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2015年10月

2015年10月29日 (木)

キッコウハグマin【角田山】+恒例(高齢)顔合せ

何時もの通り、二人だけの慎ましい?朝食も終わり

相方 「角田でも行く?」
ジィ~ジ 「行こうか」。

コースは家から一番近い“宮前コース”  近年 角田=宮前コース が定着?

10月20日(火) 

Am 10:16 宮前登山口

歩きはじめるや否や、道端に小さな白い花が!!

「アレッ?」 どうやら間違いなく キッコウハグマ(亀甲白熊)

Dscn2151         キッコウハグマ  ※ 拡大

この花を探す為、わざわざ二日前。足場も無い崖状の場所を枝木に捕まりながら下り
執拗に探し、相方が漸く発見・確認。それもおまけに自家受粉した閉鎖花。

ところが此処では、そこにもここにも何の苦労も要せず確認でき\(◎o◎)/!ポン

※ 一つの花のように見える白い頭花は3個の小花で形成され、その先は5つに深く
裂け、計15個の細い花被片から成っているように見える。
葉が五角形で、その形から亀の甲羅に見立てられた。

何か少々拍子抜けしたような気分と、一方 新発見したような気分も 併せて
他にも何かないかなぁ~とゆっくりと山頂を目指す二人です。

Dscn2152 Dscn2157
( 写真 左 センボンヤリ   写真 右 サラシナショウマ )  ※ 拡大

秋型センボンヤリの果実と冠毛  閉鎖花の頭花も周辺に固まって見られます。
終わり際?のサラシナショウマ 一寸背丈が短い?ワイヤーブラシに似たり。

Am 11:34-Pm 00:20 角田山山頂

秋色に染まる角田山山頂、
ノンビリと秋を楽しむハイカーの皆さん、何人も見られます。
顔見知りの所属する山の会の二人の女性会員に挨拶交わすジィ~ジです。
ベンチに座り、簡単にお昼を済ませる二人です。

お昼も終わり、長者ヶ原をブラブラしながら往路を下山。

“湯の腰コース”分岐から、ロープが張られた注意を要する急な道を下ります。

Dscn2164     急登の登山道激下り

“宮前コース”9合目から7合目までは角田山にしては、痩せ尾根の激下り。

登山道の脇には、ノコンギク シラヤマギク ヨメナ 等が混在。
毒々しい赤い実を点けたマムシグサも存在感をアピールしています。

Dscn2169      オヤマボクチ(雄山火口)

別名 ヤマゴボウ。草団子、草餅、そして蕎麦のつなぎ、葉の裏の繊維が火起こしの
火口(ほくち)として利用される。

登山口近くでキッコウハグマを再度確認。

PM 01:27 宮前登山口

この日の収穫 労せずしてキッコウハグマ散見されたこと! φ(・ω・ )メモメモ
【角田山】 何度来ても都度、新発見?有る感じ。 良~い山だ。

  ジィ~ジ 【角田山】   23-27               94(98)

:  ;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+ :;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

世の中は良くしたもの。
世間で嫌われ者のジィ~ジと言えども、半世紀以上に亘る長き付き合いをしている
富山高校同期の親友が6人も居るのです。
卒業後の進路 ジャンルも別、(医師 校長 会社経営 一般企業)居住地も別。  

10月24日(土) 

今年も1年に一度の顔合せ。 昨年は飛騨 古川町の温泉割烹。
一昨年は安土桃山城跡他見学 おごと温泉 その前年は宇奈月温泉?・・・

今年は富山県高岡市 雨晴温泉(あまはらし)でお泊りです。

ジィ~ジは新潟から高速バス利用で、お昼少し前に富山駅前に到着。
富山在のM君が東京から何年も飛行機利用して毎週金帰月来しているK君と、
金沢在のS君と一緒にで待機、迎えてくれます。

途中、高岡郊外で一緒にお昼。運転しないジィ~ジはもイッパイ。

高岡駅で加古川から遠路参加のM君、高岡在のO君の二人と合流。
6人揃い、先ずは高岡駅から近い国宝瑞龍寺見学。

Dscn2175      国宝 高岡山瑞龍寺

Dscn2176     山門(国宝) 
※ 掲額の高岡山は日本三禅宗のひとつ黄檗宗の開祖 隠元禅師の毫 

曹洞宗高岡山瑞龍寺は加賀百万石二代藩主前田利長公の菩提を弔う為、三代藩主
利常公によって建立されたお寺。山門 法堂 仏殿は平成九年国宝に指定。
伽藍を為す大庫裏 大茶堂 総門 禅堂は重要文化財指定。

ジィ~ジは平成7年~11年3月の間。高岡勤務だったこともあり何度か訪れたことが・・・

 高岡山瑞龍寺詳細HP⇒コチラ

続いて同じく高岡市伏木古国府へ 行先は 浄土真宗本願寺派 雲龍山 勝興寺
 ※ 順徳天皇勅願所 蓮如上人開基 重要文化財

Dscn2185         本堂 精緻な彫り物が見事

文化庁の補助を受け、平成10年から20年計画で保存修理修復工事中。

※ この境内地は、天平の昔、越中国庁の所在地。
万葉の代表的歌人大伴家持が国守として5年間この地に赴任し越中の自然と
風土を詠み、数多くの秀歌が万葉集に収載されています。

ジィ~ジが小学5年生?の頃、遠足でこのお寺と伏木港へ来たこと蘇ります。

由緒あるこのお寺に伝わる七不思議

◆ 実ならずの銀杏
◆ 天から降った石 (隕石?) 
◆ 水の枯れない池 (本堂南側)
◆ 屋根を支える猿
◆ 魔除けの柱
◆ 雲龍の硯
◆ 三葉の松 

このお寺にある絵画・工芸品・彫刻・古文書など文化財はいつの日か?国宝に!

 雲龍山 勝興寺の詳細は⇒コチラ

一連の見学を消化して、今宵の宿 雨晴温泉へ  

ゆったりと温泉に浸り、何時もながら数十年前の若かりし頃の思い出話、
部屋に戻って飲みながら(随分 年の所為か酒量が落ちた) 延々と・・・・
富山の食材は魚は無論、牛肉も野菜もご飯も旨い!

6人の内、何と二人が厚労省の特定疾患認定病に冒されて居るのです。
それでも友達付きあいを大事に思ってくれ毎年参加。有難いことです。

10月25日(日) 

特に予定は決めず、行き当たりばったり
ユックリと朝食を取り終えてチェックアウト。
「さぁ~何処へ行く」
「任せるよ 何処でもいいよ」

まずは寒ブリで名高い氷見市の魚々座(ととざ)
富山弁で幼児語として魚を ととと言うのです。

Dscn2191       魚々座   ※ 拡大 

 ひみ漁業交流館 魚々座(ととざ) 詳細は⇒コチラ

ブランド魚 ひみ寒ブリ で名高い氷見市の漁師宅の調度品、漁網 定置網 等、
漁村文化が体験できます。

次は近くの氷見漁港場外市場 ひみ番屋街 HP⇒コチラ

近年町おこしに成功している様子の氷見市、この日も県内外の観光客で大賑わい。
海産物始め、氷見うどん 氷見牛 蒲鉾 鱒のすし 白エビ煎餅 ・・・
ジィ~ジは此処でもイッパイ。

氷見市から先を少し走れば石川県境能登半島。
能登半島は羽咋市へ向かい、千里浜渚ドライブウエイ 詳細は⇒コチラ

ここは汀を8キロ、乗用車でも自転車でも走れる砂浜です。
(ジィ~ジは子供のころから現在まで数回訪れた経験ある場所)

この日は生憎、高波で進入禁止・走行禁止。

Dscn2193      千里浜渚ドライブウェイ

千里浜渚ドライブウェイに隣接する、現在は無料になったのと里山海道から金沢駅を
目指してM君はを走らせます。

金沢駅に向かう理由は、遠路 加古川市から出てきてくれたM君と金沢在のS君を
金沢まで送るため。

※北陸新幹線開通とJRの会社業態が変わったため、富山駅から通しで大阪まで
切符が買えなくなったらしい。
金沢駅からは大阪も東京も便利になったが、富山駅から大阪へは極めて不便に!

金沢駅ビル街の店で皆でお昼を一緒に食べて、M君、S君とお別れ。
来年の予定は富山 小川温泉元湯に決定。

Dscn2196   金沢駅正面前

新幹線効果?金沢駅付近は観光客で大混雑。大賑わい。
ジィ~ジ住む日本海側唯一の政令指定都市新潟市など霞んでしまう程の活気あり。
能登半島もNHKの連続朝ドラの舞台として、これまた相乗効果を発揮?

二人と別れ、ジィ~ジ達は、北陸道経由で富山市へ戻ります。
翌日東京へ戻るK君を富山市の大邸宅まで送り、更にレンタカー会社に返車。

富山駅前からジィ~ジが乗る予定の高速バス、5時9分出発予定。
バス発車までまだ2時間程の間があります。
運転でを我慢していたM君、そして高岡在のO君、二人が駅ビル内の飲み屋で
改めて飲み直し、ジィ~ジに付きあってくれます。 有難い友です。

ほろ酔い気分に浸りながら、最後まで付き合ってくれた二人に見送られに。

故郷 富山で二日間、旧交を温めたジィ~ジです。

お互い健康に留意、体調管理に努め、この先、1年また会えることを願って。

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2015年10月23日 (金)

紅葉の【守門岳】そして新潟市最高峰

ここ2,3年【守門岳】と言えば概ね残雪期ばかり。 今年は春先に“入塩川コース”
有難いことに、ここ暫く気持の良い秋空が連日見られる越後新潟。

「守門岳の紅葉はどんなだろうね?もう終わったかな?」・・と相方。

10月17日(土)  

同行 会友美女2名 相方 ジィ~ジ 計4名

栃尾から刈谷田ダム経由で登山口 保久礼避難小屋小屋の手前
既に群馬ナンバーの県外車も含め7~8台 

AM 07:55 保久礼避難小屋 標高 770m

Dscn2098     階段状登山路

小屋の脇から落ち葉が積もる擬木の階段登山路がキビタキ小屋手前まで続きます。
黄葉盛りのブナの林は清々しさが溢れています。 気持ち良い~

AM 08:28 キビタキ小屋分岐

キビタキ小屋分岐からは階段も終わり、少し傾斜も増した登山路に変わります。

AM 09:15 不動平

3年前の残雪期、この付近で熊さんと遭遇したこと思い出されます。(距離 15m?)

登山道は赤い粘土質。細く抉られ、小岩も混ざる足場の悪い少々嫌な道。
(残雪時の方が遥かに歩き易い)  

AM 09:35-09:40 大岳山頂 (標高1432m)

Dscn2104   大岳山頂 

巣守神社と大書された石碑。 小さな二つの石社、吊り下げられた鐘 三角点 等。

【守門岳】は、大岳 青雲岳(あおくも) 袴岳 の三山を併せた総称。
この日は、[袴岳]を目指します。

Dscn2105   目的の袴岳

残雪期には県外からも大勢の登山客や山スキーを楽しむ方が訪れる、東洋一 と
言われる大雪庇が春出すPOINT。

Dscn2109   対峙するは烏帽子岳(1350m)

大岳から先は、網張と呼ばれるポイントまで標高差150m弱を一旦一気の激下り。
最低鞍部から登り返せば“二口コース”からの登山路と合流。

トラバース気味に巻き込み高度を上げれば、一面の金色に光り輝く草紅葉が展開。

AM 10:47 青雲岳(あおくも) 標高1487m

Dscn2114  青雲岳 

AM 11:04-11:16 袴岳山頂 標高1537.2m

Dscn2117 主峰袴岳は大混雑

“大白川コース”(大原スキー場)から到着した登山者も多数。
田中陽希 日本200名山一筆書き グレートトラバース2 NHKで放映されたから?
過去、何度となく登っているジィ~ジなれど、これほどの大賑わい初めて!
(遠路、愛知県から団体さんも)

記念の山頂写真も順番待ち。
何とか同行美女たちの写真を撮り終えて、我らはお昼を 青雲岳 で摂る事に・・

AM 11:26-PM 00:20 青雲岳 (ランチタイム)

休憩スペースに腰を掛け、お昼を採る我らです。
やがて、そこへ見覚えのあるような方が大岳から到着。(長岡在の82歳の方)
我らより大荷物を背負って、お元気なことです。 ジィ~ジも見習いたいもの!

お昼を終えて下山の開始。往路を辿ります。
“二口コース”分岐から 網張まで下り 大岳へのキツイキツイ登り返し。

気を紛らわすため、素晴らしい目を惹く紅葉を眺めたり、足下をキョロキョロしたり・・・

Dscn2121   ツルリンドウ

実の時期なのに、未だ花の状態の美女や相方お気に入りの ツルリンドウ発見。

Dscn2111 守門大岳  ※ 拡大

正に錦秋 大岳の山腹はカラフルで見事、息をのみます。
キツイ登り返しも周りに見とれ、それほど苦とも感じない我らです。

PM 01:25-01:30 大岳山頂
名残惜しく小休止を取ります。

PM 01:42 不動平 
登山路から少し入りこんだ先に小さな不動明王の石仏 合掌礼拝する我らです。

粘土質で滑り易おまけに深く抉られた少々嫌な登山路。ゆっくりと下ります。

PM 02:25 キビタキ避難小屋

Dscn2126 キビタキ避難小屋  「中は綺麗?」

残雪期は雪に埋もれています。

キビタキ避難小屋の直ぐ近くに <キビタキ清水>。
甘味も覚える冷たい名水 持参のペットボトルやテルモスに汲みいれます。

Dscn2127   紅葉黄葉

抜けるような青空に真っ盛りのブナを初めとする黄葉樹木。ビュウティ・ホー

PM 03:02ー03:10 保久礼避難小屋

Dscn2128  保久礼避難小屋

小屋前の水場で水を汲み、キビタキ清水と味比べ。(全員 キビタキ清水に軍配)

【守門岳】 現在 8コース いずれのコースも見事なブナ林が見られる名峰。
数年前までは “二口コース”  からスタートが常だったジィ~ジ、寄る年波の所為?
近年少しでも楽な方、楽な方へと思考が変化しているかも。
それでも 何処のコースであろうとも登れることに満足感に浸ります。
この日は大岳の山肌が赤 黄色 橙 と燃えているがの如くjustmeet

旧 栃尾市は上杉謙信ゆかりの地、そして栃尾=厚揚げ
当然の如く、帰路 油揚げ屋さんに立寄り晩酌の肴として買い求めるジィ~ジです。   

                                91 (95)

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明けて翌日 一応?連荘です。

同行 会友美女2名 相方 ジィ~ジ 計 4名

目的の山は新潟市最高峰 【多宝山(633.8m)】

この日【多宝山(633.8m)】選定した理由、昨年同時期に見られた“花”再確認。

10月18日(日) 

スタートは石瀬神社の先にあるⓅから。

通常、利用されている“石瀬コース”ではなく、辛うじて踏み跡が確認できる程度の
現在では年間数えるほどしか登らないと思える20年以上前に使われた古のコース。

【多宝山】と言えでも山は山。このコースは足場も無い急登の連続。
しっかりとした枝木を利用した3点支持でなければズルズルと滑り落ち危険性大。

去年の記憶をもとに、道なき道の道から外れた沢へ下る場所で相方が早速発見。

されど閉鎖花。(このまま実をつける)

Dscn2133  キッコウハグマ

キッコウハグマ(亀甲白熊) キク科モミジハグマ属

頭花は3個の小花からなる。花冠は白色、5深裂し、裂片の先が曲がり、風車のようになる。閉鎖花となることが多く、白い花が見られないことも多い。しばしば閉鎖花をつけることが多い。

昨年は花が見られたものの、今年は上記写真の通り閉鎖花の状態。

Dscn2135  キッコウハグマ 葉
名の由来 5角形状の葉を「亀の甲羅」に見立てて「亀甲(きっこう)」。

20年ほど前、この場所には朽ちかけた狭く小さな大滝小屋があったのですが・・・

Dscn2134 旧 大滝小屋跡

まだまだ足場も無い急登の道が続きます。
途中目の前で黄葉したナツハゼ発見。黒く熟した実をつけて!
欲深ジィ~ジと相方、枝で身体を支えながら“実”を摘みます。

Dscn2136  紅葉ナツハゼ 熟した実を沢山点けて

ナツハゼの実を取ったりしながら、小一時間急登の道と格闘。現在のルートと合流。

この先は、通い慣れた?道を山頂に向かって   

道端には↓ 

Dscn2138 Dscn2139
( 写真 左 ツクバネ    写真 右 クルマバハグマ )  ※ 拡大

PM 00:14ー01:00 多宝山山頂

Dscn2143  多宝山山頂

一等三角点と天測点が設置されている山頂。 新潟市の最高峰【多宝山】

対峙する【弥彦山(634m)】に比し、登山者は少ない。
我ら4人の他、単独行の男性 そして我らの後しばらくして到着した若い女性一人のみ。

スーパー調達の調理パンと飲み物だけの簡単なお昼です。

のんびりとお昼を過ごし下りは現在の“石瀬コース”を下ります。

Dscn2144    何を見つけた?
Dscn2145   ツルリンドウ

同行の会友美女と相方 ツルリンドウの実を見つけるたびに声を挙げ大喜び。

でも他にもこんな花も有るのです。

Dscn2148  オクトリカブト

このオクトリカブトはトリカブトの中でも毒性がより強いとか!
(クワバラ クワバラ 一服盛られないよう気を付けねば)

石瀬峠から石瀬神社に向かって下ります。

PM 02:15 石瀬登山口Ⓟ

白熊(はぐま)に見立てられた花冠の細長い裂片の花を見れず少し心残り。

それでも新潟市最高峰【多宝山】は、何かと見所・お宝 沢山。
心地良い汗を流し、気分爽快 この日も満足 満足のジィ~ジです。

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2015年10月20日 (火)

途中撤退【安達太良山】、翌日は【額取山】

智恵子抄でより多くの方にも知られている【安達太良山(1699.6m】 
7コースほどの主だったコースが有り、今までに数回登頂経験あるジィ~ジですが
今回は初めてのコース 沼尻登山口からのスタートです。
長岡の岳友Tさんからのお誘いです。

 

同行 長岡T夫妻 K氏 M女史  ジィ~ジ 相方 計 6名 

 

10月13日(火) 

 

北陸道巻・潟東ICで待合せ、Tさんのに乗り換え1台で

 

AM 07:50 沼尻登山口

 

Dscn2021

 

 

  紅葉樹林のなだらかな登山道

 

沼尻スキー場の最上部の先に広い
安達太良連峰沼尻登山口 安達太良山 7.3K 鉄山 6K と記された大きな標識。

 

落ち葉を踏みしめ、遊歩道の様な傾斜の緩い登山道を進みます。
予報に反し?天気はイマイチ、谷間からはガスが湧きあがり周辺は靄~ッ
2ヶ所の展望台と記されたポイントも真っ白で何も見えません。

 

暫く進むと硫黄川との分岐。
Tさんの計画
【船明神山】~【安達太良山】へ、そして明治33年の噴火でできた直径500mの
荒涼たる大爆裂火口を俯瞰しながら【鉄山】、【鉄山避難小屋】~“胎内岩”~
元硫黄鉱山~硫黄川~沼尻へ

 

分岐からは急登の道に激変、所々、枝木を掴んで身体を引き上げねばならぬ程!

 

ガスは深く濃くなるばかり、おまけに冷気を伴った強風が吹き荒れ出す始末。
勿論、周辺の様子は窺うこともできません。
往く手右側に切り立った大きな岩が屹立、登山道の左側はすっぱりと切れ落ちて!

 

Dscn2024

 

 

     獅子岩?  ※ 拡大

 

登山道の周りは大小の岩、足下はガレ場。
ガスで閉ざされた視界では“沼ノ平”新火口を望むことが出来ません。
冷たい風は益々その速度を上げ、時々耐風姿勢を取らねばバランスが崩れそう!

 

「引き返そう!」 「突っ込んでも意味が無い!」  途中撤退に全員賛同。
【船明神山(1667m)】 まで残り僅かのガレ場地帯です。

 

ガレ場の道、躓かぬよう注意しながら下ります。

 

 

 

Dscn2030

 

 

   葉を落とし真っ赤な実だけが残るナナカマド

 

Dscn2031アカミノイヌツゲ 北海道、本州東北、中部以北の亜高山帯岩場で生育 日本固有種

 

分岐から硫黄川へ向かって勾配のキツイ道を下ります。

 

Dscn2033

 

 

  紅葉樹林帯の中を激下り

 

何カ所か?お助けロープも張られています。
硫黄川が近づくにつれ、足下はザレ場に・・・転ばぬよう注意して!

 

Dscn2038

 

 

  硫黄川

 

硫化水素(硫黄臭)の臭いが嫌でも鼻につきます。  

 

煮えたぎった硫黄泉 強烈な臭い!!

 

Dscn2041

 

 

  登山靴の泥を洗い流すT氏

 

白濁した少し温い湯加減、気持ちが良い~

 

時刻は丁度、お昼前 湯華採取小屋でお昼とします。

 

Dscn2042

 

 

  温泉送湯管

 

塩ビ管の表面は心地よい暖かさ。

 

Dscn2053

 

 

   白糸の滝

 

紅葉ほぼ真っ盛り?

 

Dscn2056

 

 

    ムキタケ

 

目敏いIさん、食べごろのムキタケ発見。早速スーパーレジ袋取りだすジィ~ジ。

 

PM 01:45ー01:55 沼尻登山口

 

来年 同じコース辿ってみよう 相方の想い。

 

                           89 (93)

 

お泊りは沼尻温泉老舗旅館。

    

 

高温70度程の硫黄川から引かれた源泉が約50度弱?
冷たい水で埋められ、それでもかなり熱い温泉に冷えた身体を浸します。

 

ポカポカ温められ気持ち良い~ 
早速 部屋で   かんぱ~い お疲れ様

 

沼尻温泉の老舗旅館の夕食はリーズナブル?な宿泊料の割に満足感有り。

 

飲んで 食べて 喋って また温泉に浸かって   

 

   ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

 

10月14日(水) 

 

急ぐ旅では無し、ゆっくりと朝食。大食漢ジィ~ジはご飯 あっさり軽く3杯。

 

チェックアウトして  猪苗代湖畔をR49で浜路浜からジグザグに高度を上げ
御霊櫃峠へ。。。

 

この日、同行6名全員初めての山 目的は【額取山】

 

猪苗代湖の湖面を渡り吹き上げる強い風が寒さを伴います。
日頃暑がりのジィ~ジも流石にアンダーシャツ1枚では強烈な寒さを覚えます。

 

ジィ~ジと相方以外の4名のメンバーの皆さんは上下雨具着用で防寒対策。

 

 

Dscn2062

 

 

  御霊櫃峠(876m)

 

御霊櫃峠は戊辰戦争の戦場(会津藩と仙台藩)、そして伝説の場所。

 

吹きッ晒しのガレ場の登山道を暫く進めば、小さなピークの脇に 雨の神 風の神 の
小さな石祠が置かれ、お賽銭と供物が備えられています。

 

山肌は鮮やかな黄葉に彩られています。それにしても寒く強い風。

 

巨岩の岩肌が圧倒する 黒岩山 を過ぎると暫く枝が四方八方に伸びるブナ林の中に
切られた登山道が続きます。越後のブナとは様相が異なります。

 

AM 10:55-11:05 大将旗山(1056.3m)

 

Dscn2077

 

 

 大将旗山山頂

 

大将旗山 ここも伝説の山
※ 源氏の祖 八幡太郎源義家が大旗をこの山で掲げたと言う 
頼朝 義経は曾孫に当たる。

 

目前に猪苗代湖と磐梯山が望まれるVIEWPOINT

 

目的の【額取山】は、この先稜線上を幾つかのアップダウン連続する道を進みます。

 

Dscn2080

 

 

  サワフタギ

 

瑠璃色のように輝くサワフタギの実。

 

Dscn2083

 

 

  ウメバチソウ

 

今頃の時期にもウメバチソウが、他にも先が開いたオヤマリンドウも。。。

 

AM 11:55-PM 01:50 額取山(1008.7m)

 

伝説の山 額取山
※ 八幡太郎義家が元服の儀式で額を剃ったことに由来すると伝えら
れる。
別名「安積山」とも呼ばれ、万葉集にも詠われている。

 

Dscn2085_2 

 

 

    山頂標識 ※ 拡大

 

分水嶺 西へ流れる水は日本海へ 東へ流れる水は太平洋へ

 

【額取山】【安積山(あさかやま)】に併記されています。

 

郡山の平野(安積平野)を潤す安積疎水は明治12年 3年の年月と85万人の労力を
要して完成したと記されています。

 

山頂はモロに風が当ります。冷たい強風を避け山頂より少し下った処で簡単昼食。

 

山頂からは別の登山コースも有るもののの回収が有るのでピストンで下山。
それでも只では下りません。周りをキョロキョロ  

 

Dscn2089

 

 

   ヤマブドウ

 

全員で山葡萄を少々摘み取ります。鳥や獣に啄まれるでも無し。落果待つばかり。
熟した山葡萄の房が其処にもあそこにも・・・・枝木に乗っかりGet!
生食は少し酸味が強く、種も多いが、間違いなく高栄養素の塊と謂われています。
結果的には全員で併せ4~5キロ以上?の収穫。 (v^ー゜)ヤッタネ!!

 

ブドウ摘みを終え、大将旗山 から 黒岩山 へ・・・


Dscn2093

 

 

黒岩山の巨岩脇、急登の場所がしばらく続きます。

 

PM 02:52 御霊櫃峠。

 

Dscn2094

 

 

  眼下に御霊櫃峠

 

登山開始時点より冷たい強風はホンの気持ち弱まったような?

 

帰路は湖畔を戻りR49をイ猪苗代沿いに、そして途中から高速自動車道ICへ。
磐越自動車道を一路、新潟市を目指して運転してくれるは、Tさんです。

 

概ね1,000mの山とは思えぬほど良き展望、登山道もアップダウンの連続や越後とは
異なる風景楽しめたジィ~ジ、充足感に浸っています。

 

磐越自動車道から北陸自動車巻・潟東ICでジィ~ジと相方は下車。
長岡の皆さんとはここでお別れです。 お疲れ様でした 又ね!

 

二日間たっぷり山の魅力を満喫したジィ~ジです。

 

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2015年10月16日 (金)

お泊り【唐松岳】

登山愛好者にとって一番気懸かりなことは、言わずもがな 空模様 。
幸いこのところ穏やかで気持の良い秋日和に恵まれる日が続いています。

昨年に引続き、古寺鉱泉(前泊)で【大朝日岳】へ行こうと予定していたところ
肝心の日が雨の心配は無さそうなれど曇予報。折角の紅葉遠出はが望ましい。

そんな訳で天気予報を見て急遽、【唐松岳(2696.4m)】に変更。

【唐松岳(2696.4m)】と言えば、“不帰キレット” “八峰キレット”、共に2度づつ
そして残雪から初夏、紅葉時と、アクセス的にも比較的便利な所為か?山頂登頂は
10回以上有るジィ~ジ(年寄り故に何年も)。それでもキレット越えは別にして
何れも日帰りばかり・・・ 今回は、偶には山頂小屋でノンビリと泊まろうよ!

10月7日(水) ~8日(木) 

10月7日(水)

AM 09:25 黒菱平 アルペンペアリフト

Dscn1931        紅葉真っ盛りの黒菱平

同行 長岡T夫妻。 会友美女3名、相方 ジィ~ジ   合計7名

今までは八方ゴンドラリフトアダムからのスタートが定番なれど今回は‘黒菱平’まで
 を乗り上げ、リフト2本乗り継いで登山スタートの八方池山荘へ向かいます。

Dscn1936        兎平 ゲレンデ 鎌池湿原     ※ 拡大

秋本番の湿原の先には白馬三山がBeautiful 左から白馬鑓 白馬杓子 白馬
長野五輪も今では随分昔になりにけり。
正に BlueSky 

AM 09:50 八方池山荘

Dscn1938       草紅葉と五竜岳(右)鹿島槍ヶ岳(左)

八峰キレットや各々の山頂目指したり両座共に4~5回歩いた俊峰です。
此処からの眺望何度見てもそそられます。※残雪の時もカッコ良い~

AM 10:40 八方山 八方ケルン
埋め込まれた標識版が一見顔に見えるような大きなケルン。 
観光客の皆さん撮影に夢中。

AM 10:55-11:20 八方池周遊

八方池までは観光客も混ざり、いつもながら大勢の人が交錯しています。

P1020537     八方池と天狗背稜 池に映る逆さ天狗イマイチ

P1020544     天狗ノ頭と不帰Ⅱ峰

途中 目を転ずれば南アルプスの脇に富士山も遥か遥かに目視されます。
飛びぬけて視力の良いTさんの発見。(写真 コンデジでは無理)
勿論、妙高 火打 戸隠連山 八ヶ岳連峰は言うまでも有りません。

八方池から先は、登山者のみの世界に入ります。

少し傾斜を増した登山道の周辺はダケカンバが主流。白っぽい樹皮と風雪に耐えて
伸ばす枝木が自然が織りなす芸術品に?
‘下ノ樺’そして‘上ノ樺’と八方尾根を進む我らです。

PM 00:02-01:00 扇雪渓

Dscn1957        扇雪渓

扇雪渓、この一角は万年雪 ゆっくりと適当な大きさの岩を見つけて腰を下ろし
お昼を採る我らです。まずは運転もしないのででカンパイ~からスタート。

まったり~お昼を終えて、急登のザレ場の道をジグザグに登りきれば 丸山ケルン。

PM 01:25 丸山ケルン

丸山からはトラバース気味にアルペン風のザレた登山道が山頂小屋へ続きます。

Dscn1963   五竜岳への稜線 牛首岳から牛首の嶮 

PM 02:12-02:30 唐松岳頂上山荘

Pa070250       剱岳(中央) 立山(左)

今宵の塒、唐松岳頂上山荘到着、宿泊手続き済ませ、風避け羽織って山頂へGO-

PM 02:48-03:03 唐松岳山頂

Dscn1975     偶には証拠として

P1020549   唐松岳山頂から不帰の嶮の稜線眺望 中央後方白馬鑓ヶ岳

山頂でユックリと山座同定しながら、達成感に浸る我らです。
(あそこも歩いたなぁ~ あの時は辛かったなぁ~ 蘇るさまざまな思い出)
6,7名の男女若人パーティも到着。 小屋を目指し下山開始する我らです。

繁忙期では無いので、グループは一部屋を充てられるので他人様に気遣い無用。

唐松岳頂上山荘は宿泊客我らグループの他、20数名 合計30~32名ほど

Dscn1977        夕食メニュー   (少し期待していたので・・・山小屋の普通程度?)

Dscn1979        支配人の安全登山レクチャー

夕食を終え、後片付けされた食堂で小屋の支配人氏から安全登山レクチャー。
長い経験に基づく話、幾つかの事柄が頭に残ります。

夜が深まり満天の星空を期待するも、富山湾から押し寄せる雲が立山・劔も飲み込み
願いは叶わず。
床に入り身体を温め     夜中、轟音を伴う強風続く。

10月8日(木)

夜が明け、強烈な風も少し収まり外へ出てみると\(◎o◎)/!

P1020552     ウッスラと白いものが  今シーズン初めての雪!

夏山も既にシーズンオフを迎え、殆どの小屋は既に営業終い。
これからは深い雪に埋もれる日々が続くでしょう。

P1020562     朝日を浴び赤く染まる牛首

ひんがしの空は雲が立ち込め、ご来光もイマイチで、折角泊まったのにチト残念。

空模様が良ければ急ぐ旅では無し、牛首の嶮 付近まで行ってみようかと思っては
いたものの冷たい肌射す風も少々残っており、あっさり取りやめ。
宿泊客の皆さん 殆ど朝食を終えて殆ど下山スタート。

暇人我がグループ、小屋でモーニングコーヒーをオーダーしてまった~り。

AM 08:35 唐松岳頂上小屋

小屋に最後までいた我らも下山の開始です。当然ピストン往路を下ります。

小さな水たまりの様な池には薄く氷が張っています。
ジィ~ジと相方はウインドブレーカー羽織っていますが、他の皆さん雨具着用。

AM 09:07 丸山 丸山ケルン

Dscn1990    丸山ケルン手前

我がグループの頭上は青空が広がっているも、周辺の山々には雲の塊が重そう!

P1020576       花火に似たり?ミヤマシシウドの花後

AM 09:36 扇雪渓

Dscn1995    紅葉と雪渓撮る相方

足下の赤く色づいたクロマメノキの葉、ヒョウタンボク、タケシマランなど真っ赤な実。
過ぎ去りゆく秋を楽しみながら、ここで止まり、あっちで止まり 遅々として歩進まず。

Dscn2006     下ノ樺 付近のダケカンバ

AM 10:18 八方池

Dscn2011     八方池目前

白馬連山は残念ながら頂きには雲が覆い被さってその全貌見る事が叶いません。
この日も観光客既に何人も (某 ○ラ○ ○ーリ○ム)

P1020591    八方池にさざ波立つ

八方山から先のトイレからは木道階段の自然観察研究路を下ります。
(夏には多種類の花々が観賞できるところです)

ところどころ残り花も散見できます。(以下 一部)

P1020603 P1020604
( 写真左 タカネマツムシソウ  写真右 アザミ ) ※拡大

AM 11:10 八方池山荘

八方池山荘前から、リフトに乗って下ります。

Dscn2016     兎平 鎌池湿原

通路わきのお休み処に腰かけて、パンやコーヒーで簡単なお昼を採る我らです。

‘黒菱平’からカーブの連続する林道を慎重に  は八方へ。。。

冷えた身体を温めるには何と言っても温泉が一番。
昨年12月に新装なった『八方の湯』 リフトセット券プラス200円 
昼日中にゆったりと温泉に心地よさ 行ったことは無いけれど 極楽 極楽~

身体も暖まりポッカポカ、お昼を簡単に済ませたので改めてで腹を満たします。

  2台連ねて大糸線に沿って国道を糸魚川に向かって走ります。

糸魚川ICから北陸道へ、途中 2ヶ所のSAで休憩し次回の山行の相談して
長岡JCTでお別れです。

いつもながら気の置けない良き仲間との山行。
胸にほっこりとするもの覚えるジィ~ジです。    (完)

                                  88(92)

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2015年10月12日 (月)

お江戸滞在寸描?

拙・駄ブログは日記代わりの覚書。

10月3日(土)~5日(月) 5か月ぶりのお江戸、と言っても三鷹在。

先回の目的は 中2 小6 2人の孫娘のピアノ発表会。 当日レポ⇒コチラ

そして今回の目的は 小6孫娘の運動会  ジィ~ジにとって運動会も今回が最後?

10月3日(土) 

早朝5時 新潟西ICから  赤城SAで運転交代 8時30分過ぎには到着。

モーニングコーヒー1杯飲んで娘夫婦と一緒に会場の学校へ出かけます。

運動会 最初は赤・白 対抗応援合戦からスタート ※孫娘 応援団

Dscn1902    応援団の孫娘 (前列 中央)

会場はカメラ 映写機 スマホで我が子の頑張る姿を撮る父兄で大混雑。

定番の徒競走や団体競技 学年別の組体操 等々 
自分の力を精一杯出して頑張る児童の姿は感動を与えて呉れます。

6年生団体は騎馬戦 騎手の孫娘 1回戦はキャップを取られも、2回戦は勝ち残り。

Dscn1915     組体操

Dscn1917   今話題の人間ピラミッド 4段   6年生種目

お昼はマンションに戻らず木陰で相方持参の炊き込みお握りで済ませます。

季節の割に強い日差しを浴びながら終了の3時過ぎまで全学年の種目を観戦。
結果は孫娘たちの紅組は僅差で惜敗。
(※ 一日立ちっぱなしは草臥れる。おまけにいまどき日焼けまでも)

夕食はクラブ活動から帰ってきた上の孫娘も一緒。
娘夫婦と  酌み交わしながら、手巻きずしを口に頬張るジィ~ジです。

10月4日(日) 

中2の孫娘は朝食も早々にクラブ活動(バスケ)の為、登校。

昼前から娘夫婦と孫娘と一緒に歩いてお出かけ。

三鷹ジブリの森美術館隣接の 井の頭恩賜公園西園(文化交流広場) へ向かいます。
この日は偶然? 第26回三鷹国際交流フェスティバルの開催日。

三鷹国際交流フェスティバル概要⇒コチラ

当日のチラシ⇒コチラ

例年数万人の来場者が訪れると言う。この日も大賑わい。

スローガン 『手をつなごう、 世界は一つ』 

Dscn1920   ワールドバザール 
世界各国の食品や雑貨の模擬店が何十も並んでいます。
見たことの無いもの口にした事の無いものの数々 珍しい\(◎o◎)/!

Dscn1923 タイラーメンとチャーンビール  麺は米粉

娘夫婦とジィ~ジ達 手分けして珍しい食材・飲料など探して回ります。
何処の国の模擬店も長蛇の列。大賑わい。今まで口にした事の無い料理幾つも。
勿論?香港飲茶や韓国肉料理等も・・・ 敷物敷いてお昼を採りながら休みます。

Dscn1924    外国市民の皆さんも楽しそう

ステージでは↓

Dscn1927_2  アフリカの踊りに興ずる観客

メキシカンの演奏やアフリカの踊り 他 地元に近いICUの学生さんグループも
世界の踊りや音楽が次から次と披露されます。

ジィ~ジのように地方に住む者に取っては貴重な体験・風景です。

ゆっくり見物して廻り、次は武蔵野の面影残す公園の中、吉祥寺へ向かいます。
ジィ~ジと相方はハーモニカ横丁を散策。定番のお土産も買って。

吉祥寺から娘一家が住むマンションまで、この日もそれなりに歩いた我らです。

夕食時、勿論、娘夫婦と酒を酌み交わします。     

10月5日(月)  新潟 

マンションのベランダからは薄曇りで富士山見えず。

娘は用事で朝食の後、お出かけ。運動会の代休の孫娘と午前中を過ごします。
孫娘が現在嵌っている習字 相方から手習いしたりしながら・・・

3人でお昼を採ると孫娘は隣のマンションに住む友達から遊びの誘い℡。
ジィ~ジと相方、周りを少し片付け我が家へ戻る準備です。

それほどの渋滞にも遭わず高速道は順調。長大なトンネルを抜けると意外にも?
空模様はスッキリとした青空が広がっている魚沼地方。

久し振りの娘一家とともにした生活 楽しかった思い出を胸には一路 我が家へ。

                      この項 (完)

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2015年10月 9日 (金)

長月最後の日は【角田山】

瞬く間に1年の3/4が過ぎ去り、時の流れの速さを改めて思い知る昨日今日。
山は既に秋山シーズン最中 燃え盛る紅葉も終わりを告げている地方も・・・
暇人ジィ~ジは相変わらず?手近な山で過ぎゆく秋を楽しんでいます。

9月30日(水) 

このところ有難いことに秋晴れの気持の良い日が続いています。
同行 相方 会友美女1名 計3名

行き先は 定番? 【角田山】  コースは会友美女選択です。

AM 09:00 五倫石登山口

行程
五倫石登山口⇒角田山山頂⇒向陽観音⇒角田山山頂⇒五ヵ峠(浦浜分岐)⇒
三望平⇒角田山山頂⇒ホタルの道(山の神分岐)⇒山の神登山口⇒五倫石登山口

歩き始め暫くは緩登の登山道、ほたるの里コース合流手前はかなりの急登。

Dscn1881 Dscn1884
( 写真 左 キバナアキギリ  右 サラシナショウマ ) ※ 拡大
クロっぽい実をつけたキバナアキギリ[黄花秋桐]が、所狭しと大群落を形成。

合流点で一服、合流点から先は再び急登の道が待ってます。
息切らしながら、山頂に向かって頑張ります。

Dscn1887 Dscn1901
( 写真 左 シロヨメナ?  右 ツリフネソウ ) ※ 拡大
ツリフネソウ[釣船草、吊舟草] 終盤状態でも頑張っています。
※ ヨメナ ノコンギク シラヤマギク・・・野菊の類はサッパリ解りません。

AM 10:00 角田山山頂

山歩きは好条件の空模様、折角なので向陽道林(観音堂)迄足を伸ばし、観音堂前
広場で小休止。(下の方から元気な子供たちの声が・・。)

我らは再び山頂へ戻り、そのまま足を伸ばし、五ケ峠・浦浜コース合流点まで下り、
そして再び山頂を目指すことに。。。

山頂前の広場にはヤングママと幼稚園児がグループ毎に団欒中。

Dscn1891   地元幼稚園遠足

元気に走り回る幼児たちの賑やかな声。みんな健やかに育って欲しいなぁ~と。

我ら3人 木陰のベンチで腰を下ろし簡単なお昼を採ります。

下山はホタルの里コース、途中 ツルリンドウの実を探しながら・・・

Dscn1894          ツルリンドウ実 (蔓竜胆)

花株は何カ所も確認済みなれど、思いのほか実をつけた株が少ない感じ。
(同行の会友美女も相方もツルリンドウはお気に入り)

途中の分岐から 山の神 へ向かって下山。
榊の大きな古木に囲まれ静かに佇む 山の神 で合掌礼拝する我らです。

PM  01:17 山の神 登山口

毎度のことながら、手軽に欲求を満たしてくれる有難い山に感謝です。

※ この日に見られた他の花、実 (一部)
タチシオデ実 ツクバネ実 オクモミジハグマ オクトリカブト ナツハゼ実 他

ジィ~ジ 【角田山】 22-27             87(90)

 

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2015年10月 3日 (土)

連日お楽しみ【三ノ峠山】&【刈羽黒姫山】

毎日が日曜日の有難い身分のジィ~ジ。
成れど残された人生の限られた時間、しっかりと楽しまねば・・・

9月27日(日) 

今回は長岡の岳友Tさんが中心になって作り上げた【三ノ峠山】(友遊小屋)
開催される〔第4回森のコンサート〕を聴きにお出かけです。 
 ※ 昨年に引き続き2度目

同行は、相方と会友美女2名 計 5名

通称 “赤道【萱峠】に向かって、ゆっくり道端の花々を愛でながら歩き出します。

Dscn1805 Dscn1808
( 写真 左 キツリフネ  右 ツルニンジン ) ※ 拡大
キバナアキギリ オヤマノボクチ オトコエシ 等、秋の花や毒菌も数々。

開演前には聴衆の皆さんが座る場所づくりブルーシートを敷いたり一寸お手伝い。

AM 10:00-12:00 森のコンサート

Tさんの開演挨拶に続き、早速コンサートが始まります。

Dscn1835     オカリナ コカリナ ケーナ

勿論 コンドルは飛んで行く、も曲目に!

Dscn1833   ハーモニカ 3丁同時に奏で    クラシックから美空ひばり
Dscn1824   サックス 心地よい音色

聴衆の皆さんも一緒に歌ったり、手を取り合ったり 全員参加型コンサート。
ボケない小唄 ボケます小唄 文部省唱歌 ポップス 幅広いレパートリー

Dscn1826    観客 40人弱 

観客の皆さん、おのおの笑みがこぼれて楽しそう。
予定の2時間が瞬く間に過ぎ去っていきます。 
最後は、大きな拍手で演奏の皆さんを労います。

Tさんよりコンサート終了の挨拶と、併せて奇しくも丁度1年前のこの日・この時刻
死亡者行方不明者63名の犠牲者を出した御嶽山が噴火。
全員起立で一分間の黙祷を以て追悼します。

PM 00::00- 懇親会
Dscn1838   持寄りの手料理を肴に、差し入れの酒類も
注がれるままに飲み干すジィ~ジ、ビール 日本酒 WINE… 次第に酔いも廻り

観客の皆さんはお昼を終えて銘々思いのまま。

Tさんのグループとジィ~ジ達は延々と4時間近くも飲んで食べて喋って・・・
それでも最後は珈琲を飲んで酔いを少し醒まし、後始末をして下山です。

日本酒 ビール WINE ちゃんぽんのジィ~ジ、未だ足下がおぼつかず、ゆっくりゆっくり
一歩 一歩 下ります。

Dscn1856  長岡市営ファミリー牧場 

そよ吹く風になびくコスモスと長岡市街地、対峙する長岡西山丘陵。
夕陽を浴びるコスモス畑ではヤングファミリーが何組も見受けられます。
少しづつ酔いが醒めてきたとは言うものの帰りの運転はノンアルコール飲料で
我慢をしてくれた相方が務めます。(ジィ~ジより運転上手)

肩の凝らない手作り音楽会、(ALCOHOL付き)楽しい半日過ごせ幸せ 満足。

                               85(88)
    .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

「あんたも好きねェ~」と言われそう。連荘です。

長岡Tさん夫妻 同Tさん夫妻 ジィ~ジ 相方 会友美女1名 同行 計7名

目的の山 【刈羽黒姫山(889.5m】 10年ぶりくらい?ジィ~ジ3度目?4度目?

9月28日(月) 

旧 高柳町標識に基づいて舗装された山道をズンズン登り、車が高度を稼ぎます。

AM 09:50 磯之辺コース登山口

Dscn1859   Ⓟ前からスタート

清水谷コース 白倉コース 折居コース 磯之辺コース 四コースで一番急登なれど
最短コースと言われる 磯之辺コース から登ります。

歩き始め数分で長岡グループ ムカゴ発見 早速 落とさないように注意しながら
採収する我らです。

危険個所は無いものの、階段状の登山道は思いのほか急登。
登山道の周りは見事なブナの林が拡がっています。

【刈羽黒姫山】過っては雨乞いの山、更に信仰と修験の場として崇められてきた山。

登山道の傍らにはひっそりと古び、苔むした石仏が何体か見られ往時を偲ばせます。

Dscn1862    石仏
Dscn1863  稲刈り前の棚田

山裾には刈り入れが始まった美しい棚田も見られます。

ムカゴばかりではなく熟して甘い香りも匂うサルナシ(コクワ)も沢山。

Dscn1864   たわわに実をつけるサルナシ(コクワ)

秋の実に目を奪われていたものの、Tさんいつの間にか少し藪の中へ・・・

Tさん「イッパイ出ているよ~」声のする方へ行けば其処彼処 アマンダレ(ナラダケ)

Dscn1868    アマンダレ(ナラタケ)
Dscn1867   アマンダレ

丁度 タイミングが良かったのか?その後の登山道脇の彼方此方でもアマンダレが・・・

結局 一人当たりスーパーの大型レジ袋が満杯になるほど (7名全員)
山頂までまだ暫く掛ります。重いので見えない場所にデポする我らです。

山登りより山の幸収穫が目的と変わったような・・・

山頂手前の広場には鵜川神社の御堂(堂内には彫像が何体も安置)
山裾には三十三体の石仏が祀られ歴史を感じます。

Dscn1872   三十三観世音菩薩

鵜川神社の御堂から数分で山頂到着です。

山頂には一体の石仏、小さな石祠 そして2等?△点

Dscn1873   山頂標識

気持の良い 秋の優しい日差しを受け、ゆっくりと時間を掛けてランチタイム。

Tさんはもう一つの目的 ヤマブドウ収穫に夢中。色づいた山葡萄何房も!!

帰路も道々、アマンダレGetしながら下山です。
デポしておいた大きなレジ袋一杯のアマンダレ ザックに入れればズシリと肩に!!

この日 山歩きもさることながら山からのお恵み満載となった我らです。

追)
暖かい日差しを受けて冬眠前のニョロ  青大将 マムシ ヤマカカシ 遭遇。

                            86(89) 

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