曇天と雪のイメージが強いと思われる越後にも漸く春から初夏の雰囲気が・・
穏やかな陽気に誘われ、閑人ジィ~ジは連日の山歩きです。
4月23日(日) 
行先 花見山(通称)⇒大谷山⇒鳴沢峰⇒菅名岳⇒(丸山尾根)⇒小山田
同行 相方 計2人
初めてこのコースを歩いた時の印象が良かったので、爾来同じ時期に4,5年
半ば我が家には定番コースになった感があります。
Am 08:30 小山田登山口
通称 (花見山)目指して歩き始めます。
ZIGZAGに高度を上げて登る登山道の脇には古木のエドヒガンザクラ、
そして足下にはスミレやシャク(ヤマニンジン)、ムラサキケマンなどの花々。

( 写真 左 シャク<ヤマニンジン> 右 ムラサキケマン ) ※ 拡大
朝日を受けるシラネアオイ
通称 [花見山] 途中2カ所にシラネアオイの群生地が見られます。
※ 何年か前にどこかの何方かが植栽されその後増えてきた?
肝心のエドヒガンザクラ

( 写真 左 ジロボウエンゴサク? 右 ヤマザクラ ) ※ 拡大
道は徐々に傾斜を増してきます。
中越幹線の鉄塔ピークも過ぎて、途中 ハナワサビを取りつつ前進。
岩場に鎮座する小さな石祠
山の神に両手を合わせ、礼拝して目的に向かって前進。前進 また前進。

( 写真 左 オオカメノキ 右 イワウチワ ) ※ 拡大
周りに張り出した蔓状の枝木に阻まれながらも前進。
イワウチワが“我が世の春”を謳っているように思えます。
手足に纏わりつく、灌木樹林帯を登り上げると
Am 09:50 大谷山(648.9m)
大谷山山頂にて記念の一枚
汗っかきジィ~ジは既にシャツは汗でぐしょぐしょ

雲がかかりはっきりしないけれど飯豊連峰も
この先所々でブロック状の残雪が出てきます。
[鹿返峰]を通り過ぎると“馬下”からの登山道と合流。
Am 10:10 鹿返道
台地状の鹿返道
周辺は若いブナの林がどこまでも拡がっています。
[鹿返道]からは一旦、高度差数十mを下り登り返しが待ってます。
イワウチワロードを下る
登り返しはそれなりに[鳴沢峰]へ急登の尾根歩きとなります。
時折ブロック状の残雪が残る山頂かと騙しも有るキツイ登りが続きます。
それなりの場所にはロープが補助として張られています。
Am 10:58ー11:03 鳴沢峰山頂(879.9m)
山頂には鳴沢峰880m 標識が建てられています。
眼下に流れる大河 阿賀野川
雲が湧いているものの 飯豊連峰 も望めます。
この山頂から菅名岳への稜線歩きがお気に入りのジィ~ジです。
稜線漫歩で菅名岳へ
UpDownの稜線
菅名岳に向かって
珍しく大勢の方と擦れ違い
何時もは誰にも遭わないのにこの日は大勢のグループと交錯
たまたま現役時代の後輩K氏と遭遇。
聴けば地元S山岳会の会行事の由。
菅名岳山頂は目前
Am 11:41-Pm 00:10 菅名岳山頂(909m)
大賑わいの菅名岳山頂
山頂は数人から10数人のグループが何組も見られます。
総勢 6~70人?もっと大勢かな?
この日はたまたま第56回菅名岳山開きだったのです。
丸山尾根ピストンの登山者が多い様子。
ジィ~ジと相方、雪の上に腰を下ろし、簡単なお昼を採ります。
雪上を吹き抜ける風を受けながらもジィ~ジは半袖シャツ1枚でやせ我慢!
お昼を終われば早々に 丸山尾根 を下山です。
山頂直下の激下りも前回と異なり残雪部分はホンの少々となっています。
前回は大蔵山からの周回縦走
急な下り 残雪は消えて
青空に灰色のブナと新緑が映える
山肌にヤマザクラが・・・
丸山尾根 急で長い階段途中からジィ~ジは再びハナワサビ収穫。

( 写真 左 キケマン 右 ミヤマカタバミ ) ※ 拡大
サクラ
山肌染めるヤマザクラ
Pm 02:05 小山田登山口
グルーッと一回り、少し下れば、スタート地点へ戻ります。
この日収穫のハナワサビ
ハナワサビの他にも柔らかそうなシャクの若葉とみそ汁の具にイラクサをGet
花も良し、眺めも良し、そして手頃な山歩き感、山菜のお土産も
良いこと尽くめの半日過ごせたジィ~ジです。
来年も同じような時期に達者で歩きたいと願うジィ~ジです。
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連荘です。
4月24日(月) 
加茂市在住の猿毛小屋を建てた まことさん からのお誘いです。
行先 五泉市村松 不動堂山(555.7m) 福連寺山(180m)
同行 加茂 まことさん夫妻
長岡 T中さん夫妻 T橋さん夫妻 Yさん
新潟 Nさん 相方 ジィ~ジ 合計 10名
Am 09:10~ ミーティング
挨拶するまことさん
スタート前に不動堂山に対する思い入れや、概要について説明。
※ [不動堂山]はジィ~ジにとっては20数年ぶり2度目。
登山口のキノコ工場はおぼろげな記憶があるものの後の記憶は無し
Am 09:27 登山口
林道途中の標識から登り始めます。
思いのほか急登、登山道は雷光型に切られています。
杉林の中に切られた急登の登山道
存外、急登です。
Am 09:42 中越幹線鉄塔
中越幹線鉄塔
快晴、絶好の登山日和に!
ムラサキヤシオ?
今年初めての色鮮やかなつつじに歓声が上がります。
気持の良い登山道
やがて足下にはイワウチワの群生が拡がります。
イワウチワ
8合目の標識から僅か10分も要せず山頂到着。
イワウチワ ピンク系
Am 11:12-Pm 00:35 不動堂山山頂
山頂到着

お昼のメニュー
お握りはコシアブラ飯、各家庭の味が披露されます。
和気藹々
記念に一枚
上記写真2枚は まことさん 撮影。
三等三角点と対峙する風越山と横山
中央 粟ヶ岳 右 白山
展望も頗る宜しい山頂です。
下山路は福連寺山を目指して下ることにします。
イワカガミを愛でながら・・・
今の時期はイワカガミ
2,3分下れば道しるべが点けられています。
爽やか感じる登山道
オオカメノキ
時折、目に留まったコシアブラなども摘んで下ります。
もうすぐ開花イワカガミ ピンボケ!!
タムシバ(匂い辛夷) 甘い芳香
小さなアップダウンを幾つも繰り返し、福連寺山を目指します。(意外と長い)
往路の分岐を分け福連寺山を目指します。
食欲誘うゼンマイ
低山なれど福連寺山は足場の無いドが付くほどの急登の山。
息が上がるジィ~ジです。
Pm 02:28ー02:40 福連寺山
福連寺山 標高僅か180m
山頂の所々に、イチヤクソウの株が見受けられます。
やがて可憐な花が咲くことでしょう。
膝の悪いジィ~ジはひっくりかえらぬよう慎重に下山します。
県花 赤いユキツバキ
Pm 03:00 登山口
福連寺山登山口に到着です。
ウラシマソウ
釣り糸の様な長い蔓を伸ばすウラシマソウ。
キノコ工場の裏手を通り
へ戻る我らです。
好天 絶好の登山日和 低山なれど殆ど我らだけで独占の両座。
気の置けない仲間との山登り、これに勝るもの無し!!
気持の良い山歩きが出来たことに感謝です。
今回のお誘い まことさん の記事は⇒コチラ
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