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2009年7月

2009年7月29日 (水)

人・花・空 白山その1

一体今年の梅雨明けは何時になるのでしょう?

幾ら閑人と言えども、年重ねた我々にも時間は大事です。

例年であれば、梅雨明け10日の好天が予想される時期なのに予報では
のマークばかりです。

普段トレーニングもしていないジィ~ジ、これでは弱足が萎えてしまいそう。
天気図眺め、晴れそうな場所を探し、一発勝負を賭けて見ることに…

そこで選んだのは・・・ 3度目の

■ 白山 御前峰 (2,702m)

 【所在地】 石川県白山市白峰町 岐阜県白川村
 【日  時】 平成21年7月19日(日) 市ノ瀬にて車中泊
        平成21年7月20日(月)  
 【天  候】 晴
 【同行者】 相方    計2名
 【行  程】 市ノ瀬(4:57)-
シャトルバス-別当出合(5:25-5:35)~
        中飯場(6:10)~甚之助小屋(7:12-7:20)~
        南竜馬場分岐(7:35)~黒ボコ岩(8:12)~室堂(8:45-8:55)
        ~高天原(9:15)~山頂御前峰(9:28-10:03)~池巡り~
        室堂・昼食(11:25-11:50)~黒ボコ岩(12:15)~
        殿ヶ池避難小屋(12:57-13:05)~別当出合(14:27-14:32)
        
ーシャトルバスー市ノ瀬(14:52)
        
        
        *行動時間 約10時間 休憩・バス約2時間25分含む
 【高低差】 約1200m.
 【地  図】  国土地理院地形図1/25000 [市ノ瀬、 白山、 白峰]

記事)

7月19日(日) 曇/雨
ジィ~ジの住いする新潟西ICをお昼前にユックリと通過 当然のように
ETC休日割引摘要でスタートです。

ジィ~ジが育った富山、そして現役最後に近い赴任地高岡、当然の如く
金沢も身近な場所なのです。

予報通り、高速道走行中は一時 前方が見えないくらいの雨 雨 雨
それでも金沢西ICを下りてからは、降ったり止んだりでマズマズ、
途中のスーパーで食料調達。なにせ二人だけの気楽な山旅 気楽なもの。

マイカー規制 市ノ瀬の駐車場はお天気の所為か?意外と車は少ないが、
北海道から九州まで流石名うての山 〝全国区〟
P11508031_2 夕方 5:30 市ノ瀬の状況
或る人の車を探しました。








フロントシートを倒し、ビールと途中調達食料での簡単夕食です。
誘眠剤が効いたのか?珍しく7時半すぎには

夜中に目を覚まし、窓を開け空を眺めると今年最高?の満天の☆ 

7月20日(月・祭) 晴
久し振りの晴 予報はほぼ的中 ◎  ◎
まだ早朝4時、にも拘らず?地元 或いは県外ナンバー車後を絶たず。
まだ寝ていたくても、ヘッドライトの灯りとタイヤの音で嫌でも目覚め。

早速 お湯を沸かし我等も出発準備に掛かります。

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別当出合までのバス 朝一番は5時 あっと言う間に百数十人 バスは
3台発車です。別当出合まで20分足らず 別当出合はハイカーで一杯。

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コースは今まで通り、砂防新道 昔は一時日本一の吊橋だったのです。
吊橋渡り最初に目にしたのはオオバユリ。。。。 

       P11508161        
     砂防工事 尽きせぬ自然との闘い100年近く

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六根清浄 お山は晴天!!!!!

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中飯場越えた辺りからは、別山も堂々と姿を現わし、手招きしてる様子
歩き始めて、凡そ1時間40分強、休憩は〝甚之助避難小屋〟ここでは
登り下りの多勢の登山者で大賑わい。。
中には外国の若人も何人か!
ジィ~ジも若いアメリカの男性と目が合い挨拶交わします。
聞けばオレゴン州出身の19歳 大学はハーバード 金沢大学で2ヶ月の
短期留学だとか…日本語もかなり堪能です。
この日はステイ先のお母さん(若い40歳)と、他の留学生と一緒の由。
これより後になり先になり、Mr.グレンとステイ先の若いお母さんと一緒。
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(写真 左) ステイ先の金沢の白山始めてのお母さん待つMr.グレン
(写真 右) 黒ボコ岩でお母さんを待つMr.グレン

Mr.グレン 白山にも立山にも〈室堂〉有るが〈室堂〉の意味は?質問。
聞かれても 英語未熟なジィ~ジには説明は残念ながら無理 無理。

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(写真 左) 別山が手招きしているようです
(写真 右) 下ってくるハイカー後を絶たず

YOUNG AMERICANとの出逢いの後は、花 花 花との巡り会い。

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久し振りの青空 年甲斐も無く、気持ちも高揚するジィ~ジです。

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        別山バックに手招きするグレン君

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               花々と別山

冷たい〝白山延命水〟で喉潤し、歩き出して3時間弱 〝黒ボコ岩〟

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〝黒ボコ岩〟からは暫くコバイケイソウ、チングルマなど咲き競う草原に。
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ここまで来れば、もう直ぐ 室堂 

                            続く 

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2009年7月25日 (土)

良寛さま探訪

曹洞宗の僧侶であり、且つ歌人、漢詩人、書家そして号 大愚良寛さま

浅学非才のジィ~ジ勿論、語る資格なぞあるわけが有りません。

今回は、ジィ~ジが所属するNPO法人の事業・行事参加の様子です。

7月16日(金) 晴

主 旨     新潟の魅力を確認する為の探訪
今回目的地  良寛の里美術館と出雲崎良寛記念館

四十名弱の会員を乗せた借上げ観光バス往路・復路ともDVDで、即席
良寛さま研究です。
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最初に向かうは、長岡市島崎(旧 和島村)良寛の里(美術館ゾーン)

70歳の良寛さまが貞心尼と始めて会った地でも有ります。
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関連の書や詩歌が多数展示されてます。

旧 和島村島崎は良寛さまが晩年 過ごされた木村家が在るところ。
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(写真 左) 貞心尼〝はちすの露〟に因んで 〈はちすば通り〉
(写真 右) 木村家

そして 良寛さまの墓も有ります。[隆泉寺]
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(写真 左) 良寛禅師 墓
(写真 右) 良寛さま揮毫 南無阿弥陀仏
 *良寛の里美術館の前に在る、歴史民俗資料には八幡林遺跡から
  発掘された日本書紀にも出てくる「沼垂城」「郡司符」の木簡が展示されています。

良寛さまの墓前で手を合わせ、次に向かうは出雲崎

出雲崎 良寛記念館

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(写真 左) 良寛記念館展示室外観
(写真 右) 学芸員のよどみない説明を受ける参加者

前の売店で良寛さまお気に入りの菓子 白雪こう と 月と兎 土産に
購入するジィ~ジです。

ジィ~ジ20年ぶりくらいの再訪でしょうか?

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出雲崎 生家後には、〈良寛堂〉 安田靫彦画伯による設計

記念館前の夕日の丘公園は、にいがた景観百選第一位当選の地
佐渡こそ見えなかったものの日本海と弥彦山良き眺めです。

少し遅めのお昼は
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(写真 左) 天領の里
(写真 右) この日のお昼

*残念ながらこのお昼 お造りは兎も角、他の品は全て市販品
商売にしては〝もてなしの心〟感じられません。
この店の為にも、新潟の為にも敢えて苦言を呈したく思います。

  ホンのチョッピリ 良寛さまを学べた貴重な一日でした。

付)

所属するNPO法人の長谷川理事長は全国良寛会会長でも有ります。
良寛さまの書について → コチラ参照下さい

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2009年7月22日 (水)

花の宝庫 火打山

雪解けのあとに咲くハクサンコザクラの群生が見たくて、過去に5,6回
そして残雪期や紅葉シーズンも含めれば、10回程歩いた好きな一座。
それは頸城山塊 
火打山2462m)です。

今回は、所属している山の会の会行事、企画実行担当は、相方です。
目的は、ハクサンコザクラ始め高山植物の〈お花見山行〉です。
あまり山の経験が無い会員にも、花を見てもらうため、火打山には
登らず、
高谷池そして天狗の庭を目指すのです。

■ 高谷池・天狗の庭 (≒2,150m)

 【所在地】 新潟県妙高市
 【日  時】 平成21年7月12日(日) 
 【天  候】 曇/小雨
 【参加者】 女性 16名 男性 5名 計21名
 【行  程】 笹ヶ峰登山口(9:00)~黒沢(9:55-10:05)~十二曲
                 (10:50-10:55)~富士見平(11:50-11:55)~高谷池
         (12:45-13:20)~天狗の庭(13:40-13:45)~高谷池
         (14:15)~富士見平(15:05-15:10)~黒沢(16:40)~
        笹ヶ峰登山口(17:25)

        
        *所要時間 8時間25分 休憩約65分含む
 【高低差】 約1000m.
 【地  図】  国土地理院地形図1/25000 [湯川内 妙高山]

記事)
前日の予報に反し?イマイチスッキリしない空模様! 梅雨まだ明けず。
パラパラと出発間際から小雨が当り、雨具の上着着けてのスタートです。
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(写真 左) 登山口ゲートで入山届けを出して出発。
(写真 右) マイナスイオン全身浴びて木道を一列で。

黒沢までは広大なブナ林の緩い緩い木道の登山道が続きます。

ユックリ ユックリ小一時間で黒沢に到着です。
(残雪期には黒沢を詰めながら登ります。)

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(写真 左) 黒沢で休憩
(写真 右) 十二曲の終点(始点)
黒沢からは、いよいよ本格的?な登りに変わり、九折に高度を上げます。
辛い登りの開始です。別名 爺返しと呼ばれています。

十二曲からは一旦少し緩い泥濘の道に変わり、周囲はオオシラビソの
樹林帯となりますが、再び岩越えのかなりの急登が続きます。
(別名 婆返しと呼ばれています)
喘ぎながら登る道の両脇にはゴゼンタチバナやマイズルソウの輪舞です。

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(写真 左) ゴゼンタチバナ
(写真 右) マイズルソウ

あまり山の経験の無い参加者会員に少し苦しそうな様子が見られます。
3時間弱で〝富士見平〟に到着です。 生憎 遠望叶いません。
富士見平は妙高山・黒沢ヒュッテの分岐点です。

休憩終えて、トラバース気味に目的地 高谷池を目指します。
道の脇は〝根曲がり竹〟が密集。そしてヌカルミも彼方此方に…

それでも次から次に色とりどり花々が現れ目を楽しませてくれます。

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(写真 左上) イワカガミ    (写真 右上) オオバミゾホオズキ
(写真 左下) キヌガサソウ  (写真 右下) イワイチョウ

少し予定より時間が押して漸く 高谷池ヒュッテ 到着。
霧雨煙る中、濡れたベンチで食事を取ってもらいます。

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(写真 左) 濡れたベンチでお昼 申し訳ない気がします。
(写真 右) お馴染み三角屋根の 高谷池ヒュッテと高谷池

早めにお昼を終えて、最終目的地 天狗の庭 へ向かいます。
所々にチョッピリ残雪見られ、周りは 花・花・花のオンパレード

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(写真 左) アオノツガザクラ
(写真 右) ハクサンコザクラ

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       雨露浴びてうなだれるハクサンコザクラ

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         ハクサンコザクラの群生状態

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            キヌガサソウ群生模様  

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      残雪点在する天狗岩への岩稜帯を進む参加者 

13時40分 目的地 天狗の庭

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(写真 左) 天狗の庭にて参加者の皆さん
(写真 右) 初参加新入会員のOさん

参加者の皆さんに花と池塘に映る逆さ 火打山見て貰えず少し心残りが
ある様子の相方ですが、これも仕方ありません。
それでもハクサンコザクラの群落は圧巻 これを見てほしかったのです。

花々を目に焼き付けて、再び高谷池ヒュッテに戻り、往路を下山です。

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高谷池ヒュッテは今宵の泊り客の到着でごった返し
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高谷池ヒュッテから富士見平辺りまで差し掛かると雨も止み晴れ間も…
お土産のように火打山、影火打そして焼山が我らを見送ってくれます。

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        ガス上り火打のお山と焼岳が…

婆返し、十二曲の爺返し、慎重に一歩一歩下り戻ります。

黒沢まで戻れば一安心。

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(写真 左) 黒沢の橋を渡って戻ります
(写真 右) 登山口無事到着

当初予定より小一時間時間が掛かったものの無事 相方の会山行終了。
ラストのジィ~ジもこれで一応、お役ご免となります。

待ち受けていたバスのドライバーから暑い蒸しタオルを貰って身体を拭い
サッパリとして、靴を履き替えバスに乗車。

立ち寄り温泉は 杉野沢温泉 苗名の湯 です。

湯上りで活き活き見違える程、元気な顔の参加者の皆さんです。

帰りのバスの車内も賑やかな四十雀。皆さん お疲れさま

                    花の火打 (高谷池) お終い

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2009年7月16日 (木)

帰路立ち寄り 〈子持山〉

久し振りに二人の孫娘と遊びたいと言う相方の言に従って上京です。

7月4日(土)~6日(月)
この日は土曜日で休日割引摘要、6時半過ぎに自宅を出ます。
途中、赤城SAで一服しながらも、環八も渋滞殆ど無し。
10時過ぎには井の頭、そして孫達の住む三鷹のマンション到着。

5日(日)
娘一家と一緒に吉祥寺で買い物。
孫達は、キャンプ用のザックや水着を買って貰い大喜び。

毎日2時3時の帰宅が当たり前になっている娘の旦那さん、激務で
疲れているだろうに子煩悩。

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(写真 左) 井の頭公園 パパと手をつなぎ嬉しそうな孫たち
(写真 右) お昼は吉祥寺のインド料理ランチ ナンは食べ放題

お昼が終わって、娘たちとは別行動。
ジィ~ジと相方は孫と一緒に 井の頭自然文化園。
(今まで 何回来たことやら…)
モルモット抱いて、大きなコウモリを見て、一杯遊具に乗って…
そしてリス園では孫がジィ~ジのデジカメ取り上げて。

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下の孫(5歳)のshotです。

7月6日(月)
娘は用事でお出かけ、孫の幼稚園迎えは相方。
この日も目一杯孫相手の相方です。

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7月7日(火) 晴/曇
折角 上京したのに真直ぐ戻るも芸が無い。
娘夫婦がまだ起きない内にマンション脱出。

関越道渋川IC で下りて、向かうは 〝子持山〟

■ 子持山 (1,296m)

 【所在地】 群馬県沼田市, 渋川市
 【日  時】 平成21年7月7日(火) 
 【天  候】 晴/曇
 【同  行】 相方
 【行  程】 8号橋(8:28)~獅子岩(9:25-9:35)~柳木ヶ峰(10:17)~
        子持山(10:30-10:45)~柳木ヶ峰(11:00)~大弛(11:29)
        ~8号橋(12:27)

        
        *所要時間 4時間00分 休憩約35分含む
 【高低差】 約550m.
 【地  図】  国土地理院地形図1/25000 [上野中山]

記事)
確か?8年ほど前の12月の初旬、チラチラと粉雪舞い散る日が最初。
そして今回が2回目なのですが、脳軟化に拍車が掛かる今日この頃。
殆ど当時の記憶が無くショックを受けるジィ~ジです。

子持神社から更に林道を奥へ進み、最終の8号橋のPに駐車。
先達の車が1台だけ

8時28分 スタート

沢沿いに進み子持神社の奥社を横目で拝み、直ぐに登山口。P11506531 P11506541
(写真 左) 8号橋駐車場
(写真 右) 登山口

滑りやすい太鼓橋を渡れば凡そ60m.の安山岩の一枚岩 屏風岩
子持山は、那須火山帯に属する休火山。
屏風岩は岩脈の一つです。

     P1150655
       役の行者が祀られているのです。

*家に戻り一寸調べてみたら、岩の右手から梯子、鎖伝いに岩の上に
出れることが判明。(要 事前学習→反省)

沢沿いに右へ、左へ高度を稼げば、やがて獅子岩への分岐。

     P11506571_2 

一寸した岩混じりの急登をよじ登れば、獅子岩
垂直のブラブラした梯子と鎖を伝えば獅子岩のTOP

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獅子岩
高さ約100mの円筒形の岩の塔。噴火の際、火道につまっていたマグマが
冷え、周りが侵食され残された火山岩頸です。

つまりこの辺りが過っては山頂だったようです。

残念ながらお天気のせいで、少し靄って展望はイマイチ。
少し下って子持山山頂への登山路を辿ります。

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振り返れば獅子岩が毅然たる姿で屹立しています。

小さなピークを越えれば、柳木ヶ峰

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柳木ヶ峰から右側が少し切れ落ちている細い登山路を下って登れば

10時30分 子持山山頂

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(写真 左) 子持山山頂標識
(写真 右) 一等三角点

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(写真 左) 山座表示盤
(写真 右) シモツケソウ

*火山活動で噴火のあとカルデラ形成され、その中央火口丘が現在の
山頂となっているとのこと。

山頂は雑木で邪魔され展望は残念ながらあまり宜しくないが、岩に
駆け上がれば、赤城や榛名、日光方面の山々は見えそう。。。

我々のあと、単独行氏が到着。いずれにせよ平日の為か?
静かな静かな山頂です。

山頂から再び、柳木ヶ峰へ戻り、浅間(センゲン)方面へ向かうことに。
急な転げ落ちるような登山道を注意しながらガンガンと下ります。
漸くコル 大タルミ。
今回は、浅間に向かわず、ここから山裾を撒いて8号橋へのルートを
選択するジィ~ジです。

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          大タルミ  標識

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(写真 左) ヤマハッカ
(写真 右) 火山の形跡 

途中から爽やかなブナの林が拡がります。
土中から水音が聞こえてきたりします。

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(写真 左) ブナの林
(写真 右) 勢いを増す澤水

土中から清冽な水が湧き出したり、また潜ったり、やがて勢いをまして
沢となっています。

マイナスイオン全身に浴びながら8号橋へ戻ります。
きっと 紅葉の時季も良いのだろうと思いながら…

12時27分 P着。

後は 家に戻るだけ、慌てて帰る要も無し。
R17途中で少し遅めの昼飯食べて、月夜野ICから新潟へ…。。。

無事 家に着いたものの買い置き食料もあまり無い我家です。
またまたMINIMINI超MINI菜園から調達です。

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MINIトマト 茄子 ピーマン まだ暫く楽しめそう。。。

MINIトマト 茄子 ピーマン の記事は→コチラ

山レポの筈が????。  (終わり)

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2009年7月10日 (金)

ヒメサユリ 飯豊山塊地蔵岳

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ヒメサユリ (Lilium rubellum)  ユリ科ユリ属

新潟・福島・山形そして宮城県の南部のごく一部だけにしか見られない。
野生種は、環境省の準絶滅危惧種に認定。
薄いピンクの筒型の花が横向きに開き、甘い香りを放つ。

花言葉 〝飾らぬ美〟〝純潔〟〝私の心の姿〟

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 毎年6月の中旬 粟ヶ岳でヒメサユリウォッチングを恒例としている
ジィ~ジです。 今年は、6月6日   記事は→ コチラ

そして今回は、所属する山の会の会山行に参加のジィ~ジです。
企画担当リーダーは、ジィ~ジがお願いして今年から引き受けて貰った
女性新リーダー I・Kさんです。

目的の場所は、飯豊山塊 地蔵岳(1,539m)から目洗い清水.

■ 地蔵岳 (1,539m.)

 【所在地】 山形県西置賜郡小国町 飯豊町
 【日  時】 平成21年6月27日(土) 
 【天  候】 晴/曇
 【参加者】 男性15名 女性22名 計37名
 【行  程】 大日杉小屋(8:55)~地蔵岳(11:50-11:58)~
        目洗い清水(12:55-13:30)~地蔵岳(14:25-14:30)
        ~御田(15:38)~長之助清水(16:00-16:15)~
        大日杉小屋(16:45)

        
        *所要時間 7時間50分 休憩約65分含む
 【高低差】 約1100m.
 【地  図】  国土地理院地形図1/25000 

記事)
新潟駅バス発着場から、大日杉小屋まで2台のマイクロバスに分乗し
出発し約3時間を要したのです。

ジィ~ジ飯豊は、殆どの通常コースは、歩いたつもりが、何故か?
一番短く楽と言われる〝大日杉コース〟は、初めてだったのです。

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(写真 左) 大日杉小屋 *地元の方が草刈整備真最中だった。
(写真 右) ザンゲ坂

歩き始めて20分~25分 鎖が下がる急登 ザンゲ坂
(人数多いので通過に時間を要す)

スタートから約1時間 御田の大杉
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この辺りから足元の両脇は、アカモノがビッシリと群生し何処までも…
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2時半ほどで、前方に地蔵岳と、飯豊の盟主 本山が眼前に!
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11:50~11:58 地蔵岳
ニセ地蔵を越え、凡そ3時間で地蔵岳山頂です。
ザックを下ろし大休憩。
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(写真 左) 地蔵岳山頂 *回りは樹林帯で眺望叶わず
(写真 右) 足元には清楚な感ただようツマトリソウ

目洗い清水までアップダウンを3回ほど繰り返しますが、その道中が
正に ヒメサユリロードそのものなのです。
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盛りの ヒメサユリに気を取られながらやがて残雪残る 目洗い清水

12:55~13:30 目洗い清水先広場
飯豊本山の眺めを肴に2番目の楽しみランチタイムです。
旨い手料理と飯豊連峰の眺望 これは贅沢の極みです。

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  目的地に着き、飯豊本山に見とれる参加者の皆さん。

半日ほどゆっくりとしていたいと思うものの、そうは行かないのが現実。
やがて下山の時刻が迫ってきます。

再びヒメサユリを嘆賞しながら往路を辿ります。
足元には、ヒメサユリのほかにも様々な花々が目を楽しませてくれます。

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ミヤマキンポウゲや、ハクサンチドリ、シラネアオイ、マイズルソウ etc

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(写真 左) 往路を地蔵岳目指し戻る参加者 ヒメサユリ見ながら
(写真 右) 飯豊のお山 切合小屋が目視できる。

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         ヒメサユリが我らをお見送り

ジィ~ジはラストを受け持っているのです。
幸い 格別の問題は起きていないようで、一安心。

再び地蔵岳の頂を踏んで、忠実に往路を戻ります。

夏本番を迎えたこの時期にまだタムシバも咲き残っているのです。

     P1150625

御田の大杉に圧倒され、最後の休憩場所は長之助清水です。
狭い山裾を伝いながら、冷たい水を汲んで喉を潤します。

ここまで来れば残るはザンゲ坂の下りだけ…

幸い?他の登山者は既に下山したり、この時間に登ってくるハイカーも
居ません。
まだ経験の浅い会員の参加者も有り、少々手間取るものの何とか…。

16:45 大日杉登山口
     P11506271
大日杉登山口無事到着です。
大日杉の謂れを読むジィ~ジです。

沢水にタオルを浸し汗ばんだ身体を拭い、シャツを着換えるジィ~ジです。
I・Kリーダーの挨拶と会計報告がされて、2台のバスに乗車です。

途中 飯豊町のコンビニに立ち寄り銘々缶ビールなど購入し、
賑やかにヒメサユリ談義に花を咲かせ、新潟へ向かったのでした。

リーダー そして参加者の皆さん お疲れさまでした。

 いずれも甲乙付けれない姫さま 目移りばかりの一日だったのです。

            おしまい。。。。 

   

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2009年7月 8日 (水)

ホタルとワインの夕べ

ワインとディナーを楽しんだ後は、源氏ホタルの観賞です。

この粋な催しは、ジィ~ジの所属するNPO法人の事業行事の一つで、
我らの住む新潟市の魅力の発見を目的とするものです。

6月26日(金) 晴

大型観光バスで向かうは、新潟市西蒲区巻。
巻のワイナリーと言えば、大方の皆さんは カーブドッチ(CAVED’OCCI)を
連想されるだろうが、今回は、その隣の小さなワイナリーとRestaurant
Fermierです。

4年まえ、超メガバンクから脱サラし、故郷新潟に戻り奥さん共々、家族で
国産葡萄100%自家醸造100%のワイン造りに挑戦しているお店である。

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(写真 左) オーナー本多夫妻
(写真 右) この夕べの店内の様子

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蛸やトマト他、地元で取れた食材にこだわる料理の一部。
石焼Pizzaも殊更、美味しかった。

WINEも上品でスッキリし、料理にマッチしています。

ディナーが終わってオーナーから長谷川理事長以下参加者が
醸造過程の説明を受けます。

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(写真 左) 説明を受ける長谷川理事長と参加者
(写真 右) WINE樽の説明をするオーナーの本多氏

ゆっくりと2時間ほどWINEとディナーを楽しめば、夕闇が徐々に
迫り、チョッピリWINEの酔いが回り、少し火照ってきた肌に当る浜風が
心地良く感じられます。

お土産にロゼを一本購入するジィ~ジです。

まもなくDebutの 日本最初のアルバリーニョ(白ワイン用)と(赤ワイン用)の
カベルネ・フランの自家栽培の品種でのワインが楽しみです。

オーナー夫妻に見送られ、再びバスに乗り込みホンの少し移動です。

脱サラし新潟に根を下ろし自分の志、そして夢にchallengeする若き
経営者の成功を祈りたいものです。

オーナーはたまたま我家の娘夫婦のN高校の先輩でもあり、娘の
旦那さんの会社の先輩でもあるので、昨年 娘夫婦一家はジィ~ジに
先駆け 訪ねています。

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Fermierが在る越前浜の隣、角田山の麓 福井集落には角田山からの
伏流水が湧き出て流れ込み清流 〝矢垂川〟となっている。
ここは 平成の大合併以前の巻町の時代から 福井ホタルの里として
ホタル観賞を観光資源としてきています。紹介は→コチラ

この日も幽玄に飛び交う源氏ホタルを多数みることが出来たのです。
残念ながら撮影の腕が悪いので乱舞する様子は取れませんでしたが
半世紀以上も昔の子供時代を思い起こすことが出来たのです。

因みに ジィ~ジは 宮本 輝[蛍川]のモデル富山市のイタチ川の
近くでこの世に生を受けたのです。

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(写真 左) ホタルの光
(写真 右) 腕に止まったホタル

源氏ホタルのあとは、7月末位まで平家ホタルが舞うそうです。

新潟 少し足を延ばせば、魅力在るところが彼方此方に…

意外と知っているようで知らない地元の魅力
ゆっくりと足元見つめなおしたいものですね。

翌日は 飯豊山塊 ヒメサユリ観賞登山の予定です。

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2009年7月 5日 (日)

初めての収穫

     P1150526

今の年に至るまで、自分で何か農作物を栽培することなど全く無かった
ジィ~ジですが、昨年から新潟市の家庭収集の分別が細分化された事を
契機に、排出ゴミの減量化を図ろうか!
そのためには、先ず野菜クズなどの生ゴミの堆肥化だ!…と、
エコープラザから家庭用のコンポストを2個購入。

ホームセンターからEMぼかしを買ってきて、生ゴミの堆肥化に挑戦。
臭うし、邪魔になるので物置に保管。生ゴミが纏り次第物置へ…

5月の始め頃?4月末頃?
狭いうえ、痩せた我家の手入れもしないで荒れ放題の高麗芝が蔓延っている
庭の一角をホンの僅か、1.5㎡ほど掘り返し、出来上がった?生ゴミ堆肥を
部分的に埋め、ホームセンターから茄子2本、ピーマン2本、ミニトマト1本
確か?其々1本¥78購入し植えて見たのです。

それらが6月の末頃から花から実に毎日少しずつ確実に成長。
そして6月24日(水)ついになす2個収穫できたのです。
時期を同じくしてピーマンもまず2個収穫、新鮮野菜は早速に
夕餉の食材となったのです。

     P1150527

農家の皆さんの日頃のご苦労は計り知れないものがありますが、
遊び半分で栽培収穫出来たことにも有る意味感慨深いものが有ります。
我家のように二人家族にとっては、茄子もピーマンもまだ暫く楽しむことが
できるのです。そして何よりも有機野菜で〝安全・安心〟そのものです。

自分で育てた有機野菜 不味い訳が有りません。
甘味が違うのです。

色付いてきた鈴なりのミニトマト コレもきっと野菜サラダに色を
添えることでしょう。

     P1150528

生ゴミの資源化? そして旨い有機野菜 堪えられません。

茄子の連作は、あまり宜しくないようなので、来年は何を植えようか?
考えるのも また楽しい 。。。

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2009年7月 2日 (木)

初めての山 入笠山

目的の花Watch、更に魅力一杯の岳人との邂逅 。(記事は→コチラ

帰るには勿体ないので急遽 泊ることに…

6月20日(土) 晴
予約も入れず飛び込んだのに、気持ち良く受け入れてくれたのは、
ツェルマット民家風のペンションです。
     P1150469

ペンションまだはしりの開業、この道32年の 飯塚ペンション

優しそうなパパさんとチャーミングなママさんに心こもるもてなしを
受けたジィ~ジと相方です。

 *NYで音楽活動をしているご長男(E-3)の「奇跡を望むなら」が
 JUJUの歌声でレガシィのCMソングに採用されTVで流されている。

息子さん作曲のCDのバックグランドミュージックを聴きながら
ゆっくりと朝食を頂き、この日の行き先を相談。

決まったところが、近くて楽そうな歩いたことの無い 入笠山

パパさん ママさんから見送られ出発です。

山頂近くまで車で行くことができるのは知っていたものの、途中ところ
どころに〝21日までマイカー乗り入れ規制〟の標識が見られます。
そのまま車を進めたところガードマンに停車を求められます。
「何処まで行けるのか?」・・「沢入駐車場までは乗り入れ可能」の答え

約10キロ、沢入駐車場まで車を進めます。
ここにもガードマンが…駐車場所を指示されます。

9時25分 
ゆっくりとなだらかな登山道を歩き始めます。
家族連れ、若人のグループ 中高年 さすが人気の山

歩くこと40分強 鹿防御の網戸から少し下れば、入笠湿原が眼下に。
そして目を横に転ずれば、富士見パノラマリゾートのゴンドラリフト駅から
下りてくる多数の観光客が見られます。
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      ゴンドラリフト山頂駅から下ってくる観光客

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 ハイカー 観光客で大賑わいの入笠湿原

ウマノアシガタ クリンソウ そして80万株の群生と言われるスズラン
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       P11505071_2

     P1000366

スズラン? 我家の痩せた狭い庭にも2,30株見られ珍しくも無い
     ところがどうやら少し違うようです。
                ↓
       P1150485

道端には…
  P11504881 P1150490

入笠湿原からマイカー規制の無い日には車で来れる御所平峠へ。

ここから山頂へ向かうことになります。
登る人、下る人 擦れ違う人の数は半端では有りません。

脇に目を向ければ、コナシやレンゲツツジの花々が。。。。
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11時20分ー12:00時 入笠山山頂 1995m.
       P11504981_2
              記念に一枚

広い丸い台地上の山頂は、人人人(斯く謂う自分もその一人)

       P11504961
目視では結構見えるもですが…コンデジでは・・・
仙丈ヶ岳(右)&甲斐駒ケ岳(左)
前日の八ヶ岳連峰はガスかかりモヤモヤ 中央アルプスは上段がガス
すっきり晴れれば360度 全く遮るもの無し。絶好のビューポイント!!

途中 立ち寄りコンビニお握りで簡単お昼としながら、マッタ~リタイムです。
それでもまだ12時時間もたっぷり、佛平峠を下って遠回りすることに。
途中の首切り清水を覗いて、舗装道路をと大阿原湿原へ向かいます。

 P11505041 P1150505
大阿原湿原の様子です。
丁度端境期か?あまり湿原植物は見られず少しガッカリ。
それでも一周するジィ~ジと相方。

有り難いことに湿原入口には、マイカー規制期間中?富士見町の
シャトルバスが御所平まで無料運行してくれています。

山へ来て舗装道路歩くのは一寸…
御所平峠まで乗せてもらうジィ~ジと相方です。

再び入笠湿原に戻り、往路を沢入駐車場に向かいます。
彼方此方に鹿の侵入を防ぐ防護柵が見られます。
道端には可愛いマイズルソウ等が見られます。

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登山道脇のササヤブの中、来る時には気付かなかったギンラン2株

       P1150514

14時 沢入駐車場到着

       P11505151
午後2時の沢入駐車場の様子。

登山と言うには少々軽め?
それでも景色は抜群そしてスズラン始め湿原植物 人気の程が窺えた
ジィ~ジです。(スズランの認識も出来たのです。)

2日間 ノンビリゆっくり二人での山歩き
珍しく諍いもしないで過ごすことが出来たのです。

時間も早く少し遠回りして韮崎方面まで、そして日帰り温泉立ち寄り
道の駅 信州蔦木宿です。つたの湯。。
汗流し、小淵沢ICからETC休日割引¥1000活用して帰新。

夕食の支度が無いので、家の近くの家庭的Restaurantで珍しく
ジィ~ジの奢りでサービスステーキで締めくくり。

         信州 二日間の旅 お終い。。

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