日々目まぐるしく変化する現代。
昔と言えば何年前? 30年ほど前までは「10年ひと昔」と言ったものですが・・
20年以上も昔に流行ったアッシー君は今は「死語」!?
今回は一昨年の【谷川岳馬蹄形縦走】に続き 【谷川岳~平標山縦走】。
相方と美女3人の女子会山行のお手伝いアッシー君のジィ~ジです。
*馬蹄形縦走 参考は⇒ コチラ
6月16日(日)
~17日(月)
9時10分 谷川岳ロープウェイ
谷川岳ロープウェイ
天神平から仰ぎ見る白毛門・笠ヶ岳 *清水峠小屋も点で見えます
9時35分 天神平
女子会山行 長い道程のスタート
熊穴沢避難小屋でゆっくり休憩して・・・。(初日は時間的に急ぐ必要無いのです)
鎖場もヘッチャラさ~
天狗の溜まり場、天神ざんげ岩を越えて前進 前進 また前進。
(写真 左) 肩の小屋手前の雪渓
(写真 右) 雪渓の上で休む?春蝉
暖気の影響か?雪解けで少しガスってきます。
12時00分 肩の小屋
今宵の宿 谷川岳 肩の小屋
あまりにも時間が早く宿泊手続きも出来ません。
小屋の外のベンチでお昼にします。
日曜日でも有り、老若男女?大勢のハイカーとスライドします。
陽射しを浴びて春ゼミが煩いくらいに自己主張を繰り広げています。
のんびりとお昼を取り終え、取り敢えず一座目、谷川岳山頂トマの耳へ。
左 山頂トマの耳 と 西黒尾根分岐標識
トマの耳に着く頃から徐々にガスが深くなり、オキの耳の手前ではガスが
弱い霧雨混じりに・・・オキの耳も今まで20回近く踏んでいるので小屋へ戻ります。
(写真 左) 乾杯 宴の序章
(写真 右) 小屋の夕餉
宿泊者は我ら5人と西黒尾根からと言う男性2人 計 7人
管理人の松下さんから 熊 カモシカ 猿 猪(イノブタ)・・・の生態や癖
沢山の興味深い話を聞きながら楽しいひと時を過ごした我らです。
夕焼けの山並み 翌日の道程 ※ 拡大
明日は晴れそう 夕焼けの山頂 トマの耳
7時のTVの天気予報を確認して早目に床に就く我らです。

以下)この日に見られた花の一部です。 全てクリック拡大
(写真 左 イワナシ 右 イワカガミ)
(写真 左 ミヤマキンポウゲ 左 オオバキスミレ?タカネスミレ?)
(写真 左 ユキワリソウ 左 シラネアオイ&コバイケイソウ)
今年初めての好きな花 ハクサンイチゲ
他にも
ミヤマエンレイソウ ゴゼンタチバナ ユキザサ イワウチワ ギンリョウソウ
アカモノ シャクナゲ コヨウラクツツジ・・・etc etc (略)
17日(月) 
予報通り、天気には心配なさそう。
(写真 左) 谷川岳山頂トマの耳に茜射す。
(写真 右) 小屋管理人 松下さんと美女4名
4時45分 肩の小屋
幾つもの山を越える山行スタート
前方に日本百名山 苗場山を望みながら、激下り、登り返しで、長大な尾根を
“オジカ沢の頭”(写真 中央ピーク)に向かいます。
行ってきま~~~~す
今回の美女女子会山行の行程
肩の小屋…オジカ沢の頭…小障子の頭…大障子の頭…万太郎山…毛渡乗越
…ヱビス大黒の頭…仙ノ倉山…平標山…松手山…元橋
休憩なしCTは9時間強
*過ってジィ~ジは、三国峠起点で平標山の家(泊)の逆コース歩きました。
目視では苗場山の後方に(白馬連峰)も見る事が出来ます。
ここからは、ジィ~ジの仕事はアッシー君。でも時間はたっぷりあります。
小屋で管理人の松下さんと雑談したり、小屋の外で四周を眺めたり。
遭難死した岳友を想う谷川岳の書
天気が良ければいつも混雑する谷川岳山頂、流石にこの時間誰も居ません。
ジィ~ジ一人で山頂独占。
谷川岳二つの耳 オキの耳(左) 雲間の上州武尊岳 ※ 拡大
オキの耳から一ノ倉岳 茂倉岳
山頂から肩の小屋 中央は俎嵓山稜 川棚の頭
オジカ沢の頭から俎嵓山稜を辿る登山者は、松下管理人氏の言によれば
1パーティ/年程度との事。
7時20分 肩の小屋
管理人さんにあまり迷惑を掛ける訳にも行かず、ジィ~ジは一人で
ちんたら ちんたら下山することに・・・
(写真 左) 肩の小屋 直下の雪渓 早朝なのでカチンカチン滑り按配
(写真 右) 天神尾根 ざんげ岩
(写真 左) 天狗の溜まり場
(写真 右) 振り返れば何度も通過した西黒尾根ザンゲ岩。
勿論 この時間 下るはジィ~ジ一人のみ。登りのハイカー皆無です。
8時05分 熊穴沢避難小屋
熊穴沢避難小屋
ユックリ ゆっくり 超スローペースで楽しみながら下ってきたのにやっと
8時を少し回っただけ。
熊穴沢避難小屋から天神平に向かって下山途中で、漸くこの日初めての
登山者と遭遇。その後もパラパラと擦れ違います。
8時45分 谷川岳ロープウェイ 天神平
天神平
ハイカー 観光客がロープウェイから次から次と下りてきます。
ジィ~ジこの日 ロープウェイ下り乗客第一号?
ロープウェイ下りて、水上温泉で土産に饅頭買って、水上ICから湯沢ICへ
湯沢♨付近でふらふらと一人時間を潰しますが、とても夕方まで持ちません。
湯沢から迎えの場所、平標山登山口の三国街道 元橋へ

何だかんだで時間を費やしたものの何と!漸く12時Just。
車を下山口へ回すのがアッシー君の仕事。
Ⓟから平標山、或いは足を伸ばして仙ノ倉山へ行くと言う手もあったものの
折角の女子会、水を刺すようなので遠慮したものの、如何せん予定では
まだ4時間、とても待ちきれません。
靴を履き替え、松手山コース登山口へ向かうジィ~ジです。
陽射しは強く、一旦ダラダラしてしまった身体は全く意志に反し思うように
行きません。ジグザグの階段登山道も途中休み休みで遅々としてピッチが
上がりません。いつもは1時間も要しない大鉄塔までたっぷり1時間半ほど。
大鉄塔から前進するのがだらけた身体が拒否?
幸い心地よい涼しい風が吹き抜けるので30分以上も休み下山を待ち受けます。
やがてポツ ポツと下山者も現れ始めます。
(写真 左) 松手山コース登山口
(写真 右) ブナ林に切られたジグザグ階段登山道
(写真 左) 真っ赤に燃えるヤマツツジ
(写真 右) 大鉄塔
30分以上休むのも結構難儀、取り敢えず松手山まで行こうかと・・・
下山者の皆さん一様に「これからですか?小屋泊まりですか?」
中には「大丈夫ですか?」 何しろへタレなジィ~ジですから。。。。
携帯電話が漸く繋がり、一行は丁度、松手山山頂手前との事。
ジィ~ジふらつく足取りで松手山に向かい、丁度良い木陰のスペースに
隠れて一行を迎えます。
「お疲れ~ッ」 ジィ~ジ突然の出現で大\(◎o◎)/!の相方。
きっと 熊か何か獣と思ったのでしょう。
女子会の邪魔にならぬよう、少し離れて最後から一緒に下山です。
(写真 左) 吃驚する相方
(写真 右) 登山口 無事完歩 エールを交わす美女4人。
16時15分 松手山コース登山口 到着。
肩の小屋から11時間半掛けて縦走完歩。皆さん大満足の様子。
ハクサンコザクラやハクサンイチゲの大群落始め、多くの花々と
歩き通した達成感でそれぞれの顔には笑みがこぼれています。
2日間の汗を流すは、三国街道 『宿場の湯』。
温泉から上がるや否や併設の食堂で 美女4人
で「乾杯~」
お役目がアッシーのジィ~ジは我慢の子を込めこみます。
アッシー最後の仕事 湯沢ICから新潟目指し安全運転に努めます。
附)以下 相方撮影の写真です。
万太郎山(中央)への登山道
仙ノ倉山への登りの途中から万太郎山振り返る ハクサンイチゲ
仙ノ倉~平標山 チングルマとハクサンコザクラ乱舞
『谷川岳~平標山縦走』アッシー君の二日間 (完)
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