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2009年4月

2009年4月25日 (土)

二王子岳にも春がきた

5年に一度実施される道路交通センサスで平成17年度にR16横浜
保土ヶ谷バイパスに次いで交通量全国2位の新潟バイパス。

現役離れて数年 閑人を自負するジィ~ジ。
毎日が休みの為、曜日の感覚が麻痺したのか?
平日なのに家を出る時間を読み間違え。
通勤時間と重なり、新発田に向かうものの、遅々として進まず。

漸く登山口に着いたのは9時丁度。

今回は、今年初めての二王子岳(1,420m.)です。

4月13日(月) 曇/晴
同行 相方 計2名

既に二王子神社Pまで、車は入ることが出来ます。

9:05 二王子神社
簡単に身支度整え、本殿で二礼二拍一礼してスタート。
     P11406921
      全く雪が見られない二王子神社本殿

太い老杉の木立を過ぎて、山肌で今年最初のイワウチワがお出迎え。
     P11406941
          今年最初のイワウチワ

神子岩過ぎて、二合目の水場でも残雪は見られません。

水場から少し急登の登山道、登りきれば三合目 ここから残雪が
現れます。

     P11406971
       三合目 一王子避難小屋と残雪状況

10:32-10:40 五合目 独標
     P11406981
       定高山(独標)積雪1.6m.?

因みにコチラの方が、2日前の11日に登った時は、2m.だった由。
アッと言う間に雪解け進みます。
年により降雪量の違いが有るものの、ここ2,3年特に小雪傾向顕著に
見られるようです。
2006年までは概ねGW期間は大体2.5~3m.は普通に見られたものです。

     P11407001
       六合目付近で見られた雪洞跡

     P1140702
        七合目油こぼしを目指す相方

高度も上がり、稜線に出れば、雪上を吹き抜ける冷たい風を感じます。

    P1140703
      遥かに山頂避難小屋も見え始める。

11:50 二王子岳山頂
周辺の積雪量は2m.強と思われるが、山頂は地肌がモロです。

     P11407071
       山頂 黒御影の山頂標識石柱

晴れてはいるものの、飯豊連峰にはガスがかかり、陽の光も少し弱く
シャツ1枚では些か寒さを覚えます。

避難小屋で途中で買ってきたお寿司で昼食とします。
小屋の中は、4つのパーティ12名 旨そうな匂いが立ちこめ、或いは
ゆっくり昼寝を決め込む人も見られます。

ジィ~ジと相方は、簡単昼食なので上り框に腰をおろすだけ。

12:14 二王子岳避難小屋発
     P11407121
       山頂避難小屋 風が少し強い

     P11407141
      往路を戻る相方 稜線上は、肌寒い

     P1140718
      六合目付近  昼過ぎ山頂目指す人も。

13:00ー13:07 五合目 独標
持参のGrapefruitで、ビタミン補給タイムとします。

     P11407201

三合目から下は、カサカサと音を立てる乾いた登山道。
朝よりも日差しを受けてイワウチワが一斉に花弁を開いています。

   P1140725

     P1140726
          ショウジョウバカマも。    

   P1140728 P1140735
     カタバミ            キクザキイチゲ

14:07 二王子神社登山口 

     P1140741_2         
        登山道整備のK山岳会Sさん
二王子岳の主のようなS氏、毎日のような登山道整備に頭が下がる。
一言労いの言葉をかけるジィ~ジです。

聞けば山頂の黒御影石の標識、会で少し資金が貯まったので、昨年の
6月に立てたとの事。(中国産の黒御影石とか)

登山駐車場の周りで、草餅用にモチクサ(蓬)を積んで、序でに
フキノトウもGETして春を楽しんだジィ~ジと相方です。

林道の山肌にはスミレの花のオンパレードが何処までも続きます。

     P1140745 P1140747
フキノトウを取ったので次は、遠回りしてもコゴミを少し取りたい。
加治川に向かって車を進めます。

  P1140749
      二王子岳と麓の春ののどかな様子

加治川の川原に下りてコゴミとスカンポを採集
(共に酒の肴になったのです。)

     P1140751
        加治川の土手と桜と二王子岳

イワウチワやショウジョウバカマの花の開花、残り少ない残雪
春を迎えた二王子岳、そして二王子岳の春をたっぷり楽しんだ
ジィ~ジと相方でした。  (この項 終わり)

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2009年4月20日 (月)

佐渡 組上(続き)

4月9日(木) 晴
会山行№19 佐渡組上
リーダー S・O氏 参加者 男性5名 女性13名 計18名

ジィ~ジと相方 久々の会山行参加。
現役時代には、仕事で年に数回は行っていた佐渡だが、現役離れ
久々の佐渡である。

6時出航の佐渡汽船 〝おおさど丸〟予定通り8時半両津港着。

4月の大佐渡山脈は、まだ残雪が残り、白く輝いています。
天気も安定、崩れる心配は無さそうです。
     P1140581
            大佐渡山脈の残雪

両津港ターミナルから2台のジャンボタクシーに分乗し,狭い農道を
縫うように白瀬登山口へ向かいます。

組上(750m.)は、佐渡金剛山(962.2m.)に至る途中のピーク。
今回は、お花見目的で登り所要時間は約2時間の行程予定です。

9時丁度  登山口に到着。

9時10分 スタート
歩き始めや否や、足元にはカタバミ アヅマイチゲ、エンレイソウの
群生が何処までも続きます。
     P1140591
         陽射しを浴びるエンレイソウ

暫く緩い登山道を進むと、今度は丁度盛りのカタクリの大群生。

    P10000731    

9時40分 タン平水路
       P1140599
タン平水路 タン平(意味???) 
ここまでゆっくり約30分 リーダーより休憩の号令がかかります。

再び歩き始めれば、キクザキイチゲと今年最初の福寿草が彼方此方に

     P1140605

     P1000048
       暖かい日差しを浴びて光り輝く黄金花
福寿草花の終わりがけ?今年の見始めで、見納めになるでしょう。

スタートして約1時間 トビガ沢辺りから先は、登山道の両脇は
目当てのユキワリソウの文字通りオンパレード
ピンク系、紫系が多く、意外に白系が少なく、角田・弥彦山塊と
若干趣き異なります。

  P1140621

    P10000571  

    P10000671

   P10000591

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    P10000581

標高低い割りに日の当らない場所には、まだ所々に残雪が。

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(写真 左) 残雪の登山道進む仲間達
(写真 右) 風雪に耐えた木々の造形

11時10分~12時30分 組上
写真撮りながらゆっくりと歩いて予定通りピッシャリ2時間で到着。

  P11406421 P1140644
(写真 左) 組上ピーク 左奥は、佐渡金剛山
(写真 右) 中央左最奥に金北山

暖かい春の柔らかな陽射しを全身に浴びて、マッタリタイム。
彼方此方から自慢の手料理が回ってきます。
参加のご婦人方は、新メニュー其々頭にレシピをINPUT。

つがいの鳶が餌を求めて我らの頭上で何回も輪を描いて…

腹も満たされた大休憩 やがて往路を戻ります。

林床の所々にポッコリと盛り上がりが見られます。
山蟻の蟻塚でしょう。

     P11406461

復路も心ゆくまで数々の色とりどりの花々を堪能しながら戻ります。

あんな花 こんな花の数々競演です。

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  P1140682 P1140675

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14時00分 白瀬登山口 着。

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     登山口でジャンボタクシーが来るまで寛ぐ仲間達。

沢沿いでフキノトウを見つけ、今宵の夕餉の為に少々GET。

迎えのジャンボタクシーに乗り込み、両津港へ戻ります。
参加者のご婦人方は、売店で佐渡土産を色々物色買い込み。
佐渡の経済効果向上に些か貢献。
ジィ~ジ達、男衆は、ビールで乾杯。(勿論 船内で続きですが…)

16時 両津港 出航
佐渡と言えば、朱鷺、金山、そして おけさに甚句!
佐渡は 自然も一杯の魅力満載の宝の島
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(写真 左) おけさの衣装のお嬢さん
(写真 右) 夕陽で光る両津港を離岸

18時30分 万代島ターミナル着。
夕方6時過ぎ夕陽は越佐海峡 佐渡の山並みに沈みます。

  P1140688
       佐渡の山の彼方に沈む夕陽。

朝自宅を出て、たくさんの花を満喫して夕方には自宅に戻れる。

勿論一泊すれば佐渡の海の幸、山の幸も思う存分味わえる。
1年に1度は佐渡の旅 恒例にするのも一興

花一杯の佐渡 お終い。

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2009年4月15日 (水)

春季集中登山弥彦山&佐渡組上

例年4月の第一日曜日は、所属する山の会の春季集中登山と称する
一大行事が行われるのである。

20年近く前から春は、〝弥彦山〟が恒例になっている。

4月5日(日)晴/曇り
参加者 ① 能登見平コース 21名   ② 表参道コース 16名
      ③  裏参道コース   21名   ④ 崖松コース   34名
      ⑤  八枚沢Aコース  12名    ⑥ 八枚沢Bコース18名
      ⑦ 雨乞山コース   19名    ⑧ 本部       1名
                     計 142名

各コース担当の世話役さんは、今年もリーダーでなく、一般の女性
会員から協力して引き受けて貰うことができ、ありがたかった。

事前のバス会社へのバスの手配。当日の実施要綱・注意事項
参加者名簿の作成、印刷はジィ~ジの仕事。

7時40分 新潟駅南口で3台のバスドライバー氏と各コースの
世話役さんを交え、最終打合せ後、会員の乗車開始。
岩室まで最寄の場所に立ち寄りながら、各登山口まで。

今年の参加者5○才から8○才まで総勢142名 誰一人当日の
ドタキャンも無く、集合時間に遅れるでもなく、素晴しいと思う。

前夜の天気予報は、徐々に好天するだろうと期待を持たせたものの
登山口に近づく頃から、逆に山頂方面全体に怪しげな雲が広がりを
見せ始めた。
それでも雨の心配は無さそう。各コース予定通りのスタート開始。

ジィ~ジは本部担当なので、山頂に早く着かねばならないので、
能登見平コースの先輩会員各位に同行。

ガスは切れず、寧ろ濃くなるばかり、雪割草やカタクリも寒そうに
下を向いたままである。

ガスで覆われた越後一宮 弥彦神社奥の院 参拝するも冷たい風が
肌を刺し、寒さを覚えるほど

予定では、お昼を目途に各コースとも多宝山の手前の大平園地で
集合。昼食の後は、多宝山経由岩室丸小山公園へ下山。

山頂Restaurant前で、携帯電話で各コースの状況確認。
能登見平コース参加の先輩会員の皆さんも寒そう…

本部としては 決断を下さねばならない。
気象状況は如何見ても好くはならないだろう!
予定変更だ。
先ずは、能登見平コースの皆さんには山頂駐車場に待機している
バスに乗車して貰うよう指示を出す。

続いて各コースに連絡を取り、ジィ~ジ一人でRestaurant前で、
次々に到着する各コースの世話役各位にバス乗車を促す。

予定変更 お昼は弥彦村麓集落の体育施設〝サンビレッジ〟を
借用。
会長の挨拶と乾杯でお昼と懇親会の始まりである。

十数名の新会員からも自己紹介をして貰い、それなりに盛り上がった。

天・地・人 直江兼続公の弟、樋口与七(大國実頼)の居城である、
岩室 天神山城跡を見ることが出来ず、また歩き足りないと思った
会員も多数有ったと思われるが、風邪でも引かれては困るし、
予定時間より早く自宅に帰ることが出来て、喜んでいる会員も
居るかも知れない。

人それぞれ価値観 考え方が違って当然。良くも悪くも評価は
甘んじて受ける覚悟は出来ている積り。

この日、夜のTVでハングライダーが、ガスと気流のせいか?アンテナに
激突し、死亡したとのニュースが報じられた。

来年は、何とか大平園地で春の陽射しを浴びながら宴を張りたいもの。

******    ******       ******

4月9日(木) 晴
会山行№19 佐渡組上
リーダー S・O氏 参加者 男性5名 女性13名 計18名

ジィ~ジと相方 久々の会山行参加。
現役時代には、仕事で年に数回は行っていた佐渡だが、現役離れ
久々の佐渡である。

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花花花…の佐渡の山 時間オーバー     (つづく)

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2009年4月11日 (土)

角田山は大賑わい

角田山へは、年間県内外から20万人以上訪れると言う。
     (単純計算すれば 550人/日か

4月4日(土) 晴
暇人であるジィ~ジ、人様の邪魔にならぬよう休日の山行は極力
避けてはいるつもりなれど、あまりの好天と、チョッピリ様子を
知りたいとの好奇心から、相方とお出かけ。

広大な角田浜の駐車場には、関東はおろか、香川・愛媛県など
四国からまでの大型観光バスが何台も…
一般車も全国津々浦々から県外ナンバーのオンパレード。

     P11405801
            ツアーバス、ほんの一部

     P1140532
              山頂の様子

サクラ尾根は、ユキワリソウ見物客で混雑だろうと、この日は、
此の入沢コースから、下りは宮前コースを選択。
何時もの通り?飲物と甘味だけのお気軽山行。。

以下は、往路・復路で目にした花々。
     P11404931

     P1140505
          雪割草&カタクリの競演

     P1140508

  P11405061 P1140510

      P1140516
         途中で見かけた困ったサン。

一部地元の方々がユキワリソウの保護のため活動中ですが
間違いなく、年々その数は減ってきているのが現状です。
特に、赤・ピンク系そして希少種は盗掘などで殆ど見られない。

同時に
生育地の荒廃が顕著に見られるようになってきたのも否めない。
その原因の一つに、一部のカメラ愛好家の存在も有るのでは?
(断わっておきますが、ごく一部のカメラ愛好家です)
仲間にも多くのカメラ愛好家が居ますが、彼らは望遠機能を駆使し
トリミングをしている。
三脚立てれば、思うような写真が撮れるかも知れない。しかし
思うように撮るには多分様々なアングルを試みることであろう。
そうなれば、三脚の位置も次々に変るのは必定。
かかる輩に真に良い写真が撮れるのであろうか

前掲のカメラマンに一言苦言を呈しようと思ったが、我慢した。

   P1140522

    P1140525

サクラ尾根合流点からは、100人を越える団体と出会い
大渋滞に巻き込まれたジィ~ジと相方。

山の経験の無い人も多く、仕方が無い面も有るものの、事前に
グループ・班わけにするとか、少しは配慮をして欲しいと思うのだが…

登りも数十人のグループ 下りも切れ目無しの数十人の団体。
此れに巻き込まれたら動きが取れません。

それでも掻き分け掻き分け、どうにかこうにか山頂到着。
ミシュラン高尾山ほどではないものの、広い山頂も大賑わい。

       P1140533
        ハイカー続々到着

ジィ~ジと相方 喉潤し甘味を口にしただけで直ぐに下山することに。
下りは、宮前コースをCHOICE。湯の腰コースと別れ、急とを下ります。
宮前コースで出会った花たち。

     P1000019      

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角田の花たちのお陰で、昼食も不要なほど、腹いっぱいの
花見トレックとなったジィ~ジです。

ジィ~ジ 角田山 21-10 でした。

地元の連中が角田へ行き過ぎるとか、オーバーユースとか
問題山積と思われるものの、新潟にとっては、貴重な財産。
全国から大勢の人が訪れれば、それなりの社会的波及効果も
期待できるのも否定できない。
そうであれば、自然保護の観点からもそれらの費用捻出のため
期間限定で例えば観光バスは、1,000円、普通車は100円とか、
協力金名目で駐車料金徴収も一つの手ではなかろうか?
県外ではしばしば見られる。

県の出先、市、或いは団体 どこかで来年に向けて検討して
欲しいと願います。

それにしても手軽に素晴しい春の妖精たちに会うことの出来る
地元の我らは、幸せものだ!。と思わずには居られない。

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2009年4月 6日 (月)

角田山・弥彦山・国上山三山縦走

まだ漆黒のR402、数台の車が連なり同じ方向を目指している。
まだ宵も明けやらぬ、この時間に…仲間の車に相違ない。

角田浜駐車場入口トイレ周辺には、既に20台近い車が、そして
ワサワサとうごめく人影と、或いは幾つかのヘッデンの灯りも…

ジィ~ジの所属する山の会の会山行№15
「西蒲三山縦走」の参加者の仲間たちです。

「西蒲三山縦走」=角田山・弥彦山・国上山
しかし平成の大合併で、西蒲原郡は弥彦村の僅か1村のみ。
角田山は、巻町から新潟市西蒲区に国上山は、燕市に。

∴現在正式には、西蒲三山と言えないのかも知れません。

所属の会で、会山行としてこのコース平成5年に最初にスタート
爾来17年継続されている。Hリーダー15回 昨年はIリーダー。
今年は新リーダーを委嘱したEリーダーの初会山行だ。
ジィ~ジは、昨年に引き続き参加、都合今回で6度目?

    3月28日(土) 晴
  参加者 女性16名 男性16名 計32名

4:55 角田浜P
Eリーダーから挨拶、点呼、並びに注意事項。
ヘッデン点けて揃ってスタート
        P1140408
             ゾンビ集団?

5:15 宮前コース登山口
取り付きは新潟市街よりの角田山の端っこ、宮前コース。
約25キロ 予定時間(休憩含み)約12時間の長丁場。
薄明るく空が白みかけ、ヒンヤリとした冷気が頬をなでる。

新潟地方26日から久しぶりに寒波襲来 この日も前夜から
白いものが山肌を覆っていた。
登山道の傍らのカタクリの花は、寒さを堪え、陽射しを待ちうけ
すべからく首をたれて忍の一字。

    P11404101
   薄っすらと新雪纏った山道を角田山山頂に向かって

6:26-6:42 角田山山頂
平日でも沢山の人が訪れる角田山 それでもさすがにこの時間
我らのグループで山頂貸切。
スッカリ朝を迎え、予報に反し?雲の切れ間に青空も…

    P11404111
           角田山山頂到着
朝食・間食15分ほどの休憩。

山頂からは、一旦五ケ峠へ下ります。
この時間帯になると、五ケ峠から山頂目指す人達がポツポツ。

7:37-7:45 五ケ峠
タクシーで乗りつけ、雪割見物の千葉市からのお客様。
この時間、花見には少し早すぎる。
花の有りそうな場所をチョコッとADVICE。

角田山を後に、これから先が愈々長丁場。先ずは樋曽山へ

 P1140421
  春の淡雪と陽射しを待ち受けるカタクリの花。

8:38 樋曽山
ありがたい! この時間には柔らかな陽射しも出てきてくれた。
  樋曽山三角点は296.7m.

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(写真 左) キクバオウレン
(写真 右) シュンラン

9:28ー9:40 石瀬峠
樋曽山クリアー!ここで一服大休憩。

  P11404391 
石瀬峠は、スカイラインの入口(3月末まで閉鎖中)と間瀬への分岐。
全行程の40%弱くらい?

ここから多宝山に向かうには、スカイラインの舗装道路を約15分。

晴れているものの、風が少し出てきて、時折白い風花がチラチラ
少し寒さを覚えるものの、これはこれで風情あり。

  P11404411
       多宝山への取り付き。
*相方のかぶっている帽子は100均品

緩いアップダウンを繰り返し、少しずつ高度を上げ進むこと約1時間。

11:00-11:10 多宝山
  
  P11404431
             天測点

天測点は全国で、僅か48箇所と言う。

山頂は大賑わい。633.8m.一等三角点
ここで地元の旅行業者Tの三山縦走と交錯(国上スタート)

ここまで来れば、全行程の50%強
さぁ目指すは 目の前の弥彦です。 
大平園地に下り、更にスカイラインまで下れば登り返し

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      弥彦山目指して進む我がチーム

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   山頂9合目Restaurant目指す我がチーム

11:37-12:25 山頂Restaurant売店
昼食タイム ここでジィ~ジも珍しく缶ビール1本だけ頂きます。
相方作成の炊き込みお握りで腹を満たし、お茶飲んで…

12:38 弥彦山(634m.) 山頂奥の院
  
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雪解けの弥彦山山頂奥の院(参加者)

脇の広場では、敷物敷いて寛ぐハイカー多数で大賑わい。

   〝三山縦走これで二座クリアー〟

越後一宮 お弥彦さまの奥の院に参拝し、雪解けでグチャグチャの
泥濘道を下って、妻戸山を横目に、緩い長い下りを辿ります。
次の目標は、NTTの無線中継アンテナで目立つ、雨乞山279m.。。。

お昼時、暖かな陽射しを浴びて道の両側には、カタクリ始め、
雪割草など春の妖精たちの乱舞 オンパレードが続きます。
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(写真 左) キクザキイチゲ
(写真 右) カタクリ群落
    P1140459
           ウスバサイシン

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     クルリン、パッと開くカタクリ

13:33-13:40 雨乞山
奥の院から凡そ1時間 雨乞山です。
    P11404651

弥彦をバックに颯爽モデルは、昨年のリーダー、甘納豆氏

もう既に歩き始めて8時間は、越えている。

雨乞山から下り、戦国時代忍ばす黒滝城址を目指す予定のところ
新リーダーのE氏 数日前状況把握のために下見をしたとの事。
雪解け道で、下りは正に滑り塩梅と判断し、今回は〝滝の道〟選択。
ジィ~ジも始めてのルートで、国上山塊の新発見で新鮮この上なし。
小さな沢に懸かる大小さまざまな滝をフルに満喫。

   P1140473 P1140475
(写真 左) ニリンソウ
(写真 右) スミレ

  P11404741
      こんな感じの滝が幾つも出現

少しずつ高度を上げて、何回も沢を渡り、グルッと黒滝城跡を
一回りした感じで大手門跡へ。

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(写真 左) 剣ヶ峰への登山口
(写真 右) 大手門跡石碑

    P1140481
          道端のキバナノアマナ

15:14 剣ヶ峰
最後のキツイ難儀な剣ヶ峰の急登を喘ぎながら登れば、両側は
足の踏み場も無いほどのカタクリの群落がどこまでも 何処までも。

 P1140482
     カタクリ カタクリ カタクリカタクリ

草臥れ ロートルジィ~ジは、坐骨神経痛の痛みが左足首に
かけて容赦なく襲って結構かなり辛くてキツイ。我慢せねば…

15:48ー16:00 国上山山頂

三山最後 国上山到着 やりました。
足並み揃い 全員で労を労い満足一杯のひと時だ。

    P1140484
      国上山山頂にて健闘を湛え最後の休憩
  

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(写真 左) 光る寺泊港沖の日本海
(写真 右) 国上山登山道脇の木彫りの仏

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(写真 左) 越後最古の古刹 国上寺
(写真 右) 良寛さま坐像

16:13 国上寺P
汚れたドロドロの靴を洗い、角田浜駐車場までチャーターのバスに
乗り込み、参加者全員 満足一杯の笑顔が溢れています。

お天気予報より、好天になり春の淡雪と昼からの陽射しを浴びて
乱舞する多くの花々、ジィ~ジ始めての〝滝の道〟etc etc
満足 大満足 達成感一杯の良き会山行となったのです。

予定より2時間近く早くで達成。
25キロ 11時間 (但し休憩120分)正味9時間の歩行。

Eリーダー有難う。参加者の皆さんにも感謝です。

    三山縦走 おしまい。       

  参加者 仲間の記事

   いめか嬢の記事は→コチラ 
   甘納豆氏の記事は→コチラ

二人とも写真も 記事も素晴しい。

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2009年4月 2日 (木)

或る日の二人

いつもは暇を持て余しているジィ~ジに珍しく、野暮用出現。
結構忙しい相方が逆にポッカリ時間が空いた由。
一人で、TRAININGと雪割草嘆賞兼ねて、〝角田山〟へ。
ジィ~ジのコンデジぶら下げて…

3月24日(火) 晴
以下、相方撮影の〝角田山の花〟です。

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         ショウジョウバカマ

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           キクザキイチゲ

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花の角田山で、春の花々たっぷり楽しんだ相方でした。

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3月26日(木) 雪
この日は、ジィ~ジの所属するNPO法人の行事参加。
目的は、〝天・地・人〟の一部学習と雪割草見物

[与板城見学と山本五十六記念館見学、越後国営丘陵雪割草見物]

40人弱乗せた大型観光バスが、新潟駅駅南からR116へ、
途中の巻に差し掛かる頃から、バスのフロントに時ならぬ雪

益々 降り方強くなるばかり止みそうな気配全く有りません。

最初の予定  与板城跡見学→中止。
     代りに 兼続・お船ミュージアム (与板歴史資料館)

     P1140388
     与板歴史資料館前 直江兼続公銅像

ミュージアムで歴史資料を見学して(ジィ~ジは3度目)
与板城跡は、麓から山を眺めるだけ、雪は止む気配無し。

次に向かうは、長岡市中心街
長岡が、そして新潟が生んだ大偉人 山本五十六記念館
「誠意と慈愛の人」人間 山本五十六の生涯を辿る

     P1140390
      展示品    長官搭乗機の左翼
平成元年(1989年)パプアニューギニア政府の恩恵で
里帰り。
  * ジィ~ジの知合いの一人もブーゲンビル島に渡り、
ジャングルを訪ね探索に携わった。(昭和59年)

開戦反対 「この身滅ぼすべし、この志奪うべからず」と、
日・独・伊三国同盟に反対したものの、意に反し、大戦争の
指揮を執らざるを得なくなった激動の人生。

この記念館一度は見ておくべきでは無かろうか

雪は、全く止む様子見られず、寧ろ強くなるばかり、長岡の
中心街の道路まで白くなってしまった。

これでは、国営越後丘陵公園の山を歩いて〝雪割草見物〟
とても無理です。でもってお昼とすることに。

お昼は、国営越後丘陵公園近くの アクアーレ長岡
     P1140393

ゆっくりお昼を取って、国営越後丘陵公園へ向かいます。
山歩きの雪割草観賞は諦めて、〔花と緑の館〕の見学です。

館内に植えられた 雪割草です。
色は綺麗ですが、どこか園芸種ポイのは否めません。

P1140396 P1140397

丘陵公園 春の淡雪、少し小止みになって大分消えたものの
          ↓     ↓

   P1140401

人の居ない広大な国営越後丘陵公園の一部です。
3月一杯入園料は、無料です。

前日の予報通り、寒気襲来で久し振りのユキ ユキ ユキ
歩いて雪割草は見ることが出来無かったものの、それはそれで
他にも得るもの大となったジィ~ジの1日でした。

              (完)

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