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2015年5月 7日 (木)

久しぶりに【鳴沢峰】周回

アッ! 気が付けば暇人ジィ~ジ3連荘です。

① 4月25日(土) 会山行参加  日本一小さな山脈 櫛形山脈縦走
② 4月26日(日) 個人山行  角田山 ヤマシャク(山芍薬)開花状況確認

そして
③ 4月27日(月) 

連日珍しいほどの好天続き (この先、悪いことが起きねば良いが)

同行は相方と美女2名 計 4名

AM 08:20 小山田 

Dscn9435           小山田 エドヒガンザクラの巨木  今年は既に葉桜

江戸時代から続く桜の名所。エドヒガン(アヅマヒガン)で、その数は250本を超える。
巨樹が多く、最大のものは、目の高さの幹周りが3m。 (国指定 天然記念物)

P1010415           シラネアオイ

蟹沢山中腹のこの一帯、桜が見事なのでジィ~ジ所属する山の会では通称
「花見山」と言っています。  標高は200m~250m

東屋や周遊路も整備され、花見シーズンには多くの観光客やカメラ愛好者が
訪れ賑わいを見せます。

我らは「花見山」から中越幹線の鉄塔を目指し前進です。
結構 急登なれど爽やかな風が心地よさを与えてくれます。

Dscn9439               花ワサビの群生

勿論、採収に余念の無い我らです。
他に 食べごろのの山ウド(4本のみ) タラの芽 も。 全て酒の肴に最高~
山頂へ向かうより山菜採りで大停滞の我らです。 花ワサビたっぷりとGet!!

稜線を登りあげると視界が開け、行く手の左側には五頭山塊の最高峰【菱ヶ岳】
そして雪を被った『飯豊連峰』が目に飛び込んできます。
眼下の阿賀野川【宝珠山】五頭山塊の端と意義づけています。
(ジィ~ジ達が居るのは菅名山塊)

AM 10:14 大谷山(644.9m)

Dscn9450            大谷山(649.9m)と前方に鳴沢峰

三角点と小さな鐘が下げられています。折角なので鐘を鳴らしてみるジィ~ジです。
平地から見ると阿賀野川の右側にピラミダルな鋭鋒として見える【鳴沢峰】が間近に
迫って見られます。

【大谷山】から若芽が燃えるブナ林の中の緩い道を下ると 台地状の『鹿返道』
この場所は『馬下保養センター』からの道との合流点。

AM 10:33ーAM 10:40 『鹿返道』

※16,7年前、降雪期会山行リーダーとして馬下保養センターを起点として3張の
テントを分担して担ぎ上げ【鳴沢峰】を目指し、登頂後この場所でテント毎、
鍋を囲んでの昼食としたした事が懐かしく思い起こされます。あの頃は若かった~

Dscn9456            鹿返道

周りは新緑映えるブナ林 吸い込む空気も旨そうな感じ!

この付近前後から足下は踏み場もないくらいのイワウチワロードとなります。

P1010423Dscn9459              イワウチワ

偶にピンクっぽいイワウチワも見られますが、大半は白い花弁のイワウチワ。
恰も今が我が世!?と咲き誇っている感がします。

『鹿返道』から標高差3~40mほど下り、今度は辛い220~230m登り返し!

AM 11:42-PM 00:32 鳴沢峰(879.9m)

丁度、お昼時、敷物を尻にランチタイムの始まりです。
眼下の阿賀野川(福島県では阿賀川)、【菱ヶ岳】から『飯豊連峰』の大展望
我ら4名で独占 。この上なき贅沢と思うジィ~ジです。
持参のランチ 一味 ふた味 旨味がアップ?

Dscn9460Dscn9461           鳴沢岳山頂にて

のんびり ランチを楽しんだ我らは最後の目的 【菅名岳】を目指し行動開始。

Dscn9464              谷合から涼風が吹き上げ快適

小さなアップダウンを繰り返しやがて【菅名岳】が目前に迫ってきます。

Dscn9465          キジムシロ

爽やかな心地よい微風と柔らかな陽光を受けながら快調に  
Dscn9466               菅名岳山頂手前は残雪が・・・

Dscn9468               雪解けの場所には色鮮やかなキクザキイチゲ

PM 01:18ーPM 01:42 菅名岳(909m)

菅名山塊の盟主とされる【菅名岳】山頂は、隣の【鳴沢峰】とは大違い!
カップル グループ 老若男女 20名ほどの方々が腰を下ろし思い思いに
山を楽しみ満足感溢れる顔をされているように見られます。
我らと反対隣の【大蔵山】から到着のパーティも山頂で『飯豊連峰』バックに
記念の一枚 (パチッ)

Dscn9470            陽光を背に受け寛ぐハイカーの皆さん

【菅名岳】は大賑わい。

持参の果物や甘味を口に、まったりタイムをenjoyする我らです。

下山は“丸山尾根” 下り始めから相当な激下り、傾斜がキツイ!
※ 雪深い降雪期の荒天時は要注意箇所!

Dscn9476            若葉燃えるブナの大木

ガンガン下ればやがて巾沢から‘どっぱら清水’への分岐 椿平に出ます。

Dscn9478            椿平 見事なブナ林

周辺は天まで届きそうなブナの美林が拡がっています。
林床はエゾユズリハで覆われています。

椿平からは傾斜もかなり緩くなるものの距離は長く感じます。

Dscn9479               ブナ巨木

3合目から真下に下る感じの枕木材利用の階段登山道。
高度差160mほど一気に下ります。足を踏み外せば大怪我間違いなし。
要 注意箇所です。更にこの日は幸いお目にかからなかったものの、しばしば
日光浴する マムシちゃんに遭遇することも・・。

Dscn9481           階段下る美女たち

一歩 一歩 足下に注意しながら下る 下る また下る。

PM 03:27 丸山尾根登山口

Dscn9483           菅名岳概略案内板

【鳴沢峰】への“五葉尾根コース”は林道工事の為、5月朔日から進入禁止。

丸山尾根登山口から小山田沢沿いの林道を10分程ジグザグに下れば
朝の出発点 小山田 。

ジィ~ジ久しぶり 10年位?の【鳴沢峰】。残雪“飯豊連峰”の大展望を
心行くまで眺め、ちょっぴり残雪歩行も楽しみ、タラの芽 山独活 花ワサビの
おまけ付き、そしてそれなりの歩き甲斐も・・・・
これ以上、望むもの有や? と思うジィ~ジです。   (この項 完)

                                       039

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コメント

soko2さま
いつもありがとうございます。(感謝)
越後の山は何処もブナの 新緑が燃えている今日この頃です。
天気が良いと青空に特別映え、とても綺麗ですよ。
雪解けを待って花だけでなく山菜採取の楽しみも出てきます。
この階段、きついですよ~
山歩きの経験の無い方は、きっと膝がガクガクになるでしょう。(笑)

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年5月 8日 (金) 17:42

ブナ林の新緑が美しい。
山菜摘みの楽しみもあって、
いい季節ですね。
一気に下る階段、下りたら膝がガクガクしそう。

投稿: soko2 | 2015年5月 8日 (金) 12:37

しゃくなげいろさま
昔は冬場に馬下保養センターから2年位続けてやったこと
有るんだけど・・・近頃年には勝てなくなってきて。

春風や闘志いだきて丘に立つ 虚子 
この句、知らなかったけど素直に解る様な気が、ありがとう。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年5月 8日 (金) 08:56

赤鬼さま
お早うございます。
花見山のTL助けて貰ったね!
結局あの時は大谷山近くまで行ったんだったかな?
それにしても久しぶりの鳴沢峰だったよ。
飯豊の眺めが良かった。
連休忙しかったの?

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年5月 8日 (金) 08:52

おはようございます。鳴沢峰に立てば吹上げる風が爽やかで高山の雰囲気があってステキでしょうね。春風や闘志いだきて丘に立つ 虚子 みたいな。

投稿: しゃくなげいろ | 2015年5月 8日 (金) 08:20

花見山、会山行でやったよね。わさび採りに行って蛭にやられたことあるな。やっと連休終わってほっとした。

投稿: 赤鬼 | 2015年5月 8日 (金) 07:41

マインさま
いつもお世話さまです。
またまたnear-miss(笑)
鳴沢峰は菅名岳と比べ静かな山を楽しめます。
菅名山塊は今の時期、ブナが爽やかさを与えてくれますね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年5月 8日 (金) 07:01

またしてもちょっとしたニアミスでしたね。
鳴沢峰と大蔵山どっちにしようかと思ったのですが、
入山禁止だったので、大蔵山に向かいました。

投稿: マイン | 2015年5月 7日 (木) 23:11

もうぞうさま
こんばんは
ありがとうございます。
越後の山は関東の山と比べ、ブナも比較的標高の低い
場所から見られ、爽やかな雰囲気が有ると思います。
今年のGWお天気がまずまずで良かったですね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2015年5月 7日 (木) 19:44

さわやかな山の雰囲気が伝わってくるようです。
今頃の新潟の1000m峰は、良いですね~

投稿: もうぞう | 2015年5月 7日 (木) 19:23

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