紅葉を求めての 主峰飯豊本山そして最高峰 大日岳へ
その後編の始まりです。
■ 飯豊本山&大日岳
第2日目
【日 時】 平成20年10月13日(月)
【天 候】 晴
【同 行】 相方 計2名
【行 程】 三国避難小屋6:05~切合避難小屋(7:30‐7:35)~
本山小屋(9:27‐9:37)~飯豊本山(9:50‐9:55)~
玄山分岐10:23~御西小屋(11:00‐11:05)~
大日岳(12:12-12:30)~御西小屋(13:27-13:30)
~水場(13:38‐13:42)~飯豊本山(14:55‐15:00)~
本山小屋(15:13‐15:25)~切合避難小屋16:45
*所要時間 10時間40分 休憩約70分含む
【地形図】 国土地理院地形図1/25000飯豊山
第3日目
【日 時】 平成20年10月14日(火)
【天 候】 晴
【同 行】 相方 計2名
【行 程】 切合避難小屋6:45~種蒔山6:59~七森7:19~
三国避難小屋(7:50‐8:00)~剣ヶ峰8:22~
水場(9:06‐9:10)~横岳9:27~上十五里9:54~
表参道登山口10:50~御沢野営場駐車場11:00
*所用時間 4時間15分 休憩約25分含む
記事)
この日のCT大日岳まで足を延ばす予定なので往復約10時間。
幸いこの日も快晴、肌刺す風も心地良い。。
13日(月)
6時05分 三国避難小屋出発
まずは、七森 種蒔山(1791m.)目指してのスタートです。
七森 種蒔山方面朝日を浴びて
遥かに、朝日連峰から、振返れば磐梯山なども望遠されます。
足場の悪い鎖場も有る七森、そして種蒔山過ぎれば、大日岳が
快晴の空の下 我らを恰も待ってるが如く…
どっしり聳える大日岳眺める相方
7時30分 切合避難小屋
前夜は、それなりに混んでたようです。
ナナカマドも真っ赤に燃えて、やがて草履塚
何処かの人が「何かあるんですか?」と聞いてきました。
ジィ~ジが撮っているのは、姥権現 いにしえの名残りです。
相方も写真撮り撮り ちっともスピード乗りません。
前日 登頂のハイカー、何組も擦れ違います。
やがて小屋の管理人さんにも遭遇
ジィ~ジ「ビール飲みたかったのだけど駄目ですか?」
管理人さん「惜しかったね!もう一時間早ければよかったのに。」
ガクッ (´・ω・`)ショボーンのジィ~ジです。
姥権現の先は、御秘所の岩場が待ってます。
御秘所通過中の相方
御秘所の岩稜帯を過ぎれば、御前坂 ジグザグに高度を上げて
ガレ場の登山道進みます。
9時27分 本山避難小屋
ジィ~ジも相方も実に4年ぶり。
帰りが遅くなるかも知れないので念のため、寝袋 マット 食器など
一纏めにし、部屋の片隅にデポ。
勿論 人っ子一人いないので静まり返っています。
(写真 左) 2日目に降った雪の名残り
(写真 右) 本山小屋
9時50分 飯豊本山
たまたま御西小屋から下山の登山者にシャッター押して貰い。
山頂からは、薄っすらと磐梯山も望遠できます。
飯豊本山山頂から御西岳を経て大日岳を望む。
飯豊連峰マッタリと味わいながら目指す大日岳に向かいます。
(写真 左) 草燃える御西への登山道
(写真 右) 目の前に御西小屋が、、、何年ぶりだろう?
11時 御西小屋
小屋の中にはザックが1個のみ

この日の最終目的 大日岳
少し下って登り返しとなります。小屋からCTは1時間20分
右手には、北股岳や烏帽子岳 等 飯豊連峰の山々が…
30分ほど歩いたところで空身の若い二人の登山者と擦れ違い。
聞けば、今夜の泊まりは、切合小屋との事。
12時12分 大日岳山頂
最後の急登に息絶え絶え、漸く山頂到着。バテバテ状態です。
矢張り結構長いコースです。
我ら二人誰も居ません。
西大日岳や牛首山眺めて、簡単なお昼を取ります。
肌刺す風に、少し寒さも覚えます。
目的達成 大日岳を後にして往路を辿ります。
後は、無事に今夜のネグラまで行くのみ。
山頂直下の急登を注意しながら下れば、後は御西小屋までは
緩いアップダウンの道になります。
ナナカマドの真っ赤な実が目に鮮やか!
御西小屋の近くの水場で水を汲んで飯豊の稜線辿ります。
玄山道分岐付近で、ダイグラ尾根を登ってきたという横浜の
単独行氏と一言言葉を交わして分かれます。
14時55分 飯豊本山
再び本山の山頂を踏みます。
(写真 左) ダイグラ尾根へ… <二度登ったジィ~ジです>
(写真 右) 飯豊山神社
何とか明るい内に、予定通り切合避難小屋まで着けそう!
急いで本山小屋にデポした荷物を再びザックに詰める二人です。
単独行氏が一人 2階に…
再び 御前坂のガレ場を雷光形に下ります。
本山に向かう二人ずれと擦れ違い。結構疲れている様子です。
御秘所 姥権現 草履塚 まで来ればもう先は見えます。
(写真 左) 御秘所に向かう相方
(写真 右) 姥権現
夕日を受けて影が長くなり、東の空には白いお月様が顔を!
4時45分 切合避難小屋
小屋には、横浜からの三人のパーティと2階に二人。
我らが着いて凡そ一時間ほど後、暗くなってからヘッデン点けた
四人のパーティが到着 2階へ…
横浜からの三人さんは、飯豊本山から北股岳に向かう予定の由。
我家の夕餉の献立 ラーメン&赤飯 副菜として煮物
勿論 今夜もアルコールが有りません。(´・ω・`)ショボーン
夕食終わり早々に寝袋に入るジィ~ジです。(´△`)Zzzz・・・。o○
でもホントはあまり眠れない、寝付きの悪いジィ~ジなのです。
10月14日(火) 晴れ
愈々 帰るだけとなったジィ~ジです。
ここ2日に比べ少し空模様も下り坂の様子です。
大日岳も山頂近く雲が懸かって…
6時45分 切合避難小屋
素晴しい思い出 感動を胸に下山の開始です。
種蒔山から所々足場が悪く、鎖も付けられた七森を過ぎれば、
一夜を過ごした三国避難小屋が見えます。
三国避難小屋 この日はさすがに誰一人泊まっていません。
これからは、殆ど利用されない季節が待ってます。
小休憩して、剣が峰に取り付きます。
下からガスが湧きあがって来ます。
紅葉の剣が峰
大日岳で擦れ違ったテント泊のお二人さんが下山してます。
小屋で同宿のご夫婦も下山中。
剣が峰無事にクリアすれば、後は比較的楽?な一般登山道。
水場に立ち寄り、喉を潤し、オゾン一杯吸い込み マイナスイオン
浴びながらズンズン下る二人です。
マイナスイオン浴びながら下山
笹平 横峰 上十五里 中十五里 下十五里 もと来た道を
忠実に下山。
10時50分 表登山道登山口
お疲れさま 無事 紅葉嘆賞登山その4 飯豊本山プラス大日岳
充足感一杯で完了です。
11時 御沢野営場
大きな木の下に車を停めたのでフロントから屋根まで落ち葉ビッシリ
(写真 左) 表参道登山口の大杉
(写真 右) 御沢キャンプ場の様子。
車のボディから落ち葉を取り除き、車に乗り込みます。
3日目に比べ、車の数は随分少なくなってます。
川入から途中 温泉保養センター いいでの ゆ で一風呂浴びるのを
楽しみにしていたジィ~ジですが、何とこの日は お休み!(;´д`)トホホ…
帰り道 ススキを少々刈り取って (翌日必要なのです)
仕方が無いので、まずは腹拵え 丁度お昼近くになってます。
山都の街の蕎麦やさんで、天ザル オーダーし腹を満たします。
身も腹も満たされ、序でに柳津まで足延ばし、I屋の〔粟饅頭〕購入。
町民センターの温泉で汗を流します。
300円で シャンプー ボディソープつき、露天風呂無いものの
眺めも良く、極めてリーズナブルな価格です。
安・近・短 ケチケチ倹約紅葉嘆賞登山 閑人ジィ~ジ
家で誰が待つわけでもなく、究極は高速道を使わず、一般道を
利用して帰宅です。まだ明るい5時前には到着です。
後編 (完)
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