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2013年10月

2013年10月30日 (水)

日々是好日?(その1)

世の中は結構良くしたもので、嫌われ・鼻つまみジィ~ジで高校時代の
友人が6人、進学した学校も、職業、住まいする場所も異なるのに卒業以来
半世紀以上も交友関係が継続され、10年程前から1回/年の寄合が
定例化され、昨年は琵琶湖 雄琴温泉で宿泊、翌日は安土城址周辺を見学。

そして今年は、京都亀岡湯の花温泉。

ジィ~ジは越後新潟、富山県に二人(富山市、高岡市) 東京から毎週飛行機で
富山へ金帰月来一人、石川県能登半島に一人、兵庫県加古川に一人。。。

ジィ~ジはバスで前日 一旦富山へ出て富山在の友人と会食、前泊です。

10月18日(金) 

お昼前に高速バスは、富山駅前に到着。
友人の車で早速 お昼です。 富山のお昼はラーメン ラーメン=富山ブラック

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(写真 左) 富山ブラック  少し味が濃いのでご飯をお供にした方が・・・
(写真 右) 店内の様子。

富山ブラック お江戸のラーメン博でも最高の売り上げを上げた実績も。

富山は昔から“越中売薬” 薬の町の名残が現在でも彼方此方で見られます。

Dscn2030                     富山の薬 あれこれ

薬の扱い店、メーカーも枚挙に暇有りません。

夕方からは一杯 会食です。
富山市の夜はその名も 〔桜木町〕 (チェリータウン) 

Dscn2031            一軒目の料理屋さん まず手始めに清酒 立山から

で乾杯、そのあとすぐジィ~ジは常温で“立山” 
一杯やり始めれば、オーダーした料理もお酒も写真撮ること忘れます。

料理屋さんで小腹を満たせば、当然の如く次のお店へ・・そしてまた・・・

郷里 富山市で痛飲 夜も更けます。   

10月19日(土) 

8人乗りのレンタカーで友人がお迎え、聊かまだ眠さ残ります。
北陸道 石川県 徳光ハイゥエーオアシスで一人の友人ピックアップして
道中、賤ヶ岳SAでお昼を取って一路 京都に向かって  

車に搭載ナビで京都亀岡駅で兵庫県加古川在の友人と待ち合わせ。
殆どピッタリ 時間通りに落ちあえた我らです。

全員揃ったところで、亀岡湯の花温泉 今宵の宿 すみや亀峰庵  

貧乏人のジィ~ジにとっては超 高級温泉旅館。

一室にトイレが2カ所 ベッドルームの他に小上り含め3部屋繋がり、
桧の浴槽、おまけに部屋内に“足湯”まで  この一室に3人で。

同じような仕様の一室を別に3人で・・・

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(写真 左) 温泉入浴夕食前に語り合い
(写真 右) 部屋内 足湯

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(写真 左) 会席料理 その1 松茸土瓶蒸し 子持ち鮎 etc
(写真 右) 会席料理 その2 お造り

次から次と趣向を凝らした料理が運ばれて来るも恥ずかしいのと
酔いが少しずつ回ってきたので写真はカット。。。

半世紀前の出来事 思ひ出話、近況・・・話は尽きませんがヤッパリ
行きつくところは 〈健康第一〉です。

京都の夜は、更けていきます。床に就く前に又 入浴  

10月20日(日) 

予報通り雨の京都です。

Dscn2039                 朝食の一部  *取りたてて特記は無し

保津川下りは、体験しているし、おまけに雨がシトシト シトシト  

時間的に京都の街の神社仏閣彼方此方廻ることも無理。一か所に絞ります。

向かった先は、【二条城】 
ジィ~ジ半世紀以上前、中学校の修学旅行以来?または学生時代以来?
本当に随分と昔になってしまいました。

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(写真 左) 唐門
(写真 右) 唐門 彫刻

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(写真 左) 二の丸庭園
(写真 右) 本丸櫓門

Dscn2048                  本丸御殿   *拝観不可

写真は撮れませんが何十年ぶりに 二の丸御殿 を見学。
大政奉還に至るまでの、徳川家の栄華を垣間見ることが出来たような気が・・・

それにしても今更ながら、日本の伝統美、高い芸術性を再認識させられます。

ジィ~ジは夕方のバスで富山から越後へ戻らねばなりません。

お昼は二条のANA HOTEL。食事をとりながら来年の予定打合せ。
(鬼が笑うかもしれませんが)

来年は飛騨高山 奥飛騨温泉郷で飛騨牛を食しながら温泉を楽しむことに決定。

お昼を終えて、加古川在の友人とお別れ、我らはジィ~ジの運転で帰路に。
金沢 徳光ハイウェーオアシスで一人下車。一路 富山駅前を目指します。

駅前発車高速バス 5時10分。 ジィ~ジ到着 5時Just。
富山在、東京在の友人に見送られバスに乗り込むジィ~ジです。

9時前には新潟到着。相方が車でお出迎え。

“友は有り難き哉”  楽しい三日間過ごせたジィ~ジです。

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2013年10月26日 (土)

秋晴れの会山行【菱ヶ岳~宝珠山】

異常気象が当たり前と思わさせられるような昨今。この先も不安が増します。

年寄りジィ~ジが所属する山の会でも7月~9月までの3か月間に予定された
グレード別に61コース。そのうち荒天で中止が13コース。何と2割以上です。

今回も当初12日(土)予定のところ予報が悪く14日(月・祝)に変更実施です。

10月14日(月・祝) 

目的の山は五頭山塊 盟主 菱ヶ岳(974㍍)から阿賀野川に終わる末端に
突起する西端の山 宝珠山(559㍍) までの縦走 約11キロm。

参加者 男性 9名 女性 21名 計30名 リーダーはH・N女史。

7時05分 内の沢登山口Ⓟ

Dscn1963                  Ⓟから長い縦走の始まりです。

ジィ~ジはラスト(殿)リーダーを務めます。
30名の世帯は、長い行列を作ります。

久し振りの好天、山登り絶好の日です。

Dscn1964                        北山(632㍍)
北山からすぐ先は“杉端” 冬場は岩峰杉端から直登して稜線へ出るのですが
無雪期は急斜面の左側のトラバース道を利用です。

休日で好天、一般のハイカーさん、次から次と追いついてきますが、その都度
「登り~2人 班毎に固まって 間を空けろ」 大声で指示するジィ~ジです。
団体登山は一般的に迷惑を掛ける事が多いので、気配りが大事です。

8時55分ー9時00分

Dscn1965            笹清水 30人も居るとザックの下ろす場所も無し

Dscn1966                       ブナ林を前進

笹清水から稜線に出るには、100㍍の高低差、おまけに息が上がる程の急登。

Dscn1968               木洩れ日溢れるブナ林の稜線。

爽やか、気持ちの良い歩きが出来ます。
一番目の目標【菱ヶ岳(974㍍】の山頂は一気に80㍍登らなければならない急登。

9時50分ー10時05分 菱ヶ岳

Dscn1969                  菱ヶ岳山頂 荷を下ろし休憩

*山頂標識と案内標識 2本の標柱は我が会で設置(労役奉仕)。

Dscn1971                    
                     遥か新潟市と日本海

絶好の登山日和、暑くも無く寒くも無く、空気も澄み 言ううこと無し!!

Dscn1972             パンとイチゴジャムが全員に(リーダー手作り)

Dscn1974               風で葉が飛ばされた真っ赤なナナカマド

Dscn1973_2              遥かに会津磐梯山が・・・ ※(拡大)

【菱ヶ岳】山頂から一気に100㍍の激下りが始まります。
時折、枝につかまったりしながら慎重に下ります。

10時40分 大日山 西山展望台 (924㍍)

2       菱ヶ岳(左)と中央に飯豊連峰 右手最奥 会津磐梯山 ※(拡大)

このピーク 阿賀町(旧 三川村)では西山 阿賀野市(旧 安田町)では大日岳
何故?呼称が異なったんだろう?

アップダウン繰り返しながらの稜線漫歩 岳人に人気の高い飯豊連峰を終始
脇目で眺めながら・・・快適快適 気分良し。
山歩きは何と言っても晴天が一番です。

西山展望台から野須張峰のピークを目指します。

11:00 野須張峰(903㍍)

Dscn1991                     野須張峰に向かって

野須張峰の山頂近く急に賑やかな声が聞かれます。
山頂では20人以上のハイカーが車座になって寛いでいる最中。
(地元 旧 水原町の親睦登山とか)
我らはまだまだ先を目指します。

Dscn1994          飯豊連峰大日岳から北股岳 右手薄ら磐梯山 ※(拡大)

宝珠山から大蛇山、野須張峰までは低木の藪が密集し登山道は無かった。
地元 安田町 水原町の愛好家の永年の努力で平成12年(2000年)開削され
現在は通年歩くことが出来るようになりました。有り難いことです。(感謝)

野須張峰から少し下ればなだらかな広大な台地状の尾根が拡がり
開放感が味わえ、10年以上前の残雪期を思ひ出すジィ~ジです。

爽やかな風にススキの穂が揺れてます。秋本番を感じます。

日頃は殆ど人が入らない場所。この付近は熊さんの生息エリアです。

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(写真 左) 熊避け 鉄パイプと鉄丸棒  ※ 拡大
(写真 右) 熊庭                ※ 拡大
熊避けのスチールパイプを試しに叩いてみます。 この付近3か所ほど。

お昼予定の大蛇山(オオジャヤマ)は激下りして登り返し!!

Dscn2000                    急傾斜を下るメンバー

登り返してお昼の予定 大蛇山

11時45分ー12時25分 大蛇山(799㍍)

Dscn2003                   待望のお昼が始まる

大蛇山の標識とピッケルを持った石地蔵が置かれています。
右から左から自慢の手作り料理(オカズ)が廻ってきます。

Dscn20051                記念の集合写真   ジィ~ジ撮影

お昼を終えて、最後の目的地 宝珠山へ向かいます。

Dscn2008             阿賀野川を挟み対峙する菅名山塊 鳴沢峰

Dscn2011                   遥かに角田山~弥彦山

好天のお蔭で大佐渡山脈も目視できます。

Dscn2013                     ムラサキシキブ

13時30分ー13時45分 宝珠山(559㍍)

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(写真 左) 宝珠山山頂   ※(拡大)
(写真 右) リーダー手作りイチジク甘露煮 ※(拡大)

参加者全員に手作りイチジク甘露煮が振る舞われます。甘くて美味!!

この日のリーダーH・N女史は大層な強者。手作りパンにジャム、更に
イチジク甘露煮などザックに満載。試にジィ~ジ片手で持ち上げるも・・・
ザックの重量 聞けばテント泊でもないのに13キロ有ったとか\(◎o◎)/!

宝珠山から、登山道が真下に見える程の激下り、向かいの八咫柄山へ。

13時55分 八咫柄山

Dscn2018                      八咫柄山山頂標識

10年程前まではR49草水リバーサイドから宝珠山へは大沢尾根を登るのが
普通?だったのですが、現在は地権者の関係で入山出来ません。

当時は宝珠山から菱ヶ岳への縦走路は開削されていなかったので残雪期限定、
毎年3月中旬に草水から菱ヶ岳日帰りピストンを3、4年定例のように実施。
しかし、悲しいかな、もう今はそんな体力残っていません。

現在は丸山尾根 赤松山を目指し宝珠温泉へ下るルートが一般的に・・・

14時42分 赤松山

Dscn2019                赤松山   松茸見つからず

15時00分 赤松城山

Dscn2020               赤松城山故事来歴  ※(拡大)

Dscn2021                   新潟平野を俯瞰しながら

里がだんだん近づいてきます。

Dscn2023                 ミズナラ樹林の赤松森林公園を下る

15時45分 赤松登山口 

Dscn2024                お疲れ様!! リーダーが一人一人に握手

休憩含み9時間弱 11キロの長丁場、絶好の登山日和のもと、参加者30名
誰一人体調不良や遅れる会員も現れず。大したもんです。

気持ち良く汗を流すのは田圃を挟んだ向かいの安田町 宝珠温泉。

Dscn2025                    宝珠温泉 あかまつ荘

ゆっくりと浴槽に身体を沈め のんびり また~り  じょんのび じょんのび。

温泉施設の大広間でリーダーからの労いの挨拶が有り、借上げバスに乗車
一路 秋晴れの越後路を新潟駅南口に向かいます。

リーダーご苦労様 参加者の皆さん お疲れ様でした。

久しぶりの秋晴れ、最高の条件での山歩き 大満足のジィ~ジです。(完)

附)
宝珠温泉から宝珠山 今年は2月26日 仲間の皆さんと歩きました。

 Dscn2723 Photo
(写真 左) 宝珠山へ向かって
(写真 右) 八咫柄山手前の丸山小富士の岩稜帯はナイフリッジが続く

Dscn2732                     両側切れ落ちています

山頂Attackはかなりハードです。下山も滑落しないよう注意を要します。
Dscn2728                     ジィ~ジ 山頂にて

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2013年10月22日 (火)

目的地に到達出来ず・・・

いつものことながら、いざとなると行先が中々決まらない我が家。
今回も天気予報を眺め、「あそこにしようか」 「ここにする?」

最終的に決まった目的の山は 
【安達太良山(1699.6㍍】 数あるコースから今回は『塩沢コース』 

10月12日(土)  

磐越自動車道猪苗代ICから登山口の二本松塩沢スキー場を目指し 
時折 雲間から晴れ間も覗いていたものの、登山口に到着したころには 

『塩沢コース』は大凡、20年振り2回目。沢沿いで紅葉が綺麗だったことだけが
記憶に残っているジィ~ジです。

8時30分 二本松塩沢スキー場登山者用Ⓟ

Dscn1931                    スキー場 登山口

 には既に数十台の車が停められ、歩き始めるハイカーも見受けられます。

Dscn1932                     登山道の始まり 

登山道はやがて所々に踏み板が敷かれたU字溝状態の道が暫く続きます。

8時45分 馬返し分岐 3/30

Dscn1933            ミズナラに括られた 3/30 行程表

1/30~30/30の里程標は登山口からくろがね小屋までを30に分けた目印。
更に前進すると直ぐに5/30金剛清水に到達です。
周囲はミズナラとウダイカンバの大木が密集する樹林帯です。
登山道は徐々に傾斜も増し、山肌にも登山道にも岩が見られ始め“落石注意”
看板が多数出てきます。
高度も1000㍍を超え、湯川渓谷 が数十m真下に見られるようになり高度感も
感ずるようになります。
登山道は山腹のヘツリ道、ところ何処に何カ所も鎖が張られています。

9時38分 屏風岩

歩き始めて約1時間強 屏風岩付近から音を立てながらのが降り出して
ものぐさジィ~ジでも我慢できず雨具の着用です。
視界もイマイチで意気喪失 Tension  

それでも遠路出かけてきたのです。我慢して先を目指します。

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(写真 左  相恋の滝    右 八幡滝)   ※クリック拡大

八幡滝を過ぎれば、一の橋、二の橋・・・五の橋まで沢を右に左に交叉し
高度を上げます。二の橋と三の橋(天狗岩の上)の間には垂直に近い
ロープが下げられた10メートル程の岩場も有ります。

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(写真 左  21/30地点   右 三の橋) ※クリック拡大

岩の上の雨に濡れた落ち葉で滑り易いような場所を慎重に通過します。

Dscn1941                      落ち葉と渓流

ロープだけの六の橋(28/30)を渡ると、天狗の庭と書かれた小さな湿地帯。
くろがね小屋まで700㍍と書かれた指導標が下げられています。
雨は少し小降りに変わっていますが、この付近で何人もすれ違います。
「もう山頂から下山ですか?」とジィ~ジが質問。
殆どの登山者が「天気が悪いのでくろがね小屋で止めました。」との返答です。

11時00分ー11時32分 くろがね小屋

天狗の庭からのガレた道を登りきると奥岳登山口からの登山道と合流。
広い道に変わりくろがね小屋も目前に迫ります。

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(写真 左  くろがね小屋目前  右  くろがね小屋) ※クリック拡大

くろがね小屋の休憩室は雨宿りする登山者で大混雑。
何とか二人分のスペース確保し、持参のお握りで腹拵え、早目のランチ。
山頂方向はガスガスガスで視界全く不明瞭。
お握りを頬張りながら相方と善後策を打合せ。山頂向かうか!下山するか!

通常あればくろがね小屋から山頂まではCT約1時間。
雨具も来ているし山頂を目指すことに・・・

30分ほどのお昼を終えて小屋を出ます。
小屋からはガレ場の赤茶けた急登のガレ場の登山道が山頂へ続きます。
先ずは峰の辻へ向かいます。前進するにつれ横殴りの風が吹き付けます。

Dscn1946           10mほど先の登山者の姿もガスでボヤーッ

12時00分 峰の辻

Dscn1947                         峰ノ辻

強烈な風は吹き止むことを知りません。
偏屈なジィ~ジ、本峰へ行こうと言う相方の言を聞かず牛の背方向へ向かいます。

Dscn1948                 荒涼とした山頂手前の稜線

前方から何人も下ってきます。山頂の岩峰(乳首山)が見える筈の稜線まで
どうにかこうにか辿りつくも、耐風姿勢で前進には時間が掛るだけ。
70㌔弱のジィ~ジでも吹き飛ばされそう。
安達太良山頂は初めてではないし、無論、展望望む術も無し。山頂目前で撤退。

相方の言に従い本峰直行コースを辿れば山頂到達できたことでしょう。
 

峰ノ辻からくろがね小屋を目指して往路を下山です。
暫く下ると地形も変わり強風も少し遮られます。

Dscn1950                    真下にくろがね小屋

晴れていれば紅葉もそれなりに見頃だったかも・・・

くろがね小屋前の黒岳登山口コースの広い道を分け塩沢コースへ向かいます。

Dscn1953                     天狗の庭 (湿原)

Dscn1956               落ち葉舞い散る登山道を下山

Dscn1957                真っ赤に燃える 小さな秋

Dscn1958                   24/30 五の橋渡る相方

13時50分 荒龍岩

Dscn1959                      荒龍岩標識

雨も殆ど上り、雨具をザックに仕舞って下山です。

Dscn1960                 沢沿いの濡れたヘツリ道

所々に注意を要する沢筋のヘツリ道。注意しながらゆっくりユックリ。

Dscn1961                  登山口の小沢で靴を洗う相方。

15時30分 二本松塩沢スキー場登山口

大概のハイカーは下山したのか?Ⓟの車は激減しています。

靴を履き替え、ザックを車に積んで、汗と汚れた身体を洗うべく塩沢温泉立ち寄りです。

温泉で暖まり、道中、高原野菜を少々購入し、更に猪苗代IC手前の名物
柏屋 薄皮饅頭を土産にGet。

猪苗代ICから運転はジィ~ジより遥かに上手な相方にタッチ!!
ジィ~ジはウツラウツラ ~~~

目的達成はならなかったものの、何時もの山とは沢沿い登山道で少し感じが
変わった歩きを楽しめ、それはそれで良し!! でも雨は如何にも・・・

高村光太郎 “智恵子抄”では阿多多羅山 一般的には安達太良山 
                                 この項 完。

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2013年10月15日 (火)

2人で占拠した【光兎山(966㍍)】

過っては信仰の山として昭和24年まで女人禁制、そして春になると兎の形をした
雪形が現れて農耕の目安に、そして861年 天台座主 慈覚大師が開山の山。

観る場所によってはピラミダルな形の良い山 【光兎山(966㍍)】 こうさぎさん

10月7日(月) 

ジィ~ジと相方 数年ぶりの 光兎山 

8時50分 光兎山 中束(なかまるけ)登山口

 Dscn1890 Dscn1892
(写真 左) 中束登山口
(写真 右) ブナ林の爽やかな登山道。

登山口からは暫くなだらかなブナの林の中の道を進みます。

9時50分 虚空蔵峰

Dscn1893                   虚空蔵峰(629.4㍍)

登山口から約1時間で、往時の信仰登山の面影残す “虚空蔵峰” 

虚空蔵峰からは少し下って再び登り返しとなります。

この山域は 熊五郎の生息域 この日は熊避け鈴使います。

Dscn1894_2              高坪山山塊(後方左は櫛形山塊)

虚空蔵峰からなだらかなアップダウン 約20分 観音峰(621m) 

Dscn1895_2                    観音峰の小さな社

またまた下り、一寸した急登の登り返し、ぴょこっと屹立した 雷峰(805㍍)

10時55分 雷峰(805年)

Dscn1897                     漸く顔を出す【光兎山】

雷峰からは一旦下り小ピークを越えて最後のキツイ登りがってます。
山頂に近づくにつれ反ってキツクなるので疲労感が増してくるジィ~ジです。

Dscn1898                   女人禁制の名残 伝説 姥石

Dscn1900                        難所 駒返

古の修験の道 険しい個所も所々に出てきますが、張られたロープに
助けられ何とかクリアー

Dscn1901                山頂が近づく (見た目より急です)

11時55分ー12時25分 光兎山山頂

Dscn1908        緯度経度まで記入された山頂標識(関川村 平田大六村長書)

アキアカネが飛び交う360度遮るものなき山頂からぐるーりと四周を眺望。

Dscn1912              残雪期含め10回位近く登った“鷲ヶ巣山”

格別の会話も無く、相方手作りのお昼を食べながらただ只管、展望満喫。

Dscn1909                 粟島がとても近くに見られます。

2              後方に人気の朝日連峰 大朝日岳~以東岳

Dscn1913                   おまけ  秋空バックに

この日、終始誰にも遇わず 二人で【光兎山】 占拠

Dscn1914                    下山開始直後の相方

岳人憧れの“飯豊連峰” は上部に雲が被さり展望はイマイチ。(写真 無し)

要・注意箇所は慎重に下ります。

Dscn1916 Dscn1920 Dscn1921_2
(写真 左 アキノキリンソウ 中 ミヤマママコナ 右 オヤマリンドウ)

13時07分 雷峰

Dscn1922               樹木の中に佇む 雷峰 雷大権現

Dscn1923                  ブナ林が爽やか観音峰

14時27分 中束 千刈 分岐

Dscn1924_2                中束登山口 千刈登山口分岐

我らはの回収の関係上、中束(なかまるけ)へ下ります。

Dscn1925                       モミジバハグマ

15時00分 中束登山口

標高1000㍍にも満たない【光兎山(966㍍)】
大雑把に言えば1時間で高度差300㍍上昇。従って休憩入れて3時間で
漸く山頂。山頂までの距離が長い山と言えるでしょう。
おまけに山頂近くになるにつれハードさが増す。難儀な山と思うジィ~ジです。

所属する中高年“山の会”では、毎年 ヒメサユリの咲く頃に会山行として
実施され、多くの会員が参加します。

眺めて良し登って良しの【光兎山】です。  占拠・独占気分良し。

       ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

折角久しぶりに関川村へ来たのです。R290から村上市へ寄って行こう。
目的は の購入。

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(写真 左) 村上町屋屏風まつり  堆朱細工 焼き物 屏風 お宝ザクザク
(写真 右) 地酒 購入する相方

写真はいずれも益田甚兵衛酒店 
購入した日本酒は (〆張り鶴) 4種 4本  暫く楽しめます。

プレミアが付く地元銘酒も市内の酒店ではどこでも定価で購入できます。

丁度 第十三回 城下町村上 町屋の屏風 まつり開催中。
(9月15日~10月15日) 旧町人町一帯

64軒で展示中 時間が有れば・・・残念。 

                                                2人で占拠 【光兎山】  (完)

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2013年10月11日 (金)

ちょっぴりご無沙汰?【平標山(1984㍍)】

越後からも関東からも比較的アクセスが良く、歩き甲斐もそれなりにある
谷川岳山塊の【平標山(1984㍍)】は、山登り愛好者には人気の山。

年だけはたっぷり重ねているジィ~ジです。
谷川岳縦走を含め、残雪の初春・花の初夏・紅葉の秋・新雪の初冬と、
20数回は、訪れているのですが、ちょっぴりご無沙汰、今年は初めて。
(今年6月相方が女子会4人で谷川岳~平標山縦走の際、アッシー役で
途中の松手山まで迎えには行ったものの・・・)

10月4日(金) 

天気予報で、比較的降水確率が低い方面に目的を設定しての【平標山】

7時40分 元橋Ⓟ

 Dscn1833 Dscn1834
(写真 左) 元橋登山者用P
(写真 右) 花の百名山 注意喚起看板

Ⓟはガラガラ?と想定していたものの平日なのに    何台も。

松手山登山口からは樹林帯の中の登山道をジグザグに高度を上げます。

Dscn1836                ガスが・・・ スッキリ晴れそうに有りません。

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(写真 左) マツムシソウ
(写真 右) オヤマボクチ

Dscn1840                       巨大鉄塔

8時46分-8時55分 鉄塔(1411㍍)
登山者用駐車場からゆっくり歩いて約1時間 巨大鉄塔 (休憩一本)。

 Dscn1844 Dscn1849
(写真 左) ツルリンドウ
(写真 右) ウツボクサ

巨大鉄塔から所々が階段状の登山道を松手山に向かいます。

9時33分ー9時40分  松手山(1614㍍)

Dscn1853                         松手山山頂標識

松手山から先は森林限界。平標山までの稜線は風の通り道。
過去、耐風姿勢を取っても吹き飛ばされそうになり、途中撤退した事が2度。

時折の強烈な風で瞬間的に晴れ間が覗くことが有るものの、谷間からは
間断なくガスがモクモクと湧き上がってきます。
どうやらは期待薄の様です。 苗場山方面もガスに覆われて・・・

Dscn1855                   次から次とガスが湧きだして

Dscn1857                 山肌は紅葉が始まりカラフル

Dscn1860                     ガレ場の階段登る相方

この付近で撤退した事、過去2回。

ガレ場のピークには大山祗神社の小さな石祠がヒッソリと祀られています。
ここまで来れば、【平標山(1984㍍)】山頂は目前に迫ります。

11時00分ー12時15分 平標山山頂

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(写真 左) 平標山山頂標識
(写真 右) ランチの一部  *冬瓜と豚肉 卵焼き 茄子漬 他

生憎、四周はガスに覆われ視界不良、この先の谷川連峰最高峰 展望の山
【仙の倉山(2026㍍)】はパスしてハイマツの脇に腰を下ろし風を避けながら
ロングランランチタイムとします。

Dscn1872                  平標山山頂から平標新道を俯瞰 

食べながらのんびり休んで下山です。
下山路は、たまに“平標山の家”経由で平元新道を下ろうかと・・・

Dscn1873                    草も燃え紅葉も

Dscn1874              草紅葉眺めながら階段登山道を下る

Dscn1877                    ガス湧く、仙の倉山方面

Dscn1878                        黄葉・紅葉

12時50分ー13時15分 平標山の家

Dscn1879                        平標山乃家

*昔 三国峠から、ここで一泊して谷川岳までの縦走したことが思い出されます。

チップ制の 簡易水洗で綺麗に管理されています。

20年ほど前、平標山へ登るには殆ど平元新道を利用したものです。
(当時は登山口まで自家用車が入れ便利だったのです。現在は通行禁止)

家で誰が待つでなく、急ぐ必要もない我が身なれば、ここでもゆっくり大休憩。

樹林帯の中に切られた急な登山道、躓かないように慎重に下ります。

Dscn1880_2Dscn1881              写真 上段 ナナカマド 下段 ヤマウルシ?

秋盛りの色付いた木々を愛でながら気持ち良く下山。
何か収穫無いかなぁ~? 残念ながら知識は殆どゼロ!! 
それでもビスターリ ビスターリ ゆっくりゆっくり下ります。

14時15分 登山口

Dscn1882_4                   道祖神置かれた登山口

別荘地が開発される以前は、この近くまで OK。
現在はここから長い長い林道歩きが待ってます。(岩魚沢林道)

ちんたらちんたら歩き、別荘地手前から沢沿いにへ戻ります。

15時30分 元橋Ⓟ

精一杯ゆっくりしてきたせいか?朝よりも車の台数が激減(当たり前)。

終日に恵まれず展望は得る事が出来なかったものの、紅葉前線を
確認・楽しむことが出来て満足のジィ~ジです。
  

帰路の立ち寄り温泉は 街道の湯  芯から身体が温まり気分爽快!!

関越道から北陸道 新潟西ICへ 一路我が家を目指します。   

Dscn1887                            夕日で茜色に染まる新潟の空

幻想的なGradation、夕焼けの空を飽かず眺めながら・・・

    

    暫くぶりの【平標山】 この項 (お終い)

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2013年10月 8日 (火)

調子の確認は【角田山】

日頃、特段の訓練もしていないジィ~ジ。
体調・脚力・気力の確認する為に、【角田山】を利用します。
昨年までは“稲島コース”、そして今年は春先から家から近い“宮前コース”

10月1日(火) 

12時15分 宮前登山口

Dscn1809                      宮前登山口

お昼を早めにとって    この日はジィ~ジ単独行。

それなりに何時もより少し早目に歩いてみます。
(呼吸の乱れ、脚力の衰え具合 疲労感)

13時20分ー13時50分 山頂

Dscn1819                        山頂標識

途中 写真撮ったりして登った割には自分なりに まぁまぁ?

山頂のエドヒガンザクラの巨木の下には、数人の知り合いのお姉さんが・・・
この日は定例会!?

Dscn1820                   ヤマグリ拾うお姐さん

この時期はイガに包まれたヤマグリが沢山拾えます。

Dscn1821                        ヤマグリ

ゆっくり休んで往路を下ります。

Dscn1823                写真では表現できない急登の尾根

注意を要する危険な個所を過ぎれば気持ちの良い樹林帯の尾根歩き。

Dscn1826                    爽やかな登山道

Dscn1827             
              信長に敗れ落ち延び再起を図る朝倉家一族 

戦国歴史を垣間見ることも出来ます。

14時45分 宮前登山口

年寄りジィ~ジの我が身にとっては、上りも下りもまずまず (一安心)
もう少し、好きな山を歩くことが出来そう。。。

ジィ~ジ 【角田山】  25-17 。 (完)

     ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:* ☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*

追) 行き帰りこの日、見られた花々の一部  ※ 拡大
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【角田山】 降雪期以外では、何か花が見られます。

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2013年10月 3日 (木)

関東遠征会山行【鼻曲山】

ジィ~ジ、かなりの【臍曲り】なれど、この度はへそ曲がりならぬ【鼻曲山】です。

所属する“中高年の山の会”の会山行に参加です。
参加者 男性14名 女性22名 計36名の 大所帯 リーダーはS・F氏
ジィ~ジはサブリーダー 殿を受け持ちます。
(相方は前日より泊まりで剱岳 展望の山 一寸ハードな大猫山の会山行にエントリー 
 今回もバラバラの行動です。)

目的の山は、群馬県と長野県に接する【鼻曲山(1655㍍】
山名の由来は山頂の大岩 大天狗が巨大な鼻に見えるとか・・(定かならず)

9月28日(土) 

* 行程 コースタイム 詳細レポは、同行会員S氏参照 ⇒コチラ

登山口 霧積温泉

Dscn1780              霧積温泉登山口 ストレッチしてスタート準備

霧積温泉 金湯館は、西条八十 “帽子”
母さん僕のあの帽子どうしたでせうね。
ええ、夏碓氷から霧積へ行く道で落としたあの麦わら帽子ですよ。
僕はあの時ずいぶん悔しかった。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。

・・・をモチーフにしたベストセラー森村誠一(人間の証明)の舞台であり、
更に伊藤博文が明治憲法の草案を練った場所と言う。
入口のきりづみ館は昨年閉館。

Dscn1781           なだらかな道を金湯館に向かって ホイホイ坂

Dscn1782                  ホイホイ坂途中から右折

*会山行のメリットの一つ 
借上げバス利用の為、山頂ピストンでなく上り下り別コースが歩けます。一度で2度美味しい。

今回は、群馬県霧積温泉から入り、長野県軽井沢長日向へ下ります。

Dscn1783                    U字溝状の登山道

Dscn1789                   概してなだらかな登山道

楢系の樹林帯に切られた登山道 道には団栗がコロコロ コロコロ コロコロ。。。

Dscn1790                     十六曲峠分岐

時期的に花は端境期? あんまり見られません。
Dscn1791_2 Dscn1793 Dscn1794
(写真 左から トウヒレン トリカブト オヤマリンドウ) ※ 拡大

Dscn1792                      笹で藪状態の登山道

山頂の“大天狗”手前は少々急登。
何しろ36名の大人数のラストは、難所で待ち時間が長く、通り越してからは
追い付くに相当なエネルギーが必要なのです。意外と疲れます。

Dscn1796                  山頂 大天狗 標識

山頂の“大天狗”は樹林に視界を遮られ、おまけに狭いので半分は隣の山頂
“小天狗”で休憩・昼食取ることに・・・

“小天狗”は展望が開けていますが少々靄って・・・

Dscn1797                  ウッスラと表妙義・裏妙義

Dscn1798                浅間山は天辺が雲で覆われて

Dscn1801                    隣に聳える 浅間隠山

幸い?土曜日で山頂も混雑し、大人数で迷惑掛けそうだな・・と気にしていたものの
山頂到着が少し遅くなったので、地元ハイカーは殆ど下山した後、ホッ!

下山は信州軽井沢長日向に向かって緩い広い道を辿ります。

Dscn1802                       緩い登山道

Dscn1804            
                     後ろから見ると 大勢だなぁ~

Dscn1805                    軽井沢 長日向

登山口の軽井沢銀座も失礼ながら過っての面影あまり見られません。
主の居ない別荘が何戸も見られます。これまた時の流れと思われます。

この日のゴール、2台の借上げマイクロバスが待機中。

リーダーのF氏、事前に調べ費用的に少々高い?軽井沢近郊の温泉は避け
少々離れた 真田家ゆかりの 岩櫃城を模した 岩櫃ふれあいの郷  

ゆっくりと温泉を楽しめば、あとは新潟までで3時間以上かかります。
風呂上りに500ミリ缶開け、空腹も覚えコンビニ停車、腹ごしらえに弁当と
清酒ワンカップ購入。心地よい疲労感と酔い心地で新潟に向かって  

Fリーダー始め、参加者の皆さん お疲れ様でした。

            この項(完)

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