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2015年4月

2015年4月29日 (水)

展望満喫【二王子岳】27-1

山雪型で降雪量が例年より多かったと思われたのに雪解けがいつもより早い!?
「もうとっくに二王子神社まで除雪が終わっているよ」と言う情報を基に
4月8日にはもう車乗り入れが可能だったとか ※ 例年より1週間ほど早い

4月22日(水) 

新発田のKさんと待ち合わせ、ジィ~ジは相方と美女2名 同行 計 5名

登山口から歩き始め10分ほどで、足下に赤コゴメ(赤こごみ)が其処彼処
帰りには採られ無くなっているかも・・・と 立ち止まり立ち止まり、採取。

雪は2合目 水場下の神子岩手前辺りから、神子岩手前から残雪の冬道を・・

Dscn9308              神子岩  神子岩は高巻きして

水場から急登を息を切らしながら3合目へ。 3合目で水分補給小休止。

3合目から先は、残雪道を4合目、5合目に向かって  

Dscn9311              5合目 パンザマスト

5合目 パンザマストの積雪表示は1.8m。
今年は多雪の割に雪解けが早い!!
毎年この時期前後に来ているので、殊更今年の雪消えが早く思えます。
10年近く前の4月29日頃2,3~2.4m程のことも記憶の中に!

Dscn9315               左 後方には朝日連峰が ※ 拡大

6合目を過ぎて暫く進めば進行方向左手に朝日連峰の雄姿が目に飛び込んで!

Dscn9316             油溢しに向かって ※ 拡大

登りあげれば7合目。

7合目をクリアーすればなだらかな大雪原 8合目(夏場はお花畑)

9合目まで来れば目的の眺望 飯豊連峰がド~ンと!

Dscn9322         飯豊連峰全貌

Dscn9331               二王子岳山頂 

山頂は吹き曝し、且つ台地状なので残雪はありません。
周辺は2m程度?の残雪。

P1010350      飯豊連峰核心部 大日岳 御西岳 飯豊本山 北股岳 門内岳 等々

時間が遅かったので山頂は我ら5名で占拠。お蔭で征服感覚えたジィ~ジです。

ゆっくり飽かず飯豊連峰 朝日連峰を堪能して往路を下山です。

P1010359            ジィ~ジ記念の一枚 勿論、半袖(笑)

Dscn9336           飯豊連峰大日岳を眺めながら下山する相方

P1010360            黄砂で雪も少し汚れて 

Dscn9343_2            7合目 油溢し そして6合目 尻セードで一気に!

午後2時を過ぎているのに1人の男性登山者が登って来ます。

ジィ~ジ 「今日は小屋泊りですか?」
     「いいえ8合目辺りで戻るつもりです。」と言って
    サングラスを外しジィ~ジに 「HさんKです。」と改めて挨拶してくれます。
    所属する山の会の会員 K氏です。
ジィ~ジ 「な~んだKさん、あなただったら日も長くなってきたので山頂まで
       行って来れるよ!」 
    挨拶交わしてすれ違います。

Dscn9344               ブナの新芽も燃えだして

3合目から下んはイワウチワ、更に↓

Dscn9346             ヒメカンアオイ

Dscn9348              キクザキイチゲ

またまた沢沿いでイッポンコゴミをGetして!

Dscn9350              二王子神社登山口は目前。

沢の中に有る苔が生えた岩の上にはアズマシロガネソウが咲きだして・・・

P1010362              アズマシロガネソウ   (ズームアップ)

PM 04:25   登山口 二王子神社

Dscn9353           修験信仰の山そして農耕の神を祀る 二王子神社 扁額

今年最初の二王子岳、ジィ~ジお気に入りの一座。

天気も良く飯豊連峰・朝日連峰の大展望満喫 大満足の一日   (完)

                                              036

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2015年4月26日 (日)

イチリンソウ、ニリンソウ IN 【樋曽山】

【樋曽山(296.5m)】、国土地理院1/25000地形図では「弥彦」上。
新潟市 【角田山】
数あるコースの内、“五ヶ峠”から【角田山】方面とは逆方向
現在は新潟市の最高峰になった【多宝山)633.8m)】方面へ数十分。

この日は、今更?ですがカタクリ ショウジョウバカマ バイモ更にナニワズと同じく
Spring ephemeralのcategory イチリンソウ ニリンソウ 等々花観賞です。

4月19日(日) 

P1010327              群生ニリンソウ

今年はカタクリ ユキワリソウ同様1週間ほど早く開花したように思えます。

Dscn9261               ニリンソウ だけど 花がサンリンも

キンポウゲ科 花弁無し 白い花弁状のガク片が通常5個 根生葉3全裂

P1010332            萼片裏がピンク イチリンソウ  一名 ウラベニイチゲ

キンポウゲ科 花弁無し 白い花弁状のガク片5~6個 根生葉3全裂 
小葉は羽根状に裂ける 

Dscn9258            時々 二つの花を点ける事もあるイチリンソウ 

Dscn9293_2            全~部 ニリンソウ

イチリンソウ ニリンソウ の他にもSpring ephemeral
P1010331              ムラサキケマン (紫華鬘)
ケシ科 筒状の花を多数つける様を華鬘に見立てた和名。
華鬘 仏道を飾る爲の仏具。(花蝶・天女などを透かし彫りにした金銅具)

<春の妖精>ではないけれど

Dscn9264            シャガも咲き出して

シャガ(射干) あやめ科 花は朝に開き夕方にしぼむ。

Dscn9273           トキワイカリソウ (白)

Dscn9275            モミジイチゴ  葉がモミジに似ているから

Dscn9280            和菓子の爪楊枝は クロモジ で (香木)

P1010323            タカトウダイ  茎の先に5枚の葉が輪生   有毒

P1010322_2                 ナガハシスミレ

Dscn9286            チゴユリ  ユリ科 鐘形の花は6枚の花被片からなる

ユキワリソウ(オオミスミソウ) カタクリ ショウジョウバカマ コシノコバイモ・・・・
時の移ろひに従い角田・弥彦山系の花々も主役が次々と交代。
晩春の柔らかな陽射しを浴びながら、朝の10時半から昼過ぎ13時半まで  

【角田山・弥彦山】は雪が消えれば何かの花が見られ飽きない山域。
※ イワウチワ イワカガミ系は見ることが出来ない。 土質成分?

                                            035

           ♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

4月20日(月) 

相方の里(実家)に在るオオヤマザクラ

幹回り三抱え位ある大木、樹齢6~70年?の古桜。

P1010334            今年の開花 4月16日頃

義弟より相方に℡ 「桜が咲いたので見に来ないか!」

Dscn9298            オオヤマザクラ

わざわざ電話が来たのにも訳があるのです。
殆ど例年この花を観賞していたのですが、今年が見納めになるかも・・・と。

家に桜があると 先ず防虫対策が必要  更に枝が架線に掛り危険性。
花は勿論綺麗で近所の方も見に来るほどなれど、散った花びらが家の前の道路
(市道)に拡散し、後始末が半端なく大仕事に等々、維持管理が難儀になってきたので
業者に依頼して伐採したい意向。

春には何十年も観てきた桜。
近くに住む、義妹も車で駆けつけ、義弟夫婦と総勢5名で最後の?観桜会お昼。
ジィ~ジと義弟は即     桜を出汁にALCOHOL量が捗ります。

2時過ぎに所要があると言う相方は長岡ICから新潟へ 

ジィ~ジは居残り4時まで宴を延長。
些か足下ふらつかせながら義弟の家近くの停留所から高速バスで新潟へ。

オオヤマザクラ 昼前に来て観たときよりも色が濃くなった感じが
(ジィ~ジの思い過ごしか?)   花見=酒    酩酊ジィ~ジ(完)      

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2015年4月23日 (木)

花見&ミニ国際親善?

例年より1週間ほど開花が早かった今年。新潟市の桜です。

4月15日(水) 

Dscn9232              新潟市西区 西川堤の桜

満開は10日頃 既に満開は過ぎ風に吹かれひらひらと花が舞い散っています。
ジィ~ジの住まいから近い西川の桜です。

今年も元気で桜が見れた。できる事なら来年も元気で見たいものだ!
年を重ねた現在、斯く思うはジィ~ジのみなりや? 
と思う今日この頃。

4月16日(木) 

例年の開花・満開日を想定して恒例の花見(新潟白山公園)  
メンバー 女性2名 男性5名 計7名

Dscn9239                         (〆張鶴、鶴齢) きんぴら 白菜漬け 花見弁当

ここ10年花見と忘年会に酒飲み相手としてお呼びがかかるジィ~ジです。

Dscn9235            白山公園 周辺は花筵    ブルーシートを広げて

こちらの方(Hさん)を囲む小人数の花見です。

※ ジィ~ジの薀蓄

『白山公園』 明治6年 太政官布達による日本最初の都市公園 25か所の一つ
 ex 上野 芝 浅草 飛鳥山・・  
明治5年 時の県令 楠本正隆により新潟総鎮守 白山神社の東側に隣接して
池・築山 花木を配したオランダ式回遊庭園として造園された。
平成10年 (上記Hさんが現役時) 新潟市民芸術文化会館 “りゅーとぴあ”
始めとする文化施設を取り巻く6つの空中庭園とそれを繋ぐ空中回廊が
日本一の長江 信濃川の堤まで整備され指定面積も70㏊に拡大された。
現在は新潟市のシンボルの一つ 市民の憩いの場になっている。

ジィ~ジHさんが退任されてからのお付き合い関係。

Dscn9234          満開も過ぎ場所取り争奪戦も無くゆったり

舞い散った花びらが絨毯模様に・・・・ これはこれで風情あり。
PM 04:15 終わりゆく花を惜しみ観ながら散策する市民に混ざり

ジィ~ジ 「若い 外人さんのカップルが・・・」
Hさん   「join us!

声を掛けられた二人の若い異国人は瞬間目を合せ躊躇する事も無く我らの席に合流。

早速 新潟地酒 〆張鶴(村上市)で乾杯。 ミニ国際交流の始まりです。

二人は独逸人 ドイツ語で乾杯は Prost!

Hさん 「彼女はアンジェラ アキさんに似てるね」!」

Dscn9240           Hさん ルーカス ラウラ 姉弟

ほろ酔いジィ~ジ 半世紀前思いだし  Wie heißen Sie?

聞けば 二人は姉弟。 弟 Lucas  21 姉 Laura 24 
姉弟3人で間にもう一人(男) 
弟 Lucasは現在 京都で働きながら時折 日本全国旅行している。
姉 Lauraは4月1日来日 九州から関西(奈良 京都)、名古屋から新潟へ
弟 Lucasは日本語会話はそこそこ 姉の Lauraはドイツ語と 英語 

Hさんは流暢な英語、
些か酔いが回っているジィ~ジ broken English で諸々質問。
二人の家はフランクフルトから100数十キロ離れたライン川の近くとか・・・・

現在は二人で日本の花見観賞旅行を楽しんでいるとの事。
18日は上越 高田の夜桜を楽しむ予定・・・etc

酔っ払いジィ~ジの拙い英語にもLucasが補足して姉に伝えてくれます。

移動は殆ど深夜・夜行バスを利用したり旅先で知り合った方の家に泊まったり
日本の伝統的な旅館に泊まるのが楽しいとか・・・

ジィ~ジ 「Do you know Ryoukan?」
Lucas 「ハイ 知ってます」  

現在は英語会話は当たり前の時代。
我が家の下の孫娘(小六)も日常会話程度なら喋れます。
されど、ジィ~ジの若かりし頃の英語教育は堅苦しい決まり文法尊重、
加えて不勉強、更に社会人になっても特に仕事上会話までは
必要ともせず(言い訳ばかりのジィ~ジです)

だから ジィ~ジの短絡的表現で彼は 良寛さまと旅館を混同。(A;´・ω・)アセアセ

Hさんは現在、全国良寛会会長でもあるのです。 ※ ジィ~ジ≠会員

Dscn9246             日独親善   独逸語の歌も・・・

姉 弟 日本酒OK 手作りきんぴら 花見弁当・・・全てOK。 
酩酊ジィ~ジは 白山公園で売られている ポッポ焼をPR 

夜 7時から花見開始と言う、新潟大学歯学部の教授と学生の花見会の
準備係担当の糸魚川出身の女性も仲間入り。 ミニ国際親善は続きます。

Dscn9251           Laura ganske (姉) Lucas ganske(弟)

飲みながら食べながら3時間近く共に楽しんだ我らです。

彼女がメールアドレスとWEB URLを教えてくれます。

www.lauragansuke.de ⇒ コチラ  覗いて下さい。

アレッ!高田の夜桜楽しんで東京 そして箱根へ行っている~

3時間に亘るミニ国際親善観桜会もお開きです。
Hさんとジィ~ジ、毎年段取りしてくれる某会社の専務取締役Hさん、そして二人の
姉弟で簡単に新潟地酒 2本が空に~ 

酔っぱらったものの極めて楽しいひと時持てたジィ~ジです。
若きドイツからのお二人とお別れです。

Sehen  wir  uns  wieder またお会いしましょう

Auf Wiedersehen  さようなら

この挨拶程度はまだ忘れていないジィ~ジ (自慢!?) 
Lucas からドイツ語の発音が良いと言われてご満悦の酔っ払いジィ~ジ。

お別れの挨拶交わし、ゴミを片付けブルーシートを畳み、新潟旧家のTさん宅へ。

Dscn9255             Tさん宅の猫

再びを頂戴して、雑談 最後に。タクシーを呼んで貰いHさんのお宅経由で
帰宅。我が家へ着いたら足下フラフラ 
相方に叱責されたジィ~ジです。「又 意地汚く飲んだんでしょう!!」 (完)

追)
この日 相方は東洋一の大雪庇眺めるべく長岡のTさんと待ち合わせ
守門岳へ行ってきたのです。 降雪量が多かった割に今年は雪消えが早い!

P1010283              Tさんハーレム 美女7名引率

P1010285            守門大岳 大雪庇は殆ど落ちていた!

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2015年4月18日 (土)

残雪と展望満喫【日向倉山】

長岡東バイパスの途中、横枕と言うの有る場所で待合せ。
ジィ~ジと相方、この日も長岡Tさん夫妻とY女史と一緒。 (同行 計 5名)

(Tさん)(我が家)2台の車で 
除雪完了、今月月初めに開通した 奥只見シルバーライン 銀山平に向かって。

4月12日(日) 

予報通り天気は上々、絶好の登山日和。

シルバーラインの長い長い明神トンネル途中から銀山平へ向かいます。

トンネルの先の北ノ又川に架かる白光岩橋の先には何と!既に  30台

何とかかんとか銀山平温泉への道路に近い端っこに

目的の山は 【日向倉山(1430.7m)】 登山道の無い時期限定の山。
ここ数年 県内外から大勢の登山者がネット発信しているせいか\(◎o◎)/!

AM 08:35 取っ付き点

Dscn9172              北ノ又川沿いに少し遡上

目を横に転ずれば鋭鋒 荒沢岳が堂々と威圧すかの如く。

此処から急登の尾根に取付きます。一気の登り 息が切れるジィ~ジです。

Dscn9175        後続の若者二人  ※ 30分足らずで≒200m以上高度アップ?

取っ付きから約30分凡そ30分 苦しくて1分程息を整え振り返れば荒沢岳の隣に
越後三山の一角をなす【中ノ岳】が気高く聳えています。
時間的に我々が一番遅いスタートかな?と思っていたのに後ろから若人二人。

キツイキツイ登りも1時間弱でクリアー 【赤崩山(1164.8m)】 分岐まで。
分岐からは一旦下ってアップダウン連続する稜線歩き。

Dscn9179            未丈ヶ岳(中央)と1389mピーク(右)

未丈ヶ岳の先には毛猛山塊が迫ります。 遥か彼方には守門岳 浅草岳も望遠。

Dscn9186          山頂に向かう我が仲間

この周辺は天候の急変の際にはGPS或いはコンパス使用と読図力が無いと
かなりヤバイ 危険個所になることも想定されます。

※ POINT POINTに赤旗(ルート旗)が差してあります。

Dscn9189          左 中ノ岳 中央 越後駒ヶ岳 右 八海山(黒)  越後三山

途中で追い越した前夜泊の2名の登山者、そして早々に下山の単独行氏の姿。

Dscn9196              山頂に向かうT夫人と相方

取っ付きから約2時間弱、山頂が迫って見えてきます。
ここまで来れば、概ね先(所要時間)が読めます。

山頂へ向かう稜線はところどころワレも見られ、気が抜けないトラバース道。
多くの先行者のお蔭でトレースがバッチリ 注意して歩けば問題なし。

山頂方向には2~30人の登山者が見られます。

我々に向かって手を振ってくれる登山者が何人も!! ??

※ 事前に情報キャッチ どこかで会えると思ってはいたものの、ほぼ同時刻に
山頂で一緒になれるとは・・・

AM 11:00-PM 0:18 日向倉山山頂

Dscn9199            お出迎え

男性二人女性7名 計9名 御一人を除いて毎度見知った方ばかり。
所属する山の会のメンバーの皆さんです。

我々より10数分先に到着した由。

※ 赤ルート旗も男性リーダーに依るものでだったのです。
途中 何カ所かで地図の読み方の勉強もしてきたとの事。

流石に女性会員を引率するリーダー、しっかりと仕事をしています。
リーダーたる者、斯く在りたいものと思うジィ~ジです。

雪のテーブルで隣同士 四周の大展望を楽しみながらお昼を採ります。

話に依れば 別の女性会員AさんとSさんは 【未丈ヶ岳】に向かっているとか
(凄い! 健脚だ!)

なだらかで広い台地状の山頂に30人? 下山準備をしているグル―プも。

Dscn9200           広い山頂      中央 尾瀬 燧ケ岳

会津の名峰 燧ケ岳 会津朝日岳は言ううには及ばず遥かに飯豊連峰まで・・
勿論 守門岳 浅草岳・・・一望 

P4120148        駒ヶ岳 黒く聳える八海山バックに 我がグループ  写真Kさん提供

Dscn9206              眼前の未丈ヶ岳  

もう2,3歳若く膝・腰に問題なければ指呼の【未丈ヶ岳】挑戦したかも、
歳重ね、ガタガタのジィ~ジ、あまり無理は出来ません。

【未丈ヶ岳】山頂から下山してくる健脚の登山者、更に山スキーで颯爽と
滑降している登山者、豆粒のように見られます。
Dscn9209          燧ケ岳(右)から会津駒ヶ岳 会津朝日岳 三ッ岩岳 方面

Dscn9212              執拗に越後三山 目に焼き付けて下山。

9人の会友の皆さんも下山開始。

10数分後、我々も後片付けして下山スタンバイ。

Dscn9213        稜線下に切られたトラバース道 (結構 見た目より切れ落ちています)

カンジキは不要と考え車中に、念のため6本爪の軽アイゼンを装着して我らは下山。

周りのブナの大木に青々とした寄生木があちこちに・・・・

Dscn9216            赤崩山分岐に向かって登り返す会友の皆さん

アイゼンのお蔭で安全にサクサクと上り下りが楽に出来ます。

P4120178          分岐向かって登り反す我ら (写真 Kさん提供)

PM 01:47 分岐

Dscn9217           「この場所だったのね」 地図で確認する我が仲間

ここからの下り(往路)は相当な急傾斜で神経を使うので隣の【赤崩山】へ・・・

分岐から少し下って登り返せば【赤崩山(1164.8m)】

PM 01:18 【赤崩山(1164.8m)】

Dscn9219       先行の会友の皆さん。

先行の会友の皆さんに追いついた我らです。
リーダーのレクチャーを真面目に受けている会友。我らを見つけてはしゃぐ会友。

我がグループは【赤崩山】から先の枝尾根を下ります。
会友グループは我らより一本手前の尾根を選択。

Dscn9221           直前に落ちたばかりのブロック雪崩

前方隣の枝尾根から張り出している雪庇(幅10m強?)が緩んで雪崩たようです。

Dscn9222_3          手前の枝尾根選択の会友メンバー

Dscn9223_2           この尾根も最後は結構急傾斜

安全な所で尻セードも楽しんで・・・

真下には北ノ又川に沿って銀山平の施設建屋が見られます。

PM 02:43 取っ付き

Dscn9224_2             取っ付き到着

朝とは  10数台減っています。

絶好の登山日和に恵まれて他人様の話やWebを通しての知識しか持ち合わせて
無かった【日向倉山(1436.6m)】 ジィ~ジ初めてたっぷりと堪能。

360度の大展望と変化に富んだルート 満足感があふれ出るジィ~ジです。
計画してくれ、案内してくれた同行のTさん夫妻に感謝感謝です。      034

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追)

P4120019           Kさん提供写真 荒沢岳とガス
※ 我々が銀山平に着いた頃。 AM 08:10 ガスは瞬間で霧消。

越後魚沼から奥只見一帯は日本でも有数の豪雪地帯。

Dscn9225_2         雪の重みに耐えきれず屋根が落ちたドライブイン

これも豪雪地帯の現状の一部。

一方それでも春の使者も・・・

Dscn9227_2              雪消え待ちかねて

雪が消えた道端には蕗の薹が其処彼処。
我ら5名 20個強/1人 Get!! フキ味噌と天麩羅だ!(酒が進む)

更に天候条件と、お互いの都合がつけばく【越後駒ヶ岳】への稜線上に位置する
【道行山(1298m)】も良いかなぁ・・・と、そのアプローチ下見で

Dscn9228_2            道行山登山口 石抱橋からの越後駒ヶ岳

石抱橋周辺除雪はされているもののの台数は数台程度?

折角なので序に銀山平温泉周辺の状況Check。

Dscn9229_2               銀山平温泉地のお宿

温泉までの道路は除雪済。道路わきは除雪で吹き上げられた雪壁数m!

ここからUターン、銀山平から銀山湖へ向かってみたものの直ぐに除雪未完
バリケードで通行止め。勿論 尾瀬方面は通行不能。

銀山平に戻りTさんの車と、お別れです。
奥只見シルバーラインの長い長いトンネルを下り、小出ICに向かうジィ~ジです。

 

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2015年4月15日 (水)

キラキラ海老の尻尾@【五頭山】

天気予報では珍しくマーク。
久しぶりに残雪の【五頭山】です。 (相方主導で決定)
雪解けが進んで“どんぐりの森”登山口手前まで入れます。

間髪入れずにK夫妻も到着。 (同行 4名)

4月9日(木) 

何時もながら登山口(3合目)から4合目は、キツイなぁ~と思うジィ~ジです。
雪が消えた登山道の両側には目を惹く今年最初のイワウチワ

6合目周辺から足下にはロック状の残雪が。

7合目から固く締まった残雪歩行となりますがツボ足でOK。

Dscn9128                  7合目 長助清水

7合目で毎度最初の一服休憩。 給水+甘味
後ろから、この時期には毎日のように【五頭山】通いのH夫妻に追いつかれ
同行のK夫妻と挨拶交わし休憩なしで山頂へ向かって行かれます。

7合目から9合目までもそれなりの急登。

Dscn9134             Kさんと相方は尾根筋を

ジィ~ジは右側の谷筋から直接 三ノ峰に向かって詰めています。
ガスっているときの下山時はジィ~ジの登っているところは下ってはいけません。
道迷いの危険性が大。 

Dscn9135              五頭山三ノ峰山頂。

つい先日まで三ノ峰の鐘は雪に埋もれていたので2m以上残雪が解けた!”?
Peakからは雪を被った衝立の様な“飯豊連峰”が目に飛び込んできます。

三ノ峰~二ノ峰~一ノ峰~0峰 アップダウン繰り返し、五頭山小倉峰へ・・・

予報通りほぼ快晴、されど冷たい肌射す風が吹き荒んでいます。
時々耐風姿勢を取らねばなら程の強風。

冷風の為せる技 見事な“海老の尻尾” 雪の白さではなく透明氷の彫像!?

Dscn9137               海老の尻尾 透明版 ※ 拡大

Dscn9146              大きく張りだした海老の尻尾

まるでガラス細工の感。

Dscn9143           ~ん Beautiful!!   キラキラ キラキラ  

時折 カラカラ パサパサと乾いた音を立てながら落ちてきたり・・・

Dscn9150              五頭山小倉峰に向かって

小倉峰から下山のHさん   「山頂は風が無いよ!!」

五頭山小倉峰 
常連Hさんの言の通り風が気にならないほど、尻当て敷いて超早めのランチタイム

Dscn9154         振り返れば威風堂々と菱ヶ岳  4人パーティがこちらに向かって

Dscn9156                五頭山小倉峰からの飯豊連峰

我々が到着して20分程後頃、亀田在の数人のパーティと見知った女性4人さま
到着します。4人さまは所属する山の会の岳友です。たまたまのバッタリ出合。

「アラアラッ こんにちは~」

Dscn9158            五頭山小倉でお昼を採る亀田の皆さん

周辺は未だ2m強?の残雪。吹き溜まりは3m以上の残雪です。

小1時間ゆったり過ごし往路を下山です。 

飯豊連峰眺める度に登行意欲そそられます。 振り返り振り返り未練がましく下山。

Dscn9161
              

Dscn9162              菱ヶ岳と氷の海老の尻尾

五頭山山頂から一気に7合目まで下り小休止。

下るにつれ風も凪ぎ気温も上がりポカポカ陽気。
イワウチワが陽射しを受けて気持ち良さそう。。。4合目前後

Dscn9166

Dscn9168              イワウチワ

イワウチワ蕾は薄いピンクに見えるものの花はやっぱり白く見えます。

急な階段状登山口を下れば、どんぐりの森登山口(三ノ峰コース3合目)

登り始めて直ぐ今年最初のイワウチワ、そしてキラキラ光る氷の海老の尻尾
更に目的の飯豊連峰の大パノラマ眺望。 五頭山良い山だ!!

天気が良ければ全て良し至福の時間を過ごせて心満たされたジィ~ジです。

                                          033

この日の行程 概要

どんぐりの森登山口(08:07)-7合目長助清水(08:57-09:04)-
三ノ峰(09:46)-五頭山小倉峰(10:30-11:30)-7合目(12:22)-
どんぐりの森登山口(13:08)  
  ※ 所要時間 約5時間 (休憩 約70分含む)

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2015年4月13日 (月)

遠来客をご案内【角田山】

絶好の登山日和に恵まれた昨年7月末。
ジィ~ジ2度目の【雲ノ平】【黒部五郎岳】縦走の際、初日宿泊の薬師沢小屋で
つっちーさんとMさんと言う信州で働いている二人の女性登山者と遭遇・・・

その際、缶ビールを空けながらジィ~ジは新潟自慢 PRをひとくさり。

そのつっちーさんが、約束通りお知り合いのNさんと一緒に【角田山】へ。

4月6日(月) 

AM 09:30 角田浜

待ち合わせ場所には既に松本ナンバーの 挨拶もそこそこに出発です。
 (何故か?以前からの知り合いのような感じ)

Dscn9111                ユキワリソウ

ジィ~ジが選んだコースは“桜尾根コース”、下山は“灯台コース”。(周回コース)

天気予報は芳しくありません。 案の定 ユキワリソウやカタクリも下を向いて
それでも遠来のお二人は 声をあげ喜んでくれ有難く思うジィ~ジです。

Dscn9112              トキワイカリソウ

ジィ~ジ、今年最初のトキワイカリソウ (新潟近郊は殆ど白のみ)
Dscn9115              ヒトリシズカ

これまた今年最初 ヒトリシズカ
2,3日の間に次から次と別の花々が咲きだしています。

幸い少し寒さ感ずるもの雨は降っていないので折角の機会、ゆっくりゆっくりと
花を観賞しながら序に“此の入コース”を少し下ってまたまた花探索。

途中でUターン登り返し“桜尾根コース”へ戻ります。

“桜尾根コース”山頂方面から10数人づつのパーティが幾つも続いて・・・・
観たようなお顔の方が何人も居られます。

日本山岳会越後支部 H支部長 新潟県山岳協会E理事長、K山岳会Kさん、
新潟県山岳協会A会長、K山岳会N会長・・・・
ジィ~ジも挨拶に暇有りません。 「久しぶり~ッ」

日本山岳会越後支部の主幹で 日本山岳会中部ブロック四支部交流会とか
(前日は 岩室温泉で宿泊)   総勢 70名

※ ジィ~ジは単なるド素人山好き 日本山岳会の会員ではありません。

Dscn9116               下向くカタクリ

遠来のお客様はカタクリの群生を見て喜んでくれてます。
お天気が良ければ もっと春の妖精があでやかに踊るのですが・・・

AM 11:30-PM 00:25 角田山山頂 健養亭

山頂広場は予報通り風が吹き、流石に少々寒さ覚えるので健養亭で 

つっちーさん今回が初めての新潟の山 されど5月には佐渡の山予定。

平日でお天気もイマイチ、小屋には我々4人の他、常連さんが数人。
話に依れば前日雨の中、県外からの団体客が多数来訪、山頂広場は多彩な
ザックカバーが溢れていたとか・・・
※ お気の毒でした。このところ天候不安定で少し(かなり)変!

下山は“灯台コース”

“灯台コース”でもカタクリ ユキワリソウ コシノカンアオイ ・・・他 観賞しながら

日本海を隔て靄~ッと佐渡島も見られ、お二人は佐渡島の大きさに\(◎o◎)/!

※ 佐渡ヶ島はトキ(朱鷺)、金銀山でも有名ですが日本最大の島です。

相方先導で海に向かって下山です。刻々と海面が近づいてきます。

Dscn9122            角田岬灯台目指して下山

角田岬灯台からジェットコースターの様な急傾斜のコンクリート階段を下りきれば
海面 海抜0m 海抜0mから上れる(下れる)山は全国でも稀有な存在。

Dscn9123             灯台コース 角田浜登山口

“灯台コース” 角田浜登山口からまでは砂浜沿いで数分。

PM 02:10 角田浜

折角 早朝3時頃松本を出て新潟まで来てもらったのに灯台コース下山最後に
ほんの少し霧雨(濡れるほどでは無い)も。
おひさまが出ていれば、もっともっと 花々の感じ(様子)がだったのに。

まぁ 今回に懲りず又 おいで頂ければと思うジィ~ジです。

遠路新潟へ貰ったので、日帰り入浴施と新潟土産買って貰うべく酒屋さんへ
(※ しっかり新潟地酒を購入して頂きました。)

ジィ~ジ住まいする越後新潟には信州長野の山とは趣を異にする名峰も数々。
又 お出かけ下さい またお会いしましょう と挨拶交わしお別れです。

ジィ~ジ【角田山】  10-27              032

        ○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*

新潟県も例外では無いですが、少子高齢社会 歯止めかからぬ人口減・・・
好況感なぞ無縁状態が現状。
定住人口の増加見込みがないならば、経済活動活性化策として交流人口の増加が
波及効果を期待できる。
そんな意味で 日本山岳会越後支部主幹の催し物も、そしてジィ~ジのPRも
新潟県の経済効果に貢献したかも。 

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2015年4月11日 (土)

恵みの山【弥彦山&多宝山】

【弥彦山(634m)】と新潟市最高峰【多宝山(633.8m)】は双耳峰を成し
古に於いては両座併せて“弥彦山”と称されたと言う。

一帯では元禄時代から良質の銅が採掘され、大正時代に最盛期を迎え終戦時に
閉鉱された間瀬銅山の一人堀の痕跡が現在でもかなりの数が見られ、その銅を
原料とし鎚器製品で知られる燕地区の伝統産業として現在も受け繋がれている。

例年4月1日からは“弥彦スカイライン”が開通、日本海を隔てた佐渡の眺め
そして越後とその県境に位置する山々の眺望の素晴らしさから大勢の観光客も
訪れます。
山好きの我々にとっては今の時期、ユキワリソウ カタクリ コシノコバイモ
キバナノアマナ ナニワズ・・etc 春の花々が出迎えてくれる“山”です。

4月2日(木) 

Dscn9083                  道端の不動明王

午前9時~午後3時15分 6時間強  “弥彦山” の彼方此方を彷徨。
ジィ~ジと相方 この日も長岡Tさんグループ5名に同行です。

Dscn9087            沢沿いに切られた登山道

歩き始めは今年最初の キケマン(黄華鬘)の鮮やかな黄色が目に飛び込んで・・
更にカタクリ、ユキワリソウも当たり前の如く、そしてスミレが盛りを迎えつつ。

Dscn9086              スミレ (スミレサイシン?)

Dscn9096                銅山名残 明神沢立坑

Dscn9097                 TVアンテナ林立する弥彦山山頂

珍しく殆ど風も無い大平園地で敷物広げて宴の開始。
コンデジでは少し無理そうなれど、飯豊連峰、越後三山 巻機山 谷川連峰 他
白き頂の数々が目視されます。佐渡金北山も白く輝いて見られます。

AM 11:25-PM 00:55 大平園地

で乾杯 お昼の宴の始まりです。
毎度のことながら、年季の入った手作りおかずの数々が並べられます。

今回 変わったものではTさん夫妻が栽培、収穫して、20日間かけて発酵熟成し
その後1週間常温で寝かせ作った 黒にんにく

Dscn9099              黒ニンニク

マスメディアで話題になったり、話には聞いていたものの、取り寄せるでもなく
初めて口にしたジィ~ジです。

「旨い!」 見た目には兎も角、柔らかくまるでプルーンか?黒羊羹の様な甘さが
口中に広がります。(甘味料は一切使用していないとの事) ニンニク臭皆無。
出来合い品を取り寄せれば大玉1個 ¥1,000近い。

食べて飲んで四周の展望を楽しみながら山談義も延々一時間半以上。
下山は周回路を利用。

Dscn9102            群生キクザキイチゲ

Dscn9103               ユキワリソウ

Dscn9104              キクザキイチゲ

足下の花々は優しい春陽を目一杯受けて気持ちが良さそう。

この日の最後の目的は 花わさび 摘み。

Dscn9107Dscn9108             花(葉)わさび 

丁度 時期的にマッチ?同行者全員それぞれそこそこ採収。

花わさびを頂いて少し下ればスタート地点のに到着。

ここで長岡の皆さんとはお別れです。

“弥彦山” 銅は取ることが出来ないものの最後に花わさびのおまけ付き。
心身ともに満たされ大満足 大満足の半日に!!           
“弥彦山” 改めて恵みの山だなぁと思わされたジィ~ジです。 031

追)

自宅へ戻るや否や 花わさびの後始末。 下処理して麺つゆ漬け。
ジィ~ジと相方 一瓶づつ作成。 
風味と辛みが堪りません。癖になりそう!!    の量が

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2015年4月 7日 (火)

【国上山 剣ヶ峰】翌日は【弥彦山(八枚沢)】

雪の越後はまだまだ残雪の山を楽しむことが出来ます。
加齢と使い方不良でここ5.6年 1回/2週間 膝にヒアルロン酸注入そして腰に
仙骨ブロック注射で通院中。

なので今は無理せずに比較的な楽な方で楽しんでるジィ~ジです。

残された僅かな人生、少しでも長く山歩きをしたいの天気が良ければ花観賞。
自宅からで30分~40分足らずで登山口  空模様観てお出かけ可能!

3月30日(月) 

角田山 多宝山(新潟市最高峰633.8m)、弥彦山634m 長岡市・弥彦村)、
そして良寛禅師縁の国上山(292m) 国上山は弥彦山脈?の南端の山です。

この日は国上山(くがみやま)より少し弥彦山へ向かって“剣ヶ峰(292m)” へ。

Dscn9054               オクチョウジザクラ

花を横から見ると漢字  に見えるところから名づけられたとか。

良寛さま過ごされた五合庵、そして越後最古の古刹 國上寺(こくじょうじ)の境内に
有る登山口から国上山山頂までは精々20数分。(一寸 短か過ぎ)

國上寺 五合庵 関連は⇒ 國上寺HP

角田山・弥彦山・国上山までの三山縦走路で疲労困憊する最後の登り返しが
古の山城・砦 “剣ヶ峰” そこは知る人が知る カタクリ 一大群生地なのです。

Dscn9056              カタクリロード
Dscn9068
Dscn9067             カタクリ
P1010187                  カタクリ

この周辺のカタクリは普通?よりかなり花そのものが大振りなのです。
この界隈には上記写真より遥かに花株密度が高く、座る場所歩く場所も無いほどの
群生地も有るのです。

畑のようなカタクリ群生地の空き地で少し早目のお昼をゆっくり採って。

勿論 カタクリに混ざって他の“春の妖精”も当然ながら観られます。

P1010193            楚々として上品 キクザキイチゲ 淡いブルー系 
Dscn9062               エンゴサク  延胡索
Dscn9069                エンレイソウ

AM 10:00~PM 01:40 のんびりお昼を入れて4時間弱。 カタクリ カタクリ
国上山(剣ヶ峰)で、まったり~と時を過ごしたジィ~ジです。
(同行 美女1名 相方 計 3名)

                                            029

3月31日(火) 

AM 09:30 八枚沢登山口待合せ

ジィ~ジと相方、この日も急遽?長岡の山友Tさんグループ(5名)と同行です。
目的の山は“八枚沢コース” 妻戸山経由【弥彦山】
AM 09:30 八枚沢登山口スタート

Dscn9070             八枚沢登山口

このコース【弥彦山】山頂まで距離は然程長くないけど、それなりに一寸した
急登が連続するコースです。

数ある【弥彦山】のコースで、このコースもを求めるハイカーで人気大です。

Dscn9072               コシノカンアオイ

Dscn9074            ユキワリソウ(オオミスミソウ)

Dscn9076           ユキワリソウ(オオミスミソウ)

Dscn9077             陽光を受けて競演

カタクリ ユキワリソウ そしてそこかしこで見られる絶滅危惧種 コシノコバイモ
眺めながらゆっくりと休み休み1時間半程度で【弥彦山】山頂。

Dscn9081              コシノコバイモ

コシノコバイモ≠コバ芋 ⇒ 正解 越ノ小貝母 (花の形状)
P1010199

P1010202

この花を見る目的で関東圏始め他県からも大勢の方が来られます。

【弥彦山】  山頂は越後一宮 弥彦神社奥の院 御神廟。
二礼四泊一礼の作法にの則り参拝 (勿論 お賽銭も収めて)
Dscn9078              御神廟玉垣(瑞牆)脇のブナ

今年はブナも豊作!?(熊さんもあんまり里へ下りてこない?)

いつもの通り、手作り豪華ランチ?& は、縦走路沿いの<能登見平>

西欧人ではないけれどランチタイムは、せかせかせずに1時間以上。

Dscn9079              フラワーロードを雨乞山に向かって下山

Dscn9080              キバナノアマナ

三山縦走路雨乞山手前から左折し、きつい傾斜の登山道を下ります。
ユキワリソウ カタクリ コシノコバイモ エンゴサク・・・etc 観ながら 

PM 01:40 八枚沢

Dscn9082            う~ん 爽やか 気持ち良い~

“花々”のみならず越後人にとっては気持ちも晴れ晴れとするお天道さま。
Tさんグループは長岡 ジィ~ジは新潟 又の山行約してお別れです。

膝・腰少々(かなり?)痛くても歩ける幸せ改めれ思い知らされます。 感謝  030

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2015年4月 4日 (土)

山友と春の妖精嘆賞【角田山】

例年3月の中旬過ぎから雪解けとともにユキワリソウ(オオミスミソウ)が先ず開花。
更にカタクリ、キクザキイチゲ ショウジョウバカマ コシノコバイモ ニリンソウ 等
“春の妖精  Spring Ephemeral ” と呼ばれる可憐な花々が次から次・・・

と言うことで三日にあげず?今日は角田山 明日は 弥彦山 昨日は国上山・・

新潟r月27日(金)

この日は長岡のTさんグルー(五名)が【角田山】へ、 ジィ~ジ達は三名。

午前 10時角田浜にて待合せ 10時10分~15時 花三昧

コースは“桜尾根”~“此の入(中間)”~“桜尾根”~山頂~“宮前” 
【角田山】飽きもせずあっちこっち!!  のんび~り まった~り じょんのび!!

“此の入コース”ではまたまたI氏と遭遇。

I氏  「これ知っているかい?」
ジィ~ジ 「解らないねェ~」 

              ↓   ↓   ↓

Dscn9034 I氏 「これはハマハタザオと言ううんだよ!角田は海に近いから・・・」  
もうすぐ白い十字状の花が咲くらしい。 浜に咲くハタザオ
I氏 「ほらッ ここにコシノコバイモ(越乃小貝母)もあるよ」

今の時期、当たり前ながらユキワリソウも足下に幾らも見られます。

年中このコースの手入れに余念のないI氏 色々教えてくれます。

I氏から花情報をキャッチして、再び“桜尾根コース”に戻ります。

Dscn9037              桜尾根の象徴?! エドヒガンザクラ

山腹にはカタクリの花がその勢力を広げています。

優しい陽射しを浴びながら大勢のハイカーが交錯します。(殆ど中高年)

Dscn9038             Spring Ephemeral  キクザキイチゲ 後方 ショウジョウバカマ

山頂手前で二人連れのご婦人から「あらっ!」と声を掛けられます。
ブログ友 マインさんとバッタリです。勿論初めての出会いです。 記念に 1枚
マインさん記事⇒コチラ  挨拶交わしてお二人は下山。

【角田山】山頂広場でシートを広げ持参の手料理ズラリと並べランチバイキング。
  「乾杯~」  

山頂広場では数えきれないほどのグループが銘々“春”を堪能しています。

Dscn9040              山頂でマッタリ~ 1時間以上

山頂は風も無く、温かい。
我々は1時間以上ものんびり 話も盛り上がり 食べて飲んで・・・・・(毎度)

下りは“宮前コース”を選択。 春の花々も其処かしこで見られます。

柔らかな陽光を受けて、ユキワリソウは精一杯手足を伸ばし感謝している様。

Dscn9047                ユキワリソウ

Dscn9050                ユキワリソウ

Dscn9046               林床のユキワリソウ  ※ 拡大

これからの主役はカタクリ

P1010182               Spring Ephemeral  カタクリ

春の花々 飽かず眺めながら時間をかけて下山する我らです。

降雪期は連日 暗く重そうな雲が天空を覆い、冷たい風が吹きすさぶ日本海沿岸
反面 本格的な春が到来 抜けるような青空 咲き乱れる春の花々 等で
より感動大なりと思うジィ~ジです。

【角田山】 何時もながら本当に便利で有難い山。
気心知れた山仲間と気分爽快な半日を過ごせたことに感謝感謝です。

角田浜に戻るも、長岡からの折角の機会なので、車で2,3分  
日蓮上人ゆかりの ≪岩屋≫へ案内します。 
日蓮上人が佐渡へ配流にされた際、寺泊から角田浜に船が漂着。
この岩屋に住む七頭一尾の大蛇を強化されたと言う。

≪岩屋≫ 関連の記事は⇒コチラ  この岩屋では柱状節理も見られます。

≪岩屋≫ 見学・参拝して長岡の皆さんと又の約束をしてお別れです。

 ジィ~ジ 【角田山】 9-27                     028

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2015年4月 1日 (水)

(会山行)本番は寒かった。

集合時間はAM 08:00なのに20分前には殆どの参加者は既に靴を履き替え
何時でも歩きだせる体制。(※ 毎年のことですが)
集合場所は角田浜。日本海から吹き付ける風 風速2~3m?
体感温度はかなり低い!?寒い寒い 殆どの参加者雨具で防護。
(※ 面倒くさがり屋のジィ~ジは我慢=馬鹿爺

Dscn8997                           参加者集合時間20分前なのに続々集合


3月23日(月)   

【角田山三角点8ケ所巡り】 本番です。

昨年同様、平日にも拘らず参加者多数 男性19名 女性17名 計36名。
全体を把握することは困難。二グループに分け、逆方向からスタートです。

今年から新たにジィ~ジが引継を依頼したO氏が総合リーダーです。
昨年までジィ~ジが担当していた関係上、ジィ~ジと相方は一グループを
引き受けます。(最後のご奉公)

Oリーダーからの挨拶が終わり、二つのグループは反対方向へ向かってゴー
我がグループは相方先頭にジィ~ジはラストを受け持って(男性11名女性8名)

Dscn8998           海抜0m 角田岬灯台から相方先頭に  
我らは[B班]です。

“灯台コース”はアップダウンの稜線歩き。
最初の三角点 灯台(魚見山) 156m△点(4等)にタッチし、残り7個
(※ 魚見山△点は登山道から2~3m離れているので知らない人も大勢?)

[B班]2番目は“灯台コース” 途中から右へ折れ“小浜コース”へ。
Dscn9002               カタクリ(白)

“灯台コース”そして“小浜コース”には雪割草やカタクリの花が見られるものの
陽も射さず風も冷たいので下を向いたままの状態。

Dscn9003               小浜△点(4等)

小浜△点からは魚見山そして多宝山が結んで見られます。
小浜△点から往路を登り返し、“五ヶ峠コース”を辿り三番目 五ヶ峠三角点

下ったりまたまた登り返したり、モノ好きでないと参加できません。
“五ヶ峠コース”登り返して【角田山】山頂へ   
角田山山頂△点は随分昔から標石の天辺が破損(等級判別不能)

我々は角田山山頂から向陽観音堂△点へ向かいます。 五番目です。
向陽観音堂△点(2等)にタッチして再び【角田山山頂】に向かいます。

3月3日の下見、更に昨年までの実施結果が功を奏し、計画書通り昼食は
【角田山】山頂で・・・・
反対コースからスタートしたAグループもBグループより2分違いで到着。
少し早目のお昼とします。

081                B班

079              A班

山頂を吹き抜ける風が強く、寒さを覚え長居は出来ないので計画より15分程
お昼時間を短縮し、[B班]この日の最大難所 福井山三角点を目指し、山頂から
激下り‘ホタルの里コース’を辿ります。下りの所要時間約37分。
問題はお昼も食べ終え、身体が重くなっているうえ、疲労が蓄積しているので
福井山三角点から【角田山】山頂への急登の登り返しが問題なのです。

胸突き8丁!!

Dscn9016              登り返し最後の休憩 

‘五りん石コース’合流点で最後の休憩、山頂への急登に英気を備えます。

息を切らし喘ぎながら力を振り絞って20分程登り【角田山】山頂到着。
(この日何度目の山頂だろう?)

山頂からは残すところ2点 共に“宮前コース”沿いに設置されてます。
【角田山】にしては珍しいところどころ岩稜痩せ尾根の危険な登山道を
注意しながら下ります。ロープも張られて助かります。

時おり日本海から雪を伴った風が横殴りに吹きつけ寒さが堪えます。
それでも山好きの連中にとってはよりもまし!

鞍部から少し登り返せば八ヶ所巡りのラス前 宮ノ平△点Dscn9023                  ユキワリソウ

“宮前コース”は春の花が沢山見られるコース
。雪割草 オウレン キクザキイチゲ コシノカンアオイ ショウジョウバカマ・・

残すは1カ所 “宮前コース”登山口の直ぐ近く、登山道からは離れているので
知らない人が殆どと思われますが 焼峰△点 44.5m(4等)

かくして≪角田山三角点八ヶ所巡り≫ COMPLETE!!

降水確率の高かった予報が少しいい方に外れ?“宮前コース”登山口付近では
雲間にところどころ青空も見られるように ホッ!

あとはまでR402に沿ってテクテク、テクテク。。。。。

PM 03:28 角田浜

[B班]到着のおよそ1分後 [A班]も角田灯台から到着。
昨年同様 両グループ ぴったり合わせた如し!

PM 03:34 解散式

Dscn9027              ジィ~ジの後引き継いでくれたOリーダーの挨拶

両グループとも誰一人足を引っ張る参加者も出ず、無事に予定通り計画完遂。

来年からは完全にOリーダーに引継、会の伝統山行継続できることに安堵。

(※ ジィ~ジの記憶と記録に依ればこの会山行コース、1996年3月2日
現在 神奈川県在住のT夫妻が初めて実施、その後4,5年継続、その後
10~12年間は別のT元リーダーが引継、そしてここ2年間 Tリーダーの辞任に
因りジィ~ジが伝統会山行の灯を消すわけに行かないとジィ~ジが担当)

当日 [A班]参加 Nさんの会HP掲載の寄稿レポは⇒コチラ

 ジィ~ジ 【角田山】 9-27                 027

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以下 参考当日のコースタイム
 

≪コースタイム≫
〔B班〕
角田浜P(8:00)…灯台登山口(8:10)…魚見山△(8:27)…小浜△(9:40)…
五ヶ峠△(10:25)…角田山頂△(11:13)…向陽観音堂△(11:22) …角田山頂
(11:32-12:07)…福井△(12:44)…角田山頂(13:40)…宮ノ平△(14:11-14:16)
…焼山△(15:09)…角田浜P(15:28)

[A班〕
角田浜P(8:00)…宮前登山口(8:25)…焼山△(8:29)…宮ノ平△(9:22)…
角田山頂△(9:58-10:10)…福井△(10:44)…角田山頂(11:34-11:40)…
向陽観音堂△(11:45-12:20)…五ヶ峠△(13:06)…小浜△(13:57)…魚見山△
(15:05)…灯台登山口(15:23)…角田浜P(15:29)

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