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2016年6月

2016年6月29日 (水)

花観賞と残雪 恒例【月山】

その時期には決まって出かける事が恒例化している“山”が幾座か!!
例えば 
4月下旬 残雪の二王子岳 6月中旬 ヒメサユリ観賞粟ヶ岳 等々(共に10年以上)
3年前まで10年間程継続、1月上旬 赤岳始め南八ヶ岳の厳冬期登山。
( 寄る年波で徐々に止む無き状況に・・・)

そして今回の高山植物観賞 月山も (※ 5,6年継続中)

6月19日(日) 

同行 11名
長岡G(T中夫妻 T橋夫妻 mimiさん K氏 S氏) 新潟G(美女2名 相方 ジィ~ジ)

登山口姥ヶ沢まで新潟市から  で約3時間

行程
月山ペアリフト~姥ヶ岳~~金姥~柴灯森~牛首~山頂~牛首~月山ペアリフト

Am 09:10 ペアリフト上駅 ≒1,500m

Dscn2080               月山ペアリフト上駅

昨年同様 今年も雪不足で月山スキー場も7月3日で営業終了とか・・・

ペアリフト上駅(≒1,500m)から先ずはスノートレック【姥ヶ岳(1,670m)】

Dscn2088       休日 トレッカー大勢  若人から年配者まで

Dscn2090       姥ヶ岳山頂周辺は無雪 木道むき出し 同行の皆さん

ペアリフト上駅、姥ヶ岳山頂~金姥 付近の間で見られた花の一部です。

【姥ヶ岳(1670m)】からはFlowertrekkingの始まりです。

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( 写真 左 ミネザクラ   写真 右 コシジオウレン ) ※ 拡大

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( 写真 左 イワイチョウ   写真 右 イワカガミ ) ※ 拡大

Dscn2093              ミヤマウスユキソウ  ※ 拡大

日本版エーデルワイス、飯豊山から秋田駒ヶ岳までの七座だけ。

Dscn2102            ヒナザクラ

日本特産 東北地方に分布 多雪地の亜高山帯湿原 、雪田草原、湿った草地に生育。

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( 写真 左 ミヤマキンバイ   写真 右 ゴゼンタチバナ ) ※ 拡大

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( 写真 左 ヤマカラシ   写真 右 ウズラバハクサンチドリ ) ※ 拡大

ハクサンチドリが其処彼処に見られるも斑入り葉が多い。
( ペアリフト上駅周辺は一般的なハクサンチドリが多い)

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( 写真 左 シラネアオイ   写真 右 キバナノコマノツメ ) ※ 拡大

他にも色々目に飛び込んできます、
ガクウラジロヨウラク スノキ マイズルソウ ハクサンイチゲ チングルマ・・・

Dscn2121          牛首周辺の雪渓 山頂が近づく

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( 写真 左 ヒメイチゲ   写真 右 ミネズオウ ) ※ 拡大

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( 写真 左 イワウメ   写真 右 アオノツガザクラ ) ※ 拡大

高度が上がるにつれ、夏の代表花チングルマ ハクサンイチゲの群生が拡がります。

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( 写真 左 チングルマ   写真 右 ハクサンコザクラ ) ※ 拡大

Dscn2141              来し方とミヤマキンバイ

P1030540        ハクサンイチゲと姥ヶ岳稜線

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( 写真 左 エゾツガザクラ 亜種   写真 右 ホソバイワベンケイ ) ※ 拡大

牛首から先は、岩場のガレ場、鍛冶稲荷を越えれば山頂までザレ ガレ登山道。

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( 写真 左 クロユリ   写真 右 ハクサンハタザオ ) ※ 拡大

クロユリは鼠の食害?で年々減少化傾向にあるような感じ。

Dscn2148           芭蕉句碑

羽黒山 湯殿山 月山 、出羽三山を行脚した俳聖 芭蕉が月読命を祀る東北地唯一の
官幣大社 月山神社を登拝した際に詠んだ句
‘雲の峰幾つ崩れて月の山‘ 

Dscn2152           山座同定盤  展望靄ーッ イマイチ

鳥海も朝日連峰も蔵王も・・・見る事叶いません。

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( 写真 左 ミヤマリンドウ   写真 右 コケモモ ) ※ 拡大

Dscn2153        お花畑散策 同行の皆さん

P1030484                 クロユリ

Am 11:45-Pm 01:30 月山山頂 (1,984m)

山頂脇の空き地でシートを広げランチタイムとします。 「乾杯~ 」
銘々持参の手料理がグルグルと廻ってきます。
ゆったり、ノンビリ 至福のひと時を過ごす我らです。

Dscn2154          月山山頂

山頂月山神社の先に在る三角点にタッチ。

Dscn2160           山頂△点

Dscn2161         山頂脇 ハクサンイチゲのお花畑散策する相方

Dscn2162        ハクサンイチゲ

Dscn2168          ハクサンイチゲと池塘

山頂周辺の何処までも拡がるお花畑に見とれながら、下山の開始です。

P1030519          ハクサンイチゲ群生

正一位稲荷大明神を祀る鍛冶稲荷から牛首を下り、大雪原をリフト上駅を目指します。
若干天気下り坂、暖気も合わせ瞬く間にガスが発生。

Dscn2171        ガス湧く大雪原を下る同行仲間たち

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( 写真 左 ベニバナイチゴ   写真 右 ニッコウキスゲ ) ※ 拡大

Dscn2175               ノビネチドリ 花終盤

Dscn2173          月山スキー場ペアリフト

Pm 03:15 ペアリフト下駅

Pm 03:20-03:30 姥ヶ沢

今年も姿・形・色 様々な手段で自己主張し咲き乱れ 咲き誇る花々を心行くまで
味わうことが出来たジィ~ジ、雪渓の上を吹き抜ける涼風を受けながら、又 来年も
健康第一で継続したいなぁ・・・と。

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2016年6月24日 (金)

楽しみは、てんこ盛り【三ノ峠山】

加齢 老化現象か? 或いは言い訳か? 
と言い繕いながらも、山歩きの楽しみ方も変わりつつあるジィ~ジです。

6月14日(火)~15日(水) 長岡東山連峰の一座【三ノ峠山(468.6m)】
 
 ※ 勿論 低山の里山、 楽しみは山歩きと他に幾つもあるのです。

6月14日(火)

Pm 01:30 
長岡バイパス中沢IC 近くのスーパーでT夫妻と待ち合わせ&買い出し。

同行  岳友美女1名 相方 ジィ~ジ 計3名

Pm 02:40 東山ファミリーランド 三ノ峠山 萱峠 登山口

低山里山、故に山頂目指してガンガンと歩く必要がありません。
長岡在 T夫妻とのんびり(寝袋 食材 アルコールで荷はそこそこ重い) スタート。

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( 写真 左 ホタルブクロ  写真 右 キオン )  ※ 拡大 

ヤマアジサイ オカトラノオ トンボソウ クガイソウ etc 
次から次と、初夏の花々が目に飛び込んできます。

汗を掻きながら小一時間、この日の塒 Tさん中心で建てた 友遊小屋に到着。
小屋の端に荷を下ろし、5人で10分足らずの山頂へ向かいます。

Dscn2001         三ノ峠山山頂 468.6m

この日の楽しみの一つ  道端の花観賞 特に(イチヤクソウ)の観察
山頂周辺にイチヤクソウの群生が見られる事、見頃よ!と連絡があったのです。
一薬草は全草を乾燥させ民間薬とし脚気やむくみの利尿に利用されている。

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P1030443                ※ 拡大

イチヤクソウ、新潟で、これだけ群生している場所は珍しいかも。

来年に向かって保護対策策を練っている最中のTさんです。

たっぷり 堪能して一旦小屋へ戻る我らです。
別の楽しみ 懇親会。 Tさん座机を並べ即席会場づくりに余念が有りません。

夕方 5時前にはmimiさんも到着。
そして 5時30分頃には加茂市からまことさん夫妻も到着。

今宵は総勢8名で小屋泊まりです。
挨拶もそこそこ各世帯持寄りの一品料理と、買い出しで揃えた共同食を肴に乾杯~

懇親会 勿論 これも大きな楽しみ (最大目的?)

楽しい宴会の始まりです。山談義をしながら飲んで食べ・・・      
( ※ 懇親会写真撮り忘れ 料理 酒 肴 ともに旨く撮る暇無し)

あっという間に1時間一寸経過、縁側のサッシの先には長岡市街地に灯が・・・

「夜は長いから 一寸外へ出て夕陽を眺めましょう」
全員 小屋からすぐ先の展望台へ向かいます。
夕陽は市街地先の西山丘陵の遥か上なれど、徐々に落ちて行きます。

やがて mimiさんのオカリナ、まことさんのハーモニカのコラボ演奏が始めります。
当然 山に関係する曲オンリー 静寂な中に澄んだ音色が冴え亘ります。
皆も半世紀以上昔の純真無垢な頃に戻り,曲に合わせ口ずさみ合唱。

Dscn2028          オカリナmimiさん&ハーモニカのまことさん

Dscn2029        角田山・弥彦山残照

夕陽が西山丘陵の一角に沈み、眼下の長岡市街地も夜景に変わっていきます。
20分強の 夕焼け観賞会を終えて 星空観賞会まで飲み直し 山談義再会。

食べて喋って飲んで・・・まことさんはほろ酔い?壁に寄りかかり、うとうと気味
鳴れど宴は延々(≠洒落)と続きます。
「今度は星を観る会だよ~」

再び全員で展望台へ出ます。
Sannotouge        頭上の月と星を見上げる   写真 まことさん

満月間近なお月様、火星 北斗七星 北極星 金星・・・漆黒の空に輝く星 星 星
たっぷりとそよ吹く風を受けながら星空を見納めて小屋へ戻ります。

誰かが 「もう12時だよ」 皆 \(◎o◎)/! 流石に寝る支度にかかります。
うたた寝していたのに、まことさんの寝つきの良いこと 早いこと!
やがて銘々の寝袋からスースーと気持ち良さそうな寝息が   

6月15日(水) 

全員5時過ぎには起床。早速寝具を片付け朝食を済ませます。
この日の予定は、‘萱峠’ これも当然、楽しみ 目的の内です。

Am 07:00 友遊小屋出発

Am 07:08- 【三ノ峠山】山頂

Dscn2033          三ノ峠山山頂にて

前日イチヤクソウ見る事が出来なかった、まことさんご夫妻 mimi と再鑑賞。

T中さんグループによって日頃整備された歩き易い登山道。
point pointに倒木を再利用したベンチや長椅子が置かれています。

Am 07:30-07:40 観鋸台

そのうちの一つ、彼らが名づけた長岡市最高峰 鋸山(765.5m)の展望POINT
‘観鋸台(カンキョダイ)’で小休止。 鋸山を眺める我らです。

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( 写真 左 オオナルコユリ   写真 右 イワガラミ ) ※ 拡大

オオナルコユリが2株 其々1mは遥かに越しています。

花が終わったギンラン、更にツルアリドウシ コナスビ キツネノボタン etc
黒く熟した桑の実 花芽を付けたサンカクツル ヤマブドウ ・・他 色々

Am 08:10-08:20 子ハ清水

ブナの樹林帯の蓄えられた清水で喉を潤逢します。ヒンヤリ冷たく旨い!
(下山時、ペットボトル 相方と併せ4本注水)

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( 写真 左 エゾアジサイ  写真 右 エゾ?ヤマ?アジサイ ) ※ 拡大

周辺は色鮮やかなエゾアジサイの群生地となっています。とても綺麗!

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( 写真 左 サンカヨウの実  写真 右 イワカガミ花後 ) ※ 拡大

やがて目の前には一面の青々としたブナの林が拡がりだし少し登り按排の道に・・・
守門岳の見える場所まで登り、ここで休憩一本取ります。
午後から用事があるmimiさんとここでお別れ、お別れにmimiさんからオカリナ演奏

残りの7人 東山山高度第2位の【枡形山(718.3m)】を目指します。

Dscn2059         枡形山分岐 

数分間の急登を登り切れば・・・

Am 09:20 枡形山718.3m

Dscn2060          枡形山山頂標識確認するT中さん

山頂から一気に前進下山すれば

Am 09:25 長工新道標識

Dscn2061            長工新道  花立峠 ⇔ 萱峠

ブナ林から一転、陽もあがり陽射しも強く暑さで汗が噴き出てくるジィ~ジです。
足下には太くて食べ頃なワラビが散見。
山の恵み少々頂くことにします。これも楽しみの一つに間違いありません。

Kayatouge     左に守門・浅草岳から毛猛山塊、権現堂山、雲の中に越後(魚沼)三山。(写真 まことさん)

初夏の少々暑さを伴った陽射しを受けながら敷物を尻に大休憩。(≒一時間)
見上げれば雲の様子もすっかり夏空模様。
ノンビリ休憩終えて往路を下山(但し枡形山はスル―脇道から)Dscn2064            黒く熟した桑のみ口にして

摘むと指はドス赤く染まりますが口に入れれば郷愁を誘う甘さが拡がります。

Dscn2065            エゾアジサイ群生地を下山

途中でストップ 今宵の食材 酒の肴 ミズ(ウワバミソウ)を少々Get。

ン??発見 これはなんだろう? P1030454

P1030456          クモキリソウ?ジガバチソウ? ※ 拡大

葉の縦方向に主脈が見られ縁も細かく鋭く波打って見られ、花の形状からも
多分90%以上の確率でクモキリソウかな?と推量。

前方から単独女性 「こんにちは」とスライド 何処かで見た顔だなぁ~

Am 11:50ー11:55 観鋸台

Dscn2069         観鋸台から東山最高峰 鋸山

例の単独女性が戻ってきます。聞けば 子ハ清水 まで行って戻ってきたのだと・・
所属する山の会の長岡在K女史です。

観鋸台で休憩し終え、小屋に向かって下山です。
【三ノ峠山】山頂手前でジィ~ジ 「アレッ」?ポケットにカメラがありません。
観鋸台でお休憩時にベンチに置き忘れてきたようです。
ジィ~ジ一人で(観鋸台)まで戻ります。 ヤッパリ 置き忘れ 「ホッ!」

結局 ジィ~ジ同行の皆さんとは20分近くの時間ロス 

小屋へ戻って珈琲タイムと腹こしらえ。Koyamae         友遊小屋前で記念撮影   まことさん撮影

 Dscn2072 Dscn2074 
( 写真 左 ニッコウキスゲ   写真 右 オカトラノオ ) ※ 拡大

下山も路傍の花々観賞 嘆賞しながらビスターリ ビスターリと下ります。

Dscn2075         東山ファミリーランド展望台

長岡市街地を俯瞰して東山ファミリーランドの休憩施設でまたまた休憩。

Pm 02:20 三ノ峠山 萱峠 登山口

足かけ二日間のゆったり山歩きの終了です。
山も歩いた 珍しい花を含め花もイッパイみた ブナ林も爽快だった 山菜も採った
沢山飲んで食べて喋った 夕陽と星空を眺めハーモニカ・オカリナの演奏で歌った
ホント 楽しさ満載  大満足そして同行の皆さんに感謝です。

又の 再会を約しここでT中さん夫妻、まことさん夫妻とお別れです。

願わくばもう暫く現状の体力・気力・知力・経済力 その他 続けばなぁ~と。

 同行 加茂 まことさんレポ ⇒コチラ

                      062(63)-28

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2016年6月21日 (火)

ヒメサユリ【粟ヶ岳】、山飯【角田山】

水無月半ばは、ここ10数年 ヒメサユリ詣で登山が定番 行き先は【粟ヶ岳】
今年もあっという間に、そんな時期が到来。 

6月11日(土) 

同行 岳友美女2名 相方 ジィ~ジ 計 4名

この日はネットを通じての20~50代の登山同好会メンバーの内、20数人が2班に分け
粟ヶ岳山頂を目指すこと事前に知っていたジィ~ジなれど、別行動で参加?です。

Am 06:50 1合目登山口

Dscn1919         スタートは加茂市第2水源地

何時もの通り、粟ヶ岳中央登山道を歩きます。

未だ朝の内と言うに暑い! 瞬く間に汗が噴き出すジィ~ジです。

3合目 4.5合目(大栃平)で一服しながら山頂目指します。

ネット仲間の若人集団 我らに道を譲ってくれます。
集団登山なので一般登山者に迷惑を掛けないようにとの配慮が行き届き、
登山マナーがしっかりとした参加メンバーだとの印象受けたジィ~ジです。

5合目先の危険個所に掛けられた3段アルミ梯子をクリアーし6合目手前の鎖場通過

Dscn1926         6合目(粟庭)から砥沢峯

Am 09:05-09:20 7合目 砥沢ヒュッテ

Dscn1927         WelcomeFlower 7合目砥沢ヒュッテ

目的のヒメサユリから出迎えを受ける我らです。

それにしてまだ朝の内なのに暑い!
小屋に入ってしっかり休憩。 同行美女から冷たい佐藤錦を頂戴したり・・・
汗っかきジィ~ジ 最初の着替えです。

例年であれば8合目手前から登山道脇で見られるヒメサユリ、先端に花が無い!
時期的に花が終わった訳は無し??猿?か生き物に食べられた可能性大?
少々やるせない気分で前進すると8.5合目付近から待望のヒメサユリが両側に!!

Dscn1935
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Dscn1938
未だ蕾を幾つも着けた株も多く、ほぼ見頃justmeet? ホッと胸なでおろします。

※ ヒメサユリ 正式 オトメユリ ユリ科ユリ属 学名 Lilium rubellum 日本特産
  新潟・福島・山形の県境並びに宮城県のごく一部にしか生息していない。
  甘く濃い芳香有 ササユリより小ぶりで雄蕊の先が黄色いのが特徴
  花ことば ( 飾らぬ愛 純潔 私の心の姿 )
  誕生花 5月24日 6月23日

立ち止まり立ち止まり可憐に咲き誇るヒメサユリを 嘆賞します。
勿論 ヒメサユリだけでなく、他にも色々見られます。

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( 写真 左 ツマトリソウ   写真 右 サラサドウダン  )  ※ 拡大 

Dscn1955 Dscn1960
( 写真 左 シロバナニガナ   写真 右 ウゴツクバネウツギ  )  ※ 拡大

他にはウラジロヨウラク 白いコメツツジなども見られます。

Am 11:20-Pm 00:15 粟ヶ岳山頂

Dscn1956           山頂の様子

好天 ヒメサユリ観賞時期 土曜日と言う事もあり、下田コースからの登山者も大勢
山頂は座る場所の確保も難しいほど大賑わい。
我々より10数分遅く山頂へ着いたネット仲間の若人集団。記念写真を撮ったり
展望を楽しんだりして、周囲に気遣いをして10分ほどの滞在で7合目で昼食を
採るべく早々に下山。
遅く到着してわが物顔に振舞う何処かのツアー登山者とは雲泥の差。

ジィ~ジは同行の皆さんと一緒にお昼を採り、一服してから一人先に下山して
7合目へ下山します。

Dscn1961         9合目付近

7合目砥沢ヒュッテで若人集団に我が歳も顧みず、仲間に入れて貰います。
此処でも佐藤錦を頂いたり、自家製の越後姫ジャムを乗せたクラッカーを頂戴したり
メンバーの皆さん タレント性大也 多士済々です。

やがてジィ~ジ同行の仲間も到着、我らは7合目から下山の開始です。

Dscn1964          前方のピークは6合目粟庭

        Dscn1965          4.5合目 大栃平から粟ヶ岳方面振り返る

3合目でラスト休憩して・・・

Pm 02:25 1合目登山口

Dscn1967_2          加茂市水源地ダム堰堤から俯瞰

靴を履き替え、着替えをしたりしていると若人集団も到着。
マナーの良い彼らは林道を歩いて第一ダムサイドの県立自然公園管理棟併設の
へ向かって下って行きます。

林道途中で、我が家の車を見送ってくれる若人集団です。

【粟ヶ岳】 花芽が摘まれたヒメサユリを見て、内心気落ちしていたもの、
その先からは見頃のFlowerroadヤッパリ難儀思いを抱いて登るけれど、その分
感激一入。願わくば健康で来年も・・と言う意欲を掻き立てられるジィ~ジです。

                                       060-28

その夜 7時から若人集団の有志と新潟駅前の居酒屋で顔合せと飲み会。
ビールに日本酒 気持ちよく飲んで山談義、駅前のバーで二次会
良い気分でで店を出てタクシーで我が家へ戻れ、すでに日が変わり 午前様!

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前日の【粟ヶ岳】 ヒメサユリ観賞登山を企画したネット山同好会の管理者S氏は
横浜市在(南魚沼出身) 海抜0mから登れる【角田山】は今回初めて。

S氏の希望もあり、女性Fさん企画 “Sさんと【角田山(灯台コース)】を登ろう”
参加のジィ~ジです。

6月12日(日) 

二日酔いではないものの寝不足と前夜の酒が抜けきっていない事が明白なジィ~ジ
運転を相方に依頼して角田浜まで送って貰います。
集合の8時にはまだ7,8分前なれど既に10数人スタート寸前。

初めて会う若人メンバーも何人か挨拶交わして角田浜海浜から灯台コース登ります。

Dscn1968         海抜0m 角田浜からスタート

Dscn1970        波穏やか 岬に海鳥多数

天気が良すぎるためか、越佐海峡からの佐渡島は目視できるものの少々靄~ッ

 Dscn1971 Dscn1974
(  写真 左 イワユリ   写真 右 テイカカズラ  ) ※ 拡大

‘灯台コース’は途中の“梨の木台平”まではモロに頭上に陽射しを浴びます。
朝から暑い 暑い 汗しとど!

Dscn1975        陽射し遮るもの無し 暑い暑い 連呼しながら

 Dscn1976 Dscn1978
( 写真 左 ノハナショウブ   写真 右 トリアシショウマ ) ※ 拡大

汗水流しながら、山頂標識前で記念撮影。
昼には随分間があるものの山頂広場の一角で陽射しを避けて腰を下ろし車座に・・
参加メンバーの若人メンバーの各氏 其々バナーを取出し銘々調理の開始。

Dscn1980
Dscn1979            何と 中華鍋持参でマーボー豆腐まで\(◎o◎)/!

時間が早いので殆ど食べるもの持ってきていないジィ~ジ、恥ずかしながら
一方的に頂戴するばかりで恐縮の体。

食べるに忙しく、他の料理写真撮り忘れ、ホットサンド 海鮮パスタ 沸かし珈琲 ・・
ホント! 若い人たちの才能は素晴らしい。日本の将来暫く安泰か!

若い有能な人たちと接すると、老化進行中の我が大脳、一時的に機能回復?
若さに些かのJealousyを覚えながらenergyを吸収しようと願うジィ~ジです。

若さは何にもまして素晴らしい 清新さが溢れます。

食事を終えて向陽観音前広場まで足を伸ばします。
飯豊連峰は無論、川内山塊の山並みも明瞭に眺めることは出来ないものの、
米どころ新潟の蒲原平野の水田は随分青みが増して色濃くみられます。

Dscn1982  

Dscn1983          長閑な蒲原平野俯瞰

ネットの山同好会のメンバーの皆さんとはジィ~ジ、ここでお別れ。
ジィ~ジはここから“稲島コース”を下ります。
又の企画に邪魔にならぬよう参加したいと思うジィ~ジです。
再会を願って、そして山飯に預かったお礼を述べてメンバーの皆さんに挨拶です。

“稲島コース”から山頂ピストンした相方が登山口で待機しているのです。

Dscn1985             サイハイラン

相方からメール有り。
「いつもの場所にサイハイランが綺麗に咲いているよ」

時間はまだお昼を少し過ぎたばかり、山頂を目指すファミリーグループ 二人連れ
常連さん・・・大勢の方々とスライドします。

帰りも相方の運転でジィ~ジは気楽な身分 有難き哉!

  ジィ~ジ 【角田山】  19-28         061-28   

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2016年6月17日 (金)

またまたですが【五頭山】

日頃、体力維持策としてジム通いなど格段の訓練もしていないなまくらジィ~ジ。
精々 老骨にムチ打ち今日も趣味と実益兼ねての山歩きが関の山。

6月7日(火) “花”の山、谷川連峰【平標山~仙ノ倉山】 に引続き レポ⇒コチラ

6月8日(水)  

目的の山 【五頭山】 先週から一週間ぶり
同行 美女岳友2名 相方 ジィ~ジ 計 4名

コースは先週の逆 どんぐりの森3ノ峰コース~5ノ峰スキー場コースとします。

 に を停め出発準備をしていると、何処からか?軽やかに済んだ音色が

Am 08:25 どんぐりの森登山口

Dscn1880           キャンプ場三角屋根の下でフルート演奏練習中?

静かな森の中に清んだ音色が心地よく聴かれます。

歩き始めのっけから急登が4合目まで、直ぐに息が上がるジィ~ジです。
ヘロヘロ フラフラしながら同行メンバーとジンバイソウの様子を確認。
(※ 開花はまだまだ先ですが・・・)

何時もの通り7合目で休憩して8合目、そして3ノ峰を目指します。
足下にはギンリョウソウ、目先にはウラジロヨウラクなどが見られます。

Am 09:55 三ノ峰

Dscn1885           不動明王  五頭山三ノ峰 873m

Dscn1886          燃えるヤマツツジ

三ノ峰避難小屋脇のベンチに腰を下ろし甘味を口に大休憩。

 Dscn1889 Dscn1896
( 写真 左 コメツツジ   写真 右 ウゴツクバネウツギ ) ※ 拡大

Dscn1891                      ヨツバムグラかな?

下って登り返し二ノ峰の石仏(薬師如来)に合掌礼拝

再び下って登り返し一ノ峰へ向かいます。

その前に一ノ峰を通り凄し 飯豊連峰見えるかな?
Dscn1893         飯豊連峰 この日もクリアーならず

Am 10:41- 一ノ峰

Dscn1894         一ノ峰と対峙する菱ヶ岳

一ノ峰から二ノ峰、そして三ノ峰避難小屋脇から四ノ峰 最後の五ノ峰へ

Am 11:10-Pm 00:10 五ノ峰山頂

Dscn1899          五ノ峰山頂

美女たちの日焼けを避けて木陰を探しノンビリとランチタイムの始まりです。

Pm 00:25 赤安 少年自然の家分岐

Dscn1903         砂泥の抉られたV字の登山道

Pm 00:46 出湯♨ 村杉♨ 分岐

Dscn1904            どちらの♨も甲乙つけがたし

Dscn1908                コケイラン 確認 ※ 拡大  一寸珍しいかも

Dscn1913          グリーンシャワー滴る爽やかブナ林

Dscn1916              ツルアリドウシ

Pm 02:25 スキー場コース登山口

Dscn1917            登山届と標識

登山口には我が家のが目の前。 
汗しとどのシャツを着替え、車に乗り込む我らです。

新潟の手頃な山 【五頭山】  菱ヶ岳からの縦走周回含め今年5回目。
【五頭山】は勿論、ジィ~ジお気に入りの一座 この日も再確認したジィ~ジです。

帰路は村杉♨ K豆腐で酒の肴買い求め  

                             059-28

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2016年6月14日 (火)

谷川連峰【平標山~仙ノ倉山】

足かけ4日間、生まれ故郷富山市で年老いた長兄夫婦からの依頼事をこなし終え
北陸道を新潟に向ってひた走るジィ~ジです。  6月5日(日)PM3:00 帰宅。

6月6日(月) 夕食の最中

相方 「明日の天気ハッキリしないけど長岡に用もあるし、平標山へ行かない!?」

6月7日(火) 

同行 相方   計2人

行程 
07:42 元橋~08:34-08:40 巨大鉄塔~09:17 松手山~10:46 平標山~
11:38-12:10 仙ノ倉山~12:57 平標山~13:38-13:52 平標山山の家~
14:40 平元新道登山口~15:40 元橋  所要時間 8時間 休憩 ≒55分含

記事

平日更に天気もイマイチの所為?広いには県外ナンバー が10台弱。

松手山経由平標山登山口からジグザグに緑滴る山道を進みます。
先行の、群馬県太田市からの4人のパーティ、更に山梨県からの8人パーティに
道を譲って貰い、高さ120mと言われる巨大鉄塔まで頑張ります。

Dscn1758        巨大鉄塔目前 後方に松手山

Dscn1760        雲間に苗場山山頂が望遠

巨大鉄塔のベースに腰掛けて最初の休憩を一本取ります。

‘花’で名高い【平票山】、巨大鉄塔から先の登山道には早速、色とりどりの花々が
咲き乱れ、都度惹きつけられたが如く、足が止まります。

以下 巨大鉄塔から松手山間で見られたは花の一部です。

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( 写真 左 タニギキョウ   写真 右 ウラジロヨウラク )  ※ 拡大

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( 写真 左 アカモノ   写真 右 ベニサラサドウダン )  ※ 拡大

クルマバソウ マイヅルソウ ガクウラジロヨウラク アズマシャクナゲ・・・ etc
特にアカモノ(イワハゼ)が足下に途切れることなく広がり咲いています。

【松手山(1614m)】は二居集落へのルートと合流点。
この先方は森林限界、気持の良い笹原拡がる稜線漫歩が楽しめます。とは言え、
この一帯は谷川岳山塊の中でも風の通り道で知られたポイント。
条件が悪ければ侮れない場所でもあります。 耐風姿勢取っても飛ばされそうな・・

風こそないものの、この日はガスが湧く生憎の空模様

Dscn1783         ガスの切れ間なし

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( 写真 左 ツマトリソウ   写真 右 ナエバキスミレ )  ※ 拡大

山の神 大山祇命祀る石祠まではガレ場の中に掛けられた急登の階段で
1670m地点から大凡200m強の標高差。ここまで来れば【平標山】は目前。

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( 写真 左 ヨツバシオガマ   写真 右 コケモモ )  ※ 拡大

そしてお目当て今年は初見のハクサンイチゲ

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高山植物 初夏に咲く代表のひと花  暫し見とれてしまいます。

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( 写真 左 アズマシャクナゲ   写真 右 ミツバオウレン )  ※ 拡大

他にはキジムシロ イワカガミ 等も見られます。

なだらかなドーム型【平標山(1984m)】山頂には単独行の女性だけ・・・
ジィ~ジと相方は山頂から階段下り、お花畑を目指して下ります。

Dscn1805          お花畑に向かってガスの中を下る。

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( 写真 左 ミヤマキンバイ   写真 右 ハクサンコザクラ )  ※ 拡大

仙ノ倉方面から下ってくる登山者2人とすれ違います。
珍しく登山者の数が少ないこの日、ゆっくりとお花畑眺めることが出来ます。

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( 写真 左 チングルマ   写真 右 ミネズオウ )  ※ 拡大

Dscn1834       お花畑

階段登山道を少し登り上げると目的の‘山’
【仙倉山(2026m)】は谷川連峰を形成する山々の最高峰です。

Dscn1820                    仙ノ倉山山頂

山頂にはお江戸は足立からの女性1名 男性2名の一組のパーティのみ。
山頂の片隅で腰を下ろし二人だけの質素・簡単お昼を採ります。

Dscn1821           山座同定盤  ※ 三角点・コンパスから方位が少しずれているよう

下山は往路ピストン(谷川縦走路)アップダウン繰り返し、お花畑を楽しみながら・・・

P1030420       お花畑

P1030410       お花畑

ガレ場の上に掛けられた木製階段を登り切ると【平標山】山頂。
珍しく誰も居ない静かな、薄いガスに覆われた山頂。

Dscn1838          平標山山頂標識

林道歩きを経験して松手山コースをピストンすることがこのところ定番なれど、偶には
平元新道から下ろうか・・・と。

Dscn1843         山の家に向かって 延々と続く木製階段下る

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( 写真 左 イワイチョウ   写真 右 ワタスゲ )  ※ 拡大

Dscn1847        イワカガミload

P1030426          イワカガミ

登山道の脇は圧倒的にイワカガミの大群落が続きます。

Dscn1855           平標山の家

※ 三国峠からの谷川岳縦走の際に、一泊させてもらったのは20年ほど前?

小屋脇の休み処に腰を下ろし、珈琲と甘味を口に一服する我らです。

小屋周辺からは落葉樹林帯が拡がっています。

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( 写真 左 オオナルコ   写真 右 ヒロハユキザサ? )  ※ 拡大

雷光型に切られ、ところどころが階段状の登山道を下ります。

Dscn1859            樹林帯の登山道

センノキ ウダイカンバ サワグルミ 等 落葉高木、そしてカラマツ 落葉針葉樹帯
紅葉時期にはカラフルに染まり、花とは異なる魅力を醸し出す場所です。

Dscn1866            平元新道登山口

※ 20年ほど前まではここまで  が入れ、手軽に往復できたのです。

Dscn1868            カラマツ林の中に切られた林道を

子の林道が結構長いので終いには飽きてくるのです。
別荘手前から沢沿いにルートを取る指示板が設置されて、それに従い下山。

Dscn1875                 道沿いにギンラン ※ 拡大

登山口に到着です。

Dscn1878           花の山 平標山

広いには我が家の車を入れて、僅か残りは5台。
駐車料金¥600 係員に支払います。

終日ガスに覆われ、谷川山塊の山々の展望を望むことは叶わなかったものの、
‘花’の山として名高い【平標山】そして谷川連峰の最高峰【仙ノ倉山】をのんびり
楽しむことが出来て心満たされるジィ~ジです。
残雪期 初夏 紅葉時 新雪時 谷川連峰縦走路 ・・・コースも数コース
何度歩いても歩きたくなる魅力満載の山。

                             058-28

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2016年6月 9日 (木)

五体の石仏【五頭山】

日頃、閑人を自称しているジィ~ジにも珍しく用事が発生。
数日間 故郷である富山市の長兄夫婦宅で依頼事をこなせねばなりません。
故に暫くの間‘山歩き’も出来ません。で、急遽、出かける前に運動不足解消の為、
隙間時間を利用して手近な‘山’へ・・・行き先は【五頭山】

5月31日(火) 

Am 08:05 五頭山スキー場登山口

Dscn1714        スキー場コース登山口

シバシバ訪れる【五頭山】近年はどんぐりの森登山口から“三ノ峰コース”が殆ど。
同行は相方のみ。
「たまにスキー場からぐるっと廻ろうか!」 決定! “スキー場コース” へ  
 ※ 現在スキー場は有りません。

Dscn1717         ブナ林 若葉が燃える

このコースは山裾へ広がる若い元気なブナの林が見事です。

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( 写真 左 ヒメシャガ  右 ヨウラクツツジ )  ※ 拡大

このコースにはヒメシャガの株があちこちで見られますが花は終盤の様子です。

Dscn1720         ヤマナラシ

微かな風にも反応してさらさらと音を立てるヤナギ科のヤマナラシも数本固まって・・
時折さらさらと音を奏でて爽やかさを演出してくれます。

‘出湯コース’と合流して山頂へ向かいます。更に‘赤安山’分岐を越えて 
道は細くロープが下げられた急登も出てきたり足場が削られた場所も有ったり・・・

Dscn1723         抉られた細い登山道。

Dscn1727         山頂直下の磨崖仏 親子地蔵  昭和24年遭難事故有り

五ノ峰山頂手前は深く抉られた急登の登山道

Dscn1730        五頭山 五ノ峰    石仏は地蔵菩薩

五ノ峰山頂はゴロゴロした岩が何カ所も有り、一見 アルプスの山頂にも似たり。

休憩してから四ノ峰 三ノ峰を目指します。

少し下って左へ分け入り一登りで〔四ノ峰〕 〔四ノ峰〕の石仏は毘沙門天。
Dscn1731         
〔四ノ峰〕  

Dscn1734          アズキナシ

足下には白っぽいイワカガミ、そしてチゴユリなども見られます。

三ノ峰避難小屋から少々下ってから登り返し左へ登り上げれば〔二ノ峰〕
〔二ノ峰〕に建立されている石仏は薬師如来

Dscn1738        〔二ノ峰〕  ※ 降雪期・残雪期は此の石仏の脇を通る

Dscn1739          鮮やかに燃えるヤマツツジ

〔一ノ峰〕に祀られているのは観世音菩薩の石仏

Dscn1740          〔一ノ峰〕 

〔一ノ峰〕からすぐ先〔前一ノ峰〕残念ながら<飯豊連峰>は厚い雲が被さって
Dscn1741         前一ノ峰から小倉(△点) 飯豊連峰は重そうな雲に覆われ

Dscn1742         堂々と聳える五頭山塊最高峰 菱ヶ岳と稜線

〔一ノ峰〕へ戻れば山頂には顔見知りの方が2,3人。
ジィ~ジと相方も敷物敷いて腰を下ろし、少し早目の簡単お昼を採ります。

下山は〔三の峰〕からどんぐりの森登山口に向かって下ります。

Dscn1749          〔三の峰〕

小鳥たちのさえずりを聞きながら、ゆっくりと下るジィ~ジと相方です。

Dscn1752         ヤマボウシの花

Pm 01:05 どんぐりの森登山口

今から95年前大正11年に建立された5体の石仏、昭和24年の遭難の慰霊で彫られた
磨崖仏の親子地蔵に頭を垂れて手を合わせ、緑滴る若葉と初夏の花々眺め四周の
展望を楽しみ、心身共に英気を養うことができ満足感覚えるジィ~ジです。

これで心置きなく富山で要件達成することが出来るでしょう。

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2016年6月 3日 (金)

百花繚乱 【神奈山】

妙高山の外輪山【神奈山(1909m)】は、時期がマッチすればシラネアオイ、そして
ツバメオモトが競い合いながら見事に咲く花の山。

登山口は関温泉スキー場、又は燕温泉。

閑人ジィ~ジは関温泉から燕温泉まで2度通したことを含め、今回は5回目。

5月28日(土) 

同行 美女岳友3名 相方 ジィ~ジ 計5名

Am 08:25 妙高山麓 関温泉スキー 

Dscn1647 Dscn1655 Dscn1656
( 写真左 ササバギンラン  中央 アカモノ  右 ウワミズザクラ ) ※ 拡大

Dscn1654         リフト最上部と妙高山

Am 09:12 関温泉口 (標高1,200m 関温泉まで1.6㎞)

 Dscn1658 Dscn1660 Dscn1664
(写真左 オオイワカガミ  中央 ツバメオモト  右 サンカヨウ ) ※ 拡大

P1030342                マイズルソウ

Am 10:12 大ブナ林 (標高1,450m)

肝心のシラネアオイは‘大ブナ林’の前後付近からそこにもここにも見られます。Dscn1705

Dscn1668         シラネアオイ

Dscn1672         オオイワカガミ群生乱舞

Dscn1676         ツバメオモトも固まって (何カ所も見られます)

Dscn1678         ツマトリソウ

Dscn1673          写真撮り撮り

Am 10:47-11:05 八方睨み (標高1,679m)

Dscn1682        八方睨みからの妙高山

急ぐ必要も無い我ら、ユックリと大休憩を取ります。
これから先、山頂まで最後の急登が待っています。

Dscn1686        登山道の脇はシラネアオイで埋め尽くされいる感じ。

P1030351         シラネアオイロード

Am 11:35-Pm00:50 神奈山山頂

山頂から三峰分岐方向へ足を伸ばしてViewPointへ向かうものの肝心の妙高山には
ガスが纏わりつき展望叶わないので山頂まで戻ります。

Dscn1694                     山頂標識

Dscn1689            キジムシロ

山頂には東京練馬からのご夫婦お二人のみ。
敷物敷いてゆっくりランチタイムとします。花々に囲まれ至福の時間を過ごします。

下山は車の回収も有るので忠実に往路を辿ります。

P1030350         ムラサキヤシオ

Dscn1705_2         代表はシラネアオイ?

P1030353         ミネザクラ

‘八方睨み’までは花に目を奪われながらも慎重に足を運んで下ります。

 P10303581_2 P10303571 P10303621
(写真左 コヨウラクツツジ  中央 ベニバナイチゴ  右 スノキ ) ※ 拡大

Pm 01:53 大ブナ林

まだまだシラネアオイは途切れることなく見られます。

Dscn1710         崩落 切れ落ちている箇所のトラバース

足下に咲く花々名残惜しく眺めながら下山する我らです。(時折 根曲筍採りながら)

Pm 02:30 関温泉口登山口

スキー場のゲレンデ下りは歩き辛く、退屈なので実益兼ねてワラビ、独活 シオデ等
山菜を摘みながら登山道へ向かいます。

Dscn1712         ワラビ摘み

Dscn1713         登山口は目前

Pm 03:12 関温泉スキー場

スキー場ゲレンデ歩きは少々嫌気が差すものの、登山口からは樹林帯に覆われた
Flowerload。最後には一寸した岩場もある急登の変化に富んだ登山道。
燕温泉まで縦走すれば、かなりの歩き甲斐もあり。勿論 妙高山は指呼の間。
兎に角、花の時期にjustmeetすれば、これでもこれでもかと言う位のシラネアオイ、
ツバメオモトの大群落には声も失うほど。
願わくば毎年歩きたいと思うジィ~ジです。

新潟市内から北陸道・上信越道(中郷IC)利用で約2時間。
温泉入浴しても日帰りで丁度良いお薦めの一座です。

                 056-28

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