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2015年8月 8日 (土)

想定外ハードIN(志賀高原)

志賀高原で二日間遊んできたジィ~ジです。

7月29日(水) 

同行 
 長岡Tさん (男性2名 女性2名) ジィ~ジ (男性1名 女性2名)

記事
 長岡バイパスの途中で待合せ、高速道を利用せず十日町経由、信州へ
この日、歩いた行程は 
ほたる (硯川)~渋池~【志賀山(2,035m)】~【裏志賀山(2036m)】~
四十八池~鉢山分岐~【赤石山(2,108m)】~大沼池~大沼林道~
清水バス停

Am  09:45 ほたる温泉(硯川)

Dscn0823
   SHIGA PRINCE HOTELと【笠ヶ岳(2,075m)】

Dscn0824    ヤナギラン 
他にはコバギボウシ、ニッコウキスゲ、
前山湿原の先には渋池 象山の森から志賀山入口へ向かう我らです。
Dscn0832     コバイチヤクソウ

道の脇には点々とコバイチヤクソウの群生が見られます。

ササ林床の中に敷かれた木道をまずは【志賀山(2,035m)】に向かって前進。
     ※ 右へ進めば“四十八池”
山頂手前から少し急登の岩混じりの径に変わります。

Am 11:00-11:10 【志賀山(2,035m)】

山頂には東京からと言うツアー客が20人弱?

我がグループ同様?高齢者集団!?

Dscn0836     山座同定盤チェック

周辺はオオシラビソ、コメツガなどの樹木で囲まれているので、天候具合有るも
イマイチViewPointとは言えないような・・・・
我がグループは少し離れた△点傍で一寸休憩タイムとします。

休憩終えて山頂から少し下り登り返しで【裏志賀山(2,040m)】
時折 ガスの切れ間から右手の下方に“鬼の相撲場の池”“志賀の小池”などの
池が俯瞰されます。

Am 裏志賀山山頂

Dscn0845  志賀山神社の石祠

Pm 00:15-01:15 四十八池

Dscn0848 Dscn0849
( 写真 左 オトギリソウ   右 キンコウカ ) ※ 拡大

Dscn0850 Dscn0853
( 写真 左 イワショウブ   右 ワタスゲ ) ※ 拡大

Dscn0861   木道敷かれた“四十八池”

Dscn0862 Dscn0863
( 写真 左 ワレモコウ   右 キンコウカ ) ※ 拡大

四十八の意味    十二や二十四 その倍⇒沢山

忠左衛門新道の長い長いアップダウン連続する稜線歩き,大沼池分岐から右へ
【赤石山(2,108m)】を目指します。

Dscn0865     名の通り岩が赤い 鉄分が多いのかな?

Pm 03:15-03:25 赤石山山頂 P1020289     赤石山山頂のT夫妻とジィ~ジ  (相方撮影)

山頂の巌頭からはガスが罹る志賀山 裏志賀山などの山並みと山麓には
“大沼池”が俯瞰されます。

山頂から再び分岐へ戻り、“大沼池”へ下ります。始まります。

正に想定外!(志賀高原のイメージとは大違い) 激下りの道が始まります。
「こんなところ登るのは嫌だわね!」 相方と同行美女の言葉です。

Dscn0875      土壌が洗い流された足場の悪い激下り

Pm 04:25-04:30  大沼 レストハウス エメラルド大沼

水深26m 周囲5㎞ pH 4.4 強酸性 魚類生息できず。黒姫伝説の池。

レストハウス前のベンチに腰を下ろし小休止。

P1020295P1020296     大沼池 エメラルドグリーンの湖水に魅せられ

エメラルドグリーンの大沼池の湖岸を池尻まで辿り、大沼池林道を大沼池入口
(清水口)バス停迄

Dscn0884 Dscn0886
( 写真 左 オニシモツケ   右 コバイチヤクソウ赤 ) ※ 拡大

Dscn0888 Dscn0892
( 写真 左 ミヤマシグレ   右 ヤマオダマキ ) ※ 拡大

変化の無い“大沼池”林道の長いこと長いこと・・・┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
いい加減うんざりし嫌気がMaxに達しようとした時「アッ! これ何かしら」・と
「もしかオオヤマレンゲでは」・・とジィ~ジ。

Dscn0893       オオヤマレンゲ  ※ 拡大

ジィ~ジも相方も自然ままで咲くオオヤマレンゲ見るのは初めてかも!?

最終目的地まで残り幾許も無いとは言うものの、ジィ~ジも相方も現金なもので、
それまでの疲労感が瞬時に解消された感じ!! 大沼池から約4㎞漸く・・・

PM 05:35 清水入口バス停

Dscn0895      

清水入口に出発前にデポした我が家ので出発地に留め置いたTさんの
回収し、宿泊の(蓮池)の温泉ホテルへ  

ジィ~ジ想定スタート前の志賀高原のイメージ=
数えきれない程、大小の湖沼と湿原、亜高山性針葉樹林に覆われたなだらかな
山々と高原、スキー場 そして温泉・・・

勿論、コースの採り方は様々、多岐にわたります。遊歩道が整備され好きなように
選ぶことが出来ます。

結果的には休憩時間を含んで約8時間のアルバイトを要した我らです。
簡単・楽なトレッキングとの事前思い込み! (これ大間違い)

 ※ 帰宅して資料を持たところ四十八池から忠左衛門新道経由で赤石山、更に
赤石山から大沼池までのコースは健脚コースとなっていた。(道理で!!)

ホテルの大浴槽で存分に手足を伸ばし身体を浸しながら反省するジィ~ジです。

ホテルでは当たり前の如く かんぱ~い お疲れ様     (泊)

  思い込みはいけません。(要反省・要事前予習)                 68(70)

                      ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

7月30日(木)) 

折角 信州志賀高原へ遥々?来た我ら、ホテルで朝食取って真っすぐ家路へ
向かうことなど有り得ません。

この日は日本二百名山に名を連ねている【岩菅山(2,295m)】
        ※ ジィ~ジと相方 8,9年ぶり2度目

Am 08:52 一の瀬 岩菅山登山口  標高 1,535m

Dscn0897   一の瀬登山口 階段状登山道

階段状の登山口を標高差≒100m(15分?)登りきれば荒板沢まで殆ど平らな
一の瀬水源の小さな沢沿いの道を進みます。大凡 標高 1,620m.。

アライタ沢の出会いから傾斜のキツイ登山道に変わります。
所々 湿った足場の悪い箇所が現れたりします。

Am 10:15-10:25 中間点

のっきり 35分、山頂 70分 と記された古い標識が置かれています。

Am 11:00 ノッキリ
ノッキリは【寺子屋山(2,125m)】からの縦走路との合流点。

Dscn0904    横手山をバックに赤石山 志賀山 裏志賀山等、前日歩いた山並みが

ササ林床の登山道もキツイ登りに差し掛かる頃にはガレ場に変わっています。
それでもガレ場のところ何処には今が盛りの高山植物が何種類も!

Dscn0906 Dscn0908
( 写真 左 ウメバチそう   右 ウツボクサ ) ※ 拡大

Dscn0907 Dscn0910
( 写真 左 ハクサンシャジン   右 オミナエシ ) ※ 拡大

Dscn0909     ガレ場の急登 山頂まで思いの他、距離が有り

Am 11:45-Pm 00:45 岩菅山山頂

Dscn0911          小さな 石祠が祀られた山頂

山歩き2日目、お昼はコンビニ調達のパンなど主体の簡単ランチ。

P1020323             ホシガラス 黒っぽい羽根に白い斑点が沢山

Dscn0916       記念の一枚

右奥に裏岩菅山がによっきりと頭を出しています。

山頂は広く、一等三角点や少し離れて避難小屋も、更に今を去る事、80数年前
三笠宮 秩父宮 妃殿下の登頂された記念の大きな石碑が建てられています。

Dscn0919     往路を下山   ※ 見た目より実際は急傾斜

Dscn0920     振り返れば山頂は遥か彼方に離れて

ノッキリで前日、野反湖出発し赤石山手前でテン泊、目的は津南切明温泉と言う
黒犬を帯同したソロ登山者に遭遇。持ち合わせの水が殆ど無いらしい。
沢水採れる場所を我らに聞くも、沢まで下り、汲んで戻って2時間程かかるので
Tさん始め仲間の皆さん持参の水をプレゼント。
黒犬も長い舌をだし尾を振りながらびちゃびちゃと命の水を飲んでいます。

PM 01:35 中間点

一気に下ってきたので一寸休憩を取る我らです。

中間点からところどころ湿ったの置場が面倒な登山道を下ります。
先頭を行くT氏 「アッ!」と声を出します。
偶然 脇の抉られた場所に光るものを発見したようです。

Dscn0922     キラキラ光る ヒカリゴケ

Pm 02:18-02:28 アライタ沢

P1020331      手足が痺れるほど冷たい水にタオルを晒し汗ばんだ身体を拭います。

ヒンヤリと震えるほどの冷たさが心地よい。

P1020333    清流の傍らにはミソガワソウ

Dscn0925      アライタ沢からは清流に沿って水平道が延々と

途中 岩の間から滔々と流れ落ちる清水を持参於ペットボトルやテルモスに
汲みいれます。カップで汲んだ水を口に含めば冷たさと旨さが拡がりシャキッ!

水平道を小三郎小屋跡で分け、階段登山道を下り登山口に・・・

Pm 03:00 岩菅山登山口

Dscn0927       「お疲れ様~」

2日間の登山計画無事完遂。
汗ばんだ身体をでサッパリしたく、近隣の日帰り温泉施設を数か所立寄り。
ところが生憎どこも夏休みシーズンに入っているので小・中学生の林間学習?
全て塞がって入れて貰えません。

仕方が無いので諦めて汗ばんだ身体のまま、湯田中温泉まで
湯田中温泉の日帰り入浴施設の露天風呂で思う存分両手両足広げ
温泉入浴楽しむジィ~ジです。 山登りの後は温泉が一番!!

帰路は2台の車を連ね、一般道を新潟に向かって   

丁度 夕食時、十日町 <由屋>立寄り。
十日町蕎麦 天麩羅付きを腹いっぱい楽しむジィ~ジです。

身も心も満腹、食事を終えて<由屋>さん前ので、又の山行を約し
Tさんとお別れです。

いつも車で通過している志賀高原 コースの取りようによってはハードにも?

年重ねた所為も付加? 結構骨身にこたえた2日間。    69(71)

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コメント

マインさま
こんにちは~
大沼池のエメラルドグリーン神秘的な色でしたよ。
四十八池と大沼池だけの池巡りコースであれば、
3~4時間で回れますよ。
今回赤石山まで足を伸ばしたのでハードだったのです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月15日 (土) 21:06

大沼池のグリーン綺麗ですね。
木道の四十八池ゆっくり歩きたい場所ですね。
志賀高原は高原のイメージ
なかなかハードなんですね!!

投稿: マイン | 2015年8月15日 (土) 13:12

マーさま
commentありがとうございます。
今よりお若い頃、志賀高原へいらっしゃったんですね。
拙・駄ブログで思い出して頂け光栄です。

会津駒ヶ岳は我が家から車で約3時間、新潟からでも
結構遠く感じる地です。
私も随分ご無沙汰していますが、確かに中門まで足を
伸ばさないとその良さが解らないでしょうね。
久し振りに登ってみようかな。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月10日 (月) 09:01

もうぞうさま
志賀高原のイメージは高原と池、そしてスキー場が
圧倒的かと思います。
岩菅山は2度目でしたが、志賀山は初めてでした。
志賀山 裏志賀山だけではチト物足りないかも。
オオヤマレンゲ始めて観る事が出来ましたが
気品を感じましたよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月10日 (月) 08:47

残暑お見舞い申し上げます。高山も低い山もどこも暑いです。ご自愛ください。志賀の山拝見しました。過日この辺りを彷徨したのを思い出し、古いアルバムをめくってみました。まだ髪がふさふさしていました。はじめて会津駒ヶ岳へ行ってきました。山頂はチョットガッカリでしたが中門岳へと続く湿原とお花畑の稜線、そして中門の池を見たときは久しぶりに山の神ともども感嘆の声をあげてしまいました。素晴らしいひと時でした。

投稿: マー | 2015年8月 9日 (日) 20:43

志賀高原と言うと、山登りの対象から外れたように感じますが、なかなかどうしてなんですね。
志賀山に登ったことはありますが、お供だったのであまり記憶がありません。

オオヤマレンゲはTV100名山で見た記憶があります。
一度見てみたい花です。

投稿: もうぞう | 2015年8月 9日 (日) 19:40

soko2さま
いつもありがとうございます。(感謝・感謝)
池巡り 四十八池~大沼池 だけであれば3時間半くらいで
OKなんです。
(行き帰りはバス利用で)
志賀高原は数えきれないほど数多くのトレッキングコースが有るので
機会を見つけて避暑がてらお出かけください。
山の帰りには温泉が一番ですよね!
志賀高原は大昔火山だったので♨も沢山あります。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月 9日 (日) 15:28

しゃくなげいろさま
いつもありがとうございます。
たまに志賀高原も良いかも。
大沼池の湖水の色には些か\(◎o◎)/!でした。
岩菅山は新潟から楽に日帰りできる二百名山。
紅葉時も良きかなと思われます。是非お試しあれ!

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月 9日 (日) 12:31

夏なので大勢の登山者がいるのかと思ったら、
そうじゃないんですね。
四十八池、大沼池の美しさは、
苦労して登った甲斐がありましたね。

疲れた体には、やっぱり温泉よね

投稿: soko2 | 2015年8月 9日 (日) 12:11

湯泉暮さま
こんにちは~ 暑いですねぇ~今日も!
志賀高原はドライブや散策の経験しかなかったので
コース取りによっては結構難儀なのだなぁ^と初めて
思い知らされました。
赤石山山頂は地籍は群馬県中之条町になっていました。
帰路のオオヤマレンゲは全く偶然、一輪と一芽のみ
自然に咲いている状態は初めてでした。

次の山は一寸遠征でした。(新潟市から約400㌔)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月 9日 (日) 10:57

名山の人気コースを固め打ちとはお疲れ様でした。大沼池きれいですね。岩菅山はさすが登高意欲をさそう名山ですね、行ってみたーい。

投稿: しゃくなげいろ | 2015年8月 9日 (日) 09:45

お疲れさまでした
想定外・・・思い浮かぶのは両極端、良い方向であれば好きな言葉で~す!皆さん、タフですね
純白なオオヤマレンゲにはジャストタイミングでないと
お会い出来ませんので、キツイ登山のご褒美でしょうか
次の山行が気になりまする

投稿: 湯泉暮 | 2015年8月 9日 (日) 09:11

赤鬼さま
今日は何処へ?
熱中症にならない気を付けて楽しんできてください。
立秋 早いねぇ~1年。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月 9日 (日) 06:56

ご苦労様でした。この季節、暑さとの戦いだね。今日はおいらも戦ってくるよ。

投稿: 赤鬼 | 2015年8月 9日 (日) 06:15

みいさま
いつもありがとうございます。
信州志賀高原は全国的なスキー場のメッカ。
千数百mの爽やかな高原と数えきれない池・湖沼で
年間数百万人の観光客がやってくる一大観光地。
勿論、火山なので温泉もあちこち
今回は、通常コースを幾つも組み合わせした
行程だったので、結構難儀な思いをしました。
イメージが先行した結果ですね。(反省)
偶然 仲間のTさんが見つけたヒカリゴケ、キラキラと
金色に光るんですよ。(光線の具合で)
綺麗ですよ~

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月 8日 (土) 12:27

冬男さま
お立ち寄りcommentありがとうございます。
志賀高原のイメージは何と言ってもスキーですよね。
運動神経鈍いこと、懐具合が寂しいことなどで
何時もスキーシーズンになると羨ましく眺めているばかりです。
ピーカンの雪山山頂からの景色は一味違いますからねェ~
今回、コース取りをお任せにしていて事前学習していなかったので
想定外の長丁場だったのです。
通常コースでは無くバリエーションコースでしたから・・・

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年8月 8日 (土) 12:19

おはようございます

 ハードなコースだったのですね。
お疲れさまでした!
きれいな景色を楽しませていただきました。
エメラルドグリーンの湖水、オオヤマレンゲの白、すごくきれいですねえ~
山のさわやかな空気感と冷たい水の感触伝わってきました。ヒカリゴケ、見たことないです
ありがとうです

投稿: みい | 2015年8月 8日 (土) 10:54

志賀高原、、、
以外にハードだが楽しい山紀行を見せてもらいました。
何時も楽しみにしてま~す。
私は志賀と云ったらスキーしか無く約20程のスキー場を隈なく遊んでます。冬季は硯川の上部陽坂でストップ、丸池から陽坂間はマイカー使用で それ以外は奥志賀まで全てリフト、ゴンドラで移動できます。
ピーカンの山頂からの眺望が大好きで歩かずして楽しんでます。

投稿: 冬男 | 2015年8月 8日 (土) 10:13

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