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2010年10月 6日 (水)

会山行 以東岳(後編)

山裾から湧き出る流水と、宴会ヶ岳IN大鳥池山荘レポは→コチラ

そして目覚めれば…

9月27日(月) 曇/晴
前夜は、ALCOHOLと各自持参の手料理、そしてIリーダー十八番の芋煮…。
腹も精神(こころ)も満たされたのか?目覚めも早い。

この日の予定は、山頂を目指し、周遊で戻るので、雨具 飲料、朝食、更に
緊急時必要品だけで良いのでサブザック(ディザック)で出かけます。

3時55分 大鳥池山荘
まだ真っ暗な未明、ヘッドランプ点けて湖畔を少し進み、登山道に入ります。
ヒンヤリとした風が肌にあたり、もう秋なんだと実感させられます。

暗闇の中に、山頂方面はどっしりと漆黒の塊となって目に入ります。

P92700251                     夜明け前の山頂

5時15分頃から薄っすらと明るくなりヘッドランプ外して歩きます。
周りは一面の広大な笹原に代わっています。
5時37分 水場
草原のなだらかな登山道、目を後に向ければ、雲の絨毯の中から、あの山が。

P92700291                 雲に聳える 名峰 〝月山〟

道端にまだ咲き残る…
P92700321                      ハクサンイチゲ

6時10分ー6時25分 オツボ峰[ウツボ峰]
なだらかな台地状の峰、早朝から歩いているので行動食で小腹満たします。

P92700341_2                   雲のシャッポをかぶった鳥海山

月山の左手側には、鳥海山のなだらかな山容も望めます。

草紅葉の始まった稜線漫歩が続きます。
小さなピークを乗り越えれば、寒江山、竜門山へ続く稜線も目視できます。
P92700361                    朝日連峰縦走路

眼下に[大鳥池]を見ながら目的の以東岳山頂を目指します。
P92700461_2               大鳥池見ながら山頂目指す仲間達

右手前方、遥か彼方に弥彦と角田、日本海も目に入るもののジィ~ジの
コンデジではチト、光量が足りません。良~く見れば薄っすらと見えるかな!
P92700511               日本海と遥か彼方に角田山と弥彦山

12年前歩きとおした朝日連峰縦走路が益々近くなってきます。

P92700481             色付く朝日連峰縦走路と右に延びる相模尾根

7時25分ー7時35分 以東岳山頂
今回の目的 以東岳 山頂到着です。
Dsc001201                     山頂記念写真

全く偶然に我らが山頂に着くと同時に直登コースから竜門山へ向かうという
単独行男性とバッタリ。。シャッターを押して貰います。
暫し山頂で四周を眺めます。
P92700521                山頂から 熊の毛皮の姿した大鳥池

風避けに半そでシャツ1枚の上に雨具上着を羽織るジィ~ジです。

P92700541                Vサイン 年も考えないでお馬鹿丸出し

7時45分ー8時30分 以東小屋
勿論 この日は先客ありません。靴を脱いでゆっくりと朝食です。

  P92700551 P9270057
(写真 左) 以東小屋目指して下る仲間たち
(写真 右) 以東小屋

小1時間近くかけて、ユッタリ朝食。
立つ鳥、後を濁さず。掃除をして小屋を後にします。

帰路は、直登コースを選択。大鳥池に向かって只管、下るだけ…

P92700601                  小屋を後にし下る仲間

P9270062                     草紅葉始まる登山道
この辺りから、ジィ~ジ膝に痛みと違和感覚えます。
2度続いた谷川岳、年も考えず少し無茶して急いで下山したとき以来
痛みを感じ始めていたのです。

直登コースは危険箇所もあまり無いものの、ドチラかと言えば悪路です。
痛めた左膝に負担が掛かります。

水場標識を越えてズンズン・ドンドコ下ります。

P9270065                       サワフタギ

10時5分ー10時15分 東沢
膝に痛みを覚えながらもストックのお陰で何とか湖畔の東沢に到着です。
ここで最後の休憩です。
此の先は、小さなUpDownを繰り返し、池の湖畔を辿ります。
P92700671               釣り人垂涎の地 幻の怪魚すむ 大鳥池

10時50分 登山分岐点
10時55分ー12時 タキタロウ山荘
P9270073                      タキタロウ山荘

管理人さんは、朝の内に下山です。(前日Iリーダーと打ち合わせ済み)
部屋からザックを取り出し、外のベンチ・テーブル囲みランチタイム

ここから先は往路を辿り戻るだけ、お昼に一時間も費やします。
ガスを着た以東岳も見えてます。

下山は九十九折に急登を下ります。膝は痛みが増すばかり…

13時ー13時10分 七ッ滝沢
左膝鈍痛止まず。
P92700771                  吊橋渡る I リーダー

13時40分 冷水沢
P9270079                         トリカブト

14時40分 泡滝ダム
P9270082                    塗装工事中の泡滝ダム
14時45分 泡滝ダム駐車スペース

相変わらず膝には痛みを感ずるジィ~ジです。

帰路 立ち寄り温泉 予定は櫛引町の日帰り入浴施設 カタクリの湯
現地へ行ってみれば生憎月曜日は休館。

場所変えて、新湯田川温泉に向かいます。
地元住民専用共同浴場で入浴です。
深い湯船に浸かり汗を流します。

温泉から上り、身体はポカポカ気持ちが良いものの、足は引きずらないと
歩けないほど痛みを感じます。

新湯田川温泉から帰りの運転、相方に任せます。

Iリーダーの提案で夕食は、前日立ち寄った道の駅 あつみ で取ることに…
夕刻の時間、通りすがりの客が少ないのか?既に食堂は店じまい。

仕方が無いので、ここで解散と決まります。

ジィ~ジ達4人は、県境越えて通りのレストランで夕食取ります。
膝は痛いもののビールは飲めるジィ~ジです。

谷川岳以来膝に痛みを感じていたものの、久し振りに登りたかった以東岳。

朝日連峰はたおやかで、安らぎ与えてくれる気持ちの良い山です。

何とか膝のケアーに勤め、またchallengeしたく思うジィ~ジです。

  会山行 以東岳(後編) 終わり

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コメント

みいさま
朝日連峰或いは飯豊連峰は、アルプスと異なる雰囲気味わえますね。
遠いし日にちも掛かるし、大変だと思いますが、何時か?再挑戦なさって
下さい。
東北の温泉も蕎麦も結構いけると思います。清酒もマズマズかと。

投稿: 輝ジィ~ジ@ガタガタ | 2010年10月 8日 (金) 20:54

mikkoさま
ご心配頂き恐縮です。

お馬鹿なジィ~ジは時々自分の年齢を忘れて、無茶することが有るのです。
レントゲンで診ると愕然とします。
だからといって今更山歩き止めれません。上手につきあう方法勉強します。

投稿: 輝ジィ~ジ@ガタガタ | 2010年10月 8日 (金) 20:46

以東岳・・・いいですね~^^
うらやましぃ~♪

一昨年、朝日~以東岳を縦走しようと、仲間と
車もデポ・・・が、翌日、天気大荒れ・・・
(朝起きたら、薄っすら雪が積もり・・・)
仕方なく、縦走は諦め、近場探索&もう1泊・・・
来た道下山・・・うらやましく、以東岳を
眺めました(@@:)

いつかは・・・と、ジィ~ジさんのレポ・・・
指、加え見ました~^-^

投稿: みい | 2010年10月 8日 (金) 18:18

お膝の具合いかがですか?
膝痛の時の下りは本当に辛いですよね。
山が紅葉で染まってきましたね。
うずうずすると思いますが、
無理をせずに大切になさって下さいね。

投稿: mikko | 2010年10月 8日 (金) 17:56

tuba姐さん
以東岳本当に久し振りだったのですが、また行きたく思いました。
熊の毛皮の敷物も見事な眺めだし…山頂に避難小屋も有るし。

時間を見つけていい時期に山形県から全山縦走してみてください。
アルプスの山々とは全く違う東北独特の雰囲気味わえます。
やすらぎを覚えるのはジィ~ジだけではないと思います。

投稿: 輝 | 2010年10月 8日 (金) 06:38

わぁ~!
ゴージャスな熊の敷物?!
以東岳の山頂から、見たい展望です(/ ^^)/thank you♡
朝日連峰への縦走路、圧巻ですね!!
ココロときめく山並を、歩いてみたいなぁ~♡

投稿: tuba姐 | 2010年10月 7日 (木) 08:34

もうぞうさま
見えますか?弥彦 角田。自分の目でははっきり見えるのですが、なにせ…

以東岳は山荘まで清水が豊富だし、小屋も綺麗で安く言うこと無し。

残雪残る花に時期も捨てがたし。強くお薦めします。

投稿: 輝 | 2010年10月 6日 (水) 20:45

角田・弥彦山分かりましたよ。こんな風に見えるんですかね~
それにしても素晴らしいな~
行ってみたいけどなかなかです。

投稿: もうぞう | 2010年10月 6日 (水) 19:51

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