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2008年9月

2008年9月30日 (火)

在来工法も良いもんです。

日頃は、殆ど山ネタのジィ~ジですが…

時の流れをホントに早く感じる今日この頃です。

退職して既に数年あっという間に経過しましたが、
先日 現役時代から懇意にして貰っているある方から新築住宅を
見学に行かないかとお誘いがあったのです。

現役時代、日本を代表する超大手のGCから地元の建設会社、
工務店を得意先として走り回っていたジィ~ジです。

現場は、新潟市南区山崎興野 中ノ口川の直ぐ脇です。

設計は新潟市のY設計事務所。
たまたまここの所長も現役時代から30年近いお付合い。

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                外観

     延建坪 約57坪(188㎡) 平屋建て

お施主さん要望は、昔住んでいた茅葺をモチーフとして

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         外壁と下屋

下見板は塗装仕上げ、下屋を張り出し雨樋つけず雨は砂利へ

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                  廊下縁側

お施主さん昔住んでいた家に愛着があり、なるべく昔の柱や
建具は再利用の要請。
(アルミサッシと結構マッチしていると思います。)

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              天井

梁 桁などは在来材をフルに再利用。

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                  内部の様子

壁は珪藻土 建具は在来と昔風に新規と混在。

(広さは別にしてジィ~ジの年代では落着きを覚えます)

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                水周り

床材は洋材で、厚さ1寸(30mm.)とか…
勿論 床暖完備

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         玄関引戸

ジィ~ジが感心したのは玄関引戸。土蔵で使っていた物を再利用
上吊ハンガーにして、内部の格子の引戸は網戸として再利用。

現役時代はそれなりのマンション ビル 商業施設等大型建築や
住宅など仕事柄見てきたジィ~ジですが、久し振りにチョッピリ
昔に戻った気分を味わえた感じ。

ジィ~ジは、若い時に自分の家を建てたので、既に35年経過
大変なボロ家となりましたが、この先も二人住まい。
立て直す余裕も無ければ、特に必然性も感じませんが、それでも
新築の家とか、新しい畳の匂いは良いものです。

このお宅 ジィ~ジと同年輩のご夫婦お二人で住まわれるとの事。

ジィ~ジと懐具合大部違うようです。 (苦笑) 

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2008年9月26日 (金)

護摩堂山ボランティア登山 PARTⅡ

今日(25日) 思いがけず嬉しいことが重なった。

その①

お昼からの郵便配達にA4用の大型封筒が届いた。

差出は、先日ホンのチョッピリお手伝いした学校からだった。

早速開封してみた。
子供たちからの、13通の礼状だった。 

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それ程の手伝いも出来なかったのに…
ENERGYを貰ったのは、コチラの方だったのに…

これからも素直に元気に育って欲しいと願います。

ジィ~ジからも遅まきながらクラスへ礼状書くことにしましょう。

(*各クラス 2、3人ずつヤングママさんVolunteerの参加でしたが
外部Volunteerは3年生はジィ~ジだけ。
あと二人は、6年生の担当でした。)

その②
昼から宅急便が届きました。
県北の岳友からです。

旦那様が三面川で釣られた  です。

腹を割き干物状にしたもの 一旦火を通したもの そして
手を掛け甘露煮にしたもの

それぞれ 何十匹も…

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晩酌の量が、いつもよりはかどったのは、言うまでも有りません。
暫く 楽しめます。

        ご馳走様でした。

                    良いこと重なった一日でした。

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2008年9月24日 (水)

護摩堂山ボランティア登山

過日、新潟市西区役所から学校登山のボランティア要請が来た。

実施予定日には格段の用事も無く、応諾の旨 連絡をした。

その後 学校から直接 事前打合せの出席依頼の連絡を受けた。

事前打合せで、3年生の登山に協力することになっていた。
(因みに 我家の長男も 長女もこの学校でなく隣の学校でした。)

3年生の登山は、 南蒲原郡田上町 護摩堂山(268m.)

そして本番当日である。

9月18日(木) 曇/晴
8時に集合 
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(写真 左) 朝の集合 先生から注意伝達
(写真 右) バスに乗り込み 出発

一時間弱で登山口 到着。
用足し 済ませ、 先生から再度指示伝達のあと、イザ出発
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(写真 左) 護摩堂城由来説明看板
(写真 右) 緩い登山道 出発です。

30分ほど歩いて、休憩タイム

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(写真 左) あずまやで休憩する子供たち
(写真 右) 秋の木漏れ日と石切り場

もうひと頑張りで山頂だ!
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(写真 左) 山頂の護摩堂城址の標石
(写真 右) 山頂から蒲原平野と角田山と弥彦山。

クラスごとに記念写真撮り終えれば、直ぐに楽しい食事タイム
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(写真 左) グループ毎に楽しいランチタイム
(写真 右) もう少し遊びたいけど 予定の時間で下山開始。 

無事 怪我も、事故も起こらず下山 

バス車内では、ガイドさんと楽しいクイズの数々で盛り上がります。

何時の間にか バスは学校の近くまで来ています。

バスから降りて校庭に集合し、解散式です。

生徒の代表から我らボランティアへの感謝の挨拶。

大した手伝いも出来無かったのに先生方からも労いの言葉

列がとかれるや否や、往復共一寸面倒見た女の子が、
ジィ~ジのところへやってきて
「今日は有難うございました。」 
「山登りで突然死なないでね!」

               以上おしまい。。。

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2008年9月20日 (土)

秋迎える唐松岳

目まぐるしく変る空模様、全く先が読めないジィ~ジです。

折角遠出するなら好天が続かねば…贅沢?願望ジィ~ジ。

そうなると必然的に、お天気見計らい日帰り山行になります。

この日 選択したのは 唐松岳(2696m)

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 木々の葉は既に一部色付き始め…

20日頃になれば本格的に錦に染まることでしょう。

日  時】 平成20年9月15日(月) 
 【天  候】 晴/薄曇
 【同  行】 N氏 T・Nさん 相方  計4名
 【行  程】 八方池山荘 8:15~八方ケルン8:50~八方池9:00
        ~丸山ケルン10:20~唐松山荘(11:05-11:12)~
        唐松岳山頂(11:27-12:10)~丸山ケルン12:56~
        八方池14:02~八方池山荘14:45

        *行動時間 7時間40分 休憩・昼食 60分含む
         
 * 写真はクリックで全て拡大します。

【記事】
前日夕方、N氏 Nさんに 声をかけお誘いしたところ即 OK

新潟西I/Cを凡そ5時に通過、北陸道をひた走り、糸魚川に
向かいます。途中 柏崎付近は未だ災害復旧工事で速度規制。

7時35分 八方アルペンライン ゴンドラリフト乗り場駐車場到着。

今日は、日帰り装備の簡単支度 靴履き替えすぎに出発。

ゴンドラリフトと2本のリフト乗り継ぎ30分足らずで八方池山荘。
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ガスがかかり、靄ってスッキリしません。
早速、山頂目指し歩き始めますが、八方池までのツアー客?
山荘付近は、かなりの混雑です。

ゴロゴロ岩の歩き辛い登山道 山荘から凡そ20分ほど
左前方にガスで覆われながらも薄っすらと五竜岳鹿島槍ヶ岳

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     ガスに覆われた五竜岳&鹿島槍ヶ岳

八方の大ケルンを過ぎ八方池手前の辺りに差し掛かったところ
ガスの切れ間から 不帰の險がポッカリと現れます。
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更に白馬鑓ヶ岳方面も…
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やがて八方池に出ます。
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五竜岳に双耳峰の鹿島槍ヶ岳がハッキリと間近に迫る。
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八方池から少し急登に代わり、1時間少々のアルバイトで、
丸山ケルンに到着です。

丸山ケルンまで来れば、唐松岳方面が目に飛び込んで…
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沢に残る残雪・雪渓が温められるのか?ガスがモクモク湧き…

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ガレガレ登山道が山荘に向かって

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暫くすれば、唐松山荘に着ます。
山荘前面に、立山・雄山から剱岳がド ド ドカ~ン

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目を転ずれば、天狗の大下りから不帰の險のルート
(ジィ~ジここは、二度歩いた経験が有ります。)

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そして そして威風堂々 五竜岳

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       右肩奥には、槍ヶ岳に穂高連山

(予定では4日~6日、五竜岳・八峰キレット・鹿島槍ヶ岳だった)

山荘から10分強の登りで目的 唐松岳山頂です。

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山頂は、肌に寒さを覚える風が吹いているものの、ものともせず
四周を眺め、ユックリ寛ぎ お昼を採ります。

休日の為か?登山者が後を絶ちません。
30分以上休憩して、下山とします。

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     八方山荘の建物内部から剱岳を望む

下山は、往路を忠実に戻ります。

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トットコ トットコ下れば、名前の通りの丸山です。

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眼前の 白馬三山写真に収める相方です。

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丸山ケルンを後に下れば、またまたガス ガス …

八方池辺りからは、モヤモヤ モヤモヤ
白馬三山も霞んで見えます。

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八方池からは往路とルートを代えて遊歩道 花を見ながら下山。

八方池山荘まで観光客と挨拶交わし擦れ違いながら戻ります。

*今回 お誘いしたT・Nさん以前 五竜岳まで行った経験が
  有るもののその時は、ガスで全く見えなかった由、
  また 男性のNさんは今回始めての唐松岳
  ピーカンでは無かったもののガス湧く山々の大景観を見て
  心の底から喜んで居られる様子。
  喜んで貰えて 良かった よかったと思うジィ~ジです。

ジィ~ジは、残雪期から新雪期まで10回ほど訪れていますが
新潟から日帰りで花々や大展望が楽しめる手頃な魅力ある
良い山です。

秋モードに突入の唐松岳 この日に見られた花々です。  
 
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この日に特に目に付いたのは、赤く燃えるハクサンタイゲキ

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八方池山荘から2本のリフトとゴンドラ乗り継いで、駐車場へ
それでも未だ3時半。

今回は、それほどの汗もかいてはいません。身体を拭いて
シャツを着替え、温泉入浴はパスします。

糸魚川I/Cから新潟西へ向かいます。
ETC通勤割引利用しながら…    

                    この項 おしまい

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2008年9月16日 (火)

命拾いat大源太山  partⅡ

この年になり、僅か3日間と言え、始めての入院生活と点滴。

仲間の皆のお陰でどうにか生きながらえることが出来たジィ~ジ。

   事の顛末記事→コチラ

アナフィラキシーショックは、ホンとに怖い。。

退院翌々日 近くの小針病院へ出向き、血液検査と善後策検討。
エピペン(エピネフリン注射)手配依頼。

12日(金) 朝 先生からエピペンが届いたとの連絡あり病院へ…

血液検査の結果については
動物(ペット) 室内塵 食物 イネ科花粉 雑草花粉 樹木花粉
真菌(カビ) その他  → 異常無し

昆虫 → 陽性 
      
ミツバチ 判定 0  アシナガバチ 判定 0
      スズメバチ 判定 スコア2

スズメバチの毒にだけアレルギー反応が現れたとの事です。
レベル的は比較的低いようですが…

次にエピペン使用についての注意事項説明。
脳出血等の副作用もあるので、簡単にはわたしてくれません。
使用方法のDVD渡され、家で見てくるように指示されます。
エピペンは製薬会社に登録された医師しか扱うことが出来ません。

9月13日(土)
渡されたDVDじっくり見て再度病院へ…
土曜日休診日ですが担当の先生出勤でジィ~ジ特別の計らいで
エピペンを受け取りに…
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緊急対処の為、日頃訓練のため模擬注射器トレーナーも付いて

これからの山歩きに携行品が増えることになります。

このエピペン欧米では20年以上前から使用されていますが
ハチ毒によるアナフィラキシーショックを起こした患者に2003年
蕎麦や小麦粉など食物によるショック患者に2005年
其々承認されたようです。

エピペンは医師の処方が必要な処方せん医薬品ですが、
薬価収載対象外のため保健は適用されません。

製薬会社への登録の必要と期限一年で 要更新手続

費用は 1万5千円から2万円程度らしい。(ジィ~ジは15,750円)

それにしても ジィ~ジ医学的知識皆無 全くわかりませんが。。

数年前、 アレルギー反応を調べる為、血液検査をしたのです。
その時は全ての項目とも反応は出なかったのです。

*体調とか加齢に伴い体質も変る?
*1ヶ月 平標山で偵察スズメバチに頭をツンツンやられ
 その時に抗体がたまたま出来た?

*ジィ~ジと同時に刺されたO夫人 治療だけで済んだのですが
 もし 今度刺されたらジィ~ジ同様ショックが起きるか?
 起きないか?

医学的にもまだ完全に解明されていないようです。

一年に一回 定期的に血液検査をしておけば安心

いずれにせよ9月末頃まで、ハチの活動期 刺されないよう
充分に注意しましょう

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2008年9月12日 (金)

命拾いat大源太山

とうとう今年の夏は、アルプスなどで夏山らしい夏山最後まで
味わえなかったジィ~ジです。

8月 当初計画では 
●22日~23日 ジィ~ジの企画担当で 20名の会友と剱岳
(早月尾根~剱岳ピストン) 
結局 天候不順で 22日 希望者13名で日帰り 赤岳に変更。
記事は、→ コチラ

9月 当初計画

● 4日~6日 O氏リーダー担当で 参加者20名で
五竜岳~鹿島槍ヶ岳縦走の予定。

週間予報では、マズマズかな?期待したものの直近予報で
降水確率50%   ガクッ

これまた中止のやむなき…

参加予定者の中には、ワザワザ休暇を取った人も居る。
出来れば、日帰りでもどこか晴れそうな山へ行きたい。

リーダーのO氏 天気の責任無いのに何かと気遣いです。
ジィ~ジに  相談の挙句、日帰り山行 決まったところは

 上越のマッターホルン 大源太山 (1588m)

日  時】 平成20年9月4日(木) 
 【天  候】 晴/薄曇/
 【同  行】 女性4名 男性5名 計9名
 【行  程】 旭原登山口 8:04~渡渉地点8:34~弥助尾根
         (9:28-9:36)~大源太山山頂 (10:40-11:23)~
        渡渉地点12:55~事故発生13:10~旭原登山口
        13:45

        *行動時間 5時間40分 休憩・昼食 60分含む
         
 * 写真はクリックで全て拡大します。

【記事】
参加希望者9名 O氏とジィ~ジと2台の車に分乗し、6時15分
黒埼SAで待ち合わせ。
湯沢I/Cで高速道に別れを告げて大源太キャニオンに向かって
走ります。スッキリしない空模様でも雨の心配は無さそげ…

大源太キャニオン先の林道終点に10台ほどの駐車スペース
ここが大源太山登山口となります。

8時04分 登山口
仕度して直ぐに歩き始めます。足並み揃いサクサクと。。
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      登山口        杉林の中をサクサクと

10分程進めば沢に架かる架設ブリッジ
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  架設ブリッジ          少し急登に 

北沢に架かる橋を渡って北沢の左岸の登山道を進みます。

小さな枝沢幾つか越えて歩き始めて30分 北沢の渡渉地点が
眼前に。。。ロープは張られていますが、前日の雨で水量は
そこそこあるようで轟々と音を立て流れています。
(深いところは2メートルくらい有りそう!!) 

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ロープを頼りに石を飛んで向こう側へ…
沢から先は、途端に急登となります。

弥助尾根への取り付きです。ズンズン高度が上がります。

途中で 二人連れの登山者に追い抜かれます。

壮年期の頼もしいブナの木立の中で一休み。
涼風が汗をかいた身体に心地よい。

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      ブナの林で一息つきます。

休んだ後は最後の登り、露岩のヤセ尾根 鎖と虎ロープが所々

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山頂も間近に迫ってきます。

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      要所要所に鎖が…

10時40分 山頂到着
七ッ小屋山は頭にガスが被さってハッキリしません。
1588m 大源太山 山頂標識何故か?写真撮り忘れ。
狭い岩の露出した山頂で、早めの簡単お昼。
お昼を採りながら毎度のように他愛の無い話で寛ぎます。
運転担当のジィ~ジは、ビールを一口だけで我慢 我慢

先達の二人の登山者は、七ッ小屋に向かって出発です。

やがて時折 巻機山から謙信尾根など顔を出してくれます。

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(写真 左) 山頂直下から七ツ小屋へのルート 要 注意箇所
(写真 右) 山頂から雲の下に湯沢町を望む

11時23分 下山開始。
まだ時間は早いものの下山の開始です。

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(写真 左) 元気モリモリ赤鬼さんと後に続く相方
(写真 右) 上越のマッターホルン結構急です。

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              下山の様子

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(写真 左) 力持て余す鬼さんだけが一人先行
(写真 右) 七ッ小屋山山頂1674.7m. 漸く見えた。

振返って眺める 大源太山の雄姿です。
 

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ドンドン ズンズン下りブナ林を過ぎれば渡渉地点はもう直ぐ

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端境期か?花はあまり見られず目に付いたのはオヤマリンドウ

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沢を越え、七ッ小屋・蓬峠への分岐も過ぎて、登山口まで残り
500m付近で ハプニング発生

「蜂が居るから気をつけて」

「痛ぇ~っ」  瞬間 ジィ~ジの向こう脛に激痛が走ります。
数十頭のキイロスズメバチ(多分)が登山道を塞いでいます。

痛さを堪えて2,3分 後ずさりして様子を見ますが立ち去る様子が
有りません。

意を決して蜂の集団の中を通り抜けます。集中攻撃セーフです。
ジィ~ジの後に続く、O夫人とO氏は見事に刺されます。

O夫人は2箇所。O氏は1箇所。

痛い 痛いと言いながら三人で登山口を目指します。
ジィ~ジの足は、痛さが変りチク チク 痛み出します。N女史持参
のステロイド軟こうを拝借 患部に塗ります。

あと登山口まで200m.足らず 後ホンの僅か 
ところが ところが ジィ~ジ足が一歩も出なくなります。
意識も瞬間薄れそう貧血状態で草むらに倒れこみ、
「休ませてくれ」と嘆願です。

仲間が駆け寄り、同行のO・T氏が70キロのジィ~ジを背負い
車に乗せてくれます。 凄い体力です。

車で直ぐに病院へ向かいますが、意識はあるものの寒気と脱力感
身体に力が全く入りません。

腕や上半身には赤く発疹が拡がって来ているようです。

車を飛ばし、登山口から20分?位で湯沢町保健医療センター
O・T氏病院から車椅子を直ぐに取ってきてジィ~ジを乗せます。

意識はあるものの全く身体に力が入りません。

女医さんと数人の看護師さんが応急手当。
点滴 と 血圧 心臓機能CHECK  酸素吸入
血圧は 85-50と相当落ちて居るようです。
(この時 意識正常)
応急処置から1時間ほどで少し楽になり、大丈夫かなと思って
看護師さんと冗談も言えたのに、それから暫くして急に呼吸困難と
吐き気が襲います。酸素吸入器が口に当てられます。

吐き気と 呼吸困難 悶えるジィ~ジです。

スズメバチの毒に依るアナフィラキシーショック

静脈注射 筋肉注射を何本か打たれ漸く、少し納まります。

2時間ほど応急処置室のベッドで寝て、漸く落ち着き 個室へ
移され入院です。

相方以外の仲間の皆は、ジィ~ジの落ち着く様子を見て
近くの温泉で汗を流してきたようで、ここでお別れです。

大袈裟でなく 仲間の皆さんに助けられ命拾いしたジィ~ジです。

過去に何回か?蜂に刺されたことがあるもののスズメバチでは
無かったのか?まさか自分にスズメバチの毒のアレルギーが
有るとは夢にも思わなかったジィ~ジです。

その日は、点滴と鼻から酸素を吸入し ベッドで一夜を過ごします。

明けて5日(金)
窓から 湯沢高原アルプの里と新幹線湯沢駅が見られます。
刺された痕が痛痒い程度 特別具合も悪く有りません。
全粥の病院食では腹も持たず絶対的に足りません。
相方に電話し、差し入れ要望するジィ~ジです。

もう回復したし退院か?と思った矢先、一旦納まった発疹が
再び現れ上半身に拡がりはじめます。
幸い 呼吸困難にはなりません。

昼過ぎ新潟から相方が差し入れもってきてくれたので、何とか
退屈もしないで時間を潰せます。

その日は相方帰るのも金銭的に無駄なので病室に泊まってくれます。
発疹もどうにか消えてきます。

9月6日(土)
朝、検診 漸く放免 退院です。

この年になり、初めての入院3日 初めての点滴 
今後の対策を先生から教授戴き、病院を後にするジィ~ジです。
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    湯沢保健医療センター キレイな病院

急いで家へ帰る必要も無いので17号線を相方運転で新潟へ
丁度 お昼は 小千谷市に差し掛かり たまたま土砂降りに
雨を避けるため、W屋で へぎ蕎麦食べて二人で快気祝い。

     仲間のお陰で命拾い ありがたいありがたい。

               この項 おしまい。

* 丁度1ヶ月前 平標山でスズメバチに頭をツンツンやられ
その時に抗体ができて、今回ショックを起こしたようです。

先生の話に依れば誰にとってもアナフィラキシーショック 
絶対に大丈夫と言うことは無いそうです。

こんかい刺され治療だけで済んだO夫妻、次回もし刺されれば
ショックの可能性大です。

特に この時期 蜂(スズメバチ)には注意してください。
本当に命にかかわります。

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2008年9月 8日 (月)

五頭山 五ノ峰 

お盆以降スッキリした天気が続かず、夏山の醍醐味味わず、
少々イライラ感が募ってきたのか?
岳友 赤鬼氏から「明日、何処でも良いからどこか行こうぜ」と

ジィ~ジは、特に予定は無いものの、相方は夕方から用がある由。

「3時頃まで戻れるところならOK」と返答。

8月31日(日) 晴/曇

向かった先は、五頭山 五の峰

6時半頃 薄曇の朝、鬼さんが迎えに…

7時25分 出湯砂郷沢の林道駐車場。既に4台ほど先達車。

五頭山毎年何度も歩いているものの
近年、 五頭山=三ノ峰~一ノ峰 or 菱ヶ岳へ縦走

このコース 実に10~11年ぶり。

早速 支度整え林道を登山口に向かって歩き出します。 

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(写真 左) 林道ゲートと登山者名簿記帳小屋
(写真 右) 杉林の一合目

林道終点から約10分で一合目。

二合目、三合目とチョッピり急登

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(写真 左) 溝状の登山道
(写真 右) 四合目付近

四合目からは緩登に代ります。

駐車場から歩き始め、約40分 五合目 烏帽子岩

眼下には新潟市と蒲原平野が拡がります。

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(写真 左) 五合目 烏帽子岩
(写真 右) 七合目付近

途中 ブナの林が青々と…

*実は、合目標識 平成8年地元山岳会・監督官庁の了解の下
ジィ~ジと会友の仲間で取り付けたのです。
(距離ではなくアルバイト時間をベースにして)

9時10分 五ノ峰山頂到着  856m.

漸く 時折青空も顔を出してくれます。

隣の松平山は見えるものの飯豊遠望叶いません。

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(写真 左) 山頂の鐘
(写真 右) 山頂の石仏

岩ゴロゴロの山頂、尻当て敷いて暫し休憩。

一ノ峰から、そして出湯からと三々五々我ら同様ハイカーが…

お握り食べたり50分弱 ユックリ寛ぎUターン。

八合目まで急な狭い溝の登山道を辿ります。

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(写真 左) 八合目付近の溝状登山道
(写真 右) 五合目烏帽子岩で寛ぐ若いハイカー

端境期か?あまり花々は見られません。
ブナの林に癒されます。

さくさく下れば、登山口は近い。。。。

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(写真 左) 下山の様子 相方と赤鬼氏
(写真 右) 一合目は目前 杉林 赤鬼氏と相方

樹林帯 風も無く ムシムシと暑い、矢張り天気はイマイチ
汗でビッショリ 
登山口の沢でタオルを浸し、汗を拭えばやっとサッパリ。

11時15分 登山口

この日に見た花?で一番多かったのは 葛の花

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      P1110899
          五ノ峰 山頂にて

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           ツリフネソウ 砂郷沢

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        ゲンノショウコ 砂郷沢林道

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            キンミズヒキ

帰るには少し時間に余裕が有ります。
村杉温泉K豆腐店に立ち寄り、酒の肴に三角揚げを買い、序でに
オカラ (卯の花)を貰い受ける 何時ものパターン。

油揚げの次は、地元有機野菜の直売所に立ち寄り
(ここは安くて新鮮野菜が多い)

チョコット 山を歩き、酒の肴と野菜を買って少しだけFrustration
解消

車窓から振返れば、五頭山山頂は既にガスがドップリと…

       お終い

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2008年9月 6日 (土)

角田山 秋の装い

夏山らしい夏山はどうやら今年は無理なようです。

22日、23日と早月尾根からの剱岳計画していたのですが…
予報が悪く、中止し日帰りで八ヶ岳赤岳に変更 記事は→コチラ

こんな時、我家の何時ものパターン

晴れ間を見ながらの 角田山

8月28日(木) 晴れ

なまくらジィ~ジと相方 毎度 水とお湯のみ持参の空身。

稲島からのピストンです。

登山口駐車場で装備万端で下山してくる会友のT夫妻とバッタリ。
(何と 我家はいい加減な事か

つい先日、栂海新道から帰ってきたばかりのT夫妻。
軟弱我家と大違いでpowerfulです。

角田山 20-12

この日の角田山の様子です。
山頂は、ススキの穂も色付いてきたようで
確実に秋を迎えているようです。

  P1110872

お昼時、蒸し暑く汗が頭から滴り落ちるほどです。

この日に見た花の一部です。
  P1110874

  P1110876_2

  P1110877

  P1110882

キンミズヒキ沢山咲いているのですが、稚拙な腕とコンデジでは
まともの撮れません。

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    向陽観音前から蒲原平野を望む

白山から粟ヶ岳 川内山塊の山並がボンヤリと…

早々に下山し、一風呂浴びて遅めのランチはラーメン。

秋こそ、そこそこ爽やかな天気が続くことを願います。

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2008年9月 3日 (水)

送別会

8月26日(火)

夕方から、所属するNPO法人の或る会員の方の送別会に参加。

会場は、新潟東堀通りで移転新装の、このお店です。

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(写真 左) 外観
(写真 右) 店内の一部

京都で永年の修行を積み、紛れも無く京美人の奥様を娶り、
二人で新潟西堀で開店。

以前はイタリア軒の後ろ隣のマンションの1階で営業、
この度は新潟の由緒有る古い商家を改装しての新装開店です。

ジィ~ジ新装なってからは当然始めてです。

主賓が到着、早速理事長から挨拶戴き、ビールで乾杯。

旬の食材を利用した上品な味付けの料理が次から次へと…

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七人だけの、ごくこじんまりとした送別会。
アルコール嗜む好きなメンバーは、主賓と理事長とジィ~ジのみ。
直ぐに地酒 〆張鶴 でぐびぐびと杯交わし、ピッチが上がります。

         P1110861_2

料理も美味いし、酒も美味い。
次から次へと出てくる料理 優しい京言葉でその説明をする
若女将と料理の写真を撮る積りだったのに、酔いが回ったのか?
またまた 写真撮り忘れのジィ~ジです。

三人でそれなり飲み、盛り上がれば何時の間にか?…

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本日の主賓は、コチラのお方です。
現在の仕事を辞されても、尚 請われて金沢で関連の仕事に就く。
(能力 ある人を羨ましく思うジィ~ジです。)

        P11108661
         左、Y氏 右、H理事長

美味しい料理に旨い日本酒、落ち着いた雰囲気の古き日本家屋
新潟は 良いところです。

予定の時間も少し経過、参加者の健康と再会を約し、お開き。

それにしても それにしても…
たまたま帰る方向が同じ三人でのタクシー
車窓から眺める古町はじめ遊興街の閑散としていること。

新潟は、景気低迷 活気が無さ過ぎ!!
タクシードライバーも売上減をぼやくことしきり。

何とか景気回復の妙案無いものだろうか!!!

家に着く頃は少々酔いが醒めつつあるジィ~ジです。

  この項 お終い。

  * 京料理のこのお店 昼・夜とも予約制です。

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2008年9月 1日 (月)

老化進行中?

この頃 あちこちで予期せぬゲリラ豪雨が頻発。
甚大な被害発生が報じられ、被災者にはお気の毒と、お見舞と
同時に明日は吾が身に?と思わずには居られません。

今年は、6月九州 7月北海道と 遠征はしたものの…
夏山らしい夏山は、どうやら味わえない様子です。

予定では、22日 23日と早月尾根からの剱岳山行
これも現地の予報が芳しくなく、中止・変更
22日 日帰りの八ヶ岳(赤岳)としました。
       レポは→コチラ

天候不順が続き、些かFrustrationも嵩じてきます。

そんな折、近所の岳友 赤鬼さんから

「檜枝岐まで蕎麦食べに行こうぜ!!」

24日(日)
小雨降る磐越道 一月前に納車されたばかりので鬼さんが
檜枝岐に向かって驀進です。同行は何時ものメンバー総計5名。

お昼まで間が有り、途中 道の駅に立ち寄り地物の野菜など食材
調達の女性陣。

昼少し前に檜枝岐到着。開店しているお店を何軒かCHECKし
或る店に入ります。

オーダー品は、蕎麦、ハットウ(法度) 蕎麦団子

記録代わりに持ち歩くデジカメ 
茹で上がるまでの間、裁ち蕎麦由来の説明板など撮影。
   P11108501_2        
       裁ち蕎麦 由来説明板

やがて注文した品が次ぎ方次へと…

ところが ところが ところが・・・・ 写真有りませ~ん。
     P1110851_2
         完食後の様子。

旨かったとか、味わう前に完全に撮り忘れです。
(ショック ショック 大ショック)

食べ終わってからも後悔のしまくり…

お味の評価よりも、ショックの方が大です。

ショックを引きずりながらも食べた後には温泉です。
檜枝岐 いつもなら大体 燧の湯利用するものの、この度は開湯
1200年を誇る 帰路途中の 早戸温泉 つるの湯 
ここでも写真撮り忘れ。。

そして〆は、甘いもの購入の為、立ち寄りは柳津虚空蔵尊
粟饅頭老舗 何時ものI屋  (ここも写真撮り忘れ)
*たまに粟饅頭も乙なのです。

ドライブなので運転者に気遣いアルコールは遠慮。

新潟戻り 時間は早い 即解散も味気ない!!

我家で 5人のプチ宴会をすることに…

こんなこともあろうかと、前夜相方が用意した酒の肴の何品か!
はたまた途中で買求めた食材。そしてビールに酒に焼酎etc etc

これ等全て写真撮り忘れ (撮る積りだったのですが…)
コレ極めつけ!!

撮り忘れの原因は 老化? 老化?

*近頃 タレント始め名前がすぐ出てこないし、、、、

如何対処すればよいのでしょう??? 怖ろしくなってきた~

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