新潟彼方此方 ⑨
所属しているNPO法人での会合 研究会?に参加。
テーマーは、「イベントにおける楽しみの要素分析について」です。
要は 遊びの為の研究です。
2月22日(火)
上記、研究会が終わり理事長以下12人(遊び好きの閑人?)
ちょっぴり遅めのランチです。
向かう先は、新潟市中央区営所通り2番町 ネルソンの庭
ネルソンの庭 公式HP⇒コチラ *宣伝依頼されてません。
大正時代に建てられたこの和洋折衷の建物、過っての新潟県副知事公舎。
2006年11月から新潟イタリアンレストランとなってます。
(ジィ~ジ現役離れ、既に数年経過、あまりこの地に出向く用事なく今回初)
(写真 左) ネルソンの庭 外観
(写真 右) 内部厨房カウンター
お昼のオーダーは 日替わりランチ
(写真 左) 玄米フレーク コーン 水菜 etc サラダ
(写真 中) 食後のデザート
(写真 左) 食後のCoffee
今日のカレー
五穀米のご飯、女池冬菜のベーコン巻、肉詰め椎茸&半熟ゆで卵
カレーは中辛、サラダのドレッシングソースも含め美味。
代金は野口英世さん一枚で白銅貨1枚返却 極めてReasonable!
他にもメニュー色々ありますが、不況下、女性主体にかなりの客の入り。 食事歓談中の店内様子
今回は、このランチがテーマーでは有りません。
この大正時代に建築された建物と、この場所以外でも中央区の10か所で
3月まで(ひな人形展)開催されているのです。
ネルソンの庭 (旧 副知事公舎)には、過って北洋漁業や、海産物を商い
新潟三大財閥に次ぐ旧家から1点展示されてます。
昭和初期のこのおひな様、今回、ここへ見に来たのは、ランチ同席の日頃から
お世話頂いているT家所有の品なのです。 T家所蔵のお雛様
明治・大正・昭和初期この付近の様子の写真も展示。
多忙な、理事長とはここでお別れ、Tさん(T家女性当主)他、数人で次へ…。
ジィ~ジ凡そ半世紀前、何百回 (もっと?)この階段歩いたことだろう。
(少し今の様子と異なるけれど)
(どっぺり 60点以下落第 この階段59段) 旧 大学跡地
ドイツ語 落第 ダブル ドッペルン と掛け合わせ。付近には異人池も。
そして戦前の日本銀行の役宅として現存する2つの一つ。
新潟市所有の旧 日本銀行新潟支店長役宅 【砂丘館】です。
昭和8年(1933) 玄関脇には外観和風の洋間の応接室と書斎。
(写真 左) 砂丘館表門
(写真 右) 砂丘館 純日本風主庭
この砂丘館には主に 佐藤家のお雛様の数々が展示されてます。
佐藤家は古町九番町で過って[庄内屋]と言う置屋(お茶屋)だったのです。
七段飾り(明治) 古今雛と呼ばれる京雛
お道具は後から購入したものが多いようだとのことですが、“牡丹唐草”という
蒔絵が施されています。簡略化せず実物をそのまま忠実に再現されてます。
(写真 左) 内裏雛 藤間静枝(後の藤蔭静樹)との書簡
(写真 右) 内裏雛 享保雛
江戸時代から明治にかけて新潟市は全国五指に入る花柳界栄えた地。
佐藤しん(庄内屋シン)の美貌はあまりにも有名で、大正天皇の叔父にあたる
柳原前光伯爵に落籍され麻生の本宅に入った。庄内屋シン⇒コチラ
他にも佐藤しん所有していた4段飾り(江戸雛)ほか珍しい人形など様々
展示されてます。
(写真 左) 小さな動物の人形
*天皇家 公家の家で愛玩されていた人形、絹糸をはり重ねて作られて
いるが、現在はだれも作り方が分からないという。
佐藤シンが大正天皇ゆかりの伯爵に嫁がれたため拝領?
(写真 右) 小皿やお道具など
*佐藤シン収集のままごと道具の数々。
更に 鈴木家所有の昭和初期五段飾りのお雛様も展示。
そして隣の部屋には
(写真 左) 傘福のしつらい
(写真 右) 傘福のしつらい説明文
たまにはゆっくりとこんな施設めぐりするのも乙なもの!?
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中央区では文化施設が連携して、知名度アップ集客増の相乗効果を
期待して、ほかに燕喜館 ギャラリー蔵織、県政記念館 北方博物館
新潟分館、旧 斉藤家別邸 安吾風の館などで展示中。。。
お時間見つけて、お出かけください。
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