35周年記念登山 担当【銀の道】
10月2日(土)3日(日) 両日は、ジィ~ジが所属する〝山の会〟の
創立35周年記念行事のMAINである記念登山実施日です。
35周年記念登山のコンセプト
『県境の山と峠路を歩こう』“旅立ち、越えてきたところ、昔日に思いを馳せて”
最終的に選ばれたコースは、以下の15通りです。(内 2コースは1泊2日)
・高妻山
・巻機山
・天狗原山・金山
・未丈が岳
・清水峠
・平ケ岳
・沼越峠
・黒倉山・鍋倉山
・大里峠
・銀の道
・日本国ロマンの道
・塩の道
・九才坂峠・目指岳
・開田峠・牧峠
・秋山郷トレック
(これ県境 ムムムム???と言うコースも有るようですが…)
510名に及ぶ会員は、自分の行きたい処、歩きたい処を選択するのです。
結果は連荘参加者を含め約280名に及んだのです。
実施にあたり設立された35周年記念事業推進委員会から、想定外ながら
ジィ~ジに・銀の道 担当の委嘱がされたのです。
10月2日(土) 晴
新潟駅南口観光バス発着場で、委員会から安全登山祈願の御幣とお神酒を
貰いうけ、6時 参加者20名で出発です。 *膝に不安感感じながら。。。。
関越自動車道小出ICから大湯温泉、そして秘湯 駒の湯温泉目指します。
銀の道 (旧 枝折峠) 尾瀬三郎房利卿が京を追われ落ち延びたと言う
伝説と其の約500年後に発見された銀山の採掘された銀を運ぶ唯一の
道として、血と汗と涙で踏み固められた銀鉱の栄枯盛衰の歴史を刻んだ
道なのです。
7時55分ー8時5分 駒の湯登山口
(写真 左) 旧 湯之谷村設置のコース紹介板
(写真 右) 一合目標識
一合目登山口から数分間は、階段状の急登でスタート早々息が切れますが
その後は、平均的になだらかな勾配でジグザグに高度を上げていきます。 なだらかな道
8時23分 二合目 目覚まし
8時39分 三合目 楢の木
昔、目に付く大きな楢の木が有ったという。
周りは様々な枝ぶりの大きなブナの木が目立ちます。 ブナの巨木
8時59分 四合目 水函
過っては、飲水を蓄えた函が有ったようです。
9時10分 五合目 半腹石
(写真 左) 五合目 半腹石
(写真 右) クルマハハグマ
この辺りまで来れば、空腹感を覚えたらしい。。。。
9時32分 六合目 中ノ水
大分高度が上がった割には、紅葉はあまり進んでいないようです。 爽やかな秋風受けながらブナ林を進む
9時48分 七合目 千体仏
今は見られないようです。
木々の間からは、正に指呼の間で 秀峰 越後駒ケ岳 が望まれます。 越後駒ケ岳の雄姿
10時11分 八合目 仏堂
10時30分 九合目 日本坂
日本中が見えるほどの展望 *ホントかいな!? 越後駒ケ岳から中ノ岳
10時40分 十合目 大明神
山仕事や銀山普請の安全を願って木花開耶姫命(コノハナノサクヤヒメ)
祀られています。
委員会から預けられた御幣とお神酒を奉奠し作法に則り参拝するジィ~ジです。
(写真 左) 作法に則り参拝するジィ~ジ
(写真 右) 大明神 祠の前で記念撮影
記念撮影その2
安全祈願無事終えて、直会のお神酒を頂きます。
旨い 美味しい とお代わりせがまれてもお神酒です。お代わり無し!
10時56分ー11時43分 九合目 問屋場
銀鉱華やかなりし頃には1万数千人を数え、季節遊女もいたと言う。
その遊女たちを偲びながら、少し早めのお昼です。
秋の陽射しが少し暑いほど当たり、木陰に腰を下ろして、自慢の手料理
廻ってきます。
(写真 左) オニシオガマ
(写真 右) サワフタギ
11時50分 八合目 水場
越後の名峰 荒沢岳も目に飛び込んできます。 荒沢岳
12時01分 七合目 焼山
この付近の道は削り取られた狭隘なV字型の道が続きます。
12時12分 六合目 ブナ坂
この付近にはホツツジが多く見られます。
12時25分 五合目 松尾根
この付近からは脇には、枝折峠の車道が見られます。
(写真 左) 茸?
(写真 右) 茸?
12時46分 四合目 十七曲
小さな曲がり角、幾つも!十七あったかな?
沢音が聞こえだし、やがて小さな沢が現れます。
12時54分 三合目 オリソ
(写真 左) 三合目 オリソ 合目標識
(写真 右) 三合目下る参加者
三合目オリソからは暫らく釣り愛好者が多く訪れる北ノ又川をへつりながら
下ります。あくまでも澄み切った清流、川床の石や砂粒の一粒 一粒まで…
川へ転落しないよう気をつけてゴールを目指します。
北ノ又川とほんの少し道を分ければ林道に出ます。
13時7分 二合目 榛ノ木
砂利道の林道に変ります。
周辺には山葡萄 アケビなど山の幸も多く見受けられます。
13時15分 一合目 石抱橋
山での著名人は深田久弥ならば河では開高 健
銀山湖をこよなく愛したという開高 健 〝河は眠らない〟
開高 健 [河は眠らない] 石碑
そして こんなんも立ってます。 よお 来たのし
(翻訳 よくいらっしゃいました 遠いところいらっしゃいませ)
待機中の借上げバスのドライバー氏から暑い蒸しタオル手渡され、手足や
顔の汗を拭います。
痛めている膝を庇いながら、ぴょこたん ぴょこたん 変な歩きで何とか
下山。 班長やSLの協力を得て、無事お役目を果たせたジィ~ジです。
後の楽しみは、温泉入浴と、浴後に飲む冷えたビールです。
立ち寄りは、銀山平森林公園 白銀の湯。
浴槽や露天風呂から眼前に堂堂々とした名峰 越後駒ケ岳望めます。 露天風呂と越後駒ケ岳
ユッタリと手足を伸ばせば満足この上なし。
湯上りの冷えたビールの旨さは言わずもがな。。。。
天気に恵まれた記念登山 紅葉嘆賞には少し早かったものの最高の日となり
ジィ~ジも勿論、委員会のメンバーもホッと一息つけたことかと思われます。
ジィ~ジのいい加減な計画で予定より1時間以上帰りが早くなり、奥只見
シルバーラインから途中立ち寄り、お土産買い物ツアー追加となりました。
35周年記念登山 ジィ~ジ担当 【銀の道】 お終い。
付) ジィ~ジ膝痛め連荘無理なれど、3日は相方指名され、金山・天狗原.。
ジィ~ジは家で静にお留守番。
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コメント
sanaeさん
銀の道、過っての銀山は現在では銀山湖の湖底に沈んでいます。
元禄時代から江戸末期まで栄えた銀鉱があったのです。
旧 枝折峠と呼ばれたところです。
採掘した銀鉱石を魚沼に運んだ唯一の道なのです。
未丈ヶ岳登られたなんて玄人の域ですね。
地元の人しか知られていませんから~
投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年10月18日 (月) 14:03
銀の道って、どこにあるのでしょう?(^^ゞ
よくわかりませんが、銀山平とかシルバーラインってありますものね。なるほどそういうことだったのですか。
未丈が岳や荒沢岳でそちら方面には行ったことがあります。
奥只見の紅葉を見に行ったときに尾瀬三郎像と説明書きを見たことがありますが、歴史のある場所なんですね。
投稿: sanae | 2010年10月18日 (月) 12:40
noritanさま
銀の道、歩けば一編の小説書けるかも。。。
天気が良いと気持ちよく歩ける道だよ!
越後駒ケ岳、荒沢岳 未丈が岳 守門岳眺めも良いし…
往復はチト辛いですな。車2台で行けば良い。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年10月17日 (日) 21:43
「銀の道」担当リーダーご苦労さまでした。
私も行きたかったのですが・・・
色々と自分の下見(信越トレイル)も兼ねてとか・・・
いろいろありまして。
でも、興味あります。
越後駒ケ岳は過去2回それぞれ違うコースから登っていますが、このコースもいつか行ってみたいです。
車の回収が難しいので、個人では無理!
でも会山行になった場合も今は平日山行が多いので、また、また行けないかな~~~
膝は無理しないで⇒登りすぎ!
投稿: noritan | 2010年10月16日 (土) 10:32
kiyopom77さま
お祝いと、お見舞commentありがとうね。
ジィ~ジの所属する山歩きの会は殆どが60歳代で占められ、最高齢者は
90才近い人も居るんです。
今回35周年記念登山は両日ともお天気に恵まれ、大成功でした。
40周年までも頑張りたいのですが、膝のケアーに努めないと。
整形外科行ったり、保険の利かない整体に行ったり、ホンの少し
良くなってきたようです。
年なので完治は無理としてももう暫く使いたいので大事にします。
おきよチャンは優しくて良い娘だねぇ~
ジィ~ジの目に狂いは無いね!
投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年10月15日 (金) 05:58
35周年記念おめでとうございます。
記念登山大成功ですね。会員数が500名を超えるとは!!
でも、私はジィ~ジの膝が心配ですよ。あまり無理なさらずに。
ジィ~ジの膝が早く良くなりますように・・・
投稿: kiyopom77 | 2010年10月14日 (木) 23:33
みいさま
いつもありがとうございます。
所属する山の会は普通の山岳会と少し異なり、中高年の同行者の団体の所為か?
あまり内部分裂も起こさず今日に至ったのです。
銀の道の10合目大明神は、枝折峠からの駒ケ岳コースの2合目
明神峠なのです。
銀の道、過っての銀山平は今では湖底に沈んでいます。
奥只見の紅葉も素晴しいので来年の候補に加えてください。
仕事する暇が無くなるかもしれませんネ!
投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年10月14日 (木) 11:16
tuba姐さん
膝の調子が悪いので、別の待機しているリーダーに代わってもらおうとも
考えたのですが、35周年記念登山であること、それ程難儀なコースでないこと
などの理由で予定通り担当したのです。
お天気にも恵まれ、よき日となりました。
ブナ林を吹き抜ける爽やかな風を受けながら越後駒ケ岳を垣間見て
快適でした。銀山平の温泉もグーです。
>輝さまは、山岳会に入会して35年ですか???
我が会は40歳以上が入会条件なのですが、私は入会して18年です。
最高90才近い当時の会員が何名も在籍してます。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年10月14日 (木) 11:05
35周年・・・素晴らしいですね!
銀の道・・・?
でも、わかりました~^-^
こう言う歩き方もあるんだ~!と納得^^
荒沢岳・・・やはり、そそられます^^V
輝ジィ~ジさんのレポ見てると、行きたいとこばっか
登場~♪ (笑)
投稿: みい | 2010年10月14日 (木) 10:28
『35周年記念登山・銀の道』
リーダーのお役目、お疲れさまでした。
日本中も見渡せる程の晴天で良かったですネ(*゚▽゚)ノ☆彡
輝さまは、山岳会に入会して35年ですか???
投稿: tuba姐 | 2010年10月14日 (木) 09:45
赤鬼さま
お早うございます。
お互いに晴れて何とか終わり助かりましたね!
〈銀の道〉過去に会山行でも2,3回実施されたことが有りました。
個人では車の回収が出来ないので、会山行としてはいいコースですよ。
終始、駒ケ岳を見ながらブナの林に切られた登山道で結構歩き易いよ。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年10月14日 (木) 06:15
銀の道、全く知らない。でも行って見たいとも思わないな。晴天で
よかったね。
投稿: 赤鬼 | 2010年10月14日 (木) 05:48
もうぞうさま
コンバンハ いつもお世話様です。
銀の道 知名度イマイチ? 確かにそうかも、越後人のPR下手と言うか?
奥ゆかしさと言うか?折角ですからもう少し認知度高めても良いのでは、と思います。
ジィ~ジ如き浅薄非才の輩、分からないことばかりです。
奥只見はダムの名称が由来しているのではないでしょうか?
會津との交流 只見、入叶津へは八十里越えを利用したのではないでしょうか?
投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年10月13日 (水) 20:41
銀の道。
知名度はイマイチでしょうか?
シルバーラインもここから名付けられたと思うのですけどね~
そして「奥只見」たしかに福島(会津)からみれば、奥只見ですが、主な道路は新潟側についているからな~
昔は会津(只見町)から行き来があったのだろうか?
輝さまご教授願います。
投稿: もうぞう | 2010年10月13日 (水) 18:58