てまりつくり
11月11日(水)
どんどんと音を立てながら、崩れいく脳細胞の老化を少しでも食い止めたく
某NPO法人に所属し、時間の有る限り各種講座に出席しているジィ~ジ。
今回は〝てまりつくり〟の実践です。
不器用さでは人後に落ちないジィ~ジですが…
今回の〝てまり〟 は、良寛さまのてまりです。
指導は良寛手まりの会会長 辻 美佐夫氏です。
因みに 主催のNPO法人長谷川理事長は、全国良寛会会長でも有ります。
(写真 左) 長谷川理事長(左)から講師 辻 美佐夫氏(右)紹介
(写真 右) 辻氏作成の良寛てまり
良寛さまの歌にある手まりの芯はなんだったろう?籾殻、ガマの穂、
ススキの穂etcと昔の文献に記されているのですが、辻さんは何年もかけて
その全てを試され結局はゼンマイの綿に辿り着いたとのことです。
また良寛さま手作りといわれる手毬を手に入れられた安田靫彦画伯の
手毬を辻さんは詳細に調べられ、大量のゼンマイの綿を縮めて、
直径6.6センチ 重さ42グラムになるまでギリギリに撒いてその
硬さで弾むと言うことが分ったそうで、その重さに大きな意味があると
結論つけられています。
参加者の皆さんも 辻氏の用意されたゼンマイの綿と糸、針で愈々
手毬作りの開始です。
(写真 左) 芯になるゼンマイの綿
(写真 右) ジィ~ジ製作てまり途中の状態
ゼンマイの綿を真にただひたすらグルグルと糸を約100m.巻いて 巻いて。
↓ ↓
たまたまジィ~ジの手作り手毬も直径約6.5センチになったのです。
糸を針で留めて始末をして、床でついてみることに…
勿論 現代のゴム毬とは比較できないものの、それなりに弾みます。
いつの日か?相方に刺繍を依頼し仕上げたいものだと思ったジィ~ジです。
「この里に 手まりつきつつ 子どもらと遊ぶ春日は 暮れずともよし」
「かすみ立つ 永き春日を 子どもらと 手まりつきつつ この日暮らしつ」
良寛さまの読まれた歌
子供達と同じ目線 立場で見て考えることの出来る良寛さまが偲ばれます。
良寛様については全く知識も持ち合わせず語る資格など無いジィ~ジですが
ほんのチョッピリですが、崩壊著しい脳に刺激を与えて貰った気がした2時間
となったのです。
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コメント
佐藤 由美さま
こんな超古いレポに・・・\(◎o◎)/!
良寛さまのてまりつく姿は安田靫彦画伯の絵でも
知られています。
当時は今と異なりゴムまりも無い時代なので
大きさと弾性からも制約があったでしょうから
事実かもしれませんね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2020年12月28日 (月) 12:35
とても興味深いお話に引き込まれました。
てまりの「重さと大きさに意味がある」というところをもっと知りたいです。
中学の科学部でいろいろな研究をしているのですが、調べてみたいと思いました。面白さ爆発です。
もしよろしければ、もっとお話をお聞かせ願いたいです。
投稿: 佐藤 由美 | 2020年12月28日 (月) 10:56
noritanさま
今回の良寛さまの手まりつくりは、ただただ糸をグルグル撒くだけなので
不器用な小生でも何とかなったよ!
カミさんにいつになるか分からないけど刺繍をして貰いたいと…
noritanももっと年取ったらのんびりと手まりつくりなんかする余生が
過ごせれば良いと思います。
認知症対策に針を持つのも良いかもネ!
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年12月 3日 (木) 08:34
なかなか、ブログを開く時間もなく、遅ればせのコメントですみません。
「手まり」と聞いて、いろいろと思い出があります(^_^;)
「針を持つ」生活から離れてしまったなぁ~~~と思ったことがひとつ。これでも洋裁学校出ているのですよ!
で、刺繍という、根気のいる仕事がかつては好きだったなぁ~~
と思ったことがひとつ。
手作りの「手まり」を頂いたことがあって、元夫が、「忘れ物だよ」と言って、持ってきてくれたこと。
山を歩けなくなったら「手まり」を作りたい!
というか、そんな時には「手さき」も「眼」も衰えるか~~~
赤鬼さまもおっしゃってましたが、輝さまが「手まり」作成とは驚きです。
投稿: noritan | 2009年12月 3日 (木) 01:53
赤鬼さま
手まりつくり男性受講者もかなりいたけど、初めは少々恥ずかしさも
有ったものの段々夢中になってきたジィ~ジでした。
土間や石畳の上で手まりつきながら子供達と遊ぶ良寛様想像するのも
たまにはいいかな!
メルアドはSECONDでなくて変更したのね。早速直さなきゃ。。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年12月 1日 (火) 08:05
mikkoさま
commentありがとうございます。
糸を巻いての手まりつくりなど勿論初めての経験でした。
良寛さまのこと、その時代を想像しながらの2時間。少し脳が活性化した?
真冬になったら相方から刺繍をして仕上げ手貰うつもりです。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年12月 1日 (火) 07:29
ジイージがてまり作る姿なんて想像できねえ。結構うまくできたじゃない。おいらのメールアド、ノリタンの通信でお分かりかと思うが、
プロバイダーが替わったので変更したのさ。
投稿: 赤鬼 | 2009年12月 1日 (火) 06:35
手作りのてまりいいですね~
輝ジィ~ジさんが巻いたてまりに
おくさまが刺繍をして仕上げ。。。
素敵です!
投稿: mikko | 2009年12月 1日 (火) 00:10
tuba姐さま
今晩は
良寛様の時代の手まり文献にはガマの穂、ススキの穂等出ているようですが
実際にはゼンマイの綿だったとか。
ジィ~ジも自分で糸巻きで仕上げた手まりで試しについてみましたが
それなりに弾みました。
折角下こしらえをしたので、相方にいつの日にか?刺繍をして欲しいと…
気長にお待ち下さい。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年11月30日 (月) 21:52
エッ!?
ゼンマイの綿で、丸めた”まり”が弾むんですか??
刺繍をほどこしたら、勿体なくて”手まりつき”なんて…。
素敵な、『手まり』の出来上がり映像UPを楽しみにしています。
投稿: tuba姐 | 2009年11月30日 (月) 21:33
もうぞうさま
お早うございます。
各種講座に出席している間は、少し物事に理解が深まったかと思うのですが、
2,3時間も過ぎれば、綺麗に頭から離れ去る今日この頃です。
折角 途中まで作った手まりです。
カミさんに刺繍などして貰いたく思っています。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2009年11月30日 (月) 10:03
文化人でいらっしゃいますね~
見習いたいものです。
で、仕上げ(刺繍)はおくさまですか?
投稿: もうぞう | 2009年11月30日 (月) 07:35