日本最小【櫛形山脈縦走】
櫛形山と言えば、大概の方は南アルプスの櫛形山を想定される事でしょうが
一寸違うのです。
越後新潟の“櫛形山”です。
飯豊連峰を水源とする加治川と胎内川に挟まれた、直線距離で僅か13Km、
櫛形山(568m)を最高峰とする平均高度300mほどの山並みで大正3年(1914年)
日本で最初に作成された地形図(大日本帝国陸地測量部発行)【図番名:中条】で
堂々と“櫛形山脈”と命名されたのです。
「〇〇山脈」と言う名称を持つ数ある山並みで、たった1日で縦走できるのは、
この“櫛形山脈”だけでしょう。まさに日本一小さな山脈なのです。
(新潟県新発田地域振興局作成資料参考)
今回は、へタレなジィ~ジ所属する山の会の会山行として企画実施に参加です。
4月21日(土)
担当リーダー 会員番号 1449 S・I
参加者 男性 16名 女性26 計 42名
コースタイム 寺澤P(7:30)=胎内観音登山口(8:00)…鳥坂山(9:10)
…飯角分岐(11:40~12:30)…櫛形山(13:10)…大峰山
(15:00)…願文山…桜公園(16:00)…桜公園P(16:15)
所要時間 8時間15分(休憩含み)
出発前 リーダーから予定他説明
桜公園の先、寺澤林道Ⓟに一旦終結 リーダーから挨拶と説明指示事項を受けて
車10台に分乗し、登山口の胎内市胎内観音登山口へ向かって
8時00分 胎内観音登山口
(写真 左) 胎内観音登山口 準備体操 <拡大>
(写真 右) 胎内市 鳥坂山 樽ヶ橋コース登山口 <拡大>
新潟にしては珍しい程の快晴 燦々と春光が注ぎ最高登山日和。
参加人数が多いので二グループに分け、時間差おいてスタートです。
鳥坂山、標高は低いものの過っては山城思いのほか急登です。
大集団でスタート
(写真 左) 下赤谷城址(板額峰) 小休止 <拡大>
(写真 右) 鳥坂山手前 残雪と灰色のブナ <拡大>
8時58分~9時10分 鳥坂山 鳥坂山山頂 新潟平野と日本海
長かった冬の終わりを実感する我らです。
休憩終えて、稜線を先に進みます。
9時30分 ユズリハノ峰
ユズリハノ峰
ここは石切りコースとの分岐でもあります。
なだらかなアップダウンの稜線漫歩が続きます。
(写真 左) 黒中山 9時50分 <拡大>
(写真 右) 板入りノ峰 10時00分 <拡大>
(写真 左) 足元にイワウチワの花が続く <拡大>
(写真 右) 坂井越 11時10分 <拡大>
昔、黒川村の若い衆が中条町の馴染の女性の店へ通った時に使われたと言う
話が残る峠道。
11時40分ー12時30分 飯角分岐 (昼食) 飯角分岐
ここから下れば奥山荘城館遺跡の有る飯角。
ここまでの歩行距離 大凡6.4Km 予定の1/2 ゆっくりと陽光浴びて昼食です。
昼食終えて再び隊列組んで前進です。 長い隊列 幸い一般登山者とも遭遇せず
(写真 左) 足元のキクザキイチゲ <拡大>
(写真 右) ブナ林の樹間から残雪の飯豊連峰 <拡大>
13時05分ー13時10分 最高峰 櫛形山
櫛形山山頂からは、前衛に二王子岳(写真右)を従えた残雪の飯豊連峰がドカッ!
(写真 左) 残雪も少し残る稜線歩き <拡大>
(写真 右) 足元はカタクリロード <拡大>
陽光浴びるカタクリの花
14時57分ー15時02分 大峰山(399.5m)
(写真 左) 大峰山手前にはこんな標識も <拡大>
(写真 右) 大峰山山頂三等三角点 <拡大>
大峰山山頂から少し下って登り返せば(約10分)
(写真 左) ログハウス風 チェリーヒュッテ 大峰 <拡大>
(写真 右) 展望園地で眺望楽しむ参加者
大峰山からの新潟の平野と日本海の眺望を楽しんだ後は、滑りやすい
急な登山道を一気に下山し願文山へ
(写真 左) 歴史ある願文山山頂 <拡大>
(写真 右) ヤマザクラも咲きだしたばかり <拡大>
橡平さくら樹林にはオオオクチョウジザクラ オオミネザクラ カスミオクチョウジ
カスミオオヤマザクラの4種類が学名登録され、国の天然記念物に指定されてます。
願文山から桜公園に向かう道には数多くの種類の桜が植樹されて時期に応じて
次から次と開花して人々の目を楽しませてくれます。
16時10分 桜公園
桜公園到着
花見見物観光客と混ざり、暫し各種の桜を堪能する参加者です。
集合場所の寺澤林道Ⓟへ戻ります。
(写真 左) ショウジョウバカマ <拡大>
(写真 右) ヤブツバキ <拡大>
16時22分 寺澤林道Ⓟ
休憩時間を入れて約8時間20分 予定の全行程無事全員完歩 終了です。 リーダーから労いの挨拶
約15キロ走破です。
リーダーの挨拶終わり解散です。
登山口まで4台の車で運転手が乗り込み朝の登山口まで車の回収です。
花を見ながら飯豊の山並み眺めながら、新潟平野 日本海を眺めながら
残雪も所々 ブナの生気を味わいながら 良き一日に・・・
日本一小さな山脈 櫛形山脈縦走 (完)
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コメント
tuba姐さん
こんばんは~
櫛形山脈縦走は我が会の定番コースの一つです。
リーダー地元のI氏は、毎日のようにこの山塊の整備をしている主的存在。
昨年は天気が悪く法印瀑から櫛形山に登り、引き返して
大峰山・願文山・桜公園でした。
一昨年も天気が悪くて・・・
今回は
最高の日でした。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年5月 7日 (月) 21:39
ヤッホー♪

日本一の山脈バンザーィ!(^^)!
山脈を一日で縦走する気分は最高でしたでしょ
景色も、ノボラー気分も最高ですねぇ~(゚▽゚*)
アタシも、日本一を一度だけ体験しました
)
山開きの日に、送迎車つきでしたよぅ~~♪(自慢しちゃいましたぁ~
投稿: tuba姐 | 2012年5月 7日 (月) 20:24
みいさま
commentありがとうございます。
山歩きは健康管理にも効果が有ると思いますよ。
みいさんは歩くのがお好きな様ですから、今度は
お天気の日にハイキングをしてみてください。
展望を楽しんだり、小さな花花眺めたり 気持ちが良いですよ。
イワウチワは雪解けと同時に咲きだしてくるんですよ。
越後の山ではこの時期に良く見られ、関東からワザワザ
見に来るハイカーも大勢なのです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年5月 5日 (土) 07:28
こんばんは~
いいお天気だったのですね!
残雪と可憐な花たち、山桜ときれいな画像ばかりですね~
楽しませていただきました^^。
イワウチワの花、初めて見ました~
団扇のようなきれいなお花ですね。
山歩きっていいですね^^。
投稿: みい | 2012年5月 4日 (金) 22:30
赤鬼さま
櫛形縦走の日はホント良い条件でした。
パトロールの時の方がヤマザクラは良かったようだけど
常念 天気はねぇ~2日目は最初から雨具を着たけど
途中で脱ぎました。
小屋から先、常念にはまだ雪がところどころに・・
GW本番天気全部だめだねぇ~悪い方に変わった。(怒)
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年5月 4日 (金) 07:35
パトロールの時には、もう雪無かった。常念いかがでしたか。雨に逢わなかった? 連休後半天気良くないねえ。
投稿: 赤鬼 | 2012年5月 4日 (金) 07:24
noritanさま
この日は絶好の日和になって呉れ、終日展望や花を
たっぷりと楽しめる事が出来ました。
この時期の越後の山は、つくづく素晴らしいと再認識しました。
来年でも、参加してみてください。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年5月 4日 (金) 05:35
いつも同じことを言いますが、此処も永らく行っていません・・・
お天気と花に恵まれて、最高の一日でしたね!
私は仕事日でした。
投稿: noritan | 2012年5月 4日 (金) 05:03
もうぞうさま
大峰山の橡平のヤマザクラはこの1週間後くらいから
最盛期を迎えたようです。
この日は久しぶりに、これ以上は無い程の快晴で
絶好の登山日和となって呉れました。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年5月 3日 (木) 19:27
ちょうど良い時期に行かれましたね。
山桜が見事です。
投稿: もうぞう | 2012年5月 3日 (木) 19:14
こころぐ郁美さま
comment有り難く感謝感謝です。
この帆は珍しくドが着くほどの快晴で日本一小さな
山脈をそうは出来ました。
残雪に花 そして展望 ホントに良い一日になって呉れたのです。
どうぞ お近くの山から始めてみてくださいな。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2012年5月 3日 (木) 12:27
カタクリの花も、嬉しそう。
40名を超える参加者・・・凄いもんですね。(o^-^o)
見てたら、私もついていけそうな気がして、一緒に登ってる錯覚を起こしましたよう~ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/
いいもんですね。


今回もすがすがしさを、送ってもらいました。
またのアップは、何かな?ってワクワクしまーーす
投稿: こころぐ郁美 | 2012年5月 3日 (木) 12:01