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2010年7月

2010年7月29日 (木)

ある夏の日 二王子岳

日頃 山歩きに格別のトレーニングも積んでいないジィ~ジと相方。
鍛錬と言えば、精々 角田山であれ、どこであれ、なるべく頻繁に山歩きを
することくらいでしょうか?
近々 我が家にとってはかなりハードな会山行に参加する予定なのです。
つい先日 谷川岳の西黒尾根コースを歩いてきたばかりですが、その際
イマイチ調子が出なかった心配性の相方さん、かなり本番の会山行が
不安らしく、それを間近に迎え、もう一座歩いて調子を確認したい…と。

7月21日(水) 晴
相方設定した目的地は、二王子岳 
朝のほうが涼しいだろうからと5時少し廻った時刻に自宅を出ます。
眠い 眠い 未だ身体も頭も起きていないジィ~ジです。

6時25分 二王子神社登山口
老杉の木立の中の登山道、少しづつ傾斜を増して、息上り汗噴出します。
2合目 水場で柄杓をとって水がぶ飲みです。
  P72100511 P72100531_2
(写真 左) 登山口概要案内板
(写真 右) 3合目 一王子避難小屋

7時15分ー7時20分 3合目一王子避難小屋

朝から汗だくだくのジィ~ジ。
実は前夜 所属する山の会の役員会が有り 、終了してから有志と 
ついつい久し振りの深酒に。お陰で?帰宅したのがほぼ午前さま。
相方さまの不機嫌さ、言うに及びません。 ジィ~ジはジッと我慢です。

7時54分ー8時00分 5合目 独標 (定高山)
持参の冷したGrapefruitを口にし、漸く少しシャッキリするジィ~ジです。
6合目、そして急登の〝油こぼし〟を喘ぎ 喘ぎクリアーして7合目。

9時00分ー9時05分  8号目 お花畑
  P7210056_2 P72100581
  (写真 左) お花畑 オオサクラソウ
  (写真 右) コバイケイソウの群落

P72100591                        最後の残雪

未だホンのチョッピリ残雪が見られます。
時折吹きぬける風が爽やかさを運んでくれます。

9時20分ー9時45分 二王子岳山頂P72100601                      山頂の様子

前夜の深酒の所為か一向にピッチ上がらず、山頂まで休憩取り取り、
3時間を少し切るのが精一杯。(要 反省)

平日 しかも未だ朝のうち先達は2名のみ。
生憎 眼前の飯豊の山並みは中腹まで重く雲が覆いかぶさり眺望叶わず。

それでも、しばしマッタリと時を使うジィ~ジと相方です。(会話無しですが。)

飯豊連峰のガス上がる全く気配も無く、下山の開始です。

ゆっくりと花を見ながら往路を下ります。
  P72100621 P7210063
  P7210064 P7210067
様々な花たちが迎えてくれます。
オトギリソウ ニッコウキスゲ ツマトリソウ カラマツソウ…etc etc。。。

10時50分ー10時55分 5合目 独標 (定高山)
5合目で一息入れます。

  P7210068 P7210071

11時35分 神子岩
P72100771                   注連縄張られた神子岩

11時55分 登山口
P7210080
今までは休憩しながら2時間くらいで下山していたのに、酒の所為か?
体力減退か?サッパリ足が上がらず、10分程予定をオーバー
訓練のつもりが、逆に少し先行き不安を覚えることになり反省しきりです。

朝でもムシムシ暑い夏の日 二王子岳のひとこま (お終い)

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2010年7月24日 (土)

大混雑 谷川岳

登山技術も・知識も持ち合わせず、ただ単なる山歩き好きのジィ~ジ。
沢登りやRockClimbing など全く出来ませんが、谷川岳 はジィ~ジに
とって山歩きの原点になった一座。白毛門から、或いは三国山からの
縦走なども含め、それでも過去 山頂には両手 両足の指の数よりも
多く踏んでいるのですが、…
(無論、谷川岳3000回おじさんの森氏の足元にも及びもつかないが。)
今回と言う今回は もう 只 只 吃驚 あまりの大混雑。
(ミシュランで名高き高尾山に匹敵する位)

P71800461                   谷川岳山頂 トマの耳

7月18日(日) 晴
3連休の真ん中。現役世代の方達になるべく邪魔にならぬよう日帰りで
チョコッと出かけよう。娘の要望で夜には東京に着かねばならないし…
上京の途中立ち寄りは、相方の一言〔谷川岳〕で決定。

5時30分 自宅をでて北陸道経由関越道水上ICへ。
約2時間強で谷川岳ロープウェイ併設の駐車場到着。
受付料金徴収担当から3Fに駐車するよう指示されます。
朝 7時30分既に結構混雑の様子。後続車途切れ無し。

8時00分 西黒尾根登山口
P7180014 P71800151
(写真 左) 谷川岳ロープウェイ脇目に出発
(写真 右) 西黒尾根登山口 スタートする相方

余裕の無い年金生活者 ロープウェイは利用しません。
大体いつも 西黒尾根コースを選択です。

登山口からブナの大木が林立する急登が始まります。
P71800161 P71800171
(写真 左) 鉄塔
(写真 右) 標識
15分ほどの急登、汗ダラダラ流し登れば鉄塔に出ます。
未だ4歳に満たない男の子がお父さんと二人連れ。相当経験者と思われる
お父さん、ザックからザイルを出し、幼子の確保の準備に余念有りません。
再びブナの樹林帯を進めば、山頂まで3時間の標識が目に入ります。

登山口から凡そ1時間45分 最初の岩場が現れます。
岩場を登り切ると谷を隔てて白毛門山が見られます。
P71800191_2                      白毛門山

岩稜帯になると足元には色々な花たちが次から次へと出てきます。
  P71800211 P7180023
  (写真 左) ジャコウソウ
  (写真 右) キンコウカ?

ロープが架けられた滑り易い岩場が連続です。。

10時 ラクダの背
歩き始めて丁度2時間 ここまで若人4人 男性単独行、中年カップルと
皆さんに道を譲って貰います。

P71800241_2                       ラクダの背

そして(ラクダの背)から一旦下って(ラクダのコル)〝西黒尾根ガレ沢の頭〟
ここは<巌剛新道コース>との合流点でも有ります。

ここから谷川岳の山頂に向かって岩稜の登山道が突き上げるように見えます。

P71800261_2                   最奥左の懺悔岩に向かって

暑くて疲労も覚えますが、足元の花々に癒されながら前進します。
  P7180027 P7180030
(写真 左) ギボウシ
(写真 右) クガイソウ

氷河期の名残りと言われるスラブ状の岩場をクリアーすれば、山頂方向も
目に入り、やがて懺悔岩に出ます。

11時13分 ザンゲ岩
 P71800331 P71800391
(写真 左) スラブ状の岩場に向かって進む相方
(写真 右) ザンゲ岩

ザンゲ岩に出ればガレ場からザレ場に変わり、もう殆ど上りは有りません。
 P7180037 P7180040
 P7180042 P7180043
(写真 上段左) ハクサンフウロ (写真 上段右) ヨツバシオガマ
(写真 下段左) イワイチョウ   (写真 下段右) イワカガミ

P7180044                   ハクサンコザクラ1株のみ

ザンゲ岩から数分、途端に多くの登山者・ハイカーが見られ都会の喧騒を
呈します。山頂に向かって進むことも出来ないほどの大混雑です。
それでも何とかこうにか…

11時40分 谷川岳山頂 トマの耳
山頂周辺大混雑登山道に腰を下ろしているハイカー、オキの耳までも
数珠なり。。。(とても先へ進む気になりません)
直ぐに肩の小屋前に下り、何とか座り場所を確保。簡単なお昼をとります。
小屋の周辺も人人人。。。。登山道にはみ出して敷物敷く連中も見られます。
山頂に向かってハイカー切れ間有りません。99.9%は天神尾根からです。
P7180047                 肩の小屋から山頂に向かう行列

12時20分 肩の小屋前 下山開始
夕方までに娘夫婦が住む東京のマンションに入らねばなりません。
10数年ぶりに天神尾根を下ることに…。
まだお昼時、山頂に向かって登ってくるハイカー 、下山するハイカー。。。
擦れ違い渋滞に巻き込まれる我らです。
P71800481_2                        天狗の休み場

「スミマセン スミマセン。」と声をかけながら、天神平まで100人以上の方から
道を譲って貰います。(3連休のこの時期は今後ご免蒙ります)

13時27分 天神平 ロープウェイP71800501                  天神平ロープウェイ乗り場

片道切符を買って即ロープウェイに乗り込みます。
屋内駐車場は7Fの屋上までほぼ満車状態。凄まじいほど賑わっています。
駐車場の洗面所の冷たい水でタオルを濡らし、汗まみれの身体を拭きます。
汗で重くなったシャツを着換え、車に乗り込みます。

水上ICから関越道へ    
途中 花園IC付近で数キロの渋滞 そして新座料金所から練馬まで渋滞。
それでも環八は渋滞も無くスムーズ。

5時過ぎには娘たちの住むマンションに到着です。

大混雑の谷川岳  お終い。

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2010年7月22日 (木)

朝でも暑かった角田山

現役世代の方にとっては貴重な3連休。殆ど全国的に梅雨も明けた。

我が家二人とも毎日が日曜日の身なれば、こんな時くらいは他人様の
邪魔にならぬよう、チョロチョロと近くで過ごそうかと…

7月17日(土) 晴
たまには山頂で爽やかな風を受けながら朝飯も良いかなぁ…と。
もう一つ、相方が前から気になっていたオオウバユリの其の後の状況確認。

相方少し大きめのお握り2個つくり早朝?6時一寸前に出発です。
6時25分 稲島駐車場  既に数十台の車が停められています。

早速 靴を履き替え小さなデイザック一つ背負って歩き始めます。

   P71700031 P71700051
(写真 左) 登山口早々薬師堂前付近のオオウバユリの様子。
(写真 右) 五合目手前東屋前付近のオオウバユリの様子。

四合目椿谷に差しか掛かると次から次へと下ってくる人達と擦れ違い。
恰も山頂で何か催しごとがあり、その帰りのような…

汗かきジィ~ジ四合目過ぎから汗が噴出してきます。

40分ほどで山頂到着。山頂には10数人程度です。
殆ど人は、もう下ったようです。

P71700071                    山頂 観世音菩薩像

既に7時は過ぎており、山頂広場には夏の日差しが燦々と…
風もほぼ無風状態 暑い暑い暑い 思惑オオ外れ  

木陰のベンチで汗を拭いながら、お握り口にするジィ~ジです。
時折 ほんの微かに梢を吹き抜ける微風が心地よさを与えてくれるものの
ヤッパリ夏本番 暑さは半端でありません。

物知りの人達はそれが分かっているから既に1時間以上前に行動を
起こして居られたのでしょう。と変に納得するジィ~ジです。

P7170009_2                      オカトラノオ ?
山頂の長者塚周辺ではオカトラノオが彼方此方に数多く見られます。
P71700101                        ウツボ草

九合目向陽観音前の脇にはウツボクサが見られます。

早朝?だからとチョッピリ期待した涼しさは得ること叶わなかったものの
不要な汗を目一杯流し、爽快感を得ることが出来た角田山です。

ジィ~ジ 角田山 22-18 おしまい。

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2010年7月17日 (土)

梅雨合い間(至仏山)

至仏山登った回数、多分両手の指の数を足したくらいにはなるだろうか?

全国各地にゲリラ豪雨をもたらし多大な被害を与えている今年の梅雨。
今回の至仏山は会山行 企画担当はジィ~ジの相方です。

実施日数日前から天気予報を見ながら一喜一憂の連続です。

昨年提出の年間計画予定では7月5日だったのですが、今年6月始め
関連箇所から情報収集し、それを元に3日ほど実施日ずらした相方です。

至仏山 (2,228.13m.)
 【所在地】 群馬県みなかみ町 利根郡片品村
 【日  時】 平成22年7月8日(木) 
 【天  候】 晴
 【参加者】 男性 15名 女性9名 計24名
 【行  程】 鳩待峠(9:25-9:40)~水場(10:50-11:00)~オヤマ沢田代
        ~小至仏山(11:30-11:40)~至仏山山頂(12:15~13:00)
        ~オヤマ沢田代13:50~鳩待峠(15:10)       
 【標高差】 約  637m
        *所要時間 5時間30分 休憩約70分含む 
 【地形図】 国土地理院地形図 1/25000 [至仏山]

記事)
梅雨最中なれど、お天気は1日大丈夫そう。漸く安堵する相方です。
沼田ICから片品村そして鳩待峠へバスは予定通り向かいます。
P10200021_2 P1020003
(写真 左) 鳩待峠の様子
(写真 右) 一回目の休憩 お色直しタイム
鳩待峠学生さんお団体も続々と到着。
殆どの皆さんは山の鼻へ向かい、至仏山は我々グループ程度です。

P10200071                 尾瀬ヶ原の東に対峙する燧ケ岳

通称 トカゲ岩周辺から足元に色取り取りの花々が見られます。
尾瀬ヶ原を挟んで燧ケ岳 会津駒ケ岳も目に飛び込んできます。

P1020008 P10200091
(写真 左) シナノキンバイ
(写真 右) オウレン

11時10分 オヤマ沢田代

P10200101             オヤマ沢田代に敷かれた木道 小至仏が正面に

オヤマ沢田代の先はジィ~ジの好きな笠ヶ岳との分岐です。

P1020012 P10200131
(写真 左) イワカガミ   マイズルソウの葉っぱに囲まれて
(写真 右) キンポウゲ

P1020014 P1020016
(写真 左) ハクサンイチゲ
(写真 右) ハクサンコザクラ

P10200181 P1020022
(写真 左) ウラジロヨウラク
(写真 右) ジョウエツキバナノコマノツメ

花々に目を奪われも、何時しか登山道は滑り易い大きな蛇紋岩がゴロゴロ
した岩道に変わり、岩塊の狭いピーク 小至仏山です。
ここからは目的の至仏山まで一旦下って登り返すだけ。

P10200231                    ホソバヒナウスユキソウ

小至仏山から至仏山までは、蛇紋岩を主にした岩山です。
5万年から10万年前火山活動で創りあげられた燧ケ岳と異なり、至仏山は
2億年近く昔の海底隆起の連続で形成された山、蛇紋岩を始め火成岩が堆積。
栄養が少ないところで育つ希少な蛇紋岩性植物が多く見られます。

日本のエーデルワイスと言われる ホソバヒナウスユキソウ、そしてオゼソウ、
タカネバラなどがその代表格!?。

相方の計画書スタート時から凡そ10分遅れで そのまま 順調に進行。

12時15分 至仏山山頂到着
早速記念の集合写真を撮り、越後から会津、日光の山並みを眺めての
楽しいお昼とします。彼方此方から自慢のおかずが廻ってきます。

P10200262                  山頂にて集合記念写真 

山の鼻から登ってくるツアー客や個人ハイカー…。山頂は大賑わいです。

P10200281                  山頂岩陰に咲く ユキワリソウ

梅雨の最中 雨の心配もしないでゆっくりと昼食できるなんて想定外?
お昼と眺望を堪能し、往路を戻ります。

P10200301                  小至仏山に向かって下山

P10200311                  ホソバヒナウスユキソウ

日本盤EDELWEISSがそこかしこに見られます。

P1020032 P10200381
(写真 左) シュロソウ
(写真 右) タカネバラ

更に今回のFLOWERWATCHING目的の一つ
P10200441                        オゼソウ

P10200461             ハクサンイチゲの群落と下山する中間達

P1020047                     チングルマの群落

次から次へと出てくる可憐な高山植物のオンパレード 見飽きません。
P10200521 P1020054
(写真 左) ヒメシャクナゲ   *オヤマ沢田代 木道脇にて
(写真 右) マイズルソウ
P1020055 P10200561
(写真 左) ハクサンチドリ
(写真 右) タケシマラン オオバタケシマラン? *参加者発見

他にも撮りわすれた花々が仰山  

そして気が付けば…何時の間にか?

15時10分 鳩待峠
10分遅れのスタートからそのまま最後まで10分遅れで到着です。
バスのドライバーから熱い蒸しタオルが手渡され、汗を拭います。

帰路の立ち寄り温泉は 道の駅 花咲の湯 。
平日の為か?殆ど貸しきり状態 綺麗な大きな湯量豊富なお湯に浸ります。

サッパリと汗を流せば後は新潟 それぞれの自宅に戻るだけ。
早速 冷たいビールを買求め、バスに乗り込みます。

沼田ICから新潟駅までいつもの通り賑やかなことこの上なし。

7時45分 新潟駅南口 到着解散

梅雨の真っ只中 ホントに運良く終日雨にも遭わず多くの花を観察し
周囲の山々の展望も得ることが出来、担当した相方、参加者の皆さんから
労いの言葉をかけられ嬉しそう。。。

 梅雨の合間の至仏山 LuckyDay に。  この項 お終い。

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2010年7月14日 (水)

梅雨前線停滞(角田、稲包山)

今年の梅雨は九州始め各地にゲリラ的豪雨をもたらし、更に偏西風に
寒気が流れ込み、前線が北上出来ず停滞気味であるとか…
いつになれば、梅雨が明けるのだ!?。

畢竟、なかなか本格的な山SEASONとはなりません。

特に屋内TRAININGもしないナマクラ軟弱ジィ~ジ。
少しでも歩かないと自信喪失&STRESS蓄積されます。

7月1日(木) 曇/晴
雨の心配は無さそう!夕方近い3時過ぎ相方と定番 〝角田山〟へ。
コースは毎度 毎度決まった如く稲島コースKakuda                 ヤマアジサイ or ガクアジサイ?

体力低下、加齢、疲労、気力減退…etc etc 息上り、足上がりません。
登山道の道端にはヤマアジサイ?鮮やかなブルーで自己主張。
折角いい色出しているのにカメラ不所持 (携帯にて撮影)

山頂には妖艶なアヤメの花が未だ何株も見られます。

下りでは五合目下の道端でオオウバユリ、芽も膨らみ暫らくで開花?

体調管理のBAROMETER 角田山 22-17 脚力低下  (反省)

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7月5日(月) 曇/雨/曇
所属する山の会の会山行に参加です。

目的の山は 〝稲包山〟  リーダーはH・N女史です。

P10109821                   姿美しい 稲包山山頂

実はこの山行、過去に会山行で実施したことが無かった為?或いは
N女史の人気度が高い為? 何と!参加申し込みが40人を越え、心優しき
リーダーは参加者に断わりできず、1日置いて2回実施となったのです。

ジィ~ジと相方 個人的都合もあり、2回目の5日(月)の参加とします。

〝稲包山〟群馬百名山に数えられ、四万温泉或いは法師温泉から
登るコースが一般的のようで、7月3日(土)前半組は予定通り出発。
7月3日(土) 山行記録は⇒コチラ

山行記録に目を通してもらえば分かるのですが、結果、この時期は強烈な
(ヤマヒル) 攻撃SEASONらしく、参加者全員がその被害を受けたようです。
ヤマヒルが上半身自らの身体を持ち上げダンスをしていたとか…

被害に遭った参加者 ジィ~ジにも精々酷い体験味わいさせたかったらしく
帰路のバス車内では5日も同じコース選択をリーダーに進言した由。(

そして5日(月) 何の情報も知らない後半組の出発です。
バスの車内ではリーダーN女史の挨拶です。
心優しきリーダー 前前日の体験元に この日はコース変更との事。

ジィ~ジをヤマヒル地獄に遭わせようと企んだ一部の悪者の思惑ここに消滅。

バスは苗場スキー場から旧 三国スキー場へ  

8時10分 三国スキー場

8時15分 三国スキー場登山口
P10109761 P10109771
(写真 左) 出発前の様子
(写真 右) 登山口標識

降りだしそうな空模様なれど暫らくはもつかな?

広場から2,3分で登山口 標柱  この後ポイント毎に設置。

草に覆われているもののなだらかな登山道を進みます。

8時44分 渡渉地点
9時26分 三坂峠 

P10109781 P10109791
(写真 左) 渡渉地点
(写真 右) 三坂峠
渡渉地点 流量を心配していたリーダーの思いも取り越し苦労に終わり、
渡渉を終えて、少しづつ高度を上げます。

三坂峠 ここで目的地の凡そ半分弱の道程?
登山口からまだ1時間強 登山口には山頂まで4時間の案内?(甘すぎ?)
10時10分 小稲包山
10時30分~10時50分 稲包山山頂

P10109811 P10109841_4
(写真 左) 小稲包山
(写真 右) 稲包山山頂

稜線伝いに西稲包山そして2時間弱で小稲包山。
小稲包山から20分で目的の稲包山山頂到着です。
本来であれば、苗場から平標山、仙ノ倉山そして谷川岳へ連なる山々
榛名 浅間も…360度の展望が得られるらしいが、どの山も山腹まで
ドップリと重くガスが圧し掛かって期待の展望叶いません。
(それにしてもユックリ歩いて来たのにコースタイムが…)

山頂で記念の集合写真など撮ったり大休憩。
山頂には単独行氏1人だけ。記念写真のシャッター落としてもらいます。

山頂あまり広くないし、未だ時間も早くお昼はもう少し下で取ることに。

P1010987 P10109881
(写真 左) ゴゼンタチバナ
(写真 右) 昼食風景

幾つかのピークのアップダウン1500m台の稜線漫歩です。
行き交う登山者ありません。P1010990                       ツタアジサイ

小一時間のユッタリ昼食終えて、三国峠へ向かいます。
周りにはガスが押し寄せてきています。

14時22分 三国峠
アップダウン最後のピークは長倉山 ここ一気に下れば三国峠です。

P10109921 P1010993
(写真 左) 長倉山手前幹線鉄塔で最後の休憩
(写真 右) 三国峠

旧 三国峠です。天気良ければ三国山まで足伸ばしたかも…
三国山への登山道脇にはポツポツとこんなお花が咲いてます。
                           ↓
P1010996_2                       ニッコウキスゲ

P1010999                     三国峠コース説明案内板

迎えのバスには連絡済 マッタ~リと身体も心も休ませます。
そこに ポツン ポツンとなにやら  
後はバスまで僅か。。。ところが最後の最期になって登山道(旧 三国街道)
覆う木々の梢の繁茂した葉もものともせず、半ば豪雨のように雨が…

バスまでの約20分のジグザク街道 傘出すも役に立たずビショビショ。

濡れ鼠でバス待つ場所へ下ります。
しかしびしょ濡れで乗ること出来ません。幸いトンネルの一部が工事で
通行規制中。空いたスペースで濡れた身体の後始末。

何とか濡れた雨具など始末して汗を流す為、温泉に向かいます。

P10200011                         街道の湯  

いつもは宿場の湯が多いのですが、この日は 街道の湯を選択。
(宿場の湯より安い)
平日なので湯量たっぷりほぼ貸切状態。気持ちよく汗流せます。

全員再びバスに乗り込み新潟へ戻ります。
勿論酒屋へ途中停止 車内はALCOHOLも廻り賑やか この上なし。

最後に降られたものの ヤマヒル被害に遭わずめでたしめでたし。

ジィ~ジ この山始めて歩いたのです。

今度は紅葉時期のお天気の日、四万温泉から歩いて見たいもの。(完)

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2010年7月11日 (日)

山歩き6月纏め

寅年明けたと思えば、もう今年も半年経過。
つくづく、時の流れの速さを感じさせられます。

ジィ~ジの山歩き 日記代わりの6月のまとめです。

我が家にとって6月の最大イヴェントは、何と言っても2度目の九州大遠征。
節約第一をモットーに観光旅行を兼ねて8泊9日。(殆ど車中泊)

5月29日(土) 開聞岳(924m.) 
薩摩半島南端に聳える円錐形の山。正に薩摩富士 記事は⇒コチラ

5月31日(月)~6月1日(火) 宮之浦岳(1936m.)
初めての屋久島にも拘らず雨にも遭わずラッキー
洋上のアルプスと縄文杉はじめ屋久杉の数々、更に焼酎三岳も堪能。
記事は⇒コチラ

6月2日(水) 韓国岳(1700m.)
小雨煙り20数座からなる霧島火山群の全容は望むこと叶わずも、丁度
ミヤマキリシマの最盛期。心行くまで花を満喫
記事は⇒コチラ

6月7日(月)  角田山  22-15
我が相方さま、ことのほかヤマボウシが好きなのです。
6月12日(土) 角田山  22-16

6月13日(日) 二王子岳
久し振りの二王子岳 多種類の花、特にシラネアオイが見事
多勢の登山者で大賑わい。
記事は⇒コチラ

6月17日(木) 中越地区 某所
1年に1~2回の山菜摘み ワラビ ミズ 独活 収穫大

6月20日(日) 粟ヶ岳
この時期の目的はただ一つ お姫様(ヒメサユリ)観賞
記事は⇒コチラ
P6200517                   淡いピンクのヒメサユリ

6月24日(木) 銀の道
平安時代の尾瀬三郎、江戸時代銀山発見、歴史の匂いを感じながら。}所属する山の会、記念行事一環の下調べ・下見です。
P62405831                            銀の道から見る秀峰 <越後駒ケ岳>

6月27日(日) 浅草岳
新入会員歓迎登山目的なれど、小雨が本格的な雨に。山頂登頂諦め
カヘヨボッチで折り返す。
ニュー浅草山荘で入浴後、盛大に懇親会。
記事は⇒コチラ

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都合 6月までのジィ~ジの山歩き

36回(40日)となったとさ…今年の目標(80日)

 

 

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2010年7月 9日 (金)

新入会員歓迎登山(浅草岳)

所属する〝山歩きの会〟では年間数十人の新入会員が入会します。

今回はジィ~ジが担当で、歓迎登山(浅草岳)を企画・実施したのです。
ジィ~ジの企画目的は⇒会を通して新しい仲間の輪を拡げて貰いたい。
               新しい友人を見出して貰いたい。

6月27日(日) 雨
参加者は、今年昨年入会の会員の一部と会のリーダーの一部
男性8名 女性15名 計23名の皆さんです。

天気予報通り、今にも降りそう。
(旧)入広瀬村 ネズモチ平登山口着く頃にはバスもワイパー使用。
たまたま当日は目的 浅草岳 の山開きとか、地元の世話役さんから
安全登山のお札23枚頂戴しますが、天候の所為か?極めて閑散。

登っても山頂で食事も出来るわけなく、登山は取り止め近くの公営施設
浅草山麓エコミュージアムでも行き、担当からレクチャーでも受けようかな!
色々思いを巡らすジィ~ジです。

サブリーダー諸氏と相談し、参加の新入会員にも希望聴取。
しかし流石 山歩きの会。雨具着けても少しは歩きたいメンバーばかりです。

*以下 写真は参加者新入会員2070 S・F氏の提供によります。

ジィ~ジの決断。
空模様見ながら、行けるところまで行き、状況判断し決断下すことに…。

8時50分 ネズモチ平登山口
雨具着用 出発準備。

2tozankaisi_ridasetumei 12ridakougi
(写真 左) ジィ~ジより浅草岳コース概略説明
(写真 右) カヘヨ(嘉平与)ボッチにて

雨降りやまず、見通しも悪いブナ曾根コースは避けて、林道詰めて
桜ゾネコース登山口へ向かってなだらかな道を辿ります。

9時25分 桜ソネコース登山口
再度、「ここで止めたい人居ますか?」 ジィ~ジの声に誰も挙手も発言もなし。
ジィ~ジの相方、ペースメーカーとして先頭で歩き始めます。

樹林帯の中に付けられた溝状の登山道。

天気が良ければ谷を隔て秀峰 〝守門岳〟指呼の感でみられるのですが…

雨は降り止む気配無くむしろ強くなったようにさえ感じます。

11時00分ー11時15分 カヘヨ(嘉平与)ボッチ
道中、道端には雨滴をつけたゴゼンタチバナやウラジロヨウラクなどみられます。
カヘボッチ(1485m.)ここからは浅草岳山頂や鋭い岩肌の鬼が面山なども
晴れていれば見られるのですが、この日は生憎展望全く叶いません。

カヘヨボッチからは前岳そして浅草岳は残り僅かしか有りません。

しかし雨降りや先ず、強くなるばかり前岳周辺からは当然残雪が有ります。
硬くなった残雪の上が雨で滑りやすく、ガスって居ること必定。
前進しても意味無し と決断下します。

「折角ですが山頂断念してここで引き返します。」とジィ~ジ。

カヘヨボッチ直ぐ先には、それでも参加者の皆さんを待っていてくれたか?
越後の名花 ヒメサユリ が何株も雨粒纏い淡いピンクの装いで手招き。
                   雨に打たれたヒメサユリ 9himesayuri_2

雨に打たれ序で、ここでジィ~ジと相方が木の枝で作った三角点測量器を
参加者の皆さんにプレゼント。
カヘヨボッチには三等三角点が有るのです。
ホントは浅草岳の山頂一等三角点でPRESENTしたかったのですが…
知ったかぶりのジィ~ジ 三角点の即席講座を少々。
(上段 右 写真)  

雨に打たれながらの即席講座を終了し、往路を戻ります。
登山道の一部は沢状態、雨は沢に向かって流れています。

終始降り止むことなく雨に打たれながら桜ソネ登山口からネズモチの
大駐車場へ戻ります。
沢の水量増大し、はけ切れず3箇所林道も激流に洗われています。
幸いザイルを渡すほどまでには至らず、 大事にならず安堵です。

12時40分ー13時00 ネズモチ平登山口
濡れた雨具を始末しバスに乗り込み浅草山荘へ  

13時30分ー15時35分 国民宿舎 浅草山荘

浅草山荘で入浴サッパリと汗を流し、登山スタイルから私服に着換え
かなり遅めの懇親会へ切り替えです。

13dakuryuuno_rindou 15koukankai
(写真 左) 沢筋オーバーフロー林道が激流?に
懇親会、各自持ち寄り自慢手料理の数々がテーブルの上に並べられます。

お互い始めて会う会員も有ることから、ジィ~ジの司会で自己紹介や感想、
会への要望など一人一人から喋って貰います。
たとえ始めてこの日に顔あわせても同好の志の集団。
直ぐに恰も旧知の仲のような様相と変ります。

浅草岳山頂を踏むこと出来なかったものの、たっぷり時間を費やした親睦会
ジィ~ジ初期の目的はそれなりに達せられたのでは…と自己満足。

懇親会終えて、帰りのバス車内 朝とはその様子様変わり。賑やかなこと。。

山菜王国立ち寄り、山菜買う会員、酒屋へ寄って再びALCOHOL補給する
参加者もあり。 
18時 新潟駅南口到着

この日の参加者から将来の会運営を担ってくれる会員が出てくれる事を
願ったジィ~ジです。

新入会員歓迎登山 浅草岳  この項 お終い。

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2010年7月 6日 (火)

2010姫様IN粟ヶ岳

例年6月の中旬になれば、我が家にとって欠かせない行事?
それは、姫さまの様子を見に行くことなのです。

年々体力低下此の先何年継続できるか?時には不安も覚えるものの
健康管理をしながら1年でも長く継続したいと願うジィ~ジです。

そんな訳で  今年も何とか出かけることが出来たのです。

6月20日(日) 曇

山登りには ご法度 掟破り 朝8時30分 何とか降らないかも と判断し、
ユックリ家を出るジィ~ジと相方です。

P62004841                      加茂市第2水源地

遅い時間の出発 駐車は林道奥の側道にスペース見つけ何とかセーフ。
二人だけの山歩き 簡単装備で直ぐに出発 。
一合目登山口 10時18分    遅い遅いスタートです。
P62004851 P62004861
(写真 左) 三合目標識
(写真 右) 五合目標識

幸い雨は降りそうで降らない様子なれど、正に梅雨真っ只中 暑ッちえ~
歩き始め直ぐに汗は噴出し、青息吐息息絶ええ絶え フラフラ。。。。

30分かけてどうにか三合目。(一服 水分補給)
休憩の後、更に30分強どうにかこうにか五合目。

三段アルミ梯子の急登をクリアー 鎖場の粟庭へ向かう途中、今年
最初の姫さま遭遇。

P6200489               雨露纏った今年最初の姫さま

今年も同じ場所で花を着け我らを待っていてくれたのです。
目を脇に転ずれば。。。。。。
P6200488 P6200490
(写真 左) ウラジロヨウラク
(写真 右) 終わりかけヤマツツジ

汗しとどシャツもズボンもビシャビシャ 辛い急登を一歩一歩又一歩
12時13分 2時間を5分ほど切って七合目 砥沢避難小屋到着。
P62004911                     七合目 砥沢避難小屋

丁度 お昼の時間 小屋の中には10数人大宴会真最中の様子です。
ジィ~ジと相方 外で腰を下ろし、この上なく簡単なお昼を取ります。
通りがかりのお二人さん 汗で色が変わっているジィ~ジのズボンみて
怪訝なお顔  (・_・)エッ....?  決してお漏らししたわけでは有りません。

この日の目的はあくまでも お姫さま にご機嫌伺い。
超簡単なお昼を済ませ、ご機嫌伺い始めます。
小屋から咲き直ぐ、お姫さま が何人も競演。1人1人に挨拶するジィ~ジ。
P62004971 P6200502  

P6200495                    主役は?????

P6200510              足元にはヒメサユリ  姫さまのオンパレード

P6200511_2                      色白な姫さま P6200525               まだまだ幼いこれから楽しみな姫さま

今年も元気で姫さまご機嫌伺いの出来たジィ~ジ。健康に感謝です。
この日の目的は 山頂登頂では有りません。八合目付近で折り返しです。
山頂方面はどっぷりと重くガスが圧し掛かっています。
姫さまにまた来年も御目文字叶うことを願うジィ~ジです。

P62005231                   いく手にはガスが充満

蒸し蒸しと風一つ無い往路を下ることに…
周りには姫さまのほかににも負けず劣らずこんな方たちも…
P6200500 P6200505
(写真 左) イワカガミ
(写真 右) ウラジロヨウラク

そして

P6200514                       ベニサラサドウダン

なんかこの時期 ピンク系が主流!?

止めど無く滴る汗を拭きながら急な登山道下ります。

三合目で水分補給で小休止。
二合目付近で白いちっちゃな姿で自己アピールしているP62005291                       ツルアリドウシ

日本三百名山 粟ヶ岳 いろんな出合が期待できる良き山です。

14時50分 登山口 到着

拭いても拭いても止まらぬ汗、拭いながら帰りはいつもの通り
加茂市七谷コミュニティセンターで一風呂浴びます。(入浴料100円)
ジィ~ジはシャンプー 石鹸持参です。
温泉ではないものの湯量豊富 汗は充分流されます。

サッパリと気分爽快 目的終えて自宅へ戻るジィ~ジと相方です。

   この項 おしまい。。。。

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2010年7月 4日 (日)

山歩き たまには…

暇を見つけては彼方此方?の山歩きを楽しんでいるジィ~ジですが、
生来の不勉強 そして言い訳ばかりなれど、花の名前など聞いても直ぐに
忘れます。況や茸なんて全くもって分りません。山菜も又然りです。

分かるのは コシアブラ  コゴメ  ウルイ  そして
              ↓

P6170474 これくらいなものです。

1年に一度か二度 ワラビ採取も良いかな!?

6月17日(木) 晴
梅雨最中の晴れ間を狙って…
車を駐車スペースに停めて、7人で出発。登山道を歩くこと凡そ1時間弱。
途中 道端には名の通り 独活の大木 そこかしこにみられます。(遅すぎ!)
P61704701 P6170472
(写真 左) 登山道歩き始める仲間
(写真 右) フタリシズカ

1時間弱で目的地に到着。
P6170473                     前方に越後三山

この場所、私有地では有りません。
遅い雪解けも終わり、辺りにはスクスクと太いワラビが見られます。

早速 暖かい陽射しを浴びながら作業?開始です。
概ね1時間半 太そうな食べ頃なものを選択採取。

それなりの収穫を終えて、車座で甘味を口にしのんびり歓談。

相方は小さなディバック、ジィ~ジは40リットルのザックです。

帰り道は無造作?至る所に生えている
                           ↓

P6170479                          ミズ

ミズ (ウワバミソウ) これもなかなか酒の肴にイケるのです。

そのほかは 大木になりそうな独活 食べれそうなところを少々。

ジィ~ジのザックも重くは無いものの結構膨らんでいます。

アッと言う間に駐車場。
案内してくれた同行の女性のザック 言われるままに手にすれば片手で
もてないほどの重さです。ジィ~ジと異なりワラビだけで10数㌔ ズッシリ。

お昼過ぎ家に戻って荷を解きます。

P6170483                       食べ頃のワラビ    P6170482                 我が家の収穫 (上段一部ミズ)

帰宅してからジィ~ジは数人の知合いの方にお裾分け。。
相方は大鍋で後始末におおわらわ。。。

この日の夕餉 いつもよりALCOHOLの量がはかどったこと 言うに及ばず。

或る日の 一こま おしまい。

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2010年7月 2日 (金)

久々の二王子岳

前日(12日) 夜8時過ぎ会山行〝権現岳・鉾ヶ岳〟に参加し戻った相方、
参加者から二王子岳の<シラネアオイ>が盛りとの情報Get。

夕方から1人で角田山へ行ってきたばかりなれど、二王子岳と聞いて
気持ちが揺り動かせられたジィ~ジ。
例年であれば残雪期や新雪など年に2,3度は行っていたのに何故か?
昨年は1度も歩いていなかったような…

P61304181                  シラネアオイ(二王子岳)

■ 二王子岳 (1420m)

 【所在地】  新潟県新発田市 新潟県胎内市
 【日  時】  平成22年6月13
日(日)   
 【天  候】  晴
 【同  行】  単独

 【行  程】  二王子神社登山口
(8:30)~三合目一王子神社(9:13)~
        五合目独標(9:47-9:52)
~七合目(10:36)~九合目.(10:57)
        ~二王子岳山頂(11:09-11:46)~五合目独標(12:46-12:50)
        ~三合目(13:16)~二王子神社登山口(13:48)
 【高低差】  約1100m .

 【地  図】   国土地理院地形図1/25000 [上赤谷(新潟)]

        *行動時間 約5時間18分  休憩 58分含む

記事)
角田山意外で単独は極めて珍しいジィ~ジです。
簡単装備 途中でお昼のパンを買ったり、登山口駐車場に着いたのは既に
8時をとっくに過ぎている体たらく。
日曜日、駐車場は殆ど満杯 辛うじてスペース見つけ、遅めのスタート。
P6130408 P61304091
(写真 左) 駐車場は満車状態   登山口は前方奥方向
(写真 右) 二王子神社        二礼二拍一礼

巨木杉の急登の樹林帯一合目標識まででもそれなりにきつい!

P61304111 P61304121
(写真 左) 二合目水場   水汲む登山者
(写真 右) 三合目      一王子神社

神子岩から水場へ、水場で喉潤し急登を頑張り三合目です。
登山口から40分強。暫し立ち休憩を取ります。
休憩終えた数人の先達パーティが出立です。

ジィ~ジも休憩そこそこに後を追うように先へ向かいます。

登山道の脇にはサンカヨウの群生が見られますが、花は殆ど終わりかけ
暫らくして先達パーティ追い越します。

P6130413 P6130414
(写真 左) サンカヨウ  ピント合ってません~
(写真 右) 五合目独標   例年3月末頃の積雪量は約3m.強です。

五合目独標 定高山994.4m.多勢のハイカー休憩中。ジィ~ジも水分補給

再び歩き始めるジィ~ジ、前行く団体パーティに道を譲って貰います。
六合目付近から、相方情報の 
シラネアオイ  。。。彼方此方に…
P6130419_2 P6130420_2
(写真 左) シラネアオイ
(写真 右) シラネアオイ   白っぽい感じ!の花も

六合目付近から所々に残雪が現れます。
P61304231_4                        残雪出現

やがて 油こぼし

P61304241                        油こぼし
残雪期はキツイ急登なれど無雪期は、しっかりした足場とロープ有り。
油こぼし をクリアー七合目 此の先お花畑付近は未だ多量の残雪有り。
P61304261                残雪のお陰で爽やかな風が心地良い

P61304221_2                     シラネアオイ                 

残雪が消えるのを待ち構え カタクリが周囲に群生。

八合目付近から徐々に疲労が溜まってきたヘタレジィ~ジ 足が上がりません。
我慢しながら数十歩歩いては立ち止まりの繰り返し…
脚力・スタミナ有りませ~~~ん。  

11時9分 二王子岳山頂
フラフラしながらスタートから休憩入れて、約2時間40分 何とか山頂到着。
ここまで40数人追い越してきたものの腹は減るしヘロヘロ状態。
山頂は既に多勢のハイカーで大賑わい。

P61304281 P6130433
(写真 左) 山頂避難小屋
(写真 右) 大賑わいの二王子岳山頂

山頂には見覚えのあるお顔が数人。
その中には前日 相方と一緒にハードな山行を終えたばかりの女性会員Sさんが
同じく会員のHさんIさんと寛ぎ中。 何と言うスタミナ(驚き)

飯豊の山々も随分白い部分が減ってきたようです。
山頂で グビッ とビールなどやりたいジィ~ジなれど、単独の為、我慢の子。
水とコーヒー 途中購入のパンとお粗末なお昼のジィ~ジです。
Sさんから美味しい笹団子の差し入れいただきます。

飯豊連峰を眺めたり、隣のおばさんと会話を交わしたり40分ほど寛ぐジィ~ジ。
帰りはゆっくりと花々を眺めながら下りる事に…

11時46分 未だお昼にはならない時間ですが、下山の開始。
途中で追い越した団体さん達が漸く到着です。

P61304361                   残雪の上で寛ぐ登山者

GW周辺の残雪期 ここから飯豊を目指す登山者も見かけることが…
雪解けの頃は、一斉に花の開花が始まります。

残雪の消えた周りは花たちの競演です。
P61304351 P6130438
(写真 左) コシジオウレン
(写真 右) オオカメノキの花

P61304391 P6130440
(写真 左) タムシバ
(写真 右) キジムシロ   

P6130425 P61304411
(写真 左) カタクリ
(写真 右) コイワカガミ
P61304421_2                  七・五合目付近の湿地にて

そして登山道の脇でこんなのも発見
P6130444                      ウスバサイシン?

P61304461 P6130448
(写真 左) ショウジョウバカマ
(写真 右) チゴユリ

P61304531 P6130454
(写真 左) マイズルソウ蕾
(写真 右) ミツバツツジ 
九合目から六合目付近まで目のやりばに困るほど上に下に花たちの
オンパレードです。

12時46分 五合目
ここでは少し休憩を取ります。
勿論 五合目から下にも花は多く見られます。

P6130459 P61304631
(写真 左) イワウチワ
(写真 右) ツクバネソウ   P6130461                       スダヤクシュ

高度が下がればスミレさんたちの天下です。P61304641

三合目からの急な下り、周りは新緑のぶなの林で清々しさを覚えます。

P61304651_2                    ブナ林の登山道

たっぷりと花花花を見ながら、凡そ2時間 二王子神社登山口の戻ります。
13時48分 登山口 到着
P6130466 P6130469 
(写真 左) 登山口標識
(写真 右) 扉が開かれた二王子神社 お賽銭箱と本殿

久し振りの 二王子岳 相方の得た情報通り、シラネアオイ始め初夏の
花々満喫の山歩き。満足 満足。。。

二王子神社に心ばかりのお賽銭を捧げ、手を合わせ頭をたれます。

靴を履き替え、車に乗り込んでふと時計を見れば、未だ午後2時を少し
廻っただけ。

1時間ほど走れば我が家です。近くによき山多い新潟市 有りがたや。

シラネアオイの二王子岳     お終い。。

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