「8月も残り少ないし、あんまり大したとこも行かなかったから、三ノ沢岳でも
行ってみない!?」 ・・・・・
我が家は、すべて相方の一言で決まります。
8月29日(月)
/ガス
6時半前、地元駒ヶ根高原の民宿を出て‘菅の台’へ。
Ⓟ料金500円支払い早速靴を履き替えザックを背負って、バスセンターへ。
既に大勢のハイカー、そして観光客が並んでいます。
(*駒ヶ根の観光、民宿のレポは後日アップ予定)
(写真 左) バスセンターで並ぶハイカー&観光客
(写真 右) 駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅
ハイシーズンは過ぎ、始発バスは7時20分なれども、乗客が多く臨時バス。
しらび平駅からのロープウェィも8時の始発を10分早目7時50分出発。
駒ヶ根ロープウェイの詳細HPは⇒コチラ
ジィ~ジ駒ヶ岳ロープウェイは三度目、前回は2003.3.23
宝剣岳と木曾山脈主稜
木曽駒ヶ岳から御嶽山を望む
木曽駒ヶ岳に向かって 左は宝剣岳
凍結
以上 2003年3月23日撮影
そして8年半ぶりの今回です。
千畳敷カールと宝剣岳
空模様も問題なさそげ、まずはまだ歩いたことのない三ノ沢岳を目指し、帰りは
宝剣岳を登って千畳敷へ戻ろう!
三ノ沢岳(2847m)は、木曽駒山脈の主稜線上の宝剣岳から南西に張り出した
枝尾根のピーク、三角形の姿の良い山として知られています。
8時07分 信州駒ヶ岳神社
(写真 左) 信州駒ヶ岳神社に安全登山祈願 お賽銭忘れずに
(写真 右) 極楽平
大小、形の様々な花崗岩が転がった登山道は丸太が架けられ階段状。
8時34分 極楽平
木曽山脈主稜線です。左へ行けば檜尾岳、熊沢岳そして空木岳、越百山・・
右は宝剣岳から木曽駒ヶ岳に続きます。
我らは宝剣岳に向かって前進です。岩礫帯の中にはトウヤクリンドウが数多く。
8時45分ー50分 宝剣岳、三ノ沢岳分岐
指呼 宝剣岳に下からガスが湧きあがる
一服し終え、目的の三ノ沢岳へ歩を採ります。
大小4,5つのピークを越えた先に目的の三ノ沢岳がハッキリと。。。。
宝剣岳分岐から目的の山に向かって
ピラミダルで端正な姿の山。ハイマツ帯に切られた少しガレた登山道が続きます。
登山道はハイマツの枝、根っこが張り出し、狭くところどころに大きな花崗岩も
有り、足元に注意を払い、ハイマツの枝に気を付ける必要が出てきます。
ハイマツ張り出す狭い登山道
振り返れば、岩の鎧で身を固めた宝剣岳と左に木曽駒ヶ岳も。。。
鋭く屹立する宝剣岳
途中のピークで中年男性3人グループに追いつき、追い越いし先へ進みます。
花崗岩の巨石も多く
10時15分ー25分 遭難慰霊碑
ザレ場の台地に大きな遭難慰霊碑ケルンが建てられています。
水分補給 ゆっくりと大休憩。前方から宝剣山荘で泊まって朝早く来たのか?
10数人の中高年男女パーティが下山してきます。
「山頂は直ぐですよ!頑張ってください。」 へタレ我がチームにエールが・・
中高年パーティ見送り振り返れば来し方はガス ガス
山頂に向かって再びガレた道を山頂に向かう我らです。
ガレ場でも道の両側には意外と花も多き見られます。
ウサギギク イブキトラノオ、アキノキリンソウ、オトギリソウetc etc
10時40分ー11時10分 三ノ沢岳山頂
目的の山に到着です。三等△点 三ノ沢岳山頂 2847m
三ノ沢岳山頂にて ジィ~ジ
青空見えるもほんの一部、いつの間にか殆ど雲が天空を覆っています。
山頂の脇にも山頂? 花崗岩の巨石が乱立する山頂。
こっちも山頂?
大きな大きな花崗岩に腰を下ろし、少し早目のランチで小腹を満たす我らです。
残念ながら期待した遠望はGet出来ません。
やがて途中追い越した3人パーティも到着、ジィ~ジと相方は下山です。
下山は忠実に往路を辿ります。
三ノ沢岳の山裾 山肌
この付近の岩は殆ど白っぽい花崗岩、ハイマツの緑とマッチしています。
「山頂までまだありますか?」 男女混合3人グループに声を掛けられます。
「もう5分もすれば着きますよ!」返答する相方です。
11時22分 遭難慰霊碑
下りとなると、アップダウンが意外と辛く感じスピード乗りません。
脚力体力落ちまくりのジィ~ジです。
宝剣岳にガスが湧き
分岐までは結構長い登り返しが続きます。右手には三の沢カールも見られます。
右手は三ノ沢カール
ザレ、ガレの道は腰に痛みをもたらし不快、長いダラダラ登りは苦手なジィ~ジ。
宝剣岳分岐 13時00分ー13時23分
分岐
漸く宝剣岳分岐へ登り返します。周りはガスが充満すれど、時間はまだ早い!
宝剣岳へ登りたい。
しかし宝剣岳はガス ガス 暫く待てば晴れるかもしれない・・・・
手前の岩場を下り登り返せば宝剣岳
20分待ってみるもののガスはむしろ深くなるばかり、これでは写真も撮れず
視界不明瞭で危険度も増します。
ガスの晴れる見込み無し!と判断。後ろ髪惹かれる思いで千畳敷へ下ります。
花々鑑賞しながらゆっくりと極楽平から下る相方
目前に千畳敷ホテル
14時00分 千畳敷
千畳敷カール
ヤッパリ 宝剣岳はガスにドップリ浸ったままです。
次回を期待することに・・・
ホテル前で名残惜しくゆっくりと時間を過ごし、ロープウェイに乗り込みます。
観光客や木曽駒帰りの登山者など大勢の人が寛いでいます。
14時20分 ロープウェイ
(写真 左) ロープウェイ
(写真 右) ロープウェイ車窓から見る沢 滝の様子。
帰りのロープウェイ、バスも臨時仕立てで発車。
15時10分 菅の台バスセンター
流石に朝とは人出が激減、それでも千畳敷へ向かう客が何人も見られます。
空腹を覚えたジィ~ジと相方、地元の人に蕎麦屋を何軒か教えてもらい車で
探してみるも、時間的に遅く客も少ないせいか?どの店も営業終了。
空腹感覚えながら、バスセンター脇の<こまくさの湯>で汗を流すことに
こまくさの湯
露天は無論、浴槽の種類も多く、洗い場も広くとても良い感じの温泉施設です。
600円(割引券550円) 早太郎温泉こまくさの湯HPは⇒コチラ
信州蕎麦は口に出来ず、空腹感は益々募ります。腹拵えをしなくては・・・
「こまくさの湯」の筋向いに、明治亭中央アルプス登山口店が目に入り、
見れば営業中、我慢できずに早速店内へテラス席に陣取り ソース勝を
オーダーするジィ~ジです。 ボリュームあり、味も美味、料金はそこそこ
*頼まれた訳では無いですが明治亭HP⇒コチラ
天気予報を調べれば翌日も晴れ予報、さて折角なので御嶽山か、何処か
帰り際に寄ろうか!それともどこか別のところないかな?
なんだかんだ話し合うも肝心の地図や資料も持ち合わせなく、結局我が家へ
戻ることに

高速道の運転は、ジィ~ジより相方の方が遥かに上手、2/3位は相方まかせ。
ジィ~ジは隣で邪魔をしないように転寝です。
10時前に帰宅。 荷を解き、あとは冷蔵庫からビールを取り出し乾杯

追) この日に見られた花々の一部です。
そして時期は、もう秋です。
(写真 左) 秋には一面赤く染めるウラシマツツジ
(写真 右) 色づくナナカマドの実
この時期に多く道端に見られるのは
トウヤクリンドウ
木曽駒ヶ岳 木曽山脈の代表的な花と言えば これっ
コマウスユキソウ
中ア 三ノ沢岳 お終い お疲れ様でした。
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