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2013年7月

2013年7月30日 (火)

久々の【角田山】詣で

“何処まで続く?泥濘ぞ!”では有りませんが、ジィ~ジの住む新潟地方は
北陸三県と同じく、梅雨入りが昨年より9日遅れ、未だに梅雨が明けません。

ジィ~ジが北の大地 北海道で山を歩いている間も、連日降っていた由。
その後も、毎日ジトジト ジトジト 。。。海水浴場の浜茶屋なんて開店休業?

毎日家の中で沈殿ばかりでは、身体の衰えに拍車がかかります。で、もって

そんな中、ほんの僅かな晴れ間を見つけて、久しぶりに【角田山】へ。

7月16日(火) 

AM8:00 宮前」コース登山口

涼しいうちに登ろうと(日本海夕日ライン)海岸線から登山口に 

※ 花の写真は全て拡大

【角田山】は、積雪期を除いて何時でも時期の花が見られます。

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(写真 左 ヒメヤブラン  中 ヤブカンゾウ  右 ヒメヒオウギズイセン) 

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(写真 左 クルマユリ  中 シモツケソウ  右 ヨツバヒヨドリ?)

連日の雨で、登山道は表土が洗い流され、粘土質の赤土がむき出しで
滑り按配なので、注意しながらゆっくりと山の花を探しながら登ります。

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(写真 左 ヤマブキショウマ  中 ?? シソ科?  右 ホタルブクロ)

山頂手前ロープが張られた最後の急登を何とか登り切り。。。

P1080268                    481.7m 角田山山頂

山頂にあるベンチに腰かけて、汗を拭いながら水分補給。
其処へ所属する山の会の女性会員Iさんから声を掛けられ暫し雑談交わします。

山頂周辺でこの時期多く見られるのは

P1080267                        オカトラノオ

少し蒸し暑くなってきたので、往路を下山することに。。。

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(写真 左 キツネノボタン  中 クルマユリ  右 ヤマハギ)

下山早々、同じく女性会友のTさん、Hさんの二人連れ、その後1,2分で
単独行のWさん、またまた今度はOさんとTさんの二人ずれ、それから数分後に
近所のKさん 皆さん女性ばかり 一体 何人の方に遭ったのでしょう。(笑)

連日の愚図ついたお天気で、遠出も出来ません。=【角田山】!?
考える事は皆、同じ?? それにしても同じコースばかり ??。

附)花では有りませんが

P1080269                       サルトリイバラ

宮前コースの登山口Ⓟ、ジィ~ジと相方1番乗りしたもの、既に 10数台。

新潟の山好き人にとっては、無くてはならない山と改めて思うジィ~ジです。

 * 花の名前等 間違えているかもしれません。SOS含め訂正願います。

  ジィ~ジ 【角田山】 25-14。 

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2013年7月27日 (土)

25 北の大地(その5 観光編)

25 北の大地 5日目です。

7月10日(水) 

北海道最後の日、この日は当初予定では層雲峡温泉から黒岳、又は
昨年歩いたニセイカウシュッペ山、はたまたオロフレ山・・近くの山どこでも。
特に決めてはいなかったのですが、とどのつまり朝、目覚めれば  
雨具を着ても山など行けるような状態では有りません。

ここはテキトー いい加減なジィ~ジ 無理はしません。即 観光に切り替え。

P1080196_7                                           ジィ~ジの朝食

層雲峡温泉G閣 最後の食事は朝食バイキング。
カレー 、饂飩(2杯)、パン(写真以外追加アリ)、ソーセージ ヨーグルト
ミルクに珈琲 果物 サラダ・・・腹に納まるだけ納めるジィ~ジです。

朝食を終えて、雨に濡れながら、ザックや身の回りの荷を車に詰込みます。

強い雨の中、4連泊した層雲峡を温泉を後に は旭川・紋別自動車道、
比布JCTから道央道に入ります。
広大な北海道の自動車道にはPA・SAが極めて少ないように思いますが
それでもはハイゥエイオアシス砂川は別格!?道内の有名店が数多く出店。
土産の大半は調達できます。勿論、立ち寄るジィ~ジです。

砂川ハイウェイオアシス館HP⇒コチラ

チョコレート・菓子・海産物 メロン・・・・試食だけでも満腹になります。

ゆっくりとハイウェイオアシスで時間を費やして車に戻れば、雨も殆ど小止みに。

は札幌、そして小樽へ向かいます。いつの間にか青空も拡がっています。

今宵の宿は、一寸お洒落な小樽のシティホテル。  オーセントホテル小樽

チェックイン終えて、例年小樽で利用する地元の寿司やさんでの夕食まで
小樽の街を散策するジィ~ジです。小樽はいつ来ても観光客で大賑わい。

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(写真 左) 小樽の古い建屋の土産物屋 
(写真 右) 小樽 六花亭・北菓楼

小樽の土産物屋さん散策しているとアッと言う間に時間が過ぎて・・・
それにしても東南アジアや中国系の観光客の数が半端でありません。

あの店、この店覗いてウィンドウショッピング 時間は過ぎて行きます。

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地元の方が通うお寿司屋さん ボタンエビの握り

北海道の肴は殊更旨い!! 北の大地 北海道  も捗ります。

腹もたっぷり満たされ、ほろ酔い加減で夜の小樽をぶらぶらと。。。。

定番 小樽運河の倉庫街

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     小樽運河の倉庫街 なるべく観光客の居ないところで

酔い覚ましにホテルまでブラブラ歩いて戻ります。

P1080226_6                            ライトアップされた日本銀行 旧小樽支店

ホテルへ戻り、汗を流し 北の大地 小樽で最後の夜は更けて   

7月11日(木) 

小樽の最後の朝、朝食と最後の買い出し、土産は小樽港の“鱗友朝市”

早朝取れたてのイカの刺身定食を食べて、海産物や酒の肴などGet!
東京の娘夫婦に残り少ない財布の中から無理して花咲ガニを手配。

出航はAM10:30  

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(写真 左) 小樽フェリーターミナルへ向かう相方
(写真 右) 新日本海フェリー ライラック

ハイシーズンより少し時期が早いのか?然程混んではいません。

出航そうそう風呂に入り、お昼も兼て早速に  喉を潤します。

現役時代と異なり、長い船旅ものんびり過ごせて結構快適。
ビンゴ大会(商品Getならず)やらマリンバとピアノの演奏会なども。

P1080232                    マリンバとピアノ演奏会

演奏会も終わり、船内ロビーでブラブラしていると「お客さん 早く来てください!」

呼ばれるままにデッキに出てみると、丁度 奥尻島との海峡付近に
鯨が遊泳中。(写真は撮れず) ホエールウオッチングできたジィ~ジです。

P1080241_2                         年寄り船長

時間が長い船旅も思う存分眠る時間もとれるし、意外と快適 良いもんです。

帰路は潮流の関係で1時間以上も往路より時間を要します。

7月12日(金) 

AM6:00 新潟港

5日から12日までの丸1週間 北の大地北海道でたっぷり遊んできたジィ~ジ。
聞けばこの1週間の新潟は天気が愚図ついてばかりいたとの事。

何とか無事に一週間の北海道山歩きが出来たことに感謝しつつ、
今回の一座一座を思い出しながら、健康第一に徹して来年もまたまた
北の大地 北海道の山歩きをしてみたく思うジィ~ジです。

           25 北の大地 (完)

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2013年7月25日 (木)

25 北の大地(その4 雨竜沼編)

25 北の大地 4日目です。

この日は層雲峡から紋別道、更に道央道旭川を越えて深川・留萌自動車道
深川西ICで下りて道道から目的地へ 

ジィ~ジ2回目の 雨竜沼   前回は南暑寒岳(1296m)まで。

7月9日(火) 

雨竜市街地から道道432、ダートと舗装の混ざった道を26キロ。

登山口で協力金 500/一人支払出発。ペンケペタン川沿いに第一吊橋、
そして第二吊橋と1.5㌔、更にそこからそれなりの急登のトラバース気味の
道を1.5㌔ が湿原入口テラス。そこから500㍍で漸く湿原テラスになります。

AM10:15 ゲートパーク 管理棟 (環境美化整備等協力金¥500)

Dscn0811                      入口の管理棟

Dscn0812                   概要説明板  ※ 拡大

雨竜沼湿原は、暑寒別天売焼尻国定公園に位置し 海抜850m~900m
東西4キロ 南北2キロ 100haの広大な面積を持つ、北海道の尾瀬と呼ばれる大湿原

ゆっくりとなだらかな道を湿原に向かって進みます。

道端には早速可憐な花々が見られます。 ※ 拡大

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写真 左 テガタチドリ 中央 オオカメバソウ? 右 ニリンソウ)

第一吊橋亘り終えたあとからも・・・  ※ 拡大

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(写真 左 ユキザサ 中央 エゾレイジンソウ 右 サンカヨウ)

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(写真 左 アオヤギソウ 中央 マイズルソウ 右 シラネアオイ)

Dscn0824                白竜の滝 高さ36m 巾5m

山間から流れ落ちる小さな沢を幾つか跨いで渉ります。

Dscn0825               ペンケペタン川に架かる渓谷第二吊り橋

第二吊り橋からは山裾を巻きながら意外と急な険竜坂が待ち受けています。

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(写真 左 シロバナエンレイソウ 中央 ミズバショウ 右 エゾノリュウキンカ)

登山道は未だ雪が消えたばかりか?刈払もされていなく藪状態の場所もあり
露でズボンも濡れます。

Dscn0830               笹藪を抜け霧立ち込める雨竜沼湿原が目前に

Dscn0832                ヒグマの生息地 一寸不気味

以下 花々 ※ 拡大

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(写真 左 ワタスゲ 中央 ミズバショウ 右 ザゼンソウ)

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(写真 左 ショウジョウバカマ 中央 オオバタチツボスミレ 右 イワイチョウ)

AM12:05-12:45 湿原テラス

Dscn0838                 湿原テラスからのペンケペタン川

湿原テラスでコンビニ調達の簡単お昼とします。
札幌のそれぞれ会社が違うものの大手量販店で働いていると言う4人組の
若い女性グループから沸かしたて珈琲ご馳走になります。

お昼を済ませ、広大な湿原一方通行の木道を一周します。ガス切れませ~ん。

Dscn0841               ガス湧く先は南暑寒岳・暑寒別岳方面

今年は例年より積雪量も多く、おまけに極端に遅くまで降雪が有り、雪解けが
漸く終わったばかりの為か?期待した花々は観察叶いません。

大小、数百の池塘に見られる筈の ウリュウコウホネ・エゾベニヒツジグサなど
その気配全くありません。少々テンション ヒオウギアヤメもエゾカンゾウも☓

P1080188                  水がある処にはミズバショウ

何か花が見られないかなぁ~?ゆっくりと木道進むジィ~ジです。

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(写真 左 シナノキンバイ 中央 ヒメシャクナゲ 右 ギョウジャニンニク)

漸く やっと 如何にか 一輪発見 今年最初のエゾカンゾウ

P10801891                       エゾカンゾウ

湿原の一面に咲いている様子が見たかったのですが、止むを得ません。
一輪咲いても花は花!!

P1080194                笹藪にはまだまだ残雪見られます。

水路に架かる木道が3か所ほど崩落し、注意の必要な場所も有り。

平日でも有り、また天気もイマイチ。この日 札幌からの女性4人組、そして
20人ほどの団体が一組だけ。先回と異なり静かな雨竜沼となったジィ~ジです。

途中で団体を追い越して往路を戻るジィ~ジです。

PM15:15 Ⓟ 到着

既に遅まきながらも今年の山開きは終えている雨竜沼湿原。
気象条件で花々の開花が遅れ、少々期待外れでは有ったものの、
入山する際、環境美化整備等協力金とし500円/一人徴収している割に
第二吊り橋から湿原入口まで刈払もされてなく、木道の決壊箇所が3か所ほど
見られ補修の様子も無いことには、聊か首をかしげたくなるジィ~ジです。

管理棟に立ち寄り、一応自分の存念を係員に伝えるジィ~ジです。

は、連続4泊目の層雲峡温泉G閣向かって、走ります。

                (この項 完)

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2013年7月23日 (火)

25 北の大地(その3標高年二ペソツ山)

2013年 北の大地 北海道 三日目です。

7月8日(月) 

今年の北海道 最大の目的は この日 予定の “ニペソツ山” 。
去年からの計画です。

その訳は “ニペソツ山 (2013㍍) ”  つまり今年 『標高年』 です。

二度と来ない、この時 でしょう ! しか有りません。

AM4:20 三国峠

Dscn0777         三国峠からのニペソツ山 中央左、ウペペサンケ山(1835㍍)

道端にルピナス咲き乱れるR273、十勝三股からダート道の林道を7.5㌔。
最終点は簡易トイレが設置された水場(杉沢出合) 通称 十六ノ沢コース登山口

AM5:20 十六ノ沢コース登山口

Dscn0779               杉沢出合 十六ノ沢コース登山口

Ⓟスペースには既に数台の車 何とか空地にを停めて、身支度整えます。

沢に架かる足場の悪い丸太橋を渡り、見通しの悪い樹林帯の尾根に取り付きます。
見通しの利かないエゾマツの樹林帯の変化の無い尾根歩きは、些か疲れます。

1,484㍍のピークで漸く前天狗を望む事が出来ます。

1484㍍小尾根からは急登となります。

AM7:00 小天狗

Dscn0780                    小天狗の巨大岩

登山道の行く手には道を塞ぐが如く巨大な大岩がド ド ドーンと現れます。
鎖も無く、クリアーするには注意を要する場所です。

何とか難所をクリアーすると3~40メートル下降 天狗のコルです。
所々に残雪も見られますが風が無く、噴き出る汗は止まりません。

天狗のコルから前天狗までは急登の300㍍ほどの登りが待ち受けています。

前天狗に近づくにつれ大きな岩が見られるガレ場とハイマツ帯に変わります。

Dscn0782                       イワウメ

Dscn0784                                  ハイマツと岩稜帯

ナキウサギの巣穴がそこ彼処に見られますが・・・

Dscn0786            台地状の前天狗とニペソツ山山頂

AM8:40-9:00 前天狗(1888㍍)

3時間を超える登りは流石に疲労を覚えます。ゆっくりと大休憩 腹も満たします。

岩ゴロゴロの前天狗からは、正面にドッカンーンとニペソツ山が迫り、息を飲む
光景が拡がります。

Dscn0789               目を転ずればトムラウシ山の秀麗な姿

前天狗から天狗平へ数十m一旦下り、再び登り返し、そして130㍍またまた下り
約300㍍弱、山頂への辛い辛い最後の登り返しとなります。

Dscn0791                 青空と夏雲 山頂 カッケイ~

4時間を超えるアップダウンの続く登りは、近頃少なく、加齢、治療中の腰・膝
負担が大きく、一度に疲労が襲い足が思うように上がりません。辛い辛い。

Dscn0792                あと山頂まで1Kの辛い登り

山頂目指す右手は、トムラウシ山から大雪山が繋がり絶景 絶景。
礫地の登山道、疲労で足が前へ出ません。今年最高の辛さ?

AM10:30-11:10 二ペソツ山山頂。

Dscn07951                   ニペソツ山山頂登頂記念

狭い山頂には前泊した、300名山制覇目指していると言う千葉在住の
単独行氏のみ。聞けば新潟県出身とか話が弾みます。

山頂の裏側は、数百mスッパリと切れ落ちています。(危険)

2                  大雪山と手前に石狩岳

5時間もかけて汗水流し登ってきたのです。後は下るだけ折角なので
ユッタリと登頂気分を味わうことに・・・

やがて途中で追い越してきたまたまた新潟出身と言う、地元在住のご夫婦も
到着。狭い山頂が少々賑わいます。

何処までも切れ落ちた東側彼方には、糠平湖から遥かに雌阿寒岳方面が目視。

Dscn0805                   濃い紫のミヤマオダマキ

この先は数百m切れ落ちている脆い岩場の断崖絶壁、近づくことも出来ません。

名残惜しくもいつまでもいる訳に行きません。慎重に下山の開始です。

Dscn0808_2                頂きを振り返るの図 右に十勝連峰

P1080158                    ジィ~ジの後ろ姿

ヤッパリ東側、切れ落ちています。

Dscn0809                  ナナカマドとトムラウシ山

もう一生、再び訪れる機会は無いだろう 二ペソツ山。 前天狗で山頂見ながら
余韻に浸るジィ~ジです。

前天狗の岩稜帯では、朝からナキウサギを観察する目的の男性一人
未だ同じ場所で待機中。

問えば、この日は未だ一羽も見られないとの事。(天気が良すぎるせいも?)

ナキウサギの棲家とみられる穴は数えきれないほどあるのですが・・・(残念)

前天狗から長い長い下りが延々と続きます。

老体には過酷な時間が続きます。(下りは意外と疲れます)
小天狗の岩場も無事通過、見通し利かない樹林帯の尾根道下ります。

写真撮る余裕も有りません。

15時30分 十六の沢登山口

無事、念願の標高年 2,013m 二ペソツ山 登り終える事が出来て満足感
溢れるジィ~ジです。

帰路 上士幌町役場で 記念の立派な登頂照明を貰って、3連泊めの
層雲峡温泉G閣へ戻るジィ~ジです。   

「ヤァ~久しぶりにキツカッタ~」 

附) 登頂証明書

Img                     記念の登頂証明

充足感に満たされ、源泉かけ流しの温泉入浴。これ以上の幸せ有りません。

夕食はまたまた     が進みます。

  北の大地 北海道 三日目 (この項 完)

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2013年7月19日 (金)

25 北の大地(その2 マッタリお花見編)

2013年 北の大地 北海道 二日目です。

7月7日(日)   気が付けば七夕!!

Dscn0707_2             銀泉台ヒュッテ手前Ⓟは道内外の

宿舎の層雲峡温泉G閣から大雪湖に向かい、樹海トンネル抜けて右折、大雪山
観光道路を土煙を上げながら約15キロ 宿からは合計1時間も掛りません。

最奥のⓅは道外の車が多数。(我が家もそのうちですが)

7時10分 銀泉台 (約1500㍍)

Dscn0708                   事務所で入山届を提出して

まだ早いだろうと思っていたのが大間違い。先行する登山者列をなしています。

銀泉台登山口周辺で出会った花々です。

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(写真 左 エゾイチゲ 中央 エゾヒメクワガタ 右 イワブクロ) ※ 拡大

歩き始めて暫く、直ぐに残雪が現れ始め、第一花園、第二花園と長い長い
雪渓歩きとなりますが、綺麗に雪がカットされているのでツボ足で歩けます。

第二雪渓をクリアーして少し前進すれば

8時23分 コマクサ平

Dscn0717                     コマクサ平 (1842㍍)

コマクサ平周辺には残雪が見られず、名の通りコマクサ始め多種の花々が・・・

Dscn07231                      女王 コマクサ

この日の目的は高山植物観賞と大雪山の眺望。
時間はたっぷりマッタ~リ過ごします。

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(写真 左 チシマキンレイカ 中央 メアカンキンバイ 左 キバナシオガマ)

コマクサの群落がそこにもここにも。。。。

一寸した石ゴロゴロの急坂を登りきると前方に第三雪渓が現れます。

Dscn07252_2            第三雪渓行く登山者の姿が蟻のように   ※ 拡大

ハイマツと砂礫帯にはカラフルな花々が美を競って咲き誇っています。(※ 拡大) Dscn0731_2 Dscn0726
(写真 左 キバナシャクナゲ  右 ナナカマド)

Dscn0733 Dscn0730
(写真 左 チングルマ  右 ミネズオウ)

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(写真 左 エゾノツガザクラ  右 エゾハクサンイチゲ)

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(写真 左 エゾコザクラ  右 ジムカデ)

Dscn0729                         イワウメ

少し急坂の第三、そて第四雪渓を登り切ります。

9時46分 赤岳(2078㍍)

Dscn07411                      赤岳山頂にて記念

大雪の山並み、足元の可愛い花々を眺めながら赤岳周辺で30分以上。

Dscn0756                  砂礫帯のエゾイワツメクサ

Dscn0750            眼前にお鉢平 中央最奥少しガス罹る旭岳

Dscn0749               ポーズ採る何処かのお兄ちゃん

赤岳周辺の砂礫地帯で見られた花達です。

Dscn0752 Dscn0767
(写真 左 エゾタカネスミレ  右 ヒメイワタデ)

Dscn0751                      エゾタカネツメクサ

時間に十分余裕があるので白雲岳方向へザレ場の登山道を歩きだします。

登山道の両側にはこれでもかと言う位の多種類の花が迎えてくれます。

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(写真 左 クモマユキノシタ 右 ホソバウルップソウ)

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(写真 左 エゾオヤマノエンドウ 右 チョウノスケソウ)
* チョウノスケソウ写真 ジィ~ジの頭⇒呆けた

なだらかなガレ場の登山道を最後に少し登ると小泉岳分岐(小泉平)。

折角なので小泉岳へほんの少し足を伸ばします。

11時00分 小泉岳(2158㍍)

Dscn0763            小泉岳山頂標識と左 白雲岳 雲かかる旭岳

小泉岳一帯は小泉平と弥ばれる広大な台地。
分岐に横たえられたベンチに腰を下ろし、ユッタリとお昼を取ります。
同席した地元のハイカーグループと少し情報交換もします。

白雲岳向かう登山者、黒岳から銀泉台縦走のハイカー、多数スライドしていきます。

Dscn0765                   小泉平と大雪の山並み

10年ほど前、黒岳から白雲岳経由、忠別岳、五色岳、化雲岳そしてヒサゴ沼
トムラウシ山まで終始トムラウシ山を見ながらの爽快な縦走体験思い出します。

この日は小泉岳を最終地点とし、白雲岳はパスしてのんびりのんびりすることに。

爽やかな風が吹きつけ心地よい時を過ごすジィ~ジと相方です。

小泉岳で展望と花とお昼 1時間も滞在。やがて下山の開始です。

Dscn0766 Dscn0768
(写真 左 ミネズオウ   右 jジンヨウスミレ)

赤岳で林野庁の森林パトロールのお二人に遭遇 挨拶交わし情報収集。

やがて赤岳を後に雪渓を下山、銀泉台に戻るジィ~ジです。

Dscn0769                   中央右手に聳える二ペソツ山

コマクサ平でコマクサ眺めながら最後の休憩するジィ~ジです。

Dscn0770                     またまたコマクサ

Dscn0771           第二花園の長い雪渓   結構急勾配で切れてます。

滑落すれば100㍍以上滑り落ちるでしょうが、綺麗にカットしてあるので
気持ち良く通過できます。

第二雪渓と第一雪渓の間の樹林帯で出逢った花です。

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(写真 左 ウコンウツギ  右 ホソバイワベンケイ)

Dscn0774            雪渓歩くハイカー蟻のように見られます。 ※ 拡大

14時17分 銀泉台帰着

車の台数、かなり減っているようです。
銀泉台事務所で無事下山の確認を受けるジィ~ジです。

層雲峡温泉2泊目のG閣へ向かって   土埃撒きながら・・・

   各種アルコール飲み放題の夕食まで時間はたっぷりたっぷり
部屋に戻り、浴衣に着替え源泉かけ流しのに身体を浸し、暫し至福の時間を
過ごすジィ~ジです。

夕食時の様子は言わずもがな!!

           マッタリお花見編 この項(お終い)

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2013年7月17日 (水)

25 北の大地(その1早口言葉編?)

ここ7,8年 この暑い時期には半ば定番化 北の大地 北海道の船旅です。

今回は、5日(金)から12日(金)の1週間 船中2泊 宿 ホテル 5泊です。

7月5日(金) 

Dscn0635             新日本海フェリー 新潟山の下埠頭

新日本海フェリー らいらっく 892名 199.9㍍ 18,229トン 22.7ノット

新潟港出航はAM10:30

何時もの通り、出航後暫くして船内浴室へ

風呂から上がってやることは・・・此れしかない!決まりだね!

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(写真 左) お昼の部  ※ 拡大
(写真 右) 夕餉の部  ※ 拡大

19時30分

Rscn0706               小樽からの僚船 ゆうかり スライド

飲んで食べて、食べて飲んで 「極楽 極楽」。

ほろ酔い加減で、早目にベッドへ・・・    

7月6日(土)  

小樽港 到着はAM4:30

Dscn0643                  小樽港下船待機中の車

北の大地 北海道の山歩き 最初に選んだ山は早口言葉の山?

[平山・比麻奈山・比麻良山] ヒラヤマ・ヒマナヤマ・ヒマラヤマ 3回連続OK?

道央道旭川を越えて、比布JCTから紋別自動車道奥白滝ICで下りて
一旦北大雪スキー場を目指して、途中から登山口を目指します。

平山(1771㍍) 比麻奈山(1811㍍) 比麻良山(1790㍍)

昨年登る予定のところ途中の林道決壊でニセイカウシュッペ山に変更。

Dscn0645                      登山口の案内板

9時35分 登山口

支湧別川の沢沿いの道を遡上して歩き始めます。
スチールパイプの手摺が付いた簡易鉄製の橋を二度ほど渡り前進。

簡単な渡渉も一回。終始、雪解けの轟々響く沢音が耳に入ってきます。

Dscn0651                      冷涼の滝

マイナスイオン一杯浴びて、ひんやりと気分もスッキリ。

周囲には白、ピンク、紫 黄色 色とりどりの花々が見られます。

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(写真 左 ツバメオモト 中 サンカヨウ 右 ツリバナ)  ※ 拡大

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(写真 左 ハンショウツル 中 ムラサキヤシオ 右 エゾノリュウキンカ) 

Dscn0658            残雪と流れ落ちる沢水 エゾノリュウキンカ

水の流れるところリ至るところにリュウキンカ!!

この山域、遅くまで残雪が残る場所。雪渓が次から次へと現れます。

雪にはなれているものの、第一雪渓で念のため6本爪の軽アイゼン装着。

Dscn0660                   第一雪渓行く先行者

* 見た目より斜度有ります。

第一雪渓より小さい第二雪渓もクリアー。

瓦礫状の岩盤欠片が積まれた分岐標識が現れます。

11時55分ー12時35分 平山 比麻良山分岐

Dscn0668                         分岐

残念ながらガスが湧き出て大雪山系の山並み、昨年登ったニセイカウシュッペ山、
アンギラス、稜線も見ること叶いません。
仕方が無いのでゆっくりとお昼を取ります。

岩屑の間にはイワブクロ イワヒゲなど足の踏み場もない程。

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(写真 左 ツマトリソウ 中 イワブクロ 右 エゾイソツツジ) ※ 拡大

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(写真 左 マルバシモツケ 中 イワヒゲ 右 メアカンキンバイ) ※ 拡大

昨年、道路事情で登る事が出来なかった比麻良山へ向かいます。
ホテルのチェックインの時間が有るので平山は今回パス。

比麻良山へ礫地の登山道を歩き始めるや否や 今年最初の女王様

Dscn0680                高山植物の女王 コマクサ

今が盛りのコマクサの群落がここにも そこにも あそこにも、足元まで。。。。

おまけに超珍しい!!

Dscn0678                コマクサ 白!!

勿論 ハイマツと礫地には他の花々も見られます。

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(写真 左 コケモモ 中 エゾタカネスミレ 右 エゾツツジ) ※ 拡大

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(写真 左 イワウメ 中 エゾノツガザクラ 右 ミヤマリンドウ) ※ 拡大

比麻奈山(1811㍍)のピークも越して前進、前進。

Dscn0686                    イワヒゲがビッシリ

分岐から1.8㌔のアップダウンの道程 花々に見とれ時間を要します。

13時25分ー14時40分 比麻良山

キチンとした標識有りません。

Dscn0691                    ジィ~ジ記念の一枚

ガスに囲まれ、期待の眺望阻まれ、少し残念ですが、第一の目的達成です。

花々目に焼き付けながら往路を辿り下山です。

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(写真 左 テガタチドリ 中 タカネシオガマ 右 オオバミゾホオズキ) 拡大

分岐へ戻り、第二雪渓、そして第一雪渓と登山口へ戻ります。

Dscn0702                     下山する先行者

Dscn0703                  渡渉地点  行雲の滝

16時30分 登山口

林道から紋別自動車道上川、そして4連泊予定の層雲峡温泉G閣目指して
    猛ダッシュ。

車の中で、ヒラヤマ ヒマナヤマ ヒマラヤマ ヒラヤマ ヒマナヤマ・・・・
舌を噛みそうになりながら繰り返し反復のジィ~ジです。

Dscn07051                       夕食の一部

昨年も泊まったこの層雲峡温泉ホテルG閣 
ハーフバイキングスタイルで生ビール WINE  焼酎 ウイスキー他飲み放題
珈琲 清涼飲料も飲み放題 プリンも。。。。
勿論 温泉は源泉かけ流し  これで7,000/一人 極めてReasonable。

その辺の民宿よりもまだ安い。(宣伝頼まれた訳では有りません)

   その1 北海道の旅 その① 二日間 (お終い)

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2013年7月12日 (金)

【尾瀬笠ヶ岳(2058㍍)】は花盛り

日本百名山 北アルプス飛騨の名峰 笠ヶ岳(2897m)始め、その姿から
笠ヶ岳と冠する山は、全国に数多有りと推測されますが、今回の【笠ヶ岳】は
群馬県利根郡みなかみ町と片品村の境に位置する【尾瀬笠ヶ岳(2058㍍)】です。

尾瀬笠ヶ岳は、隣の百名山 至仏山に比べて尾瀬にしては静かな山歩きが
出来る眺望と花の名峰です。

Dscn0607              代表花? ホソバヒナウスユキソウ ※ 拡大

7月2日(火) 

所属する山の会の会山行 企画担当リーダーはジィ~ジです。

参加者 男性 8名 女性 14名 計22名

行程  新潟駅南口(6:00)=鳩待峠(9:30-9:50)…オヤマ沢田代(11:18)…
     小笠(12:12-12:20)…笠ヶ岳山頂(13:05-13:40)…小笠(14:30)…
     オヤマ沢田代(15:25)…鳩待峠(16:30)=花咲の湯♨(17:30-18:15)
     =関越道沼田IC(19:05)=新潟駅南口(21:13)

記事

新潟駅南口から登山口、尾瀬の玄関鳩待峠まで、借上げバス出の所要時間
3時間30分、何時もながら時間が掛ります。

Dscn0571                  尾瀬ヶ原へ向かう前橋の小学生たち

尾瀬ヶ原へ向かう、地元に近い前橋の小学生達がグループ毎に出発準備やら
記念撮影で大賑わい。

今回参加の新入会員の自己紹介と、ストレッチを終えてジィ~ジ先導で前日
通行解除されたばかりの【至仏山】へ向かって歩き始めます。

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(写真 左 アカフタチツボスミレ 中 ズダヤクシュ 右 タケシマラン) 拡大

ジィ~ジ先導の為、ゆっくり写真撮る訳にも行きません。
タケシマランの群生が印象的。他にアカフタチツボスミレなども・・・

梅雨の最中なれば仕方無いものの、行く手には終始ガスが立ち込めて。

Dscn0578                   ガス煙る木道 登山道

尾瀬ヶ原とその彼方に聳える日本百名山燧ケ岳は生憎眺めること出来ません。

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(写真 左 ミツバオウレン 右 イワカガミ)  ※ 拡大

Dscn0584                         オヤマ沢  

鳩待峠からここオヤマ沢まで2.9Km 一本休憩を取ります。

オヤマ沢から3~400mでオヤマ沢田代 ここで至仏山への道と別れ左折。
目的の尾瀬笠ヶ岳まではここから3Km。

Dscn0587                 大小の池塘点在するオヤマ沢田代

ここから悪沢岳の山裾を巻く登山道は、遅くまで大量の雪が残り、おまけに
粘土質の登山道。毎年泥濘ぐちゃぐちゃ道の相当な悪路が続きます。

Dscn0588_2                      悪路と雪渓の繰り返し

Dscn0590                      小笠の天空開け 晴れ間期待できるかな!!

小笠周辺は、チングルマ始めお花畑が広がります。

Dscn0591                    丁度盛りのチングルマ

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(写真 左) チングルマとヒメシャクナゲのコラボ    ※ 拡大
(写真 右) タテヤマリンドウとツマトリソウのコラボ  ※ 拡大
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(写真 左 シオガマ 右 ウラジロヨウラク) ※ 拡大

Dscn0601                   またまたガスが襲来

リーダーたるジィ~ジ、日ごろの行状悪いのか?晴れては呉れません。

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(写真 左 タカネバラ 右 ムラサキタカネアオヤギソウ) ※ 拡大

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(写真 左 ミヤマウスユキソウ  右 マルバシモツケ) ※ 拡大

愈々 山頂への最後の登りです。

Dscn0614            ハイマツと蛇紋岩の巨石累累の山頂への道

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(写真 左 ハタザオ 右 岩陰にひっそり咲くユキワリソウ) ※ 拡大

お昼も過ぎて漸く山頂到着。生憎期待の360度の大展望は絶望~
あれが平ヶ岳、そして上州武尊岳、日光白根山、男体山、皇海山・・・」と
晴れていれば、知ったかぶりで講釈できたのに

山頂はガスに覆われ少し肌寒さを覚えるくらい。銘々お昼を取ります。
幸い我がグループの他、狭い山頂には誰も居ません。

Dscn06171                      一班記念撮影

Dscn06191                   二班記念撮影

Dscn06211                     三班記念撮影

お昼を終えて記念撮影すれば、往路への下山の開始です。

Dscn0624                  落石 転倒滑落に注意して下山

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(写真 左 マルバヘビノボラズ 右 ハクサンイチゲ) ※ 拡大

珍しい蛇も痛くて登れないマルバヘビノボラズも見られます。

Dscn0629_2               難所をクリアー  後方薄らと小笠

泥濘の悪路を越えてオヤマ沢田代分岐まで戻ります。

Dscn0630                   至仏山分岐(オヤマ沢田代)

*4年前、ジィ~ジがリーダーで鳩待峠から笠ヶ岳経由湯の小屋温泉までの
15キロ強の縦走を一日おきに2回実施した事が懐かしい。

Dscn0632_2              オヤマ沢田代の木道で一寸最後の小休止

オヤマ沢(水場)下のviewPointで、チラッと尾瀬ヶ原と燧ケ岳の輪郭も・・・

そして山腹トラバース道から、来し方を振り返ると!!

Dscn0633            雲の切れ間から笠ヶ岳の山容が、右に小さく小笠も

山頂に辿りつくまでその姿を見せなかった笠ヶ岳、最後に参加者にプレゼント。
「かっこ良い~ 」
「あんな遠いとこまで行ってきたんだ!!」

参加者の皆さんから感嘆の声が上がります。リーダーとしても感謝です。

夕刻迫り静かになった鳩待峠、待ち受けていた借上げバスのドライバー氏から
温かい蒸しタオルを渡され、汗を拭いサッパリとしてバスに乗り込みます。

帰路、立ち寄りは片品村 花咲の湯
山を歩き終え、広い浴槽に手足を伸ばし充足感に満たされる至福の時です。

リーダーとしてバスの所要時間読み違え?予定より30分ほど遅れたものの
先ずは事故も無く、無事に目的達成 。参加者の各位に感謝です。

当日 参加の女性会員の記事は⇒コチラ

 ジィ~ジの会山行 尾瀬 笠ヶ岳(この項 完)

 

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2013年7月 4日 (木)

高山植物と夏スキー【月山(1984㍍)】

所属する中?高年(老々)山の会、最大のメリットは借上げバスを利用するので
個人山行と異なり、車の回収が不要なこと。
つまり山頂まで行って同じ道を下らなくても良いことです。

今回は湯殿山(1,500㍍)、羽黒山(418㍍)と並ぶ出羽三山の雄 月山(1984㍍)
月山は、日本百名山 新・日本百名山 花の百名山 新・花の百名山 そして
古くからの修験道・信仰の山として、又 豊富な遅くまで残る残雪で夏スキーの
メッカとしてその名を全国に響かせています。

今回コース
【月山】8合目バス停~弥陀ヶ原~仏生池~月山山頂~牛首~姥ヶ岳~
姥沢上駅=(月山リフト)=姥沢

リーダーは相方。ジィ~ジはラストリーダー殿を受け持ちます。
参加者 男性 9名 女性 18名 計 27名

6月29日(土) 

9時45分 8合目大駐車場

Dscn0501                 8合目大駐車場 相方先頭でスタート

は朝6時新潟駅南口をスタートするも日本海・東北沿岸道は未だ未完の為、
距離の割に時間を要します。

Dscn0505             コバイケイソウの群落 弥陀ヶ原を全進

30名近くになると流石に長い!幸いスタート時間が遅いせいか?一般登山者が
少なく大きな迷惑にはならないようです。

今年はコバイケイソウの数年に一度の花の当たり年とか・・全く持って見事です。

Dscn0506               広大な弥陀ヶ原と大小の池塘

雪解けと相俟ってガスが湧き、辺りを包み始めます。

Dscn0525                  ガス湧きだす雪渓を前進

11時10分ー11時30分 仏生池

Dscn0534                       仏生池小屋

霧雨状のガスが辺りを囲み、雨具を着ける参加者も・・・

Dscn0533                    群生するチングルマ

オモワシ山の山裾から行者返しの岩場の急登に掛る辺りで女性参加者の一人が
体調不良の様子が見られ、皆より遅れ始めます。
ラストのジィ~ジがサポートしながらゆっくりと前進。ここからは下山も出来ません。

Dscn0545_2                          山頂手前モックラ坂途中 本隊は遥かに前方

山頂手前付近 相方が空身で迎えに来てくれ、手を添えて一緒に山頂へ

12時35分ー13時30分(本隊) 月山山頂 

Dscn0546                     ガス充満の山頂

山頂で皆さんから、栄養剤や果実ドリンクなどを貰い、顔色も良くなってきたようです。
生憎 山頂は霧雨混じりのガスに覆われ、雨具の上着を着て姥ヶ岳に向かいます。

弥陀ヶ原から山頂までに見られた花の一部です。※ 全て拡大

 Dscn0504 Dscn0508
(写真 左) イワイチョウ
(写真 右) ゴゼンタチバナ

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(写真 左) マイヅルソウ
(写真 右) ハクサンチドリ

 Dscn0512 Dscn0513
(写真 左) ウサギギク
(写真 右) ツマトリソウ

 Dscn0515 Dscn0516
(写真 左) シナノキンバイ
(写真 右) ニッコウキスゲ

Dscn0518_2 Dscn0519 Dscn0524
(写真 左 ウラジロヨウラク 中 シラネアオイ 右 ヒメイチゲ)

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(写真 左 ミヤマシオガマ 中 イワベンケイ 右 ハクサンイチゲ)

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(写真 左 アオノツガザクラ 中 ヤマカラシ 右 花弁が多いイチゲ)

そして山頂のお花畑はハクサンイチゲの大群落 
更に 

Dscn0544                     ヒナウスユキソウ

エーデルワイスの亜種 ヒナウスユキソウ そして往年の恋歌

Dscn0548_3                      クロユリ

知る人ぞ知る ♪~ く~ろユリ~は恋の歌~ ♪ あちこちで見られます。

ガレ場の急坂を牛首に向かいますが登山道の脇はチングルマやイチゲの群落。

Dscn0551                ジィ~ジの好きな純白 ハクサンイチゲ

Dscn0555_3                 牛首からは雪渓が拡がります。

Dscn0557                  所狭しと 花 花 花 花

幸い雨の心配も無くなり、雨具を締まって再スタートです。

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(写真 左) エゾノツガザクラ   ※ 拡大
(写真 右) ミネズオウ   ※ 拡大

Dscn0560               越後では見られない東北の名花 ヒナザクラ

14時40分 金姥   湯殿山との分岐

雪国に住まいする参加者 雪に慣れているので雪渓はアイゼン着けないで下ります。
雪渓から一旦離れ、姥ヶ岳への階段状稜線歩きに変わりります。

Dscn0561                   湯殿山分岐 金姥

地元山型TVのクルーの皆さん、初夏の花々撮影中。
我ら写されてもみられません。 ピース 

14時57分 姥ヶ岳(1870㍍)山頂

Dscn0563                      姥ヶ岳山頂

月山山頂は眺められるも遠望利かづ、一寸残念。
池塘点在する山頂の木道を渡り月山スキー場を月山リフト上駅へ残雪の上を
滑落・転倒しないよう気を付けて下ります。

Dscn0565_3

Dscn0566             月山スキー場 実はスキー場相当な傾斜です。

15時15分~ 月山リフト

Dscn0567_2               順番にヒトリずつリフトに乗って

Dscn0568              リフトから姥ヶ岳 月山スキー場

土曜日の割には、天気予報のせいか?思ったよりスキーヤー、ボーダーの数
少ないk感じするものの、気持ちよさそうにボーダーコースを滑降しています。
立山・乗鞍に並ぶ夏スキーのメッカ まだ暫くは楽しめそう。

Dscn0570                   月山リフト山麓駅

15時30分~月山リフト山麓駅

今回の縦走コース予定の完了です。
迎えのバスが我らを待ち受けています。

汗を流すため、帰路立ち寄りは鶴岡市の 『カタクリの湯 ぼっぽ』
ゆっくりと温泉に身体を横たえ疲れを取ります。

身も心もサッパリとリフレッシュ に乗り込みます。

右手遥かに百名山 鳥海山もうっすらと姿を現しています。

日本海 粟島を眺めながら夕日が沈む、オケサおばこラインを順調に走ります。

20時40分 新潟駅南口

体調崩した女性参加者も元に戻り問題無さそう。

沢山の種類の花々 それも群生、そして今なお残る豊富な残雪で涼味満点。

ジィ~ジの相方がリーダーの会山行 【月山】。予定通り無事完了。

                参加者の皆さんお疲れ様でした。  (完)

追) 当日参加のM/Kさんの会HP投稿レポは⇒コチラ  

 

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2013年7月 1日 (月)

今、でしょう! 姫さま鑑賞【粟ヶ岳】

例年、水無月半ばから10日間程、越後新潟の三条市・加茂市に跨る
日本三百名山【粟ヶ岳(1292.7m)】では、新潟県 福島県・山形県、そして
青森県のごく一部でしか見られない、オトメユリの花期が最盛期を迎えます。

地元ではオトメユリでは無く、その可憐な色形からヒメサユリと呼ばれます。

Dscn0458                     幼き姫さま

今年も定番、姫さま求め名峰【粟ヶ岳】に向かうジィ~ジです。
昨年はこの時期 2回 。もう何十年もの恒例行事?の我らです。

6月23日(日) 

同行は相方+美女1名 計3名

少しでもアルバイト量減らしたいので6時過ぎに自宅を出るも、登山口がある
加茂市第2水源地の駐車スペースは既に10台以上の  
何とか林道路肩に駐車。身支度整えスタートです。

7時25分 1合目登山口

Dscn0445_2 Dscn0446
(写真 左) 加茂市第2水源地  ※ 拡大
(写真 右) 中央道登山口1合目  標識のCTタイム3時間 

CTの3時間 休憩入れると相当キツイ

急登の連続を喘ぎながら登ります。あまり風も無く汗が吹き出します。

Dscn0449                4.5合目 大栃平で小休止

目的の山頂まではまだまだハードな道のりが待ってます。

Dscn0452 Dscn0456
(写真 左) 5合目先 連続梯子場 
(写真 右) 6合目手前 鎖場で一服

Dscn0457                       6合目 粟庭

角田山から左へ弥彦山、蒲原平野が広がり、うっすらと佐渡の山並みも
目視できます。

この粟ヶ岳、殆ど楽をさせてはくれません。7合目までも急登が待ってます。

Dscn0459                  7合目 砥沢  粟ヶ岳ヒュッテ

ヒュッテ手前で冒頭写真の幼い姫さまがお出迎え。
ここでも一服休憩です。

7合目から先に目的の数多の姫さまが見られる予定です。
期待して歩き出しますが、数も少なく時折 見かけても少しばかり盛りを過ぎた?
姫さまばかりで一寸 

8合目を過ぎた辺りから漸く高貴な姫さま方が続々と・・・

Dscn0466                 どんな姫さまになるのでしょう

Dscn0468                     甘い香り漂わす姫さま

Dscn0470                     競艶  負けないわ~

Dscn0473                  ミス姫さまコンテスト

10時50分ー12時00分 粟ヶ岳山頂Dscn0476_2                    山頂標識と山座同定盤

休憩も一杯取り、ゆっくりと姫様たちと語り合って登ってきたので3時間は
とても切れなかった我らです。

山頂には下田コースからの登山者も含め、何十人も見られます。
我らも銘々シートを尻に、腰を下ろして早目の昼食 マッタリタイムとします。

登ってくるハイカー後を絶ちません。
四周の山並みを眺めながら1時間強 気持ちの良いひと時を過ごします。

Dscn0488                 下山は姫さま方に見送られ

Dscn0490                     如何?私のスタイル

可憐な姫さま ヒメ様ゆえにその花言葉  “飾らぬ美” “純潔” “私の心の姿”

Dscn0491             粟ヶ岳北峰付近からの一本岳と川内山塊

Dscn0495                   今年2度登った守門岳

Dscn0496                     山頂は後方右ピーク

下山路を振り返って感慨に浸ります。

Dscn0498                登山口1合目下の水場で手洗い

今年もお姫さまに数知れず逢えて満足満足のジィ~ジです。
来年も体調維持して姫様詣でしたく思うジィ~ジです。

帰路、立ち寄りは加茂市七谷Communitycenterのおお風呂です。
温泉では無いですが、湯量豊富で何しろ入浴料100円ですから・・・

以下、この日に見られた花々の一部です。全てクリック拡大

 Dscn0461 Dscn0474
(写真 左) ウラジロヨウラク 
(写真 右) ニッコウキスゲ

 Dscn0485 Dscn0492
(写真 左) コバイケイソウ
(写真 右) ヒオウギアヤメ

 Dscn0493 Dscn0494
(写真 左) シロバナニガナ
(写真 右) ヤマツツジ

 Dscn0455 Dscn0497
(写真 左) コメツツジ
(写真 右) クルマバハグマ

他にもいろいろ 色々あり。(略)

 

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