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2011年7月

2011年7月30日 (土)

新潟彼方此方 ⑪

今回も所属するNPO法人の事業の一環 [魅力探訪会]に参加です。

7月21日(木) 

AM10時 白山神社随神門集合
P7210065               白山神社蓮池  2mほどの高さの蓮

P7210064                        蓮池の蓮

予定参加者全員揃い、白山神社から、新潟市芸術文化会館 りゅーとぴあ
そして日本一の長江 <信濃川>の堤防 “やすらぎ堤”を上流に向かって辿ります。

P7210067_2                やすらぎ堤を上流に向かって
  *中央奥に新潟県庁

やすらぎ堤の植え込みには・・・

P7210068             ♪  あ~かい 真っ赤なハマナスが~ ♪(超ー古いネ)

途中、本川大橋から (西大通り)を横断して関屋浜の方に向かいます。
そして左折 

白山神社から約1時間の徒歩。今回この日の目的地の到着です。
P7210071                目的地はこの奥さき 構内

P7210072                   目的地  【医の博物館】

著名な建築設計家 岡田新一による設計建屋です。1974年建築業界賞受賞。

早速 担当責任者が応対、館内説明を受ける我らです。

日本歯科大学新潟生命歯学部は1972年に元 県立新潟工業高校跡地に開設。

この日の見学場所は 平成元年 日本初・唯一の公的医学の博物館です。

 P7210073 P7210074
(写真 左) 館長から説明を受ける参加者
(写真 右) 浮世絵による人間の臓腑説明
P7210075                       昔の看板 

杉田玄白の「解体新書」や「種の起源」の ダーウイン、「種痘」のジェンナーの
直筆の手紙 国内外の医学に関する歴史的資料、そして歯科の歴史的資料
(ex お歯黒の入歯 とか昔の治療器具や椅子・・・etc)

数百点の資料が陳列展示されてます。

歯科大の存在は知っていましたが、『医の博物館』は全く知らなかったジィ~ジです。

またいつの日か 改めて見学してみたいと思うジィ~ジです。

丁度 お昼 階下は食堂 若い学生さんたちと一緒に食事を取る我らです。

新潟市に日本初・唯一の医学博物館 改めて知ることができたジィ~ジです。
入場無料 たまにはこんな場所覗いてみるのも 良いかも・・・

『医の博物館』 公式 HP⇒コチラ

『日本歯科大学新潟生命歯学部』 公式 HP⇒コチラ

  新潟彼方此方 ⑪  (おしまい)

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2011年7月27日 (水)

涼しさ求めて、又あのお山へ

7月16日(土)~18日(月・海の日)は、世間様では3連休。
(閑人ジィ~ジは、毎日が休日ですが)

現役世代の多忙な人たちに出来るだけ迷惑を掛けたくない。
そして治療中の膝、腰に大きな負担も掛けたくない。

・ ・ ・ ・

とは言うものの、暑くてやりきれないし、何処かで人様と群れていないと
一抹の寂しさ、孤独感も覚えそう・・・

たまたま近所の赤鬼さんに声を掛けると

「楽して涼しいとこに行こう!何処かないかな?日帰りで!」

とどのつまり赤鬼氏 「月山にしよう!!」

(ジィ~ジ ~~この前行ってきたばかりジャン と思うものの、他に代案も
持ち合わせず

赤鬼さん、ジィ~ジの事情知っているので、「8合目から行こうぜ!」 決定。。。

7月17日(日) 

同行は、赤鬼氏とジィ~ジ、そして美女3名(内 一人は相方)
朝6時 赤鬼さん我が家へ迎えにきます。同行の美女をピックアップして
一路 鶴岡へ向かいます。

羽黒山山頂の月山高原ラインの入口で、係員から停車を求められ、
1枚の紙を渡されます。

その紙には
『月山8合目駐車場は、満車1時間待ち 6合目からシャトルバス利用して!』

6合目Pで下車、居合わせたシャトルバスに乗り換え、ジグザグに高度を上げ
8合目へ向かいます。

(*結果的には8合目駐車場には若干駐車スペース残ってましたが・・・)

結局 8合目 高原レストハウスからの出発は 9時50分

P7170001                      月山8合目駐車場

大型バスでの観光客、参拝客、そしてマイカーで・・・車がイッパイ   

観光客、ハイカーに混ざり木道の周遊路から山頂目指し歩き始めます。
早速、道端には月山の花々が見られます。

 P7170002 P7170003
(写真 左) キバナニガナ
(写真 右) ハクサンフウロ

弥陀ヶ原の草原には、光り輝くようにキンコウカも咲きだしています。

P7170060                       キンコウカ

そして今の時期には、当然のようにニッコウキスゲも見られます。
P7170005                    点在するニッコウキスゲ

P7170006                    月山本宮の鳥居

山頂の月山本宮 奥宮に向かう我らです。

P7170007                 爽やかな高原の風が期待通りに

P7170012                石畳の登山道進む相方

敷き詰められた石畳みの登山道の行く手には、オモワシ山。

11時15分ー11時30分 9合目 (真名井神社) 仏生池小屋

急ぐ旅でも無し、ゆっくりと小屋の前の長椅子に腰掛け大休憩。
(初めての月山は35年前、長女と3人でこの小屋に宿泊)
小屋の周辺は、ハクサンフウロの大群生 

P7170019                      歴史感ずる仏生池

小さな石祠の真名井神社も鎮座。行き交うハイカーで賑わっています。
 P7170024 P7170023
(写真 左) ニッコウキスゲ
(写真 右) ハクサンフウロの群生

小屋の脇から再び山頂を目指します。

P7170026                白装束の参拝者と今風のお兄さん
オモワシ山をまいて、行者返しの急登を越えて小さな雪田を越えれば山頂間近。

12時30分ー13時15分 月山山頂

P7170033                山頂 本宮下で寛ぐハイカー

前回同様 大勢のハイカーが思い思いに寛いでいます。
我らも早速、お昼とします。

P7170035                       お昼の一部

この周辺、しばしばガスが湧き、残念ながら遠望は利きません。
食事を取りながら、他愛ない話に花が咲きます。

下りは、車の回収も有るので往路を戻ります。
P7170037                赤鬼さん先頭に雪田を渡って下ります。

P7170038                  オモワシ原のニッコウキスゲ

ガスが湧きだし、展望は得られませんが、心地よい風で爽快な気分。

9合目 仏生池小屋前で、休憩を取って、花々の写真撮りながらゆっくり下山

P7170059                           池塘

P7170055                   周遊路 ツアー観光客多く喧騒

15時15分 登山口到着
P7170063                        登山口道標

この日に観察された花々の一部です。(なるべく前回掲載の花を除いて)
 P7170018 P7170022

 P7170028 P7170030

 P7170039 P7170046

 P7170054 P7170053

勿論この地域では

P10304411                   鳥海イチゲ (一株に一輪の花)

P7170029

そして、美女3人が喜んだ [花]
P10304471                        トキソウ

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・

8合目 月山高原レストハウスから無料シャトルバスで(誰が費用払うのだろう?)
6合目Ⓟへ下ります。

帰路立ち寄りは、羽黒町 ゆぽか 
至れりつくせりの入浴施設 400円 お得感大です。

温泉で汗を流し、さっぱりして、ジィ~ジの運転で新潟へ

赤鬼さんの案  涼風の 百名山 月山 (完)

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2011年7月25日 (月)

変わり映えなく<角田山>

7月16日(土) 

7時前なれど、登山口稲島駐車場には既に車が10数台。

山頂で、お握りだけの簡単朝食が目的です。
(勿論 体調管理Barometerとしての目的も)

P7160326                       オオウバユリ

相方がいつも気にしている稲島薬師堂前付近の“オオウバユリ”成長度合い。

3合目過ぎの道の傍らには・・・

P7160327                        クガイソウ

いつもに増して足が重く上がりません。、息も切れ。ハァ~ハァ~ フゥ フゥ~
軟弱ジィ~ジです。鍛え方が足りない証です。

汗だくになって、2分弱いつもより時間がかかり漸く山頂到着
P7160330                   夏草に覆われた山頂

エドヒガンザクラの古木の下に置かれたベンチで、お握りの朝食。
その前に汗で重くなったシャツを脱いで、着替え、序でにタオルで拭います。

P7160331                       山頂のシャラ

山頂周辺は、まだ沢山のオカトラノオが見られます。
P7160332                      オカトラノオ

無風状態の暑い中、往路を下ります。

登山口に近くなったところで下の方か機械音が耳に入ります。
P7160334                        忠告標識

おけさ柿生産の地元 柿団地の共同防除作業の噴霧器の音です。

駐車場に着いた頃には、稲島入口に案内標識は置いてなかったのに・・・

きっと ジィ~ジも強烈な虫対策、防除薬品のガスを吸引したかも・・・

まぁ それでも ただちに 害は、出ないでしょう。

自宅に戻り、頭からシャワーを浴びるジィ~ジです。

  ジィ~ジの角田山詣で 23-18の終わりです。 ではまた。ごきげんよう!

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2011年7月23日 (土)

下見山行 [湯の丸高原]

所属する【山の会】では、4月の第一日曜日、そして11月の第一日曜日を
春季集中登山・秋季集中登山として実施、30年以上継続しているのです。。

春は定例で地元[弥彦山]。
会員が予め設定された6~7コースの中から、自分の体力に合わせ、希望する
コースの担当世話役に参加申し込みをする仕組みです。
大型バス3台チャーターし、例年120名以上が参加しているのです。

秋は、新潟の天気が不安定なので、7,8年前から関東の陽だまりを求め、
赤城山、そして榛名山でそれぞれ5,6コース設定し実施され赤城山、榛名山
共に最初の年は、200名を越す会員の参加が得られ賑々しく行われたのです。
只、三年ほど同じ山を継続すると、少しずつ参加者が減少してくる傾向が出ます。

昨年は、小春日和に恵まれた赤城山5コース 167名の参加を得て実施。

そして、今年はマンネリ化を解消するべく新規の山座を検討です。
条件は、誰でも歩けるところから、そこそこ歩けるところまで5~6コース設定が
出来る山域、または山座です。

7月14日(木) 

春先に秋季集中登山の新規山座の提案を募集していたところ1件の提案が
有ったので、役員会に上程し条件に添うか下見をすることに・・・

提案者のワンボックスカーで6人で出発です。
向かった先は、東部湯の丸ICから地蔵峠です。

同乗者の意見を参考に、各調査担当を指示するジィ~ジです。
一部の予定コースを除き、スタート地点は地蔵峠です。

ジィ~ジと赤鬼氏は、湯の丸山です。
P7140294                 地蔵峠 湯の丸高原概念図

P7140296                   スキー場ゲレンデ登山口

P7140297               菖蒲咲くゲレンデの登山道歩く 赤鬼さん

本番を想定し、出来る限りゆっくりゆっくり歩きます。
リフトの終点を過ぎて暫く進むと東屋、そこからほんの少しで鐘分岐
 P7140305 P7140306
(写真 左) 東屋と正面に湯の丸山
(写真 右) 鐘分岐
6~7月にかけて登山道右手の“ツツジ平”は日本一とも言われる一帯
オレンジに染まるレンゲツツジの花が見られるところです。

鐘分岐から山頂までは低木の樹林帯の中に切られた岩盤状の登山道。
名残の石楠花なども見られます。足元にはゴゼンタチバナなども・・・

水分補給したり休んだりしながらでも1時間少々で広いなだらかな山頂到着
 P7140311 P7140312
(写真 左) 湯の丸山山頂の赤鬼さん
(写真 右) 湯の丸山北峰

周辺にはガスが立ち込め、期待の展望得られません。
時折 見られるのは隣の烏帽子岳と、反対隣の角間山などだけ・・・
*烏帽子岳はF岡氏が、角間山は今回提案提出のN川氏が下見中。

野郎二人だけで簡単なお昼を採って、大休憩して下山の開始。

P7140313                  下山開始 対面は西籠ノ登山?

*ジィ~ジ今回の山域、正直なところ登山対象になって居なかったので、
 今回初めてなのです。

同じところピストンしても芸が無い、鐘分岐から烏帽子登山道方向へ右折
カラマツ林を歩きます。
P7140316                    カラマツ林のフカフカ登山道

烏帽子尾根登山道に出た後は、地蔵峠に向かって、臼窪湿地 キャンプ場と
ルートを採って見ます。
P7140317                          臼窪湿原

本番同様 14時に出発点の地蔵峠に集合と自ら指示していたジィ~ジですが
12時30分前には到着。
ジィ~さん二人でのお昼は間が持てない為か?予定より目茶目茶早い時間です。
1時間ほど木陰のベンチに座って待とうかと赤鬼さんと雑談しながらボケーっと
暫く時間を費やしていたところ、30分もしないうちに烏帽子岳のF岡氏、そして
車道を歩いて戻ってきた桟敷山下見のS藤さん、更に三方ヶ峰下見のJ野氏・・と
戻ってきます。残るは角間山下見のN川氏のみ、ジィ~ジ携帯で状況確認すると
登山口から車で地蔵峠へ戻る処とか・・・
どのコースもお昼時間一人なのでもてあましたらしく、予定より1時間早い帰着。

本番は晴れれば久しぶりに再会の場ともなり、お互いの無事を喜ぶ時間にも
なります。
雨や極端な寒ささえ襲わなければ、年末のセレモニーを兼て丁度計画通りの
時間になるかな?と推測されます。

下見登山は、一応の成果が得られたものと思われます。

三方ヶ峰のJ野氏は「富士山も見えて良かったよ」との報告。

同行6人の仲間、地蔵峠宿泊施設の日帰り温泉併設の湯の丸高原ホテルで
入浴、広い浴槽で手足を伸ばします。

あとは雨バージョンの対策を考えるだけ。

色気の全くない男衆 6人汗を流しさっぱりして一路 新潟へ戻ります。

  下見登山? 湯の丸高原 (完)

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2011年7月20日 (水)

応援出来れば・・・

越後新潟は、山形から富山まで、約330㌔にも及ぶ、今の時期には何処でも
水泳が出来るほど美しい砂浜の海岸を有しているのです。
(泳いでいけないのは柏崎原発の排水域くらい?)

特に山形県に近い県北の村上地域は、透明度も高く、景観もまた優れています。

先日、7月9日(土) 涼を求めて山形庄内の名峰 “月山”での山歩きの帰路

当日のレポは⇒コチラ

山形県鶴岡市の〈鼠ヶ関〉から、新潟県に入ったばかりの処で三角屋根の少し
変わった建物が有り気になったので、車のスピードを緩め立ち寄ってみます。

P7090281_2                     屋根には  塩

どうやら天然塩を製造・販売しているようです。
時間も遅いのでもう店は閉まっているかな?と店の中を見ると・・・
主人らしき男性と、後片付けに余念のない奥様?

かの男性と目が合ってしまったので、今更帰れず店の中に入ります。
男らしい凛々しい顔立ちの若者が早速、自分で製塩した天然塩の試食?を
薦めてくれます。

P7090282                  説明する若き男前の店主
         *商品説明の文字 デザインも店主の手作り自作。

ミネラル豊富な 天然塩 や にがり。

製塩職人として自信を持って説明してくれます。
ついつい聞き惚れてしまうジィ~ジです。

時間が有れば、製塩の製造工程も見学したかったのですが、腹も減ってきたし・・
(小学生 夏休みの自由研究の題材にならないかな?)

ほんの一品しか買わなかったのに、嫌な顔もせず自分の仕事に誇りを持って
情熱的に説明をしてくれる姿にジィ~ジは素直に彼の熱意を覚えます。
自分で製造した<白いダイヤ>だけでなく、新潟県のこだわりの地元品だけを
扱う、そのポリシーが素晴らしい!

なんの力も無いジィ~ジですが、地元に根ざし頑張っている若き企業家?を
応援したい気持ちだけは持っています。

ジィ~ジ如きに宣伝を頼まれた訳では有りませんが・・・
地元で誇りと情熱をもって仕事をしている姿に感動を覚えたので。

そのお店のHPは⇒コチラ

又、いつの日か通りがけに寄らせて貰おうと思うジィ~ジです。

  名峰 月山の帰路ふと立ち寄り (完)

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2011年7月19日 (火)

23-17 角田山

連日の猛暑に耐えかねて、朝のうちなら少しは涼しいかな?と。

7月12日(火) 

少し早目に朝食を取り、水と甘味だけ、何時もの通り軽装で・・・・

6時55分 稲島登山口

P7120283_2                       稲島登山口

歩き始めるや否や、前方から下山してくるハイカー何人も・・・
『お早うございます』 「ご苦労様です」

朝のうちは涼が得られるかと淡い期待を抱くも、木漏れ日は既に射す様な暑さ。

7時40分ー7時55分 角田山山頂
P7120285_2                   草いきれムンムン山頂

山頂到着の頃は、シャツはビショビショ。タオルで拭ってもとめどなく吹き出る汗。
爽やかな風を少し期待してきたにも関わらず、ほぼ無風状態。
気持ちが悪いのでシャツを着替えて下山です。

どうして野の草花は暑さをものともしないのだろう?

このところこのコース一番多く見られるのは・・・
P7120288                         オカトラノオ

P7120291                      穏やかな角田浜

山頂目指し、登ってくる愛好者多数すれ違います。

8時35分 稲島登山口駐車場
車の台数 増えているかも・・・・
朝から強い日差しを受けて、車のボンネット触れば火傷するほど熱い。

又、シャツを着替えて車に乗り込みます。
家に戻り、シャワーを浴びるジィ~ジです。汗を流すと爽快な気分。

23-17 朝から暑さムンムン角田山 (完)

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2011年7月16日 (土)

予定変更で“月山”

当初の予定では黒部市(旧 宇奈月町)の山へジィ~ジ企画担当の会山行
下見として出かける予定だったのですが、黒部市役所に問い合わせたところ
林道の途中で落石有り、復旧作業が終わっていない。更にその奥までの林道も
予算不足で工事が出来ず、登山口までの開通の目途が立たないとのこと。

この山へ登るには魚津市からのルートも有るにはあるが、新潟から日帰りでは
時間的に少々無理。 

困った!何れにしろこの日の会山行下見山行は中止。行先の変更です。
何処にする ここにする? すったもんだの挙句、全く逆方向 山形の月山へ・・・

7月9日(土) 

月山は過去7度ほど経験有るも、今回は2度目の月山姥沢コース選択。
それも初めて軟弱ジィ~ジ隊は、スキー場ペアーリフトを利用すことに!

500台もの車が駐車可能な広大なⓅには、スキー片手の若人が大勢。

登山支度整えて、リフト乗り場に向かってスタートです。  

P7090210                ペアリフト足元には、ニッコウキスゲ

1Kの道のりを約13分かけて登ります。 (往復 1,000円 片道560円)

P7090212                  ガスの切れ間から姥ヶ岳の残雪

10時30分 リフト山頂駅
牛首経由で取り敢えず、月山山頂へ向かうことに・・・
所々に木道も敷かれた緩い道を辿ります。
冷たそうな雪解け水が姥ヶ岳側から小さな沢状になって何か所も。

月山は山岳信仰の山、修験者や月山講の参拝者が多く見られる山です。P7090216                  月山山頂に向かって遥拝

雪解けの地肌からは、ショウジョウバカマやイワカガミなどが乱舞しています。

P7090219                    雲と青空 夏山の様相

P7090221                  残雪の斜面にはスキーヤー集団

雪解けで蒸気が上昇するのか?時折ガスが立ち込めます。
リフト乗り場で軽アイゼンも貸出していますが、ジィ~ジと相方 ツボ足です。

11時20分 牛首
牛首は湯殿山、姥ヶ岳との分岐。
石畳の登山道の両側には多くの種類の花々が見られます。
イワイチョウ ツマトリソウ  ウサギギク チングルマ・・・ etc
P7090224_2                    花々の写真撮る相方

P7090233                   雪渓上にはスキーヤー集団

12時05分 カジ小屋跡 
P7090238                 石垣積まれた鍛冶稲荷神社

ここからは広い石畳の登山道が伸びて山頂までは一投足。

12時15分ー12時55分 月山山頂
P7090244                   大賑わいの月山山頂

小屋の周辺で終わりかけの“クロユリ”も・・・
山頂は、ファミリー 友人 同好会 色んなグループが楽しそう。
我らも腰を下ろし、簡単なお昼を採ります。
時折、爽やかな風が心地よく当たります。
「Hさん、いつもお世話さまです」と突然声を掛けられます。
挨拶の主は同じ山の会の会員I村さん、奥様とお友達とで8合目弥陀ヶ原から
登ってこられた由。

ゆっくり休み帰路は、牛首からフラワートレック、柴灯森から金姥、そして
姥ヶ岳へアップダウンの稜線漫歩。
P7090260                 相方は花の写真に夢中で歩進まず

P7090275                 キスゲ観ながら姥ヶ岳山頂目指し

眼下の残雪 雪渓上には大勢のスキーヤーとハイカーが蟻の様に見えるも
この稜線漫歩は我らだけ!

14時20分ー14時30分 姥ヶ岳山頂
P7090278                姥ヶ岳山頂 池塘と後方微かに以東岳

ジィ~ジ初めての姥ヶ岳(1670m)山頂です。
遥か前方に朝日連峰。足元の緑の草原とニッコウキスゲの黄色い花。
山頂には木道の遊歩道が設置され周回するジィ~ジと相方です。
姥ヶ岳のすぐ下の斜面にも夏スキーを楽しむ若人が100人以上。。。
雪渓を下り、リフト乗り場に戻ります。

14時46分 リフト乗り場
気持ちの良い風を受けながらリフトで下ります。

姥沢Ⓟから、再び名残惜しみながら月山見上げ、車に乗ります。

汗を流す立ち寄りは、志津温泉の温泉ホテル (入浴料500円)

湯船に浸り、汗を洗い流せば爽快な気分に!

月山湖を眺めながら一路 鶴岡経由新潟へ戻るジィ~ジです。

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この日に観られた『月山』の花たちです。
 P7090225 P7090226_2
   イワイチョウ                      ハクサンチドリ

 P7090227 P7090228
  ツマトリソウ                     ウラジロヨウラク                   

 P7090232 P7090246
  ベニバナイチゴ                    ミヤマキンポウゲ

 P7090255 P7090253
  ミヤマリンドウ                     アオノツガザクラ

 P7090248 P7090252
  ヤマカラシ                          イワカガミ

 P7090249 P7090271
  コシジオウレン                      ハクサンフウロ

 P7090247 P7090270_2
  クロユリ                             アカモノ

 P7090254 P7090274
  ハクサンイチゲ                      ウサギギク

 P7090272 P7090261
  ニッコウキスゲ                       コバイケイソウ

P7090240                      ヒナウスユキソウ

P7090269_3                        チングルマ 

P7090267_2                        ヒナザクラ  

他にもいろいろ、そして見落としも・・・月山は350種類の花が見られるとか。

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2011年7月13日 (水)

見直しました。

今年の3月、漸く解放されるかな?と思っていたのですが、諸般の事情で
再び(2期3年目)150戸の団地の自治会長を引き受けてしまったジィ~ジ。

幸いにして今年の春先に30代の若きご家族が3軒転入されてきたのですが、
概してどこの自治会も高齢化、独居世帯の増加が当面、一番大きな問題と
なっているかと思われます。

一方、行政サイトからは区役所の各担当課を通して、各種の通達回覧要請や、
日赤や社協他の募金依頼、或いは国勢調査関連など様々、自治会に対して
協力を求めてくる度合いが増加しています。

自治会内部では、団地内にある用水の清掃依頼とか、除雪依頼とか、公園内の
児童遊具施設の新設要望とか、他にも問題が何かと出てきます。

その都度、関連の担当課へ出向き、事情説明して善処申し入れするのですが
「良く解りますが、会長さんの自治会だけでは無く、他にも同じケースが・・・」
「事情解りましたが何しろ予算がつかないものですから・・・」 (逃げ口上)

 * ジィ~ジ思うに、某(新潟市)大多数の市民が無駄と思っている事業に法外な予算もつけたり
   しているくせに

時には、担当職員に腹だたちさを覚えることもしばしばなのです。
悪い言い方をすれば上位下達 お上 的雰囲気も否めないのですが・・・

7月8日(金) 

近所の方から「・・・さんの前の道路の真ん中付近、舗装が剥げ穴ぼこ
状態になっているので何とかしてもらえませんか!」

デジカメで現場の状況撮影、その足でジィ~ジは区役所の建設課(維持係)へ。
事情説明、結果は、ジィ~ジに連絡するように修繕依頼、我が家へ戻ります。

我が家へ戻って30分ほどしたら電話 相手先は、先ほどの市の職員さん
「会長さん、今直しておきました。応急なので又、剥がれたら業者に直させます」
「もう直していただいたのです。ありがとうございました。」お礼のジィ~ジです。

我が家は区役所まで歩いて10分足らず。それにしても早い処理。
早速 現場確認のジィ~ジです。
P7080204                        Before
                          ↓

P7080205                          After

担当職員氏が自分でアスファルト充填剤で処理。

今まで、お役所的対応ばかりで、あまりいいimageを区役所に持っていなかった
ジィ~ジですが、一寸見方が良い方に変わったのです。(単純?)

役所と自治会 こんな関係がこれからも続けばよいのですが・・・

良いものは良い!悪いものは悪い! これからも是是非非で。。。。

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2011年7月12日 (火)

耐暑訓練、花の角田山

平年より10日以上も早い “梅雨明け” 途端に猛烈な暑さ (汗  

そんな中、昼の日中に出かける物好きジィ~ジと相方。

7月7日(木) 

なんだかんだで遅くなり何時もの稲島コース11時のスタート。
歩き出すや否や、ジワ~ッと汗ばむジィ~ジです。

P7070189                 稲島薬師堂前のオオウバユリ
昨年まで2株有ったはずのオオウバユリ 一株刈り取らた?
樹木で覆われた登山道、直射日光は浴びないものの汗が止めなく。

P7070190                         五合目

暫くすると上の方から賑やかな元気な声が。
P7070191                      元気な五年生 

「どこの学校?

「ハイ 阿賀町のM小学校五年生です。」 明るい声で答えてくれます。

11時45分ー12時22分 角田山山頂
相方が握ったお結びで簡単なお昼。
角田山来れば大概会う、N野氏と挨拶交わし暫し雑談。
そこへ灯台コースから同じ会のO夫妻が到着。
O氏とは、先日北岳で1時間違いのニアミス。

山頂付近で今の時期見られる花は

P7070197                                           オカトラノオ

P7070196                         アヤメ

山頂のベンチは木々の枝枝の間から時おり風が吹き込み心地よい。
いつもは直ぐ下山する角田山も珍しく30分以上もユッタリと休みます。

O夫妻と別れ、我らは往路を下山です。
  P7070192_2 P7070193_2
(写真 左) ピンボケのウツボクサ
(写真 右) ピンボケのギボシ
 P7070198 P7070199
(写真 左) ピンボケのアザミ
(写真 右) ヤマアジサイ

途中で会った阿賀町のM小学校5年生 向陽観音堂前広場で愉しいお昼。
P7070202                グループ毎 楽しいお昼

今の時期の角田山 オカトラノオも多いものの、一番多く目につくのは
P7070200                       ヤマアジサイ

膝に負担を掛けないようにゆっくりと下ります。
登山口近くには、稲島薬師堂!!
苦しい時の何とか頼み 早く膝治りますように  合掌するジィ~ジです。

汗でびしょびしょのシャツ 車で着替え、(山頂でも一回)
タオルを水で浸し、身体を拭って家路に向かいます。

 汗しとどの 角田山 23-16 (完)

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2011年7月10日 (日)

23 山歩き6月まとめ

日本国民 終生忘れることのできないであろう平成23年。
既に半年も経過。 あの忌まわしい『東日本大震災』からもうすぐ4か月。
被災された方々が懸命に復興に努力されている一方、政治的混乱は拍車が
掛るばかりで、解決の目途さえ見られません。
我々国民も、選良を選ぶに、厳しく見る目を養う必要と責任が有ると思われます。

そんな厳しい中、脳天気ジィ~ジの山歩き6月の纏めです。

① 帰路立ち寄り シロヤシオの赤面山 6月8日(水) 記事は⇒コチラ
P10301331                        シロヤシオ
白色は上品で清楚な感じを受けます。始めてみるシロヤシオに感動。

* 登山口 国立那須甲子少年自然の家にも多数の被災者が避難中。

② 浅間山見れ無かった浅間隠山 6月12日(日) 記事は⇒コチラ 

P10301511                       ムラサキヤシオ
他にもレンゲツツジ ヤマツツジ 予想外に花満喫。 アツモリソウ鑑賞土産も

③ 美女3人と探すトガクシショウマ 尾瀬 6月15日(水)  記事⇒コチラ 

P10301931                 絶滅危惧種 トガクシショウマ
僅か数えられるほどの株、大事に荒らさないようにしたいものです。

④ 花の多さで吃驚 神奈山 6月19日(日)  記事は⇒コチラ 

P1030269                        シラネアオイ
ツバメオモトとイワカガミのコラボ 兎に角 花・花・花 妙高、火打の眺めも

⑤ ヒメさま鑑賞「会山行」 粟ヶ岳 6月22日(水)  記事は⇒コチラ 

P62200351                      ヒメサユリロード

山頂から下山時、偶然記念写真シャッター押してもらった方は、神奈川からの
お客様、拙 駄ブログご覧になったことの或るご夫婦で もうびっくり!!

そのご夫婦
旦那様は、カルさん カルさんのBlog  たまには のんびり ぽかぽかと 
奥方様は、カルディナさんのBlog    カルさんの山遊び日記

。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚       ゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

23年 累計 42日 42回 (但し 角田山15回 弥彦山3回 五頭山2回)

ジィ~ジ今年の山歩き 目標80日 半年経過で何とか体裁だけは???

6月番外編
中越の山へワラビとミズ採取 6月17日(金)   記事は⇒コチラ

P6170262                    この日の収穫物

膝が痛い、腰が痛く左足痺れると言いながらも、だましだまし我慢しながら
7月以降も頑張るつもりのジィ~ジです。

                              6月度 山歩き纏め (完)

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2011年7月 6日 (水)

キタダケソウ求めて(完結編)

故障、治療中の膝と腰の具合が悪化、気落ちしながら就眠、8時消灯。
夜半ふと目覚め、北岳山荘の窓の外に目をやれば、煌めく星が観られます。

□ 北岳 (3192.4m)
 所在地  山梨県南アルプス市
 山行日  7月1日(木)
 お天気  
 同行者  相方 計2名

 行  程  北岳(6:00)~トラバース道分岐(7:00)~吊尾根分岐(7:25)
        ~北岳山頂(7:52-8:05)~肩の小屋(8:29)~小太郎分岐(8:55)
        ~二俣分岐(10:31-10:40)~広河原山荘(12:35)        
       *所要時間 6時間35分 実質歩行時間 約6時間00分

 地  図  国土地理院 1/25000 地形図 [仙丈ヶ岳(甲府)]
 高低差  約 1,650m

記事)
早朝 4時30分過ぎ起床 窓から外を眺めると夜中とは異なり重そうな雲が・・
それでも雲の切れ間からは、あの霊峰が眺められます。

P10303151                       Mt,FUJI

心配していた膝、腰の具合は一晩寝たお蔭か?少し回復基調にあるような。
5時30分からの朝食を終えて、ゆっくり下山の準備。
若き一人の従業員氏が概略図を広げ、丁寧にキタダケソウの分布状態の
説明をして呉れます。お礼を言って山荘を後に下山の開始です。
谷間からガスが湧きだし、北岳山頂もアッと言う間に隠れてしまいます。

6時00分 北岳山荘
トラバース道から八本歯のコルのルートを辿ります。
(*キタダケソウの核心部 この周辺でしか見られません)
山荘から暫くして直ぐに黒い太いテープで囲われたハクサンイチゲの群落の中に
ホンの数株、初めて見る少し終わりがけのキタダケソウ発見。

“通行止”の札が下げられたロープを潜り、登山道を進むと左側斜面には
ハクサンイチゲと棲み分けしたキタダケソウが随所に観られます。

*残雪で歩行危険防止の為、通行止 この日、山荘が取り外す予定。

以下 北岳固有種 絶滅危惧種 キタダケソウです。P10303191_3

P10303211

P10303291

P10303171

何れも登山道の少し上の左斜面に咲いている為、荒らさぬようにズームアップ。

八本歯のコル近くまで、彼方此方で見られます。
我が相方、花に見とれ遅々として歩が進みません。
ハクサンイチゲ主流の中に点在する[キタダケソウ]更にこんな花も見られます。
P10303271                      チョウノスケソウ
P10303421                       ミヤマオダマキ

    P10303431 P10303452

  P10303461 P10303471

トラバース道には絶え間なくガスがかかります。

  P7010152 P7010157
(写真 左) トラバース道 
(写真 右) トラバース道下る相方

キタダケソウゆっくり鑑賞、第一の目的達成です。
気にしていた膝、腰の状況思ったより心配なさそう。ホッとするジィ~ジ。
池山吊尾根分岐へ上り返し、北岳山頂に向かいます。
肩の小屋に宿泊の登山者が一人、また一人擦れ違います。
キタダケソウ観られる場所を説明してあげます。

P7010164                      池山吊尾根分岐

7時52分ー8時5分 北岳山頂
再び、北岳山頂です。残念ながら視界は利きません。

P70101681          記念の一枚 (山荘で同宿の千葉のイケメン兄さん撮影)

北岳山頂を後に岩場の稜線を肩の小屋に向かって下ります。
小屋前のテーブルでは、従業員の皆さんが朝食中。

多彩な花々に見とれながら往路を下る我らです。

小太郎山分岐を通過したころから御池小屋で宿泊したツアー団体と交錯
道を譲るジィ~ジと相方です。

その後も広河原から登ってきた登山者や団体切れ間無し。
あまりの人数で下りに時間が掛ります。
花を眺めながら登り客に道を譲り、ゆっくりと下山することに・・・
  P1030349 P1030351

  P1030357 P1030361

P10303631                     ミネザクラと鳳凰三山

  P10302851 P10302991

  P10303701 P1030373

やがて二俣 登山者後を絶ちません。
山頂方面ガスかかる大樺沢登る登山者も見られます。

P1030374_2                 後方 雪渓残る大樺沢

  P10303771 P10303811  

二俣から下る辺りから再び、膝の周辺に違和感感じ始め、痛みましだし
狭窄症の症状か、数十歩歩いては都度、腰を伸ばさないと痛くて 痛くて

幸い?下から登りの登山者、ツアー切れ間ないので何とか体裁保てますが
結構 辛い!

樹林帯に入り、沢沿いに多く見られるようになったミヤマハナシノブ
相方は大喜びです。
P10303841

P10303871

P10302811

御池小屋分岐に差し掛かると、またまた登山者、ツアー団体が続きます。
12時少し回っています。この時間であれば御池小屋泊でしょう。
(相当な混雑が予想されます。)

12時35分 広河原山荘
  P7010185 P7010187
(写真 左) 広河原山荘  辛うじて到着
(写真 右) 野呂川に架かる吊橋と対岸の広河原

少し歩いては腰を伸ばし、その連続で漸くなんとかかんとか広河原山荘到着。
(ヘリを呼ばずに済んだジィ~ジ 胸をなでおろします)
空模様辺りは急にうす暗く・・・

広河原からのバスもタクシーも次の出発は13時40分 せっかちジィ~ジは
1時間なんて待てません。
待機中のタクシードライバーと交渉開始。
丁度インフォメーションセンターで休んでおられたご夫婦に声をかけ、4人で
タクシー臨時便として出してもらうことに成功。
ジャンボタクシーに乗る前にポッ ポッから急に大粒の雨が音を立てて
降り始めます。 危うくセーフ。。。

広河原から御池小屋に向かっている皆さん、きっとずぶ濡れになったことでしょう。
それでの通り雨か?10数分で小止みになります。

13時15分 芦安第2駐車場
前日とは駐車の車の台数比較にならないほど増えています。
靴を履き替え、着替えを持ってバスセンターの日帰り温泉へ。
誰も居ない浴槽にゆったりと身体を沈めるジィ~ジです。

膝の痛みは気になるものの、2日間の汗を流し気分爽快。
ここから帰っても高速料金新潟までかなり掛ります。
芦安から甲府は距離的に近い、東京までも130㌔程度・・・・
ならば東京へ出よう。娘夫婦のマンション寄れば二人の孫にも会える。
娘に連絡を入れます。

中央道途中で時間を潰し、通勤割引適用。
娘夫婦一家に二晩世話になり3日(日) ETC休日割引適用し、新潟へ。。。

目的のキタダケソウも予定通り、見ることができ、予定外に二人の孫の顔も
見ることができ、それなりに充実、満足の4日となったジィ~ジです。(完)

追加写真

P10303031                   ミヤマキンバイ&仙丈ヶ岳

P10302861                   大樺沢と北岳バットレス

                                   (完)

                     

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2011年7月 5日 (火)

キタダケソウ求め (初日編)

P10303301                ズームアップのキタダケソウ

毎年6月の末辺りから7月の初めの間、それも世界中で日本第2位の高所
北岳でしか見られない環境省絶滅危惧種 キタダケソウ 一度は見たいと・・・

北岳は、白峰三山縦走、或いは塩見岳までの縦走など過去3度経験有るも
時期が合わず、現在に至るまでキタダケソウは見たことのないジィ~ジです。

連日の天気予報チェックも晴れの確証が無く、どうしようか?と逡巡するジィ~ジ。
更に我儘ジィ~ジ、小屋が混みあう土・日は敬遠です。

空模様観て30日(木)昼から出かけようかと内心思っていたジィ~ジですが
29日(水)午後3時過ぎ 相方が突然 「今から北岳行きましょう」

~えっ 今から!?Σ(`0´*)  と思うものの 「ハイ解りました」 従うジィ~ジ。

6月29日(水)
PM 5:15 新潟西インターからスタート、梓川SAで軽い夕食そして
真っ暗な道を進み、PM 9:45 芦安市営駐車場に到着。
早速、車中泊の準備です。果たせるかな見上げれば満天の星。
(⋆松本市付近走行中何度も震度3の地震発生放送有るも、車では感ぜず)

□ 北岳 (3192.4m)
 所在地  山梨県南アルプス市
 山行日  6月30日(木)
 お天気  
 同行者  相方 計2名

 行  程  広河原山荘(6:40)~御池・二俣分岐(7:00)~二俣(8:45-8:55)
        ~小太郎分岐(11:12-11:25)~肩の小屋(11:55-12:25)~
        北岳山頂(13:05-13:20)~北岳山荘(14:45) 泊
        
       *所要時間 8時間00分 実質歩行時間 約7時間00分

 地  図  国土地理院 1/25000 地形図 [仙丈ヶ岳(甲府)]
 高低差  約 1,650m

記事)
車の外が何やら騒がしい。起きて空を眺めれば幸いにして 
時刻は4時を少し過ぎたばかり?バス始発は7時40分の筈だが・・・?
結果的に、その話声は送迎用乗り合いタクシーのドライバーさんの会話。

ジィ~ジと相方、お湯を沸かし簡単な朝食をとります。
少しでも早い行動の方がbetter 釣り人さんと一緒に予定より早く広河原へ。
5時40分 芦安~6時30分 広河原
片道 タクシー料金 1,000+協力金100 *バス料金も1,000円
  P6300072_2 P6300074
(写真 左) 芦安第2駐車場
(写真 右) 広河原

P6300076                広河原 野呂川から北岳遠望

野呂川にかかる吊り橋を渡り対岸の広河原山荘からのスタートとなります。

  P6300077 P6300081
(写真 左) 広河原山荘   *ここでも泊まったことあります。
(写真 右) 大樺沢二俣・御池小屋分岐
樹林帯の中、終始 轟々流れる沢音を聞きながら進みます。
P6300086                     雪解け水で流れも速い

P6300090               大樺沢に沿って前進すれば山頂も

広河原山荘から約2時間強で、大樺沢二俣到着。

P6300096                      大樺沢二俣

雪渓上を100mほど、大樺沢二俣です。
大樺沢の雪渓の状況が良く解らないので、今回は右俣をChoiceします。
(一応6本爪の軽アイゼンはザックに入れてありますが)
大樺沢から八本歯のコルも過去には歩いたことあり懐かしさ蘇えるジィ~ジです。
その前にゆっくり休憩です。
ここまで逢ったのは日帰りするという強者一人。この場所で漸く数人のハイカーが。
再び目的地に向かって  されど、それなりの急登が続くのです。

周りの花々や、ダケカンバの若葉に癒されながら、汗水流し喘ぎ 喘ぎ辛い登り。
  P6300100 P6300101

右股の途中、小太郎分岐までの中間に雪田が現れます。

P6300099               途中の雪田   先はまだまだ遠い!
ダケカンバの樹林帯の中、ジグザグに高度を上げます。
この辺りから、ジィ~ジの歩行スピード落ち始め、膝と腰が

途中、振り返れば鳳凰三山のオベリスクも。

P6300103                      鳳凰三山オベリスク

11時12分 へなちょこジィ~ジやっとこさ小太郎分岐到着です。休憩!休憩!

徳島から来たと言うご夫婦が休憩中。広河原山荘貸切だった由。
視界が広がる眼前には、名だたる峰々。

P6300107                         仙丈ヶ岳

P6300108               小太郎山と雲に覆われた甲斐駒ヶ岳

稜線からは肩の小屋に向かって岩ゴロゴロの登山道なるも両側には色とりどりの
高山植物が現れます。

P6300116                  ハクサンイチゲ シナノキンバイ

P6300115_2                 ハクサンイチゲやオヤマノエンドウ

11時55分 肩の小屋
P6300118                 静かな肩の小屋と北岳山頂

ヘロヘロになりながらも岩場をクリアー、漸く肩の小屋に到着。
ここで泊まろうか?どうしよう?
それよりも、取り敢えず腹も減ったし時間もお昼 昼飯とします。

今年に入り、久々の山らしい山歩きで膝も少し痛く腰も調子が悪く感じてきた
ジィ~ジ、ここに泊まり北岳山頂から先へ下りキタダケソウを鑑賞して再び
肩の小屋に戻るのも何か勿体無く、時間も早いので北岳山荘に向かうことに・・

午後になると天気は少し下り坂、ガスが発生し周りを取り囲みだします。

13時05分 北岳山頂
  P63001241 P6300125
(写真 左) 4度目の北岳山頂  我ら以外誰も居ません
(写真 右) 山頂から山荘に向け下る相方。
日本第2の高峰 北岳山頂も我ら二人で貸切です。暫し休憩します。
ジィ~ジの膝は違和感が増幅してきます。調子が上がりません。絶不調!!
キタダケソウが見られるはずのトラバース道へ下らず、稜線沿いに北岳山荘へ

下りの岩場は膝と腰に負担がのしかかってきて難儀 難儀 (自信喪失)
こんな時、目的地が異常に遠く感じます。
P6300127                    北岳山荘と間ノ岳

14時45分 北岳山荘
寒さを覚えるほどの少し強い風の中、腰が痛くて冷や汗掻きながら漸く到着。
宿泊手続き済ませ、横になり身体を労ります。

本来はトラバース道でキタダケソウ見る予定だったのですが、不調のジィ~ジ
意欲完全に喪失 (こんな気持ち初めてかも) この日、キタダケソウ見れず。

兎に角 夕食まで布団の上でゴロゴロ 膝 腰のマッサージ。。。。意気消沈。

平日のこの日、宿泊者 150人定員のところ総計 7名。
  P6300133 P6300134
(写真 左) 夕食メニュー このほかに肉じゃが
(写真 右) 支配人さんの挨拶

夕食を終えるころ、吹き付ける風の音はますます強く天気は下り坂?

少々気落ちして床に就くジィ~ジです。

                 初日編終わり 翌日に続く。

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2011年7月 4日 (月)

新潟彼方此方 ⑩

平成19年5月新潟中央卸売市場統合により、万代島東港線魚市場が移転。
その跡地活用が[万代にぎわい空間創造事業]として新潟市では大きな課題と
なったのです。

現在は、地元企業出資による万代にぎわい創造株式会社と言う企業が
ピアBandaiとして新潟の旨い物が全部揃う にいがた食市場を運営中。

獲れたれ鮮魚、新鮮野菜、こだわりお肉、越後の地酒・・・etc
市民のみならず、多くの観光客で賑わいを呈しています。

6月25日(土) 

ジィ~ジ所属するNPO法人『新潟愛郷会』の(クルーズ研究会)の一環行事の
一つに参加。
テーマーは“旬の魚を楽しむ会”です。
(簡単に言えば、魚を食べながらお喋りする会)
場所は、ピアBandaiの一角です。

P6250059_2                  備長炭で大羽鰯(マイワシ)焼く幹事のH氏

P6250060                      お酒は持ち込み

アルコールにあまり強くない、紳士淑女の参加者ばかり、殆どジィ~ジと
長谷川理事長二人で飲み干します。(昼酒は滅法回ります)

こんがりと焼きあがった大羽鰯、脂も乗って匂いも食欲そそります。
通りがかりの市民や観光客の皆さんも、その場で売っているのかな?と
勘違いして立ち止まる方、大勢見られ些か申し訳ない気も・・・

この場所借受、お造りや、オードブルも、ここの出店社から調達するのです。
  P6250064 P6250065

P6250061           通りがかりの人たち[この連中なんだろう?怪訝な顔
* 新潟在住の皆さんで、この写真の男性見覚えある方がおられるかも

食べながら飲みながら、話題は次回の遊びを兼ねた研究会など意外と真面目。

良識ある参加者ばかりです。
後始末も市の分別に従ってキチンと片付けます。

  P6250066 P6250067

  P6250069 P6250070

こんなお店も出店中。(土・日は、にぎわいマルシエ開催)

日本一の長江 信濃川の河畔、萬代橋、柳都大橋、そして朱鷺メッセに
隣接するこの空間。

タクシーで理事長をお宅までお送りし、相当酔いが回っているものの
ピアBandaiが、今後、新潟市の一つの名所として発展願うジィ~ジです。

予告) 次回 明日?  キタダケソウアップ予定!!

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2011年7月 3日 (日)

会山行 [粟ヶ岳]レポ

空模様と天気予報をチェックしていた相方、突然「北岳へ行きましょう!」

ヒメサユリ山行のレポupしようと思っていたジィ~ジ、作業中断で出発準備。

6月30日(木) 夕方5時近くから山梨県芦安に向けて出発。。。。。

と言うわけで、中途半端なヒメサユリ鑑賞目的会山行[粟ヶ岳]の続きです。

6月22日(水) 

7時15分 加茂市水源地園地
  P6220001 P6220004
(写真 左) スタート前の様子
(写真 右) 1合目に向かって

中型バスなので、第2水源地まで入れず、20分ほどアルバイトが必要。
第2水源地脇の1合目手前で山行計画書・名簿入山届投函。

8時10分ー15分 3合目
  P6220005 P6220006
(写真 左) 3合目休憩
(写真 右) ヤマツツジ

3合目手前は、少し急登でアルミ梯子も・・・もう汗びっしょり 休憩です。

8時55分 大栃平
P6220008                   5合目に向かって 

この先は、急登のアップダウンが続きます。
雨の心配なさそうなれど、山頂方面はドップリと重たそうなガスが充満。
P6220010                      アルミ3段梯子

ポタポタと汗を流し、息を切らせながら急登の登山道前進、前進、また前進。

9時50分ー10時00分 7合目 砥沢避難小屋
  P6220015 P6220016
(写真 左) 6合目粟庭の頭に向かって。
(写真 右) 7合目避難小屋(砥沢ヒュッテ)
6合目越えた辺りでヒメサユリの株が数株見られるも既に終わりがけ。
7合目大休憩、水分補給と行動食で充電

充電し終え、山頂に向かって最後のひと踏ん張り 山頂まで残り約1時間!
目的の 準絶滅危惧種 ヒメサユリ、小屋から少し先から登山道に沿って
次から次と現れ、参加者から歓声が上がります。
  P6220022 P6220028
(写真 左) 朝露帯びたヒメさま
(写真 右) 姫様の一つの特徴=黄色の雄しべ

P6220030

足元のヒメさま、そして眼前にも花々が見られます。
  P6220012 P6220014

  P6220024 P6220038

更紗や裏白瓔珞・・・
辛い登りの連続も、ピンクの花で元気づけられ山頂も間近。

11時10分ー11時50分 山頂
山頂(1293m) 日本三百名山 粟ヶ岳 到着です。
早速 グループ毎に宴の開始。今までの苦労を忘れるひと時です。
  P6220041 P6220040
(写真 左) 山頂にて
(写真 右) 山頂にて

遠望は利かないものの、指呼の川内山塊眺めながら達成感で一杯。
下山も、ヒメさま鑑賞しながら往路を下ります。

その前に記念写真を一枚!

P6220045                       記念集合写真

シャッターは、遠来 神奈川からのお客様の奥様に押していただきます。
(お手数おかけしました。五百川コースから登られたようですが、ヒメさま
お楽しみいただけたでしょうか。越後の山に又、何回もお越しください)

  P6220049 P6220048

P6220050                 対面の7合目避難小屋を目指し

結構険しいアップダウン繰り返しで下山です。
P6220053                     粟庭の頭、登り返しが・・・・

14時5分ー14時15分 3合目
  P62200541 P6220055
(写真 左) 3合目最後の休憩
(写真 右) 第2水源地に戻る

15時00分 加茂市水源池園地

P6220056                      水源池園地

無事 雨に遭わず、都合つかず参加できなくなった申し込み会員の方には
申しわけ無かったものの、企画担当リーダーの相方の目的達成です。

借上げバスのドライバーから冷たいオシボリ手渡され、汗を拭って乗車。
途中立ち寄りは、更に磨きがかかる <加茂市 美人の湯>
正面に聳える粟ヶ岳を一面のガラス越しに見ながら浴槽にゆったりと
身を横たえ、ピンクのヒメさまの可憐な姿を思い出しながら充足感に
浸ります。

鬼さんが笑うかも知れないが
元気で来年も定例 ヒメさま山行出来ることを願うジィ~ジです。

                会山行 粟ヶ岳   (完)

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