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2011年12月

2011年12月31日 (土)

23山歩き12月まとめ

常日頃、閑人を自称しているジィ~ジです。
師走と言っても格段の要件が有るわけではありません。
それでも周囲の雰囲気に巻き込まれたのか?サッパリです。

そんな中、なまくら、ものぐさジィ~ジの日記代わりの覚書
へタレなジィ~ジ『山歩き』12月の纏めです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

① 貴重な晴れ間は 『角田山』 12月2日(金)  記事は⇒コチラ

P1040574            新雪の飯豊連峰と新潟平野  (向陽観音前広場)

日本海夕日ライン(R402)から佐渡を眺めながら宮前コース 角田山 23-28

② 山、お酒、どっちが目的? 『刈羽黒姫山』 12月7日(水) 記事は⇒コチラ

 P1040605 P1040607
(写真 左) 山頂避難小屋
(写真 右) アルコール各種

山仲間との高齢忘年会 飲んで喋って・・・来年も又やりたいね!

③ 避難小屋で豚汁 『越後白山』 12月13日(火)  記事は⇒コチラ

 P1040644 P1040646
(写真 左) 小屋前の新雪
(写真 右) 豚汁で暖

山頂避難小屋一番乗り! 今シーズン初の雪山ラッセル

④ 低山でも積雪 『角田山』 12月20日(火)  記事は⇒コチラ

P1040662               山頂 避難小屋(健養亭)周辺の雪

稲島登山道の整備工事中、工期は3月31日  角田山 23-29

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11月からペースダウン 12月は最終的に4回で終了のジィ~ジです。

ジィ~ジの23年山歩き 合計 81回 83日

目標 80回は辛うじてクリアーです。されど『角田山』が29回(36%)
回数は兎も角、中身が薄い!!

それでも何とか健康で歩けたことは、感謝 感謝です。

来年も体調管理をしっかりと、身の丈に合った『山歩き』が出来れば・・・

今年も残り、数時間となりました。本年も大変お世話様でした。

新年が穏やかで、そして皆様方に幸多い年となりますよう。 (完)

追) 24年の目標は、古人曰く ≪新年の計は元旦に有り≫ 
    朝起きたら 決めます。

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2011年12月30日 (金)

ジィ~ジの徒然日誌師走編(2)

続きです。

前篇は⇒コチラ

そして

12月28日(水) 

年の瀬は、何処の家でも大(?)掃除。我が家も例外ではありません。
整理整頓だらしのないジィ~ジ関連の書類や私物片付けて・・・
相方はクリーナーで、そして小4の娘はエプロン着けて、俄か「ミタ」。

相方の指示に「承知しました。」

P10407021                    床掃除の俄か「ミタ」

相方と俄か「ミタ」のお蔭で居住部分は、一応スッキリ。

お昼は、相方と小2孫娘の共同作業でフレンチトースト。 

雪遊びしたかったのに無雪の新潟市。
掃除手伝いの駄賃代わりに、3人で弥彦へ  

時間が遅いのでロープウェイで山頂駅へ。
P10407061_2
山頂駅から弥彦山山頂 弥彦神社奥の院を目指します。
日本海を隔てて、遥かに横たわる佐渡島も見られます。
握っても玉にならないバフバフの新雪に孫娘もテンション 

キャッキャ 声を出して喜んでくれます。

P1040712                指呼の多宝山 (新潟市最高峰)

下からガスが湧きあがり、雲より高い と大喜びする孫娘。

P10407141                    山頂 弥彦神社」奥の院

下りは、歩いて下山するつもりも、あんまり喜んで山頂に長時間いたので
歩いて下山は無理と判断し、帰路もロープウェイ利用。

雪遊びしたくて家族より一人先に来た甲斐があったというもの。

                      ジィ~ジ 徒然日誌師走編 (完)

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2011年12月29日 (木)

ジィ~ジの徒然日誌師走編(1)

終生忘れられないであろう今年も残り2日、ものぐさジィ~ジの覚書です。

12月24日(土)

娘一家の小2の孫娘、一人だけ家族より先に新潟で遊びたいとの希望を
叶える為、相方とで上京です
P10406731             関越道 車窓越しの八海山  (相方 撮影)

P1040675            関越道 関越トンネル手前の茂倉岳 (相方 撮影)

珍しく、越後側も 勿論、トンネル先は言ううまでも無し。
夕方 娘一家の住むマンションに到着。
たまたまこの日は Xmaseve  
婿さん、娘、小4、小2の孫娘と6人で、ささやかな宴です。
P10406841                   ローソクの灯吹く 小2の孫娘

P1040686                      洗面所のミラー

P10406921                で良い気分のジィ~ジ

少々 酔いも回ったようで一風呂浴びて 

サンタさん引くトナカイさんに飲ませるのだと玄関扉の前に水を満たした
ボウルを置く、小4と小2の孫娘。

12月25日 (日) 

朝 二人の孫娘は嬉々とした声を上げ、両手でを!!
「嬉しい!サンタさん来てくれた!!」 「これ欲しかった!!」

「吉祥寺のお昼はXmasで何処も混んでるでしょう。 蕎麦でも良いですか?」 
婿殿の気遣いです。婿殿の車で深大寺へ。

P1040695                    深大寺の水車小屋

深大寺の有名蕎麦屋で銘々お好みをオーダー 新蕎麦で美味。
深大寺参拝し、年越しそばもGetし帰宅。

夕食も娘と相方の手料理で珍しく豪華    

12月26日 (月) 

P1040697                   ベランダからの富士山

この時期、お江戸は連日好天で空気も澄んで毎日 富士山が・・・

小4の孫娘 この日から29日まで3泊4日で信州黒姫で合宿。
新宿駅集合なので、娘が新宿まで 

ジィ~ジと相方、下の孫娘と歩いて吉祥寺へ。。。
吉祥寺で娘と待ち合わせ、4人でランチ。 (ジィ~ジの驕り)

夕方から孫娘の帰省支度 (衣類 ゲーム 宿題 etc 結構な大荷物)

12月27日 (火)  新潟 

朝10時 下の孫娘と一緒に娘に見送られマンション出発。
環八高野台で事故渋滞あるも、その先はスムーズ  

赤城SAでお昼を兼て休憩。月夜野IC周辺からうっすらと雪
谷川PAで水を汲んで、関越トンネルへ・・・・

トンネル抜けると24日とは大違い。積雪量も多く湯沢 六日町 小出 川口
時折吹雪いたり、大型の除雪車が作業中で渋滞個所も。。。

それでも三条過ぎて巻・潟東そして新潟へ着く頃には無雪状態。

雪遊びを期待した孫娘 ガクッ  

それでも夕食のハンバーグを相方と一緒に作って楽しそうな様子。

                          続く)

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2011年12月24日 (土)

新雪積もった【角田山】

今の時期、日本海側では少なからず気落ちするような陰鬱で、どんよりした
重く厚い雲に覆われ、時には雪も舞う日々が続きます。
それ故、たまに青空が覗くと、それはそれは貴重な時間に想えるのです。

そんな束の間の‘晴れ間’です。

12月20日(火) 
PM1:00 お昼を終えて、自宅を出発。  30分ほどで目的地 Ⓟ
P1040657                       稲島登山口 Ⓟ
ほんの少しの積雪でグショグショのⓅ 平日なのに  の数はそこそこ。。

稲島登山道は、3月31日まで県発注工事で登山道の整備中。
4合目付近から少しずつ積雪が見られ、5.5合目辺りから圧雪状態。
工事請負業者と多くのハイカーで踏み固められたのでしょう。

5合目手前で、知り合いのブロガー女史に「輝さん!」と声を掛けられるも
息が上がって声も出ず、会釈するのみのジィ~ジです。(へタレなのです。)

P1040659                     6合目 工事用角材

P1040660                     資材運ぶ工事作業員

P1040661               ヘリで荷揚げされた資材に雪が被る

P1040662                       角田山山頂

コース別に何本もつけれられたトレース の量は50㎝位?
P1040663                      ダルマストーブ

避難小屋[健養亭]に入り、持参のお湯でコーヒーを一杯。
ダルマストーブ火は消されてますが、暖かさ、少し残っています。
長居は無用、往路を辿り下山です。

P1040664       向陽観音前広場から新潟平野と日本海 (中央奥 新潟市市街地)

P1040665                     7合目 作業情況

仕事とはいえ、ご苦労様!!

P1040666                         5合目

赤いべべ着た笠地蔵  飴のお供えも・・・

P1040667                   2合目 稲島薬師堂と大杉

束の間に、雪を楽しめたジィ~ジです。

ジィ~ジ 角田山( 23-29 )     お終い。

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2011年12月21日 (水)

新雪 【越後白山】

今の時期、日本海側は概ね愚図ついた天気が続くのですが、珍しく予報では
「晴れ間が見られるでしょう」とのアナウンス。

近所の仲間に電話して、都合を聞きます。 
目標の山 越後白山【村松白山】 (1012m)

12月13日(火)

O氏の車に4人、我が家の車に4人それぞれ分乗し、7時50分 黄金の里Ⓟ集合。
先達の車は1台、若くてザックや靴など見ても、かなりの熟達者? 男性二人。
我がチーム準備中に先行です。

7時55分 黄金の里Ⓟ 出発

P1040634                  慈光寺参道杉並木をスタート

8時15分 1合目
ここまで、道の脇に少しだけブロック状の雪が見られるも殆ど無きに等しい。

1合目から3合目までは、所々にロープが下げられた急登の連続。(要注意)
苦しくて直ぐに息が上がるジィ~ジです。 アへ アへ ハ、ハ、ハ・・・・・・
登山道にも雪が着いて滑りやすい個所も何か所も、、、、

2合目付近で、先達の男性二人に追いつき、追い越す我らです

8時40分ー45分 3合目
P1040636                  3合目  休憩一本

何とか3合目、ザックからリンゴや甘み取出し、休憩、息を整えます。

3合目から4合目までは少し緩やかな登りで調子を整える事が出来ます。
雪の量は、高度がUpするに従い、当然ながら増えてきます。
5合目、6合目、微かに残っている2,3日前のトレース跡を辿ります。

P1040637                  アブラチャン 手作りワカン

P1040640               7合目付近行くジィ~ジ *相方撮影

7合目から先は、雪も深くなり一人でいつまでも先頭きれません。
順番にラッセルの開始です。ツボ足でも、なんとか前進可能です。5~60センチ?

時折風が吹くと雲が切れ青空が覗く程度で、空模様は予報より少し

P1040642                      雪纏う木々の梢

この先、寒さが厳しくなれば、木々には‘エビの尻尾’が見られます。

10時27分ー12時00分 山頂避難小屋

P10406431            2階 避難小屋 扉の開放に苦労する 赤鬼さん

8合目付近から雪に足を取られながらも、順番にラッセル、ふらふらしながらも
漸く山頂避難小屋に到着。
1Fの扉は下の部分が雪で塞がれ、スコップ持ち合わせず、開ける事は出来ません。
2Fの扉を抉じ開けますが、扉の下の部分が凍りつき、開けるに難儀する赤鬼氏。
苦労しながら何とか扉も開き、全員梯子を上り2階から小屋へ入ります。

P1040644                    我がチームのトレース

新潟平野の上には、重い雲が一面に圧し掛かって・・・ お天気イマイチ

小屋の中は、当然我らだけ冷え切っています。
早速 鍋二つに火を点けて暖を取りながら、豚汁作成です。
P1040646               湯気湧く豚汁と持参のル・レクチエ

ここ10年近く、個人山行での日帰り登山では‘乾杯!’が無くなりました。
昔は当たり前の如く、山頂到着=乾~杯 だったのですが。。。

小屋の中も暖かくなり、豚汁で身体も温まり、他愛のな無い話が尽きません。

我々が到着してから3~40分、次から次へと到着です。
皆さん我々に気遣って室内階段使って1Fを利用です。2Fは我らで貸切。

延々と1時間半も休んだので、ソロ~っと下山です。
ゴミを残さず、箒で室内掃き清め、そこへ単独行の兄さん到着。
(職業は コージツ勤務でこの日は休日) 兄さんに‘城明け渡し’です。

P10406491                   カンジキ装着の様子

下山は、田村線にしよう。 言いだしっぺはジィ~ジです。
全員賛同し、カンジキ装着し、山頂から田村線を10分ほど進みます。

なまくらにも大した雪は無いだろうと、カンジキ持参しなかったのはジィ~ジ。
カンジキなくても最後に付けば何とかなるだろう!

ところが雪は深いところで1mは超えてます。
カンジキ隊5,6人の後ろを歩いても、ズボ ズボ抜かるだけ・・・
O氏の判断でカンジキ履かなくては下山は無理!!

再び小屋の方まで戻り、往路 (尾根線)を戻ることにします。

同行者に迷惑を掛けたジィ~ジです。(反省)

P1040651                    小屋前から新潟平野

皮肉なことに青空も出てきます。
ジィ~ジがカンジキ持参していれば、雪の飯豊連峰も見えたでしょう。
雪山少しなめ過ぎたジィ~ジは、大反省です。

登りに使った尾根線は、我らの後に何人も登ってきたので踏み固められ
しっかりとした道に変わっています。一気に下ります。

13時25分ー30分 3合目

P1040653                  3合目から登山口めざし下山

3合目から滑落しないように足場を選び慎重に下山します。

13時45分 1合目登山口P1040654                      1合目 標識

楠 正成 直孫の傑堂 能勝禅師を中興の祖とする 越後の古刹 越後四道場
滝谷山 慈光寺の門前を通り、杉の古木の参道をⓅに向かう我らです。

P1040655                    緑の苔むす三十三観世音

今シーズン初めての雪山、ツボ足ラッセル 足が上がらず脚力低下実感!
加齢を素直に認めるか?もう少しだけ細やかなる抵抗を試みるべきか?

Ⓟ 到着 靴を履き替え、2台の車の分乗し、2台連ねて家路へ向かう我らです。

               【越後白山】 ここ項 (完)

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2011年12月17日 (土)

忘年会兼て【刈羽八石山】

師走は、忘年会のシーズン。
近所に住む 先輩岳友「赤鬼氏」を中心に、半ば恒例?の忘年登山。
参加者は男女 13名 殆ど近くに住む山仲間たちです。

12月7日(水) 
雪なら問題なくOK、忘年登山は少々の雨が降っても登ります。
車3台に分乗し、向かう先は 【八石山】

P1040599_3                      登山口のコース案内板

コースは、赤鬼氏の選択で、沢コースから峰コースへの周回です。

10時10分 登山口

P1040600                   ザックカバー着けて出発

今にも降りそうで、時折細かな細かな霧雨が・・・濡れるほどではありません。

P1040603                  春には カタクリが一面に

P1040604                          雲海発生

11時25分 山頂到着
慌てることは無いのです。赤鬼隊長先頭でゆっくりゆっくり歩いたのに、山頂到着。
P1040605                   山頂 豆の木避難小屋

地元の<八石山を愛する会>の方々で、燃料まである至れり尽くせりの綺麗な
避難小屋。 全員テーブル囲み、少し早目のランチタイムとします。

12時15分 山頂避難小屋 下山開始。
P1040606               山頂標識 と 豆の木小屋

この小屋の前に、ソーラーシステム備えたもっと大きな小屋 <やまぼうし>も。
霧雨がポツポツ当たり、雨具の上着羽織る仲間、傘さす仲間、様々です。

下りは、峰コース、山頂からは少し勾配のキツイ登山道をとっとこ下ります。
途中で沢コースと合流し、あっけなく登山口へ戻ります。

幸いにもずぶ濡れにもならず、助かった我らです。

身体も冷え、衣類も湿ったので、柏崎 高柳 (じょんのび村・楽寿の湯)で、
ゆっくりと温泉に浸り、手足を伸ばします。 
平日の昼下がりに日帰り温泉入浴、有り難いご身分です。感謝 感謝!!

1時間以上も 日帰り温泉施設で ユッタリ時を過ごし、今宵の塒へ向かいます。

門出かやぶきの里<いいもち>貸しきりです。門出かやぶきの里HP⇒コチラ

部屋割り決めれば、早速 スタート まだ3時です。

P1040607                   アルコールの一部

共同会計で準備した酒類に参加者からの差し入れの種々のアルコール
空っぽになったビール缶も直ぐに山になります。

*本来は土曜日に泊まりたかったのですが、既に予約で埋まっており
  何人かの仲間に申し訳が無かった。

夕食は囲炉裏の脇で、ヘルシーな地元料理 
地元の母ちゃんたちの手料理、此れが結構旨いのです。
改めて、ビールで乾杯、食べながら飲みながら宴は続きます。

P1040627                      餅つきの様子

途中から竈の脇の土間で(餅つき)です。茅葺の里組合長の小林さんです。

小林さん=門出和紙 そして町興しに尽力してきた苦労人です。

搗きあがった餅は、黄粉、そして参加者事前用意の餡子、更に地元の
雑煮として、お膳に並べられます。
アルコール入ってる割には、餅は別腹?幾つも食べれるジィ~ジです。

組合長の小林さん、次は囲炉裏でクルミと銀杏を焼いてくれます。

飲みながら 食べながら 気の置けないもの同志の他愛のない話
延々と11時まで続きます。

P1040632                           囲炉裏で 焼くクルミに銀杏   縁には雑煮

3時から始まった有志での忘年会 約8時間 よくもまぁ~

囲炉裏では、地元で採れたコシヒカリのお握りの良い香りが・・・

  忘年登山 八石山 (完)

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2011年12月14日 (水)

或る日の角田 12月

終生忘れる事の出来ない平成23年も、既に最後の月 <師走>。

午前中は、閑人を自負するジィ~ジですが、それでもなんやかな用事が・・・
それでも珍しく天気が良くて穏やか。

空身で『日本海夕日ライン』を角田山に向かって走ります。

向かう先は、角田山 【宮前登山口】。 登山口到着、既に13時45分です。
靴だけ履き替え、直ぐにスタートです。

  P1040566 P1040567
(写真 左) 宮前登山口 何故か?姿見が (我が身を見よ!かな)
(写真 右) 戦国の世 越前朝倉氏の落人が漂着 歴史的遺産

P1040572                振り向けば、波穏やかな日本海

歩き始めて大凡1時間。荒れた、ロープが張られた急登をクリアーすれば山頂。
この時間でも山頂には二人。山頂から向陽観音前まで足を延ばします。

P1040576              観音前広場からの日本海と蒲原(新潟)平野

前方へ目を向ければ
P10405751                 新雪の飯豊連峰と新潟平野

飯豊連峰を眺め、再び同じ道を戻ります。

P1040577                広い台地 角田山山頂 植生保護木道

夕日は沈みかけて

P1040578                   灯台コースの尾根はシルエット

ちょっぴり薄暗くなってきた登山道 山頂直下は慎重に下ります。 (15時20分)

P1040586                     15時55分頃の登山道

16時17分 宮前コース 登山口

P1040597_2                    登山口 真っ赤な漆の葉っぱ

この日に見られた草花の実の数々です。
  P1040585_2 P1040590_2

  P1040570_3 P1040594

一寸した時間に楽しめる角田山 有り難い 山 です。

ジィ~ジ 角田山 23-28  (完)

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2011年12月 9日 (金)

紅葉嘆賞 IN KYOTO(2日目篇)

紅葉嘆賞 IN KYOTO 保津川下り (初日午前の部)は⇒コチラ

紅葉嘆賞 IN KYOTO 東福寺 夜の清水寺他 (初日午後の部)は⇒コチラ

11月30日(水) 

京都2日目の朝も快晴とは言えないまでも晴れ(ラッキー)

今回の京都訪問の目的紅葉嘆賞の他にもう一つあったジィ~ジです。
それは東寺の仏像曼荼羅をゆっくり拝観することです。
上京の折、 国立博物館で「空海と真言密教展」を見に行ったのですが
兎に角、平日でも大混雑で、人の波に流されただけで もう一度と!

出来るだけ多く見物するために、コンビニで1日乗り放題(500円)市バス券を
購入して、まずは東寺へ
東寺(真言宗総本山教護国寺)公式HP ⇒コチラ

P10404991           木造建築 日本一の高さ 55m (寛永年間再建5代目)

東寺の五重塔は、京都のランドマークタワーです。
(現在 防鳥ネット取り付け工事中)

P1040500                       国宝 金堂

あらゆる病から人々を守ってくれる薬師如来、そして両脇の日光・月光菩薩。
慈愛に満ちた如来像の前に立つと、涙が出そうなほど心に安らぎを覚え、
出来れば1日中でも両手を併せたいと思ったジィ~ジです。

金堂から講堂へ
国立博物館で人ごみの中で拝観した仏像を改めてゆっくり拝観するジィ~ジです。

弘法大師空海が密教を伝え広めるために解りやすくした立体曼荼羅
大日如来を中心とする5如来、右側に金剛波羅蜜多菩薩始めとする5菩薩
左手には不動明王を中心とする5明王。更に四方に四天王と梵天と帝釈天
須弥壇の21尊の仏様を平安当時の人たちはどのように感じたのでしょう?

撮影禁止なので、興味あるお方は上記HPをご覧ください。

東寺を後にしてバスを乗り換え、全く方向へ向かう先は丸太町通り、途中下車
白川通りへ、樹木が鬱蒼とした小高い山を目指して歩きます。

向かった先は、真如堂(真正極楽寺)

  P1040503 P1040504
(写真 左) 真如堂本堂前の紅葉
(写真 右) 真如堂山前の茶店の紅葉

P10405051                      三重塔の紅葉
寺名の通り正に“斯くありなん”の感あり。

広大なこの一角、お隣は‘黒谷さん’で知られる法然上人 浄土宗最初の寺院
そして幕末には、会津藩士1000人の本陣となった金戒光明寺
市バス利用するも、朝から相当歩き疲労と空腹も覚えてきたので、脇から
ちらっと拝観するのみ。

P10405061                     金戒光明寺の紅葉

坂道を下り、哲学の道 を銀閣寺とは逆方向に永観堂(禅林寺)に向かいます。
哲学の道 途中立ち寄りは、若王子神社。P1040508                       若王子神社

P10405091                  哲学の道の紅葉とジィ~ジ

道沿いの料理屋さんは、お昼時で順番待ち。

そして「もみじの永観堂」と言われ平安時代からの続くもみじの名所。
ここは兎に角、信じられないほどの人出、大混雑 拝観券買うにも長打の列。
せっかちジィ~ジは連なる塀の外から拝観することに・・・

P10405121                  永観堂(禅林寺)の紅葉の様子

P10405112_2                   永観堂の紅葉を背景に

P10405141                      永観堂の紅葉

そして次に向かうは我が家お気に入りの南禅寺 (過去5,6回は訪れて)
P10405211                絶景かな! 絶景かな! 三門

寺院建築もさることながら、明治の近代建築 琵琶湖疏水の水路が好きなのです。
P10405232                       琵琶湖疏水

疏水の水路脇をそのまま進み、蹴上発電所、インクラインへ向かいます。
  P1040526 P1040527
(写真 左) インクライン 582mのレールが現存
(写真 右) インクライン上部 この台車で船を運搬

南禅寺を後に、インクラインに沿って下ります。行くつく先は平安神宮
  P10405291 P1040531

(写真 左) 平安神宮応天門
(写真 右) 白虎楼

この頃から足に疲労がたまり、治療中の膝にも違和感を覚えてきたジィ~ジ
以前1回訪れているので、今回散策はパス、来年の桜の時期に来ることあらば・・

平安神宮から市バスで祇園へ (お茶遊びなぞ出来るわけありません)
相方の要望で 建仁寺 です。 

法堂(はっとう) その天井には創建800年を記念して 蒼龍図 が描かれています。

P1040532               平成14年 創建800年記念 小泉淳作画伯

P10405331                    本坊中庭 潮音庭
P10405381               国宝 風神雷神図屏風 (デジタル複製)

  P1040536 P1040537
(写真 左) 秀吉 北野大茶会の副席  茶室 東陽紡
(写真 右) 名物 建仁寺垣

この他本坊には、○△□之庭も有ります。
禅宗の四大思想(地水火風)を地(□)水(○)火(△)で表現したものと言われます。

建仁寺から、今回の京都紅葉嘆賞の旅 最後に向かうは 鷲峰山 高台寺

紅葉シーズンの現在は ライトアップがされます。
丁度、周りも暗くなりライトアップがされたばかり、ねねの道 は観光客で大渋滞。

  P10405621 P10405631
(写真 左) 庫裏の前にて相方
(写真 右) 庫裏の前にてジィ~ジ

あまりの人出に庫裏に至る石段は下り専用の一方通行。
拝観券買うにも長蛇の列で中に入るにも時間が掛ります。P10405411               高台寺を代表する茶席の一つ 遺芳庵

P10405471                     竜がうねる方丈前庭

P10405531                       池に映る紅葉

北政所が秀吉の菩提を弔うために開創した寺。
秀吉 北政所を祀る霊屋 開山堂 そして 龍の背に似ている 臥龍廊 
伏見から移設した利休意匠の傘亭 時雨亭 など重要文化財の数々
小堀遠州による 臥龍池 偃月地 見どころ満載です。

  P1040555 P1040556
(写真 左) 傘亭
(写真 右) 時雨亭

P1040558_2                  ライトアップの竹林とジィ~ジ

ぐるり一周し、雲居庵でお茶を一服頂くジィ~ジと相方です。

ゆっくりとお茶を楽しみ、高台寺を後にする我らです。

歩き疲れ 夕食もまだです。
高級料亭は無理ですが、始めに目星を付けた店へ行けばすでに閉店。
仕方が無いので何処でも良いから一番近くで!
P1040565                     この日の夕食

此れでも意外と?高いのです。ジィ~ジ的にはもう少し腰が強い方が・・・

食事を終えて、二年坂でお土産購入 産寧坂から五条坂へ 

この日も歩きに 歩き 24,000歩強。
山より余程平地の方が足にきます。尤も今回は幾つもの山(山号)を
登った我らです。

痛む足を庇いながら京都駅で帰路に着くバスを待ちます。
京都駅八条口からバスは10時50分の出発です。

京都の二日間 歩いた 歩いた 。
まだ見たいところ一杯残っています。来年も又! KYYOTO。。。

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2011年12月 6日 (火)

紅葉嘆賞 IN KYOTO(初日午後の部)

中学の修学旅行が京都 奈良 大阪と関西だったのです。(遥か半世紀も昔)

爾来 京都は10数回(30日程?)訪れ、幾つかの神社仏閣は参拝したことあるも
何故か?京都駅八条口方面は殆ど歩いていないので、今回は特にこの近くに有る
東福寺 泉涌寺の参拝が一つの目的だったのです。

京都駅から徒歩で、京都五山 京都最大伽藍 東福寺を目指します。
この時期は、京都でも代表的な紅葉の名所でもあります。

境内近くになれば観光客 ツアー 凄い人出で吃驚です。

P10404271               京都を代表する紅葉の名所 通天橋

P10404321                  国宝 三門  (室町初期再建)

P1040430                本堂 天井の蒼龍図は堂本印象作

三門から本堂に至る参道のサイドには、お茶の木が植栽されて花を咲かせています。
P10404311                        お茶の花

P1040433               方丈庭園 重森三玲 八相の庭 (昭和14年)

P10404391              開山堂 普門院前の庭園 (江戸中期)

P10404441                   黄金色 三つ葉楓は唐楓?

P10404631                        紅葉

P10404641                        紅葉

P10404351                   通天橋から見る臥雲橋

北谷 中谷 南谷の三渓谷 三ノ橋川の渓谷を開いて連なる大伽藍
中世鎌倉時代の禅宗建築の巧みさに圧倒された 東福寺。。。

次に向かうは泉涌寺 勿論、東福寺から歩いて移動です。
泉涌寺道は、かなりの勾配 些か歩き疲れが・・・
参道途中の 泉涌寺塔頭の新善光寺に立ち寄り参拝 休憩です。

再び泉涌寺に向かって歩き始めるも段々足も疲れ、夕暮れも間近に・・・
泉涌寺手前の今熊野観音寺へ立ち寄ることに。合掌礼拝。
  P1040466 P1040469
(写真 左) 今熊野観音寺境内の紅葉
(写真 右) 真っ赤な紅葉

時刻は丁度 四時 これから泉涌寺へ行っても時間切れ必定 諦めることに!

坂道の泉涌寺道をトコトコ下り京都駅を越え、智積院前の東大路から京都
国立博物館方向の宿に向かって歩きます。

小さな宿屋でチェックイン 早速風呂に入り疲れを癒します。
そして夕食です。低料金でも有り左程期待はしていません。
P1040472                       夕食 MENU

少しボリューム不足の感が有るも、お味は予想外にGood。。
夜も出かけるのです。アルコールは控えめにするジィ~ジです。

食事を終えて、外出です。向かう先は五条坂からお馴染みの清水寺
  
P1040477 P10404781_2 

(写真 左) ライトアップ
(写真 右) ライトアップ

今まで数回来たことあるジィ~ジですが、夜は初めてなのです。P1040482                     京都タワーと三日月

  P1040491 P10404861_2
(写真 左) お馴染み清水の舞台の桁組
(写真 右) 境内茶店で一服頂く相方

ライトアップされた清水寺をグルリ一周、清水坂のお土産屋で何も買わないけど
つまみ食いしたりして歩いて宿へ・・・

この日の歩数 楽に25,000歩を越えました。疲労困憊 (午後の部 終わり)

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紅葉嘆賞 IN KYOTO(初日午前の部)

「久しぶりに京都の紅葉が見たい」と言う相方と、お互いに珍しく思いが一致。

ネットで夜行バスも席を確保、宿も小さく安い料金のところなれどアクセスの良い
場所にある処が取れました。
(夜行バス利用すれば、ほぼ丸々2日間有効利用できるのです)

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11月28日(月) PM 8:20 新潟駅南口出発
11月29日(日) AM 6:00 京都駅八条口到着。

(大観光都市の京都だから早朝でも食べれるところ幾らも有るだろうと勝手な
思い込み。駅構内も早いところで7時開店。 教訓になりました。)

今年2度目の京都 
この日はまず最初 まだ二人とも行ったこと無い (保津峡)

嵯峨野線(山陰本線)嵯峨嵐山駅で下車。隣にはトロッコ嵯峨駅が有ります。

トロッコ嵯峨駅のトロッコ電車の切符は団体客や前売りで、当日乗車は1輌分の
人数だけの販売らしく、ジィ~ジは窓口で並びます。
交代出来るので、相方は一人で嵐山の方へブラブラと散策に出かけます。
  P10403851 P1040386
(写真 左) 天龍寺入口   *過去3回参拝しているので今回はスルー
(写真 右) 嵐山 渡月橋上流

P1040388                  嵯峨嵐山周辺道沿いの紅葉

以上 相方撮影

7時半過ぎから窓口で10番目くらいの位置で販売を待つも、窓口には
乗車券の発売は8時40分からと張り紙が・・・
続々と観光客が到着、駅舎の中は大賑わい。
それでも予定より早い8時20分に発売され、希望通り窓なしの席をGet。

駅員が唇にマイクを当てアナウンスするので声が篭もり全く意味不明
自分の耳が悪いのかと思い隣の人に聞くもジィ~ジと同じ感想。
極めて不愉快な気分にさせられました。客商売の基本に返って貰いたい)

1番電車の発車です。9時7分
  P10403891 P10403911
(写真 左) トロッコ電車と相方
(写真 右) トロッコ電車とジィ~ジ

トロッコ電車は7.3㌔の道のりをゆっくり25分かけてトロッコ亀岡駅まで。

嵯峨野鉄道(トロッコ電車) 公式HP⇒コチラ

P1040392                     車窓からの眺め

P1040396                     霧が覆う保津峡

保津峡に霧が立ち込める時、京都市は晴れると言う。

最終駅のトロッコ亀岡駅からトロッコ電車や、JRで嵯峨嵐山まで戻っても
終点から亀岡乗船場までバスに乗り換える我らです。

ジィ~ジと相方 初めての保津川川下り です。

櫂と操舵の櫓、そして竿3人の船頭さんのチームワークで16キロの距離を
約2時間かけて、明智光秀縁の地 亀岡から京都嵐山まで下ります。

流れが速く段差も有る激流、そして浅瀬や逆に深淵、巨岩に挟まれた狭い水路
をチームワークで船体を岩に擦らないようすり抜けます。
ジィ~ジと相方は一番前で、飛沫を浴びぬよう腰までビニールシートでカバー。

  P1040401 P1040410
(写真 左) 船頭さんのトークも面白い 
(写真 右) 川が蛇行しているので山陰線の鉄橋が何度も

丹波霧が出る時は、京都は晴れる。京都の方面は青空も・・・

  P1040414 P1040415
(写真 左) 中国からの客も多い
(写真 右) 長い伝統 掉さした穴

船頭さんは竿 櫓 櫂の担当を途中3交代します。
嵐山が近づくと流れもゆったりと 川の流れに任せます。

  P1040421 P1040423
(写真 左) コンビニ?船が横付け いか焼き 熱燗 みたらし団子etc
(写真 右) 嵐山間近に   長閑に舟遊びの遊覧船何艘も

今が盛りと言う紅葉は正直、感動するほどの状態では無かったものの
2時間弱の舟下りは、予想以上に満足感を与えてくれました。

 * 保津川舟下り料金 大人3,900円+バス代300 4,200円/一人

保津川下りHP⇒コチラ

お昼が間近に迫った、嵐山渡月橋周辺は相変わらずの観光客 人 人 人。
有名料理屋さんも長蛇の列、とても順番待ってる暇も有りません。
嵯峨野嵐山駅へ向かいます。

P1040426_2            渡月橋 橋上は切れ間の無い人通り と大渋滞

有名高級料理店は幸い?順番待ち。しかし朝食が軽かったので空腹も覚えます。
たまたま嵯峨野駅の近くの通りの角の10数人入れば満席になり小さな店、
(店名?)順番待ち1組だったので一寸待って入店。
ランチの湯葉づくし定食をオーダー 
低料金なのに頗る美味 特に揚げ出しは具と言い、たれと言い絶品。!

思いのほか大満足で、腹も満たされ電車で京都駅へ向かいます。

初日午前の部 (終わり)

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2011年12月 4日 (日)

23山歩き11月まとめ

霜月半ばになる頃には、日本海側は概ね愚図ついた天気が続きます。
勿論、新潟も例外では有りません。
雪は、その年によって状況は少し違うものの、降っても水っぽく重いのです。
今のところ近郊の山でウッスラと白く見えるのは粟ヶ岳や守門岳くらい?
山歩きには、少し不向きな状態が続きます。

そんな中、なまくら、ものぐさジィ~ジの日記代わりの覚書
へタレなジィ~ジ『山歩き』11月の纏めです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

① 越後と大違い、ピーカン『谷川岳』 11月1日(火)  記事は⇒コチラ

P1040239                    谷川岳山頂 トマの耳

谷川岳3000回おじさん 森氏(この日2761回)と遭遇。 大展望満喫。

② 越後では珍しい好天 『二王子岳』 11月5日(土)  記事は⇒コチラ

P1040259                     山頂と飯豊連峰

飯豊連峰の冠雪は未だ、二王子山麓の紅葉が予想外?に見事。

③ 生憎の天気集中登山『湯の丸山域』 11月6日(日) 記事は⇒コチラ

P1040272                   見晴岳コース参加者出発

6コースに分かれ、男性84名女性125名。途中からの雨も全コース山頂到達。

④ 好天に誘われ 『角田山』 11月17日(水)  記事は⇒コチラ
P1040341                    角田山山頂の紅葉

稲島コース大小の石ゴロゴロ歩きづらい  角田山 23-27

⑤ のんびりトレッキング 『高尾山』 11月24日(木)  記事は⇒コチラ
P1040367                    薬王院参拝する参加者

新潟と大違いの上天気 参加者の笑顔が嬉しい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

結局11月は都合 5回 5日となったジィ~ジです。

ジィ~ジの23年 山歩き 累計 77回 79日

目標は80回 あと残り1月  何とかなるかな?何とか達成したいもの。

だけど77回の内、27回(35%)が『角田山』 一寸中身が薄いなぁ~

12月は何となく遠出も出来ないし・・・ ~~ん!

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2011年12月 1日 (木)

何とか無事に【高尾山】

大都市から近く、交通の便も良く、危険個所も無く、手頃に登れる山【高尾山】。
富士山と共にミシュラン日本語版に掲載されたことが、更なる相乗効果を生み
現在では240万人/年が訪れると言われています。

そんな訳で、曜日を問わずただでさえ毎日混んでいるのに、特別大混雑予想の
11月1日~30日 もみじまつり 開催中に、どこでどう判断を誤ったのか?
会山行の実施計画を設定してしまったジィ~ジ。

参加者の中には、休日を取って申し込みした会員も有り、日にちの変更も
簡単には出来ません。

地元観光協会に状況予想してもらったところ、平日でもバスは寸刻みの大渋滞、
勿論、市営駐車場もとっくに満車予約済み、ケーブルもリフトも1時間以上は
待たねばならないだろう・・・

大いに悩むも、妙案今更浮かばず。出たとこ勝負。「下手な考え休むに似たり」

とどのつまりは 当初計画日に実施です。

11月24日(木) 
参加者 男性 13名 女性 25名 合計38名
(参加者男性最高齢者84歳 女性80歳 平均70数才)
レポ中 太字 行書体は参加者80歳のKさん(女性)の句です。

未明から雨風すさぶ新潟を6時過ぎに出発するも、関越トンネルを抜けると
眩い陽光が差し込む上天気! なんだこの差は!! (この時期当たり前なれど)

大混雑に備え、バス車内に登山靴を持ち込むように指示し、迷子防止に対策で
名札に色別のモールを巻きつけたり、八王子観光協会から事前に送って貰った
地図、コース付パンフレットを車内で配ったり・・・・

圏央道あきるのICから大渋滞を覚悟するも、予想に反し?意外にスムーズ
心配したⓅもバス車内から、薬王院祈祷殿に電話したところ
「来るだけ来てみてください」と駐車可能を匂わす返答。

何と!ジィ~ジの計画書のほぼ予定通り10時20分に清滝駅近くの薬王院
祈祷殿駐車場に到着。 (市営駐車場より遥かに好位置)

  P1040360 P1040359
(写真 左) 祈祷殿Ⓟ ツアー会社の大型観光バスが数十台 <拡大>
(写真 右) 出発前の参加者の皆さん

今回のトレッキング山行は基本的に年輩会員対象としたのですが、
参加者の年齢、山行歴、体力・・等、全ての要素がバラバラ。

考え方は、一番体力・脚力無い人のペースを基本にするのです。

従って、時間と体力からケーブル・リフト利用も念頭に有ったのですが、
観光客始め、登山口清滝駅前は、人 人 人 人。
聴けば、待ち時間は1時間以上の由。
年輩参加者に要望を聞いたところ、「ゆっくであれば歩けます。」 頼もしい返事。

P1040361               清滝駅前 観光客の頭と紅葉の様子

広い1号路、道の端をジィ~ジ先頭に、一般の方に迷惑を掛けぬよう、
そして迷子にならぬよう2グループに分けて少し間を開けて、ゆっくり ゆっくり
びすたーり ビスターリ スロー スローと歩き始めます。

九十九折りに少しづつ少しずつ高度を上げて、少し広い場所も見つけては
何回も立ち休憩を入れて・・・

P1040363                  木漏れ日を受けながら前進

木漏れ日に きらりはらはら木の葉散る

ケーブルカー リフト山頂駅を越えた辺りから、観光客も一般者も入り乱れ人人
P1040364                       名物 たこ杉

P1040365                真言宗智山派大本山 薬王院参道 
P1040367_2

老若(老々?)男女の我がメンバー薬王院 御本堂に合掌礼拝です。

12時20分ー12時35分 高尾山山頂

相変わらずの大混雑、座る場所など到底ありません。
用足しや△点確認で一寸休憩し、お昼休みの場所を選定します。
山頂売店から階段下り、陣馬山に至る登山道をほんのちょっと もみじ台

12時45分ー13時40分 もみじ台
混雑してるも山頂よりは少しはましで、富士山も見えるPOINTです。
新潟では考えられない風も無い上天気。マッタリとお昼を取り、紅葉を
観ながらランチタイムです。

紅葉山 笑顔溢れる 昼餉どき

雪の富士 きりりと青き空に浮く

  P1040370_2 P1040369
(写真 左) 山頂でお点前 80歳Kさん
(写真 右) 一服頂戴するジィ~ジ
P1040372                     秀麗  富士山 

P1040373                     もみじ台の紅葉

空腹も満たされ、日本海側に住む我らにとって特別の存在 富士山を
心行くまで堪能し、まだ居たい気持ちを断ち切り下山の開始です。

下りは、山頂直下を巻いて、静かな稲荷山コースを下ります。

所々に階段も有り、粘土質で落ち葉も重なって居たりする場所も見受けられます。

不揃いの階(きざはし) 落ち葉踏みしめて

P1040375_6                                       下山中 (相方撮影)

P1040376                      高尾山の紅葉 

途中の展望台で、新宿大都心始め遠く筑波の方まで眺めて休憩を取って、

14時40分 清滝駅 稲荷山登山口
最後に2~30歩少し皆さんより先に下るジィ~ジです。
登山口で参加者全員へ労いの握手を交わすためです。
皆さん、次から次、誰一人落伍者も出ずニコニコ顔で下山です。
改めて ホッとするジィ~ジです。リーダーの一番達成感を覚える瞬間です。

予定より30分ほど早く下山です。
八王子観光協会にもいろいろお手数掛けました。
折角なのでお土産購入の時間を取って、銘々バスに戻ります。
参加者の皆さん、重そうにお土産一杯手にして・・・

P1040377                        清滝駅 
流石にこの時間は、山頂へ向かう人は減ってきています。

P1040378                    清滝駅前の観光客

P1040380                        清滝駅前

P1040379                      冬桜 (清滝駅前)

冬桜は越後では、お目にかかれません。

借上げバスのドライバー氏から一人一人蒸しタオル手渡され、汗ばんだ体を
拭ってバスに乗り込みます。

全員無事に歩き通す事が出来ました。迷子も出ませんでした。バスは新潟へ。

圏央道あきる野IC入り、狭山付近?夕日を背負った富士山が・・・・

冬日落ち富士黒々とシルエット

バス車内は、若干のアルコールも入り、何時もの通り賑やかに。。。

ジィ~ジ計画の通り、20時丁度 新潟駅南口到着。

大混雑予想も有り難いことに杞憂に終わり、何とか、かんとか終了です。

  この項  お終い           

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