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2010年9月17日 (金)

奥大日岳・大日岳グルリップ 1日目

人は誰しも故郷の山をいとしみ、思い入れもあると思われます。
ジィ~ジも岩の殿堂 [劔岳]を間近に見られる山 [奥大日岳]がその一座。
P10202631_2                    茜雲と黒きシルエット

そんな訳で、個人的には過去 残雪期も含めて5,6回訪ねています。
4年前には、所属する 山歩きの会 の会山行として実施。ところが全く
ジィ~ジの思い届かず、目の前はガスで覆われ願い届かず落胆。

昨年 会員にアンケートを配布、回収集計したところ希望者かなり有り、
4年ぶりに再び、計画実施のジィ~ジです。

参加者は老老男女 おじさん6名 おばさん15名 計21名

9月5日(日) 晴/曇
5時00分 新潟駅 貸切バス乗降場
スタートからトラブル 見附・中之島ICから長岡ICまで人身事故発生により
通行止。止むを得ずバイパスから長岡ICそして北陸道に入ります。

7時55分 立山IC
予定より30分ほど遅れています。

9時26分ー9時40分 室堂ターミナル
我らは貸切バス、ケーブル・高原バス利用せず、桂台から室堂へ直行。
(時間取り戻し、ほぼ予定通り)
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(写真 左) 立山と玉殿の水
(写真 右) 劔岳を眺めながらスタート。みくりヶ池。

バス車窓からは北アの女王 気高さ備え秀麗な 薬師岳も望まれ…
良き日になるかと期待を抱かせます。
室堂 玉殿の水で喉潤し、劔岳、そして横目で立山眺めながら出発です。
P90501641_2                     目的の 奥大日岳

10時15分 雷鳥平
紅葉時期と夏山ハイシーズンの端境期の為か?いつも混雑するテント場は
極めて閑散な状態です。

10時50分 新室堂乗越
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(写真 左) 登山道脇に見られるタテヤマリンドウ
(写真 右) 地獄谷 雷鳥平俯瞰   

新室堂乗越は別山乗越、劔御前へのルートとの分岐です。
アレッ オヤッ 地獄谷の向うからガスが湧き始めた!

12時20分ー12時55分 奥大日岳山頂
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(写真 左) 山頂残りあと僅かなれど、落胆して下向く参加者
(写真 右) ガスの中に山頂標識のみ

ガス忍び寄る魔の手は意外と早い!
周辺にもガスが立ち込めてきます。  
ガ ガ ガ~~~ッン 一気に落胆するジィ~ジです。
「本当はここから指呼の間で剣岳が見えるのですが…」参加者に言い訳し、
取敢えず、お昼とします。
晴れ上がる気配、感じません。

食事を終えて、山頂から急な注意を要する岩場を下り、再び登り返しです。
七福園への手前のピークは急な岩場の通過も有ります。
参加者に注意を促しながら、前進です。
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(写真 左) オヤマリンドウ
(写真 右) 七福園の岩楽しむ参加者。

途中、スコップ片手に登山道整備中の小屋のオーナー杉田氏と遭遇。
今晩 厄介なります。挨拶交わすジィ~ジです。

14時55分 中大日岳
ここまで来れば下って直ぐ、この日の宿 大日小屋は目前です。

15時05分 大日小屋
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(写真 左) 眼下に大日小屋の赤い屋根
(写真 右) 宿泊手続

奥大日岳からの展望、小屋の前の谷もガス 劔岳全くその雄姿見れません。
小屋は我らの他に泊り客7,8人程度。眠る為のスペースたっぷりです。
寝床 寝場所自分の位置が決まれば、小屋の外で恒例ミーティングの開始。
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(写真 左) ミーティングにALCOHOLは付き物?
(写真 右) ミーティング?の様子

長い楽しいミーティングの後は5時から夕食です。
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(写真 左) 夕食MENU
(写真 右) ランプとギター

大日小屋はランプの小屋、そして水もここ2年程前から漸くポンプアップ。
以前は天水だけの小屋だったのです。

この小屋のオーナー杉田氏は小家の主の顔の他にもう一つの顔を持ってます。
知る人ぞ知るアコーステックギターの製造工房の親方でもあるのです。

小野番はギター製作志す弟子に与えられた仕事でも有るのです。

小屋の情報では翌日の朝は晴が期待できそう。

夕食が終わり、一旦跡片付けが終わりジィ~ジのリクエストを聞き入れて
6時半からミニコンサートの開始です。
ギター製作の修行を積む神戸出身 小林青年の演奏です。
P90501901                   ギター演奏 小林青年

目的の 劔岳の眺望得られずも、参加者の元 お嬢さんたち。
若きイケメンのお兄ちゃんの奏でる音色にうっとり~。
これで少しは 消化不良取り返すことできたかな?

演奏の後、TVの気象ニュースでは 「明日 晴」 予報

   頼まれたわけではないですが ギター製作関連の記事は→コチラ

  一日目  終わり  翌日に続く。

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コメント

tuba姐さん
小家主の杉田氏はアコーステテックギター製作にかけては、知る人ぞ知る存在なようです。

夕食の後のミニ演奏会ランプの仄かな明かりとギターの音色に
参加者のご婦人方、目がトロ~ッ
おまけに奏者がイケメンと来ていますので。

投稿: 輝 | 2010年9月29日 (水) 08:28

威風堂々の山のシルエットは、凄い!!

ランプの灯と、アコーステックギターの演奏♪
(*´σー`)ウットリ・・・・
山小屋のお持て成しに『想いで』も、余韻が持続しますよネッ

投稿: tuba姐 | 2010年9月29日 (水) 08:18

kiyopom77お嬢様
commentありがとう。
ジィ~ジこの世に生を受け19年、お天気の良い日は、朝な夕な立山連峰を
眺めながら育ったのです。

そんな眺めを皆に見てもらいたくて、企画したのですが、お天気には
当然勝てません。世の中なかなか思うようには行かないものです。

投稿: 輝 | 2010年9月22日 (水) 21:46

故郷の山はいいですよね。ホッと心が休まる気がします。茨城出身の私で言えば筑波山でしょうか。
ジィ~ジの故郷には素晴らしい名立たる山々がありますね。奥大日岳。素敵な山でしょうね!!ガス・・・どうにも厄介者ですよね。時には雰囲気を醸し出しでくれる名わき役でもあるんですけどねぇ。

投稿: kiyopom77 | 2010年9月22日 (水) 19:55

赤鬼さま
今回の山行、たまたま称名からのコースが土砂崩れで落石も多く、
応急手当はしたものの団体さんは遠慮して欲しいと言われていたので
往路をピストン。それが結果的には◎だったので、何とか胸を
なでおろすことが出来たわけ。

もう一度暗い早月尾根からの劔岳晴限定で行きたいものです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年9月18日 (土) 19:39

おいらも事故のせいで下ろされたよ。この日は色々アクシデントが重なって参ったよ。でも6日は好天に恵まれたよね。おっと先に言っちゃった。

投稿: 赤鬼 | 2010年9月18日 (土) 06:29

もうぞうさま
貴殿であればきっと会心のshot何枚も撮れたことでしょう。
この日は、イケメンお兄さんが主役です。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年9月17日 (金) 20:46

先回に続きまたまた素晴らしい写真ですね~

投稿: もうぞう | 2010年9月17日 (金) 20:10

mikkoさま
ランプの明かりの下、イケメンのお兄さんの奏でるギターの音色。
おばさんたち何十年か若返ったような、潤んだ目をしていました。

このところサッパリお天気に恵まれないジィ~ジなのです。

投稿: 輝ジィ~ジ | 2010年9月17日 (金) 13:24

しっかりとおばさんの仲間入りをしている私も
若きイケメンのお兄ちゃんの奏でるギター演奏があれば
文句なし!・・・かも~
これで翌日の晴天が付いてくれば万々歳でしょう。。。
ヽ(^o^)丿

投稿: mikko | 2010年9月17日 (金) 12:42

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