角田山も新潟市の最高峰多宝山も、平成の大合併以前の地籍は西蒲原郡です。
故にジィ~ジ達の様な年配者にとって、更に会山行として20年近く継続している
定番コースとしては、やっぱり「西蒲三山縦走」が馴染み深いのです。
角田山~(福井山・樋曽山・多宝山)~弥彦山~(雨乞山・黒滝城)~国上山
総走行距離 約24キロの長大な山道をを一日かけて歩くのです。
ジィ~ジ過去10回近く参加しているのです。 (昨年は震災自粛で中止)
近年稀に見る豪雪と他の会行事との絡みで今年は例年より1週間ほど遅く実施。
■ 角田山 864.3m 弥彦山 909.2m 国上山
所在地 新潟市 西蒲原郡弥彦村 長岡市 燕市
山行日 4月7日(土) 曇/晴/雪
参加者 男性18名 女性18名 計 36名
行 程 角田浜Ⓟ(5:10)~宮前登山口(5::30)~角田山(6:50-7:10)~
五箇峠(8:07-8:20)~樋曽山(9:25)~間瀬スカイライン(10:05-10:10)
~石瀬峠(10:40)~多宝山(12:00-12:05)~弥彦山(12:30-13:00)
~弥彦山頂弥彦神社奥社(13:20)~雨乞山(14:20)~猿ケ馬場(14:50)
~黒滝城搦手門(15:10)~黒滝城址(15:45)~国上山(16:25)~
~国上寺(16:45)===角田浜Ⓟ
所要時間 約11時間40分 実質歩行時間約10時間20分
高低差 200~400m
地形図 国土地理院地形図 1/25000 [角田山・弥彦山]
記事)
まだ薄暗い早朝の4時半過ぎ、日本海から容赦なく吹き付ける寒い風を
全身もろに浴びながら、それなりに年を重ねた善男善女がヘッドライトを点けて
誰一人キャンセルなく集合。Eリーダーから点呼と挨拶 指示事項を受けて
* 写真は全て拡大します。
(写真 左) 集合前の様子
(写真 右) 宮前コース登山口
R402 日本海夕日ラインの側道を進みスタート地点へ向かいます。
少しづつ空も白み始めます。
5時30分 宮前コース登山口
新潟市街地に一番近い角田山の東端からスタートです。
道端の咲き誇る春の花々期待していたに、何方の精進悪いのやら?
4月に入ったと言うにこの日は前夜から未明まで雪 春の雪 雪 
(写真 左) 春の花の代わりに 雪の華!! 梢に新雪が・・・
(写真 右) 山頂直下の尾根筋からしっかりと?多量の残雪が・・・
6時50分ー7時10分 角田山山頂
角田山山頂到着
早朝の為、朝食取ってきた人、未だの人 一寸休憩小腹満たします。
三山縦走最初の一座 Get!
一服終えてなだらかで長い五箇峠に向かい一旦、雪道を下山です。
灯台コース、そして浦浜コース分岐を分けて下ります。
8時07分ー8時20分 五箇峠登山口Ⓟ
(写真 左) 五箇峠春の淡雪 ユキワリソウみられな~い
(写真 右) 五箇峠トイレタイム 新雪でノーマルタイヤはチト ヤバイ?
本来なれば土曜日 沢山の車の整理で追われる派遣のオジサン二人
手持無沙汰で所在無さそう 時間も早いけど何しろ 雪です。
越の小貝母も雪が被って特定できず。
この日予定の遠来の団体ツアー客にはお気の毒。
五箇峠から再び登り返して福井山・樋曽山へ向かいます。先は長~い 長い。
天気が良ければ道端にはオオミスミソウ カタクリなどわんさか見られる筈なれど
(写真 左) 雪に震えながら健気に頑張るカタクリの花
(写真 右) 振り返れば角田山山頂が遥かに遠く
樋曽山までは長いアップダウンの繰り返しの連続です。
(写真 左) 参加者多数2グループに分けるも、後続グループがすぐ後ろに
(写真 右) 雪間のエンレイソウ
10時05分ー10時10分 弥彦スカイライン間瀬ゲート口
スカイライン間瀬ゲート口へ
車道を少し下り再び三山縦走路を多宝山に向かって、小沢に沿って石瀬峠へ。
石瀬峠からは多宝山まで長い長い道のりが待っています。
今回は残雪歩行、雪に足を取られピッチ何時もより上がりません。
12時00分ー12時05分 多宝山 (633.8m)新潟市最高峰
(写真 左) レーダーが見えた!多宝山は目前に。
(写真 右) 新潟市最高峰 多宝山山頂 一等三角点 晴れ間が!!
それにしても4月 「何じゃ?この新雪は!!」 ここまで既に7時間
目前にはアンテナ林立する弥彦山が・・・
12時30分ー13時00分 弥彦山展望食堂
展望食堂前のベンチで寒さ堪えてお昼を取ります。
ロープウェイで登ってくる遠来の観光客も寒そうでお気の毒。
13時20分 弥彦山山頂 634m 弥彦神社奥の院
寒さにめげず奥の院参拝
634m ムサシ スカイツリー 観光客誘致に必死の弥彦です。
越後一宮弥彦神社 弥彦温泉 そして弥彦競輪も 是非 お出かけ下さい。
ここで目的の二座Get!!
ここからはアップダウンが有るものの下り塩梅の道が国上山に続きます。
高度が低くなり雪も流石に見られなくなってきます。
カタクリやオオミスミソウ少し寒そうにチラホラと・・・
14時20分 雨乞山
(写真 左) 寒さに震えながら咲くカタクリの花
(写真 右) 気象レーダー設置の雨乞山 弥彦山があんなに遠く~
これから先の道、高度は低いものの沢が有ったり急登が有ったり手ごわい。
疲労感もほぼピークに来ているので足も重く感じます。
へタレジィ~ジこの先、何回このコース歩き通せるのでしょう?鍛えねば!!
15時00分 黒滝城 搦手門跡
(写真 左) 黒滝城搦手門跡
(写真 右) 黒滝城 物見台 大蓮寺郭跡
大蓮寺郭跡からは先がすっぱりと切れ、天然の要塞 西蒲原平野一目瞭然
少し戻り 黒滝城址へ上り返しです。
戦国武将 上杉謙信や直江兼続公に思いを馳せながら一歩一歩重たい足を前へ。
最後の一座は近くになれど、肉体的疲労度加速 精神的疲労感増殖 アップアップ
国上山は良寛禅師とお花の山、ここも見どころ満載なのです。
ふらふらしながらも花々に元気を貰い 最後のひと踏ん張り!!!
14時25分 国上山山頂
(写真 左) 国上山の雪割草から元気を貰って
(写真 右) 国上山山頂案内標識
最後の三座Get!!! やりました。やった やった 歩き通した。
途端に春の“嵐”到来。 冷たい風と吹雪が始まります。
雨具着けてないのは、お馬鹿さんのジィ~ジのみ。(馬鹿さ加減解ります)
全身真っ白になって下山続行のジィ~ジです。
16時45分 国上寺
(写真 左) 国上寺六角堂 義経公寄進の像が安置
(写真 右) 国上寺本堂
国上寺は創建古く 越後最古の古刹 良寛禅師や九郎判官義経伝説或いは
酒呑童子伝説残っています。
境内の広大なⓅにはN交通の大型バス待機中。
ドロドロになった靴を履き替え、スタート地点の角田浜Ⓟへ向かいます。
角田浜Ⓟ Eリーダーから労いの挨拶が有り解散です。
今年も頑張れた自分を少しは褒めてやりたいと思うジィ~ジです。
腰が痛い 膝も完治しないのに 難行 苦行の 山歩き (完)
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