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2012年2月

2012年2月28日 (火)

春近し?【弥彦山】

ジィ~ジ属する山歩きの会の仲間“山いろいろ”氏、 そしてブログを通しての
永いお付き合いを頂いている“YUKITUBAKI”さんのレポをを見て、そそられ
「弥彦へ行こう~ッ」

2月24日(金) 

同行は、近所の赤鬼さんと、近くに住む美女2名(近くに住む女性会員) 4名。
我が相方は、所用で不参加です。

20日 21日と新潟市近郊は再び降雪に見舞われ22日は 最高の日より。
(我らは22日 越後白山で新雪満喫)

そして23日は暖気で時折 小雨も ・・・・

9時02分 弥彦神社参拝Ⓟ
P1050031                    弥彦神社参拝用駐車場

晴れ間と翌日の雪で、あれほどの積雪もすっかり融け路面に雪は殆ど見られません。
鬼さんの車から降り、身支度整え表参道登山口へ向かいます。

P1050032              表参道コース 1合目を目指す我が仲間

ジグザグに高度を稼ぎまずは5合目を目指します。
トレースから半歩でも踏み外せば太ももまでズッポリ潜ります。

9時47分ー9時53分 五合目
表参道五合目先は雪崩の危険性大! 六合目七合目バイパスし八合目へ
バイパスする分、半端無き急登の尾根道 軟弱ジィ~ジ息切れ顎上がります。
P1050034                 八合目付近 割れ!!出現

ここ2日の晴と雨、そして少し暖気? 既に積雪部分に割れが見られます。

10時15分 九合目
大きな案内板も雪の下に埋もれ見えないほど、2mは楽にオーバー?

P1050035                   大きな案内板も足元に

雪の状況は暖気で密度が高くなり、イマイチ綺麗では有りません。
御紳廟への長い緩い道を辿ります。

P1050036                   扁額掲げられた鳥居 屈んで潜る

22日と比べれば、新雪が融けて30~40㎝位は積雪量減った感じ!

10時30分ー10時35分 弥彦山山頂

P1050038_2               雪で埋もれた御紳廟     右奥は多宝山

お賽銭入れようにも賽銭箱は無論、深く雪に埋まっています。
今年ほど積雪量の多い弥彦山 過去数十年経験有りません。(多分)

P1050039                中央奥は良寛さまの縁 国上山

日本海から吹き着ける冷たい強風、眺望も利かず、雪の輝きも見られません。
2日間でも、3月間近のせいか?かなり様子が一変!! 

山頂は吹曝し、然らば九合目にあるロープウェィ山頂駅の中で暖を取りながら
お昼にしようかと・・・・山頂を後に山頂駅に向かいます。

10時50分ー11時15分 ロープウェィ山頂駅脇

ついていないときはツキが無いもの!
年中無休建前のロープウェィが21日から24日まで定期点検で臨時休業!
ストーブに当たりながら暖かい〔おでん〕でもオーダーしようかと思っていたに

P1050041                     弥彦山 634m

634m 弥彦山はスカイツリーより遥か昔から634mなのだ!!

P1050042_2                白波寄せる眼下の間瀬漁港
どんよりとした雲が天空を覆い、水平線も見えません。2日前とは大違い。

山頂駅前の雪壁を背に風を避け、寒さに震えながら早目のランチを取ります。

P1050043             1.72mのジィ~ジと積雪   2.5m超?

天気好転の見込みもない様子、寒くなってきたので往路を下山です。

11時21分 九合目
P1050044                   九合目から下山の我が仲間

P1050045                     急登の尾根道下山

写真と違い実際は相当急勾配なのです。(要 注意箇所)
五合目分岐までは気が抜けません。

12時04分 表参道登山口
P1050046                 杉木立の中、登山口に向かう

冒頭のお二人のレポと比べ、僅か2日間で大分様子が変わって 一寸・・・
それでもそれは“春遠からじ”のシグナルかも・・・と思うジィ~ジです。

車に乗り込む前に、有名店で(あんころ餅)購入。
家へ戻ったら相方とたまには お茶 しようかと。

  積雪大なれど春間近の“弥彦山” 完。

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2012年2月25日 (土)

白銀満喫【越後白山】

久しぶりの好天予想、岳友O氏の奥方から「明日、白山でも行きませんか!?」

御誘いの電話です。電話受けとった我が相方即答 「良いですよ!・・・」

2月22日(水)

お天気予報の通り、晴 (早朝は一面深い靄が立ち込めた新潟市内)
風も無く珍しく穏やかな日に・・・

同行は、老々男女系6名。 赤鬼さんの車で全員ピックアップし、目的地へ

通勤渋滞も少しあり、目的地の駐車場 黄金の里 到着9時20分

 P1040982 P1040983
(写真 左) 出発準備Ⓟにて    <拡大>
(写真 右) パブリックトイレ雪に埋もれ利用不可  <拡大>

広いⓅには車が20台ほど。(天気が良いので考える事、みな同じ?)
スノーシュー持参の若人二人 今宵は小屋で一夜を明かす 予定とか

Ⓟから先は、慈光寺境内で手押し除雪機で除雪中、車は侵入不可状態。

9時27分 駐車場出発
P1040985               杉並木の慈光寺参道行く我がチーム

室町時代初期 楠 正成の直孫、傑堂能勝禅師を開山の祖とする越後の古刹
滝谷山慈光寺  公式HP⇒コチラ

山門に向かい両手を併せ頭を垂れます。 Ⓟより大凡ここまで徒歩10分ほど。

山門前を流れる滝谷川の上流に向かって雪深い沢沿いに前進です。

P1040987              赤鬼さん先頭に沢沿いに進む我がチーム

ここ2日間降った新雪が、少し締まってきた残雪の上に被さっています。

9時55分 一合目
越後白山(1012m) 一合目から三合目まではかなりの急登なのです。
身体も少し温まってきたので、一枚脱いでお色直しして気合を入れて登り始めます。

P1040990             青空のもと 急登の尾根道登山開始 <拡大>

青空に新雪が眩しく映えます。風も無く、瞬く間に汗が噴き出てきます。

10時23分ー10時30分 三合目
喘ぎ喘ぎ、汗を流しながら、なんとか3合目に到着。皆で一息つきます。
水分補給 甘味でEnergy補給の時間です。

三合目から七合目手前までは少し傾斜も緩くなり歩きやすい尾根道です。
P10409951                新雪と木漏れ日       <拡大>

この辺りで積雪2.5m位? 先達のトレースが有りツボ足で歩けます。

P1050003            太陽は燦々と輝き新雪はキラキラ照り   <拡大>

七合目から九合目までは再び急登に変わります。
今朝早立ちの先達の男性三名 下山してきてすれ違います。
ワカン歩行でトレース点けてくれたことに感謝です。
それにして雪は深くなるばかり八合目付近から体重70㌔弱有るジィ~ジ重い!
トレースが有るとはいえ、膝下までのラッセル同様 足が上がりませ~ん。
我慢してツボ足で歩くも体力消耗、遅々として歩が進みません。
とても堪らず八合五勺目付近でワカン装着です。

ワカン穿いてしまえば、歩きやすい!! もっと前から履けばよかったのに
歳は取っても相変わらずお馬鹿さんなジィ~ジデス。

12時23分ー13時05分 山頂避難小屋前
体重が軽く、歩き方も上手なO夫妻とN女子はツボ足で数分前には到着です。

P1050005             避難小屋前でジィ~ジと赤鬼さん待つ3人 <拡大>

山頂の避難小屋、この日は誰も利用した形跡も無し。
1階の扉は無論雪の下。梯子を遣う2階の扉も多分凍りづいて開けるのが難儀!

P1050007               白山避難小屋と後方に粟ヶ岳 <拡大>

幸い風も無くお天道様が出ています。雪の傍らでランチとします。
他愛もない世間話や山の話 至福の時間は瞬く間に過ぎてしまいます。

P1050014              白山山頂    ま~るい広い山頂 (1012m)

積雪は4mくらい?

下りは飯豊連峰見るべく田村線を下ろうとの思いも有ったものの、殆ど無風のせいか?
遠望がイマイチ、登りの途中で飯豊連峰目視は出来るも光が弱く、カメラでは無理?
往路を下山することに・・・

P1050011        ジィ~ジの影と兎の足跡    眼下に新潟平野

P1050012                      帰り支度

あんなに車が多く、大勢登っているだろうと予想していたのに、下山した3人のみ。
車は、慈光寺の関係者の所有のようです。

P1050019             せっかち鬼さんさっさと下山   <拡大>

ジィ~ジも鬼さんも相方もカンジキ装着 流石に登りの時と異なり楽ちん 楽ちん
山頂を目指す単独行氏と挨拶交わします。

P1050020             名残惜しく山頂避難小屋振り帰るの図

P1050021           2,3mの灌木は全て雪の下、広い丸い山頂
この時期から4月の初めころまで、一旦天気が荒れ、風吹けばトレースも瞬間に
消え去り、方向を間違え遭難の危険性極めて大の場所です。

八合目付近で朝、会話を交わした若人と交錯 途中でゆっくりしていた様子。

カンジキ履いているので、転倒滑落に注意すれば往路と違い下山は早い。
P1050022                  七合目付近急登を下山

幾ら雪が多く降ってももうすぐ三月 季節は春を迎えます。
P1050023                タムシバ(匂い辛夷)の花芽 <拡大>

香水の原料にしたと言われる純白のタムシバの花が咲くのもさほど遠くは無い!?
(ジィ~ジ好きな花の一種でもあるのです。)

14時00分 三合目
大きな杉が林立する三合目 ここで暫し休憩です。
P1050025                   三合目から下山

暖気で雪が緩んだのか?時折杉の枝に積もっていた雪が頭の上にどさーっ!

三合目からは注意しながら急登を下ります。凍結して居ないので好条件です。

14時25分 一合目
P1050026_2                     一合目脇 滝谷川

太陽の威力は絶大、朝キラキラ照り輝いていた新雪も暖気で既に輝きは消失。

 P1050027 P1050028
(写真 左) 地元、蛭野集落簡易水道建屋の長い氷柱  <拡大>
(写真 右) 無事下山 慈光寺さまに合掌          <拡大>

P1050030                何方がビニール合羽を!? 石仏

14時47分 黄金の里Ⓟ

飯豊連峰は見れなかったものの、光り輝く白銀と抜けるような青空 木漏れ日
そして持てる体力も精一杯使い、精神的にも肉体的にも充足感に満たされた
充実の半日過ごせたジィ~ジです。

       越後白山(村松白山) この項 (完)

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2012年2月22日 (水)

毎度毎度で済みません。

県外の大方の方は雪の越後 新潟市も雪のイメージされると思います。
ところが新潟市は比較的日本海に近いせいもあり、風はかなり強く吹くのですが
平均的に例年積雪量は僅かなのです。

ところがどうしたことか?今年は平成18年以来の大雪に見舞われたのです。
昨21日新潟市中央区で積雪量61㎝とか・・・
我が家の狭い庭は塀で遮られ吹き溜まりとなり多分1m近いかも・・・

16日久しぶりに陽射しも浴びて相当融けたのですが、17,18日には又又
ドカッと せっかく区役所で除雪してくれたのに、またまた元の木阿弥

自治会の皆さんから除雪依頼や苦情やら ドカッと。
早速 区役所へ直談判のジィ~ジです。

そしてさしもの寒波も19日(日) 予報通り一寸小康状態

ストレス解消に何処かの山を歩きたい、出来れば飯豊連峰の雪景色見てみたい
と思いつつ、調べてみると登山口まで除雪未完で 登山口まで行けません

であれば、やっぱりここしかありません。 毎度毎度の【角田山】

9時57分 ホタルの里登山口
P1040963              ホタルの里登山口から前方に五箇尾根

ここ2日間の新雪がまた圧雪の上に3,40㎝見られます。
P1040964                福寿山平成院の朱塗り柱のお堂

*要 チェック あとで問題となります。 写真見ておいてください。

圧雪の上に新雪が積もり、積雪深く足がもつれピッチ上がりません。息も切れます。

時折、雲間から青空も少し拡がり気持ちが良い!

谷を挟んだ隣の尾根を見れば、杉や翌檜の林にここ2日間の雪が付着して

P1040966                    雪をまぶした樹林帯  <拡大>

更に目を転ずれば

P1040967                     新潟(巻)CC

現役時代には、そこそこ投資?した思い出も有ります。

P1040969                       目的地方向

新雪と深い雪に足を取られ、日ごろの怠惰な生活のツケで身体も重い!!
目的地が遠く感じます。

時折 陽射しが当たり新雪が眩しく映えます。
P1040972                 木漏れ日受けて         <拡大>

11時15分 五りん石分岐
漸く山頂までの先が読めますが、ここからは最後の急登が始まります。
P1040974               新潟市最高峰多宝山が微かに <拡大>

途中、息切れを修正すべく立ち止まり振り向けば、新潟市最高峰 多宝山633.8m

11時35分ー12時00分 角田山山頂
山頂避難小屋 健養亭で 簡単手抜きランチと水分補給
殆ど我らと同時に到着した知人が二人と他に男性が二人。

 P1040975 P1040976
(写真 左) 山頂記帳所も雪で埋まりそう <拡大>
(写真 右) テントの中から楽しそうな男女3人の笑い声 <拡大>

P1040979                 山頂避難小屋入口は下りる

山頂付近積雪 大凡2m強? 今年の雪は深い!!

小腹を見たし、小屋を後に往路を下ります。

P1040980                     アラララッ   <拡大>

暖気のせいか?平野部からガスが発生してきたようです。

まだ時刻はお昼過ぎ、知り合い仲間の会員さんも数人山頂をめざし挨拶交わします。

高度が低くなるにつれ、暖気が原因か?朝みたサラサラの新雪も溶け出して
キラキラ光ることありません。

13時00分 福寿山平成院
P1040981             遠藤 実先生寄贈 福寿山平成院朱塗りのお堂

扨て!! ここで問題   このお堂、往路の時とどこの様子が違うでしょう。
 (撮影 場所は、関係ありません)

13時07分 ホタルの里登山口

又またまたそして又 の角田山 24-7    (完)

帰路、車窓から角田山を見れば中腹から山頂にかけて全山ガスに覆われ
天候悪化の様子。   

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2012年2月20日 (月)

三ノ峠山周回

半月前に近所に住まいする先輩岳友の“赤鬼”氏からお誘い有り、その日が
やってきたのです。

雪の越後新潟も今年は異常な豪雪で多くの被害が出ています。
雪下ろし関連で死亡者が県内合計20名とか・・
ジィ~ジも先日、数年ぶりに相方の実家で雪下ろしを手伝ったのです。
それでもここ二日ほどは少し寒波も緩んできた感も覚えます。

この日 予定の山は、長岡市の東山連山の一座 三ノ峠山(468.6m)

2月16日(木) 
赤鬼さんとジィ~ジ、そして相方含め美女四名 同行者計六名
赤鬼さんので、融雪剤が散布され無雪の関越道を中之島・見附IC
更に長岡バイパスから長岡市営スキー場へ向かいます。
スキー場で、長岡在の仲間K氏と待ち合わせ。

9時10分 長岡市営スキー場Ⓟ

P1040934               市営スキー場Ⓟ 出発準備の赤鬼隊長

スキー場Ⓟから長岡市営牧場に向かって緩い車道を進みます。
完全除雪も牧場の遥か手前まで、直ぐに雪上行進と変わります。

圧雪の上に、前日の新雪が2,30㎝ 一人か二人先達のトレースも有り、
ツボ足で歩いてもあんまり抜からず、助かります。
 P1040935 P1040937
(写真 左) 赤鬼隊長先頭に牧場に向かって   <拡大>
(写真 右) お色直しの赤鬼隊長          <拡大>  

P1040939         左の小高いところに回廊式展望台 今回の目的地 左後方

広大な牧場、とファミリー公園の雪原を気持ち良く歩きます。
恐らく、この付近の積雪は、1.5m位?

9時47分 ワカン装着
 P1040940_3 P1040943
(写真 左) ジィ~ジの足元    <拡大>
(写真 右) ワカンの走行あと   <拡大>

我らロートル隊、今流行のスノーシューなんて持っているのは皆無。
今回全員アルミの輪カンジキです。
山に近くなり、積雪量も増えてきたので、今年初めてのカンジキ歩行です。

P1040944               対峙する長岡西山連山と長岡市 <拡大>

*長岡市が生んだ逸材 (ピックアップ)
 最後まで開戦に異議を唱えた 聯合艦隊長官 山本五十六大将(戦死後元帥)
 戊辰の役、一藩武装中立をめざし、司馬遼太郎[峠]主人公 河井継之助
 山本有三の戯曲、小泉元総理引用 「米百俵」  小林虎三郎

赤道コース、徐々に山らしく傾斜も少し急に・・・

P1040946                    巨木も現れます。 <拡大>

P1040947                     隣の南蛮山  <拡大>

10時52分ー11時53分 友遊小屋
ジィ~ジは初めてですが、ストーブや発電機まで至れり尽くせりの小奇麗な
山小屋 (友遊小屋)
P1040950                        友遊小屋  <拡大>

先達は、この小屋まで殆ど毎日の常連さん、山頂でオカリナ演奏練習するため
しばしば訪れると言うmimiさんと言う女性。 mimiさんのブログはこちら

既にストーブの威力で部屋の中はポカポカで快適この上なし。
土間から部屋に上がりテーブル囲んで美女持参の手料理に舌鼓の我らです。

話によればこの小屋は数人のグループで建てられ管理されている由。
外には清潔なトイレまで有るようです。

暫くすると又3人の常連さんが到着。我らに遠慮されたのか備え付けの
大きなアルミのスノーダンプ2台使って周辺の除雪作業開始されます。

話に依ると何日か前には4m以上の積雪で小屋を掘り起こしたとのこと。
(有り難いことです。)

P1040952                除雪中の常連さんに挨拶 <拡大>

薄曇りの空も陽射しが射しこむ快晴に変わってきて  燦々 SUN SUN
久しぶりに見る陽光です。気分も晴れます。

12時03分 三ノ峠山山頂
雪掻きしている常連さんにお礼の挨拶して、我らは山頂へ 小屋から10分ほど。
P1040955             なだらかな丸い三ノ峠山468.6m山頂 <拡大>

せっかち鬼の隊長、山頂で写真も撮らずさっさと尾根沿いにスキー場へ前進。

P1040958              中央最奥に長岡市最高峰 鋸山 <拡大>

長岡東山連山の最高峰は 鋸山 764.9m 
ブナの木が林立するブナ平からファミリーランド目指さず、我らはそのまま前進。

P1040959               暖かな日差しを浴びて   <拡大>

気持ち良い~!白銀が目に染みる~ッ! 
ここから少し回り込んで下れば、市営スキー場上級者用のリフトの終点に出ます。
数人の若人がリフトからおり、華麗なシュプール描きながら滑降していきます。
(運動神経ゼロのジィ~ジ、スキーは駄目 おまけに今の年になっては無理無理)
P1040960_3             ゲレンデ端を下山する赤鬼隊長  <拡大>
脇をすり抜けていったスキーヤー、アッと言う間に、その姿が豆粒大に。

13時15分 市営スキー場

雪の越後、この日は予報より長岡地区好天に恵まれ超ラッキー 
小奇麗な山小屋で愉しいひと時、そしてサラサラ純白の白銀
暖かな日差しまで受け、正に想定外の半日を過ごせ、赤鬼隊長に感謝です。

豪雪で難儀されている方が多くお気の毒ですが、ほどほどの雪は人に
愉しさや感動も与えてくれます。

ジィ~ジ初めての長岡の里山 三ノ峠山 この項(完)

追)
翌日17日 翌々日18日 一旦融けかかった新潟市また降雪  
又又 家の前の除雪です。 新潟市積雪65㎝とか。

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2012年2月16日 (木)

新津丘陵【菩提寺山】

新津は、旧 新津市。現在は新潟市秋葉区となっています。

明治初期から採油が始まった日本有数の<石油の里>
京浜東北線 総武線 更に相模鉄道 小田急線など <鉄道と車両製造>
サツキ ボケ(木瓜) アザレア 寒梅 日本有数花卉園芸 <花と緑のまち>

秋葉山から護摩堂山(田上町)まで縄文遺跡点在する通称 新津丘陵

ひま人を自称するジィ~ジ 今回は新津丘陵の一座 菩提寺山 です。

2月14日(火) 
晴れそうで晴れない薄曇り 毎度 毎度 角田では・・・とジィ~ジがChoice

10時50分 石油の里Ⓟ  

P1040919_2                  石油の里   観光物産館   

戦後、荒廃した丘陵を復元すべく先人が努力した杉林の人工林の中に切られた
緩やかな登山道をゆっくりと登り始めます。

P1040932                 金津油田と金津層の説明板   (拡大)

金津層で最初に採油されたのは明治7年 機械掘りは明治37年から本格的に。
日本の石油王と謳われた 中野貫一 に依るのです。 石油王 中野貫一
その時のポンピングパワーは現在まで使われているのです。

杉林の人工林の先は、コナラなど落葉広葉樹の薪炭試験地に変わります。
P1040923_2                    薪炭試験地 案内板 <拡大>

“薪炭” 現代の若き世代の方々の何%が知っているでしょうか?

ここ2,3日来の暖気で積雪が少し緩みだし時折、ぶすっ と長くつ抜かります。
丘陵地帯、大小のアップダウンが続きます。

コナラ林の先は、檜と檜に絶対なれない、あすなろ(翌檜)林に代わります。
P1040924_2                 檜 翌檜樹林帯 先行する相方

山頂への最後の一寸した一登りすれば。。。。。

11時40分 菩提寺山(248m) 

P1040925                 菩提寺山 山名由来標識板 <拡大>

山頂には避難小屋、中には10数人のグループが大宴会中。(覗いただけ)

P1040927                     避難小屋と相方

P1040929                   対峙する大蔵・菅名山塊 <拡大>

小屋は大入り満員、中へは入らず直ぐに下山のジィ~ジと相方です。

P1040930               ジィ~ジにお構いなく下山する相方

下り始めて直ぐ、所属する山の会の会員K氏とM女史 「アレッ?・・」挨拶交わします。

P1040931         明治37年使用開始されたポンピングパワー 機械掘り <拡大>

途中の説明板見ながら、ゆっくり下るジィ~ジです。

12時30分 登山口
P1040933                    登山口のルートマップ

ジィ~ジと相方 雪中散歩の終わりです。 山頂積雪2m弱? 
ここも現在は新潟市です。

                             この項 (完)

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2012年2月13日 (月)

ちょっぴり陽射しが・・・

建国記念日の11日から雪の越後新潟も久しぶりに陽射しが見られ漸く
春の訪れの前触れが感じられ、今日まで3日間ほど小康状態にあるようです。

とは言っても広い新潟県、信州に隣接する妙高・新井などの上越地方や
同じく信州に接する十日町や津南などの中越地方は3mを超す豪雪で生活にも
支障が生じ本当にお気の毒です。

11日は相方の実家の雪下ろし 実家の在る長岡市も市街地でも大凡2m
ジィ~ジ、多分6年ぶりくらいの雪下ろし手伝い!?
義弟夫婦と4人で半日大汗掻きながら作業終了。

12日(日) 

朝から晴れてはいるものの、風が矢鱈に強く、積もった雪が雪煙になって
時折、横殴りに吹き付け、山へ出かける気持ちも  意気消沈!?

ダラダラと時間ばかり経過、ストレス貯まります。 此の儘ではイカン!!

風も少しは落ちついたようだし・・・でももう時間が・・・ 結局 残るは定番!?

途中コンビニで、お握りと菓子パン買って、登山口へ駐車場は既に満車。
隣接の日帰り温泉入浴施設 じょんのび館 の広いⓅを借用。
車内でパンとお握りの腹拵えをして出発。

12時32分 ホタルの里コース登山口

P1040907_2                     登山口に取り付く相方

このホタルの里コース、比較的海岸に近いせいも有り、時折冷たい海風が
ザラメの雪礫を伴って容赦なく吹き付け、冷たさと痛さも覚えます。
空を見上げれば固まった雲が吹き飛ばされ青空も拡がってきています。

それでも時間の経過とともに、さしもの風も有り難いことにだんだん小止みに。

P1040909                行く手には拡がりゆく青空    <拡大>

風と深い雪に足を取られながらも、一歩一歩山頂に向かいます。(息切らして)

13時50分ー14時05分 角田山山頂避難小屋 [健養亭]
P1040910               山頂 エドヒガンザクラの老大木   <拡大>

P1040912                    山頂避難小屋 健養亭

ジィ~ジと相方 山頂到着同時に小屋から5,6人のパーティがお昼を終えて
出てきます。入れ替わりに我らが中へ入ります。中にはまだ10人ほどの方が
お昼を取っています。
ジィ~ジと相方は、Coffeeと甘味だけ。 暫く休んで直ぐ往路を下山です。

P1040914           山頂広場の様子 風で雪が飛ばされ1m10~20?

久々の青空見れば、やはり幾分気持ちも明るくなるような・・・

山頂から一気に急登を転げるように下山です。
雪で木々の枝が押されところどころ雪道へ張り出し、藪状態の場所も。
枝を払いのけながら下山です。
P1040915                       雪道トレース

P1040916                        山の神分岐

途中の五りん石分岐、山の神分岐 いずれもこの日に歩かれた形跡有りません。

14時58分 ホタルの里登山口
P1040917              フィナーレ 登山口下る相方   <拡大>

ジィ~ジは、相変わらず治療中の膝と腰がチト気になり、調子はイマイチ。
Ⓟで風が強く車から外へ出るのも躊躇したものの、久々の青空と純白の雪
そして風も吹き止み、ヤッパリ来て良かった。と思うジィ~ジです。

角田がどんなに良くても、次回はどこか別の山も行きたいなぁ~

 ジィ~ジ 角田山 24-6 (完)

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2012年2月 9日 (木)

いつまで続く??

関越自動車道は、小出から六日町間、吹雪で視界利かず交通止め。

鉄道は140本ほど運休。空港も殆ど欠航。佐渡汽船も。

此れでは新潟から出ることも、入ることも出来ません。

新潟市もちらちらと朝から降ったり止んだり・・・

上越や津南など信州との国境は3m強の積雪。
高齢者世帯や独居世帯多く自宅の雪掘り、除雪などホントにお気の毒です。

それでもジィ~ジが住まいする新潟市市街地 積雪量公式発表では38㎝とか。

今日 9日我が家の周辺では、こんな状況 

P1040905_2                新潟市西区我が家の近く  なぅ! now

我が家の前の道路一本挟んだ前のバス通りの様子。
除雪され道路にも圧雪見られません。

P1040906               我が家の手入れしてない庭木に被る雪  

家の前の道路には先日の除雪で重機の往復で数センチ圧雪有り。

快晴の雪山からの大展望楽しみたいところなれど、道路事情悪く近くの山でも
登山口まで簡単には入れません。

景気沈滞の新潟 このままではもっと経済的にも衰退!!

ただひたすら 晴れることを祈るばかりです。(予報では明日も・・・)

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2012年2月 7日 (火)

お天気最悪?『弥彦山』

例年2月の第一日曜日は、所属する山の会の総会がTホテルで開催される為
その日がどんなにお天気が良くても、山歩きが出来ないジィ~ジです。

で、もって退化する脚力、せめて現状維持したく・・・・
とは言うものの、天気がイマイチで遠出する気にならず、各地道路事情も最悪。

そうなればとどのつまり、角田山 or 弥彦山 に絞られるジィ~ジです。

2月4日(土) 

越後一宮 “お弥彦さま”の広い駐車場も除雪が間に合わず、グサグサ
スリップしたり、雪が車のボディを噛んだり、駐車するだけで難儀。
参拝者もこの時期は激減状態。

P1040888_2              参拝者用駐車場除雪されず積雪でグサグサ

10時40分 表参道登山口
漸く車を駐車して、即、表参道コースから登り始めます。

P1040889                    杉木立の表参道登山口

軟弱ジィ~ジに目もくれず、遥か先行する相方です。
前回ジィ~ジ一人で来た時より、積雪量は増しています。

3合目付近からは相当な積雪、先行者のトレース有るも深くて狭い。P1040890                4合目手前付近 狭いトレース  (拡大)

ほんの一時、陽が射して明るくなるもぬか喜び、あっという間に雪雲が・・・

5合目からは、通常の表参道コースが一部雪崩の危険性が有る為、スコップと
木の枝で、通行止のサイン。
6合目、7合目をバイパスして送電線保守のかなり傾斜のきつい尾根道を直登。
息を切らしながら8合目へ向かいます。ところどころロープも張られ安全対策。

空模様は悪化の一途。粉雪が行く手に舞い散ります。
前方に薄らと山頂へ向かうグループ発見 徐々に近づきます。
先頭リーダーの男性が何か話しているようです。

相方 「会のFさんじゃない?」
ジィ~ジ「違うだろう!」

P1040891               完全装備のグループ発見 (拡大)

擦れ違い困難な深く狭いトレース。新雪で足を取られ歩きづらい急登なのです。

グループメンバーが、我らに気づき振り向くや 「アッ Hさん!」
相方 ジィ~ジに「ヤッパリFさんだったでしょう。」

挨拶そこそこともに山頂目指します。
日本海から吹き付ける冷たい強風がビシバシ。ジィ~ジと相方、雨具着けてません。
半端でない厳しい寒さ、痛いほど感じます。

12時00分ー12時05分 弥彦山山頂 奥の院

P1040893                      御神廟鳥居 (拡大)

積雪深く、【御神廟】掲額に手が届きそう。 積雪は2mくらい?
山頂奥の院は、大荒れでとても長居は出来ません。無論 日本海も越後の山も
吹雪にかき消され、見ること叶わず。早々に参拝して下山です。

P10408941                    奥の院の前 F氏 (≠拡大)

完全装備のF氏Groupは食料も豊富、いい加減ジィ~と相方は食料も甘味のみ。
(彼らはロープウェイ待合室で豪華なお昼だった由) 挨拶かわし、別れます。

*我が会の将来を担うF氏のHP⇒コチラ  会のHPは⇒コチラ 

ジィ~ジと相方、9合目から転がるように一気に下山です。

P1040897                   山頂から9合目    (拡大)

面倒くさがり屋のジィ~ジ 雨具はザックの中 凍えそう!! でも無理して。

P1040898                 見た目より急なのですよ!! (拡大)
(こんなにうす暗くても、お昼を過ぎてまだ一寸しか経過してません。)

途中、我らと同様、山頂目指すハイカーに何組か遭遇。擦れ違い用に脇の雪を
少しずつ崩しながら足場を固めたり、間に合わず雪の中にすっぽり埋もれる我らです。

5合目を過ぎれば、高度も下がり、気分的にも安堵、視界も少し明確になってきます。
高度が下り寒さもかなり異なり和らぎます。

P1040899                4合目付近? 少し視界も開く (≠拡大)

百里の道も九十里まで と言う格言あるものの、ここまで下ればまず一安心。

12時55分 登山口
P1040900                  表参道登山口先の茶店 (拡大)

登りはじめの時、茶店の親父さん店の屋根の雪下ろししていたけどもう居ない。。

深い新雪に足取られ、吹雪で何にも見えなかったものの、一寸した達成感を
覚えたジィ~ジと相方です。ヤッパリ 偶の山歩きは良いもんだ。

感謝を込めて、2礼2拍1礼 越後一宮 弥彦神社本殿に御礼です。

P1040901         天候条件悪く参拝者少ない本殿参拝に向かう相方 (拡大)

駐車場から雪解けと新雪と轍と・・・何とか難儀して車は脱出!!

帰り道、凸凹の積雪の悪路を、まずは、小腹を満たすべくラーメンやへ、そして
冷えた身体と身に着いた垢を落とすため、一風呂浴びます。

考え方の相違 馬鹿なことばかり繰り返しいい歳しても喧嘩が絶えない我ら。
それでも山歩きの時だけは、安全第一 喧嘩は殆ど起きません。

∴ 山歩きは 有り難き哉!!! 

                         この項 (完)

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2012年2月 3日 (金)

24山歩き1月まとめ

元旦早々TVでは地震発生のテロップが流れ、この2週間ほどジィ~ジ住まいする
越後新潟は信州、上州国境付近中心に平成18年豪雪を上回る積雪量を記録し、
日常生活にも支障をきたしています。一方では相変わらずの政治経済の混迷で
明るい兆しが見られません。震災復興・原発事故処理・・・等、問題山積。

世間様が難儀している最中でも、健康で近くの山々を歩ける事に感謝です。

そんな中、なまくら、ものぐさジィ~ジの相も変わらず日記代わりの覚書。
へタレなジィ~ジ『山歩き』1月の纏めです。

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① 昨年同様最初の山歩きは『角田山』 1月4日(水) 記事は⇒コチラ
P1040724                     新雪積もる角田山山頂

年末年始の飲み食い生活で身体が重く難儀。

② 2年振り恒例? 【八ヶ岳】 1月7日(土) 初日  記事は⇒コチラ
P10407381                     新雪と大同心 

  軟弱ジィ~ジ露呈      1月8日(日)   記事は⇒コチラ

P10407651              天望荘と赤岳山頂小屋 ジィ~ジはヘロヘロ

P10407741                 地蔵の頭からの富士山と登山者

③ 稲島コースは滑り按配 『角田山』 1月17日 (火) 記事は⇒コチラ

P1040824            角田山とラムサール条約登録湿地 【佐潟】

山頂避難小屋、また途中で顔見知り多数。

④ 波打ち際からスタート 『角田山』 1月19日(木) 記事は⇒コチラ

P1040837              灯台コース中間 梨の木平からの日本海

山頂避難小屋<健養亭> この日も知り合い何人も。。。。

⑤ 天気イマイチなれど『弥彦山』 1月21日(土) 記事は⇒コチラ

P1040853            弥彦神社ご神廟から見る多宝山と後方の角田山

暖気で雨模様 それでも珍しくジィ~ジ単独行。

⑥ トレセンの代わり 『角田山』 1月24日(火) 記事は⇒コチラ

P1040869                 米どころ 平坦で広大な新潟平野

山頂気温-2度 それほど寒さ感じません。

⑦ またまた新雪積もり『角田山』 1月28日(土) 記事は⇒コチラ

P1040885               榊に重そうに被さる新雪と狭いトレース

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以上 1月 7回 8日で終了。
そのうち5回は、近くて便利な“角田山”

幾ら角田山が好きだと言っても、一寸中身が薄いなぁ~
ただ言い訳になるけど、他の山へ行くにも積雪量が多く、登山口まで車が
入れないところも多々。

2月はもう少し頑張って他の山々にも挑戦したいもの。

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