絶好の登山日和【巻機山】
【巻機山(1960m】 機の神様である巻機さんを祀っていると言われる優しい名前と
山頂にかけて雪解後には広々とした美しい草原が広がり幾多の池塘を持ち
上越国境の名山として有名、日本百名山の一座でもあります。
北陸道・関越道が完成して以来、新潟からのアクセスも便利になり、時期を変え、
コースを変え、随分昔から通っているので、ジィ~ジは過去10回近く?
今回の選択も勿論 相方の意思で決定です。
5月19日(月)
前日 角田山 暇人ジィ~ジ 今回も連荘です。
巻機山頂と避難小屋の中間地点 谷川連峰をバックに
行程
新潟西IC(5:40)=関越道六日町IC=清水 登山口桜坂Ⓟ(7:35-45)…5合目焼松
(8:35-8:40)…9合目ニセ巻機(11:02-11:07)…巻機山山頂(11:35-11;40)…ランチ
(11:45‐12:15)…9合目ニセ巻機(12:32)…5合目(14:05-14:19)…3合5勺(14:40)
…桜坂登山口Ⓟ(15:00)
※ 登山口~所要時間(7時間15分 休憩50分含む)
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
(写真 左) 巻機山全体概略説明板 ※ 拡大
(写真 右) 登山届提出箱 ※ 拡大
Ⓟ から山頂まで標高差約1,400m
今回は一般的に利用される井戸尾根を歩きます。
大小の岩がゴロゴロの登山道
それなりの急登なので新緑に燃えるブナ林の中に切られた登山道はZIGZAGに・・・
5合目焼松 米子沢も雪解け進んできている感じ
5合目 焼松 黒く尖る大源太、右 後方に万太郎山
空気が澄み、視界は頗る明瞭。
焼松から数分で残雪歩行となります。
ブナ林の雄大な尾根、何処でも歩けるのでトレース不明瞭。
周囲の状況、振り向いて状況確認、また2か所ほど持参の赤布を括り付け前進
(写真 左) 清水峠の鉄塔も目視 右に谷川 茂倉 万太郎 仙ノ倉・・・
左に笠ヶ岳 朝日岳・・・ ※ 拡大
(写真 右) 中央に苗場山山塊 右手に妙高・火打頸城山塊と北アまで ※ 拡大
6.5合目付近の雪上から来し方を振り返ると絶景です。(上記写真拡大します)
暫し景色を堪能しながらスイーツタイムと洒落ます。
抹茶小豆水羊羹
スイーツを食べ終え、広大な雪原、上へ上へ目指します。
(写真 左 谷川連峰) ※ 拡大
(写真 右 苗場山山塊と妙高・火打) ※ 拡大
随分登ってきたなぁ~ あの白い雪原の上を (7合5勺付近)
7合5勺から9合目ニセ巻機までの稜線は風の通り道でもあり、既に無雪状態。
8合目から9合目にかけて荒廃した裸地
9合目 ニセ巻機山(1861m)
ニセ巻機山の先から山頂までは再びたっぷりの残雪の上を歩きます。
ニセ巻機から少し下ると避難小屋、そこから山頂へは最後の辛い登りになります。
避難小屋 周囲が雪で覆われ使用不能
11時35分 巻機山山頂
巻機山山頂から越後三山
山頂には単独行氏が敷物の上で横になってのんびり寛いでおられます。
山頂からは尻セードに丁度いい傾斜。 長い尻セード一本楽しむジィ~ジです。
尻セード 写真では表せない傾斜 お昼は草原の木道で
相方手作りランチMENU 炊き込みお握りタケノコ尽くし&サラダ
二人でランチを楽しみ、往路を下山です。
ニセ巻機山(前巻機山) 登り返しが待ってます
ニセ巻機から対峙する米子頭山稜線
10年以上の昔、会友夫婦3組でテント担いで残雪期 清水(追分)から謙信尾根~
清水峠(泊)~ジャンクションピーク~大烏帽子山~檜倉山~柄沢山1900.3m(泊)
~米子頭山~牛ヶ岳1961.6m~巻機山~清水への大縦走したこと懐かしく
思い出します。
(2000 5.4~5.6) ※ スタート暫くして橋が無い登川を上下に張られた
2本の細いワイヤー。万歳スタイルでカニ歩きして対岸へ、サーカスもどきで渡ったときの
怖さは今でも冷や汗もの。 バランス悪いジィ~ジは体が前後に揺れあわや落下の連続。
年老いた現在、とても出来る力なぞ残ってはいません。
真ん中の色濃い樹林帯の下まで 遠~い 9合目手前
12時55分 7合5勺
合目標識
距離があり合目間隔が長い所為?2005年東京学芸大学山岳部が中間に5勺標識。
(勺標識はかなり珍しい)
雪解け真っ最中の登山道は雪解け水で恰も沢のようになって歩くと水しぶきが・・・
この先は再び、雪上歩行に代わります。
13時35分 VIEWPOINT 6合5勺付近
天狗岩 (紅葉時も素晴らしい)
7合5勺から5合5勺までは広大なブナ林の雪原が広がっています。
下山方向を間違えないように周辺の山容を確かめながら下ります。赤布回収。
5合目付近まで下れば残雪も無く、夏道も明確になり問題ありません。
5合目付近のブナ林
相方の歩行スピードがやたら鈍りだします。~~ん、どうしたんだろう?
どうやらコシアブラを探しながら下っているようです。
14時42分 3合5勺
三合五勺標識 by 東京学芸大学
15時00分 桜坂登山口Ⓟ
晩酌の肴 てんぷら用コシアブラをしっかりGetして相方到着です。
通常 500円の駐車代金掛るⓅ 平日で数台しか利用していなかったためか?
料金所も無人 ラッキー?
終日 見事なブナ林と残雪、そして上越国境の山々から頸城、北アまで、更に
巻機山山頂からは指呼の越後三山 尻セードもできたし、大満足の一日。
家へ帰ってもだれが待でも無く、急いで帰る必要も無く、帰路はR17利用して
高速料金節約して?のんびり帰るジィ~ジと相方です。
ヤァ~ 最高に眺めが良かった! 【巻機山】 この項(完) 51
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