先日のトガクシショウマを求めて尾瀬探索の際、同行の美女から
「神奈山も花良かったよ~」との情報有り。
ETC休日割引適用の最後適用はここ決定。
神奈山は妙高山の外輪山 『跳ね馬』の雪形で知る人ぞ知る山なれど
登山対象としては、比較的マイナー な山である。
□ 神奈山(1,909m)
所在地 新潟県妙高市
山行日 6月19日(日)
お天気 
同行者 相方 計2名
行 程 スキー場(8:10)~関温泉口(8:45-8:33)~大ブナ林(9:40)
~八方睨(10:10-10:15)~神奈山山頂(11:00-11:45)~
八方睨(12:15)~温泉口(13:15)~スキー場(14:00)
*所要時間 5時間50分 実質歩行時間 約4時間50分
地 図 国土地理院 1/25000 地形図[妙高山(高田)]
高低差 約 980m
記事)
昨年も、そして1週間前の日曜日にも所属する山の会の会山行として実施
されたのですが、タイミングが合わずジィ~ジは不参加だったのです。
スタートの関温泉スキー場には新潟市内からの7,8人のグループや
長野からの女性二人ずれ、他にも車が2台ほど
スキー場からゲレンデに向かって歩き出します。
冬季限定営業のレストランから左折し急登をジグザグに登っていきます。
(写真 左) ゲレンデ中間点
(写真 右) リフト最上部
草原の中には、山独活やワラビがそこ彼処で見られます。
リフト最上部から先は樹林帯。温泉口と標識が建てられ登山道の始まり。
新潟市からのグループにここから先を譲ってもらいブナの林と笹の林床の
緩い登山道を雷光形に進みます。
(笹藪を分け入ればきっとネマガリダケGetできるかも)
やがて足元には イワカガミ ツバメオモト そしてシラネアオイなど
可憐な花が次ぐ次と現れます。
一番最初はイワカガミ街道の始まりです。
イワカガミ
そしてお次は
ツバメオモト街道に変わります。
シラネアオイも点在しています。
トラバース気味に切られた緩い道も、大ブナ林の手前で雪崩の結果か?
崩れて、通過に注意を要する場所もあります。
目に優しいブナの若葉が拡がる大ブナ林から先は、少し急な道に変わり
ヌルヌルそして草木が登山道に覆いかぶさり少々足元が見えない。
この付近からは、道の両側は殆どシラネアオイが主流を占めます。
八方睨(1,660m)
道の先は急登となり行く手にピークが立ちはだかり、あれが山頂?と・・・
少し気合を入れて、そのピークに到達すると妙高山に向かって延々と
道が続き、山頂はまだかなり先で、へタレジィ~ジはガクッ Tension 
救いは道の両側にどこまでも続くシラネアオイの大群落と眼前の“妙高山”
ガス湧く日本百名山 妙高
11時00分ー11時45分 山頂
先達の3人の女性グループが山頂より先へ少し向かいます。
家から持参のお握りと相方手作り品で早目のお昼とします。
眼下にはガスで覆われた野尻湖もウッスラと目に入ります。
野尻湖とガスで覆われた斑尾山
お昼を終えるころ、女性の声、新潟市からのグループの到着です。
昼食終えて、先達の女性グループが休んでいる方へ少し向かってみます。
なるほど良き眺めです。
妙高はガスが湧き殆ど時折チラッと顔を出すだけですが火打山方面は・・・
火打山
ゆっくり たっぷり山や花々堪能し、下山の開始です。
車を回してないので往路を戻ります。
シラネアオイと笹が被さる細い登山道
(Photo by Mywife)
相方曰く
「今まで何年も前の飯豊全山縦走の時に見たシラネアオイが最高と
思っていたけど、ここの方が凄いかもしれない!」
そして
シラネアオイ&ツバメオモト コラボ
イワカガミ&ツマトリソウ コラボ
こんな感じの登山道が続くので、聊か吃驚のジィ~ジです。
他にも
サンカヨウ
ブナの若葉 グリーンシャワー
花に見とれながらゆっくり下山、温泉口に着きます。
(写真 左) 温泉口標識 1200m 関温泉まで1.6㌔
(写真 右) 朝は開いていなかったゲレンデの矢車草の花
ゲレンデ歩きは、ジィ~ジの膝に極めて宜しくありません。
足場のない斜面下りは苦痛です。膝が正常に曲がりません。腰に痛みも。
騙し騙し 時折立ち止まり何とか下山。
関温泉スキー場下山する相方
ジィ~ジ初めての山 シラネアオイが極端に多い山 他にも花一杯!!
スキー場ゲレンデ歩きは、腰と膝に良くないけれど思わぬ拾い物した感じを
受けたジィ~ジです。
山頂で着替えをしたのに、汗びしょびしょのジィ~ジ、車からほんの少し離れた
関温泉 “源泉かけ流し”で一風呂浴びます。お湯は相当熱い!(500円)
汗流し身体中から余分な水分吐き出して、熱い中にも気分爽快!
ETC休日割引適用、途中 オアシス新井に立ち寄り、小腹満たし地元名物
“笹寿司”買って家路へ向かいます。
花の多さに驚いた 神奈山 この項(完)
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