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2011年6月21日 (火)

浅間隠れた浅間隠山

  所属する山の会では、毎年のように会山行として実施されているのですが、
今まで縁が無かった浅間隠山。
ETC割引急・祭日割引適用、また膝、腰の具合もイマイチなので、あまり
ハードでない山を選定した結果です。

6月12日(日) 
梅雨最中のこの日の関東、ピーカンは期待できないものの雨の心配はゼロ?
6時10分頃、新潟西IC通過、前橋ICから高崎市(旧 倉渕村)二度上峠へ。

二度上峠下登山口の100mほど先の駐車スペースにはマイクロバス始め
数台の先達車。我が家の車を端の方に止めて出発準備。

9時39分 二度上峠下登山口
  P6120095 P6120096
(写真 左) 駐車スペース 我が家の車は一番奥の方に駐車
(写真 右) 登山口と先行者 山頂まで2.1㌔ 90分表記

樹林帯の少し薄暗い沢沿いの登山道をほんの暫く歩けば、カラマツと
笹の林床に切られた登山道に変わります。
登山道はフカフカ状態で膝の負担が極めて少なく感じます。

ジグザグコース、直登コースなどと表示された登山道が何本も現れます。
勝手放題歩いた結果の産物かと推測されます。
  P6120098 P6120099
(写真 左) 緩い登山道と真っ赤なヤマツツジ
(写真 右) 笹原とカラマツ林に切られた登山道

9時54分 北軽井沢コース分岐
P6120100                   北軽井沢コース分岐標識
  P6120101 P6120104

登山道の両脇は丁度、ヤマツツジ レンゲツツジの最盛期!?
傾斜の緩い気持ちの良い登山道が続きます。
P6120103                   グリーンシャワーの道

P6120106                      ヤシオツツジ

わらび平分岐から先にほんの少し急登も有るものの全体的に緩やかな山。
標高差も精々400m

10時46分ー11時35分 浅間隠山山頂
既に大勢のハイカーが腰を下ろし寛いでいます。
15分もすれば途中で追い抜いた20名ほどの団体も到着し、山頂は満杯に
なるかもと要らぬ想像するも、数人グループが丁度下山開始。
  P6120111_2 P6120115
(写真 左) 山頂標識 石祠と寛ぐハイカー
(写真 右) 展望方位盤

旧 倉渕村や吾妻村から浅間を隠すので名づけられた浅間隠山なれど
眼前に見えるはずの雄大な浅間山はガスに覆われ隠れたまま・・・

P6120114                 浅間山方面はガス立ち込めて

取り立てて急ぐ用事もないので、ゆっくりマッタリ気持ちの良い時間を過ごします。
   P6120119 P10301551
(写真 左) サラサドウダン
(写真 右) ズミ? 
何時まで待っても浅間の雄姿は期待できそうにも有りません。
ソロ~ッと我らも下山の開始です。

ツツジを始め花の前に立ち止まり立ち止まり時間をかけて下ります。

P10301491

P1030163  P10301511  
色鮮やかなツツジに終始目を奪われます。

他にもいろいろ
  P1030153 P10301581

  P1030165 P1030166

  P1030147 P10301591   

花々を愛でながら往路と同じような時間をかけて登山口に戻ります。

12時35分 二度上峠下登山口

大勢のハイカーで路側帯にも十台以上の車が駐車してます。
ファミリーでも楽しめる気軽な山、人気のほどが窺えます。

靴を履き替え、二度上峠へ車を進めます。
ジィ~ジと相方、実は鼻曲山も未踏なので、その様子のチェック。
P6120138                  二度上峠登山口鼻曲山標識

大凡状況確認、今度はお天気の良い日に少し早目に家を出れば浅間隠山と
鼻曲山の二座も一日で走破可能かと・・・・

色鮮やかなツツジとフカフカの登山道 優しさ覚える浅間隠山の印象が
刻まれたジィ~ジです。

浅間山見ること叶わなかった浅間隠山  この項 (お終い)

追)
はまゆう荘へさしかかる手前に、道端に“アツモリソウ開花”の立札が・・
まだしっかり見たことのない我ら、その看板に惹かれて車を進めます。
アツモリソウあと3キロの看板に従い進むも山道をズンズン上に向かって。

やがてついたところは林道終点[わらび平キャンプ場]   HP⇒コチラ

アツモリソウ何処だ? どこだ?施設の看板で場所を特定。
有りました 有りました。
と!ところが!! 10数株のアツモリソウは保護の為か?
鉄製の動物園の檻の様な囲いの中に厳重に保護されて・・・
因みに近くの檻には大きな真っ黒な 熊さんが一頭囲われていたのです。

以下写真は鉄格子の間にカメラを入れてズームです。

P10301681

P10301711_2

P10301701

平 敦盛の母衣に似ているとか名づけられた“アツモリソウ”。
昔は二度上峠周辺でそれなりに普通に見られたとか。
盗掘や環境破壊で現在は希少価値大なるものが有ります。

わらび平にはアツモリソウ見たさに多くの車が見られます。
白いアツモリソウは極めて希少価値高いらしい。

P1030177_2                駐車場前のベニサラサドウダン

囲われ保護されているアツモリソウ 再び自然に戻ることを期待したいものです。

P10301781                      白いウツギ  ヒメウツギ?

わらび平から下る途中、相方が気になった白いウツギ。
越後ではあまり見たこと無いような・・・

帰路は谷川岳PAで4リットルボトル2本 谷川の水汲んで帰宅です。(完)  

 

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コメント

tuba姐さん
浅間隠山歩きやすい良い道でしたが、姐さんにとっては物足りないでしょう。
でもツツジは新潟の山より多く見られました。
アツモリソウ予定外に実物見れてラッキーでした。
群馬の地元でもTVで放映されたらしく沢山の見物客が来ていましたよ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年6月23日 (木) 11:24

自生のアツモリソウ・紅白が観れて羨ましいなぁ~。。。
今時季、浅間隠山の花の多さも半端じゃないですねw(゚o゚)w

またまた、登りたい山が増えてしまいました。
山頂のパノラマと山の花をセットで、「浅間隠山!!」

投稿: tuba姐 | 2011年6月23日 (木) 10:40

みいさま
commentありがとうございます。
ETC土・日・休日割引適用すべく選んだ山でした。
仰る通り、たまにマッタ~り山歩きも愉しいですね。
今の時期、信州や関東の山ではレンゲツツジが主流ですね。
子の浅間隠山は危険個所も無く距離も短いので歩ければ誰でも行ける山です。
アツモリソウは絶滅危惧種ですから多分ご覧になられたことは無いかと・・・
白い恐らくヒメウツギ、越後では見たことが有りません。白い花は素敵ですね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年6月23日 (木) 06:58

mikkoさま
comment感謝
たまに花を眺めながらののんびり山歩きも良いものですが、流石に浅間だけは見たかった。
今度は鼻曲山とセットで歩いてみましょう。ETC1,000割引なくなって痛いけど(笑い)
ツツジは色鮮やかで綺麗でした。
カラマツの落葉堆積かフカフカの道が膝に優しかったです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年6月23日 (木) 06:50

赤鬼さま
急な変更で申しわけなかったですね。
それでも言い訳ですが加茂からの参加者も、バスのドライバーからも前日はお昼頃
かなり降ったと言っていました。何処かで埋め合わせさせていただきます。

一度しか行ったことのない礼文島、我らは時期の問題もあったのか見ていません。
アツモリソウ見れるとは思わなかった。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年6月23日 (木) 06:45

けいあんさま
こんばんは いつも世話さまです。
何処の山も今の時期(初夏)は花が盛りを迎えています。
ツツジだけでも多くの種類が有り、色、姿様々で目の保養になります。
花の写真、本当は三脚立ててしっかり撮ればもっと出来栄えが良いのでしょうが
三脚持ち合わせていないのです。デジイチも欲しいのですが、懐具合が・・・ネ。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年6月22日 (水) 20:58

こんばんは~
 ゆっくり、待ったりの登山、楽しそうですね~
レンゲツツジの道、いいな~
アツモリソウ、初めて見たかも^^。
衣に似ている、そうですね。
白いウツギきれい、好きです

投稿: みい | 2011年6月22日 (水) 20:40

noritanさま
二度上峠かた鼻曲山経由、霧積温泉泊まりも確かに良いかも。
越後は越後、関東は関東のそれぞれ持ち味有るね。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年6月22日 (水) 20:00

あらあら!目の前にどーーんと見える浅間山がテレて隠れちゃったのですね。
残雪の縦じまが残る季節だとそれそれは美しいですよ。
でもこんなにたくさんのお花に出迎えられて良かったですね。
膝・腰の調子が万全な時のジィ~ジさんでしたら
浅間隠山だけでは物足りないでしょう。。。
次回は鼻曲山とのセットでリベンジして下さいね。(^_-)☆

投稿: mikko | 2011年6月22日 (水) 13:23

アツモリソウはレブンアツモリを見ただけ。見たこと無い。やっと用事終わったよ。角田でも行ってくらあ。

投稿: 赤鬼 | 2011年6月22日 (水) 08:09

日本の正に秘境ですね。
いつも楽しく拝読させて頂いています。
今回は特に植物図鑑の様ですね。
花の写真を上手く撮るのも難しいのでしょうね。

投稿: けいあん | 2011年6月22日 (水) 07:44

浅間隠山、懐かしいです。
もう何年前でしょうか?
何処かの山と兼ねて一人で行きました。
その時、二度上峠から鼻曲山へのルートもあるのだなぁ~と思い、こちらから登って霧積温泉へ下りたら良いのにと思いました。
Fリーダーの山行はピストンなので。
霧積温泉にも友人と泊まりました。

いろいろと輝様の記事を拝見していますと、懐かしいです。
記録が曖昧なので、パット出てきませんが・・・

投稿: noritan | 2011年6月22日 (水) 07:17

もうぞうさま
こんばんは
膝の調子が悪くならなければキタダケソウ見に行こうかな・・と。
ネットで保護されているかどうか確認したいものです。
アツモリソウ盗掘は国の法律で100万円以下の過料だそうです。

ツツジ アツモリソウ ドウダンは相方のカメラPanasonicのライカ提携コンデジで
ズームアップで撮りました。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年6月21日 (火) 19:49

北岳のキタダケソウを保護するために、ネットや格子が被っているとか?
もっともこれは鹿の食害から守るためのようですが・・・

アツモリソウは人間から守るため?

ところで大きめのレンズでも、このように撮影できるのでしょうか?

投稿: もうぞう | 2011年6月21日 (火) 19:38

山の風さま
アツモリソウ小生も初めて見ました。
面白い変わった花弁の花でした。
浅間隠山は登山としてはしては少々物足りないかもしれません。鼻曲山とセットが
丁度良いかもしれませんね。
天気が良ければ眺望も期待できる格好の山かも・・・
今回はツツジが鮮やかで印象的でした。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2011年6月21日 (火) 17:31

輝ジィ~ジ さま
アツモリソウは何十年と登っていても自生しているのを見た事はありません。
つつじを始め花が多いですね
過去に一度登りましたが、花の記憶はゼロ

投稿: 山の風 | 2011年6月21日 (火) 16:47

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