所属する中?高年(老々)山の会、最大のメリットは借上げバスを利用するので
個人山行と異なり、車の回収が不要なこと。
つまり山頂まで行って同じ道を下らなくても良いことです。
今回は湯殿山(1,500㍍)、羽黒山(418㍍)と並ぶ出羽三山の雄 月山(1984㍍)
月山は、日本百名山 新・日本百名山 花の百名山 新・花の百名山 そして
古くからの修験道・信仰の山として、又 豊富な遅くまで残る残雪で夏スキーの
メッカとしてその名を全国に響かせています。
今回コース
【月山】8合目バス停~弥陀ヶ原~仏生池~月山山頂~牛首~姥ヶ岳~
姥沢上駅=(月山リフト)=姥沢
リーダーは相方。ジィ~ジはラストリーダー殿を受け持ちます。
参加者 男性 9名 女性 18名 計 27名
6月29日(土) 
9時45分 8合目大駐車場
8合目大駐車場 相方先頭でスタート
は朝6時新潟駅南口をスタートするも日本海・東北沿岸道は未だ未完の為、
距離の割に時間を要します。
コバイケイソウの群落 弥陀ヶ原を全進
30名近くになると流石に長い!幸いスタート時間が遅いせいか?一般登山者が
少なく大きな迷惑にはならないようです。
今年はコバイケイソウの数年に一度の花の当たり年とか・・全く持って見事です。
広大な弥陀ヶ原と大小の池塘
雪解けと相俟ってガスが湧き、辺りを包み始めます。
ガス湧きだす雪渓を前進
11時10分ー11時30分 仏生池
仏生池小屋
霧雨状のガスが辺りを囲み、雨具を着ける参加者も・・・
群生するチングルマ
オモワシ山の山裾から行者返しの岩場の急登に掛る辺りで女性参加者の一人が
体調不良の様子が見られ、皆より遅れ始めます。
ラストのジィ~ジがサポートしながらゆっくりと前進。ここからは下山も出来ません。
山頂手前モックラ坂途中 本隊は遥かに前方
山頂手前付近 相方が空身で迎えに来てくれ、手を添えて一緒に山頂へ
12時35分ー13時30分(本隊) 月山山頂
ガス充満の山頂
山頂で皆さんから、栄養剤や果実ドリンクなどを貰い、顔色も良くなってきたようです。
生憎 山頂は霧雨混じりのガスに覆われ、雨具の上着を着て姥ヶ岳に向かいます。
弥陀ヶ原から山頂までに見られた花の一部です。※ 全て拡大
(写真 左) イワイチョウ
(写真 右) ゴゼンタチバナ
(写真 左) マイヅルソウ
(写真 右) ハクサンチドリ
(写真 左) ウサギギク
(写真 右) ツマトリソウ
(写真 左) シナノキンバイ
(写真 右) ニッコウキスゲ
(写真 左 ウラジロヨウラク 中 シラネアオイ 右 ヒメイチゲ)
(写真 左 ミヤマシオガマ 中 イワベンケイ 右 ハクサンイチゲ)
(写真 左 アオノツガザクラ 中 ヤマカラシ 右 花弁が多いイチゲ)
そして山頂のお花畑はハクサンイチゲの大群落
更に
ヒナウスユキソウ
エーデルワイスの亜種 ヒナウスユキソウ そして往年の恋歌
クロユリ
知る人ぞ知る ♪~ く~ろユリ~は恋の歌~ ♪ あちこちで見られます。
ガレ場の急坂を牛首に向かいますが登山道の脇はチングルマやイチゲの群落。
ジィ~ジの好きな純白 ハクサンイチゲ
牛首からは雪渓が拡がります。
所狭しと 花 花 花 花
幸い雨の心配も無くなり、雨具を締まって再スタートです。
(写真 左) エゾノツガザクラ ※ 拡大
(写真 右) ミネズオウ ※ 拡大
越後では見られない東北の名花 ヒナザクラ
14時40分 金姥 湯殿山との分岐
雪国に住まいする参加者 雪に慣れているので雪渓はアイゼン着けないで下ります。
雪渓から一旦離れ、姥ヶ岳への階段状稜線歩きに変わりります。
湯殿山分岐 金姥
地元山型TVのクルーの皆さん、初夏の花々撮影中。
我ら写されてもみられません。 ピース 
14時57分 姥ヶ岳(1870㍍)山頂
姥ヶ岳山頂
月山山頂は眺められるも遠望利かづ、一寸残念。
池塘点在する山頂の木道を渡り月山スキー場を月山リフト上駅へ残雪の上を
滑落・転倒しないよう気を付けて下ります。

月山スキー場 実はスキー場相当な傾斜です。
15時15分~ 月山リフト
順番にヒトリずつリフトに乗って
リフトから姥ヶ岳 月山スキー場
土曜日の割には、天気予報のせいか?思ったよりスキーヤー、ボーダーの数
少ないk感じするものの、気持ちよさそうにボーダーコースを滑降しています。
立山・乗鞍に並ぶ夏スキーのメッカ まだ暫くは楽しめそう。
月山リフト山麓駅
15時30分~月山リフト山麓駅
今回の縦走コース予定の完了です。
迎えのバスが我らを待ち受けています。
汗を流すため、帰路立ち寄りは鶴岡市の 『カタクリの湯 ぼっぽ』
ゆっくりと温泉に身体を横たえ疲れを取ります。
身も心もサッパリとリフレッシュ
に乗り込みます。
右手遥かに百名山 鳥海山もうっすらと姿を現しています。
日本海 粟島を眺めながら夕日が沈む、オケサおばこラインを順調に走ります。
20時40分 新潟駅南口
体調崩した女性参加者も元に戻り問題無さそう。
沢山の種類の花々 それも群生、そして今なお残る豊富な残雪で涼味満点。
ジィ~ジの相方がリーダーの会山行 【月山】。予定通り無事完了。
参加者の皆さんお疲れ様でした。 (完)
追) 当日参加のM/Kさんの会HP投稿レポは⇒コチラ
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