エルニーニョ現象が為せる技なのか?本当に今年の夏はお天気に翻弄され
TENSIONは
。些か向けばの無い腹立ちさえも覚えたジィ~ジです。
残された時間の少ない我らにはChanceが減るのは困るのです。
今回は、仲間のO氏が企画実施の会山行です。
お天気予報が芳しくなく、当初予定の4日5日を変更して、6日7日の実施です。
■ 阿弥陀岳 (2,805m)、赤岳 (2,899.2m)
【所在地】 阿弥陀岳(茅野市 原村) 赤岳(南牧村 原村 茅野市 北杜市)
【日 時】 平成21年9月6日(日)
【天 候】 曇/晴
【参加者】 女性 8名 男性7名 計15名
【行 程】 美濃戸口(9:20)~御小屋山(10:25)~阿弥陀岳(12:45‐13:20)
赤岳(14:50-14:55)~赤岳展望荘.(15:20)
【地 図】 国土地理院地形図1/25000
阿弥陀岳 赤岳 [八ヶ岳西部(甲府)]
*行動時間 約6時間00分 休憩 60分含む
記事)
実施日変更で当初参加予定者にも若干変更有り。
途中 梓川SAから常念山系ガスで望め無いが、雨の心配は先ず無いようです。
今回は南八ヶ岳阿弥陀岳から天狗岳への縦走です。
*阿弥陀岳 ジィ~ジ平成10年5月GWに一度だけ
まだ残雪も有り、凍結厳しく下りでは恐怖心が起きました。
今回は、美濃戸口から御小屋山経由で阿弥陀岳へ向かいます。
御小屋山(別名御柱山) 御柱を切り出す山です。諏訪神社奥社有り。
9時20分 美濃戸口登山口
別荘点在の登山口からユックリスタート。
フカフカのなだらかな気持ちの良い道が続きます。
(写真 左) 小笹茂る登山道から緩い道をスタート
(写真 右) なだらかな御小屋山山頂
1時間ほどで御小屋山に到着。
他には 吾亦紅 ホタルブクロなどが見られますが、茸も多数。
茸採りの男性に途中 遭遇。手にしているのは笠が開いているが巨大な
〝マツタケ〟辺り一面 匂いを放っています。(売れば1万数千円とか)
不動清水から先は、極端な急登に変ります。
赤土、脆い岩 小岩ゴロゴロ 足場も悪い歩き辛い登山道。
(写真 左) 足場の悪い脆い歩き辛い急登の登山道
(写真 右) 森林限界超えると岩岩 阿弥陀が近く…
錆びた鉄梯子の掛かった大きな岩のピークをクリアーすれば
12時45分 阿弥陀岳山頂
最初の目的 阿弥陀岳。時折ガスで覆われる山頂で少し遅めのお昼。
阿弥陀岳からの下りは、小石混じりの傾斜のキツイ急登 落石注意。
注意しながら一旦 中岳向かって下りますが、目を転ずれば…
文三郎尾根の合流点から先は、赤岳の岩峰へ取り付きます。
振り返れば、阿弥陀岳と手前に中岳 歩いて来た道です。
(写真 左) 赤岳山頂へ
(写真 右) 赤岳山頂
14時50分 赤岳山頂
二つ目の目的の山に到着です。
ガスで残念ながら遠望叶いません。(*ジィ~ジ10数回の山頂)
今夜のネグラ 赤岳展望荘へ下ります。
15時20分 赤岳展望荘
宿泊手続終えれば、夕食まで談話室で恒例ミーティングの始まりです。
(写真 左) 赤岳展望荘入口
(写真 右) 夕食はバイキング
阿弥陀岳の辛い登りを思い出し、皆さん満足一杯の顔です。
夕食はデザートつきのバイキング
腹一杯食べるジィ~ジです。
展望荘には五右衛門風呂もあり、女性の何人かの参加者は体験入浴。
広くて気持ちが良かったとのことです。
ユッタリスペースで翌日の天気を祈りながら就寝です。

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■ 横岳(2,829m)、硫黄岳(2,760m) 峰の松目(2,567.3m.)
天狗岳(2645.8m)
【所在地】 横岳 硫黄岳(南牧村 茅野市) 峰の松目 (茅野市)
天狗岳(佐久郡小海町 茅野市)
【日 時】 平成21年9月7日(月)
【天 候】 晴
展望荘(5:40)~横岳(6:55)~硫黄岳(7:55-8:20)~
峰の松目.(9:15-9:20)~東天狗岳(11:30-11:55)~
西天狗岳(12:10)~渋の湯(15:00)
*行動時間 約9時間30分 休憩 約75分含む
【高低差】 .
【地 図】 国土地理院1/25000地形図
横岳 硫黄岳 峰の松目 [八ヶ岳西部(甲府)]
天狗岳 [蓼科(長野)]
記事)
目覚めれば 満天の星 晴天の期待 大なるものが有ります。
展望荘の後 県界尾根の左肩にはくっきりと富士山のシルエットが…
小屋主さん我らに気遣い4時半から朝食サービス(バイキング)
朝食そこそこ小屋から外へ出てみんなでご来光を待ちます。
県界尾根と富士山 あまり見ない雲の形
ご来光 5時13分過ぎです。
5時40分 展望荘 出発。
赤岳山頂と宿泊の展望荘
地蔵尾根分岐を過ぎて、三叉峰そして横岳へは岩場の連続
阿弥陀岳・中岳。赤岳 往路を飽かず眺めます。
南ア 北ア 遮るもの無い大展望 心ゆくまま 正に至福の山歩き。
6時55分 横岳
横岳の岩場を下れば、ガレ場の登山道を硫黄へ…
ガレ場を整然と我がチーム ジィ~ジは殿を担当
7時55分~8時20分 硫黄岳
硫黄岳をグルリップ散策です。
硫黄岳の凄まじい爆裂口
横岳・硫黄岳と目的も次から次へとクリアー 最終目的地も間近?
硫黄岳でユックリしてから夏沢峠へ下らず、Oリーダー拘り発揮です。
一旦 赤岩の頭からあまり歩く機会の無い2,500mアップ峰 探索。
それは〝峰の松目〟(2567.3m.)です。
樹林帯の暗い登山道少し下って急登を高度差100m.弱登り返し。
見通しの悪い 峰の松目山頂
八ヶ岳伝説の山の一座でも有ります。
山頂から再び下山、オーレン小屋まで下ります。
オーレン小屋前の黄蓮清水を口いっぱい 腹いっぱい飲んで、
樹林帯の中、箕冠山への緩い登りを30分ほど辿ります。
箕冠山の先には直ぐに砂礫の中に立つ根石山荘そしてザレ場の先には
根石岳です。ここからは最終目的 愈々北八ガ岳 展望抜群の 天狗岳。
(写真 上段左) オーレン小屋
(写真 上段右) オーレン小屋と峰の松目
(写真 下段左) 箕冠山
(写真 下段右) 根石小屋 根石岳 チョコッと東天狗岳 左に西天狗岳
(写真 左) 天狗岳は目の前
(写真 右) 展望荘のランチ弁当
Kさんオーダー (1000円 竹笹のケースでリーズナブル!!)
11時30分 (東)天狗岳
今回目的 最後の山です。
先刻湧いたガスも晴れ、達成感一杯 充足感に満たされて昼食を。
最後の最後、向かいの山 西天狗へ往復です。
(写真 左) ランチを終えてルンルンと空身で向かいの西天狗岳へ
(写真 右) 西天狗岳山頂にて記念に一枚
*ジィ~ジ3度目の天狗岳です。
前日 後方の右手 御小屋尾根からスタートし、阿弥陀岳、そして中岳から
左に見える赤岳 更に硫黄岳の端部から中央右手の 峰の松目から
箕冠そして根石岳と2日掛かりで歩いてきた軌跡を自分の目で見ることが
出来て、大感激です。 (下段 写真)
西天狗岳から東天狗岳に戻り、中山峠へ向かって下山の開始です。
(写真 左) 中山峠
(写真 右) ヒュッテ黒百合
中山峠から直ぐに、黒百合ヒュッテ ここからはゴロゴロした岩の登山道
周りは苔むす針葉樹林帯が延々と続きます。
(写真 左) 樹林帯を下る我がチームの面々
(写真 右) 渋の湯
15時 渋の湯 到着
充足感で満たされた2日間。無事予定達成。
誰一人遅れるメンバーもなく、足並み揃え下山です。
待ち受けていたバスのドライバーから熱い蒸しタオルを受け取り
汗をふき取りサッパリして、靴を履き替えバスに乗車。
日帰り温泉に立ち寄り、帰新です。新潟駅南口 PM 8:40着。
リーダー始め参加者の皆さんお疲れさまでした。
感謝 (合掌)
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