天気予報では日本海側は連日
マーク。
それに反し、1月初旬から中旬の信州は
確率高く、安定度合いも高い。
そんな訳で、昨年まで凡そ10年間ほど、この時期には赤岳を主体に
南八ヶ岳山行を岳友と個人山行として継続して来たジィ~ジ達ですが・・・
今年は目先を変えてその岳友がリーダーで、
会山行として行先も安全性を考慮し冬山入門【北八ヶ岳】として実施です。
計画(予定)
1月9日(水)
新潟駅南口(6:00)=諏訪IC(9:00)=北八ヶ岳ロープウェイ(10:00‐10:30)
……横岳(11:30‐12:30)……茶臼岳(14:30)……麦草ヒュッテ(15:40)泊
1月10日(木)
麦草ヒュッテ(7:00)……中山峠(10:00)……東天狗岳(11:10)……
黒百合ヒュッテ(12:10‐12:40)……渋の湯(14:10)=(入浴)=新潟駅南口(19:00)
参加者は美女7名 男性8名 計 15名 ジィ~ジはラストリーダー担います。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
新潟・長野県境越えれば案の定 晴れ間が一面に広がります。
1月9日(水) 
10時35分ー11時25分 北八ヶ岳ロープウェイ
(写真 左) 北八ヶ岳ロープウェイ 山麓駅 ※拡大
(写真 右) 北八ヶ岳ロープウェイ 山麓駅 ※拡大
北八ヶ岳RW(旧 日本ピラタスRW)平日でもスキーヤー、ボーダーで混雑。
天気が良くても外での食事は寒いので、山頂駅で早目のランチを取ります。
(写真 左) 山頂駅アイゼン装着出発準備 ※拡大
(写真 右) 出発準備 快晴真っ白な雪 ※拡大
“坪庭(2237m)”から横岳を予定通り目指します。
抜けるような青空
眼下に広がる“坪庭”右手後方に南アルプス
歩き出して30分足らずで、体調不良を訴える男性会員一名出現。
リーダー夫人と相方そしてラストのジィ~ジがサポートします。
北横岳からは一旦往路を下るので、リーダー夫人と相方に体調不良者を
託し、ジィ~ジは、リーダーに状況報告する為、後を追います。
12時10分 北横岳ヒュッテ
(写真 左) 北横岳ヒュッテ ※拡大
(写真 右) 樹林帯を山頂に向かって ※拡大
12時20分ー12時25分 (北)横岳(2472.5m)
横岳山頂 前方に蓼科山
広くまるい山頂は吹きっ晒し 冷たい風が容赦無く当たります。
記念撮影をし、四周を眺望し、直ぐに下山です。
横岳下山する仲間たち 後方に南八ヶ岳
北横岳ヒュッテで、後から来たリーダー夫人、相方、体調不良会員と合体。
全員で、途中の分岐から三ッ岳、雨池山、縞枯山に向かいます。
体調不良男性に具合を聴けば「ゆっくりなら何とか歩ける・・・」とのこと。
最悪の場合、エスケープルートも有るし、一応 3人でサポートしながら
向かうことにします。
三ッ岩 Ⅲ峰?
三ッ岩から、この先は急な激下り
樹林帯の雨池峠から再び縞枯山に向かって登り返しです。
この辺りで本隊から少し離されてしまいますが、何とかかんとか!!
本隊から少しずつ遅れ始め
14時32分 縞枯山(2403m)
縞枯山山頂と前方に南八ヶ岳
枯れ木にはびっしりとエビの尻尾が張り付き、厳しい寒さを実感します。
縞枯山からは再び急な下り、そして登り返しで茶臼山(2384m)へ
15時10分 茶臼山(2384m)
登り下りの繰り返しが続くので、それなりに体力消耗。それでもここまでくれば
この日の予定、あとは麦草ヒュッテへ下るだけ。先が読め少しホッとします。
来し方を振り返る(正面 縞枯山)
本隊は既に今夜の宿泊先へ向かって、予定通り前進。影も形も見えません。
15時40分 大石峠
茶臼山を下りきり大石峠を過ぎた辺りで、リーダーのO氏が我らを迎えに
本隊は、予定時刻通りこの日の宿 麦草ヒュッテ到着したとのこと。
15時55分 麦草ヒュッテ
本隊より遅れる事、15分。それでも無事に到着です。
麦草ヒュッテ到着
部屋で荷を解き、寝場所を決めれば、直ぐにミーティングと言う名の“懇親会”
ダルマストーブの脇でミニ 宴会ヶ岳
WINEに焼酎、新潟銘酒 雪中梅、そして
etc etc 夕食まで宴は続きます。
(写真 左) 夕食MENU ※拡大
(写真 右) 麦草ヒュッテ内装 ※拡大
この日は、我らのグループ15名のみ、貸切です。
寝床の広間の端には一晩中 ストーブが炊かれ、寒さ覚えません。
21時 消灯

1月10日(木) 
7時30分 麦草ヒュッテ
ヒュッテ 下屋に下げられた寒暖計覗けばマイナス5~6度
幸い風があまり強くなく寒さ感じません。
天気が良さそう
ヒュッテ前から 神々しい 朝の浅間山 ※ 拡大
雪を頂きどっしりと聳える秀峰“浅間山”の威厳に圧倒されるような思いに・・・
霧氷
予定通り、中山峠へ向かって全員で出発です。
先ずは“丸山”へ。標高差200mほどの登りの開始です。
20分ほどしたところで、前日体調不良を訴えたN氏、再び遅れ始めます。
ジィ~ジ 具合を聴けば、前日と違い「駄目みたい・・・」と。
早速リーダーと善後策を検討します。
リーダー
「本来何かあればパーティは一つになって行動するのが原則、予定変更で
麦草ヒュッテから下山しよう。」
ジィ~ジ&相方
「天気が崩れる事は無いし、自分たちは前にも来ているので、2人でサポート
してここから下山するから、折角なので皆は予定通り行けば・・・。」
登山日和の好条件 変則ながらジィ~ジ、相方の進言で予定通り前進開始。
ジィ~ジと相方、体調不良者は麦草ヒュッテへ向かって下ります。
麦草ヒュッテから衛星電話を借りてタクシー会社に2時間後くらいに
メルヘン街道R299の冬季閉鎖のゲートで待機して欲しい旨、伝えます。
無雪期は快適なドライブウェイ 広いなだらかな道を延々と下ります。
脇の雪は表面が水晶のような状態でうっすらと氷結 キラキラキラキラと
光を放って何と言えないほど綺麗です。
写真を撮ろうとしたところ
「電池残量有りません」のメッセージ。 ギャフン~ Tension

おまけに樹間からは、遥かに仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳など南アルプスの
大パノラマまで展開。
自分のミス仕方有りません。脳裏にしっかりと焼きつけておきましょう!!
N氏のペースでゆっくりと下山を続けます。
1時間半ほど下ったところで、相方がタクシーの確認するため先行します。
麦草ヒュッテから約2時間。
ゲートでは予約したタクシーが待機。相方も我らを迎えに出てくれます。
タクシーで最終待ち合わせ予定、茅野市の三セク運営「縄文の湯」へ。
「縄文の湯」の休憩所で2時間強、持参のパンでお昼を取ったりTVを
観たりして時間を潰していると、リーダー夫人から
「今、渋の湯へ着いた、バスに乗ります。」と、電話が入ります。
13時30分
予定より1時間以上早く、バスは“縄文の湯”に到着します。
※ 東天狗岳あまりにも強風で、参加者はピッケルでは無くストック持参の為、
安全を考慮してパスした由
メンバー全員一緒に温泉でゆったりと手足を伸ばし、2日間の疲れを取ります。
身も心もポカポカ状態でバスに乗り込み、早速一番近いコンビニで思い思い
や
を購入。
帰りのバスは何時もの通り、大賑わい!!県境を越えると

今回の会山行、Accidentは発生したものの、全員無事で帰宅。
先ずはめでたしめでたし ?!(近頃 矢鱈と遭難騒ぎ多数発生してますから)
2日目 写真 掲載 提供は参加者 S/T氏です。
高見石小屋
中山峠 厳しそう
東天狗に向かって 気持ちよさそう
東天狗岳へ向かって 風が強そう
来し方、俯瞰
~~ん ヤッパリ少し羨ましい?ジィ~ジです。
以下 略。 この項(完)
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