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2008年8月

2008年8月29日 (金)

早月尾根→八ヶ岳赤岳に

8月の後半は、ジィ~ジの企画担当で22日(金)~23日(土)と
剱岳 (早月尾根)の予定だったのですが…
お盆頃からズ~ッとお天気が安定しないのです。

実施予定日2日前の予報でも如何見ても晴天の可能性まず無し。

参加希望者が多く、30人を遥かに越え、とても引率無理なので、
仲間のリーダーI氏にお願いし、ジィ~ジと1日違いで担当して貰う
ことにしたものの23日~24日は予報では更に悪い

ジィ~ジもI氏も共に小屋へ連絡し中止とします。

ジィ~ジの参加者20名 この日のために休暇をとった会員も…
何とか埋め合わせできないものか?

せめて日帰りでも  晴れそうな場所は無いものか 予報検索。
22日長野は何とか晴れそうだ!!

20名の参加予定者に再度 電話し希望を聞きます。

結果 13名の参加予定者と行き先変更で 
剱岳の代りに向かった先は、八ヶ岳

八ヶ岳(赤岳)(2899.2m) 

日  時】 平成20年8月22日(金) 
 【天  候】 晴/薄曇/曇
 【同  行】 女性5名 男性8名 計13名
 【行  程】 美濃戸口登山口 9:02~美濃戸 (9:47-10:02)~
        行者小屋 (11:35-12:05)~赤岳 (13:38-13:50)~
        地蔵の頭 14:24~行者小屋 (15:05-15:12)~
        美濃戸 (19:50-17:00)~美濃戸口 17:40

        *行動時間 8時間40分 休憩・昼食 60分含む
         
 * 写真はクリックで全て拡大します。

【記事】

新潟駅南口観光バス発着場、定員25名の観光バスに13名の会員
ユッタリと早朝5時スタート。

幸い天気は崩れなさそう、目的地まで遠いのでドライバーに速度
精一杯上げるよう指示出すジィ~ジです。

途中 妙高・火打はハッキリ進行方向に現れるものの…
梓川SAから常念山系はドップリガスに覆われ…
(矢張り剱岳 中止にして良かった 

新潟から丁度4時間 美濃戸口到着 早速 銘々に準備運動の
指示を出すジィ~ジです。

バスは美濃戸へ入れず、ここからのスタートです。
(バス駐車料 1000/1日)

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(写真 左) 美濃戸口到着 これから準備体操
(写真 右) 美濃戸口出発 準備運動を終えて

時々、一般車が脇を通り過ぎていきます。

やまのこ村過ぎてやがて美濃戸山荘 ここでユックリ休憩です。
赤岳山荘前には既にコスモスも…(もう山は秋だ!)
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(写真 左) 赤岳山荘前のコスモス
(写真 右) 美濃戸山荘前のオダマキ (何株か点在)

ここから南沢へ入ります。
苔むす岩と鬱蒼たる樹林帯が続きます。
昨年 何回かの大雨で沢には倒木も多く、以前と何箇所か
道が変わっています。

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          我がチームメイト

やがて目指す赤岳も眼前に現れ…
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         展望荘も見えるよ~

誰一人遅れる会員も無く、足並み揃い行者小屋到着です。
小屋前には、多数の登山者で賑ってます。
ここで お昼を取る事に、早速 500㍉缶2本も飲み干す猛者も

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(写真 左) 行者小屋の前は大賑わい 大同心 小同心 横岳
(写真 右) お昼のおかずの一部です。これ旨い!

腹を満たして イザ出発だ 往きは 文三郎尾根をCHOICE。

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(写真 左) 文三郎尾根に向かって出発です。 晴れてくれ!
(写真 右) 赤岳にガスが纏わり着いて

降る心配は無いもののピーカンにはチト 遠~い
周囲には不要なガスが湧き出して (小憎らしい 

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(写真 左) ガスはいらないんですけど~
(写真 右) 時折 ガス晴れ気を持たせたり 畜生

足元にはトウヤクリンドウ そしてまた砂礫には終わりかけの
コマクサも彼方此方に (コマクサ道から離れ写真無し)
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         トウヤクリンドウの株

山頂は 近い もう直ぐだ! 晴れてくれ!
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      ガス飛んでいかないかなぁ~(願望)

ヤッパリ 駄目か!! でも山頂到着です。
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(写真 左) 赤岳山頂 国の弥栄祈ります
(写真 右) 山頂1等三角点
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         今回参加の会友 の皆さん

山頂から富士山始め四周の山は見えません。(涙

  *ジィ~ジは山頂 9回目?10回目? 忘れました。
   (多分 無雪期は5度目?)

諦めて下山とすることに、routeは地蔵尾根を選択です。

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    展望荘・横岳目がけて下山です

展望荘から地蔵の頭の途中 足元には
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       チョウノスケソウの果穂

地蔵の頭 点描
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(写真 左) 左後方に硫黄岳
(写真 右) お地蔵様

今年の正月はここから下ったジィ~ジです。

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振返れば展望荘から先、山頂は矢張りガスです。

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       中岳から右に阿弥陀岳

未練がましく急登を下り振返れば 晴れたかな
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  山頂方向 ガス切れた! (でも富士山は無理だな)

やがて やがて再び行者小屋に下ります。
水分補給して 往路を戻る事に…
途中に見られた花の一部です。

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トリカブト もう秋を感じます。

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美濃戸山荘でまた一服 大休憩
それでもヘッデンは要らない時間です。

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後は林道下るだけ。。。。

5時40分 美濃戸口 駐車場到着です。
ドライバー事前用意の暑い蒸しタオルで身体をきれいに拭いて
帰りが遅くなるので今回は入浴はパスします。

廻りは既に秋の佇まい (時の流れ速すぎる!!)

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バスに乗り込むや、反省会とビールで乾杯 何時もの通り

富士山見えなかったものの、剱岳の代わりになった八ヶ岳 
参加者の足並み揃い 無事 終了。

  新潟駅 10時着。

   剱岳変更登山 お終い。。。。。。

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2008年8月27日 (水)

晩夏 角田山

天候安定しない日が続き 大きな山へ行けません。

特別のトレーニングもしないジィ~ジ近くの角田山が足慣らしの場

8月18日(月) 

コースは家から近い何時もの稲島コース。

蒸し暑さを避けて夕方 4時少し前から歩き始めるも矢張り暑い!

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毎度の事ながら角田の山には何かしらの花が…

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夏の角田山 山頂付近は萱など夏草で藪状態

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秋の草花も…

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ハッキリしないものの樹間から粟ヶ岳

そして八合目から佐渡も薄っすら…

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角田山も 秋を迎える準備中。

日の落ちるのも随分早くなりました。

角田山 20-11でした。

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2008年8月26日 (火)

近況 富山駅付近

この世に生を授かり、T高校を卒業するまで暮らしていた富山市。

お盆になれば、当然両親の墓参り

8月14日(金)

ETC割引使って新潟西IC出発、相方ともども一路富山へ…

親代わりだった長兄宅を訪問し、帰省中の姪っ子と5人で墓参り
大渋滞で墓所まで少し歩かねばならず、腰が痛く足も弱った
長兄には少しキツイ道程になった。

それでも墓を綺麗に拭いて盆花を添え、線香・蝋燭を供え合掌。

帰路 
義姉が 折角だから立ち寄ってほしいところがある と言う。
(長兄は3年前、高齢を理由に運転免許返上した)

その場所は、富山駅の直ぐ傍の

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       この日は、立山連峰見えず

富山市の親水文化公園 【富岩運河 環水公園

とやま都市MIRAI計画のシンボルゾーン。

毎年 何回も富山に来ているが、この辺りは暫くご無沙汰。

半世紀近く昔、(当時は駅裏と言っていた。今は大違い)
この付近はパルプ用の広大な貯木場で小学生だったジィ~ジは
鮒や雑魚を釣りにしばしば訪れていた懐かしい場所です。

現在ジィ~ジの住む新潟市の寄居浜海岸には
坂口安吾の ふるさとは語ること無し の巨大な石碑
そして 富山のお隣 加賀では
室生犀星の ふるさとは帰るところにあるまじき たとえ…

安吾犀星もともども故郷に殊更の思いがあったのでしょう。

ジィ~ジには気軽に帰れるふるさとです。

とは言うものの、その変り様 隔世の感 大。

変らぬもの 富山市内から仰ぎ見る立山連峰 雄山と劔
(残念ながらこの日は曇天 時折雨 眺望叶わず)

富山 自慢できるジィ~ジの故郷です。

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2008年8月23日 (土)

キツネノカミソリ20IN角田山

お盆を迎え、チラホラとキツネノカミソリの開花状況が聞かれます。

前日 娘と二人の孫も帰京して、いつもの生活に戻ったジィ~ジ。

暑くなる日中を避けて、相方と二人 朝のうちに角田山 浦浜へ

8月13日(水) 
旧 浦浜校跡の駐車場には車が数台。
既に 下山の方も見受けられます。

水とコーヒー用のお湯だけの空身の二人 早速  歩き出します。

朝にも拘わらず急な階段状登山道 風も殆ど無く アッと言ううまに
汗が噴出してきます。

10分程 息を切らして登り、最初の休憩用東屋を過ぎれば程なく
今年 最初の キツネノカミソリ
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足元に点々と花の株が続きます。

左側斜面は部分的にオレンジに彩られます。
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キツネノカミソリこの時は、まだつぼみで開花前の株も見られ
暫く間は楽しめそうな感じ

浜風も意外?と無く拭いても拭いても汗ダラダラ留めなく…
フウフウ言いながら漸く角田山山頂へ。
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持参のインスタントコーヒー1杯飲んで往路を戻ります。

途中で会友 地元のIリーダと擦れ違い挨拶交わします。
地元 巻高校の女子バレー部の皆さんも訓練登山?

下りもキツネノカミソリやヤブラン、キンミズヒキ…等々
ゆっくり花を見ながら戻ります。

 *今年はヤブランが少し少なめかな?

今回 キツネノカミソリの他に見られた花の一部です。

 

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家に戻るや否やシャワーを浴びるジィ~ジです。

キツネノカミソリ見るたびに季節の移ろひ感じます。

角田山 20-10

                 完

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2008年8月18日 (月)

平標山は二人だけ

仕事が忙しく、国内外を飛び回り休暇も取れない娘の旦那さんに
代わり、お盆を新潟で迎えるべく娘と二人の孫を迎えに東京へ
出かけるジィ~ジです。

どうせ東京へ行くなら序で途中何処かの山へ立ち寄ったほうが
経済的且つ効果的。

ETC通勤割引利用で都合が良いのは 平標山(1984m.)
今年はまだ1度も歩いていないし… 丁度良い!

平標山(1984m) 

日  時】 平成20年8月6日(水) 
 【天  候】 曇/薄曇/雨
 【同  行】 相方 計2名
 【行  程】 登山口7:22~鉄塔(8:18‐8:30)~8:58松手山
        9:07~一の肩9:50~平標山(10:08-10:35)
                 ~松手山(11:37-11:43)~鉄塔12:00~
        登山口12:42

        *行動時間 5時間20分 休憩・昼食 50分含む
         
 * 写真はクリックで全て拡大します。

記事)
湯沢I/C手前から雨 雨  

それでも何とか止みそうな塩梅 一応目的地目がけて…
祈りが通じたか?小止みになってくれます。

広大な駐車場に車は1台だけ
天気予報も芳しくなく、おまけに平日 静かなものです。。

雨も直ぐには降るまいと、靴履き替え直ぐに歩き出します。

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(写真 左) 松手山コース登山道
(写真 右) 広葉樹林のジグザグ階段登山道

途中の樹林帯の切れ間から
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    苗場山です。

登山道の足元には、ホタルブクロやクガイソウ、等など
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(写真 左) フシクロセンノウ
(写真 右) クガイソウ

巨大鉄塔少し手前で問題発生!!

3センチ程の偵察スズメバチ?が羽音を立てて周回
10年ほど前、相方が射され何とか外科医で針を抜いて貰った
嫌な経験有り。

二人でなるべく動かないようにしていたものの全く離れません。

挙句の果てに、ジィ~ジの後頭 かぶっていた帽子の境目辺りに
止まり チクリ チクリと突っつくでは有りませんか!!
大事な?頭 イテ イテ 痛い

相方に依れば血が出ているとの事。

相方は持っていたハッカをジィ~ジの頭から少し離れた場所で
ジィ~ジの指示でシュッと噴霧します。

それが効を奏したのか? 蜂は音を立てて飛び去ります。

蜂の一突きはしばしば耳にしますが突っつくって(@_@;)
こんなことが有るのだろうか

3,4分間なるべく刺激をしないように動かなかったものの相当
頭は混乱していたジィ~ジです。

それでも下山しようと言う相方を説き伏せ前進です。

やがて120m.の巨大鉄塔 落ち着く為のコーヒーブレーク

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少し急な道を辿れば 松手山 到着です。
樹林帯もここまで 森林限界となり此の先は一面のチシマササ

ジィ~ジの好きな眺めです。

このたおやかさなんとも言えません。

何十回見ても新たな感動を覚えます。

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(写真 左) 松手山山頂
(写真 右) 松手山から先の稜線

登山道の脇には様々な花が咲き乱れ色鮮やかに自己主張

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 一の肩の手前辺りは一面シモツケソウで濃いピンク
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花々に見とれながら、心を奪われながら進めば山頂到着。

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山頂では一瞬 晴れ間さえ!!

勿論 誰一人居ません。 完全に二人で占拠

簡単な早目のランチ?(コンビニ お握り&パン&コーヒー)
暫くするとガスが周りを覆ってきます。

仙ノ倉方面結局見ること叶わず 

早々に下山する事にするジィ~ジです。

〝誰か登ってくるか賭けようか〟なんて話ながら下山です。

平標山の家から平元新道はその先の岩魚沢林道が長いので
結局はピストンです。

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ガスが段々深くなり
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いや~とにかく 花 花 花 さすが 花の100名山です。

色とりどりの花に気をとられ、やがて松手 です。
雨は落ちてこないので我家定番 冷えたグレープフルーツと
水分補給で休憩です。

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一休みして再び往路を戻ります。

苗場スキー場の方は怪しげな天気模様
急いで下る事にするジィ~ジです。

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何とか雨に当たらず無事 下山

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靴を脱ぎ 車に乗り込むや否や急に大粒の雨 雨 雨
激しい雨 危機一髪セーフです。

   結局 終始 誰にも遭わず二人だけの 平標山

土砂降りの中の三國峠越え!!
それでもやがて少しずつ小止みになってくれます。

雨もあがり汗を流すに立ち寄るは 猿ケ京温泉 まんてん星の湯

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赤谷湖見下ろしながらの露天風呂 &男性浴室
(日除けのスゲ笠も用意されてます。) 

身体も気分もサッパリとしたところで、沼田I/Cから東京向かう
我らです。

途中たちより 平標山でした。 (完)

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2008年8月15日 (金)

予定変更で 月山

現在に至るまで、鳥海山登頂は僅か1度のジィ~ジです。

その時は公園道路湯の台、滝の小屋線を利用して滝の小屋(泊)

それも15年以上昔の話、何時か秋田県側から登ってみたい
象潟から鉾立のコースを歩いてみたいと思っていたのです。

7月末頃が花も多いだろうし…と漠然と頭に浮かべていたものの
このところ些か天候が安定しない日が続いています。

どうせ 相方と二人だけ 

特に格段の用事も無いし 〝行くだけは行こうか!〟

7月31日(木) 晴/曇

R7号村上から鶴岡、酒田を目指し車を進めます。
山形県に入り、海側を見ればどんよりと重そうな雲が一面に…
鳥海山は海岸に近く、天候の変化が激しい。

こりゃ お天気は好転しないな!!
条件の良い鳥海山を味わいたい → この天気ではガスだけ?
でも 3時間近く車を走らせたのでこのまま帰るには勿体無い。

予定変更 この近くで短絡的にたまに浮かぶは まず【月山】

鶴岡市街を右折して【羽黒山】に向かいます。

月山高原ラインを終点の八合目 弥陀ヶ原へ…
広い駐車場には観光バスや乗用車が一杯 
既に多くのハイカーや月山詣での講中の方々の声で賑やか。

9時40分 八合目弥陀ヶ原

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(写真 左) 八合目弥陀ヶ原駐車場トレスとハウス 
(写真 右) 弥陀ヶ原入口に立てられた月山案内板

月山は4度目、このコースは10数年ぶりに3度目です。

弥陀ヶ原の名の通り、一面の平らな高層湿原で暫くは木道の
遊歩道を花を愛でながら進みます。

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     一面にキンコウカが真っ盛り

 モクモク湧く夏の雲の合い間から時折覗く青い空

やがて草原に咲く花も終わりかけを迎えるキスゲに変わります。

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やがて登山道は丸い石のゴロゴロ道に変り、勾配も少しだけ…
そして左側には雪渓も現れます。

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石ゴロゴロの登山道は意外と歩き辛い

周囲の花はキスゲからハクサンイチゲに変っています。
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(写真 左) 草原のハクサンイチゲ
(写真 右) 登山道の石 たたみ石と名付けられている。

11時 九合目仏生池
小学生の娘と3人で始めて月山へ来た時に泊まったのも既に
20年を少し過ぎ、 今は昔の物語
(新潟の海岸沖合いに沈む夕陽を眺める事が出来ました)

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    仏生池の廻りもフウロや花々でいっぱ~い

仏生池小屋から先の岩場で一寸休憩とします。

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仏生池を見ながら定番グレープフルーツでビタミン補給

休憩終わって山頂へ向かいます。

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(写真 左) コース最大の急登? 行者返し
(写真 右) 山頂手前のゴーロ登山道 雪渓の方が歩き易い

12時5分山頂 
写真撮りながらゆっくりと漸く山頂
平日とは言うものの数多くのハイカーと信仰深い講中の方々が
丁度 お昼で銘々グループごと敷物しいて楽しそうに寛いでいます。

我等も岩の上にシートを広げゆっくりとお昼の時間とします。

石垣に囲まれた山頂社殿へ参拝する人が絶えません。
(ジィ~ジ今回は参拝パスです。)

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           月山神社社殿

小一時間の大休憩の後、山頂小屋の先、神仙池のほうへ足を
延ばしてみますが、廻りにガスが充満し始め、視界は不良。

勿論 鳥海山や飛島、粟島…等見える事、叶いません。

おまけにコンデジのシャッター切れません。
電池切れのようです。

仕方が無いので、往路を戻ることにします。

ガスは益々深くなり雨具を着けるまででは無いものの時折
ポツリと肌に感じます。

それでも本格的な雨にはならず、弥陀ヶ原に着く頃には少し
ガスも薄くなって周囲を眺められるように…
帰路は、遊歩道から弥陀ヶ原小屋経由で駐車場へ戻ります。

弥陀ヶ原周辺逍遙の観光客も跡が絶えません。

流石 信仰の山 そして100名山 花と雪渓の山 人気の程が
伺えます。

鳥海山は結局 ガスに包まれたままです。
また条件の良い時に挑戦することと致します。

帰路は 羽黒山街道の ゆぽか でサッパリと汗を流します。
立派な施設でお湯も豊富 おまけに銭湯並みの入浴料。380円
これ お薦め

月山花の山 今回見た花々の一部です。
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そして
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正に高山植物の宝庫の山と改めて思い知らされるジィ~ジです。

只、石ゴロゴロ登山道は岩場より歩き辛く、短い距離なので
始めから少々高を括っていた為か意外と膝にも負担が掛かり
疲労を覚えるジィ~ジです。(山を侮ってはいけません 反省)

夕食は村上のRestaurant 9時半頃 自宅に到着。

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2008年8月11日 (月)

天狗原山~金山

以前から歩いて見たいと思っていながら、何気に?その機会が無く
今日に至った頸城山塊の静かな山 金山 漸くChanceが…

金山(2245m) 

日  時】 平成20年7月27日(日) 
 【天  候】 薄曇/曇/雷雨
 【同  行】 相方 計2名
 【行  程】 登山口8:45~水場(9:35‐9:45)~1949mP
        10:50~天狗原山12:00~神の田圃12:17~
                 金山(12:30-13:05)~天狗原山13:40~
        水場14:55~登山口15:35

        *行動時間 6時間50分 休憩・昼食 50分含む
         
 * 写真はクリックで全て拡大します。

記事)
小谷温泉を横目に村営雨飾荘の先を雨飾山への道を分け、左折
乙見山峠へ向かい車を進めます。
雨飾分岐から約4キロ、数台程度駐車可能の金山登山口駐車場。

既に狭い駐車場は満車 邪魔にならぬよう路側に何とか駐車。

靴を履き替え歩き始めます。我ら二人が一番遅いスタートです。

8:45 金山登山口
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(写真 左) 登山口駐車スペース 富山、長野、新潟ナンバー他
(写真 右) 登山口標識 見落とさぬよう注意が肝要

ブナの大木が生い茂る急登の尾根にジグザグに切られた登山道
汗をかきながら高度を稼ぎます。
小さな尾根をトラバース気味に廻りこみ再び急登を登りきれば
台地上の広場に変わります。
ここが水場。丁度一休みするに適当な場所です。
折角なので水を補給しながら小休止。

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(写真 左) 直径2メートル コース最大 ブナの大木
(写真 右) 水場付近

登山道の足元には何種類かの花々も見受けられます。

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ブナダテ尾根の名の通り周りはブナの巨木が林立。

やがて尾根は細くなり登山道は小さな抉られ溝状の道が続きます。
沢状の登山道も終わりになる頃には湿地帯に変り残雪も残って…
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(写真 左) 溝のような登山道
(写真 右) 残雪残る湿地帯
この辺りにもシラネアオイやキヌガサソウの大群落が見られます。
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草むらの登山道を進むと眼前に行く手を阻むが如く1949m.Pが
現れ、先行の登山者のグループも 目撃されます。
山肌が荒れたザレ場の急登で、傍らには補助ロープが 設置。
登山口から約2時間ほど経過しています。

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(写真 左) 1949m.P 先行パーティの姿も見られます。
(写真 右) 1949m.Pへ取り付き

ここにも様々な花々が見られます。
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1949m.ピークから先は,再びササヤブのなかに深く切り込まれた
登山道に変り、ブナも何時の間にか?オオシラビソに模様替え
右側が切れ落ちている尾根を廻りこむと視界が開け…

 焼山に火打山だ~ (ガスで全貌は望めないが)
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(写真 左) 切れ落ちているシラビソの登山道
(写真 右) ガス覆う 焼山&火打山

深い沢のような登山道、ちいさなアップダウンを繰り返せば
一面にチングルマやハクサンコザクラのお花畑が広がります。

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ササヤブに切られた溝のような登山道を登りきれば天狗原山の
一角に出ます。 *天狗原山(2197m.)

ササハラとお花畑の中の登山道を金山谷の源頭部まで一旦下り
登り返せば 神の田圃 と呼ばれる池塘のある湿原で今が盛り
ハクサンコザクラの大群落 シラビソの林に囲まれ美しい。

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天狗原山から一旦下り金山山頂を目指す。

豪雪地 未だに雪渓も残っています。

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      シラビソに囲まれた神の田圃

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       雪渓から金山山頂を目指します。

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山頂手前ではT山県のパーティ 
雪が解けこれから花が咲くだろう草原に敷物敷いてお休み中。

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       これで良いのかな?T山県のパーティ

12時30分 金山山頂
休憩含んで3時間45分 結構歩き甲斐を覚えます。
狭い山頂には数人の登山者休憩中
丁度 新潟市からの数人のパーティも到着。

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          金山山頂にて

山頂直下の狭い砂地の岩に腰掛け簡単お昼とします。
周囲の山並もガスで展望叶いません。

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(写真 左) 残雪と遥か下には乙見湖
(写真 右) 天狗原山方向

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     神の田圃のハクサンコザクラ

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          天狗原山の小さな石仏

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沢山の花々に心奪われるものの上空は雲が益々広がり
先行き天候悪化の様子。
他のパーティに先駆け下山の準備。

天狗原山過ぎる頃には遠雷を耳にします。
1949m.の足場の悪い下りを慎重に下る頃にはポツンと雨が

雷の音が近づくとともに大粒の雨が当たりだします。

ザックカバーだけは付けますが、雨具は暫く我慢 それでも
雨は強くなるばかり、近くで雷の音が響きます。
只 尾根 稜線上では無いので落雷の心配は少ない?

雨具付けずに濡れ序でに下ります。ビショビショです。

濡れながら少々急ぎ3時半丁度に登山口に戻ります。

小谷温泉で一風呂浴びて帰るつもりも、下着まで濡れ車の中で
身体を拭いてサッパリしたので温泉立ち寄りは取り止め。

少しでも早く家に帰りゆっくり一杯やることに…

ETC通勤割引摘要で予定より少し早めに帰宅です。
新潟に着く頃には雨も上がっています。

ガスで展望が叶わなかったものの、素晴しいお花畑で大満足
北アルプスから戸隠連山、勿論隣の雨飾山等々眺めも良い山
改めてもう一度、更に時期を変え、再度訪れたい魅力有る山の
思いを強くしたのです。 

  

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2008年8月 8日 (金)

新潟 彼方此方 ③

既に旧聞に属しますが、所属するNPO法人の企画事業に参加。

[新潟港調査船による港周辺見学]と言うTITLEです。

7月17日(木) 晴れ

行き先は↓

  国交省北陸地方整備局、新潟港湾・空港整備事務所

まずは、事務所の事業概要説明を受け参加者が二手に分かれ
〝あさひ〟〝ちとせ〟2隻の監督測量船に乗り込み見学開始

万代橋までが新潟西港領域なので信濃川をまず遡上します。

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(写真 左) 事務所内の〈白山〉レプリカ
(写真 右) 監督測量船 ちとせ *定員20名

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新潟造船 (旧 新潟鐵工) ドッグ
 * シンガポール発注の新造船受注などで好調の様子

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新潟歴史博物館 みなとぴあ & 旧 第四銀行住吉町支店
 * 旧 第四銀行住吉町支店は
Restaurant  ぼると カーブ ドッジ
  

  見学終了後は理事長を囲んでランチと洒落た。

  P1110242 万代橋でUターン

柳都大橋潜って信濃川河口へP1110245

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 新潟唯一の国際コンベンションホール 朱鷺メッセ
  *SUMMIT 労相会議が開催された。

    P1110253
佐渡汽船乗り場と2隻のジェットフォイル

     P1110254
以前 これにも乗船した事有ります。 国の安全頼みます。

西港から沿岸の様子を見学まず新潟西海岸へ向かいます。

   P11102571

       P1110258
潮の流れか?水の色が変わります。

     P1110260
      西海岸の養浜事業と突堤

       P1110263
     入港する佐渡汽船 ジェットフォイル

西海岸から反対に新潟空港近くまで…ここも管轄地域です。
       P11102651
       海難事故の通報は 118

空港沖から事務所まで戻ります。
もう一つの目的 大型浚渫油回収船 白山見学
 4184㌧ 13.1ノット
浚渫能力 3300㎥/h×2台 泥倉容量1380㎥

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    P1110267

         P11102701

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内部は5階建て急な階段となってます。
大型油回収船は
全国で他には北九州配置の海翔丸と名古屋に青龍丸だけ
それだけに
北海道から東北まで守備範囲が広く多忙との事。

自分の経験したことの無い業務を学ぶ事は、何か新鮮な感じを
受け、少しは認知症の進行を食い止める事が出来るかな

自分なりに有意義な半日と思われたのです。

折から佐渡汽船カーフェリーが入港です。

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           白山 操舵室から

以上 新潟西港周辺の様子でした。

 追)
当事務所管轄は、西港、東港そして空港 更に直江津港。

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2008年8月 4日 (月)

北の大地20 (芦別岳)編

定例化?しつつある北の大地 北海道の山巡り、今回の最大の
目標は、昨年悪天候の為、止む無く断念した 幌尻岳 の登頂と、
更にもう一つ…
それは 2003年 
利尻岳礼文島山巡り から夕張岳 へ周り、
数々の花々を楽しむ事が出来たのですが、夕張岳山頂から一際
形良く屹立し、登高意欲を掻きたてられる山が目に飛び込んで
来たのです。
早速地図を拡げ確認したところ、直ぐに 芦別岳 と判明。

以来 「何時の日か あの山に登りたいね!!」
今回の目的の第2番目は、その時の想いを具現化する事。

芦別岳(1726.5m) 

日  時】 平成20年7月13日(日) 曇/晴
 【天  候】 晴
 【同  行】 O夫妻 相方 計4名
 【行  程】 登山口5:25~鶯谷7:25~半面山(8:08‐8:18)
        ~雲峰山8:45~芦別岳山頂(9:15-9:50)~
        半面山10:40~鶯谷11:10~登山口12:40
        *行動時間 7時間15分 休憩・昼食 60分含む
         
 * 写真はクリックで全て拡大します。

記事)
芦別岳は夕張山系の最高峰 鋭く尖って見える岩山です。
芦別岳は沢から稜線を辿るロングコース(旧道)と尾根通しの
一般コース(新道)が有るのですが、片道7時間の旧道コースは
予備知識も無く、且つ体力的にこの日の予定からも時間的に無理。
新道コースをピストンとすることに…

登山口は 宿泊場所 太陽の里 ふれあいの家から至近の距離。
この日も朝からガスが下りすっきりとしない空模様です。

5時25分 登山口

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(写真 左) 登山口駐車場と遭難慰霊碑
(写真 右) 登山口標識 登山届け投入箱

ササ原とブナや潅木の樹林帯の緩い登山道が延々と続きます。
小一時間で漸く山らしく傾斜が少し急に変わります。

ふと 見上げると大きな木の幹に貼られた標識 呻吟坂(序)

呻吟  どんだけ~??? それも 序!!!
此の先 どんな急登がどれ位続くのやら ???
気を入れて一歩一歩登れば、直ぐに呻吟坂(負けるな) 看板。

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(写真 左) 呻吟坂(序)
(写真 右) 呻吟坂(まけるな)

~ん 呻吟するほどでも無いなぁ~

呻吟坂も僅か20分足らずの登りで呻くほどキツイとも思われず
やがて見晴台 (ガスで見晴利きません)
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(写真 左) 見晴台標識看板
(写真 右) 鶯谷標識看板

スタートしてから約2時間 鶯谷 到着です。
名の通り 鶯の鳴声が聞こえます。辺りには未だガスが充満。

小休憩し、先へ進むと木々の梢の間から旧道コースの夫婦岩
雲海の上に顔をだして…
    P11101411
                 夫婦岩

漸くガスも少しずつ切れ始め天気は好転傾向?

8時8分 半面山
少し広い休み場所 ここまで来れば山頂まで目途が立ちます。
ゆっくりと休憩を取る事に、先達のパーティも休憩中。。
此の先の 雲峰山から目指す山頂方面も望めます。
      P11101431

半面山を後にし先へ進めば足元には
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(写真 左) ウサギギク
(写真 右) ハクサンチドリ
花々も見られるようになり、雲峰山からは様相も一変します。
広大なササ原とハイマツ帯が広がり、今にも深いササヤブから
今にもヒグマが飛び出してきそうな感じです。
雲峰山からは一旦少し下り、愈々最後の登りに変わります。
山頂を目指す登山者の姿も見られます。
      P11101501
           山頂を目指して
峻嶮な岩稜の山頂が遠めにも見えてズンズン近づきます。
登山道の両脇足元には高山植物がわんさか モリモリ
  P11101511 P11101531

9時15分 芦別岳山頂
山頂一帯は岩の塊、狭い山頂には数人のパーティが寛ぎ中。

我等も今回の北海道山歩き第2の目的達成です。
青空も少しずつ広がってきたような…
記念撮影をしたり四周を心ゆくまで眺め、温かいコーヒーを口に
心ゆくまで山を味わいます。
         P11101551_2
           芦別岳登頂記念撮影
    P11101611
          往路を見下ろして
そして5年まえに登り、今回の山行のきっかけとなった夕張岳も…
    P11101681
  ポントナシベツ岳と中央奥に薄っすらと夕張岳
山頂の岩場の切れ間には健気にチシマキキョウも生きてます。
           P1110157
たっぷりと思う存分眺望楽しみ、充足感満ち足りて下山とします。
下山は花々を観賞しながら往路を戻ります。
日曜日の為か?山頂を目指す登山者と何組も擦れ違います。
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             花々の一部
未練がましく山頂振返り…
         P11101811
         山頂ドンドン遠ざかり

途中から前日登った富良野西岳も目に入ります。
      P11101851
              中央奥に前日登った富良野西岳

鶯谷付近に近づく頃 再びガスが立ちこめはじめ、山頂付近は一面
重いガスに覆われています。多分雨に遭っていることでしょう。
少し早足で登山口に戻る我らです。

12時40分 登山口
靴を履き替え、車に乗り込むや否や大粒の雨が車に当たります。

山部自然公園 太陽の里 ふれあいの家の宿泊棟の下屋を借り
身体を拭いて着替えを済ませます。

   ******    ******    ******  ******

北の大地 北海道の山旅 今回の目的の2座 無事達成です。
後は観光を兼ねて、適当にあちこち立ち寄り戻るだけ。

この日の宿泊先は夕張ユースホステル。
5年前にもお世話になりました。
風呂で汗を流し、夕食はオーナー実家の自家製野菜のヘルシー
料理、デザートは当然 実家の夕張メロン。。
WINEをオーダー目的完遂を祝い皆で乾杯。
ツーリングや観光旅行の若者でこの日は満室 和気藹々と懇親
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           この日の夕食MENU
追)
7月14日 (月)
     予定特にナシ
夕張ユースホステルの焼きたての旨いパンの朝食を済ませ、
ゆっくりと夕張を後に札幌に向かいます。

適宜 途中牧場見学したり、立ち寄り時間調整
札幌に入り車で市内をグルグル 時計台を見たり
そして北海道大学のキャンパス散策したり…
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    北大キャンパス クラークさんの胸像

お昼は 札幌駅併設札幌ラーメン村で札幌ラーメンに舌鼓

札幌から早めに最後の宿 小樽のホテルに向かいます。
小樽の夜は事前予約の 小樽 魚真(ウオマサ)
豪華に?最後の打上げ式です。
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     ジィ~ジ ビールの後は芋焼酎のお湯割りです

この店は事前に予約しないと何時も満員でまず入れません。

旨い肴を思う存分食べて、身も心も満たされ、北の大地 北海道
最後の夜を過ごします…
帰りは小樽運河まで足を伸ばしてそぞろ歩きしながら…

7月15日(火)
朝食は、これまた事前予約の小樽の祝津 青島食堂。
例年の定番コースです。
朝食前に昔栄えた鰊御殿を外から見学。
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(写真 左) 鰊御殿
(写真 右) ホッケ焼き定食(相方)ジィ~ジは焼きイカ定食

朝から腹満杯、腹ごなしに近くの魚市場でお土産をあさったり
24時間Superでお昼と夕食とビールを買ったり…
あっという間に乗船時間も近づいてきます。
10時30分 小樽港出航
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(写真 左) カーフェリー乗船開始
(写真 右) カーフェリー小樽港離岸

船が出港するや、餌を求めて飛来するカモメの群れたち。
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小樽港でたまたま個人ツアー参加の会友のご夫人2名にバッタリ
我らの部屋にお招きして再び飲みながら食べながら延々と
山談義が続きます。
長い船旅も苦痛にならない我らです。
何時の間にか夕方も過ぎて7時半小樽へ向かう僚船と擦れ違い。

  P1110230 P1110231
(写真 左) 擦れ違う僚船
(写真 右) 船室廊下

アルコールで頭も段々朦朧とし北海道の山々を思い出しながら
ベッドに入るジィ~ジです Zzzzzzz~

北の大地 20 (完)






  


  

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2008年8月 1日 (金)

北の大地20 (富良野西岳)編

北の大地 北海道上陸4日目のバテバテ隊の報告です。

北の大地20 (樽前山・風不死岳)編は→コチラ
北の大地20 (幌尻岳)編は       →コチラ

そして本来で有れば、この日はトムラウシ温泉からのトムラウシ岳
日帰り行程の計画だったのです。(CT13時間)

ところが…

  • 天気予報が芳しくない。
  • 第一目標の 幌尻岳登頂 終えて気持ちが萎えた
  • 前夜 登頂を祝って飲み過ぎた。

…でもってあっけなく予定は大幅に変更。
(気心知れた4人のいい所?簡単に予定変更が可能です。)

雨の心配は無さそうなものの、雲が全天を覆っています。

行き先を 富良野西岳(1331.1m.)変更です。
前日 富良野観光協会へ立ち寄り事前リサーチしたのです。

7月12日(土) 曇
富良野西岳 地図も無ければ予備知識も有りません。
観光協会から貰った富良野パノラマセットのPamphlet1枚のみ

四線川登山道コースを選択する予定で、丁度通りかかった富良野
ロープウェィの職員さんに状況確認したところ、
「数ヶ所渡渉箇所が有って、雨で水量が増えているかも知れない」
「何日か前にが出たようだ。」

予備知識も無く、地図も無く、渡渉の準備も無い我らロープウェイに
沿って作業道から登る事に決定です。

作業道は建設重機が登る道、当然ダラダラの砂利混じりの道。
歩き始めて作業道の両脇には吃驚する位の見たことの無い花で
一面占拠されて居るのです。

コウリンタンポポ です。
       P11100871

  P1110090_2 P11100911
周り一面コウリンタンポポで埋め尽くされています。

*コウリンタンポポ=外来種北海道以外ではあまり育たないとか
そんななかたった一株の
       P11100841
                     ヤナギラン
作業道を汗を流しながら約1時間ロープウェー山頂駅に出ます。

我々の他に誰も居ない静かな山頂駅です。
木株に腰下ろし、ゆっくりとコーヒーブレーク 慌てる要も無し。

山頂駅からは標柱に依って、少し急登の登山道に変ります。
登り詰めれば、左右に分かれた尾根に出ます。
右へ行けば1キロ先に観天望気の峰へ出ますが我らは左へ


なだらかな尾根歩きが続きますが、残念ながら眺望は叶わず。
       P11100951
条件良ければ表大雪から十勝連山そして富良野盆地の展望台
霞んで見える富良野盆地だけ 十勝連山山麓までドップリとガス

山頂駅から約1時間40分 結構長い稜線歩き、左へカーブして
その先詰めれば一際大きく目立つ岩塊の富良野西岳山頂
      P11101081_2


山頂の突端から先はストンと切れ落ちています。
ガスが覆い寒さも感じますが、コンビニ調達のパンとコーヒーで
インスタントランチとします。勿論誰も居ません。

山頂からは晴れれば素晴しい眺望 表大雪から十勝の山並が
見渡せるらしいものの 日ごろの精進悪いのか ガス ガス
寒さも覚え、お昼を終えて下山とします。
      P11101111
ジィ~ジは一足先に下り、山頂したから証拠写真を1枚。。。

山頂直下は御花畑 キスゲやチシマフウロが風に揺れています。
    P11101051

下山はロープウェー山頂駅まで往路をそのまま辿れば良い。
登山道の脇は数多くの花々の競演 中でも一番目立ったのは
数も多い今が盛りの リュウキンカ 
以下は登山道脇でみかけた花々の一部です。

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  P11101231 P11101181
  P1110115 P1110112
  P1110106 P11101041
  P1110103 P1110093
             P11101021
                   P11101141_2
そしてこんな花も…
          P11100971

花のほかにもの凄く一杯有ったのは ギョウジャニンニク
(指をくわえてみているだけ)

山頂駅に向かい尾根道をズンズン下ります。富良野盆地が眼下
        P11101211
山頂駅からは往路の反対側のスキー場をガンガンと新富良野
プリンスホテルまで下ります。
荒れた地肌の登山道こんな道を下れば嫌でも膝に負担が掛かり、
膝が痛くなってきたジィ~ジです。(こりゃ~ヤバイ)

結果的に 富良野西岳 登山者全く無しの1日でした。
   P11101281 P1110129
(写真 左) ロープウェー山頂駅
(写真 右) ロープウェー山麓駅

帰りは お決まり 富良野Aコープ立ち寄り 夕餉の食材調達
(ビールにWINEも…)

この日も 山部自然公園太陽の里 ふれあいの家で連泊です。

富良野Aコープの魚屋さんの寿司は安くて旨い
(流石 北海道の感有り)
WINEで乾杯 ビールでまたまた盛り上がる夜となります。

  富良野西岳編 お仕舞い。


     
 
 



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