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2010年5月

2010年5月27日 (木)

筍とTOKYO SKY TREE

持続力欠落しているジィ~ジ日記なぞ3日と続く訳もなく、さりとて物忘れも
激しくなるばかり、記憶もあやふやなので 日記代わりの覚え書です。

5月10日(月) 晴
所属しているNPO法人の或るお姉さん会員から理事長以下8人、その方の
ご実家へ招待されたのです。
電車とタクシー乗り継いで、見附市の某所です。

弟さんである現当主は46代目とか!南北朝時代後村上天皇に随行して
越後へ、そして縁あり現在地で居を構えられた由。
現当主は数年前現役を引退されたがご自分の屋敷に神社があるので
現在も神官を勤められている。

P5100172                当主から神社の説明を受けて

神社への35度程の急な200段強の石段脇にはジンダケ(ネマガリタケ)が…
2,30本 当主と一緒に採取、既に用意されていた岩魚と一緒に串刺しにして…

P5100177                 ジンタケと岩魚の串刺しバーべキュ

焼き上がり、丁度お昼 奥様の美味しい筍ご飯や筍料理の数々
そして 清酒 久保田(紅壽)をぐびぐびと (飲みすぎて写真撮り忘れ)

屋敷敷地内に〝清水〟が湧出しており近郷近在から汲みだしに何人も
車でやってきていた。

今回招待された最大の目的は、屋敷の竹林に出ている筍掘りなのです。

P5100175                  にょきにょきと食べ頃の筍が

飲んで食べて、おまけに大きな筍を招待者全員数本ずつお土産に。
自分で掘った筍は新鮮で格別美味く感じたジィ~ジです。相方も大喜び。

5月15日(土)~5月17日(月)  東京滞在

16日(日)
4月に上京したばかりなれど、今回は上の孫の9歳の誕生祝
*本当は18日なのですが平日なので少し早めて…
娘の旦那さまは社命で正月以来7月までニューヨーク留学中のため、
ジィ~ジと相方でしゃばって?
プレゼントは新体操の合宿用バッグとけちなジィ~ジ小さな小さなCAKE
孫の要望はICECAKEなのです。

P5160194_2               小さなICECAKE 9本のローソク
娘が用意した夕食メニューは孫達が大好きな手巻き寿司。

17日(月)
用事は終わったものの折角東京へ来たので、ただ新潟へ戻るのも勿体ない。
TOKYO SKY TREE を見に行こう。

相方と二人で建築現場の押上まで言ってみたジィ~ジです。
現在(17日) 塔体368メートル  完成時は634メートル
P5170208                      現場の様子

平日なれど多勢の見物者がカメラ片手に数珠なりです。
P5170213               現場近くの事務所のクラウンのボディに。

P5170214_2                        こんな様子

ブラブラしながら隅田川に沿って浅草に向かって進むジィ~ジと相方です。
P5170220_2                  右手前は某 アサヒビール本社

そして何時も賑わう 浅草です。
P5170222                   雷門とリキシャのお姉さん

お参りしてお昼を食べて、吉祥寺まで。
学校から帰ってきた二人の孫娘とたっぷり遊び(遊ばれた?)
夕食を食べて8時少し前に、娘のマンションを後にして環八経由関越道。

ETC深夜早朝割引摘要の為、黒埼PAで10分程休憩。
12時の時報を聞いて新潟西ICを通過です。(50%OFF3,500円)

目一杯遊んだ3日間でした。

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2010年5月24日 (月)

二王子岳が粟ヶ岳に!

言い訳ばかりですが4月は遊びが主体であまり山歩きが出来なったジィ~ジ。

5月に入っても気持とは裏腹に、GWの槍ケ岳以外サッパリ山らしい山は
歩いていないのです。

5月の山歩き 第3弾は

5月9日(日) 晴
GW以降も比較的天候は安定しているようです。
前日の天気予報では概ね晴の予想 「久し振りに二王子にしようか!」
6時半過ぎ新新バイパスから新発田に向かうジィ~ジと相方です。
晴れてはいるものの、目的の〝二王子岳〟方面は黒い重たそうな雲に
覆われています。勿論飯豊連峰にも厚い雲が張りついています。

阿賀野川手前の海老ケ瀬IC近くで、相方「降っていないかねぇ~?」
「止めた。粟に変更する。」ジィ~ジ決断下し、ICからUターン。

新津バイパスに乗り換えて加茂へ向かいます。

予定変更したせいで時間も遅く、登山口周辺は先行車で一杯。
林道奥に漸く1台分のスペースを見つけ、出発準備です。

P50901191              第二水源地  此の先すぐに一合目の標識

8時35分 一合目
地元、加茂山岳会の皆さんが設置された合目標識 山頂まで3時間
これ 歩き慣れていない人にはかなりハードな設定です。

9時02分 三合目 
小さな梯子も乗り越し息切らし漸く三合目 ここでは大方の人が休みます。
喉を潤し一服したら再び歩き始めます。
爽やかな風が汗ばんだ肌に心地良さを与えてくれます。

周りのブナの若葉もみずみずしく勢いさえ感じます。

P50901231              ぶなの鋭気を浴びながら進む相方

P5090125                大栃平から目的の山頂方面を望む

P5090127            5合目先、残雪期何時も難儀する急傾斜に掛かる梯子

そして真っ白なタムシバの花と枝の先に秀峰 残雪の守門岳がド~ンと。
P5090160              タムシバと一番奥に残雪の守門岳大岳

P5090129                 粟庭 鎖場に一歩踏み出す相方

六合目から七合目はかなり辛い登りが暫らく続きます。
右手隣には残雪の守門岳が指呼の間。

10時14分 七合目(砥沢避難小屋) 
二王子岳へ行くつもりだったジィ~ジと相方、この日は長靴です。
七合目からは残雪歩行、漸く長靴効果の発揮です。
とは言っても残雪は名の通り残雪 意外?と少ない。

七頭 権の神分岐を過ぎれば山頂までは一投足。粟ヶ岳北峰です。
青空も広がってきたようです。
P5090135                前方に中ノ峰 後方に粟ヶ岳

11時04分 粟ヶ岳(1240m) 山頂
Just 一合目から2時間半 まぁまぁ年寄りにしては 大出来!?(自賛)
我ら二王子岳から変更の為、少々遅いスタート 山頂は既に何人もの
登山者が思い思いに寛いで、横になり初夏?の陽を受けながら寝ている方も。
〝日本は平和だなぁ~〟と思わずには居られません。

P5090138                      のどかな山頂

残念ながら飯豊連峰はまだ中腹まで雲でスッポリ隠れているものの、
山頂は何一つ遮るものない360度の大展望です。
守門岳 浅草岳から川内山塊の山々 角田や弥彦 米山 etc etc

P5090140                 山頂から川内山塊の山々を望む

せっかちジィ~ジ 早めのお昼で腹を満たし30分程で下山の開始です。

11時35分 山頂下山開始

P5090144_2                下山開始 北峰に向かう相方

登山道脇には小振りのカタクリやショウジョウバカマなど何種類もの花。
まだお昼前、途中で追い越した人達、遅く登りはじめた人達。多くの方と
擦れ違い挨拶交わします。

12時15分 七合目

P50901551               七合目砥沢ヒュッテと遠くに弥彦と角田

花を眺め景色を眺め余韻を楽しみながら下ります。

13時37分 一合目登山口

P50901681              第二水源地 一合目登山口到着の相方

山頂合目標識は下り2時間 (これキツイ!!)
写真撮り撮り、途中でチョイト一服して2時間を2分ほどオーバーです。

久し振りに歩き甲斐のある山を歩いたという実感味わえたジィ~ジです。

おまけに・・・・
登山口周辺で 赤ココミ (一本コゴミ)が畑のよう。夕食酒の肴確保です。
P5090169                       アカコゴミ

この日に見られた花々の一部です。
P50901201 P5090148
P5090149 P5090153
P5090163 P5090164
P5090165 P5090167
              他にも花の種類多々

帰路たちよりは、温泉ではないものの 七谷コミュ二ティセンターです。
石鹸 シャンプーは無いものの何しろ100円ですから~

帰りの車の車内からは飯豊の連山がハッキリとしてきました。
二王子も今頃なら晴れていたかも???しかし結果オーライの粟ヶ岳に。

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2010年5月20日 (木)

GWの〆は定番(角田山)

今年のGWは珍しく全国的好天に恵まれたようです。

5月5日(水) 晴
何時もの通り、二人だけの簡単なお昼も終わり、天気も良いし、足慣らしに
久し振りに?角田山へ。。。。。

コースは一番近い〝稲島コース〟

年末のドカ雪で被害を受けた多くの倒木も、行政によって片付けられ、
一見以前の状態に戻ったかのように見えますが、彼方此方にその爪痕が
見られます。

登山道脇は、シャガ、スミレ、真っ白なイチリンソウの花が広がっています。
P50500961_2                                     イチリンソウ

(角田山)ン十年で 恐らく500回は下らないと思うジィ~ジですが、
今ままで見落としていたのか? コース九合目付近の道脇に〝シラネアオイ〟
3株発見。

P5050118_2                  優しそうなシラネアオイの花

山頂には未だ〝エドヒガンザクラ〟の老木が満開状態。
数センチ位のまだこの世に生を授かったばかり? のメジロの子が数十羽
花びらや新芽を忙しく突っついています。
写真を撮ろうと近づくと一斉に隣の桜に移り、なかなか撮らしてくれません。

P5050103_2                    この中にメジロが

P5050104_2                山頂のエドヒガンザクラの一本

山頂で持参のお湯でインスタントコーヒー飲んで一服します。
汗ばんだ身体に心地良い風が当たります。

もう3時過ぎ、いつも多くのハイカーで賑わう山頂も我らのほかに数人のみ。

静かな山頂を後にし、往路を下山します。
足元には今の時期から盛りとなる〝チゴユリ〟

P5050109_2                                               チゴユリ

九合目 向陽観音前広場の脇にはまだ大きな白い花弁を持つ〝タムシバ〟
堂々と自己主張しています。

P5050116_2                   白く気高きタムシバの花

この日 一番多く目にしたのは、山麓奥にまで広がるイチリンソウ。

5合目付近で山頂に向かうハイカー二組と交錯します。
段々日も長くなってきたので夕方まで山頂目指す人後を絶たないようです。

角田山では始めて見た シラネアオイ そして山頂での花芽を啄むメジロ
そして白いカップのようなイチリンソウ … … etc。

どんなときでも何かの花で癒しを与えてくれる 角田山 です。

軟弱 へタレジィ~ジ GWの〆は 角田山  22-13

毎日が日曜日の吾が身なれど 健康で充足感に満ちたGW過ごせました。

                    GWの〆 (完)

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2010年5月14日 (金)

GWは槍ケ岳?(後編)

予報違わず朝からスッキリと晴れ。

5月2日(日) 晴

6時55分 槍沢ロッジ
小屋の前でアイゼン(10本爪)着装し、ピッケルはザックに固定し、
ダブルストックでスタートです。
P5020022 P50200231
(写真 左) 槍沢ロッジの朝食
〈写真 右) 槍沢ロッジ

まだ陽の光弱く、雪は硬く締まっているのでアイゼンの効きが快適。
樹林帯の中に切られたトレースを頼りに高度を上げます。

7時22分 ババ平(槍沢キャンプ場)

槍沢キャンプ場はロッジから凡そ30分のところに有ります。
(途中 雪崩の発生しやすい場所が何箇所もあるので)
槍沢キャンプ場 (10数張りのテント)

P50200241

槍沢キャンプ場から少し下り、愈々槍沢を詰めるスタートです。

しっかりとしたトレース、お天気上々気分爽快です。

P50200261                         大曲付近

P50200301               振り返ればかなり高度を稼いだような

P50200331                     槍の穂先が見え出して

ここから意外と時間は掛かるのです。P50200401               槍ケ岳に向かって登山者が蟻の行列状態

P5020041               殺生ヒュッテ 常念岳から右奥に蝶ヶ岳

殺生ヒュッテを横目に、槍ケ岳に向かって最後の息切れする急登。
一歩一歩喘ぎながら苦しい辛い登りが約30分 

P5020045                  槍ケ岳 大槍 小槍

10時52分ー11時25分 槍ケ岳山荘
P50200491 P50200511

(写真 左) 槍ケ岳山荘の様子
(写真 右) 槍の穂先の状況確認

硬く凍った氷の上に前日降った純白の新雪が10数センチ被っています。
新雪の下は鶴嘴使っても硬くて難儀。(小屋番氏)
急に冷たい風も肌を刺し、指先に冷たさジンジン伝わります。

穂先を見れば数人アッタックしてますが、鉄梯子の下の鎖は新雪で隠れ
Fixされたロープの足元は凍った上に新雪付着。
登りは何とかなっても下りは難儀している様子が目視されます。

丁度 ATTACKROUTEにべったりと氷の上に新雪が付着しているのです。

どうする こうする 相談する我らです。
槍ケ岳初めてのN氏も少しお疲れ気味。雰囲気も分ったので満足とのこと

一歩足を滑らせればアウト間違いなし。
残された人生もう少し山歩きを楽しみたい。 結論 ATTACK 断念。。。

前日知合ったTokkoさんは登頂を終えて、横尾本谷に向かう由。
凄いPOWERと健脚の持ち主です。

P50200521                槍ケ岳山荘前から槍沢を見下ろす
蟻より小さな登山者の集団が続きます。

因みに6年前の5月2日の槍ケ岳です。(下の写真) 様子が全く違ます。

H16_5gw_04216年5月2日 雪も殆ど着いておらず凍結箇所もなし。
登頂は順番待ちだったのです。

身体も冷えてきたので、下山の開始です。

直下は相当な急勾配ですが、雪が暖気で腐り始め注意すれば滑ることは
有りません。

P50200551 P5020057
〈写真 左) 常念岳 蝶が岳を見ながら下山です。
(写真 右) 名残惜しく振り向いて槍の穂を眺めます。

我がチーム下山開始頃から冷たい強風も吹き止み直ぐに暖気さえ感じます。
(結論 少し急ぎすぎたかな? でもまた来る機会も…)
雪の状況も往路と条件異なり途中でアイゼン外しザクザクと下ります。
外気温も上がりアンダーシャツ1枚に成る程 ポカポカと…
P50200621 P50200671
(写真 左) 分岐付近の相方
(写真 右) 槍を振り返るO氏

下りは早い 氷河公園 天狗原分岐、そして大曲も過ぎれば、槍の穂先も
隠れてしまいます。

P5020071_2             ここから槍沢最後の下り BACKは表銀座西岳

13時30分 槍沢キャンプ場
13時50分 槍沢ロッジ

   P50200721 P5020075 
〈写真 左) 槍沢キャンプ場で最後の休憩
(写真 右) 槍沢ロッジ

槍沢ロッジから今夜の宿、横尾山荘に予約を入れ、デポしておいた荷を
ザックに積み替え帰り支度の我らです。下りはただ只管往路を戻るだけ。

15時45分 横尾山荘
P50200771 P5020078
(写真 左) 横尾山荘
〈写真 右) 横尾山荘夕食

綺麗な2段ベッドの部屋をあてがわれ、まずは汗を流す為に一風呂浴びます。
石鹸シャンプーは勿論ありませんが綺麗で湯量豊富なお湯。身体が一度に
温まります。風呂上りの後は食事までは当然 談話室でビール片手に歓談です。
山歩きの別の楽しみでも有ります。至福のひと時です。

充足感に満たされて、清潔な布団に身体を横たえるジィ~ジです。

5月3日〈月) 晴
今回3日目も晴 気分も爽快です。
朝食を取り終え帰る準備です。
6時45分 横尾山荘
P5030079 P5030080 
(写真 左) 横尾山荘朝食
(写真 右) まだ朝なので静かな横尾の様子P50300871                    霞沢岳と逆さ霞沢岳

8時38分 明神
明神館からアルピコタクシーのドライバーF氏に連絡 9時45分で約束。

9時25分 上高地河童橋周辺

P50300921                    梓川と穂高の峰々

多くの観光客も到着 賑やかさ格段です。

P5030093 P5030095
(写真 左) 河童橋と焼岳
(写真 右) 梓川SAからの常念山系

再びF氏の運転で沢渡へ 10時半前には駐車場に到着です。
お昼には未だ早いし、温泉に入るほど汗も掻いてはいません。
高速道梓川SAでお昼とすることに… 車の駐車が出来ないほど混雑。

お昼を終えて上信越道、新潟県に入った途端に大渋滞に巻き込まれ、
妙高から上越高田まで遅々として進みません。

漸く上越JCから北陸道へ入り、後は新潟西ICまでは渋滞も無し。

お天気に恵まれ、山頂は踏めなかったものの雪の多かった槍ケ岳を
堪能できて心満たされたジィ~ジです。 3時半頃無事帰宅。

来年のGWは北穂高も良いかなぁ!?
(身体がそれまで持っているかが問題だ) 

  GWは槍ケ岳?  おしまい。

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2010年5月10日 (月)

GWは槍ケ岳?(前編)

毎日が日曜日の吾が身なれば、GWの間は暫らく沈滞して現役世代の方に
迷惑を掛けないほうが良いのかも…と思うものの、矢張り何と無く独特の
雰囲気を味わってみたい、更に天気予報では全国的に期間中は高気圧に
覆われ好天が持続する様子。そしてもう一つ、山仲間の1人が自営業で
この期間しか休みが取れない。。。。等々の言い訳で

2泊3日の予定で、岳友O夫妻、N氏 我ら夫婦計5名で槍ケ岳を目指すことに

5月1日(土) 晴
明るみが射し始めた4時半、3名が我が家へ。我が家の車に乗り換えて、早速
上高地を目指します。

途中、梓川のSAからは常念山系、北アの残雪残る山並みが一際目を惹きます。

大渋滞も無く、8時過ぎには沢渡の第一駐車場へ到着。早速アルピコタクシーの
ドライバーF氏に連絡を取って貰い、待っている間に身支度整えます。

(*上高地へくる時は必ずF氏を指名しているのです。山情報色々聞けるので)

上高地のタクシー降車場までは4,000円 *5人いればバスより安いのです。

9時15分 上高地
P50100021 P5010008
(写真 左) 上高地から穂高の吊尾根、や目の前の明神岳を見ながら出発
(写真 右) 透明度の高い梓川 左後方は西穂高

清流梓川に沿いながら明神岳を巻くように前進です。

10時10分ー10時15分 明神
P50100091               明神館と峻険な岩峰 明神岳

この付近は河童橋から凡そ1時間 観光客の姿も数多く見られます。
右手に徳本峠への道を見て、我らは梓川に沿って進みます。
途中の沢沿いの箇所では雪崩の爪痕も散見されます。

11時 徳沢
P50100101 P5010011
(写真 左) 「氷壁の宿」 徳沢園
(写真 右) テントサイトにはカラフルなテントが数十張り

ファミリーでテント泊が目的か?或いは蝶が岳へのベースでしょうか?

12時2分ー12時35分 横尾
丁度 ひる時 多くのハイカー登山者で大賑わい 我等もお昼とします。
P5010014 P50100151
(写真 左) 屏風岩方面
(写真 右) 横尾山荘周辺

横尾は穂高と槍の分岐点 今の時期7~8割は涸沢 穂高方面らしい。

P5010016                     横尾大橋周辺の様子

行き交う登山者で混雑しています。キャンプ場も設営場所が無いくらい。

横尾は海抜1,615m。3時間近く歩いたものの稼いだ高度約100m.程度。

お昼を終えて我らは先を目指します。
横尾から足元には20センチほどの残雪が現れ、勾配も少しアップしてきます。

槍見河原から木々の枝越に槍の穂先が目視されるもののコンデジカメラでは
撮り切れないようです。

14時15分 槍沢ロッジ
ランチタイムや休憩入れて約5時間、一ノ俣、二ノ俣の橋を渡り高度を上げれば
やがて今夜の塒 槍沢ロッジの到着です。
P50100181 P5010021
(写真 左) 槍沢ロッジ入口
(写真 右) 槍沢ロッジの夕餉のMENU

塒の場所も決まり、荷を下ろせば夕食までは談話室で一杯やるだけです。
この時間は山登りとはまた別の楽しみでも有ります。
ALCOHOLが少し入れば、席を隣にする同好の志とも気軽に話せます。

今回はお隣さんから焼酎のご相伴にあずかったジィ~ジです。
何だかんだと会話をしていると、思考力は乏しいものの記憶力はそこそこ
まだ少し持ち合わせていると自負しているジィ~ジ。

話の弾みでそのご仁 3,4年まえに時折 読み逃げしていたブログの
信州上田在のハンドルネームTokkoさんと言う方と判明。
浅間の火山館の情報を定期的に発信されている方なのです。

ブログを通してまた1人知り合いが増えたジィ~ジです。
世間は広くそして場合に拠れば狭くもあるようです。

あれやこれや夕餉まで話に花が咲いたのです。

Tokkoさんの記事は⇒コチラ

適度なALCOHOL そして夕食で腹も満たされ早めに寝床に入るジィ~ジです。

  GWは槍ケ岳? 前編終わり

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2010年5月 6日 (木)

角田山麓の花と4月の纏め

例年に比べ全く山歩きが出来なかったジィ~ジ4月の〆は 〝角田山〟
但し、花の様子が知りたくて山麓をウロウロしただけです。

 

県内外から多くの見物者を招いたユキワリソウ(オオミスミソウ)、カタクリも
とっくの昔に終焉を告げ、4月の末はニリンソウ イチリンソウ イカリソウ
そして多種類のスミレ等に代られています。

 

P1010770_2                            何処までも広がるニリンソウの大群生

 

P10107721                   気高さ漂う白きイチリンソウ

 

 

 

P4270040 P4270039
P4270034 P4270032
P4270031 P4270021
P4270029 P10107821

相変わらず多くの野の花が目を楽しませてくれました。

帰りに 上堰潟公園へ立ち寄りました。

 

P4270043             桜と菜の花の上堰潟公園 角田山と左に多宝山

 

自治会事務や所属する山の会の雑務が多く、サッパリ山歩きが出来ないと
言い訳ばかりしてるジィ~ジですが、実は4月月初めは、上京し娘と孫達と
箱根1泊温泉旅行に行ったり…
P1010675 P1010672
(写真 左) 大涌谷雲間から顔を出したMt.FUJI
(写真 右) 芦ノ湖海賊船 乗船客95%以上は韓国 中国 東南アジア

 

山歩きといえば漸く4月も中旬近くになって…

 

4月10日(土) 晴   信州 守屋山   会山行に参加です。
展望の山 そしてTIMINGが少々ずれたようですが ザゼンソウの山

 

P10107351                山頂より展望楽しむ参加者の皆さん

 

帰路立ち寄り 諏訪湖畔 片倉館 の由緒ある温泉も心地良く。。
当日の記事は⇒⇒ コチラ

 

序で

 

4月18日(日) 曇  高立山
山歩きとは言えませんが一応 山。
所属する山の会の新人研修会です。
雨こそ当らなかったものの終日冷たい風が吹き止まず、受講者の会員諸氏
雨具をウィンドブレーカーにして熱心に受講されました。
P4180009_3             真剣に耳を傾け受講する新入会員の皆さん
当日の記事は⇒⇒ コチラ

 

翌日19日から5日間は全くの遊び、超格安ツアーに参加新潟から韓国へ
ソウルから慶州 韓国の世界遺産5箇所見学 と韓国料理 
毎日 キムチ漬け!

P4190029 P4200058
(写真 左) 世界遺産 <水原華城>の一部
(写真 右) 歴史と伝統の街 丹陽 <安東河回村>
韓国は丁度 桜が満開 何処でも日本のお株を奪う桜並木が見事だった。

 

遊んで帰ってきて
4月25日(日) 晴 平標山
韓国から帰った翌日(24日)は予ねて手配していた新車の納車
この日はこれから足となってくれる相棒の相性診断です。
従順であまり文句も言わないような新相棒 これからお世話になります。

 

平標山は前日の新雪で望外の景観を楽しむことが出来たのです。
記事は⇒⇒コチラ

 

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かくして結局 4月の山歩き 山らしい山は 遠征の守屋山と平標山程度。

 

5月は少し頑張らねば足は衰える一方となりかねません。

 

今年 通算 山歩き 23回 24日となりました。(目標には程遠い)

 

      4月のまとめ  (完)

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2010年5月 4日 (火)

平標山頂冬逆戻り

P1010762                 平標山山頂(平成22年4月25日)

9年間 時には塒に、北海道から九州までそして娘一家の住む東京へ…
殆ど遊びばかりで19万5千キロ 流石に手入れも悪く彼方此方ガタガタ。
半年前に契約した問題?のT車の○△□が我が家へやってきた。

お互い癖 正確を知る為に慣れねばなりません。
最初からゴロゴロした岩が多い登山道や枝が張り出した狭い林道では些か
気が引けます。
とりあえず一般国道であれば問題あるまい!結論は湯沢から三国街道です。

平標山 (1,984m.)
 【所在地】 新潟県南魚沼郡湯沢町 群馬県利根郡水上町
 【日  時】 平成22年4月25日(日) 
 【天  候】 晴
 【同行者】 相方 二人連れ
 【行  程】 松手山登山口(8:45)~巨大鉄塔(9:35-9:40)~
         松手山(10:15-10:20)~平標山山頂(11:43-12:00)~
        松手山(12:50)~松手山登山口(14:10)       
 【標高差】 約  950m
        *所要時間 5時間25分 休憩約35分含む 
 【地形図】 国土地理院地形図 1/25000 [三国峠 (高田)]

記事)
元橋の広大な駐車場もこの時期、日曜日なのに意外と車は少ない。
神奈川、埼玉 東京、郡馬 長岡ナンバー等の車が車が10数台のみ。

関越道からR17号三国街道 新しい相棒はあまり文句も言わず従順です。

二人だけのお手軽山歩き、支度もそこそこ松手山コースの登山口へ…
雑木樹林帯に切られた雷光形の登山道で高度を稼ぎます。

巨大鉄塔手前の草付きには雪が残っていますが、松手山までは殆ど残雪
見られません。

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(写真 左) 残雪残る草付きを進む相方。苗場山は指呼
(写真 右) 巨大鉄塔に向かって

巨大鉄塔で一息入れます。お天気上々清々しさ充満。

10:15 松手山
松手山に近づく頃から足元には締まった残雪の上に前日に降った汚れ無き
真っ白な新雪が見られるようになります。
P42500711 P42500721
(写真 左) 松手山手前新雪バフバフ
(写真 右) 山頂に向かう相方

松手山からの稜線は風の通り道 空は晴れても風は冷たさ覚えます。
外気温上がらず所々でクラストが見られもののアイゼン着装に及びません。
一ノ肩辺りに差し掛かると辺りの木々の枝には白い華で覆われます。

神々しいまでキラキラと輝き自然の力に圧倒される想いです。
P42500761 P42500781
(写真 左) カメラ向ける相方
(写真 右) 木々の梢に咲く純白の華

もう下ってくる1組のパーティと擦れ違います。

11:43-12:00 平標山山頂

歩き始めて3時間弱 今回の目的地 平標山山頂到着です。
山頂標識盤には巨大な海老の尻尾 
(今年新年の八ケ岳赤岳山頂にも海老の尻尾は見られなかったに)

P42500891 P42500911
(写真 左) 氷華乱舞 山頂は直ぐだ!
(写真 右) 風の強さが想像される山頂標識海老の尻尾

山頂には平元新道から登ってきたというカップル1組のみ。

冷たい風が容赦なく吹き付けるのを堪えながら暫らくの間 四周の眺め堪能。

P1010761_2                   山頂にて(セルフ撮り)

寒さ堪え、眺望満喫するも山頂で昼食とするには寒すぎます。
風の所為で体感温度は正月の赤岳山頂よりキツイ感じ!まるで冬そのもの。

P4250092         仙ノ倉山から万太郎山、谷川岳への縦走路(平標山山頂より)

昼食は往路を少し下り笹原の陰で風を避けて採ることに…
二人だけの山歩き おにぎりとサンドイッチの簡単MENU 
暖かいコーヒーを口にすれば、冷えた身体に心地良く感じます。

風は吹き止まないものの外気温少しずつ上昇したのか?雪の状況は往路とは
相当異なり グサグサと腐りかけてきています。

今回はピストン 下りも松手山コースを辿ります。
終始 秀峰 苗場山を望みながらの下山です。
P42500931                   一ノ肩付近からの苗場山

巨大鉄塔で最後の小休憩 水を口に含み渇いた喉を潤します。

14:10 松手山コース 登山口P42500951                    登山口まで後20m?

今後 足になってくれる新しい相棒の調子もマズマズ。

更に思いがけず晴天のもと海老の尻尾を纏った、さながら冬本番の様な
平標山を味わうことが出来で大満足なジィ~ジと相方です。

それにしても駐車の台数より登山者が少ないのは何故だろう?
(平元新道から往復しているのかな?)

平標山やがて雪も解け可憐な花が咲き乱れるのも間近なことでしょう。
相棒を足に、今度は色とりどりの花を愛でに来たいと思うジィ~ジです。

春迎えた湯沢路 途中で少しばかりフキノトウを摘み、関越道から戻ります。

   4月25日 平標山の様子  おしまい。。。。

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