« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »

2014年8月

2014年8月28日 (木)

執拗に【弥彦山】

ドバーッ と吹き出る汗でヘロヘロになったばかり、    

おまけに目的の“花”も見つけることが出来なかったのに・・・・
意外に?ジィ~ジはシツッコイ性格かも。 

一日置いて、またまた【弥彦山】へ

8月23日(土) 

AM 9:25 表参道登山道 茶屋

Dscn6292            薪でお湯を沸かしている煙がたなびく

今回は相方と、更に前日に弥彦で目的の花を見てきたばかりのN女史に無理やり?
案内をしてもらうため、連荘にもかかわらず同行依頼したジィ~ジです。 (強引)

前々日と違い、午前と言う理由?ムシムシ度合が若干低い感じ!

前日 目的の“花”を見てきたばかりのNさんの案内なので、登山道の脇で
あっけなく発見。 

Dscn6294              ナツエビネ(夏海老根)          ※ 拡大

Dscn63111                      ※  拡大

 環境省絶滅危惧Ⅱ類 VU

前々日、キョロキョロ歩きのジィ~ジは全く見ることが出来なかった“ナツエビネ”
登山道の直ぐ脇で僅か一株なれど陽を浴びて咲いています。

(前々日、ジィ~ジの目は何処を見ていたのでしょう?注意力散漫 反省)

盗掘されずに来年も観れる事、切に願う我らです。

まずは最大の目的 あっさりと達成! 当たり前!!

そして、その場から10分程さきの場所で 第二の目的の“花”確認

050            アケボノシュスラン(曙繻子蘭)         ※ 拡大

アケボノシュスラン(曙繻子蘭)、花期は通常8月から9月。弥彦は標高も低い所為か?
既に終りに近い、周辺に数多くの株が見られるも花芽を持っている株はほとんど見られません。
(咲年 不咲年が有るのでしょうか?)

(7合目水場先の山裾)

暑い最中、連荘で案内してくれたNさんのお蔭で、二つの目的達成です。

8合目付近まで到達しているので、目的達成したとはいえ、さっさと下山するわけにも
行きません。当然のごとく山頂、弥彦神社奥の院(御神廟)目指します。

AM 10:50-11:00 弥彦山山頂(634m)

Dscn6301            良寛さま縁の国上山と蛇行する信濃川

Dscn6302            波静かな越佐海峡と佐渡島

Dscn6303           633.8m 新潟市最高峰多宝山(十宝山)と新潟平野

Dscn6304               イヌトウバナ (犬塔花)

AM 11:08-11:50 9合目 レストラン前ベンチ

山頂は暑いので、日影のレストラン前のベンチで簡単ランチを採る我らです。
ロープウエイでファミリーや観光客、若いカップル・・・多くの方が行き交います。

下山は勿論 往路を辿ります。

Dscn6305              ボタンヅル (牡丹蔓)

Dscn6307               ヤマノイモ (実) (薯蕷 山の芋)

Dscn6308               ヤマノイモ (花)

Dscn6309            キンミズヒキ (金水引)

Dscn6299             オクモミジハグマ? (奥紅葉白熊)

Dscn6312              サジガンクビソウ (匙雁首草)

Dscn6313            ホツツジ (穂躑躅)

Dscn6315              ツルリンドウ (蔓竜胆)

Dscn6317                ハグロソウ (葉黒草)

登山道の脇に咲く“花” あちこち眺めては立ち止まりの連続、無論 ナツエビネも再確認。

PM 1:10 参拝者用

水で洗ったタオルで身体を拭い、滴り落ちる汗、びっしょりのシャツを着替え、に。

案内して貰ったとは言え、目的達成。 十分満足のジィ~ジです。

   ジィ~ジ 【弥彦山】   6-26                   80

| | | コメント (16) | トラックバック (0)

2014年8月25日 (月)

修行?【弥彦山】

暑い最中、1人で【弥彦山(634m)】のジィ~ジです。

8月21日(木) 

長岡市に住んでいる妹に会いに行くと言う相方に弥彦神社表参道登山口まで
で送って貰い、歩き始めます。

PM 1:20 表参道登山口 Ⓟ

Dscn6275_2               クサギ (臭木)
葉から薬品臭のような臭いが鼻につきます。 

Dscn6277                 ハグロソウ(葉黒草)
手のひらを合せたような2枚の苞   
葉が暗緑色で黒っぽく見える、或いは花の内側には赤褐色の斑紋があり ⇒ お歯黒 葉黒

Dscn6278               ツルリンドウ(蔓竜胆)

ジグザグに1合目 2合目 3合目 直射は無いものの風も無し、時間も昼下がり、
汗がじわじわ ジワジワ   やがてジト ジト   

歩行速度も全く上がりません。 
地元の常連さんに後ろから何人も追い越され、ヘロヘロ 汗汗   

それでも何とか6.5合目先の“里見の松”へ何とか辿りつきます。
Dscn6279               新潟平野 暑くてモヤモヤ

7合目水場で、備え付けのステンレスカップでガブガブ冷たい水を何杯も口に。

7合目まで来れば、先が読めます。

PM 2:30 9合目

Dscn6280              佐渡は見えず越佐海峡もボヤ~ッ

9合目から山頂 弥彦神社奥宮〔御神廟〕までは意外と時間がかかる坂道です。
冬期間は日本海から唸りを上げて吹き付けてくる強烈な冷風も、この時期嘘みたい。

PM 2:40-3:05 弥彦山山頂 御神廟

Dscn6281              弥彦神社御神廟

二礼四拍一礼の作法にて参拝 (勿論 何某かのお賽銭備えて)

山頂に着くや否や、ドバーッと汗が吹き出し、止まりません。  

持参のタオルでシャツの下から上から、何度も何度も身体を拭います。
吹いても吹いても汗が吹きだして際限が有りません。 300CC以上の汗!
シャツを着替えます。(周りに女性も居なかったので)

残念ながら佐渡は全く見えず越後の山並みもボヤ~ッ 

暫しゆったりと休むジィ~ジです。常連さん方は、参拝しては直ぐに下山されます。

Dscn6282          対峙する新潟市最高峰 多宝山(633.8m) バックに角田山

Dscn6283              タマバシロヨメナ(珠葉白嫁菜)

Dscn6286              ノブキ(野蕗)

PM 4:02 表参道登山口

Dscn6287               弥彦神社境内 杉林

下山時も何人もの常連方に追い越され、ヘタレ 非力なジィ~ジです。 アセ アセ!

Dscn6288Dscn6289               上段 ヌスビトハギ    下段 オオウバユリ花後

Dscn6290         この~み 何のみ? 気になる実  ♪  ♪  ⇒キブシ(木五倍子)の実

樹木の枝葉に覆われているとは言え、晩夏の昼下がり おまけに湿度も高い!
常連さんはいざ知らず、年寄非力なジィ~ジには正に‘修行’の域!?

にへなへなと座り込み、ザックを下ろし靴を脱ぎ、吹き出る汗をタオルで
拭うこと数分、用を終えた相方が到着。
エアコンの効いている車に乗り込み、一息ついたジィ~ジです。

この日、本当の目的 アケボノシュスラン ナツエビネ 探索 ⇒目的叶わず

         ジィ~ジ  【弥彦山】   5-26               79


| | | コメント (16) | トラックバック (0)

2014年8月21日 (木)

平常に戻ったので【角田山】

立秋 7日 そして盂蘭盆も過ぎ去り、改めて時の流れの速さを感ずる昨今。
このところ愚図ついた天気が続く越後新潟ですが、それでも幸いなことに大きな
被害はでていません。

一連の行事も終わり、何時もの二人だけの生活に戻ったジィ~ジです。

8月19日(火) 

久しぶりに雨の心配も無いようなので、何時もの通り二人だけの簡単朝食を終え
トレーニング兼ねて?家からで20数分 【角田山】 “宮前コース登山口”

このコース、陽の直射は浴びないものの、風も無いのでむしむし、汗が噴き出さいます。

以下 途中で見た[花][実]の一部です。  ※ 拡大します。

 Dscn6237_2 Dscn6238
(写真  左 ツユクサ   右 アオツヅラフジ(実) )

 Dscn6241 Rscn6272
(写真  左 タカサゴユリ   右 ヘクソカズラ )

 Rscn6273 Rscn6274
(写真  左 シモツケソウ   右 ヤマハギ )

このほか今の時期に見られるヤブランも多数。

 Dscn6245                       宮ノ平三角点に合目標識

6合目、7合目、8合目、9合目と何方かが標識を立てられた。

 Dscn6244  Dscn6248
(写真  左 ツリガネニンジン   右 ミズタマ )

AM 9:00 角田山山頂

Dscn6249_3                 賑やかな集団

お助けロープが張られた最後の急登、息を切らしながら登り切り山頂広場に近づくと
賑やかな集団の声が聴かれます。聞き覚えがあるような声も・・・

矢張り所属する山の会のメンバーです。 総勢12名?
聞けばたまたま2グループ、そして単独行の男性会員が偶然 一緒になったとか・・・
1グループはやがて下山。

ジィ~ジと相方、御姐さんさんグループと暫し雑談交わします。
水とコーヒー用のお湯、笹団子だけのジィ~ジと相方、御姐さんグループから
手作りの品、あれやこれやと差し入れを頂戴します。

結局、小一時間もの長逗留になってしまいます。

ジィ~ジと相方 御姐さん方に挨拶して“向陽観音”へ行ってみます。

Dscn6251              靄~ッ  展望叶わず

飯豊連峰は勿論、川内山塊越後の山並みも定かに見る事が出来ません。
一旦、山頂へ戻り往路を下山するジィ~ジと相方です。

Dscn6253                     痩せ尾根下山する相方

たかが【角田山】、されど【角田山】 両側が切れ落ちた要 注意箇所も有ります。
若い時と異なり、踏ん張る力が各段に落ちています。 i慎重に 慎重に!

 Dscn6250 Dscn6254
(写真  左 ホタルブクロ   右 テンニンソウ )

 Dscn6255 Dscn6257
(写真  左 ヤマニガナ   右 シラヤマギク )

 Dscn6260_2 Dscn6263
(写真  左 ツルリンドウ   右 オトコエシ )

下山時は少し風も吹き、暑さも少し和らいだ感じを受けます。

Dscn6259                  ? ?

季節は既に秋、真っ白な大きな(径 15センチ以上〉茸も見られます。

下山途中、山頂を目指す登山者、4,5人とスライドします。

AM 11:30 宮前登山口

足下の花々を眺めながらの山歩き、心身リフレッシュできたジィ~ジです。
毎度のことながら【角田山】 有難い良い山です。 (感謝)

 ジィ~ジ  【角田山】    25-26                  78

| | | コメント (14) | トラックバック (0)

2014年8月16日 (土)

盂蘭盆はキツネノカミソリ【角田山】

早春に水仙のような狭長の葉を球根から直接出すものの、不思議?なことに夏草が
生い茂る時期には一旦、その葉を落としてしまう。 
ところがお盆前後頃に、花茎を数十㎝伸ばし、先端で枝分かれした先に、幾つかの
橙色をした6弁の花弁を持った花を咲かせる。

まるで狐に騙されたかのような変身。
狭長の葉は日本剃刀に似たり。 オレンジ色の花はキツネの毛皮の色に似たり!

依って名付けられた? キツネノカミソリ  

8月13日(水) 

キツネノカミソリ  越後新潟の山で見られるのは【角田山】だけ!?
それも10コースほどある中で不思議なことに〔浦浜コース〕付近のみ(多分)

地獄の釜も休むと言う日に 物好きジィ~ジ 単独で 

草いきれむんむんとする藪っぽい急登の階段状登山道を10分ほど進めば・・・

Dscn6154                浦浜コース登山口付近

早速、今年最初の キツネノカミソリに御目文字です。

Dscn6159

次から次と

Dscn6167

このコース北側斜面は〔キツネノカミソリ〕でオレンジ色に染まっています。

Rscn6197              山裾に向かってオレンジ色の花が拡がって

キツネノカミソリと同時期に、同じように周辺でヤブランも其処かしこで見られます。

Dscn6161

Dscn6185            ヤブラン 足下に群生

一本調子の少し急な道を汗を流しながら登れば・・・ (登山口から40分程)
話には聞いていたけど、昨年まで有った東屋が解体されて片づけられています。
(古くて倒壊の危険性が高い為?)

Dscn6169              東屋は解体され、残されているのはベンチのみ

更に少し進めば〔五ヵ峠コース〕との合流。

Dscn6170                  ツリガネニンジン

この付近まで来るといつの間にか?“キツネノカミソリ”は見られなくなっています。

AM 9:48-10:10 角田山山頂

山頂ベンチで陽を避け、水分補給、持参の笹団子で小腹を満たし、休憩。
で来ているので、往路を戻ります。

Dscn6173                木漏れ日

時折、そよ風も吹き付け、直射を受けないので意外と涼しさも味わえます。

木製階段、湿った粘土が付着しているので、少々滑りやすく要・注意。

滑らないようにゆっくり下り、周りをキョロキョロ

Dscn6175                                ? ? リョウブ

Dscn6162                      オトコエシDscn6177               シラヤマギク?

Dscn6182                 ヤマホタルブクロ

Dscn6186                         オカトラノオ花後

勿論。“キツネノカミソリ” も

Dscn6187
Dscn6188

Rscn6196

Dscn6190                         ノブキ

キンミズヒキもあっちにこっちに。。。

Dscn6191

Dscn6192                      キンミズヒキ (アップ)

AM 11:15 浦浜登山口

Dscn6193            車内が蒸し風呂状態 車の扉 窓開け空気入れ替え

R402 日本海夕日ライン 
角田浜は、お盆と言うこともあり、ファミリーで大賑わい 海水浴にキャンプ

Dscn6194Dscn6195               カラフルなテント100張り以上。

【角田山】は近いので年回20回以上、しかし〔浦浜コース〕はこの時期1回のみ。

今年もお盆にキツネノカミソリ見ることが出来たジィ~ジです。

ジィ~ジ 角田山    24-26                     77 

| | | コメント (18) | トラックバック (0)

2014年8月11日 (月)

三日目念願成就【黒部五郎小屋→折立】

Dscn6068                        ご飯は大盛りお代わり2膳   黒部五郎小舎朝食MENU

黒部五郎小屋の朝食はAM4:30~ 
既に朝食を弁当にして早立ちした方も数知れず。
されどジィ~ジは、しっかりと腹に!

2泊3日目の最終日 有難いことに天気は   全く問題なし!

7月30日(水) 

AM 5:00 黒部五郎小屋

Dscn6069           小屋前 皆さん出立の準備 其々何処へ向かうのでしょう?

ジィ~ジと相方 この日の予定
黒部五郎小屋⇒黒部五郎岳⇒北ノ俣岳⇒太郎兵衛平⇒折立 CT=11時間

Dscn6074              目的の【黒部五郎岳】 朝日を浴びて赤く輝いて

ジィ~ジと相方は黒部五郎岳カールコースを選択です。
今回の目的は19年ぶりに【黒部五郎岳】カールを楽しむこと。

Dscn6075              黒部五郎岳のカールの様子が徐々に  ※ 拡大

P10004481           カールとお花畑

P1000450                至る所 雪解け水が沢になって

カールの至る所から流れ出る雪解け水は、黒部川の支流五郎沢に注がれます。
勿論、ジィ~ジは口にします。19年ぶりカールの水は極旨!!

Dscn6084                      紺碧の空と黒部五郎岳カール   これが見たかった!

元気で歩けるうちに如何してももう一度と願っていた黒部五郎のカール
ゆっくりと眺め、楽しむジィ~ジです。  今回のMISSION達成。 COMPLETE

充分にカールを満喫し、トラバース道を黒部五郎岳山頂へ向かいます。

P1000454               黒部五郎岳=日本百名山&花の百名山

AM 7:22 黒部五郎岳肩  ※稜線コース カールコース 北ノ俣岳分岐

P1000459                山頂、縦走路分岐 槍ヶ岳・穂高

山頂までは15分足らず、空身で向かいます。

AM 7:37-7:47 黒部五郎岳山頂(2840m)

P1000460             2,840m 黒部五郎岳山頂記念の1枚

Dscn6099            剱岳 立山   中央奥に白馬 (山頂より)

Dscn6101           槍ヶ岳 奥穂高 この先黒部五郎岳稜線コース (山頂より)

Dscn6100                カール俯瞰     (山頂より)

山頂からの絶景を楽しみ、へ下ります。

Dscn6103                    肩へ下る相方

下山は長い長い稜線歩きが待ってます。 (上記写真)

AM 7:55ー8:00 黒部五郎岳の肩

カールや山頂で、のんびり楽しんでいたら既にCTより1時間近くオーバー

黒部五郎岳の肩からザレ場の歩き辛い急登を高度差約200m下ります。

AM 8:40 2578m峰

この付近から黒部五郎岳に向かう登山者がちらほら見られるように・・

Dscn6107           高度差100mほどのアップダウンの長い稜線歩きが続く

たおやかな稜線漫歩なれど距離は半端なく長いのです。
黒部五郎岳を目指す登山者とスライドする回数が増えてきます。

AM 10:00 赤木岳 2622m

Dscn6112               岩ゴロゴロの赤木岳 

ピークと言うことは、この先は下りが待っている。

Dscn6113              少し下ってまたまた登り返しが待っている

Dscn6114            薬師岳が近づいて

AM 11:00-11:35 北ノ俣岳

Dscn6117              北ノ俣岳山頂周辺

山頂で腰を下ろしお昼とします。 
アルファー米 赤飯  (想像していたより旨し)

Dscn6118               ハクサンイチゲの群落と雪渓

北ノ俣岳の周辺は、ハクサンイチゲの大群落になるのですが、雪解けが遅く、
この時期でもまだ咲き始め状態。 相方の思い入れのある場所なのです。

お昼を終えて、“太郎平”へ向かいます。 太郎平の近くは木道が敷かれています。
ヘリのプロペラ音が近づいてきます。
「遭難事故発生?」  どうやらそうではないようで。

Dscn6123             富山県警のヘリから隊員が一人降りて

PM 1:00-1;35 太郎平

Dscn6128                 太郎平小屋

天気に恵まれた2泊3日の山歩き 余韻を楽しみながら、コーヒーや甘味を口に
マッタリと大休憩。   (太郎平小屋でお湯購入 ¥100)

あとは折立への長い下りを辿るだけ。
傾斜は緩いものの、大小の岩欠片でそれなりに歩き辛い。
疲労感も加わり膝にも負担が掛り、歩行速度が落ちるジィ~ジです。

PM 2:17 五光岩ベンチ(2196m)

Dscn6129                 五光岩標識

三角点ベンチまで頑張ろう・・・・  
三角点ベンチからは再び膝に負担が掛る急勾配の道が待ってます。

PM 3:55 第一休憩ポイント

Dscn6131                何代目? アラレちゃん

ゴールまで残り少ないのが解れば解るほどゴールまで遠く感じてしまう、ヘタレな
ジィ~ジです。最早 疲労困憊。

騙し 騙し 最後の?気力を振り絞り・・・・・

PM  4:36 折立ヒュッテ休憩所

Dscn6135                 折立ヒュッテ休憩所

併設の水場でジャブジャブと顔を洗い、汗ばんだ身体を拭い、そして登山靴も洗います。
 終わった~ やった~ 

カールや山頂、太郎小屋等々の大休憩入れて11時間半 !
良く歩き通すことが出来たもの この年寄りが!!  満足 大満足

広いも三日前とは少し様子が異なり、駐車スペースも見られます。
ザックを車に、靴を履き替え、に乗り込みます。

県道有峰林道を  
突然  相方が「アッ」と声を上げます。 「カメラ カメラ」
見れば  の前を真っ黒な物体が! それは親熊とそれに従う2頭の小熊です。
 間に合わず!!  寸でのところで小熊を撥ねるところ

有峰林道料金所をでて、三日分の汗を流すべく亀谷温泉 白樺ハイツに立ち寄り。
大浴槽 露天風呂に身体を横たえ、三日間を思い起こすジィ~ジです。

帰路は敢えて、下道利用 R8を辿り、キトキト寿司 黒部店で夕食とします。
(残念ながらは我慢)

北陸道をゆっくり走りながらも新潟西IC到着は11時前に着きそう。
費用節約の為、ETC深夜割引適用、〔黒埼PA〕で1時間 車を止め仮眠。
日を跨いで無事 帰宅。   最高の3日間過ごせたジィ~ジです。    76

        ♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

この日に見られた花の一部です。

 P1000465P1000470P1000473
(写真 左 イワギキョウ  中 ミネズオウ  右 コイワカガミ)

 P1000474Dscn6109Dscn6110
(写真 左 ハクサンイチゲ  中 ミヤマアキノキリンソウ  右 ミヤマリンドウ)

 Dscn6111Dscn6119Dscn6120
(写真 左 イワイチョウ  中 ミヤマキンポウゲ  右 ハイオトギリ)

 Dscn6122P1000477Dscn6125
(写真 左 ウサギギク  中 エゾシオガマ  右 ヤマハハコ)

 P1000480P1000483P1000484
(写真 左 オンタデ  中 キソチドリ?  右 チングルマ)

 P1000481Dscn6127Dscn6133
(写真 左 ヨツバシオガマ  中 ニッコウキスゲ  右 ギンリョウソウ)

 P1000486P1000491P1000493
(写真 左 ミヤマママコナ  中 タケシマラン(実)  右 ツルリンドウ)

                                        (完)   

| | | コメント (22) | トラックバック (0)

2014年8月 9日 (土)

二日目絶景 大感激【薬師沢小屋→栗部五郎小屋】

Dscn5973 傾いている〈薬師沢小屋〉での朝食を終え,目的成就に向けて気を引き締めます。
幸い予報通り  晴れると気分も高揚!

7月29日(火) 

AM 5:30 薬師沢小屋

小屋前の吊橋を渡り、梯子を使い、一旦黒部川の川床へ下ります。
直ぐ【高天ヶ原】 【雲の平直登】の分岐に出ますが、我らは【雲の平直登】
向かいます。 この日のCTは約11時間 頑張ります。

Dscn5974_2 Dscn5975_2
垂直に近い鉄梯子を慎重に降りる。

降雨の場合は吊橋を渡り、高巻きをしますが危険性極めて大。

Dscn5976 Dscn5977
高天ヶ原 雲の平分岐 

ジィ~ジと相方は長い長い、ほぼ垂直の鉄梯子に取付きます。

鉄梯子から先は、苔むした大岩ゴロゴロの天を突くような急登の道が続きます。

Dscn5978               実はすごい急登なんです。

19年前、3泊4日の最終日 【雲の平】からこの滑りやすい岩ゴロの急な道を難渋
しながら 嫌だ 嫌だと下ったことが思い出されます。
今回は登りに利用なので、若干気持ちも楽です。(上りがお薦め)
※ 薬師沢小屋からアラスカ庭園まで約1時間半ほど

息を切らしながら一気に高度を450mを上げると、漸く傾斜も緩くなり、一息つけます。
やがて登山道は長い木道に変わり、オオシラビソ コメツガなどの樹林帯の隙間から
薬師岳、そして目を転ずれば黒部五郎岳が間近に見られるように・・・ 森林限界!?

Dscn5981              薬師岳

やがて道は木道に変わり、周辺はハイマツと足下にはチングルマ ハクサンイチゲ、
イワカガミなどのお花畑となります。 既に【雲ノ平】の一角に入っています。

最初はシラビソ林が見られるアラスカ庭園

Dscn5986            チングルマと木道

P1000392              黒部五郎岳と左後方に笠ヶ岳

Dscn5994               槍ヶ岳も穂先を表して

周辺の景色に合せ(奥日本庭園)(アルプス庭園)(ギリシャ庭園)(スイス庭園)
等、次から次と標識が見られます。

P1000401_2             笠ヶ岳(2897.5m)の優美な姿

この辺りから“水晶小屋”から下山の登山者とスライドします。

P1000399               奥日本庭園付近からの水晶岳(黒岳)

P1000402          奥日本庭園付近からの黒部五郎岳

P1000404            奥日本庭園付近からの赤牛岳(後方左から2番目のピーク)

P1000409            アルプス庭園付近雲ノ平山荘間近に

AM 8:40ー9:05 雲ノ平山荘 ≒ 2,650m

P1000412              2010年新装なった〈雲ノ平山荘〉

19年前 3泊4日の山旅 最終日 以前の(雲ノ平山荘)に宿泊したジィ~ジです。
前の山荘より全体にスケールアップしたとのこと。
内部も未だ木の香がするような清潔感溢れる仕様 出来具合
出来る事なら今一度 泊まりたく思えるような造作です。

ここまでCT4時間のところ、写真撮りとり3時間10分 まずまず?でも先が長い。

[雲ノ平]は、黒部川と支流の岩苔小谷に挟まれた2,500~2,700mの日本で一番高い
溶岩台地で面積は25万㎡。北アの最深部 “最後の秘境”と呼ばれます。

ベンチに腰を掛け、温かいコーヒーで喉を潤し、まったりと四方を眺め大休憩。

まだまだ行程の半分に満たないので再び出発です。

Dscn6025                ギリシャ庭園付近 山荘が天空の城のように

Dscn6028              水晶岳(黒岳)バックにおどけるジィ~ジ

Dscn6030             スイス庭園に向かう相方

Dscn6032_2             スイス庭園からの水晶岳立山方面  ※ 拡大

Dscn6035             残雪歩きも心地良い

この先を回り込んで少し進めば。

AM 10:20 祖父岳分岐

雲ノ平を形成した祖父岳(2852m)、今回はパスして先を急ぎます。

Dscn6042               三俣蓮華岳(2841.2m) バックに笠ヶ岳

Dscn6039                 行く手には 槍・穂高

Dscn6043                日本庭園付近、第一雪田 第二雪田が続きます。

P10004301              槍ヶ岳三俣山荘  ※ 拡大  稜線上に三俣山荘

【雲ノ平】もほぼ端っこ、雪田の先で簡単なお昼を取ります。

AM 11:30 黒部源流 下り開始

Dscn6047_3                 黒部川源流へ激下り (途中)  ※ 拡大

P1000433                激下り途中

黒部川源流まで高度差250m強、ジグザグに切られた道を下ります。(膝に負担が)
下りきれば再び稜線上の三俣山荘への登り返しが必要です。

PM 0:05ー0:10 黒部川源流

P1000434                    源流渡渉するジィ~ジ

Dscn6048 Dscn6049

黒部源流 黒部川水源地標

19年前は黒部源流の一滴を求め支流の岩苔小谷へ行ったのです。

黒部川源流、この付近至る所に支沢が見られ源流に向かって清冽な水が
音を立て流れ込んでいます。

黒部源流からは三俣山荘へ再び300m弱ほど登り返さねばなりません。

PM 0:50 三俣山荘 ≒ 2,550m

Dscn6054              三俣山荘 後方は鷲羽山(2924.2m)

(19年前 2日目黒部五郎岳を越えここで2泊目を過ごしたジィ~ジです。
翌日は鷲羽岳、水晶岳、黒部の一滴 雲の平山荘で宿泊。)

またまた再び三俣山荘からは登りが始まります。

Dscn6056            三俣山荘の赤い屋根が眼下に 鷲羽岳の稜線そそられます。

Dscn6057             急斜面に切られた雪のステップを登って

PM 2:15 巻道分岐 

Dscn6059                 巻道分岐

三俣山荘 三俣蓮華岳 黒部五郎小屋 分岐です。
ジィ~ジと相方は黒部五郎小屋を目指します。

三俣山荘から黒部五郎小屋まで古いエリアマップではCT2時間 新版で2時間30分
これは距離から言っても少々キツイ設定と思われます。
薬師沢からのスタート、激登り 激下りも何カ所も・・・疲労感覚えます。

2661m峰から最後の下りとなります。

Dscn6062                  漸く黒部五郎小屋が遥かに

折角 頑張って登ったのに小屋は鞍部 つらい辛い最後の下りです。

   ※ 雲ノ平山荘 三俣山荘 水晶小屋は系列会社 参考 ⇒ コチラ

PM 3:20 黒部五郎小屋 ≒2,350m

Dscn6065                黒部五郎小屋

増築され19年前より随分拡大されています。
腹積もりでは遅くても2時半過ぎには小屋へ着くだろうと・・・大きな誤算

黒部五郎小屋HP⇒コチラ

結局 薬師沢小屋から休憩入れて10時間要したことになります。

ジィ~ジと相方 夕食は1回戦5時から まだまだ夕食には間があります。

P1000439                  ヤッパリ生でしょう! ジョッキ片手のジィ~ジ

黒部五郎岳から三俣方面から続々と到着です。 小屋前でゆっくりと寛ぎます。

Dscn6067                    夕食MENU 揚げたて天麩羅

小屋は次から次と宿泊者が到着。大賑わい。
それでも指定された部屋にはジィ~ジと相方入れて7人。(混雑時20人用)

19年ぶりの【雲ノ平】 大景観と花々をたっぷり堪能 大感激したジィ~ジです。

翌日は最終日。 もう一つの目的 【黒部五郎岳カール遊び】楽しみです。75

                         

  ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:* ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

この日に見られた花々の一部です。

 P1000390 P1000395
(写真  左  ベニバナイチゴ   右  ミネザクラ)

 P1000416 P1000417
(写真  左  ハクサンフウロ  右  ヨツバシオガマ)

 P1000418 P1000427
(写真  左  キバナシャクナゲ  右  チングルマ&イワカガミ)

 P1000428 P1000432
(写真  左  ミヤマキンバイ  右  シナノキンバイ)

 Dscn5985_2 Dscn6012
(写真  左  オオヒョウタンボク  右  クロユリ)

 Dscn6015 Dscn6017
(写真  左  アオノツガザクラ  右  ハクサンイチゲ)

 Dscn6053 Dscn6060
(写真  左  オンタデ  右  ミヤマダイモンジソウ)

 Dscn6061 Dscn6064
(写真  左  ミヤマダイコンソウ  右  キヌガサソウ)

| | | コメント (20) | トラックバック (0)

2014年8月 7日 (木)

初日は≪折立~薬師沢小屋≫

年重ね残された限られた人生、1年でも2年でも少しでも長く趣味の“山歩き”が
出来ればなぁ~と願うものの確実に体力・脚力は逓減の一途を辿っています。

「アルプス等の大きな山は今年が最後かなぁ~」 
「無理だったらもう一泊増やせば良い」 ・・・・

ジィ~ジはここ2,3年 昔を思い出し、もう一度行きたいと願っていた【黒部五郎岳
昨年も一昨年も天候状況芳しくなく【北ノ俣岳】で途中撤退。 

【黒部五郎岳】【雲の平】 実に19年ぶりのChallengeなのです。

そして今年 相方と同行二人旅です。  
同行二人=本来の使い方は四国巡礼における弘法大師との一人旅

7月28日(月) 

AM 8:00   折立 登山口 (1365m)

Dscn5930_2              登山者で賑わう 折立 薬師岳登山口

ETC深夜割引適用すべく4時少し前に新潟西IC通過、北陸道をひた走り立山ICへ。
更に県道を立山に向かい小見から県道有峰線で折立へ (通行料 ¥1900)

広大なも、ハイシーズンの所為か?全国から  で満車状態。
如何にかこうにか、狭いスペースに車を止めて出発準備。

登山口から直ぐの(十三之塔慰霊碑)に頭を垂れ、歩き始めます。
※ 昭和38年1月 愛知大学山岳部13名遭難 慰霊塔

樹林帯の中に切られた急登の道を登り始めます。
クロベや立山杉の巨木が周りを取り囲んでいます。
休憩ポイント何代目?[アラレちゃん]もスルーして三等△点迄、頑張ります。

Dscn5934               立山杉の巨木がお出迎え

AM 9:20ー9:30 三角点ベンチ (1871m)

Dscn5936               三角点ベンチ  多数の登山者が休憩中。

三角点(1871m)  ここまで1時間20分 約500m登りあげた勘定になります。
急登の登山道もほぼここまで、あとは開けた傾斜の緩い石畳み状の道に変わります。

三角点休憩ポイントから太郎平迄、残り4.4キロ

Dscn5941              こんな感じの登山道が太郎平まで続く

道は広いものの大小の岩がゴロゴロ、結構歩き辛いのです。

視界が開け、左手に【薬師岳】、そして右手の後方下に【有峰湖】が望まれます。

AM 11:27-PM 0:05 太郎平

Dscn5945               太郎平 (2329m) 太郎平小屋

ここまで3時間半弱、途中で約40人ほど追い越して、太郎平に到着。
この年にしてはまぁまぁ頑張ったかなと自己満足に浸るおバカなジィ~ジです。
持参の菓子パンでお昼とします。

突然サングラスをかけた男性から声をかけられます。サングラスを外して
「Hさん、久しぶりですね。Kです。」 所属する山の会の男性会員N・K氏です。
聞けば この日は≪雲の平小屋≫まで行って、翌日は【赤牛岳】の予定とか・・・
ジィ~ジより若く体力が有るK氏であれば特に問題は無いと思われます。
挨拶もそこそこにk氏は早々に先へ向かって 

ジィ~ジと相方、小屋周辺の花々を眺めたり、水晶岳、鷲羽岳、ワリモ岳 三俣蓮華岳
山座同定しながらゆっくりと休んでから先へ向かいます。

Dscn5950            薬師沢方向俯瞰

P1000373              振り返れば太郎平小屋の赤い屋根P1000376               薬師岳の山並み

Dscn5952             ハクサンイチゲ咲き誇る山肌

途中、梯子もかけられた激下り箇所も・・・太郎平から約高度差300mも下ります。

Dscn5963              薬師沢 (2074m)

Dscn5968                笹原に切られた木道

ここから約 100m下れば、カベッケ原に、そして眼下に薬師沢小屋の屋根が見えます。

PM 2:15 薬師沢小屋 (1912m)

Dscn5970               薬師沢小屋入口

宿泊手続き済ませ、指定場所にザックを下ろし、小屋の外のテラスでまず一杯 

P1000385               生は無いけど薬師沢の冷たい水で冷やされたビール

を飲みながら、信州松本で働いている若い二人の女性に、新潟の山のPR。。。

P1000386                     小屋前の吊橋

明日の朝一番、この吊橋からスタートせねばなりません。

Dscn5972             夕食MENU

夕食は小屋到着も早いので5:00からの1回戦。
小屋はほぼ満員 5時頃に到着する登山者も・・・
ジィ~ジと相方 翌日は【雲の平】 宿泊客の中には【高天ヶ原】へ向かう人も
かなり見られます。

蚕棚状の寝場所 上段なれど大の字になってもOkほど余裕あり。(満足)
但し 薬師沢小屋岩の上に置かれているだけの小屋、完全に数度傾いています。
窓も上下で数ミリの隙間有!!

入口受付の柱の脇に、ただいまの傾き度として表示有。(笑)
長丁場の翌日に備え、早々に床に入るジィ~ジです。  

薬師沢小屋で泊まるのは初めて、19年前3泊4日の最終日、≪雲の平小屋≫から
折立まで一気に下ったのでした。

             ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

この日に見られた花の一部。

 Dscn5935 Dscn5939
(写真  左 ミヤマママコナ   右 キンコウカ)

 Dscn5944 Dscn5947
(写真  左 シロバナタテヤマリンドウ   右 ヨツバシオガマ)

 Dscn5948 Dscn5949
(写真  左 ミヤマキンポウゲ   右 ハクサンイチゲ)

 Dscn5953 Dscn5958
(写真  左 ツマトリソウ   右 ミヤマリンドウ)

 Dscn5959 Dscn5964
(写真   左 ミネズオウ   右 キヌガサソウ)

 P1000375 P1000382
(写真   左 イワアカバナ   右 ムシトリスミレ)

P1000380                  オタカラコウとアサギマダラ

Dscn5938              ニッコウキスゲとエゾシオガマ

 Dscn5966 Dscn5969
(写真   左 ミズバショウ   右 ニッコウキスゲ)

※ 上記 花の写真全て拡大します。  

| | | コメント (18) | トラックバック (0)

2014年8月 4日 (月)

迷った挙句【至仏山(2281m)】

北の大地 北海道の山歩きから戻り、相方は後始末含め諸事雑多。
瞬く間に一週間が過ぎ去っていきます。
1週間も歩かないと高齢者にとっては足が萎えそうで不安なのです。
空模様の良さそうな所をあちこち調べ、最後の選択は【至仏山(2281m)】

7月26日(土) 

沼田ICから尾瀬戸倉第2  ※ マイカー規制中  
Ⓟ料金 ¥1,000 乗合タクシー 戸倉⇒鳩待峠 930 鳩待峠⇒戸倉 930
尾瀬の自然保護に莫大な費用が掛かることは頷けるものの、
Ⓟ 料金 1,000円まで徴収は乗合タクシー代も支払うのに些か酷では?
つまり¥3,000弱必要
御池のⓅ料金は当然と納得できるけど・・・       ※ 個人的見解です。 

Dscn5859               AM 8:00 戸倉第2Ⓟの様子

乗合タクシーで鳩待峠へ    戸倉から約25分

Dscn5860               鳩待峠の様子

全員 “山の鼻”に向かっていきます。  尾瀬ヶ原散策かなぁ~?

AM 8:30 鳩待峠

鳩待峠から【至仏山】に向かうのは我らだけ!【至仏山】まで4.5キロ。

しばらくは傾斜の緩い広い登山道、そして抉られたような狭い道が・・・

※【至仏山】所属する山の会で過去、会山行リーダーも務め、個人的には
残雪期から新雪舞う小屋終い頃まで都合10回以上歩いています。

道端には早速、何種類かの花が見られます。

Dscn5863              まずは タニギキョウ

歩き始め45分程、木道の上を山腹を巻くように進めば、ジィ~ジお気に入り
【笠ヶ岳(2057m)】がその端正な姿を現します。

Dscn5864           少しガスを帯びた【笠ヶ岳】

※ 【笠ヶ岳】は至仏山と一変、登山者がっ少なく静かな尾瀬が楽しめ、
高山植物も豊富、湯の小屋まで縦走を含め会山行として6,7回実施経験あり。

Dscn5869                                        ホソバノキソチドリ

 Dscn5870 Dscn5871
(写真  左  ミネウスユキソウ   右  ハナニガナ)   ※ 拡大

他にもマイヅルソウ キジムシロなども見られます。

AM9:45 オヤマ沢    1,980m   
至仏山まで残り1900mの行程標識、ここは水場でもあります。一寸 休憩。

ここから木道の階段を登ればすぐに

AM 9:56 オヤマ沢田代
Dscn5878               ワタスゲ揺れるオヤマ沢田代

 Dscn5879 Dscn5881
(写真  左  タテヤマリンドウ   右  ハクサンイチゲ)   ※ 拡大

 Dscn5882 Dscn5884
(写真  左  シナノキンバイ   右  チングルマ&オゼソウ) ※ 拡大

Dscn5885        オゼソウは日本固有一属一種の蛇紋岩植物 至仏山の他
        北海道 天塩山地 問寒別、谷川岳しか見られない貴重な花

AM 10:00 笠ヶ岳分岐

Dscn5880_2                    笠ヶ岳分岐               

オヤマ沢田代から暫くで【笠ヶ岳】分岐 【笠ヶ岳】まで3キロ 
そして〔湯の小屋〕まで12キロです。 そのまま木道を進みます。

Dscn5886_2              眼前に小至仏山が迫ってきます。

 Dscn5890 Dscn5891
(写真  左  ガクウラジロヨウラク   右  カワラナデシコ)  ※ 拡大

 Dscn5893 Dscn5894
(写真  左  イブキジャコウソウ   右  コメツツジ)   ※ 拡大

 Dscn5889 Dscn5897
(写真  左  シナノキンバイ   右  タカネバラ)   ※ 拡大

花で名高い尾瀬【至仏山】 次から次と可憐な花々が迎えてくれます。

AM 10:35-10:45 小至仏山

Dscn5898                 小至仏山

先行者が見られなかったのに、ここでは大勢のハイカーが休んでいます。
‘山の鼻’ 尾瀬ヶ原の方から登った方たちだろうか?

 Dscn5895 Dscn5899
(写真  左  ウサギギク   右  ハクサンシャクナゲ)   ※ 拡大

【小至仏山】からはラッシュ! 下山するツアーハイカーの途切れない長い列
蛇紋岩の滑りやすい岩場の連続、追い越すこともままならず登り優先も無視
山頂まで立ち止まり立ち止まり。。。 

AM11:25-PM0:12 至仏山山頂

山頂は大賑わい 人人人

Dscn5906                 山頂記念写真 順番待ち

山頂から少し離れた場所に腰を下ろしお昼とします。
尾瀬ヶ原で前泊して‘山の鼻’から登ってくる登山者意外と?多くみられます。

Dscn5903           ジィ~ジの護身具  ハチノック エピペン 毒液抽出器

ジィ~ジの天敵はスズメバチです。

 Dscn5908 Dscn5910
(写真 左 ムラサキタカネアオヤギソウ 右 ホソバヒナウスユキソウ) 
                                   ※ 拡大

  Dscn5911 Dscn5912
(写真  左  ムシトリスミレ  右  ジョウエツキバナノコマノツメ)  
                                   ※ 拡大

  Dscn5915 Dscn5916
(写真  左  タカネシオガマ   右  ホソバコゴメグサ)   ※ 拡大

 Dscn5917 Dscn5918
(写真  左  イワシモツケ   右  ダイモンジソウ)   ※ 拡大

下山は【小至仏山】まで大渋滞 足場が悪く滑りやすいので追い越しもできません。

Dscn5920                追い越し不可

PM13:27 オヤマ沢田代

ワタスゲを見ながら更に下ります。

Dscn5926         眼下に尾瀬ヶ原、その向こうに対峙する【燧ケ岳】がぼんやりと

空気が澄んでいれば、尾瀬ヶ原の全体そして【燧ケ岳】が鮮明に見えるPOINT
なれど生憎 少々ボヤ~ッ  往路をそのまま忠実に下ります。
下山するハイカーも多数。多くのハイカーに道を譲るへたれなジィ~ジです。

PM14:30 鳩待峠登山口

Dscn5928                   鳩待峠

鳩待峠からは乗合タクシーで戸倉第2Ⓟへ戻ります。

【至仏山】久しぶりに来てみたものの、相変わらず人気の尾瀬です。
暇人我ら、ETC割引も変更になったものの費用的にもゆっくり花観賞、
景観眺望にもマイカー規制を避けた平日が良かったかも
(今回の教訓!)             登山者多数の【至仏山】  (完)      74

| | | コメント (14) | トラックバック (0)

« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »