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2017年7月 8日 (土)

29北海道の山旅 その1(天塩岳)

何気ない話から、トントン拍子に具体化。
20数年来の山友O夫妻と3年振り、10回目(もっとかも)の北海道の山歩き

予定は
6月28日(月)新潟港出航~7月5日(水)新潟港帰港

6月28日(月)

たまたま新日本海フェリーの新造船“あざれあ”就航記念日

埠頭ターミナルでは式典が行われ、出港の際には祭り太鼓で見送られ

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新潟港 新日本海フェリー 小樽航路 出港Am 11:30
(以前より1時間短縮)

写真上段  新造船 あざれあ 
写真中段  新潟祭り太鼓とテープ(左) 船内案内 人型ロボット ペッパー(右)
写真下段  偶然乗り合わの岳友T橋夫妻の部屋の窓からがクッキリと鳥海山!

長岡のT夫妻は新造船小樽観光ツアーに参加。(部屋は別途料金)

先ずは一風呂浴びて、その後はO夫妻と4人で宴の始まりです。
4Fのエントランスホールの小さな丸テーブルと椅子を利用して

※ 今までと異なりグループで飲み食いが出来るスペース皆無
   シアタールームも有りません。

飲んで喋って、ビンゴ大会等に参加して、時は瞬く間に流れ

                    

注)
頼まれた訳では無いものの新日本海フェリーHP⇒コチラ  

 

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6月29日(火)

予定通り小樽港にはAm 04:00 入港

は道央道を走ります。途中 砂川SAで朝食タイムを取って・・

目的は、北海道北部 北見山地の最高峰 【天塩岳(1557.8m)】

旭川から紋別道を士別町に向かって 

Am 08:30 登山口ヒュッテ

Kimg20071            道標  ※ 拡大

我らは登りは前天塩コースを選択。下りは新道(連絡道)コース 

登りは6.5k 4.5h 下りも6.5k 距離としては長い~

Kimg2009           天塩川本流に沿って

始めはゆったりとしたなだらかな道を天塩川に沿って進みます。

Am 08:57 新道(連絡道)分岐

Kimg2012            新道(連絡道)分岐

此処まで2.3k 順調 緩い道が続きます。

本流の左岸の山腹を進みます。

Kimg2014          流れの音を聞きながら

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( 写真 左 リュウキンカ  写真 右 ハクサンチドリ )  ※ 拡大

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( 写真 左 ハンショウヅル  写真 右 ウコンウツギ )  ※ 拡大

Kimg2021                ツバメオモト

ツバメオモトが沢山観られるよな場所の手前から急に
キツイ勾配のIGZAG登りに変わり、汗が吹き出します。

Kimg2022                 白樺林の中に切られた登山道

周辺には徐々にガスが充満してきて・・・・

Am 10:45 前天塩岳分岐

Kimg2023                分岐

前天塩岳は直ぐ先だろうと、高を喰っていたジィ~ジ。
これが存外長いのです。
途中から歩き辛いガレガレの連続、ガスは濃くなるばかり・・・

Kimg2024                ガレガレの登山道 

パワー溢れるO氏はズンズン先へ、ジィ~ジは着いて行けません。

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( 写真 左 イワウメ  写真 右 イソツツジ )  ※ 拡大

所々の土壌が残っている場所にはイワウメ イソツツジなど。

Am 11:03ー11:10 前天塩岳 (1540m)

Kimg2028                前天塩岳山頂標識

我ら4人だけだろうと思っていたところ、先を進む数人の姿を確認。
(ボヤ~ッと) ツアー登山者の様です。

展望ゼロ~ッ

此処まで5K

この先は少し下り気味に稜線を辿ります。

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( 写真 左 エゾイチゲ  写真 右 キバナシャクナゲ )  ※ 拡大

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( 写真 左 ナナカマド  写真 右 ミヤマエンレイソウ )  ※ 拡大

Kimg2036                稜線左手は雪渓

所々に大きな雪渓がしっかりと残っています。

再びガレガレの道を登り返します。

Pm 00:18ー00:22 天塩岳(1557.6m)山頂

Kimg2038_2               山頂到着

P1040604                           山頂標識タッチ

目的達成なれど、残念ながら期待していた展望全く得られません。

冷たいガスを伴った強い風が体力を奪います。長居は無用。
ガレ場の道を西天塩岳(1465m)から避難小屋へ向かいます。
途中で10数人のツアー登山者グループに道を譲って貰い前進・

Pm 00:50-01:20 避難小屋

Kimg2041                避難小屋借用してお昼

途中で追い越した10数人のツアー登山者もやがて到着。
一緒に簡単な遅めのお昼を採ります。

此処まで8.7k。

ツアー登山者グループより2,3分早く出立する我らです。

避難小屋の先も暫くガレ場が続きます。

Kimg2042              ガレ場

黄色のマークが無ければ、濃いガスの場合はかなり危険。
途中に一寸した登りで天塩円山(1433m)も待っています。

P1040605             露帯びるサンカヨウ

P1040606              ミネザクラ満開

ガレ場の登山道をクリアーすれば、登山道は一本道になります。
少々単調な登山道をひたすら下ります。

Pm 02:23 連絡道

Kimg2047                新道(連絡道)

連絡道から右手に沢を望みながら下ります。

Kimg2048_4

Kimg2049                                 マイヅルソウ乱舞

登山道の左手にはマイズルソウが所狭しと辺りを占拠。

Kimg2050               天塩川本流

Pm 03:30 登山口 ヒュッテ

Kimg2051                ツアー客迎えの温泉宿バス

ツアー登山者は多分、我らより20分以上は後になると思われます。

往復トータル13K 山歩きしては結構長い距離。
歩き甲斐はたっぷり!!
CT4.5Hに対して高齢者集団の我ら3.8Hはマズマズ?
(自己満足)

今回は前天塩岳 天塩岳 西天塩岳 天塩前岳 などの峰々
又、山頂からの大雪山系の大展望をGetできなかった。
そしてまたナキウサギの声も聞き逃がしたかもしれないので
山の様子もアラアラ分かったので、来年好天を期して又の再訪を
考えてみても良いかな!!と思うジィ~ジです。

      062-29

は今宵の宿 層雲峡温泉 ペンションGへ向かいます。
紋別自動車道から一路 層雲峡温泉めざし 

高梨沙羅ちゃんのTVCMに使われたセブンイレブンで缶ビールと
翌日の昼飯を購入して・・・

源泉かけ流しの温泉に身体を浸します。
湯加減も良し、ポカポカに温まった後はこれまた楽しみの夕食

Kimg2053              夕餉の一部

山を歩き、温泉に入り、一杯飲みながらの夕餉
これ以上の望みが有りや?と満足感に浸るジィ~ジです。

  ( 翌日に続く )

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コメント

RWさま
こんばんは いつもありがとうございます。
200名山再開される由、楽しみにお待ちします。
今回の天塩岳は生憎のお天気となりましたが、
何か興味をそそられる山でした。
是非 歩いてみて下さい。
暑さ厳しくなる折り、御身御大事になさってください。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年7月13日 (木) 21:29

天塩岳はいつ暑寒別岳とあわせて挑戦してみたいと思っている山です。実は小生今年はまだ1回も山に行っておらず、来週あたりに200名山再開をしようかと思っています。南関東は連日の異常猛暑で、もう1週間前には梅雨明けしているのではないかと思いますが・・。でもそろそろ梅雨明け宣言が出そうですね!

投稿: RW | 2017年7月13日 (木) 07:13

もうぞうさま
いつもありがとうございます。
現役、更に自営の方には時間が有りませんが
退役者には時間的余裕がありますから・・

北海道の山は何処も一味異なる魅力的な山が多いです。

天塩岳はガスで心残りの山となりましたが、出来る事なら
来年再訪したく思いました。
下山路のマイヅルソウの群生帯は圧巻でした。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年7月12日 (水) 08:51

おはようございます。
新造船で小樽まで、これだけでもすばらしいです。
私には夢のまた夢の山行き記録。
北海道ならではの花も多く、とくにマイヅルソウは圧巻ですね。

投稿: もうぞう | 2017年7月12日 (水) 05:36

まことさま
何時もお世話さまです。
時間に追われる現役時代と異なり、船旅はそれなりに
快適ですよね。

最初の山、天塩岳は天気がイマイチだった分、後を引くような
そそられるような山でした。

層雲峡温泉につく頃には天気も好天傾向?

投稿: 輝ジィ~ジ | 2017年7月11日 (火) 20:34

北海道の山旅良かったですね!
船旅の様子手に取るよう楽しそうです。

天塩岳は残念ながらガスでしたか!私も過去の記録を見返しても年のせいかウル覚えで輝じいさんの天塩岳の記録は興味深々でした。

旅館でのお風呂とご馳走、そして一杯!は格別ですね!
続きを楽しみに拝見させて頂きます。

投稿: まこと | 2017年7月11日 (火) 17:39

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