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2012年8月15日 (水)

お手軽山歩き【大菩薩嶺】

5日から10日まで上京、娘一家の住むマンションに滞在。
連日、天気がイマイチなのでベランダから見る事、叶いません。

毎日TVでオリンピックの試合観戦ばかり見ていて身体も鈍り気味。

ピーカン期待できないもののダメ元として出かける事に!
ホントは孫娘と娘も一緒にと願ったものの、予定がビッシリ。

結局、ジィ~ジと相方の二人連れに・・・

8月8日(水) 

先ずは一般道から調布ICへ、中央道・勝沼ICまで走ります。
更に甲州フルーツラインから雲峰寺、そして狭い急なヘアピンカーブ連続の
林道を7キロ    登山口の市営上日川峠  海抜 1580m

8時55分ー9時00分 上日川峠 ロッジ長兵衛 (クリック)

  Dscn0733 Dscn0734
(写真 左) 市営Ⓟとロッジ長兵衛  <拡大>
(写真 右) ロッジ長兵衛の脇に設置された案内板 <拡大>

この日の目的の山 “大菩薩嶺” は10数年振り2回目なれど、前回は
奥多摩R411の三条新橋から泉水小屋跡~丸川峠~大菩薩嶺 コース。
今回のお手軽コースは、初めてです。

ロッジ長兵衛の脇から水楢林の中に切られた、なだらかな道を進みます。

Dscn0735                  笹林床のなだらかな登山道  

風も無く少々暑く感じます。時折登山道の脇に車道が見えたり・・一寸興醒め!?
20分強のアルバイトで目前に大きな建物が現れます。

10時22分ー10時30分 福ちゃん荘 (クリック)

Dscn0736                      福ちゃん荘

山小舎 福ちゃん荘、休憩や宿泊者はここまで、で入れます。

福ちゃん荘からは、カラマツ生い茂る唐松尾根を登ります。
針葉樹の落ち葉が重なり踏み固められた柔らかな比較的歩き易い登山道。
雷岩手前は少し急登になるものの全体的に緩い傾斜となってます。

  Dscn0738 Dscn0739
(写真 左) コナシ??             <拡大>
(写真 右) コウリンカ ピント合わず <拡大>

11時20分 雷岩

ガスに覆われ周辺の景色見ること叶いません。
本来は、この地から秀麗な富士山眺めるビューポイントなんですが・・・ 

Dscn0742                     雷岩  富士山見えな~い!!

雷岩から7,8分で目的の 大菩薩嶺 に到着です。

11時27分ー11時55分 大菩薩嶺山頂(2057m)

Dscn07441                大菩薩嶺山頂のジィ~ジ

2度目の日本百名山 大菩薩嶺(2057m)です。
丸川峠へ向かうグループ、山頂で休憩中のグループた単独行氏など
平日の為か?お天気のせいか?想像していたより意外と静かな山頂。

コンビニ調達のパンとコーヒーで簡単ランチを取ります。

元々、山頂からは木々が邪魔して展望は出来ません。

下山は、雷岩へ戻り大菩薩峠へ回ります。ガスは益々深くなり・・・

Dscn0748_2                     ガス纏う雷岩と相方

過って(10数年前)雷岩から大菩薩峠(≠大菩薩嶺)までは、関東でも知られた
花の名山だったようですが、近年 激減してしまった様相です。

笹林床の中で、自己主張しているのは コウリンカ のみ。

他に見られる道端の花々は・・・↓

  Dscn0749_2 Dscn0753_3
(写真 左) ハナイカリ          <拡大>
(写真 右) ノコンギク           <拡大>

  Dscn0752 Dscn0755
(写真 左) ウスユキソウ        <拡大>
(写真 右) ハンゴンソウ?               <拡大>

雷岩から大菩薩峠へ向かって、岩混じりのガレた登山道を辿ると即、眼前に
丁度、2,000年を記念した2000mPointです。

Dscn0751                   標高 2000m (神部岩)

小岩混じりの下りの稜線を辿ります。岩欠片が積まれた‘賽の河原(旧 大菩薩峠)’
小奇麗な避難小屋が設けられています。

Dscn0757                        賽の河原

賽の河原から先には、一寸の登り返しが待ち受けています。

Dscn0758               登り返しピーク岩場から見下ろす

岩稜のピークから先に、大菩薩峠介山荘が現れます。
何処かの町内会か、子供たちと父兄の集団が大菩薩嶺目指して我らと交錯します。

12時40分ー12時55分 大菩薩峠 介山荘 (クリック)

Dscn0767                    大菩薩峠 記念の一枚

年寄りジィ~ジなれば、大菩薩峠=中里 介山 (大菩薩峠) 
主人公 机 龍之介 音無しの構え が頭に浮かびます。
ジィ~ジ 幼少?の頃の大映映画 市川 雷蔵さん の颯爽とした姿と殺陣
子供ながら強烈な印象が残っています。

介山荘周辺で見られた ‘花’↓

  Dscn0769 Dscn0771
(写真 左) ホタルブクロ         <拡大>
(写真 右) ミヤマ?オダマキ      <拡大>

中でも多く見られるは ↓

Dscn0764                     マルバダケブキ

介山荘の脇から再び下山の開始です。
道は少々荒れているも、軽四輪が走れる幅のダラダラした緩い林道です。

Dscn0772_2                水楢とコメツガ林の中の登山道(林道)

Dscn0774_2                  勝緑荘 (現在 営業してません)

13時30分ー13時35分  福ちゃん荘

Dscn0775_2          福ちゃん荘前、唐松尾根登山口の概略案内板

ゆっくりと、傾斜の緩い道を下ります。

13時50分 ロッジ長兵衛

Dscn0776_2                     ロッジ 長兵衛

ロッジ長兵衛 引き込みの冷たい水で汗ばんだ手足を拭い、シャツを着替えます。

  ヘアピンカーブを下り、信玄ゆかりの古刹 雲峰寺の先からは往路と逆に
敢えて青梅街道を選択です。

奥多摩 柳沢峠(1472m)から奥多摩湖を目指して走ります。

柳沢峠から直ぐ下に 奥多摩源流水を利用した 冷水ワラビ餅の幟旗発見。

折角なので立ち寄ります。お店の名前 山の湯宿 はまやらわ

Dscn0777                  奥多摩源流水 冷水わらびもち

ひんやりと、喉に爽やかな味を覚えます。娘一家へのお土産に一折 買い求めます。

奥多摩湖から青梅市経由で一路 三鷹へ向かいます。

空模様イマイチで肝心の富士山眺望は叶わなかったものの、年寄りジィ~ジには
手頃な足慣らしができたかな?とそれなりに満足感が得られたようです。

              2度目の大菩薩嶺 お手軽編 (完)

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コメント

みい (浪速恋しぐれ~♪)さま
連荘comment多謝です。

今回お手軽大菩薩嶺、富士山も見えず、残念でした。
富士山見ながら、初日の出!羨ましいです。

娘一家 子供たちも大きくなって結構予定が多く、
なかなか一緒に行けず、閑な我ら、為す術も無いのです。’(笑)


投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年8月25日 (土) 18:11

懐かしいです^-^
大菩薩嶺・・・^^
暮れにテント張って、初日の出を
拝んだ事が・・・^^
富士山もよく見えてました!
何年前かな~~??
最近、とんと記憶が・・・(笑)

しかし、東京に行かれても、必ず
やっぱ山・・・には、出向かれますね^^v

投稿: みい (浪速恋しぐれ~♪) | 2012年8月24日 (金) 21:13

noritanさま
交通アクセスが格段に良くなった近年、介山荘
福ちゃん荘などどれくらいの人が泊まるのだろうかと?
他人事ながら気になります。

大菩薩嶺~大菩薩峠、富士山が見えないと・・・~ん?な感じ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年8月18日 (土) 17:49

仕事中に一寸失礼します。
「大菩薩峠(嶺)」と聞いて(いえ、見て)一言。
山を格付けするものは人によって様々でしょうが、私は花の多さや、展望の良さもさることながら、やはり、歴史とか、物語に登場する等々が大きな意味合いを持ちますね!!

そうした意味合いで「大菩薩」は好きな山梨エリアの中でも、好きが3倍くらいの山です(これはミーハー意識ですね)

初めて行ったのは、かつて一昔の会山行で。
何処かで前泊して日帰りでした。
で、何年も経ってから是非「介山荘」に泊まってみたい!
普通なら、「大菩薩荘」と名付けるところ「介山荘」と名付けるほどに中里介山の知名度=大菩薩を有名にした=は大きいのですね。

で、山小屋フェチの私としては7年前(H17)11・6~7に行きました。

http://noripi-49.at.webry.info/200511/article_5.html

又、又あの小屋に泊まってみたく、行きたくなりました!

投稿: noritan | 2012年8月18日 (土) 15:12

こころぐ郁美さま
とんでもない!1
お忙しいのにcomment長打し感謝申し上げます。

お盆、ジィ~ジも相方の実家に出かけますので、
受け入れ側の大変さは良く解ります。
我が家は精々 娘一家だけがチョコッと来てくれるだけ・・

お身体壊されませんよう。。。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年8月17日 (金) 18:29

(* ̄ー ̄*)すみませーん!!

見てたのに、すっかりコメントを忘れてますね。
いつもいい気分にさせていただくのにね~

お盆シーズンは、どうも時間を上手く使えません。
皆さん帰って来てくれて、夜中まで起きてるので・・・
たはははは~です。
自室に、かけ上がっては、チョコチョコ虫でした。

これからはゆっくりもできるかも???
実は、まだまだ続いてるんですよ。
幸せですかね。人が絶えないってことは
また来まーーす

投稿: こころぐ郁美 | 2012年8月17日 (金) 17:44

tuba姐さん
そうなんですよ。
元々娘が3日間程、研修合宿。上の孫が新体操の合宿で
娘と微妙に時間差が有ったので、上の孫の面倒を依頼されたのです。
下の孫は一人で瀬戸内海の島で1週間合宿で留守。
其々予定がビッシリ。

娘も上の孫も合宿帰りの疲労と、その日は前から別の予定が
入っていたので、結局二人だけに・・・

投稿: 輝 | 2012年8月17日 (金) 05:28

お孫ちゃんも大きくなってスケジュールが合いませんでしたか?

輝さまと相方さま、やっぱり山歩きをして来たんだあぁ~♪

まっすぐに越後に帰ってくることはないのでは~

投稿: tuba姐 | 2012年8月16日 (木) 22:48

まぶちょんさま
こんばんは!! わらび餅冷たくて旨かったよ。

大菩薩峠知っているの!若いのに流石だね。

ジィ~ジ仲が悪いので、喧嘩しないよう一緒に出掛けるのよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年8月16日 (木) 21:36

お疲れ様   おいしそうなワラビ餅~♪
大菩薩峠は 私でも 知ってるよ~♪
輝ジィ~ジさんは いつでも 奥様と一緒で いいね。
同じ趣味だと 仲良くてうらやましいです!

投稿: まぶちょん | 2012年8月16日 (木) 21:08

赤鬼さま
大菩薩嶺は福ちゃん荘だったの?
我々はこのコース初めてだったのよ。

花が減ってしまったと、擦れ違った人が嘆いていました。

投稿: 輝 | 2012年8月16日 (木) 19:48

もうぞうさま
大衆小説の原典?中里介山の大菩薩峠も現代の人には
99%知られていないでしょう。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年8月16日 (木) 19:46

福ちゃん荘、懐かしいのう。花が無くなりましたか、どこも同じだねえ。

投稿: 赤鬼 | 2012年8月16日 (木) 06:45

なんと言っても大菩薩嶺より大菩薩峠のほうが有名ですからね。
もっともこれも若い人は知らないのでしょうかね~

投稿: もうぞう | 2012年8月16日 (木) 05:30

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