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2014年5月

2014年5月29日 (木)

絶好の登山日和【巻機山】

【巻機山(1960m】 機の神様である巻機さんを祀っていると言われる優しい名前と
山頂にかけて雪解後には広々とした美しい草原が広がり幾多の池塘を持ち
上越国境の名山として有名、日本百名山の一座でもあります。

北陸道・関越道が完成して以来、新潟からのアクセスも便利になり、時期を変え、
コースを変え、随分昔から通っているので、ジィ~ジは過去10回近く?

今回の選択も勿論 相方の意思で決定です。

5月19日(月) 

前日 角田山 暇人ジィ~ジ 今回も連荘です。

Dscn4676                 巻機山頂と避難小屋の中間地点 谷川連峰をバックに

行程  

新潟西IC(5:40)=関越道六日町IC=清水 登山口桜坂Ⓟ(7:35-45)…5合目焼松
(8:35-8:40)…9合目ニセ巻機(11:02-11:07)…巻機山山頂(11:35-11;40)…ランチ
(11:45‐12:15)…9合目ニセ巻機(12:32)…5合目(14:05-14:19)…3合5勺(14:40)
…桜坂登山口Ⓟ(15:00)
  ※ 登山口~所要時間(7時間15分 休憩50分含む)

                         ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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(写真 左)  巻機山全体概略説明板  ※ 拡大
(写真 右)  登山届提出箱    ※ 拡大  

Ⓟ から山頂まで標高差約1,400m 
今回は一般的に利用される井戸尾根を歩きます。

Dscn4638              大小の岩がゴロゴロの登山道

それなりの急登なので新緑に燃えるブナ林の中に切られた登山道はZIGZAGに・・・

Dscn4640              5合目焼松   米子沢も雪解け進んできている感じ

Dscn4641              5合目 焼松  黒く尖る大源太、右 後方に万太郎山

空気が澄み、視界は頗る明瞭。

Dscn4643                 焼松から数分で残雪歩行となります。

ブナ林の雄大な尾根、何処でも歩けるのでトレース不明瞭。
周囲の状況、振り向いて状況確認、また2か所ほど持参の赤布を括り付け前進

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(写真 左) 清水峠の鉄塔も目視 右に谷川 茂倉 万太郎 仙ノ倉・・・
        左に笠ヶ岳 朝日岳・・・  ※ 拡大
(写真 右) 中央に苗場山山塊 右手に妙高・火打頸城山塊と北アまで ※ 拡大

6.5合目付近の雪上から来し方を振り返ると絶景です。(上記写真拡大します)
暫し景色を堪能しながらスイーツタイムと洒落ます。

Dscn4646                   抹茶小豆水羊羹

スイーツを食べ終え、広大な雪原、上へ上へ目指します。

 Dscn4654_2 Dscn4655
(写真 左 谷川連峰)    ※ 拡大
(写真 右 苗場山山塊と妙高・火打) ※ 拡大

随分登ってきたなぁ~ あの白い雪原の上を (7合5勺付近)

Dscn4657                 パノラマで  ※ 拡大

7合5勺から9合目ニセ巻機までの稜線は風の通り道でもあり、既に無雪状態。

Dscn4659                 8合目から9合目にかけて荒廃した裸地

Dscn4660                    9合目 ニセ巻機山(1861m)

ニセ巻機山の先から山頂までは再びたっぷりの残雪の上を歩きます。
ニセ巻機から少し下ると避難小屋、そこから山頂へは最後の辛い登りになります。

Dscn4662                先行の二人ずれ米粒のように   ※拡大

Dscn4663                避難小屋 周囲が雪で覆われ使用不能

11時35分 巻機山山頂

Dscn4664               巻機山山頂から越後三山

山頂には単独行氏が敷物の上で横になってのんびり寛いでおられます。

山頂からは尻セードに丁度いい傾斜。 長い尻セード一本楽しむジィ~ジです。

Dscn4666              尻セード 写真では表せない傾斜 お昼は草原の木道で

Dscn4669           相方手作りランチMENU 炊き込みお握りタケノコ尽くし&サラダ

二人でランチを楽しみ、往路を下山です。

Dscn4675               ニセ巻機山(前巻機山) 登り返しが待ってます

Dscn4677                 ニセ巻機から対峙する米子頭山稜線

10年以上の昔、会友夫婦3組でテント担いで残雪期 清水(追分)から謙信尾根~
清水峠(泊)~ジャンクションピーク~大烏帽子山~檜倉山~柄沢山1900.3m(泊)
~米子頭山~牛ヶ岳1961.6m~巻機山~清水への大縦走したこと懐かしく
思い出します。
(2000 5.4~5.6) ※ スタート暫くして橋が無い登川を上下に張られた
2本の細いワイヤー。万歳スタイルでカニ歩きして対岸へ、サーカスもどきで渡ったときの
怖さは今でも冷や汗もの。 バランス悪いジィ~ジは体が前後に揺れあわや落下の連続。

年老いた現在、とても出来る力なぞ残ってはいません。

Dscn4678              真ん中の色濃い樹林帯の下まで 遠~い 9合目手前

12時55分 7合5勺

Dscn4679                      合目標識

距離があり合目間隔が長い所為?2005年東京学芸大学山岳部が中間に5勺標識。
(勺標識はかなり珍しい)
雪解け真っ最中の登山道は雪解け水で恰も沢のようになって歩くと水しぶきが・・・

この先は再び、雪上歩行に代わります。

13時35分   VIEWPOINT   6合5勺付近

Dscn4683                天狗岩  (紅葉時も素晴らしい)

7合5勺から5合5勺までは広大なブナ林の雪原が広がっています。
下山方向を間違えないように周辺の山容を確かめながら下ります。赤布回収。

5合目付近まで下れば残雪も無く、夏道も明確になり問題ありません。

Dscn4686                   5合目付近のブナ林

相方の歩行スピードがやたら鈍りだします。~~ん、どうしたんだろう?
どうやらコシアブラを探しながら下っているようです。

14時42分 3合5勺

Dscn4687                    三合五勺標識 by 東京学芸大学

15時00分 桜坂登山口Ⓟ

晩酌の肴 てんぷら用コシアブラをしっかりGetして相方到着です。

通常 500円の駐車代金掛るⓅ 平日で数台しか利用していなかったためか?
料金所も無人 ラッキー?

終日 見事なブナ林と残雪、そして上越国境の山々から頸城、北アまで、更に
巻機山山頂からは指呼の越後三山 尻セードもできたし、大満足の一日。

家へ帰ってもだれが待でも無く、急いで帰る必要も無く、帰路はR17利用して
高速料金節約して?のんびり帰るジィ~ジと相方です。

  ヤァ~ 最高に眺めが良かった! 【巻機山】 この項(完)           51

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2014年5月27日 (火)

何時行っても新たな感動【角田山】

久しぶりに自宅から一番近い“宮前コース” 自称 暇人のジィ~ジ、相方同行です。

5月18日(日) 

宮前コース登山口には何方が植えられたのでしょう?赤いシャクナゲが満開

8時45分 宮前登山口

Dscn4609                  満開のシャクナゲ

登山道を取り巻く樹木の若葉はその色を濃くし、且つ密集度も日ごとにまして
残雪期とはその雰囲気も大いに異なり、季節の「移ろひ」を実感するジィ~ジです。

宮の平の△点で立ち止まり小休止、少し下ってロープ頼りに急登を山頂に向かって

Dscn4610_2                   ヤマツツジ
10時00分 角田山山頂

Dscn4611                             信濃川・関屋分水必要性提唱 横山太平翁 胸像

空は青く、穏やかな初夏の【角田山山頂】の様相です。
散り終えたエドヒガンザクラの古木の下に置かれたベンチに腰掛けティータイム。
灯台から稲島から続々、次から次と賑わい増す人気の山 角田山山頂です。

ゆっくりとコーヒー啜りながら気持ちの良い初夏の風を受けひと時を過ごし
下りは“桜尾根コース”から花を見ながら周遊することに・・・

  以下 写真拡大します。

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(写真 左 ツクバネウツギ)  (写真 右 ラショウモンカズラ)
※ 源頼光が四天王渡辺 綱が羅生門で切り落とした鬼の腕、形・血の色は
  斯くやありなん

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(写真 左 ホウチャクソウ)  (写真 右 クルマムグラ)

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(写真 左 ハルカラマツ)  (写真 右 ホタルカズラ)
※ ホタルカズラ咲き始めは花茎を立て根はまだ横に広げていない

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(写真 左 ハルユキノシタ)  (写真 右 ヤマシャク花後)

花を見ながらゆっくり下山していると、所属する山の会の次代のホープ
岳友O氏
とスライド、立ち止まり「ヤァ~ ヤァ~」挨拶交わします。
会の仕事が一段落したので花を見に来た由・・・

この日の最大目的は前回から気になっていたエビネが開花したかな?

Dscn4624                  ジャスト 開花中?

Dscn4626                       エビネ 7株ほど?

昨年はタイミングがずれ、見る事が叶わなかったエビネ、この度は観賞成就。
晴れた日に、好きな時間に、何処へでも・・・
改めて有難い身分、そして健康で歩けることに感謝です。

念願の【角田山】でのエビネをゆっくり楽しみ、更に下ります。

 Dscn4629 Dscn4630
(写真 左 オドリコソウ)  (写真 右 ハナウド)
※ 団扇を手に踊るが如く 素敵なネーミング  ハナウドも食べれるらしい

【角田山】は海抜0メートル、角田浜から登れる山、下れば日本海の砂浜が
広がります。

Dscn4632                  海岸地帯でおなじみハマエンドウ

爽やかな5月の陽光を受けながら、R402日本海夕日ラインを角田浜から
日蓮上人縁の角田山妙光寺、そして宮前コース登山口Ⓟへ戻ります。

念願のエビネも見られ、【角田山】に感謝です。 【角田山】良い山です。

         ジィ~ジ【角田山】   20-26                          50

                ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

付) この日、空気が澄み午前中(写真撮り忘れ)、越佐海峡越しの佐渡島、
   大佐渡・小佐渡の区別は無論、金北山始め佐渡の山並みの様子から
   樹木まで見えそうな好天。

Dscn4633 、                  巻漁港から見る佐渡島

※ 帰路12時30分過ぎの写真 時間的に遅すぎて既にクリアー感皆無(反省)

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2014年5月25日 (日)

季節は移り今年2度目の【大蔵山~菅名岳】

天気の崩れる心配も無さそう。扨て何処へ行こうか?
菱ヶ岳から五頭山 or 大蔵山から菅名岳  結論は後者。 

5月14日(水) 

8時05分 登山口Ⓟ

8時15分 登山口

Dscn4563                   登山口 沢に架かる丸太橋

このコースは何度も歩き、今年も1月7日以来、既に2度目 当日レポ⇒コ・チ・ラ

丸太橋を渡り山腹のへつり道をジグザグに高度を上げ、途中の“山の神”で合掌。
階段コースの登山口へ向かいます。
3合目手前までは、少しうす暗い杉林の中に切られた雷光型の登山道。
やがて様子が変わり見事なブナの林が広がり、登山道も少しなだらかに・・・

足下にはフッキソウ、ブナの間には トウゴクミツバツツジなども見られます。

 Dscn4566 Dscn4568
(写真 左 フッキソウ)   (写真 右 ミツバツツジ)   ※ 拡大

Dscn4567               大木のブナの門

生き生きとブナの若葉が生気を漲らせ燃えています。

9時32分ー9時40分 6合目

Dscn4569           水が張られ田植えが終わった田圃と蛇行する阿賀野川

Dscn4570               (6)合目標識 と 熊避け用鐘

6合目から先、7合目、8合目と再び少し急登の道が待ち受けています。

登山道の脇には ↓

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(写真 左 クロモジ)   (写真 右 イワカガミ)  ※ 拡大

9合目からは少し先が開け山頂が近いこと窺えます。

10時15分ー10時25分 大蔵山山頂 (864.3m)

Dscn4575                 山頂標識と鐘

Dscn2719               今年1月7日   積雪2.5m強?  

Dscn4578               大蔵山山頂から右に越後白山、左に粟ヶ岳

大蔵山から菅名岳までは気持ちの良い稜線漫歩。

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(写真 左 イワウチワ)   (写真 右 ヤシオツツジ)

Dscn4583                               熊避け銅鑼

Dscn4584              3mほどあった残雪もすっかり溶けて残り少なく

残雪期とは異なり、木々には新緑の若葉がビッシリと・・・
アップダウンを繰り返し菅名岳を目指します。

Dscn4587              香しいタムシバ(匂い辛夷)  ジィ~ジ好きな花

11時45分ー12時40分 菅名岳

Dscn4592               菅名岳山頂(909.2m)  山頂の鐘と標識

山頂には埼玉春日部市からの4人のパーティーも(比較的マイナーな山なのに)
我らの後にもソロ、二人連れ、・・・と数人が到着。(丁度 お昼時)

Dscn4590            飯豊連峰大日岳から左に二王子岳が目視 ※ 拡大

飯豊連峰も目視されるもののモヤ~ッ。我らも簡単ランチタイムとします。

下山は、丸山尾根、8合目までは激下り、治療中の膝に負担が掛ります。

Dscn4594                ブナの新緑が燃えてます

Dscn4595                 足下にはイワカガミ

ツバキ平から左折、幅沢へ下り沢沿いに左岸をへ行ったり右岸へ行ったり・・・

Dscn4602               寒九の水 で有名な胴腹(どっぱら)清水

Dscn4604                 ヤマニンジンの花

14時25分ー14時30分  三五郎林道出合

山裾にはヤマニンジンが密集、少々新芽を積んで夕餉の食材とします。
大蔵山、菅名岳両座共緑滴るブナの原生林に終始浸る山歩きとなったジィ~ジです。

林道出合から登山口のⓅまでは、少々長い林道歩き。

Dscn4607                     久しぶりに見たガマガエル

Dscn4608                三五郎林道工事中 登山者優先看板

登山者に気を遣う?近頃の請負業者も大変だ!

15時15分 Ⓟ

吉清水でコーヒー用に水を汲み、地元のおばぁちゃんから朝採りタケノコを買って
帰るジィ~ジです。

                この項 (完)   49

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2014年5月22日 (木)

若人?と一緒に【八石山】

今回は相方の妹と彼女の長男、次男、つまり相方の甥っ子と一緒です。
次男君は“山登り”Debut  長男君は夫妻とは過去に3,4回同行。

5月10日(土) 
次男君の山Debut あまりハードな所では次につながらないだろう。
相方が選んだのは【八石山】  長男君夫妻は柏崎市に住んでいるし・・・

9時30分  南条 追田Ⓟ 登山口

Dscn4533                    長男 次男 義妹 相方の順で

早速 偉そうに講釈を垂れるジィ~ジです。
「浦島太郎が長い糸を垂らして釣りをしているように見えるからウラシマソウ」

Dscn4535                     長い蔓を伸ばすウラシマソウ

30分ほどで茅刈場

Dscn4536                 茅刈場分岐 概要案内板

「刈羽地方に昔、茅葺農家が数多く、吹き替えの時に利用した茅刈場の後だよ。」
※ 何時ものように知ったかぶりするジィ~ジです。

Dscn4537                       コース案内標識

「花が見られるだろうから沢コースを行こう」とジィ~ジ。

 Dscn4540 Dscn4542_2
(写真 左 ニリンソウ   左 シラネアオイ)   ※ 拡大

Dscn4541              足下から沢に向かってニリンソウの群落が広がる

 Dscn4544 Dscn4545
(写真 左 ミズバショウ   右 イワカガミ)

10時50分ー12時00分  山頂

Dscn4548               陽光降り注ぐ山頂  相方姉妹

至れり尽くせりの山頂避難小屋『ヤマボウシ』の横に敷かれた休憩スペースで
ゆっくりと柔らかな陽射しを受けながらお昼とします。

 ※ 長男 次男両君と一緒も良いけど、彼らのお嫁さんが居ればもっといい。
    ところが二人とも夏には、おめでたの予定。

相方持参の手作りおかずや、カップヌードルも「美味しい 美味しい」と喜んで
呉れる二人の甥っ子です。

Dscn4550                   刈羽の山並み秀峰 米山

日がな一日、ハンモックにも揺られながら気持ちよく寝ていたいと思うものの
そうもいかぬがこの世の倣い。ソロ~ッと下山です。
下山コースは三ッ小沢コースを選択です。

Dscn4551                      赤尾八石(474m)展望台

Dscn4552                  フルーツタイム

赤尾八石展望台からの下りは、ちょっぴりロープの張られた急坂も有ります。

Dscn4553_2             「これは何の花かしら?」と相方。

 Dscn4555 Dscn4557
(写真 左 トリガタハンショウヅル   右 ガマズミ)   ※ 拡大

Dscn45611                    おどける 長男君 左 次男君 右

山Debutの次男Y君も、お天気は良いし、然程ハードでもなかった所為か?
かなり満足気 (良かった 良かった)

13時20分 登山口Ⓟ  

爽やかな皐月晴れの心地よい山歩きを楽しめた我らです。 

   相方の妹と甥っ子一緒の山歩き     (完)       48

   ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:* ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;

付) 帰路 柏崎の長男君住む家まで送っていったところお嫁さんから
   翌日は(母の日)とて、姑ならず我が相方にまでケーキのプレゼントあり。
   付箋には
   「T子おばさんへ、私は暫く子育てに専念ですが、これからもYさんが格好いい
   “山おとこ”になれるよう 誘っていろいろ教えてやって下さい」  了~解

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2014年5月18日 (日)

リベンジ成功?【二王子岳】

前日は,お隣、会津の代表 日本百名山 【磐梯山】 又 又 連荘です。

5月8日(木)  

Dscn4459            八重桜 枝垂れ桜 二王子神社境内は、桜満開

今日は飯豊連峰見れるかな?

先回は予報が少し狂い途中からガス ガス ガス   レポ⇒コチラDscn4172            4月23日(水) 山頂避難小屋でお昼採り、早々に下山

Dscn4463           神子岩  先回は冬道を利用したけれど、この日は既に夏道

Dscn4465                 3合目 一王子小屋

天気の崩れる心配は無さそうです。空には雲一つ見られません。
残雪は、3合目の先から残っています。

Dscn4468            独標(定高山) 積雪量≒1.2m

先回(4月23日)から約2週間で 1.5m 溶けた勘定になります。

6合目、そして油こぼしの7合目と急登が前に立ちはだかります。

Dscn4470             山頂に向かって

Dscn4474                 7合目油溢しから新発田市方面を俯瞰

Dscn4475               山頂が徐々に近づいてきて

9合目を過ぎれば、飯豊連峰の山並みが目に飛び込んできます。

 Dscn0002 Dscn0001_01
(写真 左  朳差岳 鉾立峰 大石山 頼母木山 方面)
(写真 右  大日岳 御西岳 飯豊本山 方面)   

Dscn0001                  山頂赤い避難小屋と山頂標識

Dscn4483           山頂から指呼の飯豊連峰  北股岳 門内岳 御西岳・・・

Dscn4482            山頂からの飯豊連峰    ※ 拡大

山頂標識の右側には朝日連峰も目視される絶好の登山日和。

Dscn4486                         棹差せば届きそう、眼前の飯豊連峰

先回のリベンジ成功 たっぷり 心行くまで飯豊の峰々に思いを馳せるジィ~ジです。

山頂には二王子の主のような常連さん始め7.8人 。 県外の方も・・・

お昼には間があるので、元来た道を下ります。

Dscn4488                     残雪歩きを楽しもう

雪上を通る爽やかな風を受けながら8合目、7合目。。。。
                  Dscn4489                   油溢しで尻セード一本楽しむジィ~ジです。

丁度、お昼の時間が近づきます。

油溢しを眺めながら、風を避け、まったりとランチです。

Dscn4490                                     雪解けは確実に進んでいます。

Dscn4491                               積雪で枝が埋まり弓なりで頑張っている樹木

Dscn4498                ブナの新芽が萌え萌え 青空に映えて・・・

3合目からは雪解け待ちわびた花々が沢山見られます。

 Dscn4502 Dscn4505
(写真 左  イワウチワ)     ※ 拡大
(写真 右  スミレサイシン ミヤマカタバミ)  ※ 拡大

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(写真 左  モミジイチゴ)    ※ 拡大 
(写真 右  ホウチャクソウ)  ※ 拡大

Dscn4504                             2合目付近はツバキが満開

Dscn4511            切断され苔むした切株に羊歯が・・生命力の強さを感じます

Dscn4514             沢の岩の上に咲くアズマシロガネソウ

Dscn4517                     オオカメノキと清流

3時25分 二王子神社

お天気に恵まれ、2週間ぶりの二王子岳 
飯豊連峰の大展望を心行くまで楽しめたジィ~ジ、リベンジ大成功!?
(朝日連峰も目視できる付録つき)   
二王子岳は季節を問わず魅力満載の一座と改めて確信するジィ~ジです。

        今年 2度目の二王子岳   この項(完)       47

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2014年5月16日 (金)

意外?と、近いんですよ【会津磐梯山】

新潟から近く、アクセスも良いので時期を変え、コースを変え、何回も登った
会津の名峰 日本百名山 【会津磐梯山(1816m)】  残雪期は今回初めて。

5月7日(水) 

登山口は磐梯山ゴールドライン 八方台。  (新潟中央ICから約120㌔)

8時15分 八方台登山口

Dscn4423                 登山口から残雪

Dscn4425                 2~30㎝の残雪歩行
残雪量が少ないので、藪分け箇所も出てくるので意外と面倒。
雪の状態が緩んでいるので、明確なトレースが見られません。(どこでも歩ける)
若いブナ樹林帯の中を歩きます。 
中の湯の先からは勾配も少し急に、山らしく・・・

Dscn4426              切れ落ちた斜面のトラバース道
写真のような(もっと切れ落ちた)トラバース道を6,7カ所クリアーする要有り。
(1ヶ月以上前の温度が低く凍結時にはかなり危険度が高かったことでしょう)

Dscn4427                花の季節では無いので右ルートchoice

Dscn4428                  右ルート 山頂が見られます。

10時5分ー10時22分  弘法清水

Dscn4429               掘り起こされている弘法清水

迸る冷たい清水で喉を潤すジィ~ジです。 旨い!

特別急ぐ旅でもなしゆっくりと展望を楽しむことに・・・・
左に白く輝く飯豊連峰から西吾妻~東吾妻~右方向に安達太良山の山並み。
眼下に桧原湖、小野川湖、秋元湖 とVIEW POINT。

 Dscn4434 Dscn4435
(写真 左  後方の最左側に飯豊連峰)   ※ 拡大
(写真 右  西大巓、西吾妻山)       ※ 拡大

Dscn4439                 山頂バックに地図で山座同定する相方

山頂に向かって残雪の上を歩きます。

Dscn4442            山頂直下手前まで残雪がたっぷり (下山時は尻セード)

10時45分ー10時57分 磐梯山山頂

Dscn4443                 山頂の石社と眼下の猪苗代湖

Dscn4447             後方 左手 飯豊連峰、眼下には桧原湖   ※ 拡大

Dscn4450            下山する相方 ジィ~ジは尻セードを楽しみます。

下山する眼前には【櫛ヶ峰(1636m】と爆裂火口、荒々しい火口壁 裏磐梯です。
弘法清水の2軒の小屋は、平日で登山者も稀なので、商いにならず?お休み。
お店の軒下借りて ノンビリとお昼を取ります。

Dscn4451               下山路、そこそこ急な個所も・・・

Dscn4453              中ノ湯跡を過ぎればブナ林の緩やかな登山道。

13時30分 八方台登山口

Dscn4454_2              登山口に到着でっす。

Dscn4455_2                 八方台登山口Ⓟの巨大なPR看板  拡大

折角、磐梯山へ来たのです。道の駅 ばんだい  お土産購入立寄りです。

Dscn4457          秀麗な会津富士 表磐梯を望む道の駅 ばんだい

残雪残る今の時期の名峰【磐梯山】 雪上歩き、展望申し分なく、おまけに
近くて楽に日帰り圏内 気持ち良く充分、心満たされたジィ~ジです。

           この項 (完)                      46

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2014年5月13日 (火)

ETC割引利用して【平標山】

毎日がSunday?の暇人ジィ~ジなれど幸いお天気が良さそげだし、
世間はGW そんな雰囲気少しは味わいたいものと・・・

5月4日(火) 

数年来、見たいみたいと願っていた“ヤマシャク”観賞の【角田山】併せて3連荘。
ETC割引も6月で大変更。GWの今のうちに1回は現行適用利用せねば・・・

【谷川岳】・・・混んでいるかも、ロープウエイ代かかるし・・年金減額だし・・
そうだ! 谷川連峰外れ?の【平標山】が ええんでないかい!?

Dscn4384                元橋 登山口 

新潟西ICから北陸道・関越自動車道・R17~2時間足らずで登山口Ⓟ
新潟 群馬ナンバーよりも県外  が圧倒的。 お隣は名古屋ナンバーの車。
聞けば 前日は 三国山だった由。遠路ご苦労様です。

小1時間で大鉄塔

Dscn4388                 大鉄塔の脚柱越しに、百名山 苗場山

今年はこの山域も雪の量は例年より少なかったようで、途中の要注意箇所にも
例年より極めて少なく、注意して渡ればアイゼンも不要です。

大鉄塔から次の目標は“松手山”です。
向かう先はブロック状に残雪が・・・・
Dscn4389                   残雪の上を歩いたり夏道歩いたり

あの先越えて、暫く進めば“松手山”  わっせ わっせ 一歩づつ 一歩づつ 
 Dscn4390                 振り返ればダケカンバと百名山【苗場山】

松手山まで到達できれば、目的達成率50%チョイ!?

Dscn4391                   松手山少し手前

この日の目的 【平標山】山頂方面も少し近づいてきた感じ!
“松手山”から先は、いつもは強烈な風の通り道なれど、この日は然程 強くない。

Dscn4393                振り返れば  「かなり登ったなぁ~」

Dscn4407                  苗場をバックに 年よりジジィ

Dscn4398              ミズ(ウワバミソウ)や蕨など山菜も タケノコも鶏肉も

Dscn4396              谷川連峰の最高峰 仙ノ倉山と谷川山塊

Dscn4408              日白山方向

Dscn4410                              展望とランチをゆっくり楽しみ下山です。

山頂付近は強風の通り道、雪が吹き飛ばされ積雪もともとあまり多くない。

Dscn4412                  松手山へ向かって  残雪多いところで2mほど?

Dscn4415               山頂に向かって 「又 来るから~」

Dscn4416                       雪解けと同時にヒメイチゲ

Dscn4419                   ジグザグに樹林帯を下山

落葉高木にはところどころに立派な樹木銘板が貼られて学習になります。

Dscn4421                     白樺と登山口Ⓟ

【平標山(1984m】は、新潟からもアクセスが良く、歩き甲斐も有り、「花の百名山」で
高山植物の宝庫、谷川縦走路の一角で展望も良し 厳冬期を除き過去 20回近く
訪れているジィ~ジの好きな一座。
とは言ううものの、年々脚力・体力低下で走破時間がかかるようになって

この日、山頂で小一時間休憩後、ピストンで下山していた時、スライドした
隣の愛知県から来たのグループの女性【71歳)が、平標山々の家から
平元新道下山中滑落し足首骨折、ヘリで救助された。 (5月5日朝刊記載)

大怪我をされたご婦人には申し訳ないものの
『他山之石、可以攻玉』と肝に銘じたく思うジィ~ジです。

   .    ..。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。

清々しい初夏を思わせる残雪歩行と展望満喫 【平標山】 (完)   45

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2014年5月10日 (土)

念願叶うIN【角田山】

都道府県の多くで、絶滅、或いは絶滅危惧種に指定されている貴重な
ヤマシャク(山芍薬)を近くの山で見てみたい。数年来の願望です。
いろんな情報で在り処は概ねわかっているものの
開花期が短い所為で、タイミングが合わず・・・
今年、弥彦で確認するも、残念ながら“蕾” 2日ほど早かったようです。

そして、【角田山】で漸く念願叶ったジィ~ジです。

5月2日(金) 

Rscn4327                                        神秘的!!  

Dscn4329                数年来の念願かなう  これが見たかった!!

シルクのような花弁、高貴感漂わす雰囲気に、ガサツなジィ~ジも感動もの!
見れるところでは見れるかもしれませんが、越後新潟でも絶滅危惧種です。

4株、近いところに固まって見られます。

オオミスミソウ(雪割草)、カタクリ、ショウジョウバカマ・・・【角田山】も様変わり。

初夏の陽気 気持ち良いこの日の【角田山】 歩き始めから“花いろいろ”です。

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(写真 左 カキドウシ   中 ウマノアシガタ  右 ? 茎 スッポンと折れる)

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(写真 左 マムシグサ  右 ホウチャクソウ)
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(写真 左 キケマン  中 チゴユリ  右 イチリンソウ)

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(写真 左 ラショウモンカズラ  右 ハルユキノシタ)

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(写真 左 キクバオウレン花後  中 ニョイスミレ  右 ミミナグサ)

エドヒガンザクラの舞い散る花びらの【角田山】は陽気もよろしく大賑わい。

Dscn4343                 新潟小学校4年生 遠足

Dscn4344              県立 吉田高校の女学生ご一同様

Dscn4347            エドヒガンザクラと寛ぐ小学生

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(写真 左 サンカヨウ  中 キジムシロ  右 少し遅めのヒトリシズカ)

やっぱり【角田山】は、〈宝の山〉だ! 念願叶った。

ジィ~ジ【角田山】          18-26

    。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚  .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

数年来の願いが叶うも、散る前にもう一度と・・・ 連荘【角田山】
来年観れるかどうか??だから見れる内に!

5月3日(土) 

Dscn4376                  前日より更に開いた?

Dscn4368                  開花期間は何日?  雄しべも雌しべも

Dscn4369                  ハルユキノシタ

 Dscn4373            アマナ

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(写真 左 トウダイグサ  右 エビネ まだ蕾)

Dscn4374                            ? ? ? ? 小手毬の近似種のような・・・ 解りません

Dscn4383                  サルトリイバラ

何度、何時来ても発見も有り、飽きない【角田山】 有難い山です。

             ジィ~ジ 【角田山】 19-26             44

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2014年5月 7日 (水)

日本一小さな【櫛形山脈】縦走&【弥彦山】

飯豊連峰を源する加治川胎内川の2本の河川に断ち切られた越後平野の
櫛形山脈は、直線距離で僅か13キロ 最高峰は568mの櫛形山です。
大正3年(1914)日本最初の地形図(大日本帝国陸地測量部発行)で
櫛形山脈と命名されたのです。 櫛形山脈は,日本一小さな山脈です。

4月25日(金) 

所属する山の会の会山行、〔櫛形山脈縦走〕に今年も参加のジィ~ジです。

Dscn4192              Iリーダーの挨拶&注意事項  (胎内登山口)

大峰山桜公園Ⓟに集合、車を乗り換え分乗してスタート地点の胎内登山口へ

参加者 男性 20名 女性 23名 計 43名

≪コースタイム≫
桜公園Ⓟ(7:20)…胎内観音登山口(8:00)…鳥坂山(9:10)…ユズリハノ峰
(10:15)…飯角分岐(11:40-12:20)…櫛形山(13:10)…大峰山(15:15)…
桜公園(16:00)…駐車場(16:20)

8:00 胎内観音登山口

Dscn4193                    A,Bグループに分けて出発 長~い

鳥坂山まで、初めはなだらかな登山道、やがて一寸した急登も現れます。

Dscn4194                                       急登を登る参加者

9:10-9:20 鳥坂山(438.8m)  登山口より≒1.2㌔

Dscn4199                快晴 絶好の登山日和 鳥坂山山頂

青空にタムシバの白い花、ブナの新緑が目に眩しく映ります。

鳥坂山山頂からは、生き生きとした木々の芽吹きを愛でながらの稜線漫歩。
ユズリハノ峰(385m)、黒中山(446.4m)板入りノ峰(420m)…小さなアップダウン。

Dscn4200               純白の花弁 タムシバロード

Dscn4204                若ブナの芽吹きがとても爽やか

10:15 板入りノ峰(420m)

Dscn4205                ブナに囲まれた休憩ポイント

足下にはイワウチワ、シュンラン、…等々、目を転ずれば

Dscn4206             鮮やかなミツバツツジ

Dscn4208                  長い行列と美しいヤマザクラ

11:07 坂井越

Dscn4209                IIリーダーからの説明を受ける参加者。

昔の黒川から中条への山越え古道、交易そして中条に遊郭在りし頃、
馴染みに逢うため、古人が通ったと言われる道。

このあたりから木々の隙間から飯豊連峰も見えだします。

Dscn4210               飯豊連峰  後方右手は二王子岳

オゾンを目一杯吸って、マイナスイオンを全身に浴び、心地よさ満点なるも空腹感も。

11:40-12:20 飯角分岐      登山口より  6.4㌔

Dscn4213            カラカラに乾いた落ち葉の上に足を投げ出しお昼タイム

何時もの通り、自慢の手料理飛び交います。
ランチが終わってから、この日参加の6人の新人会員から自己紹介も。

13:00-13:10 櫛形山(568m)   登山口より 7.9㌔

Dscn4220                     主峰 櫛形山山頂 view point

白く残雪を纏った飯豊連峰と二王子岳が見事。
グル―ッと目を左に転ずれば朝日連峰も目視されます。

Dscn4219           指呼の飯豊連峰 左手に薄っすらと朝日連峰    ※拡大

ゆっくりと大展望を堪能して大峰山に向かいます。

足下はカタクリロード、そしてオオバキスミレロード  フラワーロードが続きます。

Dscn4222              目一杯陽を浴び反り返るカタクリ

13:55 法印瀑分岐

二日前には法印瀑から大峰山を歩いたジィ~ジです。

Dscn4224                 オオバキスミレ

Dscn4226                   ヤマザクラも本格的に

法印瀑分岐から大峰山までは一旦左方向へ大きくカーブしてから右方向へ・・・
直線では近いのに相当遠回りの地形です。

Dscn4227                オオカメノキ

箱岩峠、馬越林道への分岐まで少し下って、再び登り返し。 
山頂手前には北緯38度の緯度線標識が見られます。

14:55-15:05 大峰山(399.5m)  ここまで11.1㌔

Dscn4228            大峰山山頂    山頂で休憩

Dscn4231                                   飯豊連峰見納め 左 朳差岳

大峰山山頂から10分弱下れば、立派なログハウス小屋 チェリーヒュッテ大峰。
Dscn4235               胎内市と日本海  粟島、人口島が目視されます。

この展望台から、愈々縦走最後の山、願文山へ急登を下ります。

Dscn4236                   中世の山城跡をしのばせる願文山

15:35 願文山(248m)   登山口からここまで12.7㌔Dscn4237               願文山   
承久の役で後鳥羽上皇に味方した藤原家賢を祀った酒匂神社。

願文山から桜公園まで下ります。

16:05 桜公園

 Dscn4241 Dscn4243
(写真 左 満開の桜 嵐山   右 薄緑の桜 鬱金(うこん) )  ※ 拡大

Dscn4244                 ラストは桜で癒されます。

桜公園の多種類の見事な桜を見れば疲れも全て吹き飛びます。

16:20 桜公園Ⓟ   ここまで登山口から14.1㌔

Dscn4245                   解散セレモニーが始まります。

快晴に恵まれ、最高の登山日和、誰一人怪我する事も無く、無事完了。
リーダーからの挨拶終わり、数台の車にドライバー分乗し登山口の胎内観音まで
  の回収です。  この日歩いた距離は14㌔強。 

この日参加のY/Sさんの会HPへのレポ⇒コチラ

 天気が良ければ会山行 80%以上成功?      この項 (完)  41   

          ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

幸い有難いことにお天気が良いので連荘です。
目的は、この短い時期限定?の(花)探索   行先は634m 【弥彦山】

4月26日(土) 

簡単なお昼をコンビニで調達して  

表参道登山口ⓅはGWで大型観光バスの駐車で利用が出来ず、奥のⓅへ。

表参道を登ります。 陽気の良い土曜日のせいか?人・人・人 まさに老若男女。

以下 登山道の脇で観察された春から初夏の花々です。 ※ 拡大します。

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(写真 左 イチリンソウ 中 トキワイカリソウ 右 ミツバツツジ)

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(写真 左 フデリンドウ 中 キジムシロ 右 センボンヤリ)
   小さなセンボンヤリ今まで見落としていたかも。

7合目 水場

Dscn4259_2                   水汲むファミリー

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(写真 左 コシノコバイモ 中 ミヤマカタバミ 右 ウスバサイシン)
 水場先の山肌にコシノコバイモ(越乃小貝母)の株が多数見られます。

そしてこの日、目的の見たい花 その1 発見!!
Dscn4268_2                       ルイヨウボタン  ※ 拡大

更に目的の花 その2 発見

Rscn4284              ヤマシャク  (山芍薬)  ズームアップ   ※ 拡大

~ん 残念!! 登山道から数m下の山肌に咲くヤマシャク発見するもまだ蕾。
1~2日 早かったか?

それでも目的は一応達成です。

Dscn4269                   簡単お昼は9合目レストハウス前のベンチで

ロープウェイから観光客が後を絶ちません。(シーズンですから・・・)

Dscn4270                 9合目 良い陽気だなぁ~

Dscn4271 Dscn4279 Dscn4280
(写真 左 サンカヨウ 中 キクバオウレン花後 右 テンナンショウ) ※ 拡大

12時35分 7合目 水場Dscn4276               若人パーティ  (若さが羨ましい)

12時57分 5合目 
Dscn4278                   弥彦山山頂を望む TVアンテナ林立

5合目の鳥居から奥の院に向かって感謝の念を胸に作法に則り礼拝します。

天気が良いと花たちも元気、新緑も燃え初夏をも感じさせてくれ気持ちが良い~

ヤマシャクは蕾で少々残念なるも咲く場所は頭にINPUT 来年に期待。

花が少ないと思っていた“表参道コース”も意外と多種類の花が見られ認識新たに!!

弥彦山 人気の程が十分に理解できたジィ~ジです。

    花 探索の【弥彦山】 この項 (おしまい)            42

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2014年5月 5日 (月)

目的の展望叶わず【二王子岳】

除雪と雪解けが進み、登山口の二王子神社までが入れそうなので、予報を信じ!

4月23日(水) 

今年最初の二王子岳(1420..3m)予報通り青空が広がり、も二王子神社までOK.。

7時40分二王子神社  ≒ 300m

Dscn4150                 五穀豊穣 身体壮健    御祭神は大国主命  二王子神社

駐車スペースには数台の車、歩き出すハイカーも・・・
我らも靴を履き替え、身づくろい終えてスタートです。

Dscn4152                 先行するボード背にしたカップル

おやっ!何か靄~ッとしてきたような・・・ 暖気で雪解けのせい?

Dscn4154              巫女岩周辺

残雪で二合目(水場)手前の巫女岩脇からは、尾根筋の“冬道”を歩きます。

9時23分ー9時30分 5合目 独標(定高山) 994.4m

Dscn4155            パンザマスト(無線用鉄塔)の積雪メモリ ≒ 2.7m

Dscn4156                      6合目方向

青空がいつの間にか薄曇り状態になっています。

Dscn4157             雲がどんどん広がって青空が厚い雲に覆われます。

Dscn4160                ホバリングするヘリコプター

遠くからヘリのプロペラ音が近づいてきます。6合目付近を周回、行ったり来たり
誰か遭難!? 救助? やがてホバリング、でも機体から誰も下りてきません。
我ら暫し足を止め、様子を眺めます。
ロープも下げない、ヘリの機体の色も? ??結局 自衛隊の救助関連訓練。

周囲・周辺は完全に深いガスに覆われてしまっています。
相方 「山頂へ行っても何にも見えないし、ここから戻ろう。」
ジィ~ジ「折角ここまで来たのだから山頂へ行こう、予報は悪くないし、ガスが切れるかも」

珍しく自己主張通すジィ~ジです。 少々 険悪ムードに・・・ 我を通すジィ~ジです。

難所 “油こぼし”向かいます。

Dscn4161              深いガスの中、油こぼし に向かって

10時20分 7合目 油こぼし  1,270m

Dscn4162                     7合目 油こぼし クリアー

ガス ガス ガスの中、僅かに見えるトレースを便りに山頂方向へ進みます。

Dscn4166            広大な雪原 ガスの中を歩く我が仲間 9合目付近

11時00分ー11時45分 二王子岳山頂 & 避難小屋

Dscn4167                 赤いドーム型の山頂避難小屋

Dscn4168                二王子岳山頂 1420.3m

目的の 大日岳、北股岳、門内岳、飯豊本山、。。。朳差岳 
何も 見えません~  

山頂は、立っておれないほどの冷たい風が肌を刺し、晴れ間期待出来ず。

「予報と違うじゃん」 =ジィ~ジの心の声  

避難小屋で腹こしらえとします。

Dscn4169             避難小屋の上がり框に腰おろし簡単ランチ

小屋内には一組の若いカップル 食事中。
やがて年間二王子岳50回以上、五頭山数十回の常連Hさん夫婦、
そして単独行の常連女性が到着。
食事を終えて常連さんは、さっさと下山されます。

我らは若いカップルと一緒に下山。

Dscn4171               我が仲間の後を行く若いカップル

ガスは切れる見込み皆無。むしろ深くなるばかり・・・

Dscn4172                     ガス ガス ガス
降雪期であれば、トレースもかき消され、遭難の確率大なるものあります。
(この時期は登山者も限定され、トレースも信用できるし、風が吹いても
トレースは簡単に消えないので注意をすれば大丈夫!?)

Dscn4173              ガスが少し切れるとこんな感じ 8合目付近

Dscn4174              又 又 ガスって・・・

Dscn4176                 尻セードするカップルの男性 6合目

ジィ~ジも尻セード2本 挑戦 面白い~ 尻が冷たい~

6合目付近からは樹林帯も密になりガスも少し薄れてきます。

12時38分ー12時45分 5合目 独標 定高山

Dscn4178                5合目 休憩一本

Dscn4181                               4合目へ向かって下山

13時20分 2合目 水場

Dscn4182                 冷たい水で喉を潤します。

杉の大木の樹林帯の中、時折沢筋に従って下山です。

13時55分 二王子神社登山口。

期待した飯豊連峰の指呼の展望は全く得られずテンション
雨や強風であれば、当然の如く撤退を決断していたことと思われるも、
この時期のガスで覆われた山歩きも、ある意味勉強になり、
更に思い出にもなるかな?・・と。

近々 晴れ間を見て リベンジ するぞ!!

この日、登山口から1合目付近まででみられた花々です。

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(写真 左 イワウチワ    右 キクザキイチゲ(青) ) ※ 拡大

Dscn4185_2                  キクザキイチゲ群生

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(写真 左 ヤマエンゴサク    右 チャルメラソウ)   ※ 拡大

Dscn4190                        アヅマシロガネソウ

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ガスに覆われ目的達成できなかった日本二百名山【二王子岳】 (完) 40

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2014年5月 3日 (土)

親睦山歩き【大峰山】

日本でも屈指の交通量が記録される国道7号新新バイパス、豊栄道の駅で待合せ。
お相手は長岡市からの山友達T中さんご一行6名様、そして我が方5名 計11名
  ※豊栄道の駅は一般道路としては日本初のパーキングエリア 〔道の駅発祥の地〕

4月22日(火) 

この日の予定は、日本一小さな櫛形山脈のヤマザクラで有名な【大峰山】
案内役は周辺熟知の新発田市のK夫妻。 
選択されのは法印瀑~大峰山周回コース(行程約11キロ CT5時間50分)

Dscn4079           紹介 挨拶もそこそこ歩き始めます。暫くは緩い道です。

Dscn4091            一ノ沢川に沿って傾斜も徐々にきつくなり

大瀑を横目にやがて・・・

9時50分 法印瀑

Dscn4095                       法印瀑

法印瀑からは山裾を巻きながら進みます。足下の両側にはオオバキスミレが。
Dscn4096                 群生するオオバキスミレ

オオバキスミレの群落の次はカタクリの群生が見られます。

Dscn4101                  カタクリが一杯

Dscn4108               オオヤマザクラ カスミザクラ等、自生の桜

主峰 櫛形山への分岐点(501.7m)から道を右に分け大峰山に向かいます。
Dscn4117                   箱岩峠 菅谷 馬越への分岐ポイント

11時53分 大峰山山頂(399.5m)
Dscn4118                この日の目的地 大峰山山頂

生憎、ガスで霞み飯豊連峰の展望は叶いません。
それでも今回は花を楽しみながらの親睦山歩き、丁度、空腹を覚えてきます。

12時02分-13時10分 チェリーヒュッテ大峰
Dscn4120              お邪魔しま~す。  チェリーヒュッテ大峰(ログハウス)
Dscn4121                親睦会の始まり 料理の数々はまだ序章

「これ どうやって作るんですか?」  レパートリー増やそうと質問が飛び交います。
親睦山歩きの一番楽しい時間でもあります。

Dscn4122                   この小屋は旧 加治川村が建てたのです。

“山の花は、山に咲いていてこそ美しいもの、あなたの家に咲いても美しくありません”

山のマナーは守りたいものです。

食べながら山談義、楽しい時間は瞬く間に過ぎていきます。

下山は一本松展望台から寺沢林道経由で桜公園です。

             ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*

*途中、見られた花々です。    ※ 全て拡大します。

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(写真 左 ニョイスミレ   右 ナガハシスミレ)
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(写真 左 オオバキスミレ 右 ヒトリシズカ)
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(写真 左 アズマシロガネソウ 右 サンカヨウ)
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(写真 左 シロキツネノサカズキモドキ   右 エンゴサク)
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(写真 右 カタクリ   左 キケマン)
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(写真 左 クロモジ  右 オオカメノキ)

ほかにも、いろいろ 色々 イロイロ見られます。

          ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

Dscn4123              晴れれば粟島も見られるのですが・・・

Dscn4128              国の天然記念物 大峰山橡平サクラ樹林
オオオクチョウジザクラ、オオミネザクラ、カスミオクチョウジザクラ、カスミオオヤマザクラの4種が
学名登録されている貴重な場所 昭和9年 国の天然記念物指定。

橡平サクラ樹林は開花が始まったばかり、雪景色にも似る山腹の花景色は時期尚早。

Dscn4129              一本松展望台 長閑なひと時

寺沢林道から桜公園へ下ります。

14時45分 桜公園

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Dscn4140                     紅豊

Dscn4142                  八重紅彼岸

Dscn4144                     嵐山(アラシ山)

河津桜など既に咲き終えた桜、今が盛りの桜、これから咲き出す桜・・・多種類の桜が
植えられ、たっぷりとお花見ができます。

※ 大峰山桜公園では109種 300本以上の桜が植栽され、寒桜。河津桜等々
四季を通じて桜が楽しめます。

Dscn4146               桜公園Ⓟの水場に咲くミズバショウ

スカッとした晴れ間が広がらず飯豊連峰の展望は得ることが出来なかったものの
長岡からの遠来の山友の皆さんも、喜んで頂けたようでありがたく思うジィ~ジです。

帰路立寄りは、道の駅 加治 地元の名品、産物購入し、再会を約してお別れ。

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  有意義な親睦山歩き (完)                     39

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