抜群なのでしょうけど。
投稿: もうぞう | 2017年7月19日 (水) 19:26
日高の山はペテガリやカムイエクチカウシなど難関峰は行ったのですが百名山の幌尻岳はまだなのですよ~!この記事大いに参考にさせて頂きます!
投稿: RW | 2017年7月19日 (水) 07:10
こんばんは!
いつも思うのですが、輝ジィ~ジさんはカッコイイですねぇ・・・。
とても理想的に歳を取られているように感じます。
私もそうありたいな。
頑張ります!
余市のニッカには行きたいな。
私も限定品のウィスキー、飲んでみたいです。
投稿: FUJIKAZE | 2017年7月18日 (火) 21:26