下見登山 谷川岳
近々 ジィ~ジと相方が所属する山の会では、相方の企画担当で、会山行
〔谷川岳〕が実施されるのです。参加申込者は約20名。
今回は、本番に参加できない近所の男性会員Nさんと、女性会員Kさんを
お誘いして、本番に備えての下見です。
9月18日(土) 晴
あれほどの猛暑も既に忘れたかのように爽やかな秋の空に変っています。
8時20分 土合ロープウェィ駐車場
晴れた空、おまけに土曜日関東方面からの車が多く見られます。
出発準備整えて、ゆっくりと西黒尾根登山口目指し歩き始めます。
10分強で西黒尾根登山口です。
8時32分 西黒尾根登山口
(写真 左) 土合ロープウェィ駐車場 青空が広がっています。
(写真 右) 西黒尾根登山口
日本三大急登に数えられる西黒尾根。ブナの樹林帯に切られ急勾配の
登山道が続きます。のっけから息上がるジィ~ジです。
殆ど直登、15分ほどで幹線鉄塔。登山道はジグザグになり高度を稼ぎます。 樹間から白毛門山
登山口から凡そ1時間半ほどで、森林限界。急峻な岩稜帯が現れ、
ラクダの背まで、鎖場が3箇所ほど現れます。 鎖場通過
2本目の鎖場をクリアーすれば…
(写真 左) トマの耳 オキの耳、そしてマチガ沢
(写真 右) 隣の尾根は天神尾根
10時30分 ラクダの背
登山口から約2時間 鎖場越えてラクダの背に出ます。
この時期でも何種類かの花々に会うことが出来ます。
(写真 左) ラクダの背と谷川岳二つのお耳
(写真 右) ふんだんに見られるウメバチソウ
ラクダの背から下ること4,5分で、ラクダのコル。
ガレ沢の頭 巌剛新道との合流点です。
ラクダのコルからは、懺悔岩まで岩場の連続です。
途中には氷河期の名残りといわれるスラブ状の滑り易い岩も現れます。
(写真 左) ザンゲ岩に向かって 見た目より急です。
(写真 右) 氷河期の名残りの岩
11時40分 ザンゲ岩
ザンゲ岩をクリアーすると、少し勾配も緩くなり、道もザレ場に代ります。 中央奥は尾瀬方面
昨年10月1日おきに2回も歩いた、尾瀬笠ヶ岳も望遠できます。
ここまで来れば、山頂まであとわずか。。。。。
目を左に向ければジィ~ジが好きな景色
屹立する俎嵓の姿はなんとも居えない威厳を感じます。
笹原とこの山容は何度見ても飽きません。
12時4分 オキの耳
前回7月に来た時は、写真撮るにも順番待ち、座る場所さえなかったのです。
丁度お昼、ゆっくりとお昼を取ります。
登ってくる団体、ツアー客後を絶ちません。
流行の山スカ纏った可愛い山ガールも多勢見受けられ、流石人気の山と
思わされます。
前回はあまりの人の多さに閉口し、サッサと山頂を後にしたのですが、今回は
オキの耳、(1977m.)、また浅間k神社奥社まで足を伸ばします。
浅間神社奥社の岩の上から高度差800m.の沢を覗いて見ます。
足元に樹木が有るので何とか覗けますが、無ければ近寄ることも出来ない
ジィ~ジです。
少し此の先進めば〝覗き〟一ノ倉沢の大岩壁も目の当りに出来るのですが、
今回は、奥社の巨大な岩で終わりとします。
三国峠から平標山~仙ノ倉山~万太郎山~オジカ沢の頭と縦走したのも
もう随分昔のことと、今更ながら年を感じるジィ~ジです。
下山は安直に?ロープウエィ利用予定の相方PLAN。
実施に備え、トマの耳、肩の小屋から天神尾根を下ります。
まだまだ山頂目指すハイカーも見られます。
(写真 左) ザレ場の階段状登山道
(写真 右) 天神尾根天狗の溜まり場
ジィ~ジ、天神尾根登山道ザレ場と歩幅が合わず、かなり苦手な道。
おまけにツアーの登山者、栃木県の某ハイキングクラブの数十人の団体…
難所では大渋滞。ロープに摑まり苦戦中。
ジィ~ジ一行 声を掛けながら脇の岩場を下り、追い越します。
ジィ~ジも団体登山する場合が多いので考えさせられます。
(極力 土日祝祭日は避け、数人ずつの班体制で間を開け登・下山者に
配慮すようにしているつもりですが… もって 他山の石 とせねば)
おろかにもガンガンと岩場を下ったジィ~ジ些か膝に違和感を覚えます。
熊穴沢の避難小屋からは木道のトラバース道、小さなUpDown繰り返し
天神平の駅舎が目前に迫ります。
(写真 左) 天神平ロープウエイ駅も間近に
(写真 右) 天神平散策し、山頂眺める外人ファミリー
15時10分 天神平
実施予定コース終了です。
相方担当山行の下見、特にどの辺りが危険注意箇所か?休憩pointは?
途中で体調不良者が出た場合には、如何対処するか?
ある程度は、掴めたようです。
問題は 当時の空模様 好天気 を祈るだけ!
下見登山を終えて、途中立ちより本番と同じく、谷川温泉 湯テルメ
露天風呂で手足を伸ばしゆっくりと汗を流すジィ~ジです。
温泉から上がれば、当然冷たいビール。
運転は相方に お任せ。
飲み頃に冷えたビールが気持ちよく喉を通ります。
下見山行 谷川岳 (完)
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コメント
tuba姐さん
来年 三国からか馬蹄形からか是非、谷川岳縦走プランして下さい。
膝少しずつ回復基調にあるようですが、これも年の所為かと思えば
ななけなくなってきます。仕方が無いけど…
大事に上手に付き合っていきます。
気にしてくれてありがとう。
投稿: 輝 | 2010年10月 4日 (月) 23:12
谷川連峰の縦走路が、はっきり確認できますネ ^m^ホォーーー!
只今、谷川岳(昭文社)の地図を広げて(o^-^o)ニンマリ。
今年、頭がコンガラガッテしまったことが・・・。
“エッ!大源太山の位置が変だ?”って、まじまじ眺めたら、同じ山域に2座存在してました。
まぎらわしいでよねぇ~ <`ヘ´>モウ・モウ・変。
大切な膝の早い回復をココロより祈っております。
投稿: tuba姐 | 2010年10月 4日 (月) 21:53
山いろいろさま
お疲れさま
ご心配かけ済みません。
自分の年齢を少し忘れていたようです。
やわやわと使わねば此の先問題が有りそうな感じです。
下見 西黒尾根は5度ではきかないくらい歩いていますが、
当日都合のつかない会員さんの為、自分のトレーニングの為、
休み場 注意点の再確認の為 その他諸々の理由で行っただけ。
大して立派なことでも有りません。
特に反省の必要有りませんぜ!
投稿: 輝 | 2010年9月30日 (木) 12:32
みいさま
comment いつもながらありがとうございます。
谷川岳何回も来ているので下見ほどの事は無いのですが
そこは男と女の違いでしょうか?
(当日都合で参加できない会員のためも有ったのですが)
谷川岳関東からのアクセスが良く、ロープウェィ利用すれば
楽ですし、出来れば平日の方が静に楽しめます。
膝ご心配お掛けしました。残念ながら年も考えず少し無理したようです。
投稿: 輝 | 2010年9月30日 (木) 12:25
膝の塩梅は如何でしょう? 釈迦に説法とは思いつつ・・・無理は禁物!いわんや下山においては。
何度行っていても下見、そこまでやるか!って感じですね。比べれば、自分なんて以下にいい加減か、反省です。
投稿: 山いろいろ | 2010年9月30日 (木) 11:20
下見山行・・・お疲れ様!でした^-^
きっちり下見をされるんで、当日、みなが
安全にスムーズに歩けるんですね^^
谷川岳・・・やはり人気の山ですね~^^
再訪する時は、やっぱ平日かな?
膝・・・大丈夫ですか~~?
大事になさって下さいね~^^v
投稿: みい | 2010年9月30日 (木) 10:25
赤鬼さま
長い間 お疲れさまでした。
先ずはゆっくり骨休みして英気を養ってください。
月が変ったら紅葉嘆賞に何処かへ出かけましょう。
(小生 下見の谷川で少々膝を痛めて医者通いですが)
晴れた休日の谷川はいつも混雑しています。
投稿: 輝 | 2010年9月29日 (水) 06:37
下見ご苦労様でした。本番も好天だったようでよかったね。天神尾根
はもう十年ほど行ってないな。明日一日で終わりさ。
投稿: 赤鬼 | 2010年9月29日 (水) 06:08
もうぞうさま
休憩point 危険箇所の確認 時間配分 予定外自体発生対策 雨天対策etc
矢張り何度言っても、相方は心配なようです。
それともう一つ、本番に都合で参加できない二人の会員さんの為でも有りました。
投稿: 輝 | 2010年9月28日 (火) 09:15
sanaeさま
お忙しいのに連続comment ありがとうございます。
谷川岳山塊はテン場が無いですよね。風の通り道ですし…
それでも天神は勿論、西黒尾根でも巌剛新道でも日帰り充分可能ですから
空模様眺めて紅葉谷川岳お楽しみになりませんか!
投稿: 輝 | 2010年9月28日 (火) 09:11
谷川岳なんぞ、何度も登られているのに下見とはご苦労さんです。
準備万端でこそ、安全な登山になるのでしょうね。
投稿: もうぞう | 2010年9月27日 (月) 18:33
下見登山ご苦労様です。
とはいえいいですね、何度も行けて(^^ゞ
本番は紅葉時期なのでしょうか、その頃は素晴らしいですよね。
谷川は久しく行っていませんがいつか楽してまだ乗ったことのないロープウェーで行ってみたいです(笑)
投稿: sanae | 2010年9月27日 (月) 12:54