財(たから)がザクザク【会津磐梯山】
連日の残暑?で些かゲンナリ・・・暑くて暑くて堪りません。
暑さからエスケープして涼風を求め北アの何処かへ行こうかな!?
そんな時に限って思うように行かぬが、この世の常。
信州・越中方面の天気予報があんまり宜しくありません。
然らば、近くて天気が良さそうなところ、更にそれなりに標高の高い山!
眼下に広がる面積日本第4位猪苗代湖
珍しくジィ~ジが選択 “えいや~♪~会津・・・” で有名な【磐梯山】 。
相方は一寸気乗り薄の顔
それも当たり前!?いつもコースは同じ八方台ばかりなれど、もう10回近くも・・
今回は数あるコースの中から初めてのコースに挑戦。
□ 磐梯山 (1816.3m) *日本百名山
所在地 福島県磐梯町 猪苗代町
山行日 9月1日(土)
お天気
同行者 相方 計2名
行 程 猪苗代スキー場登山口(7:43)~一合目天の庭(8:55-9:00)~
赤埴山分岐(9:20)~沼の平(10:00)~黄金清水(10:35-10:40)~
四合目弘法清水(10:50‐11:00)~磐梯山山頂(11:15‐11:50) ~
弘法清水(12:15‐12:20)~沼の平(13:00)~馬返し(14:00)~
猪苗代スキー場登山口(14:42)
*所要時間 7時間00分 実質歩行時間 約6時間00分
標高差 1,100m
記事)
(写真 左) 猪苗代スキー場登山口 <拡大>
(写真 右) 環境省登山者計数装置 <拡大>
歩き初めは指導標に従いゲレンデ西側の砂利道を延々と・・・
※710mからのスタート、遮るものなし直射日光ジリジリと。暑いッ~
ゲレンデ歩きは、足場が無く、そして距離も長い為、思いのほか草臥れます。
(写真 左) お馬返しゲレンデのトップ 前方眼下に猪苗代湖 <拡大>
(写真 右) 一合目 天の庭
はやま第6リフトの終点から東に向きを変え進むと「御馬返しゲレンデ・トップ」
約1時間のスキー場歩きも漸く終了。木陰も出てきて少し涼しさも・・・
階段状に抉られた急登を10分ほど頑張れば、一合目 天の庭
日本第4位の面積 猪苗代湖が眼下のスキー場の前方に広がります。
(写真 左) 巨岩点在するガレ場の登山道 <拡大>
(写真 右) 赤埴山分岐指導標 <拡大>
天の庭からは樹林帯の中、所々に巨岩点在する通常の登山道となります。
標高も上がり、樹林帯で吹き抜ける風も心地良さ覚えます。
(写真 左) 櫛ヶ峰、磐梯山の鞍部から櫛ヶ峰と沼ノ平 <拡大>
(写真 右) 櫛ヶ峰 磐梯山の鞍部から磐梯山 <拡大>
赤埴山分岐からは殆ど水平道(標高約1400m)。
赤埴山山頂分岐、そして赤埴林道分岐にやがて三方を赤埴山、櫛ヶ峰、
磐梯山に囲まれた広大な湿原 沼ノ平にでます。
沼ノ平から少しガレた道を進むと渋谷登山口分岐へでます。
更に前進、荒々しい山肌を見せる櫛ヶ峰と磐梯山の鞍部となります。
ここから磐梯山山頂に向かってガレ場の登山道を汗流し前進です。
(写真 左) 黄金清水 冷たくて美味 <拡大>
(写真 右) 四合目 弘法清水小屋 <拡大>
黄金清水からザレ場の急登を10分少々で八方台コースと合流、ここまで
殆ど誰にも遭わなかったのに、ここで途端に様変わり 大勢のハイカーが・・
賑やか 賑やか 老いも若きも数えきれないくらいの大人数。
我らも一寸 休憩一本取ることにします。
四合目 弘法清水小屋から山頂までは僅か500mほどですが、それなりの
急登、岩混じりの狭い抉られた登山道、下山してくるハイカーも大勢。
疲れて立ち止まる先行者も多く、意外と長く時間を要します。
(写真 左) 山頂標識と岡部小屋 <拡大>
(写真 右) 山頂と少年たち <拡大>
お昼にはまだ間が有るものの、山頂脇の岩に腰掛け早目の簡単ランチと・・
山頂には100人以上の少年少女の大集団。
元気に賑やかに岩の上を走り回っています。
これからの日本の将来を担っていく子供達 これぞ正に 日本の宝
日本の財産 お財です。 どの子も皆 大きく大きく育って欲しいもの!!
*因みに、シャツの胸に[鶴城]と記されています。もしかしたら白虎隊の末裔も?
地元、会津若松市立鶴城小学校の児童たちと思われます。
グループ毎 記念写真撮影し下山する日本の宝
(写真 左) 山頂より猪苗代湖 黒い雲が広がりだし <拡大>
(写真 右) 裏磐梯側 檜原湖 <拡大>
上空に黒い厭な雲が広がり始め、我らも下山の開始です。
狭い登山道、前がつっかえ、つっかえ 弘法清清水まで容易でありません。 櫛ヶ峰と天狗岩
四合目 弘法清水
五合目が磐梯山山頂です。1200年以上前、806年(大同元年)の大噴火前は
3,000m超えていた??からとか。
山体崩壊の跡、荒々しい山肌の櫛ヶ岳
1888年7明治23年)小磐梯山が水蒸気爆発で山体崩壊、500名近い犠牲者と
長瀬川がせき止められ、現在の檜原湖 小野川湖、秋元湖 五色沼などが形成。
無論、現在も活火山として活動中。
往路の登山道、脇に見られる花々見ながら下山です。
スキー場の下りは、ヤッパリ難儀で嫌気がさします。
(写真 左) お馬返しゲレンデトップ <拡大>
(写真 右) 猪苗代スキー場 登山口 <拡大>
磐梯山表登山道 この日の行き帰りに見た花々の一部です。全て拡大
(写真 左) ???SOS
(写真 中) ミヤマアキノキリンソウ
(写真 右) ホタルブクロ
(写真 左) シラタマノキ
(写真 中) タカネナデシコ
(写真 右) ウメバチソウ
(写真 左) ダイモンジソウ
(写真 中) ヤマハハコ
(写真 左) カンボク
(写真 左) ミヤマホツツジ
(写真 中) ミヤマシャジン
(写真 左) アキグミ 食べ頃は2,3日後?
他にもエゾシオガマ 、ヌスビトハギ・・・etc etc 以下(略) 相方お気に入りオオウバユリ
今は9月、既に気が早く紅葉しているナナカマドも・・・。
紅葉ナナカマド
♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
初めてのコース
スキー場歩きの1時間は、この時期ヤッパリ暑くて難儀。
それでも磐梯山の現在に至る歴史の一環が垣間見れ、満足。
磐梯山は80%以上が八方台から登るハイカーで占められ、いつも混雑
それに引き換え静かな山歩きが出来る事もMerit。
下山後の立ち寄り入浴は 登山口すぐ下の ヴィラ イナワシロ (良き泉質なり)
避暑のつもりで選定したつもりだったものの、1時間のスキー場歩きは暑くて!!
9月最初の山歩き 磐梯山 この項 (完)
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コメント
速恋しぐれ~♪ みいさま
当然 決まっていますよ。相方です。賛否は却下?
ただここ2回ほど行先は珍しくジィ~ジが我を通すこと出来ました。
3連休結婚式やゴルフ これ現役世代の方は宿命です。
宴会ヶ岳登頂目指したのですから。まずは良し!!と。
ところでお母上、お元気そうで何よりです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年9月18日 (火) 19:39
日本の宝がたくさん登ってましたか~^-^
良い事ですよね~^^
いつも思うのですが、輝ジィジさんご夫妻は
どちらが、いつ・どこへ・・・?
山の予定の言い出しっぺは、どちらが??
うちは99%みいが提案・・・(笑)
です(笑)
そして、賛否を聞きます^^
もちろん、下調べも準備も片付けも・・・(@@:)
運転のみ
そんな時に限って思うように行かぬが、この世の常>
これ・・・この晴れの3連休の我らのよう...
。゜゜(´□`。)°゜。
投稿: 浪速恋しぐれ~♪ みい | 2012年9月18日 (火) 16:14
まぶちょんさま
会津と言えば白虎隊そして、猪苗代湖畔は野口英世だね。
会津磐梯山は表から見ると会津富士そして裏から見ると
荒々しい山肌と数百の湖沼で風光明媚なところ。
勿論 国立公園の範囲でもあるので年中大勢の観光客が
訪ねてきている人気の場所です。
磐梯ゴールドライン途中の八方台と言う処から、殆ど
8割以上のハイカーが磐梯山を目指します。
いつの日にか出かけて見て下さい。紅葉シーズンお薦め。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年9月12日 (水) 07:08
こころぐ郁美さま
お早うございます。
そんな~ 持ち上げないで下さいよ。
こんな駄ブログ!!
でも、たとえお世辞であれ、郁美さん※励みになっています。
いつも感謝していますよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年9月12日 (水) 06:59
お疲れ様でした。磐梯山は 宝の山よ~♪
いいとこへ いったのですね。
私は 会津といえば、白虎隊と野口英世くらいしかわかんないけど、登山には とても良いとこみたいですね。
ハイカーには 人気の場所なのかな?
投稿: まぶちょん | 2012年9月12日 (水) 00:15
宝の山は・・・ザックザク!!
私にとっての宝の山は・・・ここでーす!!
こうして見せて頂ける・・・ザックザク( ´艸`)プププ
幸せいっぱい・・ザックザク
これからもよろしくぅ~ヽ(´▽`)/
投稿: こころぐ郁美 | 2012年9月12日 (水) 00:04
赤鬼さま
人間さまは勝手だねぇ~ 自分の都合ばかりだもん。
イマイチ涼しくならないね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年9月11日 (火) 07:11
日差しの中の歩きは辛いわな。今日は雨で涼しいかな。はやく秋になってもらいたい。おいらも勝手だなあ。この間まで早く夏にならないかなあ。なんてほざいてたのに。
投稿: 赤鬼 | 2012年9月11日 (火) 07:07
もうぞうさま
標高の訂正は2年ほど前だったと思いますが、国土地理院は
官庁の一種。怠慢ですね。
子供達は会津若松市鶴城小学校の生徒たちで、学校登山でした。
皆、元気溌剌でした。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年9月11日 (火) 06:22
山の風さま
お早うございます。
八方台は楽ですが、いつもハイカーが多く、渋滞するし
何度も歩いていますので、気持ちは解るんです。
貴殿お記憶はしっかりしていますよ。
花の名前、時折間違えているかもしれませんよ。(笑い)
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年9月11日 (火) 06:14
子ども達はどういう集団だったのでしょうね?
磐梯山の標高、2万5千図ではまだ旧表示のままですね。
昔、磐梯山は 18 19なんだよって聞かされたものですが、いまや1816mですからね~
投稿: もうぞう | 2012年9月11日 (火) 05:32
こんばんは。小生も二度ほど、八方台から登りました。奥方さまの嫌がる理由、分からぬ訳ではありません
。遠い昔、山嫌いのカミさんを楽に登れるからと騙して八方台から登ったら、相方の方が早かっりして、素人は怖いな〜と
。後にピストンして、猫魔ケ岳から小国沼の方へ下った記憶がありますが、今となってははっきりしません
。お許しを。それにしましても多くの花をご存知ですね。また、七時間の長丁場、いずれも敬服いたします。
投稿: 山の風 | 2012年9月10日 (月) 23:36