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2015年9月11日 (金)

物好きor病?五頭山系

台風の影響で大被害が発生中。気象庁では数十年に一度の大雨と言う。
茨城 栃木の被災された多くの方々には言葉も有りません。

盂蘭盆以来、ここ20日程、恰も梅雨の様な鬱陶しい日々が続いてはいるものの
大きな自然災害に見舞われることも無く、助かっている新潟市です。

8月29日(土) 途中からフロントガラスに雨が当りながらも登山口へ  
【五頭山】 “三ノ峰コース”、どんぐりの森登山口Ⓟ 結局 止まず。
諦めて昼から【角田山】へ。  当日のレポ⇒コチラ

そして諦められず日を改め、曇予報を信じて、再び【五頭山】へ。

9月2日(水) 

の予報を信じて、出かけるも途中からポツ ポツ 登山口に到着しても
前回より雨足は強くは無い、折角来たので前回の二の轍は踏みたくない。
雨具を着けても・・ ・(強い決意) 40分程車中で待機、雨は小止みに 

AM 10:35 どんぐりの森 登山口

登山口は既に3合目。とは言うもののウオーミングアップ無しの歩きだし急登は
苦しい!肺機能の弱いジィ~ジは4合目まで地獄(まだ行ったこと無いけど)。。。

それでも4合目をクリアーすれば、途端に天国(まだ行ったこと無いけど)

Dscn1408     登山道とは思えない快適な道

足に優しいwoodchipが敷かれたなだらかな道が暫く ホッ(心の声)

同行は会友 美女2名&相方=4名

目的は【五頭山】で9月に見られるだろう“花” 特にアケボノシュスランそして
ジンバイソウの確認です。

同行美女 「この辺りだよね!」
相方    「有ったよ」

P1020431       ジンバイソウ(神拝草)   ※ 拡大

ラン科 ツレサギソウ属 葉は2個、光沢があり楕円形、縁は波状。

7合目少し手前で発見。盛り、終わり掛け10数株程? 目的 その1 達成
次に見れるのは1年後、ゆっくり じっくり鑑賞です。

AM 11:28-11:35 7合目長助清水

定例の休憩ポイント水分補給とフルーツタイム。

8合目 9合目とそれなりの急な尾根を登ります。
積雪時のガスった日は左サイドを外さないように(要 注意)。

PM 00:05 三ノ峰

Dscn1423_2     873M 五頭山三ノ峰   不動明王石仏

三ノ峰から一旦下って登り返し二ノ峰、更に繰り返して・・

PM 00:17 五頭山一ノ峰

ガスが周りを覆い、モヤーッ

Dscn1427    ドテーッ 図体が重く跳躍できないイボガエル 

PM 00:25-00:32  三叉路

五頭山(一 二 三 零ノ峰)、 菱ヶ岳、 五頭山小倉・松平山への三叉路。
この辺り少し前からポツ ポツ  
面倒くさがり屋のジィ~ジ 雨具着けよかな?我慢しようかな?
ところが本格的に 我慢しきれず雨具上着だけ身に着けるジィ~ジです。

三叉路から五頭山系盟主最高峰【菱ヶ岳】方向へ、まずは“竜神清水”
向かって下り、その先の縦走路を登り返し前進 前進 また前進。

足下には カニコウモリ、カメバヒキオコシ、キバナアキギリ 等々見られます。
雨の中を前進続け、目的 その2 達成。

Dscn1446_2   P1020406    アケボノシュスラン(曙繻子蘭)  ※ 拡大

いつの間にか雨は小降りから小止みに、雨露帯びたアケボノシュスラン。
丁度 時期的に盛り!? 枕草子 ‘春は曙 やうやう白く・・’では無いけれど
正に曙色!! 少し探せばここにも そこにもあそこにも 何株も何株も見られます。
しっかりと確認できた我らです。

ふと 目を上げれば眼前に山のお恵みが!!

Dscn1452      サルナシ 発見

サルナシ果実酒作るべく、少々?採収 Get (取りやすい~)
雨の所為で昼食は未だ、急に空腹を覚えUターン。

下って登り、その繰り返しで三ノ峰 避難小屋へ・・・

小屋への途中、二ノ峰 鞍部でつやつやピカピカに光る黒い球に目を奪われます。
Dscn1458     ツクバネソウ   正に言い得て妙のネーミング
        (追羽根突いて遊んだことは無いけれど)

PM 01:57-02:34 三ノ峰避難小屋

Dscn1459      三ノ峰避難小屋内部

地元関係者の皆さんが大事に管理されている小屋、滅多に利用したことありません。
既に我ら以外山頂には誰一人見当らず、外は雨でぬれ、座る場所も無いので・・

温かい飲み物と遅い昼食で空腹を満たし、往路を下山です。

濡れた登山道は滑り易いので一歩一歩慎重に(高齢者グループです)

Dscn1461         ホツツジ

7合目で小休止、またまた持参於オレンジをカット エネルギー補給。

7合目から少し下で、再びジンバイソウを確認して立ち止まり。
兎に角立ち止まってばかり。。。

PM 03:55 どんぐりの森登山口

Dscn1476        ?の実  木の実はサッパリ知らないジィ~ジです。

途中雨に会いながらも、二つの目的 無事達成 COMPLETE

には既に我が家以外1台の車も見られません。

この日、スライドした登山者、6,7人グループ1組と ソロハイカー5,6人。

ジムに通っている訳で無し、外でランしてる訳でも無し、運動不足の解消そして
日々体力・脚力低下中、せめて現状維持できたかな・・ 自己満足?

雨具を乾かさねばならないものの、雨に見舞われたのは10数分程度、
ヤッパリ山歩きは満足感が得られなぁと思うジィ~ジ。     77(80)

 ★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

相方へ新発田市在の美女会友から
   「先日予定していた日に五頭山行けなかったので、行かない?」

相方
  「五頭山行ってきたばかりだけど菱は行かなかったので縦走しましょう」 

 ( ※ 3日ぶり似たようなコース物好き? ヒマ人だから)

9月5日(土) 
お天道様はでていないものの、雨の心配は無さそう。
皆さん考えることは同じよう。 AM 08:00少し前 内ノ沢Ⓟは20数台の車
その後も続々、【五頭山】目指す方は、旧スキー場Ⓟへ何台も

AM 08:15 菱ヶ岳 内ヶ沢登山口

Dscn1477     スタート

Ⓟで新発田市の美女会友2名と待ち合わせ。ジィ~ジは美女と相方 合計5名

道端にはオクモミジハグマの白い花、大きな葉が見られます。

“菱見平”で小休憩、そして“北山”でまたまた一服。
後から登ってくる登山者に全部追い越されます。我らへたれなグループです。

Dscn1479     アカミノイヌツゲ (赤実犬黄楊) 日本固有種 別名 ミヤマクロソヨゴ

赤い実が目を惹きます。

AM 09:50 杉端分岐

夏道の山肌を巻くトラバース道もあまり好きではないので偶に冬道を選択。
ロープが下げられているものの両手を使わなければならぬほどの急登です。

5,6年前まで積雪期はカンジキ履いてラッセルしながらここをクリアーすることが
恒例だったのですが、高齢に輪をかけた現在、もう当時の気力は喪失。
(19年前 知り合いの女性が単独で登り滑落、捜索の手伝いしたこと思い出されます。
遺体は双月近く後で発見。 遭難碑があります)

最難関をクリアーした先で、ひらひらしたキノコ発見  Get!

Dscn1482    ハナビラニカワタケ  シロキクラゲ属    食用になります。  

AM 10:10 夏道(笹清水)上部合流点

ここからは尾根沿いに山頂に向かって大小4つほどのピークが続きます。
周辺はブナの美林が拡がります。

AM 11:00ー11:15  菱ヶ岳山頂

Dscn1486     973.5M 五頭山塊最高峰 菱ヶ岳山頂標識
※3、4年前この標識を登山口から山頂まで引き上げ、支柱掘削設置の手伝いを
ジィ~ジ、この日の同行者全員協力したのです。

残念ながら曇天の為、岳人人気の『飯豊連峰』は重そうな厚い雲に覆われて。
まだお昼には間が有るので縦走路前進 【五頭山】目指します。

季節は既に秋、花も端境期で種類も減り、変わって木の実が色付いています。

Dscn1490 Dscn1491
(  写真 左 タムシバの実   右 ガマズミの実)  ※ 拡大

AM 11:47 与平の頭
中ノ沢コース分岐、五頭山頂まで100分と表示された標識が立っています。

今まで気付かなかったけれど、今回“与平の頭”先の道端にアケボノシュスラン
ジンバイソウ確認。

縦走路の少し広い場所でランチタイムとします。
PM 00:20-01:05  昼食
例によって年季の入った持参のオカズが続々と出てきます。
新発田美女の旦那氏から自分で釣り自分で作った山女魚 鮎の甘露煮も・・
昨年に続き今年も頂戴できた我らです。
美味しいランチタイムを終えて、先日の花観賞の場所へ再び。

Dscn1503 Dscn1506
(  写真 左 アケボノシュスラン   右 ミヤマウズラ)  ※ 拡大

P1020440 P1020441
(  写真 左 アケボノシュスラン   右 トチバニンジン)  ※ 拡大

トチバニンジン実が黒なのでソウシシヨウニンジンかも?

先回気付かなかったミヤマウズラも確認。

Dscn1509 Dscn1511
(  写真 左 オオカメノキの実   右 サワフタギの実)  ※ 拡大

そして先日のサルナシに続き、たわわに房を付けた山の恵み発見
Dscn1504     ヤマブドウ

全員協力して蔓を手繰り寄せお恵み頂戴。10房程の収穫。
早速一粒 二粒口に甘酸っぱい実と見の割に大きな種が2個。
密造酒にするには量も少なく法律的に問題あり、果実酒かジャムか!

道端にはツルリンドウやカメバヒキオコシの花も見られます。

PM 02:11 三叉路
三日前、ここで雨が降ってきた嫌な思い出の場所。この日はOK。

PM 02:38 五頭山一ノ峰

Dscn1517    一ノ峰山頂 石碑 石地蔵  2日の日は全体白い靄を纏っていたのですが

ジィ~ジと違い花に詳しい新発田の会友美女、二ノ峰周辺でもジンバイソウ
咲いている場所を教えてくれます。この実の名前も!
Dscn1519      ウスノキの実 先が5つに割れてくぼみ臼に似ている。食べられるらしい

PM 02:50 三ノ峰山頂標識

縦走路最後の下りの始まりです。

Dscn1520         三ノ峰から下山

PM 03:13-03:20 7合目 長助清水 休憩ポイント
この日、最後の休憩 水分補給と甘味を口に・・・

最後のジンバイソウを名残惜しく観て、新発田の美女先頭に下ります。
相方と違い、下りの速度の速いこと、着いていくのが精いっぱい。

PM 04:00 どんぐりの森登山口
どんぴしゃり4時 登山口に無事到着。
Ⓟ脇の周辺にはママコナの大群落が拡がっています。(写真手振れ失敗)

終日久しぶりに雨にも遭わずの山歩き 休憩含み8時間弱
花や木々の実、そして今年は最後になるだろう曙繻子蘭 神拝草 ・・・
充実感一杯の日になり、声を掛けてくれた美女会友に感謝です。

旧スキー場には地中追い越した二人連れの車が1台のみ。
内の沢Ⓟにはまだ3台の車、逆コースでスライドした方かな?

良き汗を掻き、駐車場で又の機会を約して別れます。

                               78(81)

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コメント

soko2さま
こんいちは いつもありがとうございます。(感謝)
季節は秋、このところ山ではお恵み沢山頂戴しています。
果実酒も数種類作成(相方)半年 1年後~楽しみです。
花を見ながら山の幸をGet!気心知れた美女たちとの山歩き、
我が人生 現在が一番幸せ感有るかも・・
此のままもう暫く続けたいきもの。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月13日 (日) 11:33

こんにちは。
サルナシ、やまぶどう、きのこなどの山の恵みを食し、
美しい花と、
美女達に囲まれて…天国気分を味わってますね。
続けるのって、気力の問題ですよね。


投稿: soko2 | 2015年9月13日 (日) 11:12

マインさま
お早うございます。
今日もスッキリしませんねぇ~ どうなってるんだろう?
年寄りの冷や水、痛い 痛いと言いながら・・・
でも来年も花が見れる保証が無いですから、歩ける内は
頑張ります。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月13日 (日) 10:11

花を追っかけ、雨でも曇りでも…
腰と膝をさすっても……
まだまだ若いですね~

投稿: マイン | 2015年9月13日 (日) 08:41

赤鬼さま
異常気象が当たり前のようになってきているよね。
孫たちの時代はどうなってしまうんだろう?

来年も花を観たいけど保証が無いのでしつっこく
五頭山通いしてしまいました。何とか歩けるので
腰と膝をさすりながら・・・

今日はご苦労さま、県北遠路!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月12日 (土) 17:51

酷い水害だね。地球がおかしくなってる。連日の五頭山ご苦労さん。花に会えてよかったね。今日は性懲りもなく県北の山に行ってくるよ。

投稿: 赤鬼 | 2015年9月12日 (土) 06:22

しゃくなげいろさま
こんばんは~
明日はドチラでしょう?久しぶりに晴れ予報。
因みに我が家は二王子岳の予定です。
山にはお恵み沢山ありますね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月11日 (金) 20:51

こんばんは。ジンバイソウは和名も花も神秘的。トチバニンジンの実は可愛らしいですね。キノコに山葡萄に図鑑を見るように楽しく拝観させてもらいました。

投稿: しゃくなげいろ | 2015年9月11日 (金) 20:40

もうぞうさま
こんばんは
笑っちゃいますよね。単なる閑老人です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年9月11日 (金) 19:43

見たことのない花や珍しい花・実のオンパレードですね。
アケボノシュスランそしてジンバイソウなどには、執念さえ覚えます。

投稿: もうぞう | 2015年9月11日 (金) 19:33

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