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2015年8月

2015年8月30日 (日)

バテバテ疲労困憊【角田山】

盂蘭盆辺りからどうもスッキリしない日が続く越後 新潟。
遠出する気も少々失せて、毎度のことながら近場で欲求を満たします。

 

8月24日(月) 

 

【角田山】 ここ数年決まったが如く、自宅から近い“宮前コース”が圧倒的。
「久しぶりに“灯台”行ってみようか」・・・と。同行は相方と美女1名の計3名

 

Am 08:32 角田浜

 

海抜0m、汀の階段から角田岬灯台(標高≒50m)を目指して登り始めます。

 

途中、階段脇の岩稜帯に青紫の花が目に飛び込んできます。

 

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   ハマベンケイソウ(浜弁慶草)  ※ 拡大

 

他にはアキカラマツ、ヘクソカズラ、等々が見られます。

 

海抜0m のっけから急な登り、直射日光は無いものの浜風も無くムシムシ
汗っかきジィ~ジは瞬く間に汗が噴き出してきます。

 

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  穏やかな越佐海峡と佐渡島

 

夏場は諸に陽射しを浴び暑いので“灯台コース”を歩くハイカーは激減。
その分、登山道も脇の草達は思う存分手足を伸ばし藪状態に広がっています。
草いきれムンムン 熱気がジワジワジワ。

 

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   キツネノカミソリ とヤブランのコラボ ※ 拡大

 

鬱蒼たる草木の中にキツネノカミソリの株が固まって所々で見られます。

 

相変わらず風も無く、吹き出る汗は止めを知らず。帽子の鍔を伝ってポタポタ。

 

汗が噴き出す一方、遅々として歩が進まず。スタミナ切れを痛切に感じます。

 

露岩の岩稜帯“馬ノ背”まで休み休み、都度持参の水で水分補給。
このコース、行程の大凡1/2 <梨の木平>まで立ち止まることは無いのに・・
シャツの上から、そして直接肌、タオルで汗を拭うジィ~ジです。
タオルを絞れば水の如く汗が流れ落ちます。

 

 <梨の木平>から先、漸く水平道の樹林帯に変わり、ホッと息を継ぎます。

 

草臥れた身体には既に速度を上げるパワーは残っていません。
一歩一歩、只管山頂に向かうだけ。

 

Am 10:22ー11:10 角田山山頂

 

暑さでスタミナが奪われヘロヘロ、通常より20分以上時間を要して何とか!

 

正に疲労困憊状態 体力より気力だけで登った感じ。

 

Dscn1355      山頂到着

 

山頂には“稲島コース”からの登山者がチラホラ。

 

木陰のベンチに腰を下ろし、冷たい水や、温かい珈琲 間食の甘味など口に。
漸く体調も少しずつ平常に戻ってきた感じ。

 

山頂の柴栗(山栗)は沢山の実をつけ、少しずつ色づいてきているようです。

 

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    収穫目前 柴栗

 

フラフラ状態で“灯台コース”辛うじて登ってきたので、下山は少しでも楽したい。
隣の尾根“桜尾根コース”を下ります。     

 

甘味や水分補給、身体も暑さに少し順応したのか?登りよりやっぱり少し楽。
ユキワリソウで初春には大賑わいの“桜尾根コース”、花も見られず人も見られず 

 

Pm 00:26 角田浜

 

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  佐渡を観ながら角田浜へ

 

脱水症状や熱中症に何とか罹ることも無く無事Ⓟ到着。

 

感想は 「疲れた~ッ」! 花々の写真撮る気力も失って。
ヤッパリ歳かなぁ~? もう無理は利かない? ショックを受けたジィ~ジです。 

 

かくして
ジィ~ジ 【角田山】   19-27            74(77)

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2015年8月26日 (水)

2015/8近況【弥彦山】

今年に入り有難いことに大きな自然災害が起きていない新潟地方。
只 ここ10日ほど前からスカッと晴れた日が見られません。
茹だるような暑さも遠のいたものの、日本海側特有の高湿度でムシムシムシムシ。

晩夏の北アで涼を取るつもりも天気がやっぱりスッキリしない予報で予定変更。

でもって 近場の【角田山】 ⇒ここも近場の【弥彦山】

8月20日(木) 

Am 08;05 登山者用

登山道入口の鳥居に頭を垂れて出発です。

Dscn1289     弥彦山登山口茶屋   平日の為か?営業していません。

8時も過ぎているので、地元始め下山してくる多数の【弥彦山】常連さんとスライド。

今の時期、登山口周辺で数多くみられるのは ↓  ↓
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(  写真 左 ハグロソウ    右 ノブキ  )   ※ 拡大

ジィ~ジと相方 道端に咲く野の花を立ち止まり立ち止まり観ながら前進するも
何しろ二人とも“ヘタレ” あとから登ってくる常連さんは勿論、ファミリーの
皆さんにも全~部追い越されて・・・

喘ぎ喘ぎ 汗ダラダラ ヘロヘロ状態で漸く7合目(水場)。
備え付けのステンカップに並々と水を注ぎ、一気に飲み干すジィ~ジです。

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(  写真 左 アケボノシュスラン    右 キカラスウリ?  )   ※ 拡大

目的に一つアケボノシュスラン 咲年ではないのか?花数も少ない?

昨年同時期に登山道脇に、カラフルで見事なナツエビネが見られたのにその後
盗掘(多分)されたのか?影も形も見られず、誠に残念な心境のジィ~ジです。

Dscn1313       弥彦山山頂

越後一宮 弥彦神社御神廟 作法に則り(四拍)礼拝。

目視では粟が岳 守門岳 越後三山 刈羽三山 米山 ・・・他 眼前の佐渡島も

山頂 奥宮から休憩を取るため九合目レストハウス前まで一旦下ります。

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(  写真 左 ボタンヅル    右 ダイコンソウ  )   ※ 拡大

キンミズヒキ サジガンクビソウ ミズタマソウ イヌトウバナ・・・等々も

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(  写真 左 オニドコロ?    右 ヤブカラシ  )   ※ 拡大

レストハウスへ向かう途中、旧知の会友J氏と遭遇。

レストハウスはロープウェィ利用の観光客でそこそこ賑わっているような・・・

ベンチに腰掛け持参のお湯で何時ものように珈琲飲んだり甘味を口に。
湿度は高いものの一時の暑さから比べれば物の比ではない感じ。

ゆっくりと休んで9合目から再び往路を下山です。

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(  写真 左 ツルリンドウ    右 ヌスビトハギ  )   ※ 拡大

そして登っている時には見落とした?ジィ~ジ発見
この日 目的のもう一つ ミヤマウズラ   僅か1株?

Dscn1329            ミヤマウズラ  ※ 拡大

時間的にはまだまだお昼前、山頂目指す登山者後を絶ちません。

登山者用Pから表参道登山口アプローチロード脇はクサキ オオウバユリの他

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(  写真左 ? SOS    右 ?SOS  )   ※ 拡大

Am 11:25 登山者用Ⓟ

越後一宮 おやひこさまは今年 御遷座100年 記念事業も多く県内外の
観光客の参拝で賑わいを呈しています。

角田山と言い弥彦山と言い、或いは新潟市最高峰多宝山・・・自宅から
其々25分~40分?で登山口。
運動不足解消 隙間時間利用 花と展望 心身リフレッシュ・・・ありがたや

  ジィ~ジ【弥彦山】  7-27              73(76)

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2015年8月22日 (土)

盂蘭盆は恒例【角田山】

春夏秋冬 1年に何度(20~30回)も出かける近郊の有難い山 【角田山】

数あるコースの中で、盂蘭盆の時期には毎年“浦浜コース”が恒例。 

8月16日(日) 

浦浜コース登山口(元 浦浜小学校校庭)は既に数十台の車でほぼ満車状態。
我が家のの脇に、顔見知りの亀田の女性会員のグループの皆さんも到着。

やがて長岡のTさん夫妻も到着。
亀田在の女性グループ先頭で一緒にスタート。

この時期にこのコースを歩く目的は季節限定 キツネノカミソリ 観賞です。
勿論、登山道脇にはノブキ オトコエシ ヤブラン 他 色々見られます。

Dscn1269      キツネノカミソリ

既に下山してくる登山者も大勢。そのうちの一人 近所の赤鬼氏も 「お早う!」
そして旧知のT女史とも久々に遭遇。
お互いに  「元気してた?」  話題は膝が痛い始め、身体的問題ばかり(笑)

今年はユキワリソウに始まり季節の花、何れも例年より開花が早く、目的の
キツネノカミソリも例外でなく、既に終盤を迎えようとしている感じ。
(※ 絶対的に花の数も今年は少し寂しい感じ)

例年、北側斜面が山裾まで6枚の花弁を点けたキツネノカミソリの花で橙色に
染まるのに・・・今年は来るのがチト遅すぎた?もしくは花が少ない年?

Dscn1271   トレランに興ずる若人 休憩する中高年ハイカー (元 東屋跡)

叶わぬ願いではあるものの 若さ エネルギー 分けて欲しい~

多くの方が休憩を取る元 東屋が置かれたこの場所から先、山頂方向には
キツネノカミソリ見られません。

五箇峠コース合流点、そしてそのあと暫く灯台コースコース合流点から山頂へ。

山頂には大勢の登山者が思い思いに、行く夏を惜しむが如く 寛いでいます。
山頂でも知り合いの会友I氏と遭遇。 近頃 沢登りにに嵌っている由。

山頂広場で敷物広げ、4人で何時ものように山談義に花を咲かせます。
時折 樹幹を抜ける涼しい風が、爽やかさと秋到来を思わせるようです。
1時間以上のまったりタイム (次は何処の山へ行こうか・・あそこ ここが・・)

下山もキツネノカミソリ始め、道端に咲く花々眺めながら下ります。

Dscn1272     キンミズヒキ

Dscn1277    ヤブランとコラボするキツネノカミソリ

Dscn1278Dscn1279   キツネノカミソリ

春には日本剃刀の様な狭長の鋭い葉が球根から直接出芽し、夏草茂る現在、
全ての葉を落としキツネの体毛を思わせるオレンジ色の花
Lycoris sanguinea ヒガンバナ科ヒガンバナ属  ヒガンバナ同様 有毒。

下山の途中、サルナシ発見 少々頂戴。
(※ 帰宅後 サルナシ果実酒に 出来上がり楽しみ)

Dscn1281       サルナシ

  ジィ~ジ 【角田山】  18-27                72(75)

追)

8月17日 (月) 

Dscn1284       ナツズイセン

朝、我が家の狭い庭に今年も時期を同じくしてナツズイセン発見。 
これまた 花径とピンクの花のみ 。 我が家の庭にヒガンバナは有りません。

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2015年8月18日 (火)

故郷の山は有難き哉【立山】

盂蘭盆会は先祖の冥福と供養、そして健康で今日ある幸せを感謝し、親族と
分かち合うべく、多くの方がお里へ帰省します。

我が家は11日(火) (※混雑を避けて)富山市の長兄宅へ、
今年は7年ぶりに長女と下の小6孫娘も同行 計4名。

高齢の長兄の指示で墓掃除、墓参りも恙無く終え、6人で富山環水公園へ、
そして環水公園のスタバでお茶して、更に富山市中心街で外食ランチ。

夕方長兄宅を辞し、相方 娘 小6孫娘と立山山麓の温泉ペンションへ 

Dscn1212     夕食の一部

          ※ 富山の食材は概して美味也。 特に魚類 野菜 

露天風呂 泉質も柔らかく優しい。        

7月12日(水) 

6:30 朝食もそこそこに立山ケーブル駅に向かいます。Ⓟは常願寺川河川敷。
ケーブル駅には切符を買う客の行列が長く長く

ツアー客はもう少し遅い時間に到着するので8:20のケーブル乗車。 ※ 7分

高原バス車窓から、称名滝 北アの女王薬師岳 岩の殿堂剱岳 等々
弥陀ヶ原に拡がる景観を楽しみながら室堂へ。 ※ バス≒50分

Dscn1220   車窓から眺める 岩の殿堂 剱岳  ※ 剱岳 ジィ~ジコース変え3回登頂

東京に住まいする小6孫娘は初めての立山です。

Am 09:35 室堂ターミナル (玉殿の湧水)

この日の目的 立山(雄山)山頂を仰ぎ見て、足下の可憐な花々を愛でながら
ユックリと歩き出す我らです。

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(  写真 左  ミヤマキンバイ   写真 右  ヒメクワガタ  ) ※ 拡大

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(  写真 左  ミヤマリンドウ   写真 右  チングルマ  ) ※ 拡大

Dscn1229    3,4箇所残る小さな雪渓歩きに喜ぶ孫娘   一ノ越に向かって

行列のように大勢の登山者が“一ノ越”方面に向かって繋がっています。

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(  写真 左  イワツメクサ   写真 右  クロトウヒレン  ) ※ 拡大

Am 10:32ー10:50 一ノ越

一ノ越山荘がある“一ノ越”は風の通り道。

冷たく寒さ覚える風。、半袖のジィ~ジは鳥肌が立つ程。
孫娘にwindbreakerの下にdownjacketを着せて寒さ対策講ずる相方です。
※ 今年六月に来た時より体感温度低い感じ

山荘の外も中も、下山してくる登山者、山頂へ向かう準備の登山者と様々
大混雑の様相を呈しています。

こそ見れないものの、雲ノ平 黒部五郎岳 笠ヶ岳 水晶岳 槍・穂高高・・
北アの錚々たる山並みが見られます。

Dscn1234     笠ヶ岳 水晶岳 槍ヶ岳 穂高等々 右 龍王岳 ※ 拡大

Dscn1236      山頂目指す 娘と孫

Dscn1238  雄山谷と龍王岳 北アの俊峰

Am 11:25-11:32 三ノ越

学校登山の子供たち 100人弱、頭にヘルメットを被って何組かに分かれて
下山休憩しています。引率の先生トランシーバーで連絡を取り合っています。
※ 富山の小学校は現在でも6年生を対象に学校登山やっているところが何校も。

ところどころ大きな岩を回り込んだりして瓦礫登山道を山頂目指します。

Dscn1242   雄山山頂 右肩に五竜岳 鹿島槍ヶ岳

Am 11:55-Pm 01:00 立山(雄山)山頂

山頂の社務所前も腰を下ろしてお昼を採っている老若男女、ファミリー 
若き同伴者 縦走グループ・・・大混雑。

Img_27542      記念の一枚

※ 下の孫娘 初3,000m越え、娘は立山2回目

Dscn1249     3,003m 雄山神社峰本社 立山雄山山頂

山頂雄山神社峰本社でお祓い受けて祝詞奏上、もう一口頂きたかったお神酒
※ 6月に来た時は社務所も閉ざされ、無料で奥宮へ 今の時期 500円 要

Img_2719         雄山神社 神主さん 格好良い感じ

Dscn1246    剱岳をバックに別山への縦走路   ※ 何度も歩いたお気に入りコース

Dscn1245       山頂岩陰に咲くトウヤクリンドウ

Dscn1255       山頂一等△点 山座同定盤前の娘と孫娘 

山頂滞在中は“一ノ越”より風も弱く寒さを覚えるほどでもなく極めて爽快!

コンビニ調達の菓子パンやおにぎり、そして珈琲、などでランチとします。

下山は勿論往路を下ります。
下り始めはその傾斜で腰が引けていた孫娘も徐々に慣れてきたか?余裕綽綽!
山頂目指す登山者まだまだひっきりなしに続きます。

“一ノ越” 山荘で孫娘はカップ麺を購入。 

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(  写真 左  ウサギギク   写真 右  ヨツバシオガマ  ) ※ 拡大

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(  写真 左  エゾシオガマ   写真 右  ハクサンイチゲ  ) ※ 拡大

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(  写真 左  イワショウブ   写真 右  ワレモコウ  ) ※ 拡大

他にも色々 ヤマハハコ ハナウド シロバナニガナ イワオトギリソウ etc

P1020369   お気に入り 奥大日岳 大日岳眺めながら孫娘先導で下山。

石畳の登山道は意外と辛い、欠陥の無い子供には問題なし。
加齢と故障による膝、孫娘はすたすたスタスタ 歳を感ずるジィ~ジです。

Img_2811_2    アインシュタインの変顔真似るジィ~ジ ※ 拡大

Pm 03:25  室堂ターミナル 玉殿湧水

昭和43年立山トンネル開通の時に湧き出した湧水。
持参のペットボトル大小6本 テルモス2本 冷たい湧水を汲みいれます。

臨時高原バスでケーブルターミナル 美女平駅へ、そしてケーブルに乗り換え

Pm 05:10 立山駅到着。

立山駅着いた途端、暑い 暑い 連発するジィ~ジです。

帰路、温泉でサッパリするべく立寄りは 
グリーンパーク吉峰の吉峰温泉  HP ⇒コチラ
露天風呂始め、大小各種の浴槽に次から次身を沈めるジィ~ジです。
脱衣室では汗が吹き出し止まず、大難儀(笑)

一連の予定を終えて、最後は孫娘が特に好きな鮨を夕食にと国道利用で
黒部市まで、回転ずしと言っても富山の回転寿司はモノがそんじょそこらのと
チト異なる程、旨いのです。

漸く、その店に着いたらお盆の所為か?店の外に2~30人 \(◎o◎)/!

 我が家まで北陸道で約200㌔ とてもとても順番待つ訳には行きません。
仕方が無いので近くの大型スーパーの出来合鮨で代用とします。

それでも娘と孫は「美味しいよ」と言ってくれます。

北陸道 黒部ICから相方に半分運転を任せ、家路に向かう我らです。

ジィ~ジの故郷 富山の二日間 今年は娘と孫も一緒。
墓参りと立山登山と充実の時を過ごせ大満足のジィ~ジ。 
これら諸々 父や母 御先祖のお蔭?  (合掌)      71(74) 

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2015年8月14日 (金)

【白山(2,702m)】花三昧

夏山本番 8月最初は我が家からで登山口まで≒380㎞ かなり遠~い。
8月5日(水)~6日(木) ジィ~ジ4回目の日本百名山【白山(2,702m)】

 ※ 過去3回市ノ瀬で前泊、もしくは早朝到着で日帰りばかり
    今回はノンビリと御泊りの予定です。

8月5日(水) 
この日は、ハイシーズン最中なれど平日につき、規制が解除。
登山口の別当出合までが入れます。係員の指示でかなり手前の路肩に駐車。

同行は 相方と美女1名 計3名

Dscn0966   別当出合登山口   ※ モデル=知らない人です。

Am 10:45 別当出合登山口 (1,260m)

別当谷に架かる吊橋を渡り、中飯場~別当覗き~甚之助避難小屋と砂防新道を
歩きます。

歩きはじめて直ぐ、道端にはオオウバユリ、ソバナ、タマガワホトトギス・・・・等が

スタートから約40分 トイレ施設が置かれた中飯場(1,500m) 小休止!
この辺りでは既に前日宿泊の下山者や、山頂目指す登山者大勢交錯します。

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( 写真 左 センジュガンピ   右 タマガワホトトギス ) ※ 拡大

歩いている右手奥には終始 甚之助谷の地滑り対策 大砂防工事の様子が
垣間見られます。昭和37年に始まったこの大工事はこの先、何十年も?

別当覗(1750m) 少し遅めの昼食タイム。大勢の登山者が休憩中。

やがて 
甚之助避難小屋(1960m) 
下山者、登山者交雑周辺は大混雑 百数十人?
突然、周辺はガスに包まれ、やがてが・・・雨の中を下山する登山者も
我らは甚之助避難小屋で退避 雨の止むこと待ちます。30分ほどで小止みに、
晴れることを祈って花を観ながら先を目指す我らです。

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( 写真 左 シモツケソウ   右 トリカブト ) ※ 拡大

道端の花々眺めながら・・・イブキトラノオ、ハクサンフウロ etc

何とか大丈夫?と歩き出し、10分足らず南竜道分岐に差し掛かる前、
またまた  それもピンポイント豪雨の様な 加えて頭上で
雨具も殆ど効果が無いくらいの大粒の スパッツ着用している登山靴の
靴下も びしょびょびよ  まさに踏んだり蹴ったり!!

このまま予定の室堂まで行けば事故の危険性も出てきます。
幸い?南竜山荘(2,080m)までは濡れながらでもなんとか20分も歩けば・・・
予定変更で南竜山荘(2,080m)目指す我らです。 宿泊手続きも無事済んで。

山荘の乾燥室で濡れた雨具や靴下を乾かそうとするも既に隙間が無いくらい
濡れた雨具や衣類、靴などが所せまし。乾燥機はストーブなので内部は湿気で
むんむん、殆ど乾燥機能は果たせない?

小一時間ですっかり雨も上がり、爽やかで清々しい午後の夏山に変わります。
濡れた靴下や雨具を山荘のベランダ手すりで乾かすジィ~ジです。

Dscn0996   雨上がりの南竜山荘

南竜山荘 持参の缶ビール持込み、セルフサービスの夕食です。
金沢工業大学の学生さんが40人弱?課外授業で単位が取得できる由。
蚕棚様式の寝場所は2段 幸いスペースは十分なれど細い鉄筋の梯子は
足裏が痛い!! はウオッシュレットで\(◎o◎)/! (処理法方法???)

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8月6日(木) 

Am 06:35 南竜山荘

Dscn0998    南竜山荘

想定外の で当初行動予定は若干変更された我らです。

変更行動予定  ※ 当初は白山室堂で宿泊予定(予約済み)

南竜山荘~エコーライン~弥陀ヶ原~室堂~御前峰~お池巡り~室堂~
弥陀ヶ原~黒ボコ岩~≪観光新道≫ (蛇塚~真砂坂~殿ヶ池避難小屋~
慶松平~別当出合)  

南竜山荘を後にして出来れば歩きたい【別山((2,399m)】を眺め分岐から
豊富な花の園、エコーラインを弥陀ヶ原に向かって歩きます。

Dscn1013    コバイケイソウと別山(右奥)

振り返り気味に目を転ずれば 噴火で多くの犠牲者を出した【木曽御嶽山】

Dscn1021    噴煙上げる木曽御嶽山  *ズームアップ撮影

エコーライン 緩い登山道の両側には

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( 写真 左 チングルマ   右 クロユリ ) ※ 拡大

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( 写真 左 カライトソウ   右 ハクサンコザクラ ) ※ 拡大

ハクサン(白山)を冠する植物は20種以上に及ぶとか言われています。
ハクサンコザクラも、その一種。

Dscn1038   コバイケイソウ 今年は咲年!?沢山の群落が見られます。

エコーラインの高山植物たっぷり堪能し、広大な溶岩台地 弥陀ヶ原に敷かれた
木道を進み、少し急登(12,3分要?)の五葉坂を喘ぎながら登り切ります。

Am 08:13ー08:30 室堂 (2,450m)

Dscn1043    白山室堂ビジターセンター

宿泊する予定であった施設が数棟、流石に全国から沢山の登山者が訪れる
人気の名山。各種登山施設が整備されています。 (休憩1本)

白山奥宮祈祷殿は大改修の最中で屋根はブルーシートで覆われています。
二礼二拍一礼 作法に則り参拝。鳥居を潜り【白山】山頂を目指します。
山頂御前峰へのザレ場の道の両側はお花畑が広がります。

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( 写真 左 イワギキョウとオトギリソウ   右 イブキトラノオ ) ※ 拡大

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( 写真 左 ハクサンフウロ   右 ヒメクワガタ ) ※ 拡大

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( 写真 左 ミヤマアキノキリンソウ   右 ヨツバシオガマ ) ※ 拡大

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( 写真 左 イワツメクサ   右 クロクマソウ ) ※ 拡大

他にも色々
クモマニガナ ミヤマアカバナ ミヤマキンポウゲ ヤマガラシ 他他

Am 09:14-09:25 白山山頂御前峰 (2,702m)

Dscn10621      4回目の白山御前峰 記念の一枚

山頂で四周を眺め、まったりと休憩。

山頂からは往路を下山せず、紺屋ヶ池 翠ヶ池 油ヶ池 血ノ池そして伝説の
千蛇ヶ池等、お池巡りして白山室堂へ戻ります。

Dscn1080      翠ヶ池

伝説の“千蛇ヶ池”は未だ雪に覆われ蛇の集団は閉ざされたままの様です。

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( 写真 左 ミヤマリンドウ   右 タネツケバナ ) ※ 拡大

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( 写真 左 クルマユリ   右 ハクサンフウロ ) ※ 拡大

Dscn1095     クルマユリとタデ(蓼)とのコラボ

コイワカガミ 其処彼処で見られるクロユリ 半端な数ではありません。
ミヤマダイコンソウ ヤマハハコ・・・枚挙に暇なし!

Am  10:40-11:02 白山室堂

休憩終えて急登の五葉坂を10分程下ります。
下方から喘ぎ喘ぎ登ってくる登山者が続々と続きます。

Dscn1114    弥陀ヶ原から山頂方向振り返る

Am 11:15 黒ボコ岩 (2,320m)

Dscn1122    谷底からガス湧く黒ボコ岩

黒ぼこ岩から別当出合まで観光新道5キロの長丁場。2度目なれど長~い
殿ヶ池避難小屋までは花 花 花のオンパレード。今回の最大目的です。

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( 写真 左 クロトウヒレン   右 ミヤマダイモンジソウ ) ※ 拡大

途中、真砂坂の小ピークで色鮮やかな花々に囲まれランチタイムとします。

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( 写真 左 オタカラコウ   右 ミヤママツムシソウ ) ※ 拡大

ジィ~ジお気に入りの山野草の一つ マツムシソウ
今が盛りと一面に咲き誇り感激!

後方から単独行の若人が、花が好きで山を登ると言う群馬県からの大学生
殿ヶ池避難小屋迄、一緒に花談義に花を咲かせながら同行下山。

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( 写真 左 イワオウギ   右 ハクサンタイゲキ ) ※ 拡大

Dscn1158                タカネナデシコ   ※ 拡大

Dscn1165         ミヤマシシウド

ミヤマシシウド何処までも拡がる大群落、吃驚するより何故か?笑いがDscn1168 Dscn1171
( 写真 左 ハクサンシャジン   右 ハクサンシャジン 白 ) ※ 拡大

Pm 00:54 殿ヶ池避難小屋(2,020m)

Dscn1172 Dscn1174
( 写真 左 キオン   右 キヌガサソウ ) ※ 拡大

Dscn1177      道標    残りまだまだ長い

真っ赤な実をつけたタケシマランやカニコウモリ、赤く熟したアカモノ etc etc

Pm 02:45 慶松平

別当出合まで残り1キロと表示された道標。
早朝6時30分から歩きはじめた身体には疲労感が蓄積されてます。
おまけに待ち受けるのは注意を要する激下り。

何組かのパーティに道を譲られながら下ります。

Dscn1186           アキギリ     ※ 拡大

    *越後では多分 キバナアキギリしか見られない?

Pm 03:06 別当出合

Dscn1187       別当出合

下りきればひょっこりスタート地点の別当出合。
「お疲れ!」 無事 予定完遂。同行メンバーと握手。
別当出合登山センターの手洗い場で冷たい水で汗だらけの顔を洗うジィ~ジです。

「~ん 気持ちが良い サッパリした」 ジィ~ジ。

は此処から林道を大凡15分程。

靴を履き替え、ザックを車に詰込み白山公園線を手取川に沿って白峰
途中、高さ15m巾23メートル 百万貫岩 と名付けられた川の中の巨岩を

立寄りは、白峰温泉総湯  HP⇒コチラ   ※ 白山山行の時はいつも利用

温泉にゆったりと浸かり、2日間の花三昧 あの花この花思い出せば
疲れも吹き飛び、気分は極楽 極楽!!

帰路は手取湖を横目に一路金沢に向かって  

夕食は北陸道 富山有磯海SA  
Pm 09:40 新潟西IC 無事到着。

 4回目の日本百名山【白山】 百花繚乱と雷雨 また新しい思い出一つ。

                                 70(73)

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2015年8月 8日 (土)

想定外ハードIN(志賀高原)

志賀高原で二日間遊んできたジィ~ジです。

7月29日(水) 

同行 
 長岡Tさん (男性2名 女性2名) ジィ~ジ (男性1名 女性2名)

記事
 長岡バイパスの途中で待合せ、高速道を利用せず十日町経由、信州へ
この日、歩いた行程は 
ほたる (硯川)~渋池~【志賀山(2,035m)】~【裏志賀山(2036m)】~
四十八池~鉢山分岐~【赤石山(2,108m)】~大沼池~大沼林道~
清水バス停

Am  09:45 ほたる温泉(硯川)

Dscn0823
   SHIGA PRINCE HOTELと【笠ヶ岳(2,075m)】

Dscn0824    ヤナギラン 
他にはコバギボウシ、ニッコウキスゲ、
前山湿原の先には渋池 象山の森から志賀山入口へ向かう我らです。
Dscn0832     コバイチヤクソウ

道の脇には点々とコバイチヤクソウの群生が見られます。

ササ林床の中に敷かれた木道をまずは【志賀山(2,035m)】に向かって前進。
     ※ 右へ進めば“四十八池”
山頂手前から少し急登の岩混じりの径に変わります。

Am 11:00-11:10 【志賀山(2,035m)】

山頂には東京からと言うツアー客が20人弱?

我がグループ同様?高齢者集団!?

Dscn0836     山座同定盤チェック

周辺はオオシラビソ、コメツガなどの樹木で囲まれているので、天候具合有るも
イマイチViewPointとは言えないような・・・・
我がグループは少し離れた△点傍で一寸休憩タイムとします。

休憩終えて山頂から少し下り登り返しで【裏志賀山(2,040m)】
時折 ガスの切れ間から右手の下方に“鬼の相撲場の池”“志賀の小池”などの
池が俯瞰されます。

Am 裏志賀山山頂

Dscn0845  志賀山神社の石祠

Pm 00:15-01:15 四十八池

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( 写真 左 オトギリソウ   右 キンコウカ ) ※ 拡大

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( 写真 左 イワショウブ   右 ワタスゲ ) ※ 拡大

Dscn0861   木道敷かれた“四十八池”

Dscn0862 Dscn0863
( 写真 左 ワレモコウ   右 キンコウカ ) ※ 拡大

四十八の意味    十二や二十四 その倍⇒沢山

忠左衛門新道の長い長いアップダウン連続する稜線歩き,大沼池分岐から右へ
【赤石山(2,108m)】を目指します。

Dscn0865     名の通り岩が赤い 鉄分が多いのかな?

Pm 03:15-03:25 赤石山山頂 P1020289     赤石山山頂のT夫妻とジィ~ジ  (相方撮影)

山頂の巌頭からはガスが罹る志賀山 裏志賀山などの山並みと山麓には
“大沼池”が俯瞰されます。

山頂から再び分岐へ戻り、“大沼池”へ下ります。始まります。

正に想定外!(志賀高原のイメージとは大違い) 激下りの道が始まります。
「こんなところ登るのは嫌だわね!」 相方と同行美女の言葉です。

Dscn0875      土壌が洗い流された足場の悪い激下り

Pm 04:25-04:30  大沼 レストハウス エメラルド大沼

水深26m 周囲5㎞ pH 4.4 強酸性 魚類生息できず。黒姫伝説の池。

レストハウス前のベンチに腰を下ろし小休止。

P1020295P1020296     大沼池 エメラルドグリーンの湖水に魅せられ

エメラルドグリーンの大沼池の湖岸を池尻まで辿り、大沼池林道を大沼池入口
(清水口)バス停迄

Dscn0884 Dscn0886
( 写真 左 オニシモツケ   右 コバイチヤクソウ赤 ) ※ 拡大

Dscn0888 Dscn0892
( 写真 左 ミヤマシグレ   右 ヤマオダマキ ) ※ 拡大

変化の無い“大沼池”林道の長いこと長いこと・・・┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
いい加減うんざりし嫌気がMaxに達しようとした時「アッ! これ何かしら」・と
「もしかオオヤマレンゲでは」・・とジィ~ジ。

Dscn0893       オオヤマレンゲ  ※ 拡大

ジィ~ジも相方も自然ままで咲くオオヤマレンゲ見るのは初めてかも!?

最終目的地まで残り幾許も無いとは言うものの、ジィ~ジも相方も現金なもので、
それまでの疲労感が瞬時に解消された感じ!! 大沼池から約4㎞漸く・・・

PM 05:35 清水入口バス停

Dscn0895      

清水入口に出発前にデポした我が家ので出発地に留め置いたTさんの
回収し、宿泊の(蓮池)の温泉ホテルへ  

ジィ~ジ想定スタート前の志賀高原のイメージ=
数えきれない程、大小の湖沼と湿原、亜高山性針葉樹林に覆われたなだらかな
山々と高原、スキー場 そして温泉・・・

勿論、コースの採り方は様々、多岐にわたります。遊歩道が整備され好きなように
選ぶことが出来ます。

結果的には休憩時間を含んで約8時間のアルバイトを要した我らです。
簡単・楽なトレッキングとの事前思い込み! (これ大間違い)

 ※ 帰宅して資料を持たところ四十八池から忠左衛門新道経由で赤石山、更に
赤石山から大沼池までのコースは健脚コースとなっていた。(道理で!!)

ホテルの大浴槽で存分に手足を伸ばし身体を浸しながら反省するジィ~ジです。

ホテルでは当たり前の如く かんぱ~い お疲れ様     (泊)

  思い込みはいけません。(要反省・要事前予習)                 68(70)

                      ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

7月30日(木)) 

折角 信州志賀高原へ遥々?来た我ら、ホテルで朝食取って真っすぐ家路へ
向かうことなど有り得ません。

この日は日本二百名山に名を連ねている【岩菅山(2,295m)】
        ※ ジィ~ジと相方 8,9年ぶり2度目

Am 08:52 一の瀬 岩菅山登山口  標高 1,535m

Dscn0897   一の瀬登山口 階段状登山道

階段状の登山口を標高差≒100m(15分?)登りきれば荒板沢まで殆ど平らな
一の瀬水源の小さな沢沿いの道を進みます。大凡 標高 1,620m.。

アライタ沢の出会いから傾斜のキツイ登山道に変わります。
所々 湿った足場の悪い箇所が現れたりします。

Am 10:15-10:25 中間点

のっきり 35分、山頂 70分 と記された古い標識が置かれています。

Am 11:00 ノッキリ
ノッキリは【寺子屋山(2,125m)】からの縦走路との合流点。

Dscn0904    横手山をバックに赤石山 志賀山 裏志賀山等、前日歩いた山並みが

ササ林床の登山道もキツイ登りに差し掛かる頃にはガレ場に変わっています。
それでもガレ場のところ何処には今が盛りの高山植物が何種類も!

Dscn0906 Dscn0908
( 写真 左 ウメバチそう   右 ウツボクサ ) ※ 拡大

Dscn0907 Dscn0910
( 写真 左 ハクサンシャジン   右 オミナエシ ) ※ 拡大

Dscn0909     ガレ場の急登 山頂まで思いの他、距離が有り

Am 11:45-Pm 00:45 岩菅山山頂

Dscn0911          小さな 石祠が祀られた山頂

山歩き2日目、お昼はコンビニ調達のパンなど主体の簡単ランチ。

P1020323             ホシガラス 黒っぽい羽根に白い斑点が沢山

Dscn0916       記念の一枚

右奥に裏岩菅山がによっきりと頭を出しています。

山頂は広く、一等三角点や少し離れて避難小屋も、更に今を去る事、80数年前
三笠宮 秩父宮 妃殿下の登頂された記念の大きな石碑が建てられています。

Dscn0919     往路を下山   ※ 見た目より実際は急傾斜

Dscn0920     振り返れば山頂は遥か彼方に離れて

ノッキリで前日、野反湖出発し赤石山手前でテン泊、目的は津南切明温泉と言う
黒犬を帯同したソロ登山者に遭遇。持ち合わせの水が殆ど無いらしい。
沢水採れる場所を我らに聞くも、沢まで下り、汲んで戻って2時間程かかるので
Tさん始め仲間の皆さん持参の水をプレゼント。
黒犬も長い舌をだし尾を振りながらびちゃびちゃと命の水を飲んでいます。

PM 01:35 中間点

一気に下ってきたので一寸休憩を取る我らです。

中間点からところどころ湿ったの置場が面倒な登山道を下ります。
先頭を行くT氏 「アッ!」と声を出します。
偶然 脇の抉られた場所に光るものを発見したようです。

Dscn0922     キラキラ光る ヒカリゴケ

Pm 02:18-02:28 アライタ沢

P1020331      手足が痺れるほど冷たい水にタオルを晒し汗ばんだ身体を拭います。

ヒンヤリと震えるほどの冷たさが心地よい。

P1020333    清流の傍らにはミソガワソウ

Dscn0925      アライタ沢からは清流に沿って水平道が延々と

途中 岩の間から滔々と流れ落ちる清水を持参於ペットボトルやテルモスに
汲みいれます。カップで汲んだ水を口に含めば冷たさと旨さが拡がりシャキッ!

水平道を小三郎小屋跡で分け、階段登山道を下り登山口に・・・

Pm 03:00 岩菅山登山口

Dscn0927       「お疲れ様~」

2日間の登山計画無事完遂。
汗ばんだ身体をでサッパリしたく、近隣の日帰り温泉施設を数か所立寄り。
ところが生憎どこも夏休みシーズンに入っているので小・中学生の林間学習?
全て塞がって入れて貰えません。

仕方が無いので諦めて汗ばんだ身体のまま、湯田中温泉まで
湯田中温泉の日帰り入浴施設の露天風呂で思う存分両手両足広げ
温泉入浴楽しむジィ~ジです。 山登りの後は温泉が一番!!

帰路は2台の車を連ね、一般道を新潟に向かって   

丁度 夕食時、十日町 <由屋>立寄り。
十日町蕎麦 天麩羅付きを腹いっぱい楽しむジィ~ジです。

身も心も満腹、食事を終えて<由屋>さん前ので、又の山行を約し
Tさんとお別れです。

いつも車で通過している志賀高原 コースの取りようによってはハードにも?

年重ねた所為も付加? 結構骨身にこたえた2日間。    69(71)

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2015年8月 1日 (土)

暑さ堪える日々

数十年も昔、思い起こせば小学生だった頃、夏休みの学校プール解放条件が
最高温度30℃を超える日だったような (富山市内) ひと夏で僅か数回!?

近年は30℃はおろか35℃超えが当たり前となったように思えます。
これから先の時代、一体どのようになるのか気懸かり、心配です。

7月26日(日) 

夏本番なれば、北ア始め3,000m級の高山へ行きたいところなれど、特に予定無し。

朝の内なら少しは涼しいかもしれないと淡い期待を抱きつつ向かった先は、
自宅から近い定番?【角田山】 コースは久しぶりに“稲島コース”

Am 07:05 “稲島コース”登山口

朝7時と言っても今の時期、既に下山してくる皆さんも多数。

木々の枝葉に陽射しが遮られているものの、歩き出して数分、ジワーッと が・・・

Dscn0805    4合目から先は殆ど階段の連続

7合目から8合目にかけての急登の階段登山道はモロに陽射しを浴びて暑いッ!

登山道脇は、丁度花の端境期か?カラフルな花は見られません。

Dscn0806      オオウバユリ

Dscn0807       カラスウリ

それでも9合目向陽道林 観音堂傍の茂みでは10個ほどの花を点け、芳香を
漂わすヤマユリの古株も見られます。

オトコエシ(男郎花)、ヤマユリ、ヤマノイモ、クルマユリ ・・・等々Dscn0811      オニドコロ?

Dscn0816      クルマバナ

山頂広場の木陰で敷物広げ、涼味を求め休憩。
時折 ひんやり心地良い風を感ずるもホンの一瞬 。
500m弱の山では然程 下界と変わらない?

往路は時間の経過に伴い益々気温

Dscn0817   5合目水場

5合目水場の水も陽射しを受けてキラキラ光っています。

Am 09:25 “稲島コース”登山口

少し期待した涼感、満足度はイマイチ。それでも汗を流した分、良かったかも。

  ジィ~ジ 【角田山】 17-27            67(69)

7月27日(月) 

燕市・三条市は日本を代表する金属洋食器・ハウスウエアの大産地。
「少し大きめの片手鍋買いたいわ!」 と相方。

家にいても暑いのでドライブを兼ねて燕市の ストックバスターズ

使い古したフライパン一丁持参して ※ 金属リサイクル 100円のお買物券に 

目的の片手鍋は気に入った品が見つからなかったものの、予定外の品を少々
買って、燕市まで来たついで、吉田から(弥彦スカイライン)までドライブ。
山頂近くで 「ナンバンギセルが見られるよ」 2,3日前に情報が有ったのです。

Dscn0818       ナンバンギセル      ※ 拡大

ナンバンギセル(南蛮煙管)は、自分で葉緑素を持たずススキなど単子葉植物に
寄生し、栄養補給する植物。
この日はまだ蕾状体でパイプに似た筒形で薄紫色の花はまだ出ていなかった。

この暑い最中、(弥彦スカイライン)をで走る中年の強者も2,3人\(◎o◎)/!

山頂 ロープウェィ駅付近には今が盛りのヤマユリが何株も見られます。

Dscn0819    ヤマユリ

Dscn0820    多宝山 新潟市最高峰

Dscn0822     ネジバナ

ロープウェィ山頂駅から大平園地に向かって一旦下る階段状の道の脇で発見。

弥彦ロープウェィ山頂駅周辺をホンの2,30分ウロウロしただけでも
暑くて暑くて汗しとど      

目的のナンバンギセル、蕾状だったものの一応確認したので、即  へ。
早速クーラーSWを入れて 

(弥彦スカイライン)からR402、ゆったり日本海に横たわる佐渡島を眺め
家路へ向かうジィ~ジです。

言うまいと思えど今日の暑さかな。 老体に過酷な暑さは答えます。  
予報ではまだまだ暑い日が続きそう 体調管理気をつけなければ!  (完)

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