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2013年2月

2013年2月26日 (火)

三ノ峠山と友遊小屋

毎日が休日の閑人ジィ~ジ、天気予報をチェックして、貴重なマークが
観られれば体力維持を兼て山歩きです。(でなければ、それで良し)

今回は、越後 中越の長岡市の山 【三ノ峠山(468m)】

越後 長岡市と言えば

長岡市が生んだ逸材 (ピックアップ)
 開戦に最後まで異議を唱えた 聯合艦隊長官 山本五十六大将(戦死後元帥)
 戊辰の役、一藩武装中立をめざした、司馬遼太郎[峠]主人公 河井継之助
 小泉元総理引用 山本有三の戯曲 「米百俵」  小林虎三郎
 昭和の今太閤 列島改造計画 元総理 田中角栄 (西山町)

毎年 8月2日 3日 正三尺玉2発/1日 超猛烈 大スターマイン
震災復興 フェニックス他、長岡まつり大花火大会

序でに ジィ~ジの相方 実家が長岡市。

2月17日(日) 

同行 相方、岳友美女2名 計 4名

予報に反し、時折 粉雪舞い散る北陸道を見附・中之島ICで下りて
長岡バイパスから長岡市営牧場方向を目指します。

9時30分 長岡市 赤城コマランド

  Dscn2624 Dscn2625
(写真 左) スタート地点 赤城コマランド  ※ 拡大
(写真 右) ノルディックコース ※ 拡大

越後長岡どうして 何故?赤城が冠せられてるのだろう?
ゼッケン着けて、クロスカントリースキーに興ずるスキーヤーも見られます。

Dscn2627                      新雪のトレース

恐らく2m位の締まった雪の上に、3~40㎝の新雪、Powdersnowが 
先行者は、男性一人のみ。(途中で追い越し。)
広大な雪原は何処でも歩けます。早速ザックからワカンを外して長靴に装着。

時折陽射しも見られ、新雪がキラキラと眩しく、歩いていても気分爽快。

Dscn2628                      同行の美女たち

広大な広大な何処までも雪原が拡がっています。

Dscn2629_2                  雪原より遥か長岡市街地

気持ちの良い雪原歩きが終わり、樹林帯の登山道に取り付きます。
       (赤道コース)

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(写真 左) 針葉樹林帯の赤道コース  ※ 拡大
(写真 右) 振り返れば結構 急登   ※ 拡大

10時50分 友遊小屋

  Dscn2632 Dscn2633
(写真 左) 積雪深さを増す ※ 拡大
(写真 右) 友遊小屋 先着のハイカー ※ 拡大

新雪をワカン装着ゆっくり歩行で、友遊小屋に到着。
逆コースの市営スキー場から登ってきたと言う、地元5人パーティが
丁度小屋からでて出発準備中。

我ら一行、先ずは目的の三ノ峠山山頂を目指します。

10時58分ー11時03分 三ノ峠山(468m)山頂

Dscn2635                       三ノ峠山山頂 

木々の枝枝は純白の穢れ無き新雪を纏っています。

丘陵帯の遥か先に長岡市市街地や日本一の長江 信濃川も俯瞰されます。

Dscn2638                 山頂より遥か前方長岡市俯瞰

この日のもう一つの目的、友遊小屋に戻ります。

11時10分ー14時40分 友遊小屋

小屋へ戻ると丁度、この小屋を建てたTさんグループが到着。
更に 小千谷市からの5人パーティも到着。

Tさんのお仲間は、スノーダンプでトイレまでの除雪や周辺の雪掻きに余念が
有りません。

Tさんはストーブに火を点け、我々や来訪者の為に、テーブル設営に大わらわ

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(写真 左) Tさん自家栽培のニンニクとサツマイモストーブで ※ 拡大
(写真 右) 持参の昼餉のごく一部   ※ 拡大

  Dscn2648 Dscn2649
(写真 左) 赤い鼻緒の手作りの菅アクセサリー  ズーム
(写真 右) 手作り菅アクセサリー 

Tさんのお仲間の手作りアクセサリーです。

小千谷市からのグループが下山、小屋を後にしたら直ぐに地元長岡市の
5人パーティが・・・人気の小屋です。

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(写真 左) 小屋を建てたTさん
(写真 右) 自分で作った手製(塩ビ)のケーナ吹くTさんと日赤病院E先生

Tさんとお仲間からも頂戴し、何杯も遠慮なくお代わりいただくジィ~ジです。

この小屋をこの場所に建てるには、関係官庁での下調べから許可取りつけ、
更に、建築現場からの余剰資材集め、現地までの荷運び、建築・・・と
並大抵のことでは無かったろうと、そのご苦労に頭が下がります。

(たまたまTさんと我が相方 中学時代の同級生との因縁も有ります。)

Tさんの話に依れば、この日、ジィ~ジ知り合いの長岡市Kさんが何人かで
泊まりに来る予定とか。~ん?ならばジィ~ジの近所の赤鬼さんもきっと
一緒かも・・・

携帯入れれば案の定、大雪原の展望台付近を歩いているとのこと。
ならば折角なので、御一行様到着までゆっくりしよう!

40分ほどで男女6人K&Kコンビ パーティ到着。
「やぁ~やぁ~」と言葉を交わし、我らは下山準備にかかります。

K&Kパーティの到着を待ったことあるも、せっかちジィ~ジ 何と!何と!
あまりの居心地良さに、3時間30分の超・長逗留。 Σ( ゜Д゜)ハッ!

兎に角、至れり尽くせりのこの友遊小屋、Tさん夫妻のお人柄、そして
仲間の皆さんとの固い“絆”!いつまでも其処に居たい温かさが有るのです。

天気も良くなり、下山は再び三ノ峠山山頂そしてその先からブナ平経由で
周回して下ることに。

Dscn2661                    再び三の峠山山頂 

Dscn2662             ジィ~ジにお構いなくズンズン下る美女たち

それなりに急な尾根道を、へタレジィ~ジを無視してズンズン下る冷酷な美女たち。

Dscn2664                隣の尾根は長岡市営スキー場

リフト待ちのスキーヤーの数、そこそこ見られます。
(昨年は、スキーコースの脇を下って下山)

市営スキー場からのノルディックコース、脇は、無雪期には市営キャンプ場。
サクサクと新雪踏みしめながら、なだらかな道を下れば、朝のスタート地点。

16時08分 赤城コマランドⓅ

Dscn2666                  除雪されているコマランド

二月も半ば過ぎ、日も少し長くなり、夕日で空が茜色に・・・

気の置けない良き仲間と、バフバフの新雪の山歩き、そして快適な、温かな
山小屋での懇親会、充足感に満たされた心地よい一日過ごせたことに 感謝。

              三ノ峠山と友遊小屋 この項(完)

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2013年2月23日 (土)

春まだ遠し【大蔵山】

世間様では、St.Valentine'sdayと言っても、ここ数年全く関係ないジィ~ジ。
(以前は、それなりに無駄金使っていたので、数個は郵送されていたのです。)

2月14日(木) 

大蔵山から菅名岳へ行こうとO夫妻と約束していたものの、急にO氏の奥方が
今流行のインフルエンザに罹り、結局、ジィ~ジと相方と美女1名 計3名。

【行 程】
9:05 コロニーいずみの里  ⇒ 9:18 大蔵山・菅名岳登山口
 ⇒
9:28 階段コース登山口 ⇒ 10:15 3合目 ⇒ 11:54 ▲大蔵山山頂
(864m) ⇒ 12:07 900mピーク ⇒  12:15 大蔵山山頂 ⇒
14:05 階段コース登山口 ⇒(三五郎山林道)⇒ 14:22 登山口
⇒ 14:35 コロニー泉の里

 所要時間 5時間20分 (お昼・約30分含む)

  Dscn2586 Dscn2588
(写真 左)  コロニーいずみの里登山者用 Ⓟ ※ 拡大
(写真 右)  大蔵山 菅名岳登山口 (旧 Ⓟ) ※ 拡大

予想に反し?Ⓟ 我が家の車1台のみ。その後直ぐ 単独行の若者到着。

支度を終えて若者と同時スタートするも、あっという間に離されて・・・

旧 Ⓟから丸太橋を渡り、対岸の山裾に取り付き、山の神そして階段登山口へ

(階段と言っても急な階段が20mほどだけ、あとは通常の登山道)

杉林の急登をジグザグに高度を上げて、ブナの林が現れると二合目。

Dscn2591                                  4合目手前付近

キツツキか?コゲラか?ブナの大木に大きな穴が開けられています。
積雪量がズンズンと増していくも、幸い先行の若き単独行氏のスノーシューのお蔭で
何とかラッセル無しで前進可能。ツボ足も限界4合目少し先で我らもカンジキ装着。

Dscn2596                   カンジキ履いてわっせわっせと前進

Dscn2598_2                厳冬    ※ 拡大

9合目から山頂までは最後の急登、へタレなジィ~ジは息が切れます。

Dscn2601                      大蔵山山頂

若き単独行氏は菅名岳に向かって前進中、我らも前方の小ピークへ向かいます。

Dscn2611                 ピーク目指す相方と美女 ※ 拡大

残念ながら雲が垂れ込め、飯豊連峰の展望観ること叶いません。
それでも真っ白な新雪がふわふわフカフカで気分爽快。

Dscn2603_2             単独行のお兄さん菅名岳に向かって点 ※ 拡大

飯豊の展望。 4月も末頃まで残雪残るので、これから先、十分楽しみ残ります。

菅名岳へ行っても丸山尾根から先の様子が不明なので、今回は無理せず
ここでUターンすることに・・・・

Dscn2617               再び大蔵山山頂へ  ※ 拡大

Dscn2618            大蔵山山頂から新潟平野俯瞰 相方と同行美女

大蔵山山頂先の小さな避難小屋も深い雪に埋まり全く見えません。
山頂周辺積雪量は3mは優に超えているでしょう!

Dscn2619             陽が射すと雪が眩しい  ※ 拡大

瞬間的に雲の切れ間から陽射しが覗けば、新雪がキラキラ きらりきらりと

Dscn2620                      ブナ林と新雪

空腹を満たすべく、6合目付近で風を避けて斜面を踏み固め、お昼とします。

下りはしっかりトレースが出来ているので快適に下れます。
3合目でワカンを外して、ツボ足で下ります。
階段コース登山道から、わざわざ少し遠回りして三五郎山林道経由で
登山口へ戻ります。

Dscn2621_2                  膝上までズボズボ抜かる

山頂付近と異なり、この付近では雪が腐り(緩む) ズボズボと膝上まで足が
抜かり、歩き辛いこと 歩き辛いこと!

Dscn2622                   大蔵山 菅名岳登山口

結局、この日の大蔵山、先行してくれたお兄さんのスノーシューラッセルのお蔭で
登頂できたものの、終日誰にも遭わず仕舞いに・・・

単独行のお兄さん、丸山尾根からドッパラ清水経由で下山しているのか?
まだ車は朝のまま。

ノートの切れ端にラッセル御礼の言葉を記し、同行の美女からは持参の
チョコレートを添えて、ワイパーに挟む相方です。

新雪も深く、まだまだ春の息吹も見られない大蔵山。
それでも充足感に満たされた我らです。

                            この項 (完)

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2013年2月19日 (火)

あんたも好きねぇ~【角田山】

二昔?ほど前に、某 ドリフターズの加藤 茶さんが流行らせた?流行った?
セレソローサ♪~に乗って・・・・あんたも好きねぇ~ ではないのですが・・・
でも、ヤッパリ、。
有り難い山、好きな山、便利な山、雪の越後でも年中登れる【角田山】です。

2月12日(火) 

暇人ジィ~ジと違って、我が相方さんは無償・有償の頼まれ仕事が時折
舞い込み2月に入ってから息抜きと、運動を兼ての山歩きが儘ならず、
それでも漸く一区切りついたようで、早速 早目のお昼を終えて  

12時15分 稲島Ⓟ

Dscn2576                      稲島登山口Ⓟ

昼過ぎの所為か、Ⓟまでは凍結も見られずNo Problem。

早速、歩き出しますが5合5勺付近の急登からは滑り按配、一歩一歩慎重に。

13時02分ー13時20分 角田山山頂

Dscn2581                     山頂 健養亭

昼過ぎなので小屋にはそこそこの人数、何人かの知り合いも居るだろう・・と。
ところが珍しく小屋内には、わずか数人のみ。
お顔解る方は、日ごろ小屋管理をされているK氏だけ。
ジィ~ジ知り合いの皆様は、果たしてどちらの山を楽しんでいるのだろう?

13時26分 9合目 向陽観音

Dscn2582_2                 向陽観音前のトウヒ? モミ?  ※ 拡大

Dscn2583             越後の山も飯豊連峰も見えません。
写真の中央右側は、現 新潟市西蒲区 巻。 旧 西蒲原郡巻町。

雪の重みか?(雷が落ちれば黒く焼ける) トウヒ?モミ?の大木が芯から
バキッと裂けて なんで?どうしたんだろう?\(◎o◎)/!の我らです。
9合目のある意味、シンボルだったのに。。。。(残念)

9合目から5.5合目までの下りは、所々に足の踏み場が定かでない
危険個所もあるので、気を配りながら下ります。

Dscn2584                   5合目 地蔵観音

ここまで下れば、あとは殆ど問題有りません。(No Problem)

14時00分 稲島登山口Ⓟ

Dscn2585                        稲島薬師堂

久し振りに山歩き出来て、何かご機嫌のような相方です。

ジィ~ジ 【角田山】  25-5   The end。

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2013年2月16日 (土)

3連休の或る日

とっくに現役を離れ、毎日が休日で3連休など特段関係ないジィ~ジですが・・

2月11日(月) 建国記念の日

♪~ 雲にそびゆる 高千穂の. 高根おろしに 草も木も・・・
歳重ねたジィ~ジなれど、紀元節の歌を唄った年代では有りません。

たまたまここ10年ほど前からお付き合い頂いているM先生が主催されている
裏千家男子の会 (新潟)の第19回定例会が講演会も兼て、白山公園内
「燕喜館」で、この日開催の案内を頂いての参加です。

*裏千家男子の会、毎月第一日曜日 白山公園内“遊神亭”で市民呈茶190回継続中。

無論 浅学菲才 ガサツそのもののジィ~ジ、茶道の心得なぞもとより皆無。

講演の講師は全国良寛会会長 長谷川義明氏。 全国良寛会⇒HP
演題 「良寛に学ぶ」

Dscn2564                講演 長谷川全国良寛会会長

参加者は100名ほど。新潟で茶道教室を開いておられる女性の先生方を始め
9割方はご婦人で占められています。

講演内容
良寛さまの概説
良寛さんのてまりと和歌(こどもと同事・時代地域背景)・良寛逸話(自然との融合)
良寛さんの戒語(おかめへのいましめ、みずからをいましめる)
良寛さんの暮らし(山中独居、乞食行脚、只管打座(しかんたーざ)清貧粗衣)
良寛さんの思想(任天真、知足、布施、利行、愛護)
月の兎の物語 (身施(しんせ) 今昔物語、優しさ)
愛語について(正法眼蔵の実践)
貞心尼との交流(蓮の露より)・自立の原則について(秩序と役割分担、感謝)

2時間弱の講演 参加者の皆さんどなたも興味深く拝聴しておられるご様子。

因みに“書”で国の重要文化財は良寛さまのみ。
平成21年10月 
ふるまち良寛手まり庵 オープン
     *ジィ~ジ 良寛会会員では有りません。

解りやすい語り口で2時間弱の講演は終了。

M先生始め男子の会の皆さんは、座敷を片付け呈茶の準備。

長谷川会長もジィ~ジも二席めです。

Rscn2575                  茶道具など説明中のM会長

Dscn2570                     二席目の様子

茶趣   五合庵の人 

  Dscn2571 Dscn2565
(写真 左) 本席 床  相國寺頼底老師筆  「聴雪」  ※ 拡大
(写真 右) 待合 居室 田山方南筆 良寛歌「やまかげの・・・」 ※ 拡大

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(写真 左) 花入  竹一重切   ※ 拡大
(写真 右) 香合  出雲焼 葛家香合 ※ 拡大

茶碗 黒茶碗  貞光 造    替 黄瀬戸
茶  悠和の白 茶杓 全国良寛会 長谷川会長銘 「騰々」
水指 良寛写 瓢箪発句賛 「わがこひは」 全国良寛会理事 辻氏 作
・・・・・・・・・ 
男子の会 M会長から道具の薀蓄を披露していただきます。

日本伝統の茶道 不作法ながらも気持ちも改まる感、受けるジィ~ジです。

       ‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

滞りなく第19回 裏千家男子の会定例会呈茶席が終了し、待合へ戻ると
長谷川会長から「Hさん打ち上げしようよ」と誘われるジィ~ジです。

ふるまち良寛手まり庵でこの日の当番のT姐さんと、居合わせたY氏も誘い
閑散たる人気のない古町通りの飲食店で    肴も旨し!!
会長とジィ~ジ2人で 新潟銘酒 久保田(碧寿) 2合瓶5本空けていい気分。

T姐さんの話によると、この日 ふるまち良寛手まり庵へ 新井 満氏が
立ち寄って行った由。

3連休最終日 火が消えたような新潟古町繁華街 タクシー拾って
T姐さん邸経由、長谷川邸、そして帰宅のジィ~ジです。

3連休の最終日 結構一日 長く感じたジィ~ジです。 (完)

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2013年2月13日 (水)

Mt. YAHIKO 25初

健康維持を兼ねたジィ~ジ趣味の山歩き。

24年〆の山歩きは小3の孫娘との【弥彦山(634m】 12月28日。

当日のレポは⇒コチラ

そして今回はジィ~ジにとって今年初めての【弥彦山】です。

2月8日(金) 

相方はヨガ練習日、ジィ~ジ単独で10時過ぎにお出かけです。 

角田山を横目に旧 北國街道を弥彦に向かい岩室♨手前に差し掛かるころ
が吹き飛ばされそうになるくらいの猛吹雪に見舞われ のろのろ慎重。

越後弥彦神社表参道Ⓟに何とか到着。強風は少し落ち着いたものの粉雪が
舞い散り、いつも混雑する登山者用Ⓟは、疎ら状態1,2台のみ。
並んでいる土産物店も店を開けているのは1,2店だけ。

それでも折角来たのだから。。。長くつに履き替えザックを背負って!!

Dscn2547                      墨絵の世界 

山頂方向は粉雪とガスで靄~ッとし、定かに望むこと叶いません。

11時20分 表参道登山口

粉雪がパラパラと当たるも、このコースは山側の為、風の心配は有りません。
ここ2、3日に降った新雪が足に纏わりつき、少々歩き辛い状態が続きます。

ジグザグに1合目2合目3合目・・・高度を稼ぎます。

11時52分 5合目

Dscn2549                 5合目鳥居 枝に新雪被る

ラッセルではないものの、長くつに雪が絡まり歩行速度上がりません。
おまけに空腹感も感じ始めます。やがて正午を知らせる弥彦村のサイレンの音

5合目から6合目までは少し急登の雪崩危険帯、視線を上に状況チェック。

12時09分 7合目 御神水

雪が深くてもここだけは水が流れ、コップに一杯水を頂くジィ~ジです。

12時23分 9合目

Dscn2551                   9合目 標識

9合目に着くや、強風の轟音が耳に飛び込んできます。

日本海からの強風で山側に延々と張り出した雪庇が続きます。

Dscn2552                 民放各社のアンテナ群

上空は強風で雲の流れが速く、時折雲切れ間から青空も見えたりするも、
心の臓まで刺すような強烈な冷風が吹き荒びます。
(お馬鹿ジィ~ジは薄手のシャツ2枚だけ)
山頂へは細いトレースが雪庇脇に辛うじて繋がっています。

12時38分ー12時40分 弥彦山634m山頂 弥彦神社御神廟

Dscn2554                    日本海、大荒れの海

弥彦神社奥の院にお賽銭奉じ、両手を合わせ頭を垂れるジィ~ジです。
寒さで長居も出来ず、空腹堪え直ぐに下山です。

Dscn2555           新潟市最高峰多宝山633.8mに押し寄せるガス雲

冷たいガスが強風に乗って襲ってきます。早々に下山せねば・・・

Dscn2556                  風の為せる技 雪庇の壁

Dscn2557                   6合目付近 雪山

13時32分 表参道登山口

Dscn2558                        寂

折角来たので当然の如く、越後一宮弥彦神社参拝してⓅに戻るジィ~ジ。

Dscn2559_2                       弥彦神社本殿

参拝終えてⓅへ戻り、車の中でパンを齧りお茶を飲んでお昼を取ります。

帰り道、行きと違って比較的穏やかな天気に変わっています。
岩室温泉角屋立ち寄り、桜餅と金鍔土産に買って戻るジィ~ジ。

今年最初の【弥彦山】 この日擦れ違ったハイカー単独行氏3名のみ。

             登山日和で無い【弥彦山】 (お終い)

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2013年2月 8日 (金)

日記代わり(覚書き)

三日坊主と言う言葉さえ当てはまらない、なまくらものぐさジィ~ジです。

それでも大昔は日記帳など持っていたことも有ったのですが・・・

近頃?物忘れがどんどん進行中。困ったもんです。

そこで思い出しながらここ数日の覚書です。

2月2日(土) 

夕方からジィ~ジ住まいする自治会の組(班)の恒例新年会。

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(写真 左) 一枚が二枚  二枚が四枚・・・・ ※ 拡大
(写真 右) あ~ら不思議?元の1枚に    ※拡大

Dscn2543                                飲みました 食べました~

14世帯の組(班)の内、病気療養中の2世帯以外の12世帯。3歳から昨年めでたく
米寿を迎えられた方まで、皆さん元気に20名参加。

マジック歴10年以上のH氏の華麗な技もこれまた恒例。
もう30年以上毎年続いているのです。
(たまたま組の中に割烹店が有るので都合がいい)

一昨年転入してきた30代の2組の若者に乗せられて、年甲斐も無く飲み過ぎ!!

             .。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

2月3日(日) 

所属する山の会の 平成25年度定期総会・新年懇親会

新潟駅前 某 新潟東映ホテルにて

出席者 170名

Dscn2544                      定期総会の様子

総会議事終了後、記念講演。

演題は 「山岳遭難の現状と救助活動について」
 講師 新潟県警察本部地域課 課長補佐 警部 星   良一様
 講師 新潟県警察本部地域課 航空隊長 警視 大竹  茂穂様

 Dscn2545 Dscn2546
(写真 左) 目につきやすい色を! 悪天候ヘリは飛べません ※ 拡大
(写真 右) 県所有のヘリは4機  4枚羽だけでも4,000万 ※ 拡大

新潟県警 救助出動一番多いのは山菜取り。山岳遭難・救助も全国5番目ほど!

有意義な講演会。会としてもお世話にならぬよう気をつけねば。

一連の定期総会終了後、別室で新年懇親会。

新潟県山岳協会 阿部会長 遠藤理事長、友好山岳会会長の来賓を迎え
新年懇親会です。

来賓の接待をしながらも、一寸飲み過ぎ?のジィ~ジです。

定期総会・新年懇親会の様子は⇒コチラ

.           。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

情けないかな2月4日 5日 6日 毎日何して居たんだろう?
認知症進行中?

            直近が思い出せない 年取った証拠? (お終い)

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2013年2月 4日 (月)

♪~白銀は招くよ@【五頭山】

タイトル 古過ぎ!! 調べてみたら何と!半世紀以上も前でした。

矢張り 名実ともにジィ~ジだなと 自分自身妙に納得。

Dscn2493_2                新雪が眩しい(三ノ峰手前)  ※ 拡大

先日、雪を頂く飯豊連峰を眺めたく、五頭山へ向かったものの、あまりにも
出発時間が遅くなり、登山口のⓅまでさえ辿りづけず、敢え無く行先変更。

今回は、弐の轍踏まぬよう始めから五頭山に目的を絞り早目に家を出ます。

1月31日(木) 

[行程]
 内の沢登山口Ⓟ 8:08⇒どんぐりの森登山口 8:25⇒三ノ峰 9:52
 ⇒二ノ峰⇒一ノ峰⇒前ノ峰⇒五頭山本峰 (10:37-10:42)⇒
 三ノ峰 11:18⇒どんぐりの森 12:11⇒内の沢登山口 12:23

登山口までの取り付け林道の除雪は、倍ほど拡幅されⓅには10台強の 
五頭山に向かって歩き出している人たち何人も見られます。

ジィ~ジを見かけて声を掛ける人が居ます。
所属する山の会のT氏です。翌日にリーダーとして会山行 菱ヶ岳を担当するため
下見にきたとのこと。単独でノートレースの菱ヶ岳山頂を目指します。

一人でのラッセル大変難儀なことでしょう。

Dscn24841                 カンジキ履き赤旗持参のT氏

Dscn2486                    どんぐりの森登山口

先行者が何人か見受けられます。木々の枝には新雪が纏っています。

Dscn2488_2            青い空に新雪が眩しい 先行する相方  ※ 拡大

Dscn2489            左手肩 四ノ峰 最左奥 五ノ峰 先行する相方

三ノ峰 9時52分

Dscn2494             三ノ峰 窪みに避難小屋が埋まっています。 ※ 拡大

眺めたかった飯豊連峰が目に飛び込んできます。

3                 二ノ峰 一ノ峰 前進する登山者 ※ 拡大

Dscn2506                  五頭山塊の盟主 菱ヶ岳 ※ 拡大

Dscn2507              前ノ峰 途中で会った会のI女史と相方 ※ 拡大

飯豊連峰を観ながら新雪踏んで気持ち良く五頭山本峰を目指しますが、天空には
急に雲が拡がり始めます。(ちょっと想定外)

Dscn2513           もう直ぐ五頭山本峰 トレース 後方飯豊連峰 ※ 拡大

Dscn2514                   急にガスが拡がり始め・・・

10時37分 五頭山本峰 912.5m

Dscn2517                五頭山と飯豊連峰   ※ 拡大

雪庇が大きく張り出して、要 注意です。
踏み抜き落ちれば6月始め頃の雪解けまで見つからないかもしれません。

我が会が勤労奉仕で設置した山頂標識は雪に埋まって見ること叶いません。

目的の飯豊連峰も見る事が出来たので持参したリンゴ齧り、コーヒー一杯飲んで
往路を下山です。

Dscn2523                大きく張り出した海老の尻尾 ※ 拡大

Dscn2525                    雪が纏わり重そう!!

アップダウン繰り返し前ノ峰、一ノ峰、二ノ峰 そして三ノ峰へ戻ります。
後を絶たず大勢のハイカーとすれ違います。(大方考えることみな同じ)

Dscn2529           振り返れば 二ノ峰 一ノ峰 点々と登山者が ※ 拡大

11時18分 三ノ峰

Dscn2530               避難小屋への道を掘り下げる人

避難小屋の上には積雪1.5m以上だからこの付近4m近くの吹き溜まり?

Dscn2531                     三ノ峰から下山

菱ヶ岳と新潟平野を見下ろしながら下山です。
近所の岳友 赤鬼さん美女四人引率し、汗を流しながら登ってきます。
この日、まずまずのお天気のお蔭でホント大勢の知り合いに遭った我らです。

Dscn2532                どんぐりの森 登山口向かい下山する相方

12時23分 内の沢登山口Ⓟ

Dscn2533                    内の沢登山口 Ⓟの様子

既に下山した登山者も有り、この時間にはⓅスペースも有るものの、除雪された
林道の路肩には数十台の車が村杉温泉近くまで停められています。

登り始めたからほとんど休みなしに4時間強。
いい汗たっぷり掻き、飯豊連峰も眺められ、充足感に満たされたジィ~ジです。

帰路は 定番 村杉温泉 K豆腐店立ち寄り、好物の三角揚げと朧豆腐を購入
オカラもGetして家路へ向かいます。

途中の「瓢湖」

Dscn2534             この日の白鳥飛来数 2,601羽

でもこの時間、白鳥さんは総べてお出かけ、小さな瓢湖埋め尽くすのは
各種のカモさんばかり  後方には二王子岳山塊

Dscn2536_2 Dscn2535                        カモ密度高~い

瓢湖の近くに住む人たち、毎日カモや白鳥の鳴き声で多分朝もゆっくり眠れない?

帰り道、田んぼで落穂を拾い啄む白鳥さんの集団発見。

Dscn2539                      20数羽の白鳥の群れ

標高 912.5mの五頭山 新潟市からのアクセスも良く展望抜群、危険個所も無く
手頃感も充分、ジィ~ジお気に入りの一座です。

                             新雪の 五頭山 (完)            

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