秋本番 頸城駒ケ岳
糸魚川市は2009年8月22日 有珠山と島原半島と共に日本最初の
ユネスコからジオパークとして認定された地です。
糸魚川/静岡構造線 フォッサマグナ 地質や地形を通して地球の営みを
学べる場所 そして古代より翡翠の産出で知られた場所です。
今回は海谷山塊の一角 頸城駒ケ岳 会山行の参加です。
この山域は高度こそ1500m.そこそこですが、その峻厳な山容は、
鬼ガ面山 鋸岳 阿弥陀岳 昼闇山 烏帽子岳とその座名からも窺えます。
■ 頸城 駒ケ岳 (1487m)
【所在地】 糸魚川市
【日 時】 平成21年10月17日(土)
【天 候】 晴
【参加者】 男性15名 女性10名 計25名
【行 程】 海谷三峡パーク(9:00)~展望台(9:10) ~三本杉(11:00)
~ブナの泉(11:09)~駒ケ岳山頂(11:34-12:34)~駒清水
~大神堂登山口(14:20)
【高低差】 登り 約850m 下り 約1020m
【地 図】 国土地理院地形図1/25000[越後大野(富山)]
*行動時間 約5時間20分 休憩 70分含む
記事)
越後の上高地とも称される海谷渓谷
海谷三峡パークは最新式の水洗トイレや設備充実した野営場。
先ずはリーダーの計らいで展望台へ立ち寄りです。
(写真 左) 展望台説明標識
(写真 右) 千丈ヶ岳の大スラブ
展望台から眼前の千丈ガ岳の大岩峰に圧倒され、興奮醒めぬまま緩い
広い登山道から歩き始めます。
(写真 左) 広いなだらかな気持ちの良い登山道
(写真 右) ヒュッテ駒ケ岳
やがて道は沢筋から離れ、その途端に急登の連続に変わります。
随所にロープそして不安定な梯子が掛けられています。
急登で高度を稼ぎ、足元から糸魚川市から日本海が遥かに高度感溢れる
眺めに変わります。
柔らかな小春日和の陽をあびながら快適な山歩きです。
大きなブナの木始め、周りは紅葉・黄葉で気分も高揚!
(写真 左) 空は澄み通り木々の葉は色付いて
(写真 右) まだまだ急登は続きます。
(写真 左) 二本しかないけど三本杉
(写真 右) 黄葉真っ盛り
歩き始めて約2時間 急登は終わりブナの黄葉で覆われた平坦な道に…
直ぐに山頂手前の分岐に出ます。
視界が開け眼前に鉢山が現れます。
11時35分ー12時35分 駒ケ岳山頂
狭い山頂 先達2名有るものの我がグループで占拠です。
360度絶景 絶景 黄葉紅葉ドンピシャ
自慢の手料理飛び交うランチタイム
(写真 左) 真っ赤なナナカマド
(写真 右) 談笑風景 気持ちがよさそげ
幾ら気持が良くても下山する時間が迫ります。
下りは根知谷大神堂コースを辿ります。
縦走できることが会山行のMeritと言えます。
(写真 左) 山頂三角点と小さな石祠
(写真 右) 黄葉樹林帯を下山開始
(写真 左) 紅葉樹林の岩肌に沿って下ります
(写真 右) 岩を抉って下る箇所も何箇所も
大岩壁をへつりながらロープを助けにガンガンと下ります。
下る 下る 下る。。。。
少し楽になり振り返れば駒ケ岳西壁の大岩壁が一望に…
下段の切れ目に沿って下ってきたようです。
駒清水を過ぎれば、大神堂登山口まで幾らも掛かりません。
(写真 左) 執拗に駒ケ岳の全貌を
(写真 右) 落ち葉敷き詰められた大神堂登山口
黄葉 紅葉のテーブルマウンテン 駒ケ岳を心ゆくまで味わって帰路
立ち寄りは、歴史に名高い歩荷の歩いた塩の道温泉美人の湯 。
温泉に浸り汗を流した後は、お決まりのビールで乾杯。
まだ時間もたっぷり、リーダーT氏の粋な計らいで、ビールを飲みながら
能生海洋センターで途中下車。酒の肴の買出しです。
この日、相方は別の会山行 粟ヶ岳縦走に参加で別行動。
買い物ツアーまで付いて充実の1日となり満足一杯のジィ~ジです。(完)
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